JP2003185525A - 偏波依存性損失測定装置 - Google Patents

偏波依存性損失測定装置

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JP2003185525A
JP2003185525A JP2001388375A JP2001388375A JP2003185525A JP 2003185525 A JP2003185525 A JP 2003185525A JP 2001388375 A JP2001388375 A JP 2001388375A JP 2001388375 A JP2001388375 A JP 2001388375A JP 2003185525 A JP2003185525 A JP 2003185525A
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measurement
measuring
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polarization
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Kiyohisa Fujita
清久 藤田
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Ando Electric Co Ltd
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Ando Electric Co Ltd
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M11/00Testing of optical apparatus; Testing structures by optical methods not otherwise provided for
    • G01M11/30Testing of optical devices, constituted by fibre optics or optical waveguides
    • G01M11/33Testing of optical devices, constituted by fibre optics or optical waveguides with a light emitter being disposed at one fibre or waveguide end-face, and a light receiver at the other end-face
    • G01M11/337Testing of optical devices, constituted by fibre optics or optical waveguides with a light emitter being disposed at one fibre or waveguide end-face, and a light receiver at the other end-face by measuring polarization dependent loss [PDL]

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 偏波依存性損失(PDL)測定ならびにPD
L測定結果と波長依存性測定結果との関連付けを自動で
行うことができる偏波依存性損失測定装置を提供する。 【解決手段】 被測定物8をセットした後、操作部3の
測定開始ボタンを押すと、波長依存性測定が実行され
る。つぎに、被測定物8からの透過光の損失もしくは利
得が最大になるときの波長を検出するピーク波長検出処
理が実行される。つぎに、ピーク波長検出処理により検
出した測定波長の光を被測定物8に入射させるととも
に、当該光の偏波状態をランダムに変化させながら、被
測定物8からの透過光を測定することにより、被測定物
8の偏波依存性損失を測定する偏波依存性損失測定処理
が実行される。以上の測定終了後、偏波依存性損失測定
装置1内の制御回路は、波長依存性解析結果とPDL測
定結果とを関連付ける処理を実行し、その結果を表示部
2に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偏波依存性損失測
定装置に関し、特に、光学素子や光伝送路など被測定物
の偏波に依存する損失を測定するための偏波依存性損失
測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】偏波依存性損失(以下、PDLと記
す。)の測定方法として、偏波スキャン法が知られてい
る。偏波スキャン法は、1波長毎に、被測定物に入射す
る光の偏波状態を偏波コントローラで変化させながら、
被測定物からの透過光をパワーメータで測定し、ある一
定時間内における測定値の最大損失値と最小損失値との
差(dBスケール)をPDLとして測定する方法であ
る。
【0003】被測定物のPDLを正確に測定するために
は、全ての偏波状態について測定する必要がある。一
方、偏波コントローラで全偏波状態と等価の状態を作り
出すためには、500程度の偏波状態をランダムに発生
させる必要がある。このため、1波長当りの測定時間が
波長依存性測定のみ行った場合の500倍になり、全波
長域にわたってPDL測定を行うとなると測定時間があ
まりにも長くなってしまう。
【0004】このため、一般に、偏波スキャン法による
PDL測定では、被測定物の波長依存性を調べることに
より、PDL測定を行う波長(測定波長)をいくつかに
絞り込んで測定を行うようにしている。
【0005】図6は偏波スキャン法による従来のPDL
測定のフローを示す図である。PDL測定に際し、まず
被測定物の波長依存性測定を実行する(S31)。波長
依存性測定は、被測定物に入射する光の波長を変化させ
ながら、被測定物からの透過光をパワーメータで測定す
ることによって行なわれる。横軸に波長、縦軸にレベル
(dB)をとって測定値をプロットすると、図7に示す
ような波長依存性が観測される。
【0006】つぎに、波長依存性測定結果を解析し(S
32)、PDL測定を行う波長、すなわち透過光の損失
(あるいは利得)が最大となる波長を読み取る(S3
3)。
【0007】そして、測定波長を測定機器に設定し(S
34)、PDL測定を実行する(S35)。PDL測定
は、測定波長毎に、偏波コントローラが偏波状態をラン
ダムに変化させることにより行われる。
【0008】以上の測定終了後、波長依存性解析結果と
PDL測定結果とを関連付ける(S36)。すなわちP
DL測定結果を測定波長毎の測定結果として整理する処
理を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図2に示す従
来の偏波スキャン法による従来のPDL測定では、波長
依存性測定結果(図7)の解析(S32)、PDL測定
を行う波長の読み取り(S33)、測定機器への設定
(S34)、および波長依存性解析結果とPDL測定結
果との関連付けを作業者が行っていたため、PDL測定
に時間と手間がかかり、またPDL測定結果を測定波長
毎の測定結果として把握できるようにするために手間が
かかるといった問題があった。
【0010】すなわち、波長依存性解析については測定
機器の持っている解析機能を使用したとしても、読み取
った波長の値を一旦何らかの方法で、たとえばメモを取
るなどして作業者が保持しなければならなかった。
【0011】また、保持した値を機器に一つ一つ入力し
て測定を行う必要があるため、測定に手間がかかってい
た。入力するべき値が1つや2つならばともかく、数十
種類もの値を一つ一つ入力して測定を行うことは、非常
に手間のかかる作業である。
【0012】また、最終的に得られるPDL測定結果
は、波長依存性測定結果と関連付けられているわけでな
く、別々に取得することになるため、すべての測定終了
後に作業者が関連付けをしなければならない。
【0013】本発明は、このような従来の技術の問題点
に鑑みてなされたものであり、その目的は、PDL測定
ならびにPDL測定結果と波長依存性測定結果との関連
付けを自動で行うことができる偏波依存性損失測定装置
を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る偏波依存性損失測定装置は、請求項1
に記載したように、被測定物に入射する光の波長を変化
させながら、当該被測定物からの透過光を測定する波長
依存性測定手段と、前記波長依存性測定手段による測定
結果に基づいて、前記透過光の損失もしくは利得のレベ
ルが最大になるときの波長を検出するピーク波長検出手
段と、前記ピーク波長検出手段により検出した波長の光
を前記被測定物に入射させるとともに、当該光の偏波状
態をランダムに変化させながら、前記被測定物からの透
過光を測定することにより、前記被測定物の偏波依存性
損失を測定する偏波依存性損失測定手段と、前記偏波依
存性損失測定手段による測定結果と前記ピーク波長検出
手段による検出結果との関連付け処理を行う測定結果処
理手段と、前記測定結果処理手段による処理結果を出力
する出力手段と、を備えたことを特徴とする。これによ
って、PDL測定ならびにPDL測定結果と波長依存性
測定結果との関連付けを自動で行うことができるので、
PDL測定を短時間で容易に行うことができ、PDL測
定結果をそれぞれの測定波長毎の測定結果として容易に
把握できる。
【0015】さらに、本発明に係る偏波依存性損失測定
装置は、請求項2に記載したように、前記ピーク波長検
出手段は、前記波長依存性測定手段による測定結果に基
づいて、全波長域から前記レベルの最大値を検出するス
テップと、当該最大値と予め設定した閾値とを用いて測
定レベル値の足切りを行うステップと、当該最大値を示
す波長よりも長波長側と短波長側とにおける前記レベル
の変曲点を検出するステップと、当該最大値を示す波長
よりも長波長側と短波長側の両方に前記レベルの変曲点
が存在した場合に、当該最大値と対応する波長を、前記
レベルが最大になるときの波長として検出するステップ
と、を実行することを特徴とする。これによって、波長
依存性測定手段による測定結果に基づいて、透過光の損
失もしくは利得のレベルが最大になるときの波長を検出
するピーク波長検出手段において、ピーク波長検出をよ
り確実にできる。
【0016】また、本発明に係る偏波依存性損失測定装
置は、請求項3に記載したように、被測定物に入射する
光の波長を変化させながら、当該被測定物からの透過光
を測定する波長依存性測定手段と、前記波長依存性測定
手段による測定結果に基づいて、前記透過光の損失もし
くは利得のレベルが最小になるときの波長を検出するノ
ッチ波長検出手段と、前記ノッチ波長検出手段により検
出した波長の光を前記被測定物に入射させるとともに、
当該光の偏波状態をランダムに変化させながら、前記被
測定物からの透過光を測定することにより、前記被測定
物の偏波依存性損失を測定する偏波依存性損失測定手段
と、前記偏波依存性損失測定手段による測定結果と前記
ノッチ波長検出手段による検出結果との関連付け処理を
行う測定結果処理手段と、前記測定結果処理手段による
処理結果を出力する出力手段と、を備えたことを特徴と
する。これによって、PDL測定ならびにPDL測定結
果と波長依存性測定結果との関連付けを自動で行うこと
ができるので、PDL測定を短時間で容易に行うことが
でき、PDL測定結果をそれぞれの測定波長毎の測定結
果として容易に把握できる。
【0017】また、本発明に係る偏波依存性損失測定装
置は、請求項4に記載したように、前記ノッチ波長検出
手段は、前記波長依存性測定手段による測定結果に基づ
いて、全波長域から前記レベルの最小値を検出するステ
ップと、当該最小値と予め設定した閾値とを用いて測定
レベル値の足切りを行うステップと、当該最小値を示す
波長よりも長波長側と短波長側とにおける前記レベルの
変曲点を検出するステップと、当該最小値を示す波長よ
りも長波長側と短波長側の両方に前記レベルの変曲点が
存在した場合に、当該最小値と対応する波長を、前記レ
ベルが最小になるときの波長として検出するステップ
と、を実行することを特徴とする。これによって、波長
依存性測定手段による測定結果に基づいて、透過光の損
失もしくは利得のレベルが最小になるときの波長を検出
するノッチ波長検出手段において、ノッチ波長検出をよ
り確実にできる。
【0018】さらに、本発明に係る偏波依存性損失測定
装置は、請求項5に記載したように、前記出力手段は、
前記測定結果処理手段による処理結果を表示または印字
出力することを特徴とする。これによって、表示または
印字出力された処理結果を作業者が確認することができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態に
ついて、図面を参照して説明する。図1は本発明に係る
偏波依存性損失測定装置の構成例を示すブロック図であ
る。本実施の形態の偏波依存性損失測定装置1は、表示
部2、操作部3、波長可変光出力部4、偏波コントロー
ラ部5、第1受光部6、第2受光部7、および図示しな
い制御回路を備えている。
【0020】偏波依存性損失測定装置1の各部は、制御
回路によって統括制御される。表示部2は、波長依存性
測定結果や偏波依存性損失測定結果などを表示するため
の出力手段である。
【0021】操作部3には、測定開始ボタン、測定モー
ド切換ボタン、表示切換ボタンなど、図示しない各種の
操作子が設けられている。
【0022】波長可変光出力部4は、光出力端子4aを
有し、光出力端子4aから出力する光の波長を連続的に
変化させたり、設定された一定波長の光を出力したりす
る。
【0023】偏波コントローラ部5は、光入力端子5a
と光出力端子5bとを有し、光入力端子5aから入力さ
れた光の偏波状態をランダムに変化させて、出力端子5
bから出力する。
【0024】第1受光部6および第2受光部7は、それ
ぞれ被測定物8の第1ポート8aおよび第2ポート8b
からの光を受光し、その光量を測定するための光パワー
メータを構成している。
【0025】波長可変光出力部4の光出力端子4aと偏
波コントローラ部5の光入力端子5aは、光ファイバ9
で相互に接続されている。偏波コントローラ部5の光出
力端子5bと被測定物8の入力ポート(コモンポート)
8cは、光ファイバ10で相互に接続されている。被測
定物8の第1ポート8aと第1受光部6は、光ファイバ
11で相互に接続されている。被測定物8の第2ポート
8bと第2受光部7は、光ファイバ12で相互に接続さ
れている。これらの光ファイバ9〜12のうち、少なく
とも光ファイバ10には、偏波面保存型光ファイバが使
用される。
【0026】上記構成により、波長可変光出力部4から
の出力光は、光ファイバ9を通して偏波コントローラ部
5に入力される。偏波コントローラ部5からの出力光
は、光ファイバ10を通して被測定物8に入力される。
被測定物8からの透過光は、光ファイバ11を通して第
1受光部6に、光ファイバ12を通して第2受光部7
に、それぞれ入力される。
【0027】図2は、この実施の形態の偏波依存性損失
測定装置1によるPDL測定のフローを示す図である。
【0028】PDL測定に際し、まず被測定物の波長依
存性測定を実行する(S11)。このとき、偏波コント
ローラ部5の機能は停止させておく。そして、波長可変
光出力部4により出力光の波長を連続的に変化させなが
ら、被測定物8に光を入射させつつ、被測定物8からの
透過光を第1受光部6および第2受光部7で受光するこ
とによって波長依存性測定を行う。
【0029】つぎに、波長依存性測定結果に基づいて、
被測定物8からの透過光の損失もしくは利得が最大にな
るときの波長(測定波長)を検出するピーク波長検出処
理を行う(S12)。その際、制御回路は、波長依存性
測定結果すなわち、波長とレベル値との関係を示す測定
データを図示しないメモリに保存しておき、この測定デ
ータを解析することによりピーク波長(測定波長)を検
出する。
【0030】そして、ピーク波長検出処理(S12)に
より検出した測定波長の光を被測定物8に入射させると
ともに、当該光の偏波状態をランダムに変化させなが
ら、被測定物8からの透過光を測定することにより、被
測定物8の偏波依存性損失を測定する偏波依存性損失測
定処理を実行する(S13)。その際、制御回路は、測
定波長の光を順次出力するように波長可変光出力部4を
制御するとともに、測定波長毎に偏波状態をランダムに
変化させるように偏波コントローラ部5を制御する。
【0031】以上の測定終了後、制御回路は、波長依存
性解析結果とPDL測定結果とを関連付ける処理を実行
し、その結果を表示部2に表示する(S14)。
【0032】これらの一連の処理(S11〜S14)
は、図1に示すように、偏波依存性損失測定装置1に光
ファイバ9〜12を接続し、被測定物8をセットした
後、操作部3の測定開始ボタンを押すだけで、すべて自
動的に行われる。
【0033】つぎに、図3〜図5を用いてピーク波長検
出処理(S12)の内容を説明する。図3はピーク波長
検出処理のフローを示す図である。
【0034】ピーク波長検出処理では、まず、波長とレ
ベル値との関係を示す測定データ(図4)の全波長域か
ら、レベルの最大値Ymaxを検出する(S21)。
【0035】つぎに、最大値Ymaxと予め設定した閾値
Ythとを用いて、データの足切りを行う(S22)。す
なわち、最大値Ymax以外の測定値Y(n)との関係が、Y
(n)>(Ymax−Yth)なら、Y(n)=Y(n)、すなわちそ
のY(n)の値をそのまま使用し、Y(n)=<(Ymax−Yt
h)なら、Y(n)=Ymax−Yth、すなわちそのY(n)の値
を(Ymax−Yth)に置き換える。
【0036】つぎに、最大値Ymaxから長波長側(X軸
の+方向)にある変曲点YRを検出する(S23)。変
曲点YRとは、前後に隣接するデータとの差の極性が−
から+に変化する点のことである。もし、変曲点YRが
検出されない場合には最小値をYRとする。
【0037】つぎに、最大値Ymaxと変曲点YRとの差、
すなわちYmax−YR、が予め設定した山谷差の値よりも
大きいか否かを調べる(S24)。その結果、当該差が
大きくなければ(S24でNo)S23に戻る。大きけ
れば(S24でYes)、次のステップに進み、今度は
最大値Ymaxから短波長側(X軸の−方向)にある変曲
点YLを検出する(S25)。変曲点YLとは、前後に隣
接するデータとの差の極性が−からに変化する点のこと
である。もし、変曲点YLが検出されない場合には最小
値をYLとする。
【0038】つぎに、最大値Ymaxと変曲点YLとの差、
すなわちYmax−YL、が予め設定した山谷差の値よりも
大きいか否かを調べる(S26)。その結果、当該差が
大きくなければ(S26でNo)S25に戻る。大きけ
れば(S26でYes)、最後のステップに進む。
【0039】最後のステップでは、変曲点YRと変曲点
YLの両方が見つかった場合に、最大値Ymaxと対応する
波長をピーク波長(測定波長)として、上述した偏波依
存性損失測定処理(S13)に渡す。
【0040】以上のように、この実施の形態の偏波依存
性損失測定装置1によれば、波長依存性測定結果の解
析、PDL測定を行う波長の検出および測定機器への設
定、波長依存性解析結果とPDL測定結果との関連付け
等、従来は作業者が行っていた処理を全て自動で行うこ
とができるため、PDL測定を短時間で容易に行うこと
ができる。
【0041】更に、波長依存性解析結果とPDL測定結
果とを関連付ける処理も自動で行うため、PDL測定結
果をそれぞれの測定波長毎の測定結果として容易に把握
できるようになる。
【0042】なお、上記の実施の形態では、波長依存性
解析結果とPDL測定結果とを関連付けした結果を表示
部2に表示するようにしているが、プリンタを装備し、
印字出力するようにしてもよい。
【0043】また、上記の例では、偏波依存性損失測定
装置1が偏波コントローラ部5を一体的に備えている構
成例を示したが、偏波コントローラ部5を偏波依存性損
失測定装置本体と別体構成としてもよい。
【0044】さらに、上記の実施の形態において、波長
依存性測定結果に基づいて、被測定物8からの透過光の
損失もしくは利得が最小になるときの波長(測定波長)
であるノッチ波長(ピークの逆形状の波長)を検出し
て、偏波依存性損失測定を行ってもよい。この場合、前
述したピーク波長検出処理(S12)における“最大”
と“最小”とを逆にすることにより、同様のフローでノ
ッチ波長検出処理を行うことができ、ノッチ波長の波長
依存性測定結果は、図8に示すようになる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
PDL測定ならびにPDL測定結果と波長依存性測定結
果との関連付けを自動で行うことができるので、PDL
測定を短時間で容易に行うことができ、PDL測定結果
をそれぞれの測定波長毎の測定結果として容易に把握で
きる偏波依存性損失測定装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る偏波依存性損失測定装置の実施の
形態の一例を示すブロック図である。
【図2】図1に示す偏波依存性損失測定装置によるPD
L測定のフローを示す図である。
【図3】図2中のピーク波長検出処理のフローを示す図
である。
【図4】ピーク波長検出処理におけるレベル最大値検出
方法の説明図である。
【図5】ピーク波長検出処理におけるレベル最大値検出
方法の説明図である。
【図6】偏波スキャン法による従来のPDL測定のフロ
ーを示す図である。
【図7】波長依存性測定結果の一例(ピーク波長の例)
を示す図である。
【図8】波長依存性測定結果の一例(ノッチ波長の例)
を示す図である。
【符号の説明】
1 偏波依存性損失測定装置 2 表示部(出力手段) 3 操作部 4 波長可変光出力部 5 偏波コントローラ部 8 被測定物

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物に入射する光の波長を変化させ
    ながら、当該被測定物からの透過光を測定する波長依存
    性測定手段と、 前記波長依存性測定手段による測定結果に基づいて、前
    記透過光の損失もしくは利得のレベルが最大になるとき
    の波長を検出するピーク波長検出手段と、 前記ピーク波長検出手段により検出した波長の光を前記
    被測定物に入射させるとともに、当該光の偏波状態をラ
    ンダムに変化させながら、前記被測定物からの透過光を
    測定することにより、前記被測定物の偏波依存性損失を
    測定する偏波依存性損失測定手段と、 前記偏波依存性損失測定手段による測定結果と前記ピー
    ク波長検出手段による検出結果との関連付け処理を行う
    測定結果処理手段と、 前記測定結果処理手段による処理結果を出力する出力手
    段と、を備えたことを特徴とする偏波依存性損失測定装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ピーク波長検出手段は、前記波長依
    存性測定手段による測定結果に基づいて、全波長域から
    前記レベルの最大値を検出するステップと、 当該最大値と予め設定した閾値とを用いて測定レベル値
    の足切りを行うステップと、 当該最大値を示す波長よりも長波長側と短波長側とにお
    ける前記レベルの変曲点を検出するステップと、 当該最大値を示す波長よりも長波長側と短波長側の両方
    に前記レベルの変曲点が存在した場合に、当該最大値と
    対応する波長を、前記レベルが最大になるときの波長と
    して検出するステップと、を実行することを特徴とする
    請求項1記載の偏波依存性損失測定装置。
  3. 【請求項3】 被測定物に入射する光の波長を変化させ
    ながら、当該被測定物からの透過光を測定する波長依存
    性測定手段と、 前記波長依存性測定手段による測定結果に基づいて、前
    記透過光の損失もしくは利得のレベルが最小になるとき
    の波長を検出するノッチ波長検出手段と、 前記ノッチ波長検出手段により検出した波長の光を前記
    被測定物に入射させるとともに、当該光の偏波状態をラ
    ンダムに変化させながら、前記被測定物からの透過光を
    測定することにより、前記被測定物の偏波依存性損失を
    測定する偏波依存性損失測定手段と、 前記偏波依存性損失測定手段による測定結果と前記ノッ
    チ波長検出手段による検出結果との関連付け処理を行う
    測定結果処理手段と、 前記測定結果処理手段による処理結果を出力する出力手
    段と、を備えたことを特徴とする偏波依存性損失測定装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ノッチ波長検出手段は、前記波長依
    存性測定手段による測定結果に基づいて、全波長域から
    前記レベルの最小値を検出するステップと、 当該最小値と予め設定した閾値とを用いて測定レベル値
    の足切りを行うステップと、 当該最小値を示す波長よりも長波長側と短波長側とにお
    ける前記レベルの変曲点を検出するステップと、 当該最小値を示す波長よりも長波長側と短波長側の両方
    に前記レベルの変曲点が存在した場合に、当該最小値と
    対応する波長を、前記レベルが最小になるときの波長と
    して検出するステップと、を実行することを特徴とする
    請求項3記載の偏波依存性損失測定装置。
  5. 【請求項5】 前記出力手段は、前記測定結果処理手段
    による処理結果を表示または印字出力することを特徴と
    する請求項1〜4のいずれかに記載の偏波依存性損失測
    定装置
JP2001388375A 2001-12-20 2001-12-20 偏波依存性損失測定装置 Pending JP2003185525A (ja)

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