JP2003188398A - 光電変換装置及び結晶性Si薄膜の評価方法 - Google Patents
光電変換装置及び結晶性Si薄膜の評価方法Info
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Abstract
ことを課題とする。 【解決手段】透光性又は不透光性基板上に透明導電膜層
を介して形成される、p層,i層及びn層からなるpi
n型又はnip型構造発電膜、さらに別の電極層を具備
した光電変換装置において、p層,i層及びn層すべて
あるいは少なくともi層は結晶性Si薄膜で構成され、
その各結晶粒の基板に対する配向方位に関する体積分布
をとった場合に、方位<110>に極大値をもち、方位<
110>から15°以上に傾いた方位に配向した結晶粒
の体積が方位<110>における体積の半分以下であるこ
とを特徴とする光電変換装置。
Description
用いた光電変換装置及び結晶性Si薄膜の評価方法に関
する。なお、本願明細書において、「結晶性」及び「多
結晶」の用語は、少なくとも結晶Siを含み、部分的に
非晶質を含む場合をも意味するものとする。
装置としては、例えば図1に示すものが知られている。
図1は、基板側から光が入射する形式である。
基板1上には、ITO,SnO2等からなる透明導電膜
2を介して結晶性Si薄膜(発電膜)3が形成されてい
る。ここで、結晶性Si薄膜3は、p型の結晶性Si膜
3aと、i型の結晶性Si発電膜3bと、n型の結晶性
Si膜3cとから構成されている。前記結晶性Si薄膜
3上には、通常、図示しないが透明導電膜、金属電極膜
が順次形成される。
はガラス基板1側から入射して透明導電膜2を透過して
各発電膜に入射する。太陽光は、発電膜3bに吸収され
て、p型の結晶性Si膜3aと、n型の結晶性Si膜3
cとの間に起電力が発生し、電力を外部に取り出すこと
ができる。ところで、こうした太陽電池において、発電
膜3の製膜には一般にプラズマCVDが用いられている
が、装置依存性が大きいため、製膜後の膜質の評価を以
てプラズマCVDにおける製膜条件を設定するのが妥当
である。
池の膜質の指標として、X線回折のθ−2θ法による
(220),(111)面回折強度比を用いていた。し
かし、同じθ-2θ法の強度比であっても発電特性のば
らつきを抑えることが困難であり、強度比を制御して光
電変換装置を製造しても発電特性の向上とばらつきの抑
制が出来ないという問題があった。
慮してなされたもので、p層,i層及びn層すべてある
いは少なくともi層は結晶性Si薄膜で構成され、その
各結晶粒の基板に対する配向方位に関する体積分布をと
った場合に、方位<110>に極大値をもち、方位<11
0>から15°以上に傾いた方位に配向した結晶粒の体
積が方位<110>における体積の半分以下とすることに
より、高い光電変換特性を有する光電変換装置及び結晶
性Si薄膜の評価方法を提供することを目的とする。
透光性基板上に透明導電膜層を介して形成される、p
層,i層及びn層からなるpin型又はnip型構造、
さらに別の電極層を具備した光電変換装置において、p
層,i層及びn層すべてあるいは少なくともi層は結晶
性Si薄膜で構成され、その多結晶粒の基板に対する配
向方位に関する体積分布をとった場合に、方位<110>
に極大値をもち、方位<110>から15°以上に傾いた
方位に配向した結晶粒の体積が方位<110>における体
積の半分以下であることを特徴とする光電変換装置であ
る。
上に透明導電膜層を介して形成される、p層,i層及び
n層からなるpin型又はnip型構造発電膜、さらに
別の電極層を具備した光電変換装置における発電膜のう
ち、p層,i層及びn層すべてあるいは少なくともi層
は結晶性Si薄膜で構成され、その各結晶粒の基板に対
する配向方位に関する体積分布をとった場合に、方位<
110>に極大値をもち、方位<110>から15°以上
に傾いた方位に配向した結晶粒の体積が方位<110>に
おける体積の半分以下となる製膜条件を特定する、製膜
中又は製膜後の結晶性Si薄膜を評価する方法であり、
前記結晶性Si薄膜のうち少なくともi層の方位<11
0>に、前記Si薄膜主面に対する入射X線の入射角を
θとしたとき、入射角θが0<θ<(2×Bragg
角)で回折強度のピーク値を持つか否かにより結晶性S
i薄膜の良否を判断することを特徴とする結晶性Si薄
膜の評価方法である。
例えばガラス基板が挙げられ、前記不透光性基板として
は例えば金属、樹脂が挙げられる。また、「製膜中又は
製膜後の結晶性Si薄膜」とは、Si薄膜のp層,i層
又はn層のいずれか、あるいは各層を形成したSi薄
膜、あるいは更に電極層まで形成した後のSi薄膜を示
し、電極層まで形成した場合はSi薄膜からの回折X線
のみが観察できるBragg角を選択することになる。
装置における、基板温度、圧力、高周波の周波数、電力
等)が異なると結晶性Si薄膜中の結晶成長の様式が変
化するために膜質が異なるが、θ-2θ法を用いた場合
には異なる製膜条件の下で作製した試料が同じ結果を示
すことがある。従って、本発明において、上記の結晶粒
配向範囲をもつ結晶性Si薄膜を得るには、試験過程で
用いる評価法として、回折X線の2θ角はBragg角
の2倍に固定しながら、入射X線と結晶性Si薄膜を形
成した基板の角度を変化させるX線回折測定法を用いて
行うことが好ましい。これは一般にθスキャン、または
Field−Merchant法とも呼ばれ、この測定
法の詳述は下記のとおりである。同じ目的の観察には、
Schulz法によるχ−φ成分スキャンを用いれば薄
膜中の結晶粒分布を完全に把握できるが、薄膜結晶系S
iのようにごく薄い薄膜ではX線回折強度が元々弱いた
め、十分な情報を得るためにはスキャン時間をかなりか
けねばならない。また、薄膜結晶性Siは結晶粒径が小
さく急峻な配向を示さないため、回折X線のχ成分はχ
=0を中心に同心円状の分布(繊維分布)を示す。
スキャンで全てのφ成分をスキャンする必要はない。こ
のため、あるφの値で固定してχ成分のスキャンのみを
行えば十分である。また、Schulz法によるχ−φ
成分スキャンでは専用アタッチメントを要するため、通
常行なわれているθ−2θ法と併用する場合は多くの手
間を必要とする。そこで、薄膜結晶系Siを簡便に計測
するために検討した結果、θ−2θ法のアタッチメント
のままでχ成分のスキャンのみを行っても同等の結果を
得られることを見出した。ここで、薄膜が既知材料であ
れば薄膜を通過するX線減衰量を評価できるため、基板
のX線応答特性を考慮して補正を行うと精度を高められ
るため、結晶性Si薄膜の薄い場合は基板の影響を除い
ておく。以上の改善された手法を用いて、本発明でのX
線回折測定を行う。
上で用いる評価法では、方位<110>におけるi層の回
折強度がHのとき、H/2に対応した入射角の範囲で半
値幅をもつことが好ましい。図2は、本発明中で用いる
X線回折測定法で得られたSi(220)面回折線の角
度分布(スペクトル)において、方位<110>に単一
ピークをもつガウス関数に似た対称形状を示し、かつそ
の半値幅の小さいスペクトルを示す。この場合、結晶面
(110)の法線が基板に垂直となっている、方位<1
10>に配向した結晶粒の密度が、他の方位に配向した
結晶粒の密度よりも極めて大きいことを意味している。
また、立方晶であるSiの結晶構造から、方位<110>
に配向した結晶粒はその粒界部分において隣接する結晶
粒との格子整合が取りやすく粒界のダングリングボンド
密度が減少し、粒界における欠陥が減少し電気伝導特性
が改善されるからである。
る配向方位に関する体積分布において、方位<110>に
極大値をもち、方位<110>から15°以上に傾いた方
位に配向した結晶粒の体積が方位<110>における体積
の半分以下である特徴を満たす場合に対応して、図2に
おいて、高い<110>ピーク強度Hに対し、H/2に対
応した入射角を夫々θ1、θ2としたとき、半値幅Tw
は(θ2−θ1)=40°、望ましくは30°以下の狭
い半値幅であることが好ましい。
た場合、隣接する結晶粒の間に形成される粒界は基板に
対し垂直になり、粒界の種類が特定のものに限られるた
めである。ここで、粒界は、これを構成する2結晶粒か
ら規定される2種の面方位の結晶面で記述できる。そこ
で粒界の特性値として、2種の面方位から計算されるダ
ングリングボンド密度の差を導入すると、この値が小さ
いほど粒界として望ましいものになる。特に方位<11
0>に配向した場合はダングリングボンド密度が小さ
く、良好な粒界になることが知られている。
性Si薄膜光電変換装置について説明する。
透明導電膜2を介して結晶性Si薄膜を代表的製膜条件
で形成し、試料4を準備する。そして試料4を、結晶性
Si薄膜側をX線入射側に向けて図3に示すようにセッ
トする。ここで、回折X線の2θ角はBragg角(θ
Bragg)の2倍に固定しながら、試料4は回転でき
るようにセットするとともに、入射X線の試料4に対す
る入射角θは可変できるようにしたX線回折測定法を用
いた。
面側にX線を入射させ、上述したように2×(θ
Bragg)に固定しながら、入射角θを可変しながら
θスキャンすることにより、スペクトル特性を描く。そ
の結果、上述した前記結晶性Si薄膜のうち少なくとも
i層の方位<110>に、前記Si薄膜主面に対する入射
角をθとしたとき、入射角θが0<θ<(2×θ
Bragg)で回折強度が高いピーク値を持つか否かを
判断する。ここで、薄膜が既知材料であれば薄膜を通過
する膜厚に対し指数関数的に減少するX線減衰量を評価
できる。基板のX線応答特性を考慮して測定結果からの
除去を行うと精度を高められるため、結晶性Si薄膜の
薄い場合は基板の影響を除いておく。
2−θ1)の狭い半値幅の領域で方位<110>で回折強
度のピーク値をもてば、結晶性Si薄膜の膜質が良質で
あり、太陽電池は高効率セルを有する。一方、図4に示
すように、広い半値幅で方位<<110>で低い回折強度
をもつか、あるいは方位<110>以外のピークの存在が
認められれば、結晶性Si薄膜の膜質が良質でなく、太
陽電池は低効率セルを有する。このようにして良質と判
断される結晶性Si薄膜を作製する製膜条件を特定し、
プラズマCVD装置個々の特性に合わせた製膜条件を絞
込み決定する。
果、結晶性Si薄膜が図2に示すようなスペクトルを有
する太陽電池(イ)、及び結晶性Si薄膜が図4に示すよ
うなスペクトルを有する太陽電池(ロ)について半値幅
と発電効率との関係を調べたところ、図5〜図7に示す
ような結果が得られた。図5〜図7は、夫々太陽電池の
特性値である、発電効率、短絡電流、形状因子と半値幅
の関係を示したものである。本発明で用いるX線回折測
定法においては、Bragg角を軸として対称に信号が
現れるため、図5〜図7中の単峰ピークは方位<110>
にピークをもつ太陽電池(イ)からの信号を意味し、双
峰ピークは方位<110>以外にピークをもつ太陽電池
(ロ)からの信号を意味する。
のであり、単峰ピークを示す太陽電池(イ)では半値幅
の低下とともに発電効率が上昇しているが、双峰ピーク
を示す太陽電池(ロ)では約30°までは半値幅の低下
とともに発電効率が上昇するものの、約30°以下の半
値幅では半値幅の低下とともに発電効率が低下する。こ
れはスペクトルに現れるピークの半値幅が結晶粒の配向
の集中度を意味し、半値幅が小さいほど結晶粒の配向方
位が揃っていることを意味することから、結晶粒の配向
が揃うことで粒界の構成種が絞られて粒界の性質が改善
されるものの、結晶粒が揃った後は粒界を構成する結晶
粒の方位により粒界の性質が決まり、これ以上の変化が
ないためである。
のであり、単峰ピークを示す太陽電池(イ)では半値幅
の低下とともに短絡電流が上昇し、双峰ピークを示す太
陽電池(ロ)では約30°以下の半値幅で若干低下する
ものの飽和傾向を示している。半値幅が小さいほど結晶
粒の配向方位が揃っており、配向方位に当たる結晶粒が
膜厚方向に長く成長したために、膜厚方向の電流経路内
の粒界が少なくなっているためである。
のであり、発電効率と似た傾向を示している。これも発
電効率と同じ理由で説明できる。これにより、太陽電池
(イ)、(ロ)における結晶性Si薄膜に対する評価が
正しかったことが明らかである。
n層すべて、あるいは少なくともi層の結晶性Siを構
成する各結晶粒の基板に対する配向方位に関する体積分
布をとった場合に、方位<110>に極大値をもち、方位
<110>から15°以上に傾いた方位に配向した結晶粒
の体積が方位<110>における体積の半分以下である特
徴をもつ結晶性Si薄膜であることが望ましいことを示
している。
結晶性薄膜Siの太陽電池において、Si(220)面
の回折線を観察して得た、本発明で用いるX線回折スペ
クトルで、Si(220)面のBragg角に単一ピークを
もつこと、つまり方位<110>にピークをもつ場合に、
その半値幅が40°以下、望ましくは30°以下である
ことが、太陽電池として望ましい。これは、スペクトル
に現れるピークの半値幅が30〜40°以上の場合、結
晶粒配向が揃うことにより、粒界を構成する面方位の種
類が絞られるためであるが、半値幅が30〜40°以下
の場合、絞られた粒界種自体の性質に支配されるためで
ある。
晶性Si薄膜においては、半値幅が20度以上であるこ
とが性能上望ましい。これは製膜条件に対する装置上の
制約のため、方位<110>にピークをもつ薄膜が作製で
きない場合に適用される。
明導電膜を介して結晶性Si薄膜を形成した試料にX線
を入射してSi薄膜の評価を行なう場合について述べた
が、これに限らず、少なくとも、結晶性Si薄膜のうち
i層を形成した状態の試料にX線を入射してSi薄膜の
評価を行なえばよい。また、上記試料はpin型発電膜
の場合について述べたが、これに限らず、nip型発電
膜の試料の場合についても同様に適用できる。
層が1個以上であり、かつpin接合を2個以上有する
Si薄膜太陽電池セルにおいても同様の効果が得られる
ことも明確である。
層,i層及びn層すべてあるいは少なくともi層は結晶
性Si薄膜で構成され、その各結晶粒の基板に対する配
向方位に関する体積分布をとった場合に、方位<110>
に極大値をもち、方位<110>から15°以上に傾いた
方位に配向した結晶粒の体積が方位<110>における体
積の半分以下とすることにより、高い光電変換特性を有
する光電変換装置及び結晶性Si薄膜の評価方法を提供
できる。
性Si薄膜に対する入射角と回折強度との関係を示す特
性図。
図。
る入射角と回折強度との関係を示す特性図。
る半値幅と発電効率との関係を示す特性図。
る半値幅と短絡電流との関係を示す特性図。
る半値幅と形状因子との関係を示す特性図。
Claims (7)
- 【請求項1】 透光性又は不透光性基板上に透明導電膜
層を介して形成される、p層,i層及びn層からなるp
in型又はnip型構造発電膜、さらに別の電極層を具
備した光電変換装置において、 p層,i層及びn層すべてあるいは少なくともi層は結
晶性Si薄膜で構成され、その各結晶粒の基板に対する
配向方位に関する体積分布をとった場合に、方位<11
0>に極大値をもち、方位<110>から15°以上に傾
いた方位に配向した結晶粒の体積が方位<110>におけ
る体積の半分以下であることを特徴とする光電変換装
置。 - 【請求項2】 透光性又は不透光性基板上に透明導電膜
層を介して形成される、p層,i層及びn層からなるp
in型又はnip型構造発電膜、さらに別の電極層を具
備した光電変換装置における発電膜のうち、p層,i層
及びn層すべてあるいは少なくともi層は結晶性Si薄
膜で構成され、その各結晶粒の基板に対する配向方位に
関する体積分布をとった場合に、方位<110>に極大値
をもち、方位<110>から15°以上に傾いた方位に配
向した結晶粒の体積が方位<110>における体積の半分
以下となる製膜条件を特定する、製膜中又は製膜後の結
晶性Si薄膜を評価する方法であり、 前記結晶性Si薄膜のうち少なくともi層の方位<11
0>に、前記Si薄膜主面に対する入射X線の入射角を
θとしたとき、入射角θが0<θ<(2×Bragg
角)で回折強度のピーク値を持つか否かにより結晶性S
i薄膜の良否を判断することを特徴とする結晶性Si薄
膜の評価方法。 - 【請求項3】 方位<110>におけるi層の回折強度が
Hのとき、H/2に対応した入射角の範囲で半値幅をも
つことを特徴とする請求項2記載の結晶性Si薄膜の評
価方法。 - 【請求項4】 結晶性Si薄膜の評価は、回折X線の2
θ角はBragg角の2倍に固定しながら、入射X線と
結晶性Si薄膜を形成した基板の角度を変化させるX線
回折の測定を用いて行なうことを特徴とする請求項2も
しくは請求項3記載の結晶性Si薄膜の評価方法。 - 【請求項5】 請求項2〜4いずれか記載の方法を用
い、Si(220)面回折線を測定した場合に、pin
層あるいは少なくともi層のSi(220)面回折線の
示す曲線が、方位<110>に極大値をもち、半値幅が4
0°よりも小さく、Si(220)面のBragg角に
おいて方位<110>に対応する単一ピークをもつことを
特徴とする請求項1記載の光電変換装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の特性を有するpin層あ
るいは少なくともi層が1個以上であり、かつpin接
合を2個以上有することを特徴とする光電変換装置 - 【請求項7】 請求項2〜4いずれか記載の方法を用い
て結晶性Si薄膜のSi(220)面の測定した場合
に、pin層あるいは少なくともi層の示すX線回折特
性において方位<110>以外に1個以上のピークをもつ
場合は、その半値幅が20°よりも大きいことを特徴と
する光電変換装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006216344A (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-17 | Dainippon Printing Co Ltd | フレキシブル透明電極基板および有機elディスプレイデバイス |
US20110290321A1 (en) * | 2006-10-30 | 2011-12-01 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method for producing single crystal silicon solar cell and single crystal silicon solar cell |
US20110290320A1 (en) * | 2006-10-30 | 2011-12-01 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method for producing single crystal silicon solar cell and single crystal silicon solar cell |
MD4377C1 (ro) * | 2010-05-19 | 2016-05-31 | Вильгельм КОСОВ | Convertor fotovoltaic semiconductor şi procedeu de fabricare a acestuia |
-
2001
- 2001-12-18 JP JP2001384761A patent/JP3727879B2/ja not_active Expired - Fee Related
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