JP2003188849A - マルチキャリア符号分割多元接続通信システムの受信機のためのマルチユーザ検出方法 - Google Patents

マルチキャリア符号分割多元接続通信システムの受信機のためのマルチユーザ検出方法

Info

Publication number
JP2003188849A
JP2003188849A JP2002263055A JP2002263055A JP2003188849A JP 2003188849 A JP2003188849 A JP 2003188849A JP 2002263055 A JP2002263055 A JP 2002263055A JP 2002263055 A JP2002263055 A JP 2002263055A JP 2003188849 A JP2003188849 A JP 2003188849A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
user
filtering
estimate
detection method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002263055A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4284047B2 (ja
Inventor
Loic Brunel
ロイ・ブリュヌ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MITSUBISHI ELECTRIC INF TECHNOL CENTER EUROP BV
Mitsubishi Electric Information Technology Corp
Original Assignee
MITSUBISHI ELECTRIC INF TECHNOL CENTER EUROP BV
Mitsubishi Electric Information Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MITSUBISHI ELECTRIC INF TECHNOL CENTER EUROP BV, Mitsubishi Electric Information Technology Corp filed Critical MITSUBISHI ELECTRIC INF TECHNOL CENTER EUROP BV
Publication of JP2003188849A publication Critical patent/JP2003188849A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4284047B2 publication Critical patent/JP4284047B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/7097Interference-related aspects
    • H04B1/7103Interference-related aspects the interference being multiple access interference
    • H04B1/7107Subtractive interference cancellation
    • H04B1/71075Parallel interference cancellation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2647Arrangements specific to the receiver only
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/02Channels characterised by the type of signal
    • H04L5/023Multiplexing of multicarrier modulation signals
    • H04L5/026Multiplexing of multicarrier modulation signals using code division

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はマルチキャリア符号分割多元接続通
信システムの受信機のためのマルチユーザ検出方法を提
供する。 【解決手段】 システムのユーザとの間の各通信はシグ
ネチャで符号化され、受信機によって受信される信号は
第1の複数の周波数成分に分解され、その周波数成分
は、第2の複数のユーザの個々のシグネチャと、ユーザ
との間の通信に関連する伝送チャネルに共通のあるいは
個々の応答とに一致する第1のフィルタリングにかけら
れ、ユーザへ、あるいはユーザによって送信されるシン
ボルの第1の推定は第1のフィルタリングの出力から得
られ、マルチユーザ干渉が第1の推定から導出され、第
1のフィルタリングの出力から差し引かれ、マルチユー
ザ干渉を除去された出力が与えられ、ユーザへ、あるい
はユーザによって送信されるシンボルの第2の推定がマ
ルチユーザ干渉を除去された出力から得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチキャリア符
号分割多元接続システムの受信のためのマルチユーザ検
出方法に関し、より具体的には、パラレル型干渉キャン
セルを用いるマルチユーザ検出方法に関する。また本発
明は、そのようなパラレル型干渉キャンセルを実装する
MC−CDMA受信機にも関連する。
【0002】
【従来の技術】マルチキャリア符号分割多元接続(MC
−CDMA)は、OFDM(直交周波数分割多重)変調
と、CDMA多元接続技術とを組み合わせる。この多元
接続技術は、1993年にProceedings o
f PIMRC’93(Vol. 1、109〜113
ページ)に発表された「Multicarrier CDMA in indoorw
ireless radio networks」というタイトルのN.Yee等に
よる論文において最初に提案された。この技術の開発
は、1997年12月にIEEE Communica
tion Magazine(126〜133ページ)
に発表された「Overview of Multicarrier CDMA」とい
うタイトルのS.Hara等による論文によって再検討され
た。
【0003】周波数スペクトルを拡散するために、各ユ
ーザの信号が時間領域において乗算されるDS−CDM
A(直接拡散符号分割多元接続)方式とは異なり、この
方式では、シグネチャが周波数領域において信号と掛け
合わされ、そのシグネチャの各要素が種々のサブキャリ
アの信号と掛け合わされる。
【0004】より厳密には、図1は所与のユーザkのた
めのMC−CDMA送信機の構造を示す。b(i)を
ユーザkから送信されることになるi番目のシンボルと
する。ただし、b(i)は変調アルファベットに属す
る。最初に、110において、シンボルb(i)はN
「チップ」からなり、c(t)で示されるユーザの拡
散系列あるいはシグネチャと掛け合わされる。各「チッ
プ」は持続時間Tからなり、拡散系列の全持続時間は
シンボル周期Tに相当する。シンボルb(i)と種々
の「チップ」との乗算の結果は、シリアルパラレル変換
器120によってLシンボルのブロックに変換される。
ただしLは一般にNの倍数である。表現を簡単にするた
めに、L=Nと見なされるであろう。その後Lシンボル
のブロックは、モジュール130において、逆高速フー
リエ変換(IFFT)にかけられる。シンボル間干渉を
防ぐために、MC−CDMAシンボルに、送信チャネル
のパルスタイプの応答の持続時間より長い長さを有する
ガードインターバルが付加される。このインターバル
は、そのシンボルの開始と一致して添字を(Δで示され
る)付加することにより得られる。140において、パ
ラレルシリアル変換器に変換後、このようにして得られ
たMC−CDMAシンボルは、ユーザチャネル上で送信
するために、150において増幅される。それゆえ、M
C−CDMA方式は、スペクトル領域における拡散(I
FFT前に)、その後OFDM変調に分解されることが
できるのがわかる。
【0005】実際には、ユーザkはIシンボルからなる
フレームの形でデータを送信し、各シンボルb(i)
は、
【数7】 の場合にc(t)=0であるような、持続時間がシン
ボル周期Tに等しい、実数シグネチャc(t)、典型
的にはウォルシュ−アダマールシグネチャによって拡散
される。時刻t=(i−1)・T+(l−1)・T
おいて変調される信号は、MC−CDMAシンボル間の
ガードインターバルが省略されるものとすると、以下の
ように書き表すことができる。
【0006】
【数8】 ただし、ωはユーザkによって送信される信号の振幅
であり、1つの送信ユニットにわたって一定であるもの
と仮定される。
【0007】所与のユーザのためのMC−CDMA受信
機が図2に概略的に示されている。この受信機は、その
検出が該当するユーザに送信される(あるいはそのユー
ザから送信される)シンボルのみを考慮に入れるので、
シングルユーザ検出受信機(あるいはSUD受信機)と
して知られている。
【0008】復調された受信信号は、「チップ」周波数
でサンプリングされる。こうして得られた信号は以下の
ように書き表すことができる。
【0009】
【数9】 ただし、Kはユーザの数であり、ckl=c((l−
1)・T)であり、hkl(i)は時刻i・Tにおい
て送信されるMC−CDMAシンボルのサブキャリアl
の周波数に対するユーザkのチャネルの応答を表し、n
(t)は受信される雑音である。
【0010】ダウンリンクチャネルについて考えてみる
と、送信チャネルは同一の特性を有し、それゆえhkl
=hである。
【0011】「チップ」周波数でサンプリングすること
により得られたサンプルは、シリアルパラレル変換器2
10において並列に配置され、添字(Δ)から取り外さ
れて、その後、モジュール220においてFFTにかけ
られる。
【0012】MC−CDMAでは、ガード時間の存在に
よって、シンボル間干渉を無視できるようになる。それ
ゆえ、所与のサブキャリア(これ以降、単にキャリアと
呼ぶ)の場合、1つのタップ、すなわち1つの複素係数
による乗算によって等化を実行することができる。SU
D受信機では、等化は、各キャリアに個別に既知の等化
方式、すなわちMRC(最大比合成)、EGC(等利得
合成)、ZF(ゼロフォーシング)あるいはMMSE
(最小二乗平均誤差)のうちの1つを適用することによ
り、キャリア毎に実行される。こうして得られた等化係
数が、図2においてqk,1,...,qk,Lで示さ
れる。
【0013】220から出力される周波数領域のサンプ
ルは、240,...,240 −1においてユーザ
kの等化係数およびシグネチャによって掛け合わされ
(逆拡散のため)、その後、250において加算され
る。その結果が、送信されたシンボルb(i)の軟推
定値
【数10】 である。その後、軟推定値は、硬判定モジュール260
において硬判定にかけられて、変調アルファベットに属
する推定値
【数11】 を出力する。
【0014】マルチユーザ検出技術が、特にCDMA通
信システムにおいて知られている。それらの技術は、他
のユーザによって生成される干渉を考慮することに関し
て共通の特徴を有する。
【0015】MC−CDMAのためのマルチユーザ検
出、すなわちMUD技術は、2000年3月30日にE
lectronics Letters(Vol.3
6、No.7、665〜666ページ)に発表された
「A novel linear MMSE detectiontechnique for MC-CD
MA」というタイトルのJ-Y. Beaudais、J.F. Helardおよ
びJ.Citerneによる論文において提案された。その提案
された等化方式はもはやキャリア毎に動作するのではな
く、MC−CDMAシンボル毎に動作し、稼動中のユー
ザの全てのキャリアおよび全てのシグネチャを考慮に入
れる。このため、その方式は、GMMSE(グローバル
最小平均二乗誤差)等化、あるいは同様に、M−MMS
E(行列最小平均二乗誤差)等化とも呼ばれる。その目
的は、軟推定されたシンボル
【数12】 と送信されたシンボルb(i)との間の平均二乗誤差
を最小にすることである。その後、軟推定値は、硬判定
モジュール360において硬判定にかけられる。
【0016】GMMSE等化を用いる、ユーザkのため
のMC−CDMA受信機が図3に示されている。その構
造は、等化が種々のキャリアの信号の行列Qによる乗算
330を用いて行われるという点で、図2の構造とは異
なる。加算器350の出力において得られる逆拡散され
た信号が、送信されたシンボルb(i)の推定値
【数13】 を与える。
【0017】さらに、J-Y. Beaudais等による論文にお
いて開示されるように、パラレル型干渉キャンセル(P
IC)方式あるいはシリアル型干渉キャンセル(SI
C)方式のいずれかを用いるMUD MC−CDMA受
信機も提案されている。パラレル型干渉キャンセルは、
所与のユーザの場合に、他のユーザに起因する寄与を差
し引くことにより、多重アクセス干渉(MAI)を繰返
しキャンセルする方式であり、これらの寄与は、所与の
ステップの場合に、以前のステップにおいて推定された
シンボルを再拡散し、それを、その個々の送信チャネル
をモデル化するフィルタを用いてフィルタリングするこ
とにより得られる。対照的に、シリアル型干渉キャンセ
ルは、一連のステージにおいてユーザの寄与を連続して
除去する方式であり、最も高い電力の寄与によって開始
して、各ステージが特定のユーザの寄与を除去する。
【0018】図4は、パラレル型干渉キャンセルを用い
るMC−CDMA受信機の構造を示す。明瞭に示すため
に、ユーザkに関連する部分のみが示されている。図4
では、ベクトルr(i)は、FFTの出力、すなわち時
刻i・Tにおいて図3のステージ320によって供給さ
れる周波数成分のベクトルを示す。これらの成分は、4
10において第1の等化にかけられる。より厳密には、
410は、ユーザk’=1,...,K(k’≠k)に
関連付けられるK−1個の送信チャネルのための等化を
提供する。ダウンリンク受信機について考えてみると、
その送信チャネルは同一であり、等化410の量は、L
×L行列による簡単な乗算になり、その出力は次元Lの
ベクトルである。しかしながら、アップリンク受信機で
は、K−1個の行列が含まれ、各行列が、1人のユーザ
の1つの送信チャネルに対応する。これらのK−1個の
行列は、テンソル
【数14】 によって表される。ただし指数(1)は第1のキャンセ
ルステージを表す。等化の後、受信されたMC−CDM
Aシンボルは、420において、ユーザk’=
1,...,K(k’≠k)のK−1個のシグネチャで
逆拡散され、430において検出される。この第1の推
定値は、MAIを考慮していない。その後、検出された
シンボルは、440においてそのシグネチャによって再
拡散され、こうして得られたMC−CDMAシンボル
は、ユーザk’の送信チャネルをモデル化するK−1個
のフィルタによってフィルタリングされる。各フィルタ
は、L×Lの対角行列によって表すことができ、K−1
個の行列はテンソル
【数15】 によって表される。ここで再び、ダウンリンク受信機に
ついて考えるものとすると、後者の行列は同一である。
いずれの場合でも、450のK−1個の出力は、MAI
に対するユーザk’の各寄与を与える。それらは、46
,...,460K−1においてベクトルr(i)
から差し引かれる(410〜450の処理時間を補償す
るように遅延される)。460K−1の出力は、ベクト
ルr(i)の、MAIの第1の推定値を除去したバージ
ョンである。そのプロセスは、MAIの推定値を純化す
るように繰り返されることができ、それらを合わせてシ
ンボルの検出を改善する。最後のステージには、図2の
場合のように、470の従来からのシングルユーザ等
化、480の逆拡散、および490のシンボル検出が続
く。
【0019】提案されるMC−CDMAのパラレル型お
よびシリアル型干渉キャンセル方式は、特にアップリン
ク受信機の場合にかなり複雑である。なぜなら、処理ス
テージの中にはキャリアレベルで実行されるものがあ
り、それゆえ並列に(K−1)・L個の演算を含むため
である。ただし、Kはユーザの数であり、Lはキャリア
の数である。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術から知られているものより簡単な、マルチユーザ検
出およびMAI除去を含むMC−CDMA受信機を提案
することである。詳細には、本発明の目的は、ユーザの
数が少ないときに、より簡単になる上記のタイプのMC
−CDMA受信機を提案することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、添付の請
求項1において請求されるマルチユーザ検出方法と、独
立請求項13において請求されるマルチユーザ受信機と
によって達成される。さらに多くの利点は、従属請求項
において記載される技術的な特徴によって与えられる。
【0022】
【発明の実施の形態】上記の本発明の特徴、および他の
特徴は、添付の図面に関連して与えられる以下の説明の
読むことから、より明らかになるであろう。
【0023】再び、K人のユーザを有するMC−CDM
A受信機の状況が参照されるであろう。時刻iにおいて
FFTによって出力されるL個の周波数成分は、ベクト
ルr(i)=(r(i),...,r(i))
見なすことができ、その式は式(2)から導出すること
ができる。
【0024】
【数16】 ただし、b(i)=(b(i),...,b
(i))は、K個の送信されたシンボルのベクトル
であり、Dω=diag(ω,...,ω)は対角
行列であり、その要素はユーザによって送信されるシン
ボルの振幅ωであり、η(i)=(η
(i),...,η(i))はOFDM多重にお
ける雑音成分のベクトルであり、
【0025】
【数17】 は拡散およびチャネル伝搬の作用を組み合わせた行列で
ある。
【0026】ダウンリンクでは、全てのユーザが同じチ
ャネルを共有し、行列C(i)はC(i)=H(i)C
によって表すことができる。ただし、行列H(i)=
diag(h(i),...,H(i))であり、
は稼動中のユーザの符号を含むL×Kの行列であ
る。
【0027】
【数18】
【0028】雑音η(i)の成分が、共分散行列E[η
(i)η(i)]=Nを有するAWGN(加法
白色ガウス雑音)であり、行列IがL×Lの単位行列
でありNが雑音分散であるものと仮定すると、送信さ
れた信号の最尤検出は、シンボルbが送信された場合
に、受信される信号と受信されるものと予想される信号
との間の距離の二乗d Emin(b)を最小にするシ
ンボルbを見つけることである。それゆえ、式(3)か
ら、そのシンボルbは以下の式を最小にしなければなら
ない。
【0029】
【数19】
【0030】同じく、ベクトルr(i)がわかっている
ので、そのシンボルbは以下の式を最小にしなければな
らない。
【0031】
【数20】 ただし、スカラー積<C(i)Dωb;r(i)>は以
下のように表すことができる。
【0032】
【数21】
【0033】以下の式を、ユーザkのシグネチャおよび
伝搬チャネルに一致するフィルタの出力と定義しよう。
【0034】
【数22】 (i)は、ユーザkの場合の受信されたベクトルr
(i)の成分r(i)の最大比合成と見なすこともで
きる。式(8)は簡単に以下のように書き直すことがで
きる。
【0035】
【数23】
【0036】y(i)=(y(i),...,y
(i))が、K人のユーザの場合の出力y(i)
の観測ベクトルを示すものとしよう。式(7)および式
(10)によれば、ベクトルy(i)は、送信されたベ
クトルb(i)の最尤検出のための十分な統計値を表
す。
【0037】マルチユーザ検出の場合にベクトルr
(i)の代わりにベクトルy(i)を用いて、観測の次
元をLからKに低減することが有利であることに留意す
ることは重要である。観測ベクトルy(i)は、式
(9)から行列の形に書き表すこともできる。
【0038】
【数24】 ただし、・は転置共役を示す。式(11)に式(3)
を代入すると、観測ベクトルy(i)は、送信されたベ
クトルb(i)の関数として求めることができる。
【0039】
【数25】 ただし、
【数26】 および
【数27】 である。
【0040】観測ベクトルy(i)のウィーナフィルタ
によるフィルタリングに基づくマルチユーザ検出方法
が、2001年3月22日に本出願人によって出願され
たフランス国特許出願第FR0104050号に記載さ
れており、これ以降、参照して本明細書に含まれてい
る。この方法によれば、推定されたシンボルのベクトル
【数28】 が以下の式から求められる。
【0041】
【数29】 ただし、行列Fはウィーナ・ホッフ方程式である。
【0042】
【数30】 によって与えられ、行列Rby、Ryyはそれぞれbお
よびyの共分散行列、yの自己共分散である。したがっ
て、行列Fは以下のように表すことができる。
【0043】
【数31】
【0044】式(12)および式(13)を式(16)
に代入し、シンボルが単位エネルギーを有するものと仮
定することにより、以下の式が得られる。
【0045】
【数32】 ただし、IはK×Kの単位行列である。
【0046】演算式(14)は行列Fを用いるMMSE
(最小平均二乗誤差)評価プロセスと見なすことができ
る。
【0047】ここで、本発明の根底をなす基本的な概念
は、従来の技術の項で詳述された従来技術の場合のよう
なキャリアレベルではなく、シンボルレベルでのパラレ
ル型干渉キャンセルを用いるマルチユーザ検出方法を提
案することである。
【0048】本発明の第1の実施形態によるマルチユー
ザ検出器の構造が図5に示される。そのマルチユーザ検
出器は、ユーザのシグネチャに、かつ1つあるいは複数
の伝搬チャネル(複数はアップリンクを表す)の応答に
一致するフィルタ510を含む。フィルタ510は、式
(11)にしたがって観測ベクトルy(i)を出力する
ために、周波数成分のベクトルr(i)と行列Dω
(i)とを掛け合わせる。また、その検出器は、等化フ
ィルタ520および干渉復元フィルタ550も備える。
等化フィルタは、観測ベクトルy(i)と行列F(i)
との乗算を実行し、
【数33】 で示されるベクトルを出力する。その後、ベクトル
【数34】 の成分は、K人のユーザの場合の推定されたシンボルの
ベクトル
【数35】 (上付き文字1は第1のステージを表す)を出力する検
出器540において硬判定にかけられる。推定されたシ
ンボルのベクトルは、フィルタ55において行列B
(i)との乗算にかけられる。第2のフィルタ550の
出力は、新しい観測ベクトル
【数36】 (上付き文字2は第2の検出ステージを表す)を与える
ために、530において、一致するフィルタ510の出
力から差し引かれる。
【0049】
【数37】 上記の式はMAIが概ね除去されている。その後、種々
のユーザの、あるいは種々のユーザの場合のシンボル
が、硬判定検出器560において、新しい観測ベクトル
【数38】 から推定される。第2の検出ステージにおける推定値の
ベクトルは
【数39】 で示される。その後、推定されたシンボルは、ビットに
復調され(それにより、BPSK変調が用いられる場合
には、シンボル−1、1はそれぞれ0、1に変換され
る)、その後、その得られたビットはチャネル復号化さ
れる。別法では、BPSK変調が用いられる場合には、
チャネル復号化は復調の前に行われる場合がある。
【0050】行列F(i)は、等化のために用いられる
判定基準に依存する。MMSEタイプの等化の場合、行
列F(i)は式(17)、すなわち
【0051】
【数40】 によって与えられる。
【0052】別法では、ゼロフォーシング(ZF)判定
基準に基づく等化の場合、行列F(i)は簡単に以下の
式によって与えられる。
【0053】
【数41】
【0054】
【数42】 を得るためにy(i)と行列F(i)とを乗算する代わ
りに、実際には線形系
【0055】
【数43】 あるいは
【数44】 の解が求められることになることに留意されたい。
【0056】K個の送信されるシンボルの推定値
【数45】 を用いる場合に、ユーザkの場合の観測ベクトルの成分
が、
【0057】
【数46】 であることを思い起こすと、MAIを除去された新しい
成分を導出することができる。
【0058】
【数47】 ただし、角括弧内の式は、他のユーザk’≠kの寄与を
無くしたサブキャリアl上で受信される信号を与える。
【0059】式(20)は以下の式に書き直すことがで
きる。
【0060】
【数48】 それは行列の形に書き直すこともできる。
【0061】
【数49】 ただし、diag(R(i))は行列R(i)と同じ対
角を有し、0の非対角要素を有する行列である。それゆ
え、干渉復元フィルタの場合の行列B(i)の式は以下
のように理解することができる。
【0062】
【数50】
【0063】それゆえ、パラレル型干渉キャンセル方式
は、完全にシンボルレベルで実行されることができる。
これは、特に、稼動中のユーザの数KがOFDM多重化
のキャリアの数Lより少ないときに、実施の複雑さを著
しく低減する。
【0064】本発明の第2の実施形態によるマルチユー
ザ検出器の構造が図6に示される。ブロック610、6
20および650はそれぞれ図5のブロック510、5
20および550と同じである。簡略化するために、B
PSK変調の場合のマルチユーザ検出器が示されている
が、他のタイプの変調が用いられる場合もある。
【0065】この実施形態では、ユーザデータが送信機
側において周波数領域において拡散される前に、チャネ
ル符号化にかけられる。さらに、当業者には知られてい
るように、チャネル符号化前および/または後に、イン
ターリーブステップが挿入される場合がある。チャネル
符号化のために、ブロック符号化、たたみ込み符号化あ
るいはターボ符号化の従来の方法を用いることができ
る。
【0066】上記の実施形態とは対照的に、K人の稼動
中のユーザの場合にそれぞれ、等化フィルタ620の後
にK個のチャネル復号器640,...,640
設けられる。これらの各復号器は、K人の稼動中ユーザ
のうちの1人のためのデータのチャネル復号化を実行す
る。より厳密には、復号器640は、軟値
【数51】 を入力し、
【数52】 で示される、ユーザkのためのチャネル復号化されたデ
ータを出力する。K人のユーザのためのチャネル復号化
されたデータは、ベクトル
【数53】 によって表される。推定されたデータ
【数54】 はその後、干渉復元フィルタ650によってフィルタリ
ングされる前に、チャネル符号器670(k=
1,...,K)によってそれぞれ再符号化される。別
法では、復号器640(k=1,...,K)が推定
されたデータを符号化された形で供給することができる
場合には、チャネル符号器670(k=1,...,
K)は省略され、符号化された形の推定されたデータ
が、干渉復元フィルタ650に直に供給されることにな
る。たとえば、復号器640がビタビ復号器である場
合には、復号器640は、符号格子内の最尤経路に沿
って、チャネル復号化されたデータおよびチャネル符号
化された形のデータを供給することができる。
【0067】630において干渉キャンセルした後、M
AIを除去された新しい観測ベクトル
【数55】 は、復号器640,...,640に類似の復号器
641,...,641においてチャネル復号化に
かけられ、K人のユーザの場合のチャネル復号化された
データ
【数56】 を出力する。第2のステージにおけるK人のユーザの場
合のチャネル復号化されたデータは、ベクトル
【数57】 によって表される。当然、送信側において、たとえばチ
ャネル符号化後にユーザデータがインターリーブされて
いる場合には、チャネル復号器640,...,64
の前に、かつチャネル復号器670,...,6
70の後にそれぞれ、デインターリーバおよびインタ
ーリーバが設けられなければならない。
【0068】チャネル符号器670(k=
1,...,K)から出力されるデータは、干渉復元フ
ィルタ650によってフィルタリングされる前に、シン
ボルに変調されなければならないことは理解されたい。
【0069】この実施形態では、復号器64
,...,640および復号器64
,...,641は、SISO(軟値入力軟値出
力:soft−in soft−out)と、その後の
閾値設定器とによって実現することができることも理解
されたい。
【0070】本発明の第3の実施形態によるマルチユー
ザ検出器の構造が図7に示される。ブロック710、7
20および750はそれぞれ、図5の510、520お
よび550と同じである。簡略化するために、BPSK
の場合のマルチユーザ検出器が示されているが、他のタ
イプの変調が用いられる場合もある。
【0071】この実施形態は、SOVA(軟値出力ビタ
ビアルゴリズム)復号器を用いることができるか、ある
いはMAP(最大演繹的:Maximum A Priori)復号器の
ファミリに属することができるSISO(軟値入力軟値
出力)復号器740,...,740を利用する。
いずれの場合でも、復号器740は、ユーザkの場合
の、チャネル復号化されたデータ
【数58】 と、チャネル符号化された形の対応するデータ
【数59】 との両方を供給するように構成される。たとえば、SO
VA復号器が用いられる場合には、その復号器740
は、符号トレリス内の最尤経路に沿って、チャネル復号
化されたデータと、チャネル符号化された形の対応する
データとの両方を出力する。MAP復号器も、1998
年3−4月のEuropian Transactio
ns on Telecomunication、Vo
l.9、No2に発表された、S.Benedetto等による論
文「Soft-input Soft-output modules for the constru
ction and distributed iterative decoding of code n
etwork」に記載されるように、帰納的チャネル復号化デ
ータと、チャネル符号化された形の対応するデータとの
両方を出力することができる。
【0072】K人のユーザの場合の復号化されたデータ
はベクトル
【数60】 として示され、一方、K人のユーザの場合の符号化され
た形のデータはベクトル
【数61】 として示される。符号化された形のデータは、干渉復元
フィルタ750によって直にフィルタリングされる。上
記の実施形態とは対照的に、チャネル符号器はもはや必
要ではないため、受信機の複雑さがさらに低減される。
730において干渉キャンセルされた後、MAIを除去
された新しい観測ベクトル
【数62】 が、SISO復号器741,...,741におい
て軟値チャネル復号化にかけられる。ベクトル
【数63】 として表される軟出力
【数64】 はその後、硬判定モジュール760において閾値判定さ
れ、成分
【数65】 からなるベクトル
【数66】 として表される、K人の稼動中ユーザのチャネル復号化
されたデータが与えられる。ただし、
【数67】 はユーザkの場合のチャネル復号化されたデータであ
る。ここで再び、BPSK以外の変調が用いられる場合
には、チャネル符号器740, K=1,...,Kか
ら出力され、ベクトル
【数68】 によって表される、チャネル符号化された形のデータ
は、干渉復元フィルタ750によってフィルタリングさ
れる前に、シンボルに変調されなければならない。
【0073】上記の本発明の実施形態は、ダウンリンク
およびアップリンクMC−CDMA受信に同じく当ては
まることに留意することは重要である。
【0074】さらに、本発明によるMC−CDMA受信
機のためのマルチユーザ検出装置が、機能モジュール、
たとえばフィルタあるいは推定手段に関して記載されて
きたが、この装置の全てあるいは一部が、示される全て
の機能を達成するための専用の1つのプロセッサを用い
て、あるいはそれぞれ1つあるいはいくつかの機能を達
成するための専用の、またはそのようにプログラミング
された複数のプロセッサの形で実装されることができる
ことは言うまでもない。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、従来技術から知られて
いるものより簡単であり、特にユーザの数が少ないとき
に簡単になるマルチユーザ検出およびMAI除去を含む
MC−CDMA受信機を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 最新技術から知られているMC−CDMA送
信機の構造を示す概略図である。
【図2】 最新技術から知られている第1のMC−CD
MA受信機の構造を示す概略図である。
【図3】 最新技術から知られている第2のMC−CD
MA受信機の構造を示す概略図である。
【図4】 最新技術から知られているようなパラレル型
干渉キャンセルを用いるMC−CDMA受信機の構造を
示す概略図である。
【図5】 本発明の第1の実施形態によるパラレル型干
渉キャンセルを用いるMC−CDMA受信機の構造を示
す概略図である。
【図6】 本発明の第2の実施形態によるパラレル型干
渉キャンセルを用いるMC−CDMA受信機の構造を示
す概略図である。
【図7】 本発明の第3の実施形態によるパラレル型干
渉キャンセルを用いるMC−CDMA受信機の構造を示
す概略図である。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチキャリア符号分割多元接続通信シ
    ステムの受信機のためのマルチユーザ検出方法であっ
    て、前記システムのユーザとの間の各通信はシグネチャ
    で符号化され、前記受信機によって受信される信号は第
    1の複数(L)の周波数成分に分解され、 前記周波数成分は、第2の複数の(K)のユーザの個々
    のシグネチャと、前記ユーザとの間の前記通信に関連す
    る伝送チャネルに共通のあるいは個々の応答とに一致す
    る第1のフィルタリング(510、610、710)に
    かけられ、前記ユーザへ、あるいは前記ユーザによって
    送信されるシンボルあるいはデータの第1の推定(54
    0、640、740)は、前記第1のフィルタリン
    グの出力から得られ、 マルチユーザ干渉が前記第1の推定から導出され(55
    0、650、750)、前記第1のフィルタリングの出
    力から差し引かれて(530、630、730)、マル
    チユーザ干渉を除去された出力が与えられ、 前記ユーザへ、あるいは前記ユーザによって送信される
    シンボルあるいはデータの第2の推定(560、641
    、660、741、760)が前記マルチユーザ干
    渉を除去された出力から得られることを特徴とするマル
    チユーザ検出方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のフィルタリングの前記出力
    は、前記第1の推定の前に、等化ステップ(520、6
    20、720)にかけられることを特徴とする請求項1
    に記載のマルチユーザ検出方法。
  3. 【請求項3】 前記等化ステップは、最小平均二乗誤差
    等化を用いることを特徴とする請求項2に記載のマルチ
    ユーザ検出方法。
  4. 【請求項4】 前記等化ステップは、ゼロフォーシング
    等化を用いることを特徴とする請求項2に記載のマルチ
    ユーザ検出方法。
  5. 【請求項5】 前記第1の推定は、前記第1のフィルタ
    リングの等化された出力において硬判定(540)を適
    用することにより、前記ユーザへ、あるいは前記ユーザ
    によって送信されるシンボルの第1の推定値 【数1】 を与え、それに続く前記第2の推定は、前記マルチユー
    ザ干渉を除去された出力に硬判定(560)を適用する
    ことにより、前記シンボルの第2の推定値 【数2】 を与えることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか
    一項に記載のマルチユーザ検出方法。
  6. 【請求項6】 前記第2のフィルタリング(550)は
    前記第1の推定値 【数3】 に適用され、前記マルチユーザ干渉を除去された出力
    は、前記第1のフィルタリング(510)の前記出力か
    ら前記第2のフィルタリング(550)の前記出力を差
    し引く(530)ことにより得られることを特徴とする
    請求項5に記載のマルチユーザ検出方法。
  7. 【請求項7】 前記第1の推定は、前記ユーザへ、ある
    いは前記ユーザによって送信されるデータの第1の推定
    値 【数4】 を与えるために、前記第1のフィルタリングの等化され
    た出力に第1のチャネル復号化ステップ(64
    ,...,640)を適用し、前記第2の推定
    は、前記データの第2の推定値 【数5】 を与えるために、前記マルチユーザ干渉を除去された出
    力に第2のチャネル復号化ステップ(64
    ,...,641)を適用することを特徴とする
    請求項2ないし4のいずれか一項に記載のマルチユーザ
    検出方法。
  8. 【請求項8】 前記第1の推定値は、チャネル符号化ス
    テップ(670,...,670)と、その後第2
    のフィルタリング(650)とにさらにかけられ、前記
    マルチユーザ干渉を除去される出力は、前記第1のフィ
    ルタリング(610)の出力から前記第2のフィルタリ
    ング(650)の出力を差し引く(630)ことにより
    得られることを特徴とする請求項7に記載のマルチユー
    ザ検出方法。
  9. 【請求項9】 前記第1の推定値は、第2のフィルタリ
    ングにチャネル符号化された形で供給され、前記マルチ
    ユーザ干渉を除去された出力は、前記第1のフィルタリ
    ング(610)の出力から前記第2のフィルタリング
    (650)の出力を差し引く(630)ことにより得ら
    れることを特徴とする請求項7に記載のマルチユーザ検
    出方法。
  10. 【請求項10】 前記第1の推定は、前記ユーザへ、あ
    るいは前記ユーザによって送信されるデータと、チャネ
    ル符号化された形の対応するデータとの両方の第1の推
    定値 【数6】 を与えるために、前記フィルタリングの等化された出力
    に、軟値入力軟値出力チャネル復号化ステップ(740
    ,...,740)を適用することを特徴とする請
    求項2ないし4のいずれか一項に記載のマルチユーザ検
    出方法。
  11. 【請求項11】 第2のフィルタリング(750)がチ
    ャネル符号化された形の前記データに適用され、前記マ
    ルチユーザ干渉を除去された出力は、前記第1のフィル
    タリング(710)の出力から前記第2のフィルタリン
    グ(750)の出力を差し引く(730)ことにより得
    られることを特徴とする請求項10に記載のマルチユー
    ザ検出方法。
  12. 【請求項12】 前記第2のフィルタリングは、行列B
    (i)=R(i)−diag(R(i))による乗算ス
    テップを含み、ただし行列R(i)は、前記第1のフィ
    ルタリングの出力の自己共分散行列であり、diag
    (R(i))は、行列R(i)と同じ対角要素と、0の
    非対角要素とを有する行列であることを特徴とする請求
    項6、8、11のいずれか一項に記載のマルチユーザ検
    出方法。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし12のいずれか一項に
    記載のマルチユーザ検出方法を実行するための手段を含
    むことを特徴とするマルチキャリア符号分割多元接続通
    信システムのためのマルチユーザ受信機。
JP2002263055A 2001-10-04 2002-09-09 マルチキャリア符号分割多元接続通信システムの受信機のためのマルチユーザ検出方法 Expired - Fee Related JP4284047B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP01123755A EP1300977A1 (en) 2001-10-04 2001-10-04 Parallel interference cancellation in an MC-CDMA telecommunication system
EP01123755.9 2001-10-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003188849A true JP2003188849A (ja) 2003-07-04
JP4284047B2 JP4284047B2 (ja) 2009-06-24

Family

ID=8178847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002263055A Expired - Fee Related JP4284047B2 (ja) 2001-10-04 2002-09-09 マルチキャリア符号分割多元接続通信システムの受信機のためのマルチユーザ検出方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7286517B2 (ja)
EP (1) EP1300977A1 (ja)
JP (1) JP4284047B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007513545A (ja) * 2003-11-28 2007-05-24 テールズ 非拡散伝送システムの容量増強方法及び装置
KR100800891B1 (ko) 2005-06-29 2008-02-04 삼성전자주식회사 통신 시스템에서 사용자 검출 장치 및 방법
JP2013531927A (ja) * 2010-05-20 2013-08-08 ハリス コーポレイション 等化方法、通信装置及びコンピュータ読み取り可能な媒体

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2822567B1 (fr) * 2001-03-22 2003-05-02 Mitsubishi Electric Inf Tech Methode et dispositif d'egalisation de type gmmse
ATE283580T1 (de) * 2001-07-05 2004-12-15 Mitsubishi Electric Inf Tech Mehrbenutzerdetektion in einem mc-cdma telekommunikationssystem
US7079828B1 (en) * 2002-10-25 2006-07-18 Edgewater Computer Systems, Inc. Method and apparatus for side-lobe cancellation in wideband radio systems
US7428279B2 (en) * 2003-03-03 2008-09-23 Interdigital Technology Corporation Reduced complexity sliding window based equalizer
US7042967B2 (en) * 2003-03-03 2006-05-09 Interdigital Technology Corporation Reduced complexity sliding window based equalizer
US7428261B2 (en) * 2003-04-24 2008-09-23 Bae Systems Information And Electronic Systems Integration Inc. Cross-system interference cancellation for multicarrier CDMA and OFDM
US7286603B2 (en) 2003-05-01 2007-10-23 Nokia Corporation Method and apparatus for increasing data rates in a wideband MC-CDMA telecommunication system
JP2004363721A (ja) * 2003-06-02 2004-12-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線通信システム及び無線通信方法
WO2005027451A1 (en) * 2003-09-12 2005-03-24 Ems Technologies Canada, Ltd. Joint synchronizer and decoder
US7428260B2 (en) 2003-10-30 2008-09-23 Marvell World Trade Ltd. Unified MMSE equalization and multi-user detection approach for use in a CDMA system
US7593473B2 (en) * 2004-12-01 2009-09-22 Bae Systems Information And Electronic Systems Integration Inc. Tree structured multicarrier multiple access systems
US8670493B2 (en) 2005-06-22 2014-03-11 Eices Research, Inc. Systems and/or methods of increased privacy wireless communications
KR101329145B1 (ko) * 2007-10-05 2013-11-21 포항공과대학교 산학협력단 반복적 다중 사용자 검파를 통한 공간 블록 부호화 신호송수신 장치 및 방법
EP2264963A3 (en) * 2009-06-21 2012-04-25 Ablaze Wireless, Inc. Transform domain multi-user detection and interference suppression apparatus for femtocell
US9912362B2 (en) * 2014-09-10 2018-03-06 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for mitigating interference in a wireless communication system
CN105635025B (zh) * 2016-01-26 2018-09-07 哈尔滨工业大学 Noma上行链路的多用户混合载波方法

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5377225A (en) * 1993-10-19 1994-12-27 Hughes Aircraft Company Multiple-access noise rejection filter for a DS-CDMA system
DE69412288T2 (de) * 1994-02-10 1999-04-22 Ibm Verfahren und gerät für mehrbenutzer interferenz verminderung
US6201799B1 (en) * 1997-05-01 2001-03-13 Lucent Technologies, Inc Partial decorrelation for a coherent multicode code division multiple access receiver
US6075792A (en) * 1997-06-16 2000-06-13 Interdigital Technology Corporation CDMA communication system which selectively allocates bandwidth upon demand
SG77607A1 (en) * 1997-08-26 2001-01-16 Univ Singapore A multi-user code division multiple access receiver
US6175588B1 (en) * 1997-12-30 2001-01-16 Motorola, Inc. Communication device and method for interference suppression using adaptive equalization in a spread spectrum communication system
US6301293B1 (en) * 1998-08-04 2001-10-09 Agere Systems Guardian Corp. Detectors for CDMA systems
JP2000082982A (ja) * 1998-09-03 2000-03-21 Nec Corp アレーアンテナ受信装置
WO2000036765A1 (en) * 1998-12-15 2000-06-22 Nokia Networks Oy A receiver
US6151358A (en) * 1999-08-11 2000-11-21 Motorola, Inc. Method and apparatus, and computer program for producing filter coefficients for equalizers
US6714527B2 (en) * 1999-09-21 2004-03-30 Interdigital Techology Corporation Multiuser detector for variable spreading factors
US6614836B1 (en) * 2000-01-28 2003-09-02 Intersil Americas Inc. Biased-corrected rake receiver for direct sequence spread spectrum waveform
US6654408B1 (en) * 2000-10-27 2003-11-25 Wisconsin Alumni Research Foundation Method and system for multi-carrier multiple access reception in the presence of imperfections
JP3639206B2 (ja) * 2000-11-24 2005-04-20 富士通株式会社 共有メモリ型スカラ並列計算機における並列行列処理方法、及び記録媒体
US6711219B2 (en) * 2000-12-04 2004-03-23 Tensorcomm, Incorporated Interference cancellation in a signal
FR2822568B1 (fr) * 2001-03-22 2003-06-06 Mitsubishi Electric Inf Tech Methode et dispositif d'egalisation de type gmmse
US6785341B2 (en) * 2001-05-11 2004-08-31 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for processing data in a multiple-input multiple-output (MIMO) communication system utilizing channel state information
ATE283580T1 (de) * 2001-07-05 2004-12-15 Mitsubishi Electric Inf Tech Mehrbenutzerdetektion in einem mc-cdma telekommunikationssystem

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007513545A (ja) * 2003-11-28 2007-05-24 テールズ 非拡散伝送システムの容量増強方法及び装置
KR100800891B1 (ko) 2005-06-29 2008-02-04 삼성전자주식회사 통신 시스템에서 사용자 검출 장치 및 방법
US7881410B2 (en) 2005-06-29 2011-02-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for detecting user in a communication system
JP2013531927A (ja) * 2010-05-20 2013-08-08 ハリス コーポレイション 等化方法、通信装置及びコンピュータ読み取り可能な媒体

Also Published As

Publication number Publication date
EP1300977A1 (en) 2003-04-09
JP4284047B2 (ja) 2009-06-24
US20030072291A1 (en) 2003-04-17
US7286517B2 (en) 2007-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4284047B2 (ja) マルチキャリア符号分割多元接続通信システムの受信機のためのマルチユーザ検出方法
AU2007233563B2 (en) Channel estimation for rapid dispersive fading channels
US8462899B2 (en) Multi-user detecting method and device of OFDM transmission signal
KR100843253B1 (ko) 반복 수신 방법 및 반복 수신기
US20040247020A1 (en) Cross-system interference cancellation for multicarrier cdma and ofdm
JP4585732B2 (ja) 多重搬送波と符号分割多元接続との変調技術の組合せを使用した受信機における等化方法
EP1335518B1 (en) Reception of multicarrier spread-spectrum signals
JP4963703B2 (ja) 受信機、受信方法および集積回路
KR100816032B1 (ko) 반복적 다중 사용자 검파를 통한 데이터 송수신 방법 및 그장치
EP1603264B1 (fr) Procédé et dispositif de réception d'un signal ayant subi un précodage linéaire et un codage de canal
JP4968968B2 (ja) 受信機及び受信方法
US7760820B2 (en) Receiver having a signal reconstructing section for noise reduction, system and method thereof
Kafle et al. Iterative semi-blind multiuser detection for coded MC-CDMA uplink system
US20030215007A1 (en) Method for performing an equalisation per carrier in a MC-DMA receiver
JP4463852B2 (ja) 通信路伝達関数を反復的に推定する装置及び方法
JP5030312B2 (ja) 受信機、受信方法および集積回路
US7277470B2 (en) Multi-user detection in an MC-CDMA telecommunication system
Zemen et al. Improved channel estimation for iterative receivers
JP2003110530A (ja) マルチユーザ検出方法および受信機
Van Der Hofstad et al. The effect of system load on the existence of bit errors in CDMA with and without parallel interference cancelation
Dinis et al. IB-DFE receiver techniques for CP-assisted block transmission within DS-CDMA and MC-CDMA systems
Salman Block-Iterative Frequency-Domain Equalizations for SC-IDMA Systems
Carni et al. Synchronous CDMA based on the cyclical translations of a CAZAC sequence
AliHemmati et al. A turbo detection structure for uplink coded MC-CDMA system with distortion cancellation capability
Belaoura et al. Comparison of the Performance of OFDM-IDMA systems and Chip-Interleaved OFDM-CDMA schemes over frequency selective Channels

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050825

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080226

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080526

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080604

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080902

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090317

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130327

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130327

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140327

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees