JP2003187810A - 発電体構造及びその製造方法 - Google Patents

発電体構造及びその製造方法

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JP2003187810A
JP2003187810A JP2001379985A JP2001379985A JP2003187810A JP 2003187810 A JP2003187810 A JP 2003187810A JP 2001379985 A JP2001379985 A JP 2001379985A JP 2001379985 A JP2001379985 A JP 2001379985A JP 2003187810 A JP2003187810 A JP 2003187810A
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diffusion layer
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Yuichi Takai
雄一 高井
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Sony Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な発電効率を備え、安定した発電が可能
な燃料電池用の発電体及びこれを用いた燃料電池を提供
する。 【解決手段】 プロトン伝導体膜と、面状電極と、流体
拡散層と、導電体層とが積層されてなる発電体構造であ
って、上記導電体層が、上記流体拡散層の主面上に固着
形成されてなることを特徴とする。以上のような本発明
に係る発電体構造では、導電体層が流体拡散層の主面上
に固着形成されている。これにより、この発電体では、
発電体を加圧することなく面状電極と導電体層との電気
的な接続が確実に確保される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロトン伝導体膜
を用いた発電体構造及びその製造方法、発電体及びその
製造方法、並びに燃料電池に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、新たな発電システムとして、水素
を燃料として水素と酸素の電気化学反応によって電気を
発生させる燃料電池システムが注目されている。燃料電
池は、水素と酸素とが反応して水が生成される際に発生
するエネルギーを電気エネルギーとして取り出す装置で
ある。燃料電池は、電気エネルギーを取り出す際に有害
な副次生成物が発生しないことから、地球環境に優しい
クリーンな発電装置であり、今後ますます用途が広がる
ものとして期待されている。
【0003】燃料電池は、燃料を供給することで発電体
に電力を発生させる装置であり、そのような燃料電池の
一例として、プロトン伝導体膜を電極で挟んだ構造を有
し、所望の起電力を得る燃料電池がある。このような燃
料電池は、自動車などの車両に搭載して電気自動車やハ
イブリット式車両としての応用が大きく期待されている
他、その軽量化や小型化が容易となる構造から、現状の
乾電池や充電式電池の如き用途に限らず、例えば携帯可
能な機器への応用が研究や開発の段階にある。
【0004】ここで、プロトン伝導体膜を用いた燃料電
池について、簡単に図16を参照しながら説明する。プ
ロトン伝導体膜101は水素側電極102と酸素側電極
103に挟持され、解離したプロトン(H)は図面矢
印方向に沿って水素側電極102から酸素側電極103
に向かってプロトン伝導体膜101の膜中を移動する。
水素側電極102とプロトン伝導体膜101の間には、
触媒層102aが形成され、酸素側電極103とプロト
ン伝導体膜101の間には、触媒層103aが形成され
る。使用時には、水素側電極102では導入口104か
ら例えば水素(H)が燃料として供給され、排出口1
05から水素が排出される。そして、燃料である水素
(H)が流路106を通過する間にプロトンを発生
し、このプロトンは酸素側電極103に移動する。この
移動するプロトンが、導入口107から流路108に供
給されて排気口109に向かう酸素(空気)と反応する
ことにより所望の起電力が取り出される。
【0005】このような構成の燃料電池では、水素を燃
料とする場合、負極である水素側電極では触媒と高分子
電解質の接触界面において、H→2H+2eの如
き反応が生ずる。酸素を酸化剤とした場合、正極である
酸素側電極では同様に1/2O+2H+2e=H
Oの如き反応が起こり、水が生成される。プロトン伝
導体膜101でプロトンが解離しつつ、触媒層102a
から供給されるプロトンが酸素側電極103に移動する
ので、プロトンの伝導率が高くなるという特徴がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、燃料電池、
特にスタック型の燃料電池では、図17に示すように集
電体112として緻密性カーボンまたは金属などからな
り平坦な面に溝状の流路を形成したプレートまたはブロ
ック状のものを用いている。これらは、通常、セパレー
タと呼ばれている。そして、プロトン伝導体膜を触媒電
極で挟み込み、さらにこれを流体拡散層で挟み込むこと
により構成されたものは、MEA(membrane electrode
assembly)111と呼ばれている。また、プロトン伝
導体膜を、流体拡散層に触媒電極層を形成したもので挟
み込むことによりMEAを形成する場合もある。
【0007】ここで、従来の燃料電池においては、集電
体112とMEA111とを積層して加圧することによ
り集電体112とMEA111との電気的な接続がなさ
れている。この場合、接触により電気的接続がなされる
ため大きな抵抗が発生し、さらに接触平面内の圧力分
布、圧力の大きさ等によって抵抗値が変化してしまう。
また、上述した流体拡散層には、多孔質カーボンペーパ
ーやカーボンクロスが広く用いられている。このため、
接触平面内の圧力分布にばらつきが生じ易く、部分的に
非常に大きな抵抗値を示す場合があり、これに起因した
発電効率の低下が生じている。また、安定した発電を行
ううえでは、加圧状態が変化することによる抵抗の変化
も問題となる。
【0008】これらの問題の対策としては、加圧力を大
きくすることや面内分布を均一化させること等が行われ
ているが、上述したような問題を十分に改善するには至
っていない。また、燃料電池の小型化や薄型化を図るた
めには、加圧力の増加や圧力分布の均一化自体が困難で
ある場合もあり、根本的な解決策とはなっていない。
【0009】そこで、本発明は、上述した従来の実情を
勘案して創案されたものであり、良好な発電効率を備
え、安定した発電が可能な燃料電池用の発電体構造と発
電体、及びその製造方法、並びにこれを用いた燃料電池
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
する本発明に係る発電体構造は、プロトン伝導体膜と、
面状電極と、流体拡散層と、導電体層とが積層されてな
る発電体構造であって、導電体層が流体拡散層の主面上
に固着形成されてなることを特徴とするものである。
【0011】以上のような本発明に係る発電体構造で
は、導電体層が流体拡散層の主面上に固着形成されてい
る。これにより、この発電体では、発電体を加圧するこ
となく面状電極と導電体層との電気的な接続が確実に確
保される。
【0012】また、以上のような目的を達成する本発明
に係る発電体は、プロトン伝導体膜と当該プロトン伝導
体膜を挟む一対の面状電極と当該一対の面状電極を挟む
一対の流体拡散層と当該一対の流体拡散層に当接する一
対の導電体層とを備え、一対の導電体層のうち少なくと
も一方の導電体層が流体拡散層の主面上に固着形成され
てなることを特徴とするものである。
【0013】以上のように構成された本発明に係る発電
体は、一対の導電体層のうち少なくとも一方の導電体層
が流体拡散層の主面上に固着形成されている。これによ
り、この発電体では、発電体を加圧することなく面状電
極と導電体層との電気的な接続が確実に確保される。
【0014】また、以上のような目的を達成する本発明
に係る燃料電池は、発電体に燃料及び酸化剤を供給する
ことにより発電する燃料電池であって、プロトン伝導体
膜と当該プロトン伝導体膜を挟む一対の面状電極と当該
一対の面状電極を挟む一対の流体拡散層と当該一対の流
体拡散層に当接する一対の導電体層とを備え、当該一対
の導電体層のうち少なくとも一方の導電体層が流体拡散
層の主面上に固着形成されてなる発電体を有することを
特徴とするものである。
【0015】以上のように構成された本発明に係る燃料
電池においては、発電体が、一対の導電体層のうち少な
くとも一方の導電体層が流体拡散層の主面上に固着形成
されることにより構成されている。これにより、この燃
料電池では、その発電体において当該発電体を加圧する
ことなく面状電極と導電体層との電気的な接続が確実に
確保される。
【0016】また、以上の目的を達成する本発明に係る
発電体構造の製造方法は、プロトン伝導体膜と面状電極
と流体拡散層と導電体層とを積層する発電体構造の製造
方法であって、導電体層を流体拡散層の主面上に固着形
成することを特徴とするものである。
【0017】以上のような本発明に係る発電体構造の製
造方法においては、流体拡散層の主面上に導電体層を固
着形成する。これにより、この発電体構造の製造方法に
よれば、発電体を加圧することなく面状電極と導電体層
との電気的な接続が確実に確保された発電体構造が実現
される。
【0018】また、以上の目的を達成する本発明に係る
発電体の製造方法は、プロトン伝導体膜と当該プロトン
伝導体膜を挟む一対の面状電極と当該一対の面状電極を
挟む一対の流体拡散層と当該一対の流体拡散層に当接す
る一対の導電体層とを備える発電体の製造方法であっ
て、一対の導電体層のうち少なくとも一方の導電体層を
流体拡散層の主面上に固着形成することを特徴とするも
のである。
【0019】以上のような本発明に係る発電体の製造方
法においては、流体拡散層の主面上に導電体層を固着形
成する。これにより、この発電体の製造方法によれば、
発電体を加圧することなく面状電極と導電体層との電気
的な接続が確実に確保された発電体が実現される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る発電体構造、
発電体、燃料電池、及び製造方法を、図面を参照しなが
ら詳説する。まず、基本となる発電体構造及び発電体に
ついて説明する。
【0021】本発明に係る発電体構造は、プロトン伝導
体膜と、面状電極と、流体拡散層と、導電体層とが積層
されてなる発電体構造であって、導電体層が流体拡散層
の主面上に固着形成されてなることを特徴とするもので
ある。また、本発明に係る発電体は、プロトン伝導体膜
と、当該プロトン伝導体膜を挟む一対の面状電極と、当
該一対の面状電極を挟む一対の流体拡散層と、当該一対
の流体拡散層を挟む一対の導電体層とを備え、一対の導
電体層が一対の流体拡散層の面状電極と反対側の主面上
に固着形成されてなることを特徴とするものである。
【0022】図1は、本発明を適用して構成した固体高
分子電解質型燃料電池の最小発電単位である単セル、す
なわち発電体1の基本構成を示す斜視図である。また、
図2はその断面図であり、図3は、正面図である。発電
体1の基本構成となる膜電極複合体2(MEA:Membra
ne Electrode Assembly、以下MEAと呼ぶ。)は、プ
ロトン伝導体3の役割を果たす高分子電解質膜の両側に
水素側触媒電極4aと酸素側触媒電極4bとからなる一
対の触媒電極層4を接合して形成されている。
【0023】このようなMEA2としては、例えば、P
REMEA(商品名、ゴアテックス社製)等のように伝
導体膜に直接触媒電極が転写されているようなCCM
(Catalyst Coated Membrane)と呼ばれるもの等があ
り、この場合、両面から多孔質カーボンシートで挟まれ
る形でMEAが形成される。また、プロトン伝導体を後
述する流体拡散層5に触媒電極層4を形成したもので挟
み込むことによりMEA2を形成することもできる。
【0024】MEA2の外側には水素側流体拡散層5a
と酸素側流体拡散層5bとからなり流体拡散層5の役割
を果たすものとして一対の多孔質カーボンペーパーが配
されている。さらにその外側には流路としての開口部6
を備えた水素側集電体層7aと酸素側集電体層7bとか
らなる一対の集電体層7が配されており、流体拡散層5
である多孔質カーボンペーパーを介してMEA2の触媒
電極層4へと供給される燃料である水素および酸化剤で
ある酸素を含む空気を通流させるとともに発電により得
られた電流を外部に伝える働きをしている。
【0025】ここで、図1においては、発電体1に対し
て矢印Aの方向から水素が供給され、また、矢印Bの方
向から酸素が供給される。そして、集電体層7には、流
体が透過可能な流体透過部として開口部6が設けられて
いる。この開口部6は、水素側集電体層7aに開口部6
aが、酸素側集電体層7bに開口部6bが、水素側集電
体層7a及び酸素側集電体層7bをそれぞれ所定の形状
及び所定の大きさに切り欠いた形状に設けられており、
この発電体1においてはこの開口部6a,6bを介して
燃料としての水素や酸化剤としての酸素や空気等を発電
体1に対して供給することが可能とされている。この開
口部6a、6bは例えば格子状に設けることができる
が、開口部6a,6bの形状及び大きさは特に限定され
るものではなく、発電体1の発電能力等の諸条件を勘案
して適宜設定されれば良い。
【0026】以上のような発電体1を電池として発電運
転させる場合には、上述した開口部6を介して、図1中
の矢印Aの方向から発電体1に対して水素を供給し、矢
印Bの方向から酸素を含む空気を供給する。これにより
水素側触媒電極4aへは水素が、また、酸素側触媒電極
4bへは酸素を含む空気が供給され、MEA2内におけ
る発電反応により得られた電流は集電体層7によって集
電され、端子8を通じて外部に取出される。
【0027】このように構成された発電体1において
は、上述した集電体層7が流体拡散層5の触媒電極層4
と反対側の主面上に固着形成されている。ここで、集電
体層7は、少なくとも流体拡散層5から容易に剥離しな
い程度の密着性を有して流体拡散層5の触媒電極層4と
反対側の主面上に固着形成されている。この発電体1で
は、集電体層7が流体拡散層5の触媒電極層4と反対側
の主面上に固着形成されていることにより、発電体を加
圧することなく流体拡散層5を介してMEA2と集電体
層7との電気的な接続が実現されている。これにより、
発電体1では、MEA2と集電体層7との間の抵抗値を
大幅に低減することが可能とされ、その結果、発電効率
を向上させることができる。
【0028】また、従来の加圧によりMEA2と集電体
層7とを加圧により接触させる方法では、集電体層7と
流体拡散層5との接触平面内における圧力分布にばらつ
きが生じ易く、部分的に非常に大きな抵抗値を示す場合
があり、これに起因した集電効率、発電効率の低下が生
じている。また、集電体層7と流体拡散層5との接触平
面内における圧力分布にばらつきが生じた場合には、接
触状態が完全ではなく接触面積が少なくなる虞があり、
これも集電効率、発電効率の低下の原因となり、燃料電
池の能力低下につながる。
【0029】しかしながら、この発電体1においては、
集電体層7が流体拡散層5の触媒電極層4と反対側の主
面上に固着形成されているため、集電体層7と流体拡散
層5との接触平面は均等に且つ確実に接触した状態とさ
れてMEA2と集電体層7との電気的接続が確保されて
おり、集電体層7と流体拡散層5との接触平面内におけ
る圧力分布にばらつきが生じることが無く、部分的に非
常に大きな抵抗値を示す等の状況も起こり得ない。した
がって、この発電体1においては、集電体層7と流体拡
散層5との接触面内における圧力分布や接触面積に起因
した集電効率、発電効率の低下が生じることが防止され
ており、安定した発電を行うことが可能とされている。
【0030】また、従来の発電体においては、上述した
ような集電効率、発電効率の低下を補うために集電体層
自体の厚みを厚くしたり、集電体層7と流体拡散層5と
の接触、すなわちMEA2と集電体層7との間の電気的
接続を確保するためにボルト締結などの加圧手段を備え
ることが必要であり、集電体層、及びこれを用いた燃料
電池の小型化・薄型化を図ることが困難である。
【0031】しかしながら、この発電体1においては、
集電体層7が流体拡散層5の触媒電極層4と反対側の主
面上に固着形成されていることにより集電体層7と流体
拡散層5との接触、すなわちMEA2と集電体層7との
間の電気的接続が確実になされているため、集電体層自
体の厚みを増す必要が無い。また、集電体層7と流体拡
散層5との接触、すなわちMEA2と集電体層7との間
の電気的接続を確保するためのボルト締結などの加圧手
段を備える必要がない。したがって、この発電体1で
は、発電体1及びこれを用いる燃料電池の小型化・薄型
化を実現することが可能とされている。そして、薄型化
が可能とされるため、スタック型として用いる場合に
は、より多くの発電体を積層することが可能となり、よ
り発電容量の大きな燃料電池の実現が可能とされる。
【0032】また、上述したような加圧手段を備える必
要がないため、発電体の構造を簡略化することができ、
また、これにより発電体1を製造する際の部品点数、組
み立て工数を削減することができるため、大幅なコスト
ダウンが可能とされており、安価に発電体1を提供する
ことが可能である。
【0033】このような集電体層7は、流体拡散層5の
触媒電極層4と反対側の主面に薄膜形成されていること
が好ましい。集電体層7として薄膜形成されたものを用
いることにより発電体1自体の厚みを薄くすることがで
き、発電体1及びこれを用いる燃料電池の小型化・薄型
化を実現することが可能である。また、集電体層7の厚
みは、特に限定されるものではなく、集電体層7を構成
する材料の集電特性等の諸条件を勘案して適宜設定され
れば良い。
【0034】このような集電体層7は、例えば導電性ペ
ーストを塗布することにより形成されたものを用いるこ
とができる。ここで、導電性ペーストとしては、エポキ
シ樹脂、ポリエステル等の高分子に導電性粒子、例えば
金属粒子、カーボン粒子等を含有させたものを用いるこ
とができ、金属粒子としては、例えば金、銀、銅などを
使用することができる。そして、導電性ペーストとして
は、具体的には、金ペースト、銀ペースト、カーボンペ
ースト、金属粒子として銀とカーボンを混在させた銀・
カーボンペーストが好適である。また、導電性ペースト
に用いる樹脂としては、特に限定はなく、溶剤を蒸発さ
せることにより硬化させるタイプの樹脂や加熱すること
により硬化させるタイプの樹脂など種々のタイプの樹脂
を用いることが可能である。
【0035】しかしながら、集電体層7はこれに限定さ
れるものではなく、従来公知の薄膜形成技術により形成
されたものを用いることができ、例えばスパッタリン
グ、蒸着、メッキ等の手法により形成されたものは、純
粋に金属からなる集電体層7とされるため電気特性に優
れたものとされ、好適である。
【0036】次に、このような発電体1の製造方法につ
いて説明する。発電体1を製造するには、まず、流体拡
散層5である一対の多孔質カーボンペーパーの一主面に
それぞれ集電体層7を形成する。
【0037】集電体層7は、例えば上述した導電性ペー
ストをスクリーン印刷等の印刷技術により多孔質カーボ
ンペーパーの主面に塗布することにより形成することが
できる。導電性ペーストを用いてスクリーン印刷により
集電体層7を形成するには、図4に示すように流体拡散
層5である多孔質カーボンペーパーの所定の位置にマス
クとなるスクリーン11を配置する。ここで、スクリー
ン11には、所定の形状、すなわちスクリーン印刷を行
った後に、所定の形状及び大きさの開口部6が形成され
るような形状に開口部12が形成されている。すなわ
ち、このスクリーン11においては、開口部6となる部
分にスクリーン11が存在し、集電体層7が形成される
部分が開口部12とされている。これにより、スクリー
ン印刷を行うことによりスクリーン11の開口部12の
位置に導電性ペースト13が塗布される。
【0038】また、樹脂に金属粒子やカーボン粒子を含
有させて構成した導電性ペースト13を用意する。そし
て、この開口部12から流体拡散層5である多孔質カー
ボンペーパー上にスキージ14を図4中の矢印Cで示す
方向に移動操作することにより導電性ペースト13を押
し出して導電性ペースト13を印刷、すなわち塗布す
る。
【0039】ここで、導電性ペースト13の印刷パター
ンは特に限定されるものでなく、発電体1において集電
体層7としての機能が確保される限り、導電性ペースト
13は種々の形状に塗布して集電体層13を形成するこ
とができる。また、導電性ペースト13の塗布厚も特に
限定されるものではなく、印刷パターンと同様に発電体
1において集電体層7としての機能が確保される限り、
塗布厚は適宜変更可能である。例えば図5及び図6に示
すように、流体拡散層5である多孔質カーボンペーパー
上において外縁部を除いた部分のみに導電性ペースト1
3を印刷して集電体層7を形成しても良く、図7及び図
8に示すように、流体拡散層5である多孔質カーボンペ
ーパー上において、外縁部と長手方向のライン状の部分
とを除いて導電性ペースト13を印刷することにより集
電体層7を形成しても良い。また、図9及び図10に示
すように、流体拡散層5である多孔質カーボンペーパー
上において、長手方向に垂直な方向のライン状の部分以
外に導電性ペースト13を印刷して集電体層7を形成し
ても良い。そして、図6、図8及び図10に示すよう
に、導電性ペースト13の塗布厚、すなわち集電体層7
の厚みも、任意の厚みに設定することが可能である。な
お、図6は図5における線分D−D'における断面図で
あり、図8は図7における線分E−E'における断面図
であり、図10は図9における線分F−F'における断
面図である。
【0040】そして、導電性ペーストを印刷した後、導
電性ペーストを硬化させるために乾燥あるいは加熱を行
う。樹脂の選択によっては、加熱による硬化収縮によっ
て導電性を飛躍的に向上させることも可能である。以上
により集電体層7を形成することができる。
【0041】このようにして集電体層7が形成された流
体拡散層5である多孔質カーボンペーパーを予め用意し
た例えばCCM等のMEA2に集電体層7が外側になる
ように配置して密着させることにより、流体拡散層5に
集電体層7が固着形成された発電体1を製造することが
できる。
【0042】上述した発電体1の製造方法においては、
流体拡散層5に集電体層7を直接形成するため、発電体
1を構成する際の部品点数、及び組み立て工数を削減す
ることができるため、大幅なコストダウンが可能とされ
ており、安価に発電体1を製造することが可能である。
【0043】また、上記においては、導電性ペーストを
スクリーン印刷することにより集電体層7を形成してい
るが、集電体層7の形成方法はこれに限定されるもので
はなく、従来の公知の薄膜形成方法により形成すること
が可能であり、例えばスパッタリング、蒸着、メッキ等
の手法により形成することができる。これらの手法によ
り形成された集電体層7は、純粋に金属からなる集電体
層7とされるため電気特性に優れたものとされ、好適で
ある。
【0044】ここで、流体拡散層5としてカーボンペー
パー等の多孔質材料を用いる場合には、集電体層7の厚
みを、集電体層7が一体として電気的に接続が保たれる
ような強度を有する膜厚を設定するようにする。
【0045】また、メッキにより集電体層7を形成する
場合には、例えば電解メッキを採用することができ、ま
た、メッキ層の下地に金属薄膜を予め形成してからメッ
キを施しても良い。ただし、メッキの場合には、湿式手
段となるため、メッキ処理後の多孔質層への液残りには
十分留意する必要がある。
【0046】また、図2に示すような発電体1の発電体
構造は、例えば以下のようにして連続工程で作製するこ
とができる。すなわち、図11に示すように、まず、プ
ロトン伝導体と触媒電極層と流体拡散層とがこの順で積
層されたフィルム16を巻きだしロール17から巻き出
し、一対のロール18a,18bにより矢印Gの方向に
搬送する。
【0047】続いて、搬送されたフィルム16の一方の
主面上、すなわち流体拡散層側の主面上に、一対のロー
ル19a,19bにより導電性接着剤ペースト20をロ
ール印刷して、さらに矢印Gの方向に搬送する。
【0048】そして、加熱部21を通過させて導電性接
着剤ペースト20を加熱硬化させることにより導電体層
を形成する。
【0049】以上により、図12に示すような発電体構
造を構成することができる。そして、このような発電体
構造を水素側と酸素側とでそれぞれ構成し、張り合わせ
ることにより図2に示すような発電体1を形成すること
ができる。また、図11においては、フィルム16の一
主面側のみに加工を施しているが、両面を同時に加工す
ることも可能であり、水素側と酸素側とにおいて一括し
て発電体構造を構成し、発電体1を形成することもでき
る。
【0050】したがって、本発明に係る発電体構造及び
発電体は、以上のような連続工程を行うことによりイン
ラインで効率的に作製することが可能であるため、コス
トを低減することが可能とされており、高品質の発電体
を安価に提供することができる。
【0051】さらに、本発明に係る発電体構造では、導
電体層7は必ずしも流体拡散層5の触媒電極層4と反対
側の主面に配される必要はなく、導電体層7は流体拡散
層5の触媒電極層4側の主面に固着形成されても良い。
このような発電体構造は、例えば以下のようにして連続
工程で作製することができる。すなわち、図13に示す
ように、まず、プロトン伝導体と触媒電極層とが積層さ
れたフィルム31を巻き出しロール32から巻き出し、
一対のロール33a,33bにより矢印Gの方向に搬送
する。
【0052】続いて、搬送されたフィルム31の一方の
主面上、すなわち触媒電極層側の主面上に、一対のロー
ル34a,34bにより導電性接着剤ペースト35をロ
ール印刷して加熱部36を通過させることにより導電体
層を形成し、さらに矢印Gの方向に搬送する。
【0053】続いて、搬送されたフィルム31の一方の
主面上、すなわち、導電性接着剤ペースト35がロール
印刷された側の主面上に、巻きだしロール37から巻き
出された流体拡散層フィルム38を一対のロール39
a,39bによりラミネートする。
【0054】以上により、図14に示すような発電体構
造を構成することができる。なお、図14に示す発電体
構造においては、印刷された導電性接着剤ペースト35
と導電性接着剤ペースト35との間が上述した開口部6
に相当する。そして、このような発電体構造を水素側と
酸素側とでそれぞれ構成し、張り合わせることにより発
電体を形成することができる。また、図13において
は、フィルム31の一主面側のみに加工を施している
が、両面を同時に加工することも可能であり、水素側と
酸素側とにおいて一括して発電体構造を構成し、発電体
を形成することもできる。
【0055】したがって、本発明に係る発電体構造及び
発電体は、以上のような連続工程を行うことによりイン
ラインで効率的に作製することが可能であるため、コス
トを低減することが可能とされており、高品質の発電体
を安価に提供することができる。
【0056】また、上記においては、流体拡散層5の主
面に集電体層7を直接形成することにより流体拡散層5
に集電体層7を固着形成する場合について説明したが、
本発明においては、集電体層7は流体拡散層5に固着形
成される点が重要であり、直接形成されることに限定さ
れるものではない。すなわち、本発明においては、導電
体からなる集電体層7を例えば導電性接着剤により固着
して発電体を構成しても良い。ここで、集電体としては
金属からなるものが好適であり、例えば金属箔、金属
板、金属線等を用いることができる。このような構成と
した場合においても、流体拡散層5の主面に集電体層7
を直接形成した場合と同様に発電体を加圧することなく
集電体層と流体拡散層との接触、すなわちMEAと集電
体層との間の電気的接続が確実に確保され、MEAと集
電体層との間の抵抗値を大幅に低減することが可能とさ
れ、その結果、発電効率を向上させることができる。
【0057】また、集電体層7が流体拡散層5の触媒電
極層4と反対側の主面上に導電性接着剤により固着され
るため、集電体層7と流体拡散層5との接触平面は均等
に且つ確実に接触した状態とされて電気的接続が確保さ
れており、集電体層7と流体拡散層5との接触平面内に
おける圧力分布にばらつきが生じることが無く、部分的
に非常に大きな抵抗値を示す等の状況も起こり得ない。
したがって、集電体層7と流体拡散層5との接触面内に
おける圧力分布や接触面積に起因した集電効率、発電効
率の低下が生じることが防止され、安定した発電を行う
ことが可能とされる。
【0058】また、集電体層7が流体拡散層5の触媒電
極層4と反対側の主面上に導電性接着剤により固着され
ことにより集電体層7と流体拡散層5との接触、すなわ
ちMEAと集電体層との間の電気的接続が確実になされ
るため、集電効率、発電効率の低下を補うために集電体
層7自体の厚みを増す必要が無く、また、MEAと集電
体層7との間の接触を確保するためのボルト締結などの
加圧手段を備える必要がない。したがって、発電体及び
これを用いる燃料電池の小型化・薄型化を実現すること
が可能とされる。そして、薄型化が可能とされるため、
スタック型として用いる場合には、より多くの発電体を
積層することが可能となり、より発電容量の大きな燃料
電池の実現が可能とされる。
【0059】そして、上述したような加圧手段を備える
必要がないため、発電体の構造を簡略化することがで
き、また、これにより発電体を製造する際の部品点数、
組み立て工数を削減することができるため、大幅なコス
トダウンが可能とされ、安価に発電体を提供することが
可能とされる。
【0060】なお、本発明に係る発電体は、小型のも
の、すなわち小規模なものに限定されることはなく、大
面積を有する大規模な発電体、及び燃料電池にも適用す
ることが可能である。すなわち、本発明に係る発電体
は、集電効率、発電効率に優れたものとされているた
め、従来と同等の規模の大きさとした場合には、従来の
発電体、燃料電池と比して大幅に発電容量が大きなもの
とされるため、使用電力のより大きな用途にも使用する
ことが可能とされ、使用用途の自由度が大きなものとさ
れる。すなわち、本発明に係る発電体は、例えばカード
型等の小さな燃料電池から、自動車用などの大きな燃料
電池まで、あらゆるサイズの燃料電池に適用可能であ
る。
【0061】また、本発明は、燃料として水素を直接供
給する場合に限られるものではなく、例えばメタノール
等を燃料として供給する発電形式等にも幅広く適用する
ことが可能である。
【0062】次に、本発明に係る燃料電池について説明
する。図15は、複数の発電体を内蔵する燃料電池の一
例を示すものである。本例では、一対の筐体41内に4
つの発電体42、43、44、45が水素供給部46の
両面に配置され、また、一対の筐体41には上下両面に
空気取り込み口47が設けられている。そして、水素供
給部46には、外部燃料源と接続するための燃料継ぎ手
48が設けられている。
【0063】ここで、4つの発電体として上述した発電
体1が用いられており、その両面には、それぞれ水素側
集電体層7a及び酸素側集電体層7bが設けられてい
る。そして、4つの発電体1は、それぞれの水素側集電
体層7aが水素供給部46と対向するように配される。
また、発電体1の酸素側集電体には、発電体1により得
られた電気を外部に取り出すための外部端子49が接続
されている。
【0064】以上のような燃料電池を発電運転させる場
合には、4つの発電体42、43、44、45に対し
て、水素供給部46から水素を供給し、また、通気孔4
7を通して酸素を含む空気を供給する。これにより、発
電体1のMEA2内における水素と酸素との電気化学反
応によって電気が発生し、これが外部端子49より外部
に取り出される。
【0065】以上のような本発明に係る燃料電池におい
ては、導電体層7が流体拡散層の主面上に固着形成され
ることにより発電体1が構成されている。これにより、
この燃料電池では、発電体1において当該発電体1を加
圧することなく触媒電極層4と導電体層7との電気的な
接続が確実に確保することが可能とされている。その結
果、本発明に係る燃料電池では、発電体1において触媒
電極層4と導電体層7との間の抵抗値を大幅に低減する
ことが可能とされるため、発電効率に優れた燃料電池を
実現されている。
【0066】
【発明の効果】本発明に係る発電体構造は、プロトン伝
導体膜と、面状電極と、流体拡散層と、導電体層とが積
層されてなる発電体構造であって、上記導電体層が、上
記流体拡散層の主面上に固着形成されてなるものであ
る。
【0067】以上のような本発明に係る発電体構造は、
導電体層が流体拡散層の主面上に固着形成されている。
これにより、この発電体では、発電体を加圧することな
く面状電極と導電体層との電気的な接続を確実に確保す
ることが可能とされる。したがって、本発明に係る発電
体構造体では、面状電極と導電体層との間の抵抗値を大
幅に低減することが可能とされるため、発電効率に優れ
た発電体構造を実現することができる。
【0068】本発明に係る発電体は、プロトン伝導体膜
と、当該プロトン伝導体膜を挟む一対の面状電極と、当
該一対の面状電極を挟む一対の流体拡散層と、当該一対
の流体拡散層に当接する一対の導電体層とを備え、上記
一対の導電体層のうち少なくとも一方の導電体層が、上
記流体拡散層の主面上に固着形成されてなるものであ
る。
【0069】以上のように構成された本発明に係る発電
体は、導電体層が流体拡散層の主面上に固着形成されて
いる。これにより、この発電体では、発電体を加圧する
ことなく面状電極と導電体層との電気的な接続を確実に
確保することが可能とされる。したがって、本発明に係
る発電体では、面状電極と導電体層との間の抵抗値を大
幅に低減することが可能とされるため、発電効率に優れ
た発電体を実現することができる。
【0070】また、本発明に係る燃料電池は、発電体に
燃料及び酸化剤を供給することにより発電する燃料電池
であって、プロトン伝導体膜と、当該プロトン伝導体膜
を挟む一対の面状電極と、当該一対の面状電極を挟む一
対の流体拡散層と、当該一対の流体拡散層に当接する一
対の導電体層とを備え、当該一対の導電体層のうち少な
くとも一方の導電体層が上記流体拡散層の主面上に固着
形成されてなる発電体を有するものである。
【0071】以上のように構成された本発明に係る燃料
電池は、燃料電池内に備える発電体が、導電体層が流体
拡散層の主面上に固着形成されることにより構成されて
いる。これにより、この燃料電池では、その発電体にお
いて当該発電体を加圧することなく面状電極と導電体層
との電気的な接続を確実に確保することが可能とされて
いる。したがって、本発明に係る燃料電池では、発電体
において面状電極と導電体層との間の抵抗値を大幅に低
減することが可能とされるため、発電効率に優れた燃料
電池を実現することができる。
【0072】また、本発明に係る発電体構造の製造方法
は、プロトン伝導体膜と、面状電極と、流体拡散層と、
導電体層とを積層する発電体構造の製造方法であって、
上記導電体層を上記流体拡散層の主面上に固着形成する
ものである。
【0073】以上のような本発明に係る発電体構造の製
造方法においては、流体拡散層の主面上に導電体層を固
着形成する。これにより、この発電体構造の製造方法で
は、発電体を加圧することなく面状電極と導電体層との
電気的な接続が確実に確保された発電体構造を構成する
ことが可能とされている。したがって、本発明に係る発
電体構造の製造方法によれば、面状電極と導電体層との
間の抵抗値を大幅に低減することが可能とされるため、
発電効率に優れた発電体構造を実現することができる。
【0074】また、本発明に係る発電体の製造方法は、
プロトン伝導体膜と、当該プロトン伝導体膜を挟む一対
の面状電極と、当該一対の面状電極を挟む一対の流体拡
散層と、当該一対の流体拡散層に当接する一対の導電体
層とを備える発電体の製造方法であって、上記一対の導
電体層のうち少なくとも一方の導電体層を上記流体拡散
層の主面上に固着形成するものである。
【0075】以上のような本発明に係る発電体の製造方
法においては、流体拡散層の主面上に導電体層を固着形
成する。これにより、この発電体の製造方法では、発電
体を加圧することなく面状電極と導電体層との電気的な
接続が確実に確保された発電体を構成することが可能と
されている。したがって、本発明に係る発電体の製造方
法によれば、面状電極と導電体層との間の抵抗値を大幅
に低減することが可能とされるため、発電効率に優れた
発電体を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用して構成した発電体の基本構成を
示す斜視図である。
【図2】本発明を適用して構成した発電体の断面図であ
る。
【図3】本発明を適用して構成した発電体の正面図であ
る。
【図4】集電体層の形成方法を説明する図である。
【図5】流体拡散層上おける導電性ペーストの印刷パタ
ーンの一例を示す平面図である。
【図6】流体拡散層上おける導電性ペーストの印刷パタ
ーンの一例を示す断面図である。
【図7】流体拡散層上おける導電性ペーストの印刷パタ
ーンの一例を示す平面図である。
【図8】流体拡散層上おける導電性ペーストの印刷パタ
ーンの一例を示す断面図である。
【図9】流体拡散層上おける導電性ペーストの印刷パタ
ーンの一例を示す平面図である。
【図10】流体拡散層上おける導電性ペーストの印刷パ
ターンの一例を示す断面図である。
【図11】本発明に係る発電体構造の製造工程を説明す
る図である。
【図12】本発明に係る発電体構造の一例を示す断面図
である。
【図13】本発明に係る発電体構造の製造工程を説明す
る図である。
【図14】本発明に係る発電体構造の一例を示す断面図
である。
【図15】本発明に係る燃料電池の一例を示す分解断面
図である。
【図16】一般的なプロトン伝導体膜を用いた燃料電池
の一例を示す模式図である。
【図17】従来の燃料電池の一例を示す分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 発電体 2 MEA(膜電極複合体) 3 プロトン伝導体 4 触媒電極層 5 流体拡散層 6 開口部 7 集電体層 8 端子 11 スクリーン 12 開口部 13 導電性ペースト 14 スキージ

Claims (72)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロトン伝導体膜と、面状電極と、流体
    拡散層と、導電体層とが積層されてなる発電体構造であ
    って、 上記導電体層が、上記流体拡散層の主面上に固着形成さ
    れてなることを特徴とする発電体構造。
  2. 【請求項2】 上記プロトン伝導体膜と、上記面状電極
    と、上記流体拡散層と、上記導電体層とがこの順で積層
    されてなることを特徴とする請求項1記載の発電体構
    造。
  3. 【請求項3】 上記プロトン伝導体膜と、上記面状電極
    と、上記導電体層と、上記流体拡散層とがこの順で積層
    されてなることを特徴とする請求項1記載の発電体構
    造。
  4. 【請求項4】 上記導電体層は、上記流体拡散層の主面
    上に直接形成されてなることを特徴とする請求項1記載
    の発電体構造。
  5. 【請求項5】 上記導電体層は、上記流体拡散層の主面
    上に導電性ペーストを塗布することにより形成されてな
    ることを特徴とする請求項4記載の発電体構造。
  6. 【請求項6】 上記導電性ペーストは、印刷により塗布
    されていることを特徴とする請求項5記載の発電体構
    造。
  7. 【請求項7】 上記導電体層は、上記流体拡散層の主面
    上にスパッタリングにより形成されてなることを特徴と
    する請求項4記載の発電体構造。
  8. 【請求項8】 上記導電体層は、上記流体拡散層の主面
    上に蒸着により形成されてなることを特徴とする請求項
    4記載の発電体構造。
  9. 【請求項9】 上記導電体層は、上記流体拡散層の主面
    上にメッキにより形成されてなることを特徴とする請求
    項4記載の発電体構造。
  10. 【請求項10】 上記導電体層は、上記流体拡散層に導
    電性接着剤により導電体が固着されてなることを特徴と
    する請求項1記載の発電体構造。
  11. 【請求項11】 上記導電体は、金属材料からなること
    を特徴とする請求項10記載の発電体構造。
  12. 【請求項12】 上記導電体層は、流体が透過可能な流
    体透過部を有することを特徴とする請求項1記載の発電
    体構造。
  13. 【請求項13】 上記流体透過部は、上記導電体層を切
    り欠いた開口部であることを特徴とする請求項12記載
    の発電体構造。
  14. 【請求項14】 上記流体透過部は、複数個形成されて
    いることを特徴とする請求項12記載の発電体構造。
  15. 【請求項15】 プロトン伝導体膜と、当該プロトン伝
    導体膜を挟む一対の面状電極と、当該一対の面状電極を
    挟む一対の流体拡散層と、当該一対の流体拡散層に当接
    する一対の導電体層とを備え、 上記一対の導電体層のうち少なくとも一方の導電体層
    が、上記流体拡散層の主面上に固着形成されてなること
    を特徴とする発電体。
  16. 【請求項16】 上記導電体層が、上記流体拡散層の上
    記面状電極と反対側の主面上に固着形成されてなること
    を特徴とする請求項15記載の発電体。
  17. 【請求項17】 上記導電体層が、上記流体拡散層の上
    記面状電極側の主面に固着形成されてなることを特徴と
    する請求項15記載の発電体。
  18. 【請求項18】 上記導電体層は、上記流体拡散層の主
    面上に直接形成されてなることを特徴とする請求項15
    記載の発電体。
  19. 【請求項19】 上記導電体層は、上記流体拡散層の主
    面上に導電性ペーストを塗布することにより形成されて
    なることを特徴とする請求項18記載の発電体。
  20. 【請求項20】 上記導電性ペーストは、印刷により塗
    布されていることを特徴とする請求項19記載の発電
    体。
  21. 【請求項21】 上記導電体層は、上記流体拡散層の主
    面上にスパッタリングにより形成されてなることを特徴
    とする請求項18記載の発電体。
  22. 【請求項22】 上記導電体は、上記流体拡散層の主面
    上に蒸着により形成されてなることを特徴とする請求項
    18記載の発電体。
  23. 【請求項23】 上記導電体は、上記流体拡散層の主面
    上にメッキにより形成されてなることを特徴とする請求
    項18記載の発電体。
  24. 【請求項24】 上記導電体層は、上記流体拡散層に導
    電性接着剤により導電体が固着されてなることを特徴と
    する請求項15記載の発電体。
  25. 【請求項25】 上記導電体は、金属材料からなること
    を特徴とする請求項24記載の発電体。
  26. 【請求項26】 上記面状電極の一方は水素側電極であ
    り、且つ他方は酸素側電極であることを特徴とする請求
    項15記載の発電体。
  27. 【請求項27】 上記導電体層は、流体が透過可能な流
    体透過部を有することを特徴とする請求項15記載の発
    電体。
  28. 【請求項28】 上記流体透過部は、上記導電体層を切
    り欠いた開口部であることを特徴とする請求項27記載
    の発電体。
  29. 【請求項29】 上記流体透過部は、複数個形成されて
    いることを特徴とする請求項27記載の発電体。
  30. 【請求項30】 発電体に燃料及び酸化剤を供給するこ
    とにより発電する燃料電池であって、 プロトン伝導体膜と、当該プロトン伝導体膜を挟む一対
    の面状電極と、当該一対の面状電極を挟む一対の流体拡
    散層と、当該一対の流体拡散層に当接する一対の導電体
    層とを備え、当該一対の導電体層のうち少なくとも一方
    の導電体層が上記流体拡散層の主面上に固着形成されて
    なる発電体を有することを特徴とする燃料電池。
  31. 【請求項31】 上記導電体層が、上記流体拡散層の上
    記面状電極と反対側の主面上に固着形成されてなること
    を特徴とする請求項30記載の燃料電池。
  32. 【請求項32】 上記導電体層が、上記流体拡散層の上
    記面状電極側の主面に固着形成されてなることを特徴と
    する請求項30記載の燃料電池。
  33. 【請求項33】 上記導電体層は、上記流体拡散層の主
    面上に直接形成されてなることを特徴とする請求項30
    記載の燃料電池。
  34. 【請求項34】 上記導電体層は、上記流体拡散層の主
    面上に導電性ペーストを塗布することにより形成されて
    なることを特徴とする請求項33記載の燃料電池。
  35. 【請求項35】 上記導電性ペーストは、印刷により塗
    布されていることを特徴とする請求項34記載の燃料電
    池。
  36. 【請求項36】 上記導電体層は、上記流体拡散層の主
    面上にスパッタリングにより形成されてなることを特徴
    とする請求項33記載の燃料電池。
  37. 【請求項37】 上記導電体は、上記流体拡散層の主面
    上に蒸着により形成されてなることを特徴とする請求項
    33記載の燃料電池。
  38. 【請求項38】 上記導電体は、上記流体拡散層の主面
    上にメッキにより形成されてなることを特徴とする請求
    項33記載の燃料電池。
  39. 【請求項39】 上記導電体層は、上記流体拡散層に導
    電性接着剤により導電体が固着されてなることを特徴と
    する請求項30記載の燃料電池。
  40. 【請求項40】 上記導電体は、金属材料からなること
    を特徴とする請求項39記載の燃料電池。
  41. 【請求項41】 上記面状電極の一方は水素側電極であ
    り、且つ他方は酸素側電極であることを特徴とする請求
    項30記載の燃料電池。
  42. 【請求項42】 上記導電体層は、流体が透過可能な流
    体透過部を有することを特徴とする請求項30記載の燃
    料電池。
  43. 【請求項43】 上記流体透過部は、上記導電体層を切
    り欠いた開口部であることを特徴とする請求項42記載
    の燃料電池。
  44. 【請求項44】 上記流体透過部は、複数個形成されて
    いることを特徴とする請求項42記載の燃料電池。
  45. 【請求項45】 上記水素側電極に当接した上記流体拡
    散層に上記流体透過部を通して水素を供給することを特
    徴とする請求項42記載の燃料電池。
  46. 【請求項46】 上記酸素側電極に当接した上記流体拡
    散層に上記流体透過部を通して酸素を供給することを特
    徴とする請求項42記載の燃料電池。
  47. 【請求項47】 プロトン伝導体膜と、面状電極と、流
    体拡散層と、導電体層とを積層する発電体構造の製造方
    法であって、上記導電体層を上記流体拡散層の主面上に
    固着形成することを特徴とする発電体構造の製造方法。
  48. 【請求項48】 上記プロトン伝導体膜と、上記面状電
    極と、上記流体拡散層と、上記導電体層とをこの順で積
    層することを特徴とする請求項47記載の発電体構造の
    製造方法。
  49. 【請求項49】 上記プロトン伝導体膜と、上記面状電
    極と、上記導電体層と、上記流体拡散層とをこの順で積
    層することを特徴とする請求項47記載の発電体構造の
    製造方法。
  50. 【請求項50】 上記導電体層を上記流体拡散層の主面
    上に直接形成することを特徴とする請求項47記載の発
    電体構造の製造方法。
  51. 【請求項51】 上記流体拡散層の主面上に導電性ペー
    ストを塗布することにより上記導電体層を形成すること
    を特徴とする請求項50記載の発電体構造の製造方法。
  52. 【請求項52】 上記導電性ペーストを印刷により塗布
    することを特徴とする請求項51記載の発電体構造の製
    造方法。
  53. 【請求項53】 上記導電体層をスパッタリングにより
    形成することを特徴とする請求項50記載の発電体構造
    の製造方法。
  54. 【請求項54】 上記導電体層を蒸着により形成するこ
    とを特徴とする請求項50記載の発電体構造の製造方
    法。
  55. 【請求項55】 上記導電体をメッキにより形成するこ
    とを特徴とする請求項50記載の発電体構造の製造方
    法。
  56. 【請求項56】 上記流体拡散層の主面上に導電性接着
    剤により導電体を固着することを特徴とする請求項47
    記載の発電体構造の製造方法。
  57. 【請求項57】 上記導電体は、金属材料からなること
    を特徴とする請求項56記載の発電体構造の製造方法。
  58. 【請求項58】 上記導電体層に、流体が透過可能な流
    体透過部を形成することを特徴とする請求項47記載の
    発電体構造の製造方法。
  59. 【請求項59】 上記流体透過部を複数個形成すること
    を特徴とする請求項58記載の発電体構造の製造方法。
  60. 【請求項60】 プロトン伝導体膜と、当該プロトン伝
    導体膜を挟む一対の面状電極と、当該一対の面状電極を
    挟む一対の流体拡散層と、当該一対の流体拡散層に当接
    する一対の導電体層とを備える発電体の製造方法であっ
    て、 上記一対の導電体層のうち少なくとも一方の導電体層を
    上記流体拡散層の主面上に固着形成することを特徴とす
    る発電体の製造方法。
  61. 【請求項61】 上記導電体層を上記流体拡散層の上記
    面状電極と反対側の主面上に固着形成することを特徴と
    する請求項60記載の発電体の製造方法。
  62. 【請求項62】 上記導電体層を上記流体拡散層の上記
    面状電極側の主面に固着形成することを特徴とする請求
    項60記載の発電体の製造方法。
  63. 【請求項63】 上記導電体層を上記流体拡散層の主面
    上に直接形成することを特徴とする請求項60記載の発
    電体の製造方法。
  64. 【請求項64】 上記流体拡散層の主面上に導電性ペー
    ストを塗布することにより上記導電体層を形成すること
    を特徴とする請求項63記載の発電体の製造方法。
  65. 【請求項65】 上記導電性ペーストを印刷により塗布
    することを特徴とする請求項64記載の発電体の製造方
    法。
  66. 【請求項66】 上記導電体層をスパッタリングにより
    形成することを特徴とする請求項63記載の発電体の製
    造方法。
  67. 【請求項67】 上記導電体層を蒸着により形成するこ
    とを特徴とする請求項63記載の発電体の製造方法。
  68. 【請求項68】 上記導電体をメッキにより形成するこ
    とを特徴とする請求項63記載の発電体の製造方法。
  69. 【請求項69】 上記流体拡散層の主面上に導電性接着
    剤により導電体を固着することを特徴とする請求項60
    記載の発電体の製造方法。
  70. 【請求項70】 上記導電体は、金属材料からなること
    を特徴とする請求項69記載の発電体の製造方法。
  71. 【請求項71】 上記導電体層に、流体が透過可能な流
    体透過部を形成することを特徴とする請求項60記載の
    発電体の製造方法。
  72. 【請求項72】 上記流体透過部を複数個形成すること
    を特徴とする請求項71記載の発電体の製造方法。
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