JP2003189157A - 撮像システム及びその制御方法及びプログラム及び記憶媒体 - Google Patents

撮像システム及びその制御方法及びプログラム及び記憶媒体

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JP2003189157A
JP2003189157A JP2001388152A JP2001388152A JP2003189157A JP 2003189157 A JP2003189157 A JP 2003189157A JP 2001388152 A JP2001388152 A JP 2001388152A JP 2001388152 A JP2001388152 A JP 2001388152A JP 2003189157 A JP2003189157 A JP 2003189157A
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Masayuki Kuranashi
将行 椋梨
Katsumi Iijima
克己 飯島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の撮像装置を接続する際に、操作対象の撮
像装置を容易に認識し、リモート操作を簡単に実行でき
るようにする。 【解決手段】被写体像を撮像する複数の撮像装置100
と、複数の撮像装置と一対一に接続される複数の表示装
置150とを備える撮像システムであって、複数の表示
装置のそれぞれは、表示装置の画面の周囲に他の表示装
置と接続するための接続部152,154を有するとと
もに、表示装置の画面上の、他の表示装置が接続された
側の位置に、他の表示装置に対応する撮像装置の操作の
ための画面が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像システムに関
し、特にEVF(エレクトリックビューファインダー)
を有する複数の撮像装置間の操作性の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数台のカメラを遠隔操作す
る手法が考えられている。
【0003】特開2000−113166号公報におい
ては、ネットワークに接続されたカメラを連係操作する
ために、カメラのユーザインタフェースにリストを表示
し、リスト内のカメラを操作対象として選択し、さらに
動作可能なリストから動作を選択決定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近距離
に複数のデジタルカメラがあり、それらを連係操作する
ことを考慮した場合、特開2000−113166号公
報に開示されているようなユーザインタフェースでは、
操作するユーザが、カメラをユーザインタフェース上の
抽象化されたアイコンでしか認識できないため、対象の
デジタルカメラを視認できるにもかかわらず、対象とす
るデジタルカメラとユーザインタフェース上のカメラア
イコンを関連付けることが困難である。
【0005】従って、本発明は上述した課題に鑑みてな
されたものであり、その目的は、複数の撮像装置を接続
する際に、操作対象の撮像装置を容易に認識し、リモー
ト操作を簡単に実行できるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明に係わる撮像システム
は、被写体像を撮像する複数の撮像装置と、該複数の撮
像装置と一対一に接続される複数の表示手段とを備える
撮像システムであって、前記複数の表示手段のそれぞれ
は、該表示手段の画面の周囲に他の表示手段と接続する
ための接続手段を有するとともに、前記表示手段の画面
上の、他の表示手段が接続された側の位置に、前記他の
表示手段に対応する撮像装置の操作のための画面が表示
されることを特徴としている。
【0007】また、この発明に係わる撮像システムにお
いて、前記接続手段は、通信手段を内蔵することを特徴
としている。
【0008】また、この発明に係わる撮像システムにお
いて、前記表示手段と前記撮像装置との接続を、無線を
用いて行うことを特徴としている。
【0009】また、この発明に係わる撮像システムにお
いて、前記表示手段と前記撮像装置とが取り外し不能且
つ相対移動可能に接続されていることを特徴としてい
る。
【0010】また、本発明に係わる撮像システムの制御
方法は、被写体像を撮像する複数の撮像装置と、該複数
の撮像装置と一対一に接続される複数の表示手段とを備
え、前記複数の表示手段のそれぞれが、該表示手段の画
面の周囲に他の表示手段と接続するための接続手段を有
する撮像システムを制御するための撮像システムの制御
方法であって、前記表示手段の画面上の、他の表示手段
が接続された側の位置に、前記他の表示手段に対応する
撮像装置の操作のための画面を表示することを特徴とし
ている。
【0011】また、この発明に係わる撮像システムの制
御方法において、前記表示手段と前記撮像装置との接続
を、無線を用いて行うことを特徴としている。
【0012】また、本発明に係わるプログラムは、上記
の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とし
ている。
【0013】また、本発明に係わる記憶媒体は、上記の
プログラムをコンピュータ読み取り可能に記憶したこと
を特徴としている。
【0014】このようにすると、ユーザは、視覚的に物
理的な操作対象を認識することができるため、直感的に
連係操作が可能となる。
【0015】さらに、取りまとめるサーバを必要としな
いため、比較的簡易的にデジタルカメラの連係操作を可
能にできる。
【0016】さらに、表示手段同士を接続した場合、大
きな仮想表示手段を使うことが可能となり、2台連係し
ての同時パノラマ撮影のタイミング同期を図るだけでな
く、2台の撮影画像の接続部を視覚的に表示手段で確認
できる。そのため接続部のずれを視覚的に補正でき、理
想的なパノラマ撮影を別の大型モニタなしで行うことが
可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0018】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態を説明するための図である。
【0019】図1において、100は被写体像の結像や
その像を光電変換する機能を有したデジタルカメラ本体
である。110は電源で、デジタルカメラ本体100内
の各回路に電力を供給する。150は、液晶表示装置な
どから構成される表示部である。表示部150は画像選
択手段としてタッチパネル151を有している。ペン型
入力器157や、指で表示部150の任意の座標を指し
示すことができる。152は、表示部凸接続部であり、
図2に示すように、スライダー158と連動し、手動で
表示部150へ出し入れが可能となっている。154
は、表示部凹接続部であり、図3に示すように、表示部
凸接続部152を差し込むことにより2つの表示部15
0を接続固定することができる。153は、表示部凸接
続端子であり、156は、表示部凹接続端子である。表
示部凸接続部152と表示部凹接続部154が接続する
際に、表示部凸接続端子153と表示部凹接続端子15
6は電気的に接続される。155は、接続センサで、表
示部凹接続部に対し一対一で配置されており、表示部凸
接続部152と表示部凹接続部154が接続する際に、
接続されたことを検地する。
【0020】図3では、一つの表示部に対し2つの表示
部150が接続できるが、図4のように表示部凸接続部
152と表示部凸接続端子153を4つづつ、表示部凹
接続部154と表示部凹接続端子156を4つづつ表示
部150に設けることで、一つの表示部150に対し最
大8つの表示部150が接続できる。
【0021】130は、デジタルカメラ本体100と表
示部150を接続固定する表示部横方法可動台で、横方
向に180°回転可能である。131は、表示部横方法
可動台130と表示部150を接続固定する表示部縦方
向可動台で、表示部横方向可動台130と中央で接続さ
れており、接続部を中心に縦方向に自由に回転する。
【0022】図5は、この表示部横方向可動台と縦方向
可動台の詳細構成を示す図である。デジタルカメラ本体
100と表示部150を表示部横方向可動台130と表
示部縦方向可動台131で接続することにより、表示部
150もデジタルカメラ本体100に対し、横方向に1
80°、縦方向に自由に回転することができる。
【0023】図1に戻って、132は、表示部制御ユニ
ット116と表示部150を電気的に接続するコードで
ある。コード132は、図2に示すように、表示部15
0の非表示側に接続されており、デジタルカメラ本体1
00には、側面から接続されている。
【0024】111は、通信部であり、ネットワーク1
33を経由して別のデジタルカメラと電気的に接続さ
れ、通信を行うことができる。
【0025】101〜103は、被写体像を形成する撮
像光学系で、101は光軸方向の進退により焦点調節を
行うフォーカシングレンズ、102は同じく光軸方向の
進退により変倍を行うズーミングレンズである。103
は撮像素子への光量を調節する絞りである。
【0026】104〜108は、撮像光学系で形成され
た被写体像をデジタル化する光電変換系である。104
は、撮像素子で、CCD、CMOS等で構成される光電
変換手段であり、撮像光学系101〜103で形成され
た被写体像を光電変換し、画像信号を出力する。105
は前処理回路で、CDS(相関二重サンプリング)、A
GC(オートゲインコントロール)回路等を含み、撮像
素子が正確な画像信号を出力するための制御を行う。1
06は、A/Dコンバータで、前処理回路105から出
力されたアナログ画像信号をデジタルデータに変換す
る。107は、像信号処理ICで、デジタル化された画
像信号に対してγ補正、AWB(オートホワイトバラン
ス)等を施し、撮像素子104の特性に起因する画像濃
度の非線形性や、光源に起因する画像色の偏りの補正を
行う。108は、フレームメモリで、104〜107の
各回路によって補正された、撮像素子の生データを一時
的に保持するバッファメモリである。
【0027】109はCPUで、不揮発性メモリ11
2、電源110、圧縮部113、RAMメモリ114、
記録媒体115、表示部制御ユニット116、通信部1
11、が接続され、それぞれを制御する。CPU109
は、撮像素子104の画像信号読み出しを制御するクロ
ック信号を送出したり、104〜108の各素子の動作
タイミングを制御したりする。不揮発性メモリ112
は、EEPROM等で構成され、電源110がOFFさ
れても、記録されたデータを失わない。圧縮部113
は、圧縮回路で、取得した画像信号を圧縮して画像ファ
イルサイズを縮小する。RAMメモリ114は、CPU
109が各種処理を行う際にデータを一時的に記憶させ
ている。記憶媒体115は、圧縮した画像信号を記録・
保存するための記録媒体で、フラッシュメモリ等の半導
体メモリ、磁気ディスク、光ディスク等が用いられる。
表示部制御ユニット116は、液晶素子等で構成されて
いる表示部150を駆動および制御する。117は、メ
インスイッチで、メインスイッチ117がオンされると
CPU109は、撮影に関する所定のプログラムの実行
を許可する。118(SW1)、119(SW2)はカメラ
のレリーズボタンの第1ストローク、第2ストロークの
押下でオンとなる。
【0028】図6に、デジタルカメラの電源がオンされ
てから、表示部に接続した別のデジタルカメラへリモー
ト操作を行うまでのメインルーチンのフローチャートを
示す。
【0029】デジタルカメラは、ネットワークで電気的
に接続されており、通信部を用いて通信が可能な状態で
あることを前提とする。メインスイッチがオンされると
処理が開始され(ステップS100)、ステップS10
1では、接続センサによって表示部が接続されていれ
ば、ステップS102を、接続されていなければ、ステ
ップS103を実行する。ステップS102では、後述
の接続ルーチンを実行する。ステップS103では、ペ
ン型入力器157等により表示部のタッチパネルに入力
があれば、ステップS104を、なければ、ステップS
101を実行する。ステップS104では、後述のリモ
ート動作対象決定ルーチンを実行する。ステップS10
5では、リモート動作対象が決定していれば、ステップ
S106を、決定していなければ、ステップS101を
実行する。ステップS106では、後述のリモート動作
選択実行ルーチンを実行した後、ステップS101以降
を繰り返す。
【0030】図7は、図6のステップS102の接続ル
ーチンのフローチャートである。
【0031】本ルーチンは、ユーザが、表示部を接続す
る際に、接続された表示部のデジタルカメラ認識番号を
獲得し、そのデジタルカメラ認識番号と接続部との対応
を保持し、さらにユーザが、接続されたデジタルカメラ
を指定するための表示領域を決定するためのルーチンで
ある。
【0032】ステップS151で、電気的に接続した表
示部凸接続端子153と表示部凹接続端子156から、
接続した表示部150が所属しているデジタルカメラの
デジタルカメラ認識番号を獲得し、さらに、接続センサ
155の所属している表示部凹接続部154の接続部認
識番号を、不揮発メモリ112から読み出し、接続認識
番号とデジタルカメラ認識番号のテーブルを作成しRA
Mメモリ113に書き出す。
【0033】図8にテーブルの例を示す。この例では、
接続部が3つあるデジタルカメラの場合である。ステッ
プS152で、接続部認識番号に対する表示部領域を決
定する。決定する際に、ユーザが直感的に対象のデジタ
ルカメラを認識できるように表示部領域は接続部の近辺
にする。ここで、不揮発メモリ112にあらかじめ接続
部認識番号に対応する表示部領域が記録してある場合は
このステップは飛ばす。
【0034】図9にテーブルと表示部領域との対応の例
を示す。この例では、表示部上と表示部左に表示部凹接
続部154がある場合である。図9において、タッチパ
ネル151の上部の黒い領域が上部にある表示部凹接続
部154の対応領域となり、左側の黒い領域が左側にあ
る表示部凹接続部154の対応領域となる。表示部領域
は、矩形領域の左上と右下をデータとしている。
【0035】図7に戻って、ステップS152で、電気
的に接続した表示部凸接続端子153と表示部凹接続端
子156から、接続した相手の接続部認識番号を読み出
し、ステップS151で獲得したデジタルカメラ認識番
号に対して接続した接続部認識番号とこちら側のデジタ
ルカメラ認識番号を通知する。これにより、双方向の通
信ができる。
【0036】図10は、図6のステップS104のリモ
ート動作対象決定ルーチンのフローチャートである。本
ルーチンは、図6のステップS103でタッチパネルに
ユーザが座標を示したデータから、ユーザが処理を依頼
したいデジタルカメラのデジタルカメラ認識番号を決定
するためのルーチンである。
【0037】ステップS201で、ステップS152で
作成した、あるいは、あらかじめ不揮発メモリ112に
存在したテーブルから、ユーザが指定した座標が包含さ
れる表示部領域の対応する接続部認識番号を検索する。
ステップS202で、ステップS151で作成した接続
部認識番号デジタルカメラ変換テーブルから、ステップ
S201で検索した接続部認識番号の対象となるデジタ
ルカメラ認識番号を検索し、RAMメモリに書き込む。
【0038】図11は、図6のステップS106のリモ
ート動作選択実行ルーチンのフローチャートである。本
ルーチンは、図6のステップS104で決定した操作対
象となるデジタルカメラの提供するサービスを、ユーザ
に提示し選択させ、それぞれのサービスに必要な作業を
ユーザが行うことで、対象となるデジタルカメラに要求
を出すことができる。
【0039】ステップS251で、対象となったデジタ
ルカメラと通信をして、提供できるサービスを獲得する
要求をだし、提供できるサービスを獲得する。ステップ
S252で、ステップS251により獲得したサービス
をタッチパネル151に表示する。図12は、左側に接
続されたデジタルカメラの提供できるサービスを表示し
ている。ステップS253で、ユーザが、表示したサー
ビスの一覧から指定すると、そのサービスの要求を対象
となるデジタルカメラへ通信する。ステップS254で
は、選択されたサービスを実行する後述する選択サービ
ス実行ルーチンが実行される。
【0040】図13は、図11のステップS254の選
択サービス実行ルーチンのフローチャートである。本ル
ーチンは、ユーザが選択した対象となるデジタルカメラ
へのサービスを実行するルーチンである。
【0041】ステップS301で、選択サービスが画像
の移動でなければ、ステップS305へ、移動であれば
ステップS302でユーザが指定した画像を一つまたは
複数選択する。ステップS303で、ダブルクリックに
より選択した画像を、対象とするデジタルカメラへ送信
する。ステップS304で、ユーザが選択し移動した画
像を消去する。ステップS305で、選択サービスが画
像のコピーでなければ、ステップS308へ、コピーで
あれば、ステップS306で、ユーザが指定した画像を
一つまたは複数選択する。ステップS307で、ダブル
クリックにより選択した画像を、対象とするデジタルカ
メラへ送信する。ステップS308で、選択サービスが
同期撮影でなければ、ステップS310へ、同期撮影で
あれば、ステップS309で、後述の同期撮影ルーチン
を実行する。ステップS310で、選択サービスが表示
部獲得でなければ、ステップS312へ、表示部獲得で
あれば、ステップS311で、対象とするデジタルカメ
ラへ表示部ロック要求を出し、ロックできれば対象とす
るデジタルカメラの表示部をこちら側の所有物として表
示データを送信して表示させる。ステップS312で、
選択サービスが表示部解放でなければ、ステップS31
4へ、表示部解放であれば、ステップS313で、対象
とするデジタルカメラへ表示部アンロック要求を出し、
アンロックできれば対象とするデジタルカメラの表示部
の所有権を元に戻す。ステップS314で、選択サービ
スが設定送信でなければ、ステップS316へ、設定送
信であれば、ステップS315で、デジタルカメラのI
SO値、圧縮度、撮影サイズ、時間など各種設定情報を
送信し、対象とするデジタルカメラに設定する。ステッ
プS316で、選択サービスがストロボ獲得でなけれ
ば、ステップS318へ、ストロボ獲得であれば、ステ
ップS317で、対象とするデジタルカメラへストロボ
ロック要求を出し、ロックできれば対象とするデジタル
カメラのストロボをこちら側の所有物として撮影時に使
用する。ステップS318で、選択サービスがストロボ
解放でなければキャンセルとみなし選択サービス実行ル
ーチンを終了する。選択サービスが、ストロボ解放であ
れば、対象とするデジタルカメラのストロボの所有権を
元に戻す。
【0042】図14では、図13のフローチャートの処
理として使用していた同期撮影ルーチンのフローチャー
トである。
【0043】ステップS351では、スイッチ検知を行
い、ステップS352でSW1(118)がオンになっ
ていなければ、ステップS351以降を繰り返す。オン
になっていれば、ステップS353で、対象となるデジ
タルカメラにSW1のON要求を出す。ステップS35
4で、ピントあわせのためのAFルーチンを、ステップ
S355 では露出値を決めるAEルーチンを実行す
る。ステップS356 では、スイッチ検知を行い、ス
テップS357でSW2(119)がオンになっていな
ければ、ステップS356以降を繰り返す。オンになっ
ていれば、ステップS358で、対象となるデジタルカ
メラにSW2のON要求を出す。ステップS359で、
図1の104〜108の各素子の動作タイミングを制御
することによりCCDから取り込んだ画素データをフレ
ームメモリ108に書き込む。ステップS360では、
圧縮部113を制御することによって、フレームメモリ
108上の画素データを圧縮し、RAMメモリ114へ
書き込む。ステップS361で、RAMメモリ上の圧縮
画像を記録媒体115に書き込む。ステップS409
で、呼び出しルーチンへ戻る。
【0044】(第2の実施形態)第1の実施形態では、
表示部の接続とは別に通信を行うために、他のデジタル
カメラとネットワークで接続される必要がある。これ
は、ケーブルの取り回しが良くなく、不便である。図1
5は、本発明の第2の実施形態を説明するための図であ
る。
【0045】実施形態1の図1で示されていたネットワ
ーク133がなくなり、通信部111は、表示部150
からのケーブル132とつながっている。159は、表
示部凸通信端子であり、160は、表示部凹通信端子で
ある。表示部凸接続部と表示部凹接続部が、図3で示す
ように接続されると、表示部凸通信端子159と表示部
凹通信端子160は、電気的に接続される。この接続に
より2つのデジタルカメラは、通信路を確保する。
【0046】(第3の実施形態)第1及び第2の実施形
態では、デジタルカメラ本体100と表示部150が有
線でつながっているため、例えば一つの表示部に8つの
デジタルカメラを接続した場合、有線の取り回しが悪
い。この点に鑑み、デジタルカメラ本体100と表示部
150は、無線で通信を行うことを考える。図16は、
本発明の第3の実施形態を説明するための図であり、第
1の実施形態において無線を用いた図である。
【0047】134は、無線通信部であり、デジタルカ
メラ本体と表示部を無線で通信させている。また、図1
7は、第2の実施形態において無線を用いた図である。
【0048】(第4の実施形態)第1乃至第3の実施形
態では、表示部150と表示部150が接続されていた
が、そのために表示部をデジタルカメラ本体と取り外し
可能にする必要があった。また、操作対象の表示部15
0を必要としない操作に関しては、操作対象のデジタル
カメラの表示部150はかさばるので必要ない。第4の
実施形態では、この点に鑑み、表示部150を取り外し
可能にしなくてもいいように、表示部150に表示部凸
接続部や表示部凹接続部と同形状のケーブルで接続する
ことを考える。図18は、本発明の第4の実施形態を説
明するための図である。
【0049】135は、表示部凹型接続コードであり、
表示部凹接続部と表示部凹接続端子と接続センサを持っ
ている。同様に、136は、表示部凸型接続コードであ
り、表示部凸接続部と表示部凸接続端子をもっている。
【0050】以上説明したように、上記の第1乃至第4
の実施形態によれば、近距離に複数のデジタルカメラが
あり、それらを連係操作することを考慮した場合、ユー
ザは、視覚的に物理的な操作対象を認識することができ
るため、直感的に連係操作が可能となる。
【0051】さらに、取りまとめるサーバを必要としな
いため、比較的簡易的にデジタルカメラの連係操作を可
能にする。
【0052】さらに、表示部(EVF)と表示部(EV
F)をパノラマ撮影時に複数台連係してパノラマ撮影の
タイミング同期を図るだけでなく、EVFを物理的に接
続することで、大きな仮想EVFを使うことが可能とな
り、複数台のデジタルカメラの撮影における撮影ずれを
視覚的に補正できる。このため大型のモニタなしで、理
想的なパノラマ撮影ができる。
【0053】
【他の実施形態】また、各実施形態の目的は、前述した
実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコ
ードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システ
ムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置の
コンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し実行することによっ
ても、達成されることは言うまでもない。この場合、記
憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述し
た実施形態の機能を実現することになり、そのプログラ
ムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することに
なる。また、コンピュータが読み出したプログラムコー
ドを実行することにより、前述した実施形態の機能が実
現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基
づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティング
システム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0054】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0055】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードが格納されることになる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の撮像装置を接続する際に、操作対象の撮像装置を
容易に認識し、リモート操作を簡単に実行できるように
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のデジタルカメラの構成を示す
ブロック図である。
【図2】表示部の構成を示す詳細イメージ図である。
【図3】表示部接続時の構成イメージ図である。
【図4】8つの表示部接続時の構成イメージ図である。
【図5】表示部とデジタルカメラ本体接続部のイメージ
図である。
【図6】デジタルカメラ制御のメインルーチンのフロー
チャートである。
【図7】表示部が接続される時の接続ルーチンのフロー
チャートである。
【図8】接続部とその接続部に接続されているデジタル
カメラを対応付けるテーブル図である。
【図9】接続部とその接続部を指し示すためのタッチパ
ネル領域を対応付けるテーブル図である。
【図10】リモート動作の要求を出す対象となるデジタ
ルカメラを決定するルーチンのフローチャートである。
【図11】リモート動作の要求を選択し実行するルーチ
ンのフローチャートである。
【図12】リモート動作の要求を決定する時のタッチパ
ネルの表示のイメージ図である。
【図13】各種リモート動作の実行時のフローチャート
である。
【図14】同期撮影時のフローチャートである。
【図15】第2の実施形態のデジタルカメラの構成を示
すブロック図である。
【図16】第3の実施形態のデジタルカメラの構成を示
すブロック図である。。
【図17】第3の実施形態のデジタルカメラの変形例の
構成を示すブロック図である。
【図18】接続コードによる表示部の接続イメージ図で
ある。
【符号の説明】
100 デジタルカメラ本体 101 フォーカシングレンズ 102 ズーミングレンズ 103 絞り 104 撮像素子 105 CDS/AGC素子 106 A/D変換素子 107 像信号処理素子 108 フレームメモリ 109 CPU 110 電源 111 通信手段 112 不揮発性メモリ 113 圧縮部 114 RAMメモリ 115 記録媒体 116 表示部制御手段 117 メインスイッチ 118 SW1 119 SW2 130 表示部横方向可動台 131 表示部縦方向可動台 132 コード 133 ネットワーク 134 無線通信手段 135 表示部凹型接続コード 136 表示部凸型接続コード 150 表示部 151 タッチパネル 152 表示部凸接続部 153 表示部凸接続端子 154 表示部凹接続部 155 接続センサ 156 表示部凸接続端子 157 ペン型入力器 158 スライダー 159 表示部凸通信端子 160 表示部凹通信端子

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を撮像する複数の撮像装置と、
    該複数の撮像装置と一対一に接続される複数の表示手段
    とを備える撮像システムであって、 前記複数の表示手段のそれぞれは、該表示手段の画面の
    周囲に他の表示手段と接続するための接続手段を有する
    とともに、前記表示手段の画面上の、他の表示手段が接
    続された側の位置に、前記他の表示手段に対応する撮像
    装置の操作のための画面が表示されることを特徴とする
    撮像システム。
  2. 【請求項2】 前記接続手段は、通信手段を内蔵するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。
  3. 【請求項3】 前記表示手段と前記撮像装置との接続
    を、無線を用いて行うことを特徴とする請求項1に記載
    の撮像システム。
  4. 【請求項4】 前記表示手段と前記撮像装置とが取り外
    し不能且つ相対移動可能に接続されていることを特徴と
    する請求項1に記載の撮像システム。
  5. 【請求項5】 被写体像を撮像する複数の撮像装置と、
    該複数の撮像装置と一対一に接続される複数の表示手段
    とを備え、前記複数の表示手段のそれぞれが、該表示手
    段の画面の周囲に他の表示手段と接続するための接続手
    段を有する撮像システムを制御するための撮像システム
    の制御方法であって、 前記表示手段の画面上の、他の表示手段が接続された側
    の位置に、前記他の表示手段に対応する撮像装置の操作
    のための画面を表示することを特徴とする撮像システム
    の制御方法。
  6. 【請求項6】 前記表示手段と前記撮像装置との接続
    を、無線を用いて行うことを特徴とする請求項5に記載
    の撮像システムの制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6に記載の制御方法をコン
    ピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のプログラムをコンピュ
    ータ読み取り可能に記憶したことを特徴とする記憶媒
    体。
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