JP2003185478A - ゲート流量計 - Google Patents
ゲート流量計Info
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- JP2003185478A JP2003185478A JP2001384887A JP2001384887A JP2003185478A JP 2003185478 A JP2003185478 A JP 2003185478A JP 2001384887 A JP2001384887 A JP 2001384887A JP 2001384887 A JP2001384887 A JP 2001384887A JP 2003185478 A JP2003185478 A JP 2003185478A
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Abstract
流量をリアルタイムに、かつ正確に測定させる。 【解決手段】 開渠6のゲートフレーム4に取り付けら
れたゲート開度計9によって、ゲート軸5の上下位置を
検知させ、ゲート開口部7の大きさを示すゲート開度検
知信号を生成させるとともに、超音波式流速計11によ
って、ゲート開口部7を通過する流体10の流速を検知
させ、流体10の流速を示す流速検知信号を生成させな
がら、演算装置12によって、(1)式に示す演算を行
なわせて、ゲート開口部7を通過する流体10の流量を
算出させる。
Description
る流管、開渠などに取り付けられ、これら流管、開渠な
どを流れる流体の流量を測定するゲート流量計に関す
る。
る流体の流量を測定する流量計として、従来、各種形式
の流量計、例えば流量の測定対象となっている流管が満
水となる流管であれば、電磁式流量計、超音波式流量
計、オリフィス式流量計などが使用され、また流量の測
定対象となっている流管が満水にならない流管であれ
ば、非満水式電磁流量計などが使用される。
を流れる流体の流量を測定する流量計として、各種形式
の流量計、例えば堰式流量計、超音波式流量計と水位計
とを併用した流量計、潜水式流量計などが使用される。
た従来の流量計は、いずれの流量計においても、測定断
面内の流れを安定させるのに必要な直線部分を確保しな
ければならないことから、既に設置されている流管、開
渠などに流量計を設置するとき、設置工事が大がかりに
なってしまうことが多い。
に、流量計を取り付けるときにも、測定断面内の流れを
安定させるのに必要な直線部分を確保しなければならな
いことから、設計段階で、流管、開渠などの直線部分を
長くしなければならず、その分だけ設計作業が面倒にな
ってしまうという問題があった。
を必要とすることなく、流体の流量を測定させることが
でき、これによって長い直線部分を持たない既存の流
管、開渠など、従来、設置が困難であると考えられてい
た流管、開渠などを流れる流体の流量を容易に測定させ
ることができるとともに、新たに設置される流管、開渠
などの設計作業を容易にさせることができるゲート流量
計を提供することを目的としている。
めに本発明は、請求項1では、流路の途中に開閉自在に
配置され、前記流路の壁面との間に、ゲート開口部を画
成して前記流路を流れる流体の流量を規制するゲート扉
体と、前記ゲート開口部の大きさを検知するゲート開度
検知手段と、前記ゲート開口部を通過する前記流体の流
速を検知する流速検知手段と、この流速検知手段の検知
結果、前記ゲート開度検知手段の検知結果に基づき、前
記ゲート開口部を通過する流体の流量を演算する演算手
段とを備えたことを特徴としている。
量計において、前記ゲート開度検知手段として、前記ゲ
ート扉体を上下させるゲート軸の上下位置を検知して、
前記ゲート開口部の大きさを示すゲート開度信号を生成
する手段、または前記ゲート扉体の上下位置を検知し
て、前記ゲート開口部の大きさを示すゲート開度信号を
生成する手段のいずれかを使用することを特徴としてい
る。
いずれかに記載のゲート流量計において、前記流速検知
手段として、前記ゲート開口部に対応する前記流路の底
部、または前記ゲート開口部に対応する前記流路の側
部、または前記ゲート扉体の一部、あるいは前記ゲート
開口部の近傍に設けられた支柱に配置された超音波式流
速計、ピトー管のいずれかを使用することを特徴として
いる。
ずれかに記載のゲート流量計において、前記演算手段
は、次式を使用して、前記流路を流れる前記流体の流量
を演算することを特徴としている。
要とすることなく、流体の流量を測定させ、これによっ
て長い直線部分を持たない既存の流管、開渠など、従
来、設置が困難であると考えられていた流管、開渠など
を流れる流体の流量を容易に測定させるとともに、新た
に設置される流管、開渠などの設計作業を容易にさせ
る。
ことなく、ゲート開口部の開度を測定させる。これによ
って長い直線部分を持たない既存の流管、開渠など、従
来、設置が困難であると考えられていた流管、開渠など
を流れる流体の流量を容易に測定させるとともに、新た
に設置される流管、開渠などの設計作業を容易にさせ
る。
ことなく、ゲート開口部を通過する流体の流速を測定さ
せ、これによって長い直線部分を持たない既存の流管、
開渠など、従来、設置が困難であると考えられていた流
管、開渠などを流れる流体の流量を容易に測定させると
ともに、新たに設置される流管、開渠などの設計作業を
容易にさせる。
となく、ゲート開口部を通過する流体の流量を演算さ
せ、これによってゲート開口部を通過する流体の流速を
リアルタイムで、演算させて、表示装置などに表示させ
る。
によるゲート流量計の実施形態を示す縦断面図である。
側に垂設された支柱2、これらの各支柱2に支持された
梁3などによって構成されるゲートフレーム4と、この
ゲートフレーム4の梁3に上下動自在に取り付けられる
ゲート軸5と、このゲート軸5の下部に設けられた平板
などによって構成され、ゲート軸5の上下位置に応じ
て、開渠6に画成されたゲート開口部7の大きさを調整
するゲート扉体8と、梁3の上部に設けられ、ゲート軸
5の上下位置を検知して、ゲート開口部7の大きさを測
定するゲート開度計9と、図2の横断面図に示すよう
に、開渠6の底などに設置され、開渠6のゲート開口部
7を通過する流体10の流速を測定する超音波式流速計
11と、図3のブロック図に示すように、超音波流量計
11から出力される流速検知信号の値とゲート開度計9
から出力されるゲート開度検知信号の値と予め設定され
ている補正値とに基づき、ゲート開口部7を通過する流
体10の流量を演算する演算装置12と、この演算装置
12で得られた流量を表示する表示装置13とを備えて
いる。
出力される指示信号に基づき、駆動装置(図示は省略す
る)によって、ゲート軸5が上下位置方向に駆動され、
方形断面となるゲート開口部7の大きさが指定された大
きさになったとき、ゲート軸5の上下移動が停止させら
れる。
によって、ゲート軸5の上下位置が検知されて、ゲート
開口部7の大きさを示すゲート開度検知信号が生成さ
れ、これが演算装置12に供給されるとともに、超音波
式流速計11によって、ゲート開口部7を通過する流体
10の流速が検知されて、この流速を示す流速検知信号
が生成され、これが演算装置12に供給される。
に示す演算が行われ、これによって得られた流量値を示
す流量信号が表示装置13に供給され、指定された表示
形式で表示される。
で使用される補正値の決定方法について、詳細に説明す
る。
定するため、揚水ポンプを用いて閉水路内(満水となる
流管内)を流れる水を流量を汲み上げながら、電磁流量
計(図示は省略する)によって汲み上げられた水の流量
を計測し、さらに揚水ポンプによって汲み上げられた水
を6つの開渠6に流しながら、これら各開渠6毎に設け
られたゲート流量計1によって、各開渠6を流れる水の
流量を計測し、これらゲート流量計1で得られた計測値
の合計値と、電磁流量計で得られた計測値とを比較し
た。
れたゲートの開度(ゲート開度)を個々に設定して、各
開渠6の流量を計測しながら、閉水路に設けられた電磁
流量計で流量を計測したところ、図4に示す結果が得ら
れた。
計で計測した合計流量が“49.0m3/min”であ
るのに対し、各ゲート流量計1で得られた流量を合計し
た合計流量が“72.4m3/min”となり、これら
各合計流量の間に、偏差“23.4”、誤差“15.
6”が存在することが分かった。
“50”と近似し、さらに各ゲート流量計1で得られた
流量を合計した合計流量を“70”と近似して、次式に
示す演算を行ない、補正値(流速傾斜)として“0.7
14”を得た。
目の計測動作で得られた補正値“0.714”を設定し
て、6つの各開渠6に設けられたゲートの開度を個々に
変化させて、各開渠6の流量を計測させながら、閉水路
に設けられた電磁流量計で流量を計測させたところ、図
5に示す結果が得られた。
計測動作で得られた補正値“0.714”を使用するこ
とにより、偏差を“1.4”に、誤差を“0.9”にす
ることができた。
で得られた補正値“0.714”が各開渠6のゲート開
度をどのような値にしても、適用可能かどうかを確認す
るために、各開渠6のゲート開度を全て“20%”にし
て、各開渠6の流量を計測しながら、閉水路に設けられ
た電磁流量計で流量を各々、3回、計測したところ、図
6に示す結果が得られた。
計測動作で得られた補正値“0.714”を使用するこ
とにより、1回目の計測では、偏差が“9.8”に、誤
差が“6.5”になり、また2回目の計測では、偏差が
“14.5”に、誤差が“9.7”になり、また3回目
の計測では、偏差が“12.0”に、誤差が“8.0”
になった。
で得られた補正値“0.714”が各開渠6のゲート開
度をどのような値にしても、適用可能かどうかを確認す
るために、各開渠6のゲート開度を全て“50%”にし
て、各開渠6の流量を計測しながら、閉水路に設けられ
た電磁流量計で流量を各々、3回、計測したところ、図
7に示す結果が得られた。
計測動作で得られた補正値“0.714”を使用するこ
とにより、1回目の計測では、偏差が“5.8”に、誤
差が“3.9”になり、また2回目の計測では、偏差が
“6.7”に、誤差が“4.5”になり、また3回目の
計測では、偏差が“4.5”に、誤差が“3.0”にな
った。
で得られた補正値“0.714”が各開渠6のゲート開
度をどのような値にしても、適用可能かどうかを確認す
るために、各開渠6のゲート開度を全て“15%”にし
て、各開渠6の流量を計測しながら、閉水路に設けられ
た電磁流量計で流量を計測したところ、図8に示す結果
が得られた。
計測動作で得られた補正値“0.714”を使用するこ
とにより、偏差が“15.6”に、誤差が“10.4”
になった。
で得られた補正値“0.714”が各開渠6のゲート開
度をどのような値にしても、適用可能かどうかを確認す
るために、各ゲート流量計1の計測値がほぼ同じ値とな
るように、各開渠6のゲート開度を調整しながら、閉水
路に設けられた電磁流量計で流量を各々、3回、計測し
たところ、図9に示す結果が得られた。
目の計測動作で得られた補正値“0.714”を使用す
ることにより、1回目の計測では、偏差が“13.7”
に、誤差が“9.1”になり、また2回目の計測では、
偏差が“14.5”に、誤差が“9.7”になり、また
3回目の計測では、偏差が“14.7”に、誤差が
“9.8”になった。
結果、5回目の計測結果、6回目の計測結果から、補正
値として“0.714”を使用すると、電磁流量計で得
られる計測値に比べて、各ゲート流量計1の計測値が大
きくなるが分かった。
“38”と近似し、さらに各ゲート流量計1で得られた
流量を合計した合計流量を“52”と近似して、次式に
示す演算を行ない、補正値(流速傾斜)に対する修正値
を求めた。
示す演算を行ない、元の流速補正値“0.714”を補
正し、新たな補正値(流速傾斜)“0.521”を求め
た。
たな補正値“0.521”が各開渠6のゲート開度をど
のような値にしても、適用可能かどうかを確認するため
に、各開渠6のゲート開度を全て“20%”にして、各
開渠6の流量を計測しながら、閉水路に設けられた電磁
流量計で流量を各々、3回、計測したところ、図10に
示す結果が得られた。
の計測動作で得られた新たな補正値“0.521”を使
用することにより、1回目の計測では、偏差が“−6.
0”に、誤差が“−4.0”になり、また2回目の計測
では、偏差が“−5.8”に、誤差が“−3.9”にな
り、また3回目の計測では、偏差が“−6.7”に、誤
差が“−4.5”になった。
で得られた新たな補正値“0.521”が各開渠6のゲ
ート開度をどのような値にしても、適用可能かどうかを
確認するために、各開渠6のゲート開度を全て“25
%”にして、各開渠6の流量を計測しながら、閉水路に
設けられた電磁流量計で流量を各々、3回、計測したと
ころ、図11に示す結果が得られた。
の計測動作で得られた新たな補正値“0.521”を使
用することにより、1回目の計測では、偏差が“−1.
5”に、誤差が“−1.0”になり、また2回目の計測
では、偏差が“−5.4”に、誤差が“−3.6”にな
り、また3回目の計測では、偏差が“−4.2”に、誤
差が“−2.8”になった。
で得られた新たな補正値“0.521”が各開渠6のゲ
ート開度をどのような値にしても、適用可能かどうかを
確認するために、各開渠6のゲート開度を全て“15
%”にして、各開渠6の流量を計測しながら、閉水路に
設けられた電磁流量計で流量を各々、3回、計測したと
ころ、図12に示す結果が得られた。
の計測動作で得られた新たな補正値“0.521”を使
用することにより、1回目の計測では、偏差が“−4.
8”に、誤差が“−3.2”になり、また2回目の計測
では、偏差が“0.6”に、誤差が“0.4”になり、
また3回目の計測では、偏差が“5.4”に、誤差が
“3.6”になった。
作で得られた新たな補正値“0.521”が各開渠6の
ゲート開度をどのような値にしても、適用可能かどうか
を確認するために、各開渠6のゲート開度を全て“30
%”にして、各開渠6の流量を計測しながら、閉水路に
設けられた電磁流量計で流量を各々、3回、計測したと
ころ、図13に示す結果が得られた。
の計測動作で得られた新たな補正値“0.521”を使
用することにより、1回目の計測では、偏差が“−0.
4”に、誤差が“−0.3”になり、また2回目の計測
では、偏差が“−4.0”に、誤差が“2.7”にな
り、また3回目の計測では、偏差が“2.3”に、誤差
が“1.5”になった。
作で得られた新たな補正値“0.521”が各開渠6の
ゲート開度をどのような値にしても、適用可能かどうか
を確認するために、各開渠6のゲート開度を全て“50
%”にして、各開渠6の流量を計測しながら、閉水路に
設けられた電磁流量計で流量を各々、3回、計測したと
ころ、図14に示す結果が得られた。
の計測動作で得られた新たな補正値“0.521”を使
用することにより、1回目の計測では、偏差が“−5.
7”に、誤差が“−3.8”になり、また2回目の計測
では、偏差が“−5.6”に、誤差が“−3.7”にな
り、また3回目の計測では、偏差が“−5.4”に、誤
差が“−3.6”になった。
の計測結果、9回目の計測結果、10回目の計測結果、
11回目の計測結果から分かるように、1台の揚水ポン
プを使用して、閉水路から水を汲み上げて、各開渠6に
流しているとき、各ゲート流量計1の補正値を“05.
21”にすれば、各開渠6のゲート開度を変化させて
も、“±4.5%”の範囲内で、各ゲート流量計1を調
整するだけで、各開渠6の流量を正確に測定できること
が分かった。
ート開度計9によって、ゲート軸5の上下位置を検知さ
せて、ゲート開口部7の大きさを示すゲート開度検知信
号を生成させるとともに、超音波式流速計11によっ
て、ゲート開口部7を通過する流体10の流速を検知さ
せて、流体10の流速を示す流速検知信号を生成させな
がら、演算装置12によって、(1)式に示す演算を行
なわせて、ゲート開口部7を通過する流体10の流量を
算出させるようにしているので、長い直線部分を必要と
することなく、流体10の流量をほぼリアルタイムで測
定させることができ、これによって長い直線部分を持た
ない既存の開渠6など、従来、設置が困難であると考え
られていた開渠6などを流れる流体10の流量を容易に
測定させることができるとともに、新たに設置される開
渠6などの設計作業を容易にさせることができる。
定装置の設置が困難な開渠6に、ゲート流量計1を実際
に設置させた後、他の流量測定装置を使用させて、開渠
6を通過する流体10の全流量を一時的に把握させなが
ら、ゲート流量計1によって、ゲート開口部7を通過す
る流体10の流量を測定させ、一時的に流された流体1
0の全流入量と、ゲート流量計1で得られた流体10の
流量とを比較させたとき、これらの差がほぼ5%以下に
なった。
渠6を流れる流体10の流量を測定できることが分かっ
た。
では、開渠6の底部のうち、ゲート開口部7の真下に対
応する部分に超音波式流速計11を埋設させて、ゲート
開口部7を通過する流体10の流速を測定させるように
しているが、図15に示すように、ゲート扉体8に超音
波式流速計11を埋め込んで、ゲート開口部7を通過す
る流体10の流速を測定させるようにしても良い。
中に含まれている固形物が開渠6の底部に堆積するよう
な場合でも、超音波式流速計11の流速測定精度を低下
させることなく、ゲート開口部7を通過する流体10の
流速を測定させることができる。
部のうち、ゲート開口部7の真下に対応する部分に超音
波式流速計11を埋設させて、ゲート開口部7を通過す
る流体10の流速を測定させるようにしているが、図1
6に示すように、ゲート扉体8の近傍に設置された支柱
14に超音波式流速計11を取り付けて、ゲート開口部
7を通過する流体10の流速を測定させるようにしても
良い。
中に含まれている固形物が開渠の底部に堆積するような
場合でも、超音波式流速計11の流速測定精度を低下さ
せることなく、ゲート開口部7を通過する流体10の流
速を測定させることができるとともに、支柱14の垂設
位置、超音波式流速計11の取付け位置などを調節させ
るだけで、ゲート開口部7の中断部分、上段部分、下段
部分、中央部分、右側部分、左側部分など、どの部分を
流れる流体10の流速でも、これを正確に測定させるこ
とができる。
部のうち、ゲート開口部7の真下に対応する部分に超音
波式流速計11を埋設させて、ゲート開口部7を通過す
る流体10の流速を測定させるようにしているが、図1
7に示すように、開渠6の側面に超音波式流速計11を
埋め込んで、ゲート開口部7を通過する流体10の流速
を測定させるようにしても良い。
中に含まれている固形物が開渠6の底部に堆積するよう
な場合でも、超音波式流速計11の流速測定精度を低下
させることなく、ゲート開口部7を通過する流体の流速
を測定させることができるとともに、超音波式流速計1
1の取付け位置を調節させることにより、ゲート開口部
の中断部分、上段部分、下段部分など、どの部分を流れ
る流体10の流速でも、これを正確に測定させることが
できる。
れる流体10の流量を測定させるようにしているが、こ
のような開渠6のみならず、非満水状態で流体が流れる
流管にゲート流量計1を取り付け、この流管内を流れる
流体の流量を測定させるようにしても良い。
置することが困難な流管を流れる流体の流量をも、正確
に測定させることができる。
速計11によって、流量測定対象となる流体10の流速
を測定させるようにしているが、流体10の流れを大き
く乱さない流速計であれば、このような超音波式流速計
11以外の流速計、あるいは例えばピトー管式の流速計
などを使用させるようにしても良い。
計9によって、ゲート軸5の上下位置を検知させて、ゲ
ート開口部7の大きさを示すゲート開度検知信号を生成
させるようにしているが、このようなゲート開度計9以
外の検知手段によって、ゲート軸5の移動量、ゲート扉
体8の上端位置などを検知させ、これを演算装置12に
入力させて、(1)式に示す演算を行なわせるようして
も良い。
様に、長い直線部分を必要とすることなく、流体10の
流量を測定させることができ、これによって長い直線部
分を持たない既存の開渠6など、従来、設置が困難であ
ると考えられていた開渠6などを流れる流体10の流量
を容易に測定させることができるとともに、新たに設置
される開渠6などの設計作業を容易にさせることができ
る。
度計9から出力されるゲート開度検知信号の値で示され
るゲート開口部7の面積“S”をそのまま使用させて、
(1)式で示す演算を行なわせるようにしているが、流
路形状、ゲート形式などに応じて、(1)式で使用され
る面積“S”の値を調整させる処理、または補正値
“K”を調整させる処理を行なわせるようにしても良
い。
流量測定精度をさらに向上させることができる。
求項1のゲート流量計では、長い直線部分を必要とする
ことなく、流体の流量を測定させることができ、これに
よって長い直線部分を持たない既存の流管、開渠など、
従来、設置が困難であると考えられていた流管、開渠な
どを流れる流体の流量を容易に測定させることができる
とともに、新たに設置される流管、開渠などの設計作業
を容易にさせることができる。
分を必要とすることなく、ゲート開口部の開度を測定さ
せることができ、これによって長い直線部分を持たない
既存の流管、開渠など、従来、設置が困難であると考え
られていた流管、開渠などを流れる流体の流量を容易に
測定させることができるとともに、新たに設置される流
管、開渠などの設計作業を容易にさせることができる。
分を必要とすることなく、ゲート開口部を通過する流体
の流速を測定させることができ、これによって長い直線
部分を持たない既存の流管、開渠など、従来、設置が困
難であると考えられていた流管、開渠などを流れる流体
の流量を容易に測定させることができるとともに、新た
に設置される流管、開渠などの設計作業を容易にさせる
ことができる。
を行なわせることなく、ゲート開口部を通過する流体の
流量を演算させることができ、これによってゲート開口
部を通過する流体の流速をリアルタイムで、演算させ
て、表示装置などに表示させることができる。
縦断面図である。
ロック図である。
れた調査データを示す表である。
れた調査データを示す表である。
れた調査データを示す表である。
れた調査データを示す表である。
れた調査データを示す表である。
れた調査データを示す表である。
られた調査データを示す表である。
られた調査データを示す表である。
られた調査データを示す表である。
られた調査データを示す表である。
られた調査データを示す表である。
示す横断面図である。
示す横断面図である。
示す縦断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 流路の途中に開閉自在に配置され、前記
流路の壁面との間に、ゲート開口部を画成して前記流路
を流れる流体の流量を規制するゲート扉体と、 前記ゲート開口部の大きさを検知するゲート開度検知手
段と、 前記ゲート開口部を通過する前記流体の流速を検知する
流速検知手段と、 この流速検知手段の検知結果、および前記ゲート開度検
知手段の検知結果に基づき、前記ゲート開口部を通過す
る流体の流量を演算する演算手段と、 を備えたことを特徴とするゲート流量計。 - 【請求項2】 請求項1に記載のゲート流量計におい
て、 前記ゲート開度検知手段として、前記ゲート扉体を上下
させるゲート軸の上下位置を検知して、前記ゲート開口
部の大きさを示すゲート開度信号を生成する手段、また
は前記ゲート扉体の上下位置を検知して、前記ゲート開
口部の大きさを示すゲート開度信号を生成する手段のい
ずれかを使用する、 ことを特徴とするゲート流量計。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2のいずれかに記
載のゲート流量計において、 前記流速検知手段として、前記ゲート開口部に対応する
前記流路の底部、または前記ゲート開口部に対応する前
記流路の側部、または前記ゲート扉体の一部、あるいは
前記ゲート開口部の近傍に設けられた支柱に配置された
超音波式流速計、ピトー管のいずれかを使用する、 ことを特徴とするゲート流量計。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
のゲート流量計において、 前記演算手段は、次式を使用して、前記流路を流れる前
記流体の流量を演算する、 Q=K×S×V 但し、Q:ゲート開口部を通過する流体の流量 K:予め設定されている補正値 S:ゲート開口部の面積 V:ゲート開口部を通過する流体の流速 ことを特徴とするゲート流量計。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2013099724A1 (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-04 | 三菱重工業株式会社 | ミスト含有ガス分析装置 |
CN113419076A (zh) * | 2021-07-02 | 2021-09-21 | 唐山现代工控技术有限公司 | 一种闸门过水断面测流方法 |
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2001
- 2001-12-18 JP JP2001384887A patent/JP2003185478A/ja active Pending
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