JP2003187680A - 真空遮断器 - Google Patents

真空遮断器

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JP2003187680A
JP2003187680A JP2001380400A JP2001380400A JP2003187680A JP 2003187680 A JP2003187680 A JP 2003187680A JP 2001380400 A JP2001380400 A JP 2001380400A JP 2001380400 A JP2001380400 A JP 2001380400A JP 2003187680 A JP2003187680 A JP 2003187680A
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JP
Japan
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circuit breaker
vacuum circuit
electric field
vacuum
lower electrode
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Pending
Application number
JP2001380400A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Take
達男 武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/60Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/66Vacuum switches
    • H01H33/662Housings or protective screens
    • H01H33/66207Specific housing details, e.g. sealing, soldering or brazing
    • H01H2033/6623Details relating to the encasing or the outside layers of the vacuum switch housings

Landscapes

  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 上下電極の端部からの電界を効果的に緩和し
て、絶縁破壊しにくい真空遮断器を提供すること。 【解決手段】 上電極20の端板24および下電極21
の端板25の端縁部にシールドリング26,27を溶接
によって固定する。シールドリングの外側周面は、曲面
を形成しているので、端縁部に電界が集中する部分をな
くすことができる。この結果、真空遮断器間の電界を緩
和することができ、両者間の距離の短縮化を実現でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は真空遮断器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】真空遮断器は、例えばキュービクル形ス
イッチギヤ等において使用されており、そこでは三相交
流の遮断を行うとき3個の真空遮断器が並べて使用され
る。
【0003】図1は、キュービクル形スイッチギヤの構
造を示し、図2はその単線結線図である。1は正面扉、
2は制御室ユニット、3はケーブル室ユニット、4は気
密容器、5は固体絶縁母線、6は断路器、7は断路器操
作室、8は遮断器、9は接地開閉器、10は接地開閉器
操作器、11は避雷器、12は避雷器用接地端子、13
は避雷器断路装置、14は変流器、15はケーブル端
末、16は主回路ケーブル、17はケーブルフラケッ
ト、18は電圧検出器、19は真空遮断器である。三相
では1相につき1個の真空遮断器が使用され、図3に示
すように、3個の真空遮断器が平行に置かれている。こ
こで、20は上電極、21は下電極、22は、両電極2
0,21の接触端部を包囲する筒状の絶縁物を有する真
空容器であり、真空容器22の両端には、上電極20お
よび下電極21の一部を構成する端板24,25(図で
はA〜Hで示す)が取り付けられ、両電極20,21の
接触部は真空容器22内に端板24,25を介して気密
に封入されており、下電極21はベローズ23を介して
上下動し、上電極20と接触または離間可能になってい
る。
【0004】このような、各真空遮断器の間の絶縁に関
しては、遮断器間にバリヤーなどを入れて絶縁強化を図
ることができる。
【0005】しかしながら、図3に示すように、隣接真
空遮断器同士では、端板の端縁部間、例えば、A−B間
は、互いにドーナツ状の端板(電極)の端縁が向き合う
形になっている(他の端縁部C−Hについても同様)。
したがって、これら端板の端縁は電界が集中することに
なり、ここからの強電界下にある真空遮断器間の絶縁
物、たとえば空気やSF6ガスの絶縁媒体が絶縁破壊す
るおそれがある。これを防ぐため端板の端縁部が向き合
っている絶縁距離Lを絶縁破壊しないだけ離さなければ
ならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記真空遮断器の使用
状態においては、通常、高電界がかかるため、機器間の
距離を充分にとり、絶縁破壊しないように設計される。
【0007】しかしながら、真空遮断器の設置スペース
等をより縮小化しようとすると、機器間の距離を充分に
とることができない。そこで、真空遮断器の高電圧部に
おける電界を小さくすることができれば、絶縁余裕が生
まれ、より縮小化が可能となる。なお、電界緩和に関す
る技術が、特開平10−247444号公報、特開昭6
0−100324号公報、特開昭61−19019号公
報および特開昭62−252023号公報に記載されて
いるが、いずれも、かならずしも満足な結果が得られて
いるわけではない。
【0008】そこで、本発明の目的は、以上のような課
題を解決した真空遮断器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、絶縁物からなる真空容器と、互いに接触
または離間する接触端部が前記真空容器内に収容された
上電極および下電極とを有する真空遮断器であって、前
記真空容器の一端部及び他端部に固定された前記上電極
および下電極の端板の端縁部が曲面を有していることを
特徴とする。
【0010】また、前記曲面は、シールドリングによっ
て形成することができる。
【0011】さらに、前記曲面は、円弧状に折り曲げら
れた部分によって形成することができる。
【0012】さらに、前記上電極および下電極の端板の
端は、前記真空容器の内側に配置することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について説明する。
【0014】図4は本発明の第1の実施形態の断面図で
あり、図3と同様部分は同一符号を付して詳細説明は省
略する(図5,図6も同様)。この実施形態では、上電
極20の端板24および下電極21の端板25の端縁部
にシールドリング26,27を溶接によって固定してあ
る。シールドリングの外側周面は、曲面を形成している
ので、このようなシールドリングを端板の端縁部に配置
することによって、端縁部に電界が集中する部分をなく
すことができる。この結果、たとえば、キュービクル形
スイッチギヤ等において使用される場合、真空遮断器間
の電界を緩和することができ、両者間の距離の短縮化を
実現できる。また、リングを取り替えることもできるの
で、電界緩和の程度を変えることもできる。したがっ
て、例えばキュウビクル形スイッチギヤ等において、電
界が集中して設計変更が必要なときでもリングの交換で
対応可能である。
【0015】図5は本発明の第2の実施形態の断面図で
ある。この実施形態では、上電極20の端板24および
下電極21の端板25の端縁部28,29を、円弧状に
折り曲げてある。このように、端縁部を円弧状に折り曲
げることによって、端縁部に電界が集中する部分をなく
すことができる。
【0016】図6は本発明の第3の実施形態の断面図で
ある。この実施形態では、上電極20の端板24および
下電極21の端板25の端縁部30,31を、湾曲さ
せ、かつ、その端を真空容器22の内側に位置させてあ
る。このように、端縁部の端を真空容器22の内側に位
置させ、かつ、端縁部を湾曲させることによって、電界
が集中する部分をなくすことができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上下電極の端部からの電界を効果的に緩和することがで
きる。このため、絶縁破壊しにくく、信頼性の高い真空
遮断器を提供することができる。さらに、例えば、キュ
ウビクル形スイッチギヤ等において使用される場合、よ
り短い距離で真空遮断器を並べることができ、盤を縮小
化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】キュービクル形スイッチギヤの構造を示す図で
ある。
【図2】同単線結線図である。
【図3】従来の三相の真空遮断器の断面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態の断面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態の断面図である。
【図6】本発明の第3の実施形態の断面図である。
【符号の説明】
20 上電極 21 下電極 22 真空容器 23 ベローズ 24,25 端板 26,27 シールドリング 28,29,30,31 端縁部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁物からなる真空容器と、互いに接触
    または離間する接触端部が前記真空容器内に収容された
    上電極および下電極とを有する真空遮断器であって、 前記真空容器の一端部及び他端部に固定された前記上電
    極および下電極の端板の端縁部が曲面を有していること
    を特徴とする真空遮断器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記曲面は、シールドリングによって形成されているこ
    とを特徴とする真空遮断器。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記曲面は、円弧状に折り曲げられた部分によって形成
    されていることを特徴とする真空遮断器。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記上電極および下電極の端板の端が前記真空容器の内
    側に配置されていることを特徴とする真空遮断器。
JP2001380400A 2001-12-13 2001-12-13 真空遮断器 Pending JP2003187680A (ja)

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ID=27591471

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112007000724B4 (de) * 2006-03-27 2011-06-30 Mitsubishi Electric Corp. Schaltgerät und Verfahren zu dessen Herstellung

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE112007000724B4 (de) * 2006-03-27 2011-06-30 Mitsubishi Electric Corp. Schaltgerät und Verfahren zu dessen Herstellung

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