JP2003187373A - 車両の追従走行を利用した送迎システム及び送迎方法 - Google Patents

車両の追従走行を利用した送迎システム及び送迎方法

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JP2003187373A JP2001386561A JP2001386561A JP2003187373A JP 2003187373 A JP2003187373 A JP 2003187373A JP 2001386561 A JP2001386561 A JP 2001386561A JP 2001386561 A JP2001386561 A JP 2001386561A JP 2003187373 A JP2003187373 A JP 2003187373A
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Kazunori Iwasaki
和則 岩崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高齢者の人々と車との共存を図り、高齢者の人
々が車を利用して目的地に移動する際の運転負荷を減ら
し、高齢者の人々の車を利用した外出を支援する。 【解決手段】車両の追従走行を利用した送迎方法は、顧
客の通信端末21a、21bから通信回線経由で送迎サ
ービスに関する予約を受け付けるステップSt1と、こ
の予約に応じて指定の集合時間に指定の集合場所で顧客
車両22に合流するように会社車両12を手配するステ
ップ2〜5と、会社車両12の後方に所定の走行条件
(所定車間距離Dref、同一車線Lref上)で顧客
車両22を追従走行させながら指定の集合場所から指定
の目的地まで案内するステップSt6と、送迎後に、前
記顧客車両の走行距離及び走行時間を元にサービス料金
を決済を行うステップSt7〜8を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の追従走行を
利用した送迎システム及び送迎方法に係り、とくに高齢
者の社会活動を支援する方法の1つとして、ITS(高
度道路交通システム)の要素技術である車々間通信を利
用した送迎システムに関する。
【0002】
【従来の技術】医療技術の進歩等による人々の高寿命
化、近年の新生児出生率の低下による少子化傾向等の影
響を受けて、近い将来、高齢者人口の占める割合が、諸
外国の事例と比べ、かなり高いレベルまで到達する、い
わゆる高齢化社会を迎えるとされている。このため、高
齢者の人々ができる限り長く社会活動を行えるように様
々な局面から支援していくことが、これから益々重要に
なってくると考えられている。
【0003】このような対策の前提となる考えの1つと
して、高齢者の人々にこそ、その外出等の移動手段とし
て、車が必要になってくるのではないかといった意見が
ある。この意見を尊重して高齢者の人々を支援する場
合、特に安全性との兼ね合いが重要となってくる。例え
ば、高齢者の人々が車を利用して目的地に出かける際の
運転負荷を通常のものから更に減らす等の対策も必要で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】いずれにしても、来る
べき高齢化社会においては、高齢者の人々と車の共存を
考えていくことが重要なテーマの1つとなってくること
が予想される。
【0005】本発明は、このような従来の事情を背景に
なされたもので、高齢者の人々と車との共存を図り、高
齢者の人々が車を利用して目的地に移動する際の運転負
荷を減らし、高齢者の人々の車を利用した外出を支援す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、ITS(高度道路交通システム)の要素技
術である車々間通信を利用した送迎システム及び送迎方
法に着目し完成されたものである。
【0007】すなわち、本発明に係る車両の追従走行を
利用した送迎方法は、送迎サービスを提供するサービス
会社側の会社車両及びその送迎サービスを受ける顧客側
の顧客車両を用いて行うものであって、前記顧客の通信
端末から所定の通信回線経由で送迎サービスに関する予
約を受け付ける段階と、前記予約に応じて指定集合時間
に指定集合場所で前記顧客車両に合流するように前記会
社車両を手配する段階と、前記会社車両の後方に所定の
走行条件で前記顧客車両を追従走行させながら前記指定
集合場所から指定目的地まで案内する段階とを備えたこ
とを特徴とする。
【0008】本発明では、前記送迎後に、前記顧客車両
の走行距離及び走行時間を元にサービス料金の決済を行
う段階をさらに有することが好適である。また、本発明
では、前記顧客車両は複数台存在し、前記顧客車両を追
従走行させる段階は、前記会社車両の後方に前記複数台
の顧客車両を後続して追従走行させるものであることが
好適である。
【0009】本発明に係る車両の追従走行を利用した送
迎システムは、送迎サービスを提供する会社側に置か
れ、その送迎サービスに関する情報を通信可能な情報処
理システムと、前記送迎サービスを実施するために用い
る会社車両とを備え、前記情報処理システムは、前記送
迎サービスを受ける顧客の通信端末から所定の通信回線
経由で前記送迎サービスに関する予約を受け付ける予約
受付手段を有し、前記会社車両は、前記予約受付手段に
より受け付けた予約に基づいて指定集合時間に指定集合
場所で前記顧客側の顧客車両と合流後に前記指定集合場
所から指定目的地までの間、前記顧客車両をその後方に
従えて所定の走行条件を満たすように追従走行させる追
従走行手段を有することを特徴とする。
【0010】本発明では、前記所定の走行条件は、前記
会社車両と前記顧客車両との間で所定の車間距離及び同
一車線上を維持する条件を含むことが好適である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
車両の追従走行を利用した送迎システム及び送迎方法を
添付図面を参照して具体的に説明する。
【0012】図1は、本実施形態に係る送迎方法で用い
る送迎システムの概要を示す。この図1に示す送迎シス
テムでは、高齢者向けの車両の追従走行を利用した送迎
サービスを提供するサービス会社側で用いるシステム
(以下、「サービス会社側システム10」)と、このサ
ービス会社側システム10を用いた送迎サービスを受け
るために顧客側で用いる既知のシステム(以下、「顧客
側システム20」)とを備え、このサービス会社側シス
テム10及び顧客側システム20間は、公衆回線、専用
線等の通信回線30を介して通信可能となっている。通
信回線30には、TCP/IPの通信プロトコルを用い
て各種コンピュータ間で種々の通信が可能な広域通信ネ
ットワークとしてのインターネットも含まれる。
【0013】サービス会社側システム10には、サービ
ス会社側の受付担当者SP1及び経理担当者SP3等の
業務担当者の操作により送迎サービスに関する各種情報
処理を行い通信回線30経由で通信可能なサービス会社
側情報処理システム11と、サービス会社側の運転担当
者(ドライバ)SP2等の業務担当者の運転操作が行わ
れるサービス会社側車両12とが含まれる。この内、サ
ービス会社側車両12には、車々間通信による追従走行
を支援するための車載装置12aが搭載される。
【0014】サービス会社側情報処理システム11は、
図1中の例では1台のPC(パーソナルコンピュータ)
11aが例示されているが、これに限らず、送迎サービ
スで必要とされる情報を通信回線30経由で通信可能な
構成であれば、例えばLAN等のネットワークに接続さ
れたサーバマシン、専用端末、ワークステーション等の
コンピュータマシン、携帯電話、PDA(パーソナル・
デジタル・アシスタント)等の携帯型情報端末、ファク
シミリ、固定電話等、これらの単独又は組み合わせの構
成を含め、いずれの機器でも適用可能で、その台数は1
台でも複数台でもよい。
【0015】顧客側システム20には、顧客CPの操作
により通信回線30経由で通信可能な顧客側通信端末2
1と、顧客CPの運転操作が行われる顧客側車両22と
が含まれる。この内、顧客側車両22には、車々間通信
による追従走行を支援するための車載装置22aが搭載
される。この車載装置22aは、前述したサービス会社
側車両12の車載装置12aと同様の構成となっている
(後述参照)。
【0016】顧客側通信端末21は、図1中の例ではP
C21a及び携帯電話21bが例示されるが、これに限
らず、送迎サービスで必要とされる情報を通信回線30
経由で通信可能なタイプであれば、例えばPDA等の携
帯型情報端末、ファクシミリ、固定電話、駅やコンビニ
等に設置される外部専用端末等、いずれの機器でも適用
可能である。
【0017】上記構成の内、サービス会社側情報処理シ
ステム11及び顧客側通信端末21の間では、送迎サー
ビスで必要とされる情報を通信回線30を介して双方向
の通信(インターネットを利用した電子メール等による
文字通信、電話、FAX等も含む)が可能となってい
る。
【0018】また、サービス会社側車両12及び顧客側
車両22の間では、それぞれの車載装置12a、22a
を介して車々間通信により追従走行に関するデータ(後
述参照)が送受信され、これにより互いの追従走行(本
実施形態の例では後述のようにサービス会社側車両12
(前方車両)に顧客側車両22(後方車両)が追従走行
する)が可能となっている。さらに、このサービス会社
側車両12及び顧客側車両22は、それぞれの車載装置
12a、22aを介して通信回線30経由で外部装置と
の間で路車間通信が行われ、送迎サービスで必要とされ
る情報に限らずその他の各種情報のやり取りも可能とな
っている。
【0019】図2は、サービス会社側車両12及び顧客
側車両22に搭載される車載装置12a、22aの構成
例を示す。
【0020】この車載装置12a、22aには、追従走
行に関するデータS1を含む各種情報を所定周波数の無
線電波として車々間通信する車々間通信装置40(通信
アンテナ40aを有する)と、この車々間通信装置40
を介して車々間で交換されるデータ(後述参照)を含む
各種情報を表示する液晶等の表示装置(既存のカーナビ
ゲーションシステムも適用可能)41と、車々間通信装
置40及び表示装置41に接続される車内ゲートウェイ
(GW)42と、この車内ゲートウェイ42に通信可能
に接続される複数ユニットとから構成される。
【0021】このうち、複数ユニットには、前方車両
(相手車両)との間の車間距離を測るレーダ43と、自
車両の位置を検出するGPS(グローバル・ポジショニ
ング・システム)44と、自車両内のアクセル、ブレー
キ、ステアリング等の駆動部による加速、減速、車線変
更等の動作を制御するアクチュエータ45とが含まれ
る。
【0022】これに加え、この複数ユニットには、上記
の車々間通信装置40、レーダ43、及びGPS44か
ら得られる相手車両及び自車両の各データ(車間距離、
自車位置、車両速度等)をテーブル(自車両情報テーブ
ル46a及び相手車両情報テーブル46b)46として
保持するメモリ47と、このメモリ47上のテーブル4
6内の各データに基づいて前記駆動部の動作を制御する
指令をアクチュエータ45に与えることにより、そのア
クチュエータ45の制御を通して自車両の追従走行を実
現させる車両制御装置48とが含まれる。
【0023】次に、本実施形態に係る送迎システムを用
いた送迎方法を図3〜図5に基づいて説明する。この送
迎方法は、図3に示すように、大きく9つのステップ
(段階)St1〜St9から構成される。
【0024】この送迎方法によれば、まず、顧客CP側
からサービス会社側に送迎サービスの予約(要求)が行
われる(ステップSt1)。この予約に含まれる情報に
は、顧客CPの要求する「集合場所」、「集合時間」、
及び「目的地」の指定情報が含まれる。これらの情報
は、顧客側通信端末21(図中の例ではPC21a又は
携帯電話21b)から通信回線30経由でサービス会社
側情報処理システム11(図中の例ではPC11a)に
送られる。
【0025】これに応答して、サービス会社側では、受
付担当者SP1によるPC11a上の操作により、顧客
CPからの予約を受け付けると(ステップSt2)、サ
ービス会社車両12が手配され(ステップSt3)、そ
のサービス会社車両12を運転担当者SP2の運転操作
により、顧客CPが要求する「集合時間」に「集合場
所」に合流するように移動させる(ステップSt4)。
【0026】これにより、サービス会社車両12が顧客
車両22と合流すると(ステップSt5)、サービス会
社車両12が顧客車両22の前方に位置する「前方車
両」となり、従って顧客車両22がサービス会社車両1
2の後方に位置する「後方車両」となる形態で、「集合
場所」から顧客CPの要求する「目的地」まで走行する
(ステップSt6)。
【0027】この走行では、前方車両となるサービス会
社車両12は、運転担当者SP2の通常の運転操作によ
る走行を行う一方で、後方車両となる顧客車両22は、
その車載装置22a(車々間通信装置40、車両制御装
置48、アクチュエータ45及びレーダ43等)とサー
ビス会社車両12(前方車両)側の車載装置12aとの
間の車々間通信を利用して、その前方車両との間で一定
の車間距離Dref及び同一車線Lrefを維持しなが
ら追従走行を行う。
【0028】この追従走行時の車両側の処理例を図4及
び図5に基づいて説明する。この処理例では、追従走行
の後方車両となる顧客車両22側の場合(すなわち、顧
客車両22が自車両、サービス会社車両12がその相手
車両)が例示されるが、その追従走行の前方車両となる
サービス会社車両12側の場合については、後方車両側
の場合と実質的に同様であるため、便宜上、その説明を
省略する。
【0029】この追従走行に際し、顧客車両(自車両)
22側の車載装置22aでは、その車両制御装置48の
動作により、図4(a)及び(b)に示すシーケンスの
処理が実行される。まず、図4(a)に示すように、自
車両の車両制御装置48は、追従走行に際し、メモリ4
7上で作成されるテーブル(自車両情報テーブル46a
及び相手車両情報テーブル46b)46を参照する(ス
テップSt11)。このメモリ47上のテーブル46の
一例を図5に示す。
【0030】図5は、追従走行の後方車両(自車両)と
なる顧客車両22側のメモリ47上のテーブル46内に
保持されるデータの一例を示す。
【0031】このテーブル46のうち、自車両情報テー
ブル46a内には、自車両内のアクチュエータ45から
得られる車両速度等、GPS44から計測される自車両
の位置情報x、y、レーダ43から計測される車間距離
等の自車両データ(図3中の例では、車両ID(識別番
号)、位置情報x、y、車両速度、及び時刻が例示)S
1が更新可能に保持される。この自車両情報テーブル4
6a内の自車両データS1は、車内ゲートウェイ42を
経由して車々間通信装置40にて、一定間隔で、読み出
され、送信データS1として、車々間通信により追従走
行の相手車両側に無線送信される。
【0032】一方、上記のテーブル46のうち、相手車
両情報テーブル46b内には、追従走行の前方車両(相
手車両)となるサービス会社車両12の車載装置12a
(車々間通信装置40)から無線送信により一定間隔で
送られ、自車両の車々間通信装置40にて受信され、車
内ゲートウェイ42経由で転送されてくる、相手車両の
現時点での走行状態に関する相手車両データ(図3中の
例では、自車両データS1と同様に車両ID(識別番
号)、位置情報x、y、車両速度、及び時刻が例示)S
2が更新可能に保持される。
【0033】そこで、図4(a)に示すように、自車両
の車両制御装置48は、上記のようにメモリ47上のテ
ーブル46に保持される自車両データS1及び相手車両
データS2を参照して(ステップS11)、他車両情報
テーブル46aから位置情報x、yを読み出し、メモリ
46上の自車両情報テーブル46b内の位置情報x、y
と比較する(ステップSt12)。
【0034】そして、その比較結果から、自車両の車両
制御装置48は、現時点での他車両と自車両との間の車
間距離を計算し、その計算値Dcalと予め設定した追
従走行時の車間距離の目標値Drefとを比較し、両者
が等しくない場合、その大小関係に応じて車間距離の計
算値Dcal=目標値Drefとなるように自車両のア
クセルをふかして車間距離を詰めるか、ブレーキを制御
して車間距離を空けるかの制御を行うようにアクチュエ
ータ45に指令を出す(ステップSt13〜St1
6)。
【0035】例えば、車間距離の目標値Drefが50
mと設定されていれば、両車両の位置情報の比較結果に
よる計算値Dcalが50mより大ならば、アクセルを
ふかして車間距離を詰め、比較結果が50mより少なら
ばブレーキを制御して車間距離を空ける等して、設定し
た車間距離の目標値Dref=50mになるように制御
される。
【0036】これと同時に、図4(b)に示すように、
自車両の車両制御装置48は、上記の比較結果から、前
方車両(相手車両)との車線を計算し、その結果、自車
両が前方車両と同車線Lref上の位置にあれば、その
まま何もせず、自車両が前方車両と違う車線上の位置に
あれば、ステアリングを制御して同車線になるように制
御する(ステップSt17、St18)。
【0037】上記ステップSt11〜St18の各動作
は、一定間隔、例えば100ms周期に繰り返し実行さ
れ、これにより、前方車両(相手車両)に対する後方車
両(自車両)の追従走行が可能となる。
【0038】この追従走行は、前述の図3に示すよう
に、目的地に到着するまで行われ、その到着後、サービ
ス会社側の運転担当者SP2は、顧客CPに走行距離、
走行時間を確認し、その結果を、会社に報告する(ステ
ップSt7)。そして、後日、サービス会社側(経理担
当者SP3)からの料金請求が、電子メール或いは郵送
により顧客CP側に届けられ(ステップSt8)、これ
で請求された料金が、顧客CP側からサービス会社側に
払い込まれ、経理担当者SP3による確認が行われる
(ステップSt9)。
【0039】従って、本実施形態によれば、上記のよう
な送迎システムを用いた送迎方法により、顧客のドライ
バ(例えば高齢者)は、運転の負荷が減り、かつ安全に
目的地に到着できる。
【0040】なお、本実施形態では、サービス会社車両
に追従する顧客車両の台数は1台を例示しているが、本
発明はこれに限らず、複数台であっても構わない。
【0041】図6は、顧客車両として複数車両が追従走
行する場合の概要を示す。この図6の例では、上記と同
様に先頭車両はサービス会社車両12であるが、これに
後続する後方車両は、上記の例のように1台ではなく、
3台存在し、いずれも顧客車両22〜22である。
【0042】このように後続車両である顧客車両22〜
22が複数台走行する場合には、隣接する2つの車両間
の前方車両から相手車両データを受信してメモリ上に相
手車両情報テーブルを作成し、その相手車両データとメ
モリ上の自車両情報テーブル内の自車両データとを用い
て上記と同様の動作(図3中のテーブル例、図4(a)
及び(b)中のステップSt11〜St18参照)を実
行することにより、先頭車両及び後続車両間のみなら
ず、複数台の後続車両間の隣接する2つの車両間でも、
一定の車間距離Dref及び同一車線Lrefを維持し
ながら追従走行が可能になる。従って、この例に示すよ
うに、顧客をまとめて送迎することも可能である。
【0043】なお、本発明は、代表的に例示した上述の
実施形態に限定されるものではなく、当業者であれば、
特許請求の範囲の記載内容に基づき、その要旨を逸脱し
ない範囲内で種々の態様に変形、変更することができ
る。これらの変形、変更例も本発明の権利範囲に属する
ものである。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高齢者の人々と車との共存を図り、高齢者の人々が車を
利用して目的地に移動する際の運転負荷を減らし、高齢
者の人々の車を利用した外出を支援できる車両の追従走
行を利用した送迎システム及び送迎方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る送迎システムの概要
図。
【図2】送迎システムで用いる車両の車載装置の構成例
を示す概略ブロック図。
【図3】送迎システムを用いた送迎方法の流れを説明す
る図。
【図4】(a)及び(b)は、追従走行時の処理例を説
明する概略フローチャート。
【図5】メモリ上のテーブル例を説明する図。
【図6】複数台の後続車両の追従走行を説明する図。
【符号の説明】
10 サービス会社側システム 11 サービス会社側情報処理システム 11a PC(サービス会社側情報処理システム側) 12 サービス会社側車両 12a 車載装置(サービス会社側車両側) 20 顧客側システム 21 顧客側通信端末 21a PC(顧客側通信端末側) 21b 携帯電話 22 顧客側車両 22a 車載装置(顧客側車両側) 30 通信回線 40 車々間通信装置 40 通信アンテナ 41 表示装置 42 車内ゲートウェイ(GW) 43 レーダ 44 GPS 45 アクチュエータ 46 テーブル 46a 自車両情報テーブル 46b 相手車両情報テーブル 47 メモリ 48 車両制御装置 S1 自車両データ S2 相手車両データ CP 顧客 SP1 サービス会社側の受付担当者 SP2 サービス会社側の運転担当者(ドライバ) SP3 サービス会社側の経理担当者

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送迎サービスを提供するサービス会社側
    の会社車両及びその送迎サービスを受ける顧客側の顧客
    車両を用いて行う送迎方法であって、 前記顧客の通信端末から所定の通信回線経由で送迎サー
    ビスに関する予約を受け付ける段階と、 前記予約に応じて指定集合時間に指定集合場所で前記顧
    客車両に合流するように前記会社車両を手配する段階
    と、 前記会社車両の後方に所定の走行条件で前記顧客車両を
    追従走行させながら前記指定集合場所から指定目的地ま
    で案内する段階とを備えたことを特徴とする車両の追従
    走行を利用した送迎方法。
  2. 【請求項2】 前記送迎後に、前記顧客車両の走行距離
    及び走行時間を元にサービス料金の決済を行う段階をさ
    らに有する請求項1記載の車両の追従走行を利用した送
    迎方法。
  3. 【請求項3】 前記顧客車両は複数台存在し、前記顧客
    車両を追従走行させる段階は、前記会社車両の後方に前
    記複数台の顧客車両を後続して追従走行させるものであ
    る請求項1記載の車両の追従走行を利用した送迎方法。
  4. 【請求項4】 送迎サービスを提供する会社側に置か
    れ、その送迎サービスに関する情報を通信可能な情報処
    理システムと、 前記送迎サービスを実施するために用いる会社車両とを
    備え、 前記情報処理システムは、前記送迎サービスを受ける顧
    客の通信端末から所定の通信回線経由で前記送迎サービ
    スに関する予約を受け付ける予約受付手段を有し、 前記会社車両は、前記予約受付手段により受け付けた予
    約に基づいて指定集合時間に指定集合場所で前記顧客側
    の顧客車両と合流後に前記指定集合場所から指定目的地
    までの間、前記顧客車両をその後方に従えて所定の走行
    条件を満たすように追従走行させる追従走行手段を有す
    ることを特徴とする車両の追従走行を利用した送迎シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記所定の走行条件は、前記会社車両と
    前記顧客車両との間で所定の車間距離及び同一車線上を
    維持する条件を含む請求項4記載の車両の追従走行を利
    用した送迎システム。
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