JP2003189623A - 高電圧整流器 - Google Patents

高電圧整流器

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JP2003189623A JP2001388614A JP2001388614A JP2003189623A JP 2003189623 A JP2003189623 A JP 2003189623A JP 2001388614 A JP2001388614 A JP 2001388614A JP 2001388614 A JP2001388614 A JP 2001388614A JP 2003189623 A JP2003189623 A JP 2003189623A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デッドスペースを無くして、スペースを有効
に利用することにより、電気絶縁を確保しながら高電圧
整流器をより小型化すること。 【解決手段】 外側側壁41A−41Dを具備する筐体
40と、複数のダイオードが直列接続されているダイオ
ード回路11をブリッジ接続してなるブリッジ回路10
と、ダイオード回路11を蛇行させて搭載してなるダイ
オード回路搭載基板20A−20Dとを有し、外側側壁
41A−41Dの対応するものと向き合って、複数のダ
イオード回路搭載基板20A−20Dがロの字状に配設
されると共に、筐体40に固定され、隣り合うダイオー
ド回路搭載基板20A−20Dに搭載されたダイオード
回路11が接続されている高電圧整流器100。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、高電圧整流器に
係り、特に多数のダイオードをブリッジ接続してなる高
電圧整流器の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】 図17は、従来の高電圧整流器200
の構成を示す斜視図である。従来の高電圧整流器200
は、ブリッジ回路210と電圧分割回路220と筐体2
30とを有する。なお、ブリッジ回路210と電圧分割
回路220とが筐体230の中に設けられている。ブリ
ッジ回路210は、複数のダイオードが直列接続されて
いる4つのダイオード回路240をリング状に接続する
ことによって構成されている。ダイオード回路240と
して用いられている半導体装置が、昭58−33719
号実用新案公報に開示されている。図18は、ダイオー
ド回路240の構成を示す斜視図である。ダイオード回
路240は、直列接続されている複数のダイオード24
1が搭載されている基板243を複数個積み重ね、上記
直列接続されている複数のダイオード241をさらに直
列接続することによって構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 従来の高電圧整流器
200では、ダイオード回路240を筐体230の中に
設けた場合、ダイオード回路240が円柱形状であり、
十分な絶縁距離を確保しなければならないので、図17
に示すように、筐体230の中にデッドスペース250
が発生する。したがって、ブリッジ回路210と電圧分
割回路220とを有する従来の高電圧整流器200で
は、高電圧整流器200の中に存在するデッドスペース
250によって、高電圧整流器200の体積が大きくな
るという問題がある。なお、上記問題は、電圧分割回路
220の代わりに、電圧分割回路220以外の回路を設
ける場合にも発生する問題である。
【0004】 本発明は、ブリッジ回路と、電圧分割回
路又は電圧分割回路以外の出力側高電圧部品とを有する
高電圧整流器において、この高電圧整流器内に存在する
デッドスペースを無くして、スペースを有効に利用する
ことにより、従来の高電圧整流器よりも体積を小さくす
ることができる高電圧整流器を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】 この発明の請求項1は
前記課題を解決するため、外側側壁を具備する筐体と、
複数のダイオードが直列接続されているダイオード回路
をブリッジ接続してなるブリッジ回路と、上記ダイオー
ド回路を蛇行させて搭載してなるダイオード回路搭載基
板とを有し、上記外側側壁の対応するものと向き合っ
て、複数の上記ダイオード回路搭載基板がロの字状に配
設されると共に、前記筐体に固定され、隣り合う上記ダ
イオード回路搭載基板に搭載された上記ダイオード回路
が接続されている高電圧整流器を提案するものである。
【0006】 この発明の請求項2は前記課題を解決す
るため、請求項1において、上記筐体の底壁面であっ
て、上記筐体の外側の面に設けられている突起と、上記
筐体の底壁に設けられ、上記ダイオード回路搭載基板が
設けられている空間に通じている貫通孔とを有する高電
圧整流器を提案するものである。
【0007】 この発明の請求項3は前記課題を解決す
るため、内側側壁を具備するケ−スと、複数のダイオー
ドが直列接続されているダイオード回路をブリッジ接続
してなるブリッジ回路と、上記ダイオード回路を蛇行さ
せて搭載してなるダイオード回路搭載基板とを有し、上
記ケ−スの内側側壁の対応するものと向き合って、複数
の上記ダイオード回路搭載基板がロの字状に配設される
と共に、前記ケ−スに固定され、隣り合う上記ダイオー
ド回路搭載基板に搭載された上記ダイオード回路が接続
されている高電圧整流器を提案するものである。
【0008】 この発明の請求項4は前記課題を解決す
るため、請求項1ないし請求項3のいずれかにおいて、
上記ダイオード回路搭載基板は、相対する辺から他方の
辺へ向かって交互に延びる切り込み部を備え、上記ダイ
オード回路は上記切り込み部に沿って蛇行する高電圧整
流器を提案するものである。
【0009】 この発明の請求項5は前記課題を解決す
るため、請求項1ないし請求項3のいずれかにおいて、
上記ダイオード回路搭載基板は、接続導体を備えた結合
部材により間隙を介して結合された複数の小面積ダイオ
ード回路搭載基板からなり、上記ダイオード回路は上記
間隙及び結合部材に沿って蛇行する高電圧整流器を提案
するものである。
【0010】 この発明の請求項6は前記課題を解決す
るため、請求項1ないし請求項3のいずれかにおいて、
上記ロ字状を構成する第1の辺の上記ダイオード回路搭
載基板のほぼ中央に設けられ、上記ブリッジ回路の第1
の入力端子と接続される上記高電圧整流器用第1入力端
子と、上記ロ字状の一辺を構成し、上記第1の辺の隣に
位置する第2の辺の上記ダイオード回路搭載基板のほぼ
中央に設けられ、上記ブリッジ回路の第1の出力端子と
接続される上記高電圧整流器用第1出力端子と、上記ロ
字状の一辺を構成し、上記第2の辺の隣に位置し、上記
第1の辺と対向する第3の辺の上記ダイオード回路搭載
基板のほぼ中央に設けられ、上記ブリッジ回路の第2の
入力端子と接続される上記高電圧整流器用第2入力端子
と、上記ロ字状の一辺を構成し、上記第3の辺の隣に位
置し、上記第2の辺と対向する第4の辺のほぼ中央に設
けられ、上記ブリッジ回路の第2の出力端子と接続され
る上記高電圧整流器用第2出力端子とを有する高電圧整
流器を提案するものである。
【0011】 この発明の請求項7は前記課題を解決す
るため、請求項4又は請求項5において、上記ダイオー
ド回路搭載基板の上記切り込み、又は上記複数の小面積
ダイオード回路搭載基板の隣り合うもの同士の間の間隙
に隔壁が挿入されている高電圧整流器を提案するもので
ある。
【0012】 この発明の請求項8は前記課題を解決す
るため、請求項6において、上記第1と第2の入力端
子、及び上記第1と第2の出力端子には、それぞれ上記
外側側壁に設けられた孔を通して第1と第2の外部入力
端子及び第1と第2の外部出力端子となるネジ状端子が
螺合される高電圧整流器を提案するものである。
【0013】 この発明の請求項9は前記課題を解決す
るため、請求項7において、上記隔壁が上記ダイオード
回路搭載基板の上記切り込み、又は上記複数の小面積ダ
イオード回路搭載基板の隣り合うもの同士の間の間隙に
挿入されるときに上記隔壁をガイドする隔壁ガイドが、
上記外側側壁と上記内側側壁の双方又は一方に設けられ
ている高電圧整流器を提案するものである。
【0014】 この発明の請求項10は前記課題を解決
するため、内側側壁を具備するケ−スと、複数のダイオ
ードが直列接続されているダイオード回路をブリッジ接
続してなるブリッジ回路と、上記ダイオード回路を搭載
してなるダイオード回路搭載基板と、上記ケ−ス内に設
けられ、そのケースの底面から延びる複数の柱状突起に
載置されるコンデンサのような電子部品とを有し、上記
内側側壁の対応するものと向き合って、複数の上記ダイ
オード回路搭載基板がロの字状に配設されると共に、前
記ケ−スに固定され、隣り合う上記ダイオード回路搭載
基板に搭載された上記ダイオード回路が接続されている
高電圧整流器を提案するものである。
【0015】 この発明の請求項11は前記課題を解決
するため、内側側壁を具備するケ−スと、複数のダイオ
ードが直列接続されているダイオード回路をブリッジ接
続してなるブリッジ回路と、上記ダイオード回路を搭載
してなるダイオード回路搭載基板と、上記ケ−ス内に設
けられた複数の直列接続された高電圧抵抗と、上記高電
圧抵抗を蛇行させて搭載するよう交互に切り込みの入っ
た抵抗蛇行搭載基板とを有し、上記内側側壁の対応する
ものと向き合って、複数の上記ダイオード回路搭載基板
がロの字状に配設されると共に、前記ケ−スに固定さ
れ、隣り合う上記ダイオード回路搭載基板に搭載された
上記ダイオード回路が接続されている高電圧整流器を提
案するものである。
【0016】 この発明の請求項12は前記課題を解決
するため、内側側壁を具備するケ−スと、複数のダイオ
ードが直列接続されているダイオード回路をブリッジ接
続してなるブリッジ回路と、上記ダイオード回路を搭載
してなるダイオード回路搭載基板と、上記ケ−スを表側
と裏側に分割する底板と、上記ケ−ス内の表側に配置さ
れたコンデンサのような第1の電子部品と、上記ケ−ス
内の裏側に配置された高電圧抵抗のような第2の電子部
品と、上記ケ−ス内の上記底板を通して上記第1と第2
の電子部品を接続する導体と、上記他の電子部品を蛇行
させて搭載するよう交互に切り込みの入った部品蛇行搭
載基板とを有し、上記内側側壁の対応するものと向き合
って、複数の上記ダイオード回路搭載基板がロの字状に
配設されると共に、前記ケ−スに固定され、隣り合う上
記ダイオード回路搭載基板に搭載された上記ダイオード
回路が接続されている高電圧整流器を提案するものであ
る。
【0017】 この発明の請求項13は前記課題を解決
するため、請求項11又は請求項12において、上記切
り込みに隔壁が挿入されている高電圧整流器を提案する
ものである。
【0018】 この発明の請求項14は前記課題を解決
するため、請求項11ないし請求項13のいずれかにお
いて、上記他の電子部品は板状の抵抗であり、該板状の
抵抗は前記部品蛇行搭載基板に対して立てて配置される
高電圧整流器を提案するものである。
【0019】 この発明の請求項15は前記課題を解決
するため、請求項10ないし請求項14のいずれかにお
いて、上記ケース内の上記電子部品を樹脂モールドして
なる高電圧整流器提案するものである。
【0020】 この発明の請求項16は前記課題を解決
するため、請求項8に記載の高電圧整流器を2個以上積
み重ね、上記第1の外部入力端子同士を第1の導電体で
接続すると共に、上記第2の外部入力端子同士を第2の
導電体で接続して入力側を並列接続するか、又は上記第
1と第2の外部入力端子を第3、第4の導電体でそれぞ
れ接続することより入力側を直列接続する高電圧整流器
提案するものである。
【0021】 この発明の請求項17は前記課題を解決
するため、請求項8に記載の高電圧整流器を2個以上積
み重ね、上記第1の外部出力端子同士を第5の導電体で
接続すると共に、上記第2の外部出力端子同士を第6の
導電体で接続して出力側を並列接続するか、又は上記第
1と第2の外部入力端子を第7、第8の導電体でそれぞ
れ接続することにより出力側を直列接続する高電圧整流
器提案するものである。
【0022】
【発明の実施の形態および実施例】 図1は、本発明の
第1の実施例である高電圧整流器100の構成を示す斜
視図である。高電圧整流器100は、ブリッジ回路10
と、長さと幅とが互いに同じであるダイオード回路搭載
基板20A、20B、20C、20Dと、電圧分割回路
30と、筐体40とを有する。
【0023】 図2は、高電圧整流器100の回路構成
を示す図である。ブリッジ回路10は、複数のダイオー
ド12が直列接続されているダイオード回路11が8
つ、ブリッジ回路を形成するように接続されている。な
お、高電圧整流器100では、12個のダイオード12
が直列接続され、ダイオード回路11を構成している。
各ダイオード回路搭載基板20A、20B、20C、2
0Dには、端子を挟んで接続された2つのダイオード回
路11が設けられている。ダイオード回路搭載基板20
Aに設けられている2つのダイオード回路11は、入力
端子Ti1を介して直列に接続され、ダイオード回路搭
載基板20Cに設けられている2つのダイオード回路1
1は、入力端子Ti2を介して直列に接続されている。
また、ダイオード回路搭載基板20Bに設けられている
2つのダイオード回路11は、出力端子To1を介して
カソード側が向き合うように接続され、ダイオード回路
搭載基板20Dに設けられている2つのダイオード回路
11は、出力端子To2を介してアノード側が向き合う
ように接続されている。
【0024】 また、ダイオード回路11では、複数の
ダイオード12のそれぞれに、コンデンサ13が並列接
続されているが、コンデンサ13を削除してもよい。電
圧分割回路30は、複数の抵抗33が直列接続されてい
る抵抗直列回路31と、コンデンサ35とによって構成
されている。なお、電圧分割回路30は、直流出力電圧
を分割して小さくされた出力電圧検出電圧を得る回路で
ある。図3は、ブリッジ回路10と、ダイオード回路搭
載基板20A、20B、20C、20Dとの構成を示す
斜視図である。ダイオード回路搭載基板20Aが、ブリ
ッジ回路10を構成するダイオード回路11を蛇行させ
て搭載している。また、ダイオード回路11の蛇行に応
じて、ダイオード回路搭載基板20Aは蛇行するよう予
め形成されている。つまり、ダイオード回路搭載基板2
0Aは、基板の対向する両側から交互に切り込んで切り
込み部21、22を形成することにより、蛇行するダイ
オード回路11において隣り合って配置されているダイ
オード12間の沿面距離を、切り込み部21又は切り込
み部22が大幅に長くするので、ダイオード回路搭載基
板20Aを小型化しても必要なダイオード回路搭載基板
20A面での電気絶縁を確保することができる。
【0025】 なお、ダイオード回路搭載基板20B、
20C、20Dも、ダイオード回路搭載基板20Aと同
様に構成されている。また、導線23Aが、ダイオード
回路搭載基板20Dが搭載しているダイオード回路11
の一方と、ダイオード回路搭載基板20Aが搭載してい
るダイオード回路11の一方とを接続し、導線23B
が、ダイオード回路搭載基板20Aが搭載しているダイ
オード回路11の他方と、ダイオード回路搭載基板20
Bが搭載しているダイオード回路11の一方とを接続
し、導線23Cが、ダイオード回路搭載基板20Bが搭
載しているダイオード回路11の他方と、ダイオード回
路搭載基板20Cが搭載しているダイオード回路11の
一方とを接続し、線23Dが、ダイオード回路搭載基板
20Cが搭載しているダイオード回路11の他方と、ダ
イオード回路搭載基板20Dが搭載しているダイオード
回路11の他方とを接続している。
【0026】 ダイオード回路搭載基板20Aには、ブ
リッジ回路10の第1の入力端子と接続されている高電
圧整流器用第1入力端子Ti1が設けられ、ダイオード
回路搭載基板20Bには、ブリッジ回路10の第1の出
力端子と接続されている高電圧整流器用第1出力端子T
o1が設けられ、ダイオード回路搭載基板20Cには、
ブリッジ回路10の第2の入力端子と接続されている高
電圧整流器用第2入力端子Ti2が設けられ、ダイオー
ド回路搭載基板20Dには、ブリッジ回路10の第2の
出力端子と接続されている高電圧整流器用第2出力端子
To2が設けられている。なお、ダイオード12とコン
デンサ13とが設けられている面の裏側に位置する面の
配線パターンを、図3に示すダイオード回路搭載基板2
0A、20Dでは省略してある。
【0027】 図4は、抵抗直列回路31の構成を示す
斜視図である。抵抗直列回路31は、抵抗蛇行搭載基板
32と抵抗33とを有し、これらは後述するように4枚
のダイオード回路搭載基板20A−20Dに囲まれたケ
ース内に配設される。抵抗蛇行搭載基板32には、直列
接続された複数の抵抗33が蛇行して搭載されている。
これら複数の抵抗33を蛇行して配置できるように、相
対する両側から切り込み部34を形成することにより、
抵抗蛇行搭載基板32を蛇行させている。抵抗33は板
状の抵抗であり、抵抗蛇行搭載基板32に立てて配置さ
れているので、その配置に要する面積は小さくてすむ。
抵抗蛇行搭載基板32には、端子Ta、Tb、Tcが設
けられている。図5は、抵抗33の構成を示す斜視図で
ある。抵抗33は、セラミックプレート33aと、抵抗
体33bと、リード線33c、33dと、外装部33e
とによって構成されている。ここで、板状のセラミック
プレート33aの面に、蛇行している抵抗体33bが形
成されており、抵抗体33bの端部にはリード線33
c、33dが設けられ、さらに、セラミックプレート3
3aが、外装部33eで覆われている。
【0028】 図6、図7は、図1におけるVI矢視図
であり、高電圧整流器100の一実施例を示す平面図で
ある。図8は、図6におけるVIII−VIII’断面
を示す図であり、高電圧整流器100の一実施例を示す
断面図である。高電圧整流器100筐体40は、4つの
外側側壁41A、41B、41C、41Dを具備する。
ダイオード回路搭載基板20Aが、外側側壁41Aと向
き合わされて筐体40内に設けられ、ダイオード回路搭
載基板20Bが、外側側壁41Bと向き合わされて筐体
40内に設けられ、ダイオード回路搭載基板20Cが、
外側側壁41Cと向き合わされて筐体40内に設けら
れ、ダイオード回路搭載基板20Dが、外側側壁41D
と向き合わされて筐体40内に設けられている。すなわ
ち、4枚のダイオード回路搭載基板20A、20B、2
0C、20Dの1枚ずつが、4つの外側側壁41A、4
1B、41C、41Dのそれぞれと向き合い、4枚のダ
イオード回路搭載基板20A、20B、20C、20D
が、筐体40内にロ字状に設けられている。
【0029】 上記ロ字状の一辺を構成する第1の辺6
1のほぼ中央に、高電圧整流器100用第1入力端子T
i1が設けられている。また、筐体40の外側側壁41
Aに貫通孔Hi1が設けられている。そして、貫通孔H
i1を介して、筐体40の外部から、ダイオード蛇行搭
載基板20Aに設けられている入力端子Ti1にネジ状
の外部端子(後述のボルトBT1)を螺合させることに
より接続できるようになっている。また、上記ロ字状の
一辺を構成し、第1の辺61の隣に位置する第2の辺6
2のほぼ中央に、高電圧整流器100用第1出力端子T
o1が設けられている。さらに、筐体40の外側側壁4
1Bに貫通孔Ho1が設けられている。そして、貫通孔
Ho1を介して、筐体40の外部から、ダイオード蛇行
搭載基板20Bに設けられている出力端子To1にネジ
状の外部端子(後述のボルトBT1)を螺合させること
により接続できるようになっている。
【0030】 また、上記ロ字状の一辺を構成し、第2
の辺62の隣に位置し、第1の辺61とは対向する第3
の辺63のほぼ中央に、高電圧整流器100用第2入力
端子Ti2が設けられている。さらに、筐体40の外側
側壁41Cに貫通孔Hi2が設けられている。そして、
貫通孔Hi2を介して、筐体40の外部から、ダイオー
ド蛇行搭載基板20Cに設けられている入力端子Ti2
にネジ状の外部端子(後述のボルトBT1)を螺合させ
ることにより接続できるようになっている。また、上記
ロ字状の一辺を構成し、第3の辺63の隣に位置し、第
2の辺62とは対向する第4の辺64のほぼ中央に、高
電圧整流器100用第2出力端子To2が設けられてい
る。さらに、筐体40の外側側壁41Dに貫通孔Ho2
が設けられている。そして、貫通孔Ho2を介して、筐
体40の外部から、ダイオード蛇行搭載基板20Dに設
けられている出力端子To2にネジ状の外部端子(後述
のボルトBT1)を螺合させることにより接続できるよ
うになっている。なお、筐体40は、エポキシ樹脂、ポ
リカーボネイトなどの電気絶縁材料で構成されている。
【0031】 ダイオード回路搭載基板20Aは、筐体
40と内側隔壁42A、42B、42C、42Dからな
るケースとの間の結合板に設けられているガイドG1に
よってガイドされて筐体40内に挿入され、外部端子と
なるボルトBT1を入力端子Ti1に螺合させることに
よって筐体40に固定されている。また、ダイオード回
路搭載基板20Aと同様に、ダイオード回路搭載基板2
0B、20C、20Dのそれぞれが、ガイドG1によっ
てガイドされて、筐体40内に挿入され、それぞれのボ
ルトBT1を入力端子Ti2、出力端子To1、To2
に螺合させることによって筐体40固定されている。こ
れらボルトBT1は、入力端子Ti1、Ti2、出力端
子To1、To2の外部端子としても働く。ダイオード
回路搭載基板20Aは、筐体40の外側側壁41Aに対
してほぼ平行に設けられ、ダイオード回路搭載基板20
Bは、筐体40の外側側壁41Bに対してほぼ平行に設
けられ、ダイオード回路搭載基板20Cは、筐体40の
外側側壁41Cに対してほぼ平行に設けられ、ダイオー
ド回路搭載基板20Dは、筐体40の外側側壁41Dに
対してほぼ平行に設けられている。
【0032】 ダイオード回路搭載基板20Bに設けら
れているコンデンサ13の先端部13aと、ダイオード
回路搭載基板20Aの端面20Abと、ダイオード回路
搭載基板20Cの端面20Caとが、ぼぼ同一平面上に
位置している。また、ダイオード回路搭載基板20Dに
設けられているコンデンサ13の先端部13aと、ダイ
オード回路搭載基板20Aの端面20Aaと、ダイオー
ド回路搭載基板20Cの端面20Cbとがぼぼ同一平面
上に位置している。4枚のダイオード回路搭載基板20
A、20B、20C、20Dで囲まれている部位に、電
圧分割回路30が設けられている。
【0033】 4枚のダイオード回路搭載基板20A、
20B、20C、20Dの内側に、前にも触れたように
内側隔壁42A、42B、42C、42Dを備えるケー
スが設けられている。このケースは、内側隔壁42A、
42B、42C、42Dの他に、図示していないが、内
側隔壁42A、42B、42C、42Dの中程に、ケー
スを表側と裏側に分割する底板が設けられている。ケー
スの表側部分には、電圧分割回路30の抵抗直列回路3
1を構成する抵抗蛇行搭載基板32と抵抗33とが配置
される。ケースの裏側部分には、図10に示すような電
圧分割回路30のコンデンサ35などが配置される。こ
れら抵抗直列回路31とコンデンサ35は前記不図示の
底板を通して延びる不図示の導体を通して接続される。
【0034】 また、ダイオード回路搭載基板20A、
20B、20C、20Dが蛇行していることによって形
成された切り込み部21、22に、隔壁50、51が挿
入されている。隔壁50が挿入されるときに隔壁50を
ガイドする隔壁ガイド45が、外側側壁41A、41
B、41C、41Dと、内側側壁42A、42B、42
C、42Dとに設けられている。なお、隔壁50、51
は、筐体40と同様に、エポキシ樹脂、ポリカーボネイ
トなどの電気絶縁材料で構成されており、蛇行するダイ
オード回路11の隣り合うダイオード12間の電気絶縁
性を更に高めている。抵抗蛇行搭載基板32が蛇行して
いることによって形成されている切り込み部34には、
隔壁48が挿入されている。なお、隔壁48は、筐体4
0に設けられている。また、隔壁48は、筐体40と同
様に、エポキシ樹脂、ポリカーボネイトなどの電気絶縁
材料で構成されており、隣り合う抵抗33間の電気絶縁
距離を大きくして、電気絶縁性を高めている。
【0035】 図9は、図6におけるIX−IX’断面
を示す図であり、高電圧整流器100の構成を示す断面
図である。図10は、図1におけるX矢視図であり、高
電圧整流器100の構成を示す底面図である。図11
は、図10におけるXI−XI’断面図であり、高電圧
整流器100の構成を示す断面図である。図12は、図
10におけるXII−XII’断面図であり、高電圧整
流器100の構成を示す断面図である。筐体40の底壁
43の面であって、筐体40の外側の面に突起46が設
けられている。なお、内側隔壁42A、42B、42
C、42Dの一端側は、筐体40の一端側と底壁43で
続いており、その底壁43にはこの高電圧整流器100
が油タンクに収納されたときに絶縁油が、容易に筐体4
0と前記ケースとの間を移動して、各ダイオード回路搭
載基板の電子部品の冷却を効果的に行えるよう任意形状
の貫通孔47が形成されている。
【0036】 コンデンサ35は、前述したように前記
ケースの表側と裏側に分ける底板から起立する複数のピ
ン状の突起52に載置され、かつ前記底板から起立する
ピン状の突起53によって位置決めされて位置を固定さ
れた後、エポキシ樹脂などの電気絶縁樹脂などでモール
ドされている。このようにピン状の突起52でコンデン
サ35を支承しているので、モールド樹脂を選定すれば
沿面距離が十分に長くなり、電気絶縁性が確保される。
なお、上記のように載置され、位置決めされ、固定され
たときに、コンデンサ35のリード線36がリード線保
持部54の切り欠き部54aに挿入される。また、切り
欠き部54aの切り欠き幅は、リード線35の外径より
もやや小さくなっており、リード線35を保持すること
ができる。
【0037】 次に、高電圧整流器100を組み立てる
動作について説明する。前記ケースの底板に設けられて
いるピン状の突起52と突起53とを用いて、コンデン
サ35を載置すると共に位置決めする。リード線36を
切り欠き部54aに挟み込み、さらに、リード線36を
ハンダ等で端子Ta、Tb、Tcに接続する。この後、
コンデンサ35をモールドして、モールド部49を形成
する。続いて、ダイオード回路搭載基板20Aをガイド
G1でガイドして筐体40内に挿入し、外部端子となる
ボルトBT1で筐体40に固定する。また、ダイオード
回路搭載基板20Aと同様に、ダイオード回路搭載基板
20B、20C、20Dを、ガイドG1でガイドして筐
体40内に挿入し、外部端子となるボルトBT1で筐体
40に固定する。
【0038】 ダイオード回路搭載基板20Aとダイオ
ード回路搭載基板20Bとを導線23Bで接続し、ダイ
オード回路搭載基板20Bとダイオード回路搭載基板2
0Cとを導線23Cで接続し、ダイオード回路搭載基板
20Cとダイオード回路搭載基板20Dとを導線23D
で接続し、ダイオード回路搭載基板20Dとダイオード
回路搭載基板20Aとを導線23Aで接続する。続い
て、ガイド45でガイドして、ダイオード回路搭載基板
20Aに設けられている切り込み部21に隔壁50を挿
入する。また、ダイオード回路搭載基板20B、20
C、20Dに設けられている切り込み部21に、ダイオ
ード回路搭載基板20Aの場合と同様に、隔壁50を挿
入する。続いて、抵抗33が蛇行して搭載されている抵
抗蛇行搭載基板32を、ボルトBT2で筐体40に固定
する。
【0039】 高電圧整流器100によれば、4枚のダ
イオード回路搭載基板20A、20B、20C、20D
の1枚づつが、4つの外側側壁41A、41B、41
C、41Dのそれぞれと向き合い、4枚のダイオード回
路搭載基板20A、20B、20C、20Dが筐体40
内でロ字状に設けられ、さらに、4枚のダイオード回路
搭載基板20A、20B、20C、20Dで囲まれてい
る部位に、ケースを設け、そのケース内に電圧分圧回路
30を収納させているので、高電圧整流器内に存在する
デッドスペースを無くして、スペースを有効に利用で
き、必要な電気絶縁を確保しながら、従来の高電圧整流
器よりも体積を小さくすることができる。
【0040】 高電圧整流器100によれば、入力端子
Ti1、入力端子Ti2、出力端子To1、出力端子T
o2が設けられている位置が互いに離れているので、入
力端子Ti1、入力端子Ti2、出力端子To1、出力
端子To2の間の距離が確保でき、放電が発生しにくく
なる。また、高電圧整流器100によれば、ダイオード
回路搭載基板20A、20B、20C、20Dを蛇行さ
せる切り込み部21に、電気絶縁材料で構成されている
隔壁50が挿入され、切り込み部22に、電気絶縁材料
で構成されている隔壁51が挿入されているので、各切
り込み部に隔壁を挿入しない場合に比べて、ダイオード
回路搭載基板20A、20B、20C、20Dに搭載さ
れ、各切り込みを挟んで対向するダイオード12同士の
間の電気絶縁が十分に確保される。
【0041】 また、高電圧整流器100によれば、ダ
イオード回路搭載基板20A、20B、20C、20D
を筐体40内に挿入して固定した後、ガイド45によっ
て、隔壁50をガイドして、切り込み部21に挿入する
ことができるので、隔壁50を設置する作業が容易であ
る。また、高電圧整流器100によれば、筐体40と前
記ケースとを結合する底壁43の面であって、筐体40
の外側の面に突起46が設けられ、しかも、ダイオード
回路搭載基板20A、20B、20C、20Dが設けら
れている空間に通じている貫通孔47が底壁43に設け
られているので、油が入っている容器に、底壁43を下
にして高電圧整流器100を浸した場合、突起46によ
って上記容器と底壁43との間に隙間が生じ、この隙間
と、貫通孔47とを油が通過し、ダイオード回路搭載基
板20A、20B、20C、20Dが設けられている空
間で、油が対流しやすくなる。
【0042】 したがって、高電圧整流器100によれ
ば、底壁43を下にして、油が入っている容器に、高電
圧整流器100を浸した場合、突起46と貫通孔47と
を設けない場合よりも、油中でのダイオード12の冷却
効率を高めることができる。また、高電圧整流器100
によれば、電圧分割回路30を構成するコンデンサ35
とリード線36とが、モールドされ固定されているの
で、運搬時等に発生する振動によって生じるリード線3
6の断線、コンデンサ35の位置ずれを防止することが
できる。また、高電圧整流器100によれば、リード線
36がリード線保持部54の切り欠き部54aに挟まれ
固定されているので、これによってコンデンサ35が突
起52から離れにくくなる。したがって、底壁43を上
にして、コンデンサ35よりも比重の小さい材料でコン
デンサ35をモールドする場合でも、コンデンサ35の
浮き上がりを防止することができる。
【0043】 高電圧整流器100によれば、コンデン
サ35を載置する突起52の形状と、コンデンサ35を
位置決めする突起53の形状とがピン形状であるので、
筐体40の金型の製作で、突起52、53に相当する部
分を加工する場合、穴あけ加工をすればよく、上記金型
の製作コストを、突起52、53をピン形状以外の形状
にした場合よりも、低減することができる。また、高電
圧整流器100によれば、切り込み部34を形成するこ
とにより、抵抗蛇行搭載基板32を蛇行させているの
で、電圧分割回路30を構成する抵抗33を蛇行させて
抵抗蛇行搭載基板32に搭載しても、各切り込みを挟ん
で位置する抵抗33間の沿面放電が発生しにくくなる。
【0044】 高電圧整流器100によれば、抵抗蛇行
搭載基板32を蛇行させるために形成されている切り込
み部34に、電気絶縁材料で構成された隔壁48が挿入
されているので、隔壁48を設けない場合よりも、各切
り込みを挟んで位置する抵抗間の電気絶縁が良好にな
り、双方抵抗の間で放電が発生するようなことが無くな
る。高電圧整流器100によれば、抵抗33が板状の抵
抗であるので、円筒状の抵抗よりも、抵抗33の設置ス
ペースを小さくすることができる。さらに、高電圧整流
器100によれば、ブリッジ回路10と電圧分割回路3
0との間に、内側側壁42A、42B、42C、42D
からなるケースが設けられているので、内側側壁42
A、42B、42C、42Dが設けられていない場合よ
りも、ブリッジ回路10と電圧分割回路30との間の電
気絶縁が高くなり、放電が発生しにくくなる。
【0045】 図13は、本発明の第2の実施例である
高電圧整流器100aの構成を示す底面図である。図1
4は、図13におけるXIV−XIV’断面を示す図で
あり、高電圧整流器100aの構成を示す断面図であ
る。高電圧整流器100aでは、電圧分割回路30を構
成するコンデンサ35を載置し位置決めする突起52a
が、高電圧整流器100の突起52と異なる。高電圧整
流器100aのその他の部分は、高電圧整流器100と
同様に構成されている。高電圧整流器100aでは、突
起52aがU字状の面を具備し、このU字状の面によっ
て、コンデンサ35が載置され位置決めされている。高
電圧整流器100aによれば、突起52aの形状が突起
52と異なることを除いて、高電圧整流器100と同様
の構成を有するので、高電圧整流器内に存在するデッド
スペースを無くして、従来の高電圧整流器よりも体積を
小さくすることができる
【0046】 図15は、本発明の第3の実施例である
高電圧整流器100bの構成を示す平面図である。高電
圧整流器100bでは、長さと幅とが互いに等しいダイ
オード回路搭載基板20A、20B、20C、20Dが
設けられている位置が、高電圧整流器100と異なる。
すなわち、高電圧整流器100bでは、ダイオード回路
搭載基板20Aに搭載されているコンデンサ13の先端
部13aと、ダイオード回路搭載基板20Bの端面20
Baとがほぼ同一平面上に位置している。また、ダイオ
ード回路搭載基板20Bに搭載されているコンデンサ1
3の先端部13aと、ダイオード回路搭載基板20Cの
端面20Caとがほぼ同一平面上に位置している。
【0047】 また、ダイオード回路搭載基板20Cに
搭載されているコンデンサ13の先端部13aと、ダイ
オード回路搭載基板20Dの端面20Daとがほぼ同一
平面上に位置している。さらに、ダイオード回路搭載基
板20Dに搭載されているコンデンサ13の先端部13
aと、ダイオード回路搭載基板20Aの端面20Aaと
がほぼ同一平面上に位置している。このようにダイオー
ド回路搭載基板20A、20B、20C、20Dが設け
られている位置が異なっていることに応じて、筐体40
bの形状が筐体40と異なっている。なお、高電圧整流
器100bのその他の部分は、高電圧整流器100とほ
ぼ同様に構成されている。また、図15では、筐体40
bの外側側壁、内側側壁、ダイオード回路搭載基板20
A、20B、20C、20Dのみを示し、その他の部分
を省略してある。高電圧整流器100bによれば、高電
圧整流器100と同様の構成を有するので、高電圧整流
器内に存在するデッドスペースを無くして、従来の高電
圧整流器よりも体積を小さくすることができる。
【0048】 図16は、本発明の第4の実施例である
高電圧整流器100cの構成を示す平面図である。高電
圧整流器100cでは、長さと幅とが互いに等しいダイ
オード回路搭載基板20A、20B、20C、20Dが
設けられている位置が、高電圧整流器100と異なる。
すなわち、高電圧整流器100cでは、ダイオード回路
搭載基板20Aとダイオード回路搭載基板20Bとが、
距離d1を隔てて設けられている。また、ダイオード回
路搭載基板20Bとダイオード回路搭載基板20Cと
が、距離d1を隔てて設けられている。また、ダイオー
ド回路搭載基板20Cとダイオード回路搭載基板20D
とが距離d1を隔てて設けられている。さらに、ダイオ
ード回路搭載基板20Dとダイオード回路搭載基板20
Aとが、距離d1を隔てて設けられている。
【0049】 また、このようにダイオード回路搭載基
板20A、20B、20C、20Dが設けられている位
置が異なることに応じて、筐体40cの形状が筐体40
と異なっている。なお、高電圧整流器100cのその他
の部分は、高電圧整流器100とほぼ同様に構成されて
いる。また、図16では筐体40cの外側側壁、内側側
壁、ダイオード回路搭載基板20A、20B、20C、
20Dのみを示し、その他の部分を省略してある。
【0050】 高電圧整流器100cによれば、高電圧
整流器100と同様の構成を有するので、高電圧整流器
内に存在するデッドスペースを無くして、従来の高電圧
整流器よりも体積を小さくすることができる。なお、上
記各実施例において、ダイオード回路搭載基板20A、
20B、20C、20Dのそれぞれが、4つの外側側壁
41A、41B、41C、41Dに対して必ずしも平行
に設けられていなくてもよい。また、上記各実施例にお
いて、板状の抵抗32の代わりに、円筒状の抵抗など板
状の以外の形状の抵抗を採用してもよい。さらに、上記
各実施例では、ダイオード回路搭載基板20A、20
B、20C、20Dで囲まれている部位に、電圧分割回
路30が設けられているが、電圧分割回路30の代わり
に、フィルタ回路など、電圧分割回路30以外の回路を
設けてもよい。
【0051】 なお、以上の実施例では筐体40と、内
側側壁42A、42B、42C、42Dで囲まれたケー
スを備えたが、必ずしも双方を備えなくとも良い。ダイ
オード回路搭載基板20A、20B、20C、20Dは
筐体40又はケースから延びる底壁43に相当する板部
材のガイドにより支えられ、また隔壁も筐体40の外側
側壁又は前記ケースの側壁から延びるガイドによって支
承しても良い。このときガイドと隔壁端はガイド方向と
直角の方向には外れない形状になっているのが良い。ま
た、以上の実施例では単体の高電圧整流器について述べ
たが、同一構造の前記高電圧整流器を2個以上積み重
ね、所定の外部端子となるボルトVT1を別の導体で接
続することにより、それらの入力側を並列又は直列、あ
るいは出力側を直列又は並列にすることができる。この
際、底壁43に形成された突起43が積み重ねられた高
電圧整流器間の間隔を確保するスペーサの役割を果た
す。具体的には、2個以上積み重ねられた高電圧整流器
の上記第1の外部入力端子同士を第1の導電体で接続す
ると共に、上記第2の外部入力端子同士を第2の導電体
で接続して入力側を並列接続するか、又は上記第1と第
2の外部入力端子を第3、第4の導電体でそれぞれ接続
することより入力側を直列接続することができる。ま
た、上記第1の外部出力端子同士を第5の導電体で接続
すると共に、上記第2の外部出力端子同士を第6の導電
体で接続して出力側を並列接続するか、又は上記第1と
第2の外部入力端子を第7、第8の導電体でそれぞれ接
続することにより出力側を直列接続することができる。
【0052】
【発明の効果】 本発明によれば、高電圧交流電圧を整
流するブリッジ回路と、直流高電圧出力を分割する電圧
分割回路又は電圧分割回路以外の直流高電圧出力側の回
路を構成する電子部品とを有する高電圧整流器におい
て、この高電圧整流器内に存在するデッドスペースを無
くして、スペースを有効に利用することにより、従来の
高電圧整流器よりも体積を小さくすることができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例である高電圧整流器1
00の構成を示す斜視図である。
【図2】 高電圧整流器100の回路構成を示す図であ
る。
【図3】 ブリッジ回路10と、ダイオード回路搭載基
板20A、20B、20C、20Dとの構成を示す斜視
図である。
【図4】 抵抗直列回路31の構成を示す斜視図であ
る。
【図5】 抵抗33の構成を示す斜視図である。
【図6】 図1におけるVI矢視図であり、高電圧整流
器100の構成を示す平面図である。
【図7】 図1におけるVI視図であり、高電圧整流器
100の構成を示す平面図である。
【図8】 図6におけるVIII−VIII’断面を示
す図であり、高電圧整流器100の構成を示す断面図で
ある。
【図9】 図6におけるIX−IX’断面を示す図であ
り、高電圧整流器100の構成を示す断面図である。
【図10】 図1におけるX矢視図であり、高電圧整流
器100の構成を示す底面図である。
【図11】 図10におけるXI−XI’断面を示す図
であり、高電圧整流器100の構成を示す断面図であ
る。
【図12】 図10におけるXII−XII’断面を示
す図であり、高電圧整流器100の構成を示す断面図で
ある。
【図13】 本発明の第2の実施例である高電圧整流器
100aの構成を示す底面図である。
【図14】 図13におけるXIV−XIV’断面を示
す図であり、高電圧整流器100aの構成を示す断面図
である。
【図15】 本発明の第3の実施例である高電圧整流器
100bの構成を示す平面図である。
【図16】 本発明の第4の実施例である高電圧整流器
100cの構成を示す平面図である。
【図17】 従来の高電圧整流器200の構成を示す斜
視図である。
【図18】 ダイオード回路240の構成を示す斜視図
である。
【符号の説明】
100、100a、100b、100c…高電圧整流器 10…ブリッジ回路 11…ダイオード回路 12…ダイオード 20A、20B、20C、20D…ダイオード回路搭載
基板 21、22、34…切り込み部 30…電圧分割回路 31…抵抗直列回路 32…抵抗搭載基板 33…抵抗 35…コンデンサ 40…筐体 41A、41B、41C、41D…外側側壁 42A、42B、42C、42D…内側側壁 43…底壁 45…ガイド 46…突起 47…貫通孔 48、50、51…隔壁 49…モールド部 52、52a、53…突起 Ti1、Ti2…入力端子 To1、To2…出力端子

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側側壁を具備する筐体と、 複数のダイオードが直列接続されているダイオード回路
    をブリッジ接続してなるブリッジ回路と、 上記ダイオード回路を蛇行させて搭載してなるダイオー
    ド回路搭載基板と、を有し、 上記外側側壁の対応するものと向き合って、複数の上記
    ダイオード回路搭載基板がロの字状に配設されると共
    に、前記筐体に固定され、 隣り合う上記ダイオード回路搭載基板に搭載された上記
    ダイオード回路が接続されていることを特徴とする高電
    圧整流器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記筐体の底壁面であって、上記筐体の外側の面に設け
    られている突起と、上記筐体の底壁に設けられ、上記ダ
    イオード回路搭載基板が設けられている空間に通じてい
    る貫通孔とを有することを特徴とする高電圧整流器。
  3. 【請求項3】 内側側壁を具備するケ−スと、 複数のダイオードが直列接続されているダイオード回路
    をブリッジ接続してなるブリッジ回路と、 上記ダイオード回路を蛇行させて搭載してなるダイオー
    ド回路搭載基板と、 を有し、 上記ケ−スの内側側壁の対応するものと向き合って、複
    数の上記ダイオード回路搭載基板がロの字状に配設され
    ると共に、前記ケ−スに固定され、 隣り合う上記ダイオード回路搭載基板に搭載された上記
    ダイオード回路が接続されていることを特徴とする高電
    圧整流器。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかにお
    いて、 上記ダイオード回路搭載基板は、相対する辺から他方の
    辺へ向かって交互に延びる切り込み部を備え、上記ダイ
    オード回路は上記切り込み部に沿って蛇行することを特
    徴とする高電圧整流器。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項3のいずれかにお
    いて、 上記ダイオード回路搭載基板は、接続導体を備えた結合
    部材により間隙を介して結合された複数の小面積ダイオ
    ード回路搭載基板からなり、上記ダイオード回路は上記
    間隙及び結合部材に沿って蛇行することを特徴とする高
    電圧整流器。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項3のいずれかにお
    いて、 上記ロ字状を構成する第1の辺の上記ダイオード回路搭
    載基板のほぼ中央に設けられ、上記ブリッジ回路の第1
    の入力端子と接続される上記高電圧整流器用第1入力端
    子と、 上記ロ字状の一辺を構成し、上記第1の辺の隣に位置す
    る第2の辺の上記ダイオード回路搭載基板のほぼ中央に
    設けられ、上記ブリッジ回路の第1の出力端子と接続さ
    れる上記高電圧整流器用第1出力端子と、 上記ロ字状の一辺を構成し、上記第2の辺の隣に位置
    し、上記第1の辺と対向する第3の辺の上記ダイオード
    回路搭載基板のほぼ中央に設けられ、上記ブリッジ回路
    の第2の入力端子と接続される上記高電圧整流器用第2
    入力端子と、 上記ロ字状の一辺を構成し、上記第3の辺の隣に位置
    し、上記第2の辺と対向する第4の辺のほぼ中央に設け
    られ、上記ブリッジ回路の第2の出力端子と接続される
    上記高電圧整流器用第2出力端子と、 を有することを特徴とする高電圧整流器。
  7. 【請求項7】 請求項4又は請求項5において、 上記ダイオード回路搭載基板の上記切り込み、又は上記
    複数の小面積ダイオード回路搭載基板の隣り合うもの同
    士の間の間隙に隔壁が挿入されていることを特徴とする
    高電圧整流器。
  8. 【請求項8】 請求項6において、 上記第1と第2の入力端子、及び上記第1と第2の出力
    端子には、それぞれ上記外側側壁に設けられた孔を通し
    て第1と第2の外部入力端子及び第1と第2の外部出力
    端子となるネジ状端子が螺合されることを特徴とする高
    電圧整流器。
  9. 【請求項9】 請求項7において、 上記隔壁が上記ダイオード回路搭載基板の上記切り込
    み、又は上記複数の小面積ダイオード回路搭載基板の隣
    り合うもの同士の間の間隙に挿入されるときに上記隔壁
    をガイドする隔壁ガイドが、上記外側側壁と上記内側側
    壁の双方又は一方に設けられていることを特徴とする高
    電圧整流器。
  10. 【請求項10】 内側側壁を具備するケ−スと、 複数のダイオードが直列接続されているダイオード回路
    をブリッジ接続してなるブリッジ回路と、 上記ダイオード回路を搭載してなるダイオード回路搭載
    基板と、 上記ケ−ス内に設けられ、そのケースの底面から延びる
    複数の柱状突起に載置されるコンデンサのような電子部
    品と、 を有し、 上記内側側壁の対応するものと向き合って、複数の上記
    ダイオード回路搭載基板がロの字状に配設されると共
    に、前記ケ−スに固定され、 隣り合う上記ダイオード回路搭載基板に搭載された上記
    ダイオード回路が接続されていることを特徴とする高電
    圧整流器。
  11. 【請求項11】 内側側壁を具備するケ−スと、 複数のダイオードが直列接続されているダイオード回路
    をブリッジ接続してなるブリッジ回路と、 上記ダイオード回路を搭載してなるダイオード回路搭載
    基板と、 上記ケ−ス内に設けられた複数の直列接続された高電圧
    抵抗と、 上記高電圧抵抗を蛇行させて搭載するよう交互に切り込
    みの入った抵抗蛇行搭載基板と、を有し、 上記内側側壁の対応するものと向き合って、複数の上記
    ダイオード回路搭載基板がロの字状に配設されると共
    に、前記ケ−スに固定され、 隣り合う上記ダイオード回路搭載基板に搭載された上記
    ダイオード回路が接続されていることを特徴とする高電
    圧整流器。
  12. 【請求項12】 内側側壁を具備するケ−スと、 複数のダイオードが直列接続されているダイオード回路
    をブリッジ接続してなるブリッジ回路と、 上記ダイオード回路を搭載してなるダイオード回路搭載
    基板と、 上記ケ−スを表側と裏側に分割する底板と、 上記ケ−ス内の表側に配置されたコンデンサのような第
    1の電子部品と、 上記ケ−ス内の裏側に配置された高電圧抵抗のような第
    2の電子部品と、 上記ケ−ス内の上記底板を通して上記第1と第2の電子
    部品を接続する導体と、 上記他の電子部品を蛇行させて搭載するよう交互に切り
    込みの入った部品蛇行搭載基板と、 を有し、 上記内側側壁の対応するものと向き合って、複数の上記
    ダイオード回路搭載基板がロの字状に配設されると共
    に、前記ケ−スに固定され、 隣り合う上記ダイオード回路搭載基板に搭載された上記
    ダイオード回路が接続されていることを特徴とする高電
    圧整流器。
  13. 【請求項13】 請求項11又は請求項12において、 上記切り込みに隔壁が挿入されていることを特徴とする
    高電圧整流器。
  14. 【請求項14】 請求項11ないし請求項13のいずれ
    かにおいて、 上記他の電子部品は板状の抵抗であり、該板状の抵抗は
    前記部品蛇行搭載基板に対して立てて配置されることを
    特徴とする高電圧整流器。
  15. 【請求項15】 請求項10ないし請求項14のいずれ
    かにおいて、 上記ケース内の上記電子部品を樹脂モールドしてなるこ
    とを特徴とする高電圧整流器。
  16. 【請求項16】 請求項8に記載の高電圧整流器を2個
    以上積み重ね、上記第1の外部入力端子同士を第1の導
    電体で接続すると共に、上記第2の外部入力端子同士を
    第2の導電体で接続して入力側を並列接続するか、又は
    上記第1と第2の外部入力端子を第3、第4の導電体で
    それぞれ接続することより入力側を直列接続することを
    特徴とする高電圧整流器。
  17. 【請求項17】 請求項8に記載の高電圧整流器を2個
    以上積み重ね、上記第1の外部出力端子同士を第5の導
    電体で接続すると共に、上記第2の外部出力端子同士を
    第6の導電体で接続して出力側を並列接続するか、又は
    上記第1と第2の外部入力端子を第7、第8の導電体で
    それぞれ接続することにより出力側を直列接続すること
    を特徴とする高電圧整流器。
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