JP2003188836A - 光伝送路を監視するための装置および方法 - Google Patents

光伝送路を監視するための装置および方法

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JP2003188836A
JP2003188836A JP2002311329A JP2002311329A JP2003188836A JP 2003188836 A JP2003188836 A JP 2003188836A JP 2002311329 A JP2002311329 A JP 2002311329A JP 2002311329 A JP2002311329 A JP 2002311329A JP 2003188836 A JP2003188836 A JP 2003188836A
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Nigel Richard Parsons
ナイジエル・リチヤード・パーソンズ
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Alcatel Lucent SAS
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Alcatel SA
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/07Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems
    • H04B10/071Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems using a reflected signal, e.g. using optical time domain reflectometers [OTDR]

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光伝送路を監視するための装置および方法を
提供すること。 【解決手段】 所定の持続時間の光パイロット信号が、
前記光伝送路に沿って伝送され、同じ伝送路に沿って、
前記光パイロット信号の少なくとも一部に対応する返送
信号が、信号返送装置から送り返される。信号返送装置
は、光伝送路上の所定の地点に配置される。光検出装置
は、前記光パイロット信号を検出し、また前記返送信号
も検出する。監視ユニットは、前記光検出装置から検出
信号を受信し、光パイロット信号の持続時間と、光パイ
ロット信号の往復時間の間の時間関係を判定する。判定
された時間関係が所定の値を有する場合には第1の監視
信号が生成され、そうでない場合には、少なくともさら
に1つの監視信号が生成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光伝送路を監視す
るための、より詳細には、光伝送路の安全を監視するた
めの方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ通信においては、光データ伝
送速度および光ファイバ伝送距離の増加に対する要求が
常にある。前者の要求を満たすための試みには、一般
に、光伝送路に沿ってデータを伝送するために使用する
WDM(波長分割多重伝送方式)またはDWDM(密波
長分割多重伝送方式)光チャネルの数の増加を伴い、こ
れには、一般に、このようなチャネルのそれぞれに許容
可能な信号レベルを供給するために、高光パワーレベル
での伝送が必要となる。同様に、後者の要求を満たす試
みには、パワーがますます増加する光源および/または
光増幅器、およびそのための、強度がますます増加する
ポンプ源を使用することが必要となる。
【0003】したがって、このような高光パワーレベル
を使用する場合は、万一、光伝送路が破損または切断さ
れたときに、通信回線の光源および/または光増幅器を
シャットダウンするための、信頼にたる安全メカニズム
を使用することが好ましい。
【0004】伝送路中に存在する高光パワーは、少なく
とも人間の目に害を与える可能性があり、シャットダウ
ンすることは、一般に、システムを安全にするためだけ
でなく、破損自体を知らせるためにも望ましい。
【0005】一般に、任意の許容できる信頼にたる安全
メカニズムは、伝送路の破損の検出、およびそれに続
く、伝送路の光源のシャットダウンの検出において、5
00FIT(10時間中の故障数)を超えない等価故
障率を有するべきである。
【0006】多くの現行の安全メカニズムは、伝送路上
の、光源から離れた所定の位置に配置された光分波器を
使用している。分波器は、光伝送路から、それに沿って
進む放射の小部分を取り出す。ループバック光ファイバ
は、光分波器の出力部、および、ループバックファイバ
を介して受信するループバック信号に依存して光源を制
御する関連する安全制御装置に接続される。光源と分波
器の間のある地点で、ループバックファイバが破損、ま
たは光伝送路が破損すると生じる場合のように、ループ
バック信号が失われた場合には、光源がシャットダウン
される。
【0007】専用ループバック光ファイバを必要とする
場合、追加ファイバや光分波器を供給しなければならな
いので上記のような安全メカニズムを作成することは相
対的に高価であることは容易に理解される。実際に、N
本の光ファイバケーブルでシステムを実装するために
は、ファイバのうちN/2本を、残りのN/2本のファ
イバ上を搬送される信号をループバックするために専用
にする必要がある。したがって、データ伝送には、ケー
ブル中のファイバの半分しか利用することができない。
【0008】さらに、既存の光伝送ケーブル中のすべて
の光ファイバがすでに使用されている場合(例えば、デ
ータ伝送用に)、ループバックファイバとして使用でき
る余分なファイバがないため、光伝送ケーブル中に安全
メカニズムを実装することはできない。同様に、例え
ば、伝送路に近づけない場合(例えば、海底ケーブル
内)は、伝送路に沿って光分波器を置くべき都合のよい
場所がないこともある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
上記の欠陥の、少なくともいくつかを克服することをね
らいとしている。
【0010】一般的に言えば、本発明は、ある長さの光
伝送路に沿って光パイロット信号を伝送し、パイロット
信号の少なくとも一部を伝送路に沿って返送し、その戻
された信号を検出することによって、光伝送の状態を監
視することを提案する。本発明は、さらに、パイロット
信号の持続時間および往復時間について、所定の時間的
関係が存在するかどうかを判定することを提案する。こ
の関係が存在することが発見された場合には、その伝送
路は、正常状態にあり、そうでなければ正常状態ではな
いとみなされる。
【0011】例えば、パイロット信号のリーディングエ
ッジが、信号返送エレメントを介して、パイロット信号
モニタからパイロット信号モニタに戻ってくるまでの往
復時間にほぼ等しくなるように、パイロット信号の持続
時間を選択することができる。
【0012】このように、本発明は、パイロット信号が
その往復の間に伝播する、ある長さの伝送路を監視する
ことを提案する。一定の長さのファイバ中に破損が発生
していなければ、反射されたパイロット信号の前縁(例
えば、立ち上がりエッジ)は、パイロット信号の終り
(例えば、立ち下がりエッジ)がモニタを出発する時間
に対して所定の時間(例えば、ほぼ直後に)に、パイロ
ット信号モニタに到達するはずである。パイロット信号
の前縁および後縁がこれ以外の時間にモニタに到着/出
発した場合には、ファイバ破損など伝送路中の異常動作
状態を示す。
【0013】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、その
第1の態様では、光伝送路を監視するための装置であっ
て、前記光伝送路に沿って、所定の持続時間の光パイロ
ット信号を伝送するための信号送信機と、前記光伝送路
に沿って、前記光パイロット信号の少なくとも一部に対
応する返送信号を送り返すための、光伝送路に沿った所
定の地点にある信号返送装置と、前記光パイロット信号
を検出し、前記返送信号を検出するための光検出装置
と、前記光検出装置から検出信号を受信し、光パイロッ
ト信号の所定の持続時間と、光パイロット信号の、前記
光検出装置から前記信号返送装置を経て、前記光検出装
置に戻るまでの往復時間の間の関係を判定し、判定され
た時間関係が所定の値を有する場合は第1の監視信号を
生成し、そうでない場合は、少なくとも1つのさらなる
監視信号を生成する監視ユニットとを含む装置を提供す
ることができる。
【0014】したがって、本発明は、その第1の態様で
は、追加の専用ループバックファイバの必要なく、光伝
送路の状態を監視するための監視装置を提供することが
理解されよう。それどころか、必要とされる唯一のファ
イバが、監視されるファイバである。伝送路に沿って光
分波器を置く必要もなく、それによって、コストが低減
され、本発明の装置の実装が容易になる。
【0015】本発明によれば、伝送路を監視するため
に、ただ1つ光パイロット信号が必要とされるだけであ
り、この信号を、伝送路に沿って伝播する他のいずれか
の信号(例えば、通信信号)と独立して供給することが
できる。さらに、伝送路の高反射型および低/非反射型
破損の両方を、この単一のパイロット信号で検出するこ
とができる。
【0016】パイロット信号の持続時間を、パイロット
信号のリーディングエッジの、光検出装置から信号返送
装置を介して光検出装置まで戻ってくるまでの往復時間
にほぼ等しくなるように選択できることが好ましい。こ
れは、実質上、所定の値がほぼゼロになる状況(すなわ
ち、パイロット信号の持続時間と往復時間が「等しい」
関係であること)である。あるいは、光パイロット信号
の持続時間および往復時間を、前者が後者よりも長いか
短いかに応じて、それぞれ正の値または負の値だけ異な
るように選択することもできる。
【0017】しかし、より一般には、監視装置の監視ユ
ニットは、好ましくは、前記光検出装置から受信した検
出信号を比較するように、また、光検出装置が、検出さ
れたパイロット信号が存在しなくなる時間から前記所定
の値にほぼ等しい量だけ異なる時間で返送信号を最初に
検出した場合に、第1の監視信号を供給するように動作
可能であり、この監視信号は、監視ユニットおよび伝送
路の第1の動作状態を示す。
【0018】例えば、所定の値をゼロ(すなわち「同
等」)として選択すると、検出された光パイロット信号
が存在しなくなったほぼ直後に、返送信号が最初に検出
された場合に、第1の監視信号が生成されるようにする
ことができる。
【0019】したがって、この例によれば、パイロット
信号が、検出装置と信号返送装置の間でファイバの破損
に全く出会わない場合には、戻りパイロット信号の前縁
は、同じパイロット信号の(戻らずに出て行く)後縁が
検出装置を通過して監視装置を出発するのとほぼ同時
に、検出装置に到着する。
【0020】第1の監視信号は、好ましくは、監視され
ている伝送路および監視装置の両方のほぼ正常な動作状
態(例えば、パイロット信号源が機能していること)を
示す。
【0021】監視ユニットが、問題の時間関係が、所定
の許容限界内で所定の値を有していると判定した場合
に、第1の監視信号が生成されることが好ましい。物理
的に言えば、この許容限界幅によって、例えば所定の値
がゼロ(すなわち「同等」)であり、戻りパイロット信
号の前縁が、同じ(出て行く)パイロット信号の後縁が
検出装置を通過したわずかに後に(しかし許容限界内
で)、検出装置に到着するという状況において、第1の
監視信号が生成されるようにすることができる。
【0022】好ましくは、許容限界は、返送信号の立ち
上がりエッジ(前縁)が検出装置の検出しきい値より上
に上がる前に、パイロット信号の立ち下がりエッジ(後
縁)がそのしきい値より下に下がるのに十分である。
【0023】所定の許容限界は、好ましくは、全監視装
置の動作パラメータに応じて選択する。しかし、好まし
くは、問題の時間関係測定の数パーセントの誤りである
ようにする。しかし、この値は、一般に、出力パイロッ
ト信号の光パワー、および信号の往復距離に応じて決ま
る。時間関係の測定においては、一般に、約10パーセ
ントまでのエラーを許容する許容限界が許される。
【0024】本発明の監視ユニットは、好ましくは、前
記光検出装置から受信した検出信号を比較するように、
また、光検出装置が、検出されたパイロット信号が存在
しなくなる時間から前記所定の値に満たない量だけ異な
る時間で返送信号を最初に検出した場合に、前記少なく
とも1つのさらなる監視信号の1つである第2の監視信
号を供給するように動作可能であり、この監視信号は、
監視ユニットおよび伝送路の第2の動作状態を示す。
【0025】第2の監視信号は、好ましくは、戻りパイ
ロット信号が、検出装置と信号返送装置の位置の間に位
置する反射型ファイバ破損によって戻された場合には、
パイロット信号が早期に到着するため、監視されている
伝送路中の異常動作状態を示す。
【0026】好ましくは、この装置の監視ユニットは、
前記光検出装置から受信した検出信号を比較するよう
に、また、光検出装置が光パイロット信号を検出し、か
つ、検出された光パイロット信号が存在している間、お
よび存在しなくなった後の両方において光信号の戻り部
分を検出しない場合、前記少なくとも1つのさらなる監
視信号の1つである第3の監視信号を供給するように動
作可能であり、この監視信号は、監視ユニットおよび一
定の長さの伝送路の第3の動作状態を示す。
【0027】第3の監視信号は、好ましくは、戻りパイ
ロット信号が、検出装置と所定の信号返送装置の位置の
間に位置する非反射型ファイバ破損に出会った場合には
到着しないため、監視されている伝送路中の異常動作状
態を示す。
【0028】本発明の装置の監視ユニットは、好ましく
は、前記光検出装置から受信した検出信号を比較するよ
うに、また、光検出装置が、光パイロット信号も、光パ
イロット信号の戻り部分も検出しない場合、前記少なく
とも1つのさらなる監視信号の1つである第4の監視信
号を供給するように動作可能であり、この監視信号は、
監視装置の第4の動作状態を示す。この第4の監視信号
は、好ましくは、パイロット信号送信機が動作不能の場
合には出て行くパイロット信号も戻りパイロット信号も
検出されないため、モニタ中の異常動作状態を示す。
【0029】好ましくは、信号送信機は、光結合器によ
って光伝送路に光学的に結合された、光パイロット信号
源を含む。例えば、パイロット信号源は、直接、変調さ
れて、所定の持続時間のパイロット信号を生成する半導
体レーザまたはLED、または同様のものでよく、ある
いは、連続的な出力を供給し、その後、変調されてパイ
ロット信号を形成することができる(例えば、マッハツ
エンダ型(MachZehnder)光変調器などによ
って)半導体レーザまたはLEDであってもよい。
【0030】光結合器は、知られている結合器の範囲の
いずれのものでもよい。しかし、好ましくは、パイロッ
ト信号を、伝送路に沿って、その中に設置されている信
号返送装置の方向へ向ける方向性結合器である。より好
ましくは、結合器は、光パイロット信号放射を含めて、
波長範囲内にある光放射を光伝送路に結合するように動
作可能な波長選択結合器である。
【0031】好ましくは、パイロット信号波長を、伝送
路に沿って伝送されるいずれかの他の信号(例えば、デ
ータチャネル)の波長とは異なるように選択し、上述の
波長選択結合器の波長範囲がそれら他の信号の波長を除
外するように選択する。これによって、パイロット信号
を、その上に存在する他の信号とほとんど干渉すること
なく、伝送路に結合したり、または伝送路から、取り出
したりすることができる。
【0032】より好ましくは、光検出装置が、第1の検
出位置で前記光パイロット信号を検出するように、また
第2の検出位置で返送信号を検出するように動作可能で
あって、前記光パイロット信号の所定の持続時間が、前
記検出装置から前記信号返送装置までの光パイロット信
号の通過時間と、前記信号返送装置から前記検出装置ま
での返送信号の通過時間の合計にほぼ等しい。
【0033】好ましくは、光検出装置が、第1の検出位
置に配置された第1の光検出器、および第2の検出位置
に配置された第2の光検出器を含む。第2の検出位置
は、第1の検出位置と離れていてよい。
【0034】第1の検出位置は、光パイロット信号源の
出力部に隣接する光結合器上にあり、第2の検出位置は
光伝送路上にあってよい。あるいは、第1の検出位置お
よび第2の検出位置がともに光伝送路上にあってもよ
い。
【0035】好ましくは、光検出装置の光検出器は、そ
れぞれが、光パイロット信号放射を含み、伝送路中に存
在する他の信号(例えばデータチャネル)を除外する波
長範囲内にある光放射を/に、光伝送路に/から結合す
る/取り出すように動作可能な、波長選択結合器である
光結合器によって、光伝送路に結合される(直接、また
は中間光エレメントを介して)。これらの光結合器は、
知られている結合器の範囲のいずれのものでもよいが、
好ましくは、適切な方向性結合器である。
【0036】好ましくは、第1の光検出器の結合器は、
第1の検出位置で、出て行くパイロット信号の一部を第
1の検出器に向けるように動作可能であり、一方、第2
の光検出器は、第2の検出位置で、戻りのパイロット信
号の一部を第2の検出器に向けるように動作可能であ
る。第1の検出位置の結合器が、返送信号放射を全く、
または比較的少ししか取り出さず、第2の検出位置の結
合器が、出て行く信号放射を全く、または比較的少しし
か取り出さないことが好ましい。
【0037】上述の光結合器のいずれか1つまたはすべ
てが、好ましくは、WDM波長選択方向性結合器であ
る。しかし、波長選択光フィルタ、光サーキュレータな
どを使用した結合器など、その他の光結合器も使用でき
る。
【0038】好ましくは、信号返送装置は、光パイロッ
ト信号放射の波長を含む、波長範囲内にある光放射を反
射するように動作可能な、波長選択伝送路内ファイバ格
子を含む。信号返送装置は、反射型格子以外であっても
よく、フィルタ、および例えば4分の1波長プレートを
含むことができる。使用される手段は、単に、パイロッ
ト信号放射の少なくとも一部を収集し、それを、同じ光
ファイバに沿って信号検出ユニットに送り返すものであ
る必要がある。
【0039】信号返送装置の波長範囲は、好ましくは、
伝送路に存在するいずれかの他の光信号(例えばデータ
チャネル)の波長を除外するように選択する。これによ
って、本発明の装置の信号返送装置は、パイロット信号
を送り返すが、他の光信号を実質的に伝送することがで
きる。
【0040】光検出装置を、光パイロット信号放射を含
めて、信号返送装置から離れて伝播し、波長範囲内にあ
る光放射を光検出装置に結合するように動作可能な波長
選択光結合器によって、第2の検出位置で光伝送路に結
合することができる。
【0041】本発明の第2の態様によれば、光放射源
と、光ファイバ伝送路と、本発明の第1の態様による装
置とを含み、装置が、監視ユニットが供給する監視信号
に応じて、光放射源を制御するように動作可能な光ファ
イバ通信システムが提供される。
【0042】したがって、第1の態様の本発明の監視装
置を、安全監視および制御機能を供給するために、光フ
ァイバ通信システムに適用できることが理解されよう。
万一、異常動作状態が生じたことを、装置の監視ユニッ
トが判定した場合には、装置は、例えばデータ伝送のた
めの放射を伝送路に沿って供給する光放射源を、シャッ
トダウンすることができる。
【0043】本発明の装置を使用して、別の方法で、光
ファイバ通信システムの光放射源を制御できることを理
解されたい。例えば、監視ユニットは、放射源の光パワ
ー出力の低減を始動することができる(例えば、人間の
目に有害ではない程度まで)。または、放射の再経路指
定を始動して、別の伝送路への光源を形成することがで
きる。あるいは、単に、適切なアラーム信号を始動する
ことができる。監視ユニットはまた、光通信システム内
の光増幅器、したがってポンプレーザを、同様に制御す
ることができる。
【0044】好ましくは、光ファイバ通信システムの第
1の監視信号は、監視されている伝送路および監視装置
の両方のほぼ正常な動作状態を示し、監視ユニットは、
第1の監視信号が維持されている間、光放射源の既存の
動作ステータスを維持する。
【0045】好ましくは、光ファイバ通信システムの第
2の監視信号は、監視されている伝送路中の異常動作状
態、および監視装置中の正常動作状態(例えば、パイロ
ット信号源が機能していること)を示し、監視ユニット
は、第2の監視信号が維持されている間、光放射源をシ
ャットダウンする。例えば、第2の監視信号は、光検出
装置と信号返送装置の間の光伝送路中の反射型破損を示
すことができる。
【0046】好ましくは、光ファイバ通信システムの第
3の監視信号は、監視されている伝送路中の異常動作状
態、および監視装置中の正常動作状態(例えば、パイロ
ット信号源が機能している)を示し、監視ユニットは、
第3の監視信号が維持されている間、光放射源をシャッ
トダウンする。第3の監視信号は、光検出装置と信号返
送装置の間の光伝送路中の非反射型破損を示すことがで
きる。
【0047】好ましくは、光ファイバ通信システムの第
4の監視信号は、監視装置中の異常動作状態を示し、第
4の監視信号が維持されている間、監視ユニットが光放
射源をシャットダウンする。第4の監視信号は、光パイ
ロット信号送信機が動作不能であることを示すことがで
きる。
【0048】本発明の第3の態様によれば、光伝送路を
監視する方法が提供され、この方法は、前記光伝送路に
沿って、所定の持続時間の光パイロット信号を伝送する
ステップと、前記光パイロット信号が第1の位置に存在
するか否かを判定するステップと、所定の地点で、前記
光パイロット信号の少なくとも一部に対応する返送信号
を、前記伝送路に沿って送り返すステップと、前記返送
信号が、第2の位置に存在するか否かを判定するステッ
プと、光パイロット信号の所定の持続時間と、前記第1
の検出位置から前記所定の地点を経て前記第2の検出位
置に戻るまでの、光パイロット信号の往復時間の間の時
間関係を判定するステップと、判定された時間関係が所
定の値を有する場合には第1の監視信号を生成し、そう
でない場合には少なくとも1つのさらなる監視信号を生
成するステップとを含む。
【0049】例えば、上記方法による監視信号は、検出
されたパイロット信号が前記第1の位置で存在しなくな
る時間から前記所定の値にほぼ等しい量だけ異なる時間
で返送信号が前記第2の位置に存在すると最初に判定さ
れた場合には第1の監視信号であり得、この監視信号
は、少なくとも伝送路の第1の動作状態を示す。
【0050】上記方法によれば、監視信号は、検出され
たパイロット信号が前記第1の位置で存在しなくなる時
間から前記所定の値に満たない量だけ異なる時間で返送
信号が前記第2の位置に存在すると最初に判定された場
合には、前記少なくとも1つのさらなる監視信号の1つ
である第2の監視信号であり得、この監視信号は、少な
くとも伝送路の第2の動作状態を示す。
【0051】さらに、上記方法によれば、監視信号は、
光パイロット信号が第1の位置に存在すると判定され、
返送信号が、光パイロット信号が第1の位置に存在して
いる間、および存在しなくなった後の両方において第2
の位置に存在しないと判定された場合には、前記少なく
とも1つのさらなる監視信号の1つである第3の監視信
号であり得る。この監視信号は、少なくとも前記伝送路
中の第3の動作状態を示す。
【0052】好ましくは、上記方法によれば、監視信号
は、光パイロット信号も返送信号も、それぞれ第1およ
び第2の位置に存在しないと判定された場合には、前記
少なくとも1つのさらなる監視信号の1つである第4の
監視信号であり得る。この第4の監視信号は、少なくと
も光伝送ライン中の第4の監視状態を示す。
【0053】所定の値は正の量であっても負の量であっ
ても、あるいは実質的にゼロであってもよい。これらの
値は、それぞれ、パイロット信号の持続時間と往復時間
の間の関係に対応し、前者が後者よりも大きい、小さ
い、または等しい。
【0054】問題の時間関係が、所定の許容限界内の所
定の値を有していると判定された場合には、第1の監視
信号が生成され得る。物理的に言えば、この許容限界幅
によって、例えば所定の値がゼロであり、戻りパイロッ
ト信号の前縁が、同じ(出て行く)パイロット信号の後
縁が第1の検出位置を通過したわずかに後に(しかし許
容限界内で)、第2の検出位置に到着するという状況に
おいて、第1の監視信号が生成されるようにすることが
できる。
【0055】好ましくは、許容限界は、返送信号の立ち
上がりエッジ(前縁)が検出装置の検出しきい値より上
に上がる前に、パイロット信号の立ち下がりエッジ(後
縁)がそのしきい値より下に下がるのに十分である。
【0056】好ましくは、上記方法によれば、第1の検
出位置が、第2の検出位置とは離れている。より好まし
くは、第1および第2の検出位置が光伝送路上にある。
【0057】好ましくは、上記方法によれば、光パイロ
ット信号は、光結合器によって光伝送路に結合された光
パイロット信号送信機によって供給される。したがっ
て、第1の検出位置が光結合器上にあり、第2の検出位
置が光伝送路上にあってもよい。
【0058】本発明の第4の態様によれば、光ファイバ
通信システムを制御する方法が提供され、このシステム
は、光放射源と、光ファイバ伝送路と、伝送路監視ユニ
ットとを含み、このシステムの光放射源を、監視ユニッ
トが、本発明の第3の態様の監視方法に従って、自体が
供給する監視信号に応じて制御する。
【0059】好ましくは、光ファイバ通信システムを制
御する方法において、第1の監視信号は、監視されてい
る伝送路および監視装置の両方のほぼ正常な動作状態を
示し、監視ユニットは、第1の監視信号が維持されてい
る間、光放射源の既存の動作ステータスを維持する。
【0060】好ましくは、光ファイバ通信システムを制
御する方法において、第2の監視信号は、監視されてい
る伝送路中の異常動作状態および監視装置中の正常動作
状態を示し、監視ユニットは、第2の監視信号が維持さ
れている間、光放射源をシャットダウンする。第2の監
視信号は、光検出装置と信号返送装置の間の光伝送路中
の反射型破損を示すことができる。
【0061】好ましくは、光ファイバ通信システムを制
御する方法において、第3の監視信号は、監視されてい
る伝送路中の異常動作状態、および監視装置中の正常動
作状態を示し、監視ユニットは、第3の監視信号が維持
されている間、光放射源をシャットダウンする。第3の
監視信号は、光検出装置と信号返送装置の間の光伝送路
中の非反射型破損を示すことができる。
【0062】好ましくは、光ファイバ通信システムを制
御する方法において、第4の監視信号は、監視装置中の
異常動作状態を示し、監視ユニットは、第4の監視信号
が維持されている間、光放射源をシャットダウンする。
第4の監視信号は、光パイロット信号送信機が動作不能
であることを示すことができる。
【0063】以下に、添付の図面を参照しながら、本発
明の非制限的実施形態の詳細な説明を行う。
【0064】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、全体が数字1
で識別されている、光通信システムの一部を示す。この
システムは、ファイバ3に沿って伝送されるいずれかの
光データ/通信チャネルに光放射を供給する、高パワー
光放射源4を含む。このシステムはまた、まとめて数字
2で識別され、光ファイバ3に結合された本発明の監視
装置のエレメントを含む。伝送路内の波長選択ファイバ
格子6が、エレメント2から離れた、ファイバ上の所定
の地点で、ファイバ3中に(かつ、その一部を形成し
て)配置されている。このように配置されることで、エ
レメント2と格子6の組み合わせは、エレメント2と格
子6の間で一定の長さの光ファイバの状態を監視するこ
とができる監視装置を提供する。
【0065】エレメント2は、直接、または光変調器
(図示せず)によって変調され、強度がほぼ一定で、所
定の持続時間TSLORWのパルス(パルス5で示す)
を供給するように動作可能な半導体レーザを含む光パイ
ロット信号源7を含む。波長選択方向性光結合器8は、
パイロット信号源7の出力部に接続され、そこからの光
出力を、ファイバ3に沿ってパイロット信号をファイバ
格子6の方向に向けるように、通信システムのファイバ
3に結合する。
【0066】光結合器8は、パイロット信号を源7から
ファイバ3に挿入するが、同時にファイバ3からデータ
/通信チャネル放射形成源4を除去しないように動作可
能である。これは、結合器Bの伝送特性が、パイロット
信号放射の伝送を可能にするが、データ/通信チャネル
放射の伝送を可能にしないようにすることによって達成
される。パイロット信号放射の波長を、ファイバの伝送
スペクトルの低損失部分、約1520nm〜1560n
mになるように、適切に選択することができる。この値
は、好ましくは、一般に使用されているデータ伝送波長
から十分に離れた値であるが、依然として代表的な光フ
ァイバ3の非減衰領域内にあるべきである。
【0067】第1の光検出器9は、パイロット信号源7
の出力部に近い第1の検出位置に配置されている光結合
器10を介して、光結合器8に光学的に結合されてい
る。この位置で、結合器10は、そこから放射するいず
れかの光パイロット信号放射の一部をタップオフし、そ
の放射部分を第1の光検出器9の光入力部に向ける。同
様に、第2の光検出器11は、光ファイバ3上の第2の
検出位置に位置する光結合器12(結合器8と同様の)
を介して、光ファイバ3に光学的に結合されており、光
ファイバ3に沿って伝播する、インライン格子6の方向
からのいずれかの反射された光パイロット信号放射の一
部を、指向させる。結合器12は、反射されたパイロッ
ト放射の部分を、第2の検出器11の光入力部に向け
る。
【0068】第1および第2の光検出器9および11
は、パイロット信号が、それぞれ第1および第2の検出
位置に存在するか否かを検出するように、また、それに
応じて、その結果を示す検出信号を供給するように動作
可能である。第1および第2の光検出器9および11の
それぞれは、検出信号出力16および17をそれぞれ供
給し、それらを介して、検出器はモニタ13の検出信号
入力部に接続される。したがって、モニタ13は、第1
および第2の検出器から受信した検出信号に依存して監
視信号を供給するように、また、これらの監視信号に従
って、高パワー光源4を制御するように動作可能であ
る。
【0069】この装置は、使用するとき、以下のように
動作する。パイロット信号源7は、第1の検出位置(結
合器10が配置されている)から、監視されている伝送
路の光ファイバ3内の反射ファイバ格子6まで、そして
そこから第2の検出位置(結合器12が配置されてい
る)に戻るまでのパイロット信号の経過時間TTran
sitに等しくなるように予め決められた、持続時間T
SLORWのパイロット信号5を生成する。
【0070】パイロット信号は、信号源7から出力さ
れ、結合器8を通過する。そこで、信号の一部は、結合
器10によって、その結合器から取り出され、第1の光
検出器9に向けられる。光検出器9は、パイロット信号
が第1の検出位置に存在することを示す。続いて、残り
のパイロット信号が、光結合器8によって、光ファイバ
3に沿って、図1の矢印14で示すように、反射格子6
の方向に伝送される。
【0071】ファイバ格子6による反射の後、反射され
たパイロット信号は、光ファイバ3に沿って、図1の矢
印15で示すように、エレメント2の方向に伝播して戻
る。第2の検出位置に到着すると、反射されたパイロッ
ト信号の少なくとも一部が、光結合器12によって光フ
ァイバ3から取り出され、第2の光検出器11中に向け
られる。光検出器11は、次いで、反射されたパイロッ
ト波の一部が、第2の検出位置に存在することを示す。
【0072】パルス持続時間TSLORWが、結合器1
0の位置から反射器6を経て結合器12までのパイロッ
ト信号の妨げのない往復時間TTransitにほぼ等
しくなるように予め決められていることに注意された
い。したがって、第1の検出器9は、第1の検出位置で
パイロット信号の存在を検出すると(例えば時間T後の
地点で)、さらにTPulse秒の間、全信号パルスが
その位置を通過する間、検出し続ける。同様に、パイロ
ット信号の反射されたリーディングエッジは、時間Tの
地点の後、時間TTransit秒経った、第2の検出
位置で最初に検出される。したがって、TSLORW
経過時間TTransitにほぼ等しくなるように予め
決定されているため、反射されたパイロット信号のリー
ディングエッジは、パイロット信号が第1の検出位置で
検出されなくなったほぼ直後(すなわち、立ち下がりエ
ッジが通過した直後)に、第2の検出位置で最初に検出
される。
【0073】パイロット信号の前縁と後縁の間の、いず
れかのその他の相対的時間関係は、第1の検出位置とフ
ァイバ格子6の間の光ファイバ内の異常状態、あるいは
パイロット信号源自体の故障を示す。
【0074】図2は、監視ユニット13が、第1および
第2の検出器9および11によって入力された検出信号
を解釈する論理、および、それに応じて、光源4がどの
ようにモニタ13によって制御されるかを示す。
【0075】モニタ13は、第1の光検出器によって検
出された光パイロット信号が存在しなくなったほぼ直後
に、第2の光検出器がパイロット信号の反射された部分
を最初に検出した場合に、「正常」動作状態を示す第1
の監視信号を供給する。光源4は、このような状態では
シャットダウンしない。図2は、時間の関数として、第
1の検出器9および第2の検出器11が供給する検出信
号を示す。見てわかるように、信号17は、信号16の
ほぼ直後に続き、2つの検出器は、パイロット信号を同
時に検出することはない。監視ユニットは、検出信号の
論理ANDを判定することによって、信号16と17を
比較する。上述の状態では、この論理状態は常に論理
「ゼロ」であり、したがって監視ユニットは第1の監視
信号を生成する。
【0076】モニタ13は、第2および第1の光検出器
が、光パイロット信号の反射された部分および光パイロ
ット信号をそれぞれ同時に検出した場合に、光ファイバ
3中の「反射型ファイバ破損」を示す第2の監視信号を
供給する。したがって、パイロット信号のリーディング
エッジは、格子6に到達する前に、反射されて第2の検
出器11に戻される。モニタ13は、このような状態の
場合に、光源4をシャットダウンする。この場合も、図
2は、時間の関数として、第1の検出器9および第2の
検出器11によって供給される検出信号を示す。見てわ
かるように、信号17の一部は、信号16にほぼ重な
り、2つの検出器は、この重なった期間に、パイロット
信号を同時に検出する。その結果、モニタ13は、信号
16と17を比較して、検出信号の論理ANDを生成
し、これは、この重なった時間の間、論理「1」であ
る。
【0077】モニタ13は、第1の光検出器9が光パイ
ロット信号を検出し、かつ第2の検出器11がその光パ
イロット信号の反射された部分を、検出された光パイロ
ット信号が存在している間、および存在しなくなった後
の両方において検出しなかった場合には、光ファイバ3
の非反射型破損を示す第3の監視信号を供給する。した
がって、この破損のために、信号のいずれも(特に、パ
イロット信号のリーディングエッジは)、格子6に到達
できていない。モニタ13は、このような状態の場合、
光源4をシャットダウンする。したがって、検出信号1
7は生成されず、時間の関数として、モニタ13が判定
する検出信号16および17の論理ANDは、常に論理
「ゼロ」である。
【0078】モニタは、第1および第2の検出器9およ
び11が、それぞれ、光パイロット信号も、光パイロッ
ト信号の反射された部分も検出しない場合には、第4の
監視信号を供給する。したがって、パイロット信号源7
は故障しており、モニタ13は、光源4をシャットダウ
ンする。したがって、検出信号16も17も生成されな
いため、時間の関数として、モニタ13が判定する検出
信号16および17の論理ANDは、常に論理「ゼロ」
である。
【0079】したがって、1)信号16および17の論
理ANDが「ゼロ」の場合、または2)出て行くパルス
が検出されない場合、または3)戻りパルスが検出され
ない場合には、シャットダウンが発生する。
【0080】本発明の態様のいずれにおいても、本発明
の範囲から逸脱することなく、上述の実施形態の修正形
態および変形形態が可能であることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による監視ユニットを含む、光ファイバ
通信システムの一部を示す図である。
【図2】本発明に従って、光ファイバ通信システムの光
放射源をシャットダウンするためのシャットダウン論理
テーブルを示す図である。
【符号の説明】
1 光通信システムの一部 2 監視装置のエレメント 3 光ファイバ 4 光放射源 5 光信号パルス 6 ファイバ格子 7 光パイロット信号源 8 波長選択方向性光結合器 9 光検出器 10、11、12 光結合器 13 モニタ 14、15 光信号の伝送方向を示す矢印 16、17 検出信号出力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K042 BA14 CA10 DA32 EA01 EA15 FA22 JA01 LA11 NA01 5K102 AA43 AA48 LA02 LA06 LA14 LA22 LA32 LA35 LA38 LA52 MA01 MB02 MC06 MC11 MD03 MH15 MH20 MH27 PH48 RB02

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光伝送路を監視するための装置であっ
    て、 前記光伝送路に沿って、所定の持続時間の光パイロット
    信号を伝送するための信号送信機と、 前記光伝送路に沿って、前記光パイロット信号の少なく
    とも一部に対応する返送信号を送り返すための、前記光
    伝送路上の所定の地点にある信号返送装置と、 前記光パイロット信号を検出し、前記返送信号を検出す
    るための光検出装置と、 前記光検出装置から検出信号を受信し、前記光パイロッ
    ト信号の前記所定の持続時間と、前記光検出装置から前
    記信号返送装置を経て、前記光検出装置に戻るまでの前
    記光パイロット信号の往復時間との間の時間関係を決定
    し、前記決定された時間関係が所定の値を有する場合は
    第1の監視信号を生成し、そうでない場合は、少なくと
    も1つのさらなる監視信号を生成する監視ユニットとを
    含む装置。
  2. 【請求項2】 前記監視ユニットが、前記検出装置から
    受信した検出信号を比較するように、また、前記検出さ
    れたパイロット信号が存在しなくなる時間から前記所定
    の値にほぼ等しい量だけ異なる時間で前記光検出装置が
    前記返送信号を最初に検出した場合に、前記第1の監視
    信号を供給するように動作可能であり、前記監視信号
    が、前記監視ユニットおよび前記伝送路の第1の動作状
    態を示す請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記監視ユニットが、前記検出装置から
    受信した検出信号を比較するように、また、前記検出さ
    れたパイロット信号が存在しなくなる時間から前記所定
    の値に満たない量だけ異なる時間で前記光検出装置が前
    記返送信号を最初に検出した場合に、前記少なくとも1
    つのさらなる監視信号の1つである第2の監視信号を供
    給するように動作可能であり、前記第2の監視信号が、
    前記監視ユニットおよび前記伝送路の第2の動作状態を
    示す請求項1または2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記監視ユニットが、前記検出装置から
    受信した検出信号を比較するように、また、前記光検出
    装置が前記光パイロット信号を検出し、かつ前記返送信
    号を、検出された前記光パイロット信号が存在している
    間、および前記検出された光パイロット信号が存在しな
    くなった後の両方において検出しない場合、前記少なく
    とも1つのさらなる監視信号の1つである第3の監視信
    号を供給するように動作可能であり、前記第3の監視信
    号が、前記監視ユニットおよび伝送路の第3の動作状態
    を示す請求項1から3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記監視ユニットが、前記検出装置から
    受信した検出信号を比較するように、また、前記光検出
    装置が前記光パイロット信号も前記返送信号も検出しな
    い場合、前記少なくとも1つのさらなる監視信号の1つ
    である第4の監視信号を供給するように動作可能であ
    り、前記第4の監視信号が、前記監視ユニットの第4の
    動作状態を示す請求項1から4のいずれか一項に記載の
    装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の値が、正の量または負の量で
    あり、どちらの場合も、前記パイロット信号の持続時間
    と前記パイロット信号の往復時間の間の所定の相違に対
    応する請求項1から5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記所定の値が、ほぼゼロであり、前記
    パイロット信号の持続時間と前記パイロット信号の往復
    時間が同等の時間関係に対応する請求項1から5のいず
    れか一項に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記信号送信機が、光結合器によって前
    記光伝送路に光学的に結合された光パイロット信号源を
    含む請求項1から7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記光検出装置が、第1の検出位置で前
    記光パイロット信号を検出し、かつ第2の検出位置で前
    記返送信号を検出するように動作可能であって、前記光
    パイロット信号の前記所定の持続時間が、前記検出装置
    から前記信号返送装置までの前記光パイロット信号の通
    過時間と、前記信号返送装置から前記検出装置までの前
    記返送信号の通過時間の合計にほぼ等しい請求項1から
    8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記光検出装置が、前記第1の検出位
    置に配置された第1の光検出器と、前記第2の検出位置
    に配置された第2の光検出器とを含む請求項9に記載の
    装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の検出位置が、前記第1の検
    出位置から離れている請求項9または10に記載の装
    置。
  12. 【請求項12】 前記第1の検出位置が前記光パイロッ
    ト信号源の出力部に隣接する前記光結合器上にあり、前
    記第2の検出位置が前記光伝送路上にある請求項11に
    記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記第1の検出位置および前記第2の
    検出位置が前記光伝送路上にある請求項9から11のい
    ずれか一項に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記光結合器が、前記光パイロット信
    号放射を含めて、波長範囲内にある光放射を前記光伝送
    路に結合するように、また、前記放射を前記信号返送装
    置に向けるように動作可能な波長選択結合器である請求
    項8から13のいずれか一項に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記信号返送装置が、前記光パイロッ
    ト信号放射を含めて、波長範囲内にある光放射を反射す
    るように動作可能な、波長選択インラインファイバ格子
    を含む請求項1から14のいずれか一項に記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記光パイロット信号放射を含めて、
    前記信号返送装置から離れて伝播し、波長範囲内にある
    光放射を前記光検出装置に結合させるように動作可能な
    波長選択光結合器によって、前記光検出装置が、前記第
    2の検出位置で前記光伝送路に結合される請求項1から
    15のいずれか一項に記載の装置。
  17. 【請求項17】 光放射源と、 光ファイバ伝送路と、 請求項1から16のいずれか一項に記載の装置とを含む
    光ファイバ通信システムであって、 前記装置が、前記監視ユニットが供給する監視信号に応
    じて、前記光放射源を制御するように動作可能な光ファ
    イバ通信システム。
  18. 【請求項18】 前記第1の監視信号が、前記監視され
    ている伝送路および前記監視装置両方のほぼ正常な動作
    状態を示し、前記監視ユニットが、前記第1の監視信号
    が維持されている間、前記光放射源の既存の動作ステー
    タスを維持する、少なくとも請求項2に従属する場合
    の、請求項17に記載の光ファイバ通信システム。
  19. 【請求項19】 前記第2の監視信号が、前記監視され
    ている伝送路中の異常動作状態および前記監視装置中の
    正常動作状態を示し、前記監視ユニットが、前記第2の
    監視信号が維持されている間、前記光放射源をシャット
    ダウンする、少なくとも請求項3に従属する場合の、請
    求項17に記載の光ファイバ通信システム。
  20. 【請求項20】 前記第3の監視信号が、前記監視され
    ている伝送路中の異常動作状態および前記監視装置中の
    正常動作状態を示し、前記監視ユニットが、前記第3の
    監視信号が維持されている間、前記光放射源をシャット
    ダウンする、少なくとも請求項4に従属する場合の、請
    求項17に記載の光ファイバ通信システム。
  21. 【請求項21】 前記第4の監視信号が、前記監視装置
    中の異常動作状態を示し、前記監視ユニットが、前記第
    4の監視信号が維持されている間、前記光放射源をシャ
    ットダウンする、少なくとも請求項5に従属する場合
    の、請求項17に記載の光ファイバ通信システム。
  22. 【請求項22】 前記第1の監視信号が、前記光検出装
    置と前記信号返送装置の間の前記監視されている伝送路
    中、およびモニタ中のほぼ正常動作状態を示す請求項1
    8から21のいずれか一項に記載の光ファイバ通信シス
    テム。
  23. 【請求項23】 前記第2の監視信号が、前記光検出装
    置と前記信号返送装置の間の前記光伝送路中の反射型破
    損を示す請求項17から22のいずれか一項に記載の光
    ファイバ通信システム。
  24. 【請求項24】 前記第3の監視信号が、前記光検出装
    置と前記信号返送装置の間の前記光伝送路中の非反射型
    破損を示す請求項17から22のいずれか一項に記載の
    光ファイバ通信システム。
  25. 【請求項25】 前記第4の監視信号が、前記光パイロ
    ット信号送信機が動作不能であることを示す請求項17
    から22のいずれか一項に記載の光ファイバ通信システ
    ム。
  26. 【請求項26】 光伝送路を監視する方法であって、 前記光伝送路に沿って、所定の持続時間の光パイロット
    信号を伝送するステップと、 所定の地点で、前記伝送路に沿って、前記光パイロット
    信号の少なくとも一部に対応する返送信号を送り返すス
    テップと、 前記光パイロット信号が第1の位置に存在するかどうか
    を判定するステップと、 前記返送信号が、第2の位置に存在するかどうかを判定
    するステップと、 前記光パイロット信号の前記所定の持続時間と、前記光
    パイロット信号の、前記第1の検出位置から前記所定の
    地点まで、およびそこから前記第2の検出位置に戻るま
    での往復時間の間の時間関係を判定するステップと、 前記判定された時間関係が所定の値を有する場合には第
    1の監視信号を生成し、そうでない場合には少なくとも
    1つのさらなる監視信号を生成するステップとを含む方
    法。
  27. 【請求項27】 前記検出されたパイロット信号が前記
    第1の位置で存在しなくなる時間と前記所定の値にほぼ
    等しい量だけ異なる時間に、前記返送信号が前記第2の
    位置に存在すると最初に判定された場合には、前記監視
    信号が第1の監視信号であって、前記監視信号が少なく
    とも前記伝送路の第1の動作状態を示す請求項26に記
    載の方法。
  28. 【請求項28】 前記検出されたパイロット信号が前記
    第1の位置で存在しなくなる時間と前記所定の値に満た
    ない量だけ異なる時間に、前記返送信号が前記第2の位
    置に存在すると最初に判定された場合には、前記監視信
    号が前記少なくとも1つのさらなる監視信号の1つであ
    る第2の監視信号であって、前記第2の監視信号が、少
    なくとも前記伝送路の第1の動作状態を示す請求項26
    に記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記光パイロット信号が前記第1の位
    置に存在し、かつ前記返送信号が前記第2の位置に、前
    記検出された光パイロット信号が存在している間、およ
    び前記検出された光パイロット信号が存在しなくなった
    後の両方において存在しない場合には、前記監視信号が
    前記少なくとも1つのさらなる監視信号の1つである第
    3の監視信号であって、前記第3の監視信号が、少なく
    とも前記伝送路の第1の動作状態を示す請求項26から
    28のいずれか一項に記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記光パイロット信号も前記返送信号
    も、それぞれ、前記第1および第2の位置に存在しない
    場合には、前記監視信号が、前記少なくとも1つのさら
    なる監視信号の1つである第4の監視信号であって、前
    記第4の監視信号が、少なくとも前記送信路の第1の動
    作状態を示す請求項26から29のいずれか一項に記載
    の方法。
  31. 【請求項31】 光ファイバ通信システムを制御する方
    法であって、前記システムが、 光放射源と、 光ファイバ伝送路と、 伝送路監視ユニットとを含み、 前記システムの前記光放射源が、請求項26から30の
    いずれか一項に記載の監視方法に従って、前記監視ユニ
    ットにより、前記監視ユニットが供給する監視信号に応
    じて制御される方法。
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