JP2003185769A - 電波修正時計システム - Google Patents

電波修正時計システム

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JP2003185769A JP2001384722A JP2001384722A JP2003185769A JP 2003185769 A JP2003185769 A JP 2003185769A JP 2001384722 A JP2001384722 A JP 2001384722A JP 2001384722 A JP2001384722 A JP 2001384722A JP 2003185769 A JP2003185769 A JP 2003185769A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電波修正時計としても単なる時計としても使
用可能で、電波修正機能による使用時間の低下を最小限
に抑え得る電波修正時計システムを提供すること 【解決手段】 電波修正時計システム1は、時計機構5
1、修正時刻を受信する受信コイル52、修正時刻に基
づいて時計機構の時刻表示を修正する時刻修正機構及び
小型二次電池54からなる孫機50と、小型標準電波受
信アンテナ34、標準電波の時刻情報(修正時刻)を受
信コイルに送信する送受信コイル33及び大型二次電池
31を備え孫機に着脱可能な子機30と、大型標準電波
受信アンテナ13、標準電波の時刻情報を受信コイルに
送信する送信コイル12を備えた交流電源駆動の据置型
の親機10とを有する。孫機及び子機からなるウオッチ
タイプ電波修正時計2が親機に装着された場合、親機の
送信コイルは、孫機及び子機の二次電池31、54を同
時に充電する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電波修正時計に係
わり、より詳しくは、ウオッチタイプの電波修正時計に
係わる。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】時刻情
報を含む標準電波を利用してウオッチの表示時刻を修正
するウオッチタイプの電波修正時計は知られている。し
かしながら、従来の一般のウオッチタイプ電波修正時計
では、受信アンテナのサイズ等に起因して、そのサイズ
が、通常のウオッチとしては大きくなり過ぎるのを避け
難い。
【0003】一方、時刻情報を含む標準電波を受信する
標準電波受信部と受信した標準電波から取出した時刻情
報を修正時刻データとしてウオッチ本体のデータ受信手
段に送るデータ送信手段とを備え、ウオッチ本体に結合
された状態ではウオッチ本体と協働してウオッチタイプ
の電波修正時計を形成する電波修正機構部をウオッチ本
体に着脱可能にしたウオッチタイプ電波修正時計も提案
されている。しかしながら、このウオッチタイプの電波
修正時計では、電波修正機構部の電力消費が大きくなり
易いことからウオッチ本体の電池が短時間で消耗し易
い。
【0004】なお、ウオッチのような極めて小型の機器
に関するものではないけれども、小型化や軽量化が要求
される携帯型の機器の表示時刻を標準電波を利用して修
正し得るようにするために、携帯型機器の二次電池の充
電器等に電波修正機構を組込むと共に該電波修正機構で
得られた修正時刻データを充電の際携帯型機器に与えて
該携帯型機器の表示時刻を修正することも提案されてい
る(例えば、登録実用新案第3063116号公報や特
開2000−270487)。
【0005】しかしながら、これらは、小型の機器自体
に電波修正機能を持たせるものではない。
【0006】本発明は前記諸点に鑑みなされたものであ
って、その目的とするところは、ウオッチをTPOに応
じて電波修正時計として使用したり単なる時計として使
用可能にすると共に、電波修正機能を有するが故の使用
可能時間の低下を最小限に抑え得る電波修正時計システ
ムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電波修正時計シ
ステムは、前記目的を達成すべく、時計機構と、修正時
刻データ受信コイルを含み該コイルで受信した修正時刻
データに従って時計機構の表示時刻を修正する時刻修正
機構と、時計機構及び時刻修正機構の電源として働く小
型の二次電池とを備えたウオッチ本体(以下では、「孫
機」ともいう)と、電源として大型の二次電池を備えウ
オッチ本体に着脱可能なウオッチタイプ電波修正時計枠
体であって、ウオッチ本体に結合された状態では、ウオ
ッチ本体と協働してウオッチタイプの電波修正時計を形
成するように、時刻情報を含む標準電波を受信する小型
の標準電波受信部と、受信した標準電波から取出した時
刻情報を修正時刻データとしてウオッチ本体の受信コイ
ルに送る送受信コイルとを備えたもの(以下では、「子
機」ともいう)と、交流電源駆動の据置型の親機であっ
て、時刻情報を含む標準電波を受信する大型の標準電波
受信部と、受信した標準電波から取出した時刻情報を修
正時刻データとして送出する送信コイルを備え、ウオッ
チ本体が単独で該親機に装着された際には、送信コイル
からウオッチ本体の修正時刻データ受信コイルに両コイ
ルの電磁誘導結合を介して修正時刻データを与えると共
にウオッチ本体の二次電池を充電するように構成され、
ウオッチ本体及びウオッチタイプ電波修正時計枠体が装
着された際には、送信コイルからウオッチ本体の修正時
刻データ受信コイルに両コイルの電磁誘導結合を介して
修正時刻データを与えると共に、送信コイルとウオッチ
本体の修正時刻データ受信コイル及び枠体の送受信コイ
ルの夫々との電磁誘導結合を介してウオッチ本体及び枠
体の小型及び大型の二次電池を充電するように構成され
たもの(「親機」)とを有する。
【0008】本発明の電波修正システムでは、孫機単独
では通常のウオッチとして働き、孫機と子機とを組合せ
た状態では、ウオッチタイプの電波修正時計として働く
から、TPOに応じて電波修正時計として又は単なる時
計として使用可能である。
【0009】また、本発明の電波修正システムでは、ウ
オッチ本体(孫機)だけでなく枠体(子機)にも別々に
二次電池が設けられているので、時計単独としての使用
の場合にも、ウオッチタイプ電波修正時計としての使用
の場合にも、電池の消耗(使用可能時間の低下)が比較
的抑制され得る。特に、電波修正のための標準電波の検
出から時刻情報の抽出までのプロセスで要する電力消費
が、枠体にウオッチ本体とは別個に設けた大型の二次電
池によって支えられるから、ウオッチ本体が電波修正時
計として使用可能であるにもかかわらず、電波修正時計
としての使用により、ウオッチ本体の二次電池が消耗
(使用可能時間が低下)する虞れが最小限に抑えられ得
る。なお、二次電池に関して、「大型」及び「小型」と
は、相対的に、「大型」(「小型」)の二次電池が「小
型」(「大型」)の二次電池よりも容量(Ahr)が大
きく(小さく)且つサイズも大きい(小さい)ことをい
う(標準電波受信部のサイズ及び感度についても同様に
相対的なものである)。更に、本発明の電波修正時計シ
ステムでは、標準電波受信アンテナの配備によりサイズ
がある程度大きくなることが避け難い枠体(子機)に大
型の二次電池を設けるようにしたことにより、枠体とし
ては過度なサイズの増大をもたらすことなく、ウオッチ
タイプ電波修正時計の使用可能時間を増大させ得る。従
って、電波修正機能を有するが故の使用時間の低下が最
小限に抑えられ得る。
【0010】更に、本発明の電波修正時計システムで
は、時刻修正などのためにウオッチ本体(孫機)が親機
に装着された際に孫機の二次電池が孫機の受信コイルと
親機の送信コイルとの電磁誘導結合を介して同時に充電
され得るだけでなく、時刻修正などのために孫機及び子
機が親機に装着された際、孫機の二次電池が孫機の受信
コイルと親機の送信コイルとの電磁誘導結合を介して充
電され且つ子機の二次電池が子機の送受信コイルと親機
の送信コイルとの電磁誘導結合を介して充電され得るの
で、親機がウオッチ本体の時計機能及び枠体の電波修正
機能のためのエネルギを同時に補充し得る。
【0011】本発明の電波修正時計システムでは、典型
的には、ウオッチタイプの電波修正時計が親機にセット
された状態では、親機、子機及び孫機の三つのコイルが
実質的に同心に位置する。
【0012】この場合、子機と孫機とを一体化したウオ
ッチタイプ電波修正時計の状態のままで、親機に装着す
ることが可能になるだけでなく、親機のサイズも比較的
小さく抑え得る。但し、所望ならば、子機と孫機とが並
置されて親機に装着され、夫々の二次電池の充電及び孫
機の時刻修正が行われるようにしておいてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい一実施の形態を
添付図面に示した好ましい一実施例に基づいて説明す
る。
【0014】
【実施例】図1に示した本発明による好ましい一実施例
の電波修正時計システム1は、交流電源駆動の据置型の
親機10と、ウオッチタイプ電波修正時計用の枠体とし
ての子機30と、ウォッチ本体としての孫機50とから
なる。
【0015】孫機すなわちウオッチ本体50は、時計機
構51と、修正時刻データ受信コイル52を含み該コイ
ル52で受信した修正時刻データに従って時計機構の表
示時刻を修正する時刻修正機構53と、時計機構51及
び時刻修正機構53の電源として働く小型の二次電池5
4とを有する。
【0016】より詳しくは、例えば、孫機50の機能関
連ブロック図を示した図2の(a)からわかるように、
時計機構51は、単独で、腕時計として用いられるよう
に構成されたものであって、内部の電子的な時計回路5
5と、時計回路55で計時された時刻データを保持する
時刻データ格納部56と、時刻データ格納部56に格納
された時刻データの内容(時刻)を表示する時刻表示部
57とを有する。時刻表示部57は、典型的には、例え
ば、針(時針、分針及び秒針)と該針を駆動するステッ
プモータとからなる。また、時刻修正機構53は、修正
時刻データ受信コイル52と、該受信コイル52で受信
した受信信号中に含まれる修正時刻データを取出して、
修正時刻データとして時計機構51の時刻データ格納部
56に与える修正時刻データ抽出部58とを有する。受
信コイル52は、例えば、ウオッチ本体50の裏面の近
傍に配置された薄型のコイルからなり、所望ならば、磁
性材料の芯体を含んでいてもよい。孫機50は、更に、
受信コイル52で受信した磁場エネルギを利用して小型
二次電池54を充電する充電回路59を含む。なお、ウ
オッチ本体50は、典型的には、腕時計として腕に装着
されるベルト等(図示せず)を含む。
【0017】子機すなわちウオッチタイプ電波修正時計
枠体30は、電源として大型の二次電池31を備えウオ
ッチ本体50に着脱可能であり、ウオッチ本体50に結
合された状態ではウオッチ本体50と協働してウオッチ
タイプの電波修正時計2(図1)を形成する。このため
に、子機30は、時刻情報を含む標準電波を受信する小
型の標準電波受信部32と、受信した標準電波から取出
した時刻情報を修正時刻データとしてウオッチ本体50
の受信コイル52に送る送信コイル33とを有する。
【0018】より詳しくは、例えば、子機30の機能関
連ブロック図を示した図2の(b)からわかるように、
標準電波受信部32は、標準電波受信アンテナ34と、
該アンテナ34と協働して標準電波を受信する受信回路
とを含む。子機30は、標準電波受信部32で受信した
標準電波から時刻情報(標準時の情報)を取出す時刻情
報抽出部35と、該抽出部35で取出された時刻情報を
送受信コイル33を介して修正時刻データとして送信さ
せる修正時刻データ送信制御部36とを有し、受信アン
テナ34で受信した標準電波中の時刻情報を、孫機50
の受信コイル52及びデータ抽出部58で受信・抽出可
能な時間的に変動する変動磁場信号として送信する。な
お、子機30は、更に、コイル33で受信したエネルギ
を利用して大型二次電池31を充電する充電回路37を
含む。
【0019】子機30は、典型的には、例えば図1に断
面で示したように底の浅い容器ないし皿状で、その中央
の円盤状凹部38に孫機50が装着可能で、孫機50を
子機30の凹部38に嵌着した状態では、孫機50の受
信コイル52と容器状子機30の底部に埋設された送受
信コイル33とが、中心線Cに関して、同心状に近接・
対向して位置する。但し、所望ならば、受信コイル52
及び送受信コイル33が中心線に関して同心状でなくて
もよい。また、子機30に孫機50が嵌着される凹部を
設けておく代わりに、子機30が孫機50の一側面に装
着されるように構成されていてもよい。いずれの場合で
も、コイル52、33は、電磁誘導結合可能なように、
近接・対向する位置を採る。
【0020】孫機すなわちウオッチ本体50が子機すな
わち枠体30の凹部38に装着されると、全体として、
ウオッチタイプの電波修正時計2になる。従って、電波
修正時計2を所望の状態に手で保持しておいて、子機3
0に設けられた押しボタンスイッチ等(図示せず)を押
圧して電波修正動作の開始を指示すると、標準電波受信
部32の受信アンテナ34で標準電波が受信され、標準
時の時刻情報抽出部35で標準電波に含まれる時刻情報
が抽出され、送信制御部36の制御下で送受信コイル3
3から修正時刻データを含む変動磁場信号が出され、こ
の変動磁場が孫機50の受信コイル52で受信され、孫
機50のデータ抽出部58で修正時刻データが抽出さ
れ、時刻データ格納部56に送られて、時刻表示部57
で表示される。このとき、子機30の各機能部分すなわ
ち回路部品は、該子機30に設けられた二次電池31で
駆動される。
【0021】親機10は、典型的には交流商用電源で駆
動される据置型の装置であり、時刻情報を含む標準電波
を受信する大型の標準電波受信部11と、受信した標準
電波から取出した時刻情報を修正時刻データとして送出
する送信コイル12を有する。なお、ここで、「据置
型」とは、ウオッチのように携帯状態で使用されるもの
ではないことをいい、典型的には、片手で持って持運び
可能で、据置場所の変更が容易に行われ得る程度のもの
である。
【0022】より詳しくは、例えば、親機10の機能関
連ブロック図を示した図2の(c)からわかるように、
標準電波受信部11は、比較的大型の標準電波受信アン
テナ13と、該アンテナ13と協働して標準電波を受信
する受信回路とを含む。親機10の受信アンテナ13
は、子機30の受信アンテナ34よりも、サイズが大き
く感度が高い。親機10は、標準電波受信部11で受信
した標準電波から時刻情報を取出す時刻情報抽出部14
と、該抽出部14で取出された時刻情報を送信コイル1
2を介して修正時刻データとして送信させる修正時刻デ
ータ送信制御部15とを有し、受信アンテナ13で受信
した標準電波中の時刻情報を、孫機50の受信コイル5
2及びデータ抽出部58で受信・抽出可能な時間的に変
動する変動磁場信号として送信する。この親機10は、
子機30や孫機50とは異なり、二次電池31、54で
はなくて典型的には交流電源16で駆動されるものであ
って、交流電源16からのエネルギを直流に変換して関
連回路や機器を駆動する電源回路17を備える。
【0023】なお、親機10の筐体18の表面19に
は、典型的には、例えば、図1に想像線で示したよう
に、子機30を配置する位置決め部20や孫機50を配
置する位置決め部21を、例えば、凹凸などの位置決め
係合部や単なる位置決め線の形で備える(図1では、関
連部分の見易さのために、親機10に対して子機30が
相対的に大きく描かれている)。子機30や孫機50を
所定位置20や21に配置した状態では、子機30の送
受信コイル33及び孫機50の受信コイル52と親機1
0の送信コイル12とが、中心線Cに関して、同心状に
位置する。但し、所望ならば、例えば、孫機50の受信
コイル52や子機30の送受信コイル33が同心状に配
置される代わりに並置されてもよい。
【0024】孫機すなわちウオッチ本体50が単独で親
機10の筐体18の表面19の符号21で示した所定位
置又はその近傍に装着され親機10の電波修正指示スイ
ッチ(図示せず)が押圧されて電波修正指示が出された
場合、子機30に孫機50が装着された場合と同様に、
親機10の送信コイル12からウオッチ本体50の修正
時刻データ受信コイル52に両コイル12、52の電磁
誘導結合を介して修正時刻データを与えられて、孫機5
0の時刻表示部57の表示時刻が修正される。なお、標
準電波による時刻修正動作は、スイッチ(図示せず)の
押圧等でユーザにより開始指示される代わりに、夜間の
特定の時刻などに起動されるようにしておいてもよい
(孫機50と子機30との組合せの場合も同様)。
【0025】孫機すなわちウオッチ本体50が単独で親
機10の上記所定位置21又はその近傍に載置された場
合、更に、交流電源16の電気エネルギが、親機10の
送信コイル12からウオッチ本体50の受信コイル52
に両コイル12、52の電磁誘導結合を介して電磁エネ
ルギの形で伝達され、孫機50の充電回路59で調整さ
れた充電条件下でウオッチ本体50の二次電池54が充
電される。この充電動作は、電波修正と同時に行っても
よいけれども、電波修正を正確に短時間で行うために
は、電波修正の前や後に、行うようにしてもよい。
【0026】ウオッチ本体(孫機)50及びウオッチタ
イプ電波修正時計枠体(子機)30が一体化されてなる
ウオッチタイプ電波修正時計2が親機10の所定位置2
0又はその近傍に載置され親機10の電波修正指示スイ
ッチ(図示せず)が押圧されて電波修正指示が出された
場合、孫機50が親機10に単独で載置された場合と同
様に、親機10の送信コイル12からウオッチ本体50
の修正時刻データ受信コイル52に両コイル12、52
の電磁誘導結合を介して修正時刻データが与えて、孫機
50の時刻データ格納部56及び時刻表示部57のデー
タ及び表示時刻が修正される。
【0027】ウオッチタイプ電波修正時計2が親機10
の所定位置20又はその近傍に載置された場合、孫機5
0が親機10に単独で載置された場合と同様に、孫機5
0の二次電池54が充電され、且つ親機10の送信コイ
ル12と子機30の送受信コイル33との電磁誘導結合
を介して充電回路37の制御下で子機30の大型の二次
電池31が充電される。すなわち、この場合、親機10
のコイル12と、子機30の送受信コイル33と、孫機
50の受信コイル33とが同心状に位置することになる
から、子機30及び孫機50の二次電池31及び54が
同時に充電され得る。
【0028】例えば、図3に示したように、子機30の
コイル33の径が親機10のコイル12の径よりも小さ
くて孫機50のコイル52の径よりも大きく、且つ子機
30のコイル33が孫機50のコイル52よりも親機1
0のコイル12に近接して位置する場合、容量のより大
きい子機30の二次電池31への充電が容量のより小さ
い孫機50の二次電池52への充電よりも効果的に行わ
れ得るから、二つの二次電池31、52の充電に要する
時間が同程度になり、全体の充電時間も最小限に抑えら
れ得る。従って、例えば、一方の二次電池が過充電にな
る虞れも最小限に抑えられ得る。
【0029】なお、親機10は、孫機50の時計機構5
1及びその表示部57と同様な時計機構22及び表示部
23(図1で示した例ではデジタル式の液晶表示)を有
し、時刻情報抽出部14で抽出された標準時情報に基づ
いて、時刻表示が修正される。表示部23は、時計機構
の一部である代わりに、単に、電波修正動作が行われる
ときの時刻情報を表示するようになっていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による好ましい一実施例のウオッチタイ
プの電波修正時計システムの一部破断斜視説明図。
【図2】図1のシステムの模式的な機能ブロック図で、
(a)は孫機のブロック図、(b)は子機のブロック
図、(c)は親機のブロック図。
【図3】図1の孫機及び子機を一体化して親機に装着し
た場合におけるシステムの三つのコイルの相対的な位置
を模式的に示した説明図。
【符号の説明】
1 ウオッチタイプの電波修正時計システム 2 ウオッチタイプ電波修正時計 10 親機 11 標準電波受信部 12 送信コイル 13 受信アンテナ 30 子機(枠体) 31 二次電池 32 標準電波受信部 33 送受信コイル 34 受信アンテナ 37 充電回路 50 孫機(ウオッチ本体) 51 時計機構 52 受信コイル 53 時刻修正機構 54 二次電池 57 時刻表示部 59 充電回路 C 中心軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 重男 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 Fターム(参考) 2F002 AA05 AB06 AC01 AC03 AD06 AD07 AE00 AE01 AE02 AF02 BA04 BB04 DA00 EA01 EB01 ED02 FA16 GA06 2F084 AA05 BB01 CC03 JJ10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計機構と、修正時刻データ受信コイル
    を含み該コイルで受信した修正時刻データに従って時計
    機構の表示時刻を修正する時刻修正機構と、時計機構及
    び時刻修正機構の電源として働く小型の二次電池とを備
    えたウオッチ本体と、 電源として大型の二次電池を備えウオッチ本体に着脱可
    能なウオッチタイプ電波修正時計枠体であって、ウオッ
    チ本体に結合された状態では、ウオッチ本体と協働して
    ウオッチタイプの電波修正時計を形成するように、時刻
    情報を含む標準電波を受信する小型の標準電波受信部
    と、受信した標準電波から取出した時刻情報を修正時刻
    データとしてウオッチ本体の受信コイルに送る送受信コ
    イルとを備えたものと、 交流電源駆動の据置型の親機であって、時刻情報を含む
    標準電波を受信する大型の標準電波受信部と、受信した
    標準電波から取出した時刻情報を修正時刻データとして
    送出する送信コイルを備え、ウオッチ本体が単独で該親
    機に装着された際には、送信コイルからウオッチ本体の
    修正時刻データ受信コイルに両コイルの電磁誘導結合を
    介して修正時刻データを与えると共にウオッチ本体の二
    次電池を充電するように構成され、ウオッチ本体及びウ
    オッチタイプ電波修正時計枠体が親機に装着された際に
    は、送信コイルからウオッチ本体の修正時刻データ受信
    コイルに両コイルの電磁誘導結合を介して修正時刻デー
    タを与えると共に、送信コイルとウオッチ本体の修正時
    刻データ受信コイル及び枠体の送受信コイルの夫々との
    電磁誘導結合を介してウオッチ本体及び枠体の小型及び
    大型の二次電池を充電するように構成されたものとを有
    する電波修正時計システム。
  2. 【請求項2】 ウオッチタイプの電波修正時計が親機に
    セットされた状態では、親機、枠体及びウオッチ本体の
    三つのコイルが実質的に同心に位置する請求項1に記載
    の電波修正時計システム。
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CN100538562C (zh) * 2005-07-28 2009-09-09 万威科研有限公司 投影时钟
JP2014207863A (ja) * 2009-09-10 2014-10-30 クアルコム,インコーポレイテッド 可変ワイヤレス電力伝送

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