JP2003183988A - ワイヤへのオイル付着方法 - Google Patents

ワイヤへのオイル付着方法

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JP2003183988A
JP2003183988A JP2001379062A JP2001379062A JP2003183988A JP 2003183988 A JP2003183988 A JP 2003183988A JP 2001379062 A JP2001379062 A JP 2001379062A JP 2001379062 A JP2001379062 A JP 2001379062A JP 2003183988 A JP2003183988 A JP 2003183988A
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wire
oil
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rolls
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Kentaro Mitsui
健太郎 三井
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Bridgestone Corp
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B7/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, rope- or cable-making machines; Auxiliary apparatus associated with such machines
    • D07B7/02Machine details; Auxiliary devices
    • D07B7/12Machine details; Auxiliary devices for softening, lubricating or impregnating ropes, cables, or component strands thereof

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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Metal Extraction Processes (AREA)
  • Ropes Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速で巻き取られるワイヤの表面に、安定し
て一定量のオイルを均一に付着させる。 【解決手段】 伸線工程にて0.10〜0.40mmの
線径に仕上げられ、600〜1200m/minの高速
で巻き取られるワイヤ1の表面にオイル2を塗布した
後、これを、内径Dが上記ワイヤ1の径dよりも若干大
きい孔3Sを有するガイドチップ3の上記孔3S内を通
過させたり、あるいは、側面に径が上記ワイヤ1の径d
よりも若干大きい溝部を有する複数個のロールを接触さ
せて、上記ワイヤ1の表面に一定量のオイル2を均一に
付着させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湿式伸線工程にて
所定の線径に仕上げられ、高速で巻き取られるワイヤの
表面に、適正量のオイルを付着させる方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】車両用スチールラジアルタイヤなどに使
用されるゴム物品補強用スチールコードは、通常、高炭
素鋼材などから成る素線を湿式伸線法により所望の線径
に伸線処理した後、複数本撚り合わせて作製される。ス
チールコードの各素線を撚り合わせる際には、チューブ
ラータイプやバンチャータイプの撚線機を使用して撚り
合わせるが、スチールワイヤを巻き出して、これが撚り
点に行き着くまでには複数のガイドを通過する。上記ガ
イドは、回転の遅い部分ではプーリ(回転系)が使用さ
れるが、小スペースの部分や高回転でベアリングを使用
できない部分については直径2〜15mmのチューブ状
もしくはリング状のガイドが使用されている。このガイ
ド部分ではワイヤが擦られるため、抵抗が大きくなると
撚り点の各ワイヤのテンションレベルがばらついてしま
うため、スチールコードの狙いのクセ付け・構造に撚り
合わされず、不良を発生させる要因となる。したがっ
て、このテンションレベルのばらつきを抑えるため、ス
チールワイヤ自身に潤滑性を付与して上記抵抗を低減し
てやる必要がある。
【0003】ところで、スチールワイヤの巻き出し部周
辺に広いスペースがある場合には、巻き出し直後に潤滑
性を持たせるオイルを付着させることが可能であるが、
オイルを付着させる装置を設置する十分なスペースが得
られない場合には、スチールワイヤにオイルを付着させ
ることができないため、スチールワイヤの径を0.1〜
0.4mmに仕上げる湿式伸線工程で使用される潤滑液
(オイル)が上記ワイヤ表面に十分に付着・反応した状
態になっていないと、ガイド部の潤滑膜としての機能を
発揮しない。そこで、ワイヤへオイルを付着させて撚り
線性を安定させる方法として、湿式伸線工程で付着を行
う際に、ミスト中にワイヤを走査させる方法や、オイル
を紐で吸い上げてワイヤが通過するプーリへ供給した
り、プーリへ直接オイルを滴下する方法、あるいは、ワ
イヤを直接オイル液中に浸して付着させる方法などが行
なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ワイヤへオイル付着を
行う際に、周方向へ均一に付着させるためには、上記ミ
スト方式やワイヤ浸漬方式が適しているが、ミスト方式
は装置や維持管理のコストが膨大になり、また、付着効
率も悪いため、多数の設備に展開させることは困難であ
り、ワイヤ浸漬方式では、オイルが過剰に付着するため
にオイル飛散が起こり、工程の汚れや環境面の悪化をも
たらすといった問題点があった。また、プーリ供給付着
方式では、オイルがワイヤの一面にのみまばらにしか付
着しないケースが発生しやすいため、本来の目的である
ガイド抵抗の低減にばらつきが生じ、結果的には、ワイ
ヤのテンションレベルがばらついてしまっていた。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、高速で巻き取られるワイヤの表面に、安定
して一定量のオイルを均一に付着させることのできるワ
イヤへのオイル付着方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、鋭意検討を
重ねた結果、高速で巻き取られるワイヤ表面にオイルを
塗布した後に、上記ワイヤの径よりも若干大きめの径を
有するガイドチップや、側面に上記ワイヤの径よりも若
干大きめの径を有する溝部を形成した複数個のロールを
接触させて、オイルが過剰に付着した場合にはこれを切
削して付着量を減らし、不均一に付着した場合には引き
伸ばして均一にすることにより、上記ワイヤ表面に一定
量のオイルを均一に付着させることができることを見い
だし、本発明に到ったものである。すなわち、請求項1
に記載の発明は、湿式伸線工程にて0.10〜0.40
mmの線径に仕上げられ、高速で巻き取られるワイヤの
表面にオイルを塗布した後、このワイヤを、内径が上記
ワイヤの径よりも5/1000〜20/1000mm大
きい孔を有するガイドチップの上記孔内を通過させて、
上記ワイヤ表面のオイル付着量を制御するようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、湿式伸線
工程にて0.10〜0.40mmの線径に仕上げられ、
高速で巻き取られるワイヤの表面にオイルを塗布した
後、このワイヤに、側面の周方向に沿って、断面の径が
上記ワイヤの径よりも10/1000〜30/1000
mm大きい円弧状の溝部を形成して複数個のロールを少
なくとも2方向から接触させて、上記ワイヤ表面のオイ
ル付着量を制御するようにしたことを特徴とするもので
ある。請求項3に記載の発明は、上記ロールの個数を5
個以上としたことを特徴とする。請求項4に記載の発明
は、上記ロールの個数を10〜20個としたことを特徴
とする。
【0008】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
〜請求項4のいずれかに記載のワイヤへのオイル付着方
法において、上記ワイヤをメッキ被覆鋼線とするととも
に、上記巻き取り速度を600〜1200m/minと
したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づき説明する。 実施の形態1.図1(a),(b)は本実施の形態1に
係るワイヤへのオイル付着方法を示す図で、伸線工程に
て0.10〜0.40mmの線径に仕上げられ、600
〜1200m/minの高速で巻き取られるワイヤ1の
表面にオイル2を塗布した後、これを、内径Dが上記ワ
イヤの径dよりも若干大きい孔3Sを有するガイドチッ
プ3の上記孔3S内を通過させることにより、上記ワイ
ヤ1の表面に一定量のオイル2を均一に付着させるよう
にしたものである。上記ガイドチップ3の適切な内径D
の大きさは、上記ワイヤ1の線径にもよるが、上記のよ
うに、ワイヤ1の線径dが0.10〜0.40mmで、
線速が600〜1200m/min程度である場合に
は、ワイヤ1の公称径よりも5/1000〜20/10
00mm大きめにすることが望ましい。これにより、例
えば、ワイヤ浸漬方式を用いた場合のように、ワイヤ1
の表面のオイル2が過剰である場合には、過剰なオイル
をガイドチップ3の入り口側3aにて切削して排除する
ことにより、ワイヤ1の表面のオイル付着量を必要分の
付着量に制御することができる。なお、上記孔3Sの径
が上記の範囲よりも小さい場合には、ワイヤ1とガイド
チップ3との接触がきつくなるため、発熱が起こってオ
イル2が炭化してしまう危険性があり、逆に、径が大き
過ぎると、表面に過剰に付着したオイルが十分切削され
ずに残るため、オイル飛散を引き起こしてしまう。ま
た、プーリ供給付着方式を用いた場合のように、オイル
付着量は必要分あるがオイル2の付着がまばらな場合に
は、ワイヤ1からガイドチップ3中に持ちこまれたオイ
ルがプールされて引き伸ばされるので、オイル2を均一
に付着させることができる。なお、径が小さい場合には
オイル炭化の危険性があり、径が大き過ぎると、オイル
を十分引き伸ばすことができずオイル付着のばらつきを
解消することができないので、ワイヤのテンションレベ
ルのばらつきを低減することが困難となる。
【0010】実施の形態2.上記実施の形態1では、内
径がワイヤ1の径よりも若干大きいガイドチップ3を通
過させたが、図2(a)〜(c)に示すように、側面4
aに、その断面の径Dが上記ワイヤ1の径dよりも10
/1000〜30/1000mm大きい溝部4bが形成
された複数個のロール4を、図示しない支持部材によ
り、回転可能に支持し、これらを少なくとも2方向から
上記ワイヤ1の表面に接触させて、ワイヤ表面のオイル
付着量をコントロールしてもよい。また、上記各ロール
4の溝部4bの適切な径Dの大きさは、ワイヤ1の線径
が0.10〜0.40mmで、線速が600〜1200
m/min程度である場合には、ワイヤ1の公称径より
も10/1000〜30/1000mm大きめにするこ
とが望ましい。ロール4を用いた場合には、溝部4bの
径が小さいとワイヤ1の表面のオイル2が直接上記溝部
4bの底面に接触しないため効果が少なく、逆に大きく
なっても接触面積が少なくなってしまうため、オイル2
の切削、あるいは、引き伸ばしが不十分となる。また、
使用するロール4の個数は、少ないと十分な効果が得ら
れないので最低5個以上は必要であるが、多過ぎても設
置した分の効果は得られないので、省スペースを確保す
るためには30個未満で十分であり、好ましくは10〜
20個使用するのがよい。
【0011】[実施例1]約0.82%wt.の炭素を
含有する直径約5.5mmの高炭素鋼線材に、直径が約
1.72mmとなるまで繰り返し乾式伸線を施した後、
パテンティング処理およびブラスメッキ処理を加えた線
材を準備し、この線材を湿式伸線して直径が約0.3m
mのワイヤを作製した。そして、最終引き抜きダイスを
出てから上記ワイヤを巻き取るまでの間に、ワイヤ浸積
方式のオイル付着装置を設置し、600〜1200m/
minの速さで巻き取られるワイヤの表面にオイルを塗
布した後、本発明によるガイドチップを通過させてオイ
ル付着量をコントロールし、ワイヤへのオイル付着量と
付着率と、これをチューブラータイプの撚り線機で撚り
合わせたときの、撚り点におけるテンションのばらつき
の測定、及び、オイルの飛散状態の評価を行った結果を
以下の表1に示す。なお、実験に用いたガイドチップ孔
部の内径(以下、ガイド径という)φは0.303〜
0.34mmで、比較のため、従来のガイドチップ無し
のものについても同様の測定を行った結果も合わせて記
した。ここで、オイル付着量(mg/kg)は油分濃度
計により測定し、オイル付着率(%)は、ワイヤ周の4
ヶ所の視野でSEM像を撮りこれを画像解析し、オイル
の付着面積SAとワイヤ面積SBとを測定し、付着率
(%)=(SA/SB)×100として算出した。ま
た、テンションのばらつきは、撚り点より最も多くガイ
ド部を通過する素線巻き取りスプールを設置して、撚り
点でのテンションレベルの最大値と最小値との差(g
f)で評価した。
【表1】 一般に、ワイヤ浸漬方式の場合には、上記表1の従来例
のように、ワイヤ表面のオイルが過剰となりオイルが飛
散してしまうが、ガイド径φがワイヤの線径よりも5/
1000〜20/1000mm大きめのガイドチップを
用いてオイル付着量をコントロールした本発明1〜3で
は、上記過剰なオイルを切削してオイルの付着量をコン
トロールするようにしているので、オイルの飛散もな
く、また、テンションのばらつきも全て200gf以下
であった。これに対して、ガイド径φを小さくした比較
例1では、オイルが殆ど削り取られてしまい、そのた
め、テンションのばらつきが大きくなってしまった。ま
た、ガイド径φを大きくした比較例2,3では、オイル
の切削量が少ないため、オイルが過剰となりオイルの飛
散が見られた。
【0012】[実施例2]オイル付着装置としてプーリ
供給方式のものを用いてオイルを塗布し、上記実施例1
と同様の実験を行った結果を以下の表2に示す。
【表2】 プーリ供給方式の場合には、上記表2の従来例のよう
に、ワイヤ表面のオイル付着がまばらであるため、テン
ションのばらつきが大きくなるが、本発明1〜3では、
上記付着がまばらなオイルが引き伸ばされるので、オイ
ル付着量は若干少なくなるものの、オイルが均一に付着
されるので、テンションのばらつきを200gf以下に
することができた。また、ガイド径φを小さくした比較
例1では、オイルが殆ど削り取られてしまい、テンショ
ンのばらつきが大きくなり、ガイド径φを大きくした比
較例2,3では、オイルが均一に引き伸ばされないた
め、テンションのばらつきを十分抑制することができな
かった。
【0013】[実施例3]上記実施例1,2のガイドチ
ップに代えて、本発明による、側面に円弧状の溝部が形
成された10個のロールを少なくとも2方向から接触さ
せて、上記ワイヤ表面のオイル付着量を制御した以下の
表3に示す。なお、ここでは、オイルの塗布に、ワイヤ
浸積方式のオイル付着装置を用いた。
【表3】 ワイヤ浸漬方式の場合には、表3の従来例のように、ワ
イヤ表面のオイルが過剰となりオイルが飛散してしまう
が、上記溝部の断面の径(以下、ロール径という)φが
ワイヤの線径よりも10/1000〜30/1000m
m大きめに形成された複数のロールを用いてオイル付着
量をコントロールした本発明1〜3では、上記過剰なオ
イルを切削してオイルの付着量をコントロールするよう
にしているので、オイルの飛散もなく、また、テンショ
ンのばらつきも全て150gf以下であった。これに対
して、ロール径φを小さくした比較例1では、オイルが
あまり切削されずオイルが飛散してしまい、ロール径φ
を大きくした比較例2,3でも、オイルの切削量が少な
いため、オイルが過剰となりオイルの飛散が見られた。
また、ロール径をφ=0.323mmとし、ロールの個
数を変えて同様の実験を行った結果を以下の表4に示
す。
【表4】 表4から明らかなように、オイル付着量を適正にコント
ロールするためのロール数としては5個以上で十分であ
り、比較例2のようにロール数を30個に増加させても
テンションのばらつきはほとんど変化しなかった。一
方、ロール数を3個とした比較例1では、オイルの切削
量が少なくオイルの飛散が見られた。
【0014】[実施例4]オイル付着装置としてプーリ
供給方式のものを用いてオイルを塗布し、上記実施例3
と同様の実験を行った結果を以下の表5に示す。
【表5】 プーリ供給方式の場合には、表5の従来例のように、ワ
イヤ表面のオイル付着がまばらであるため、テンション
のばらつきが大きくなるが、本発明1〜3では、上記付
着がまばらなオイルが引き伸ばされるので、オイル付着
量は若干少なくなるが、オイルが均一に付着されるの
で、テンションのばらつきを200gf以下にすること
ができた。これに対して、ロール径φを小さくした比較
例1、及び、ロール径φを大きくした比較例2,3で
は、溝部との接触が少ないため、オイルが均一に引き伸
ばされず、テンションのばらつきを十分抑制することが
できなかった。また、ロール径をφ=0.323mmと
し、ロールの個数を変えて同様の実験を行った結果を以
下の表6に示す。
【表6】 表6から明らかなように、オイル付着量を適正にコント
ロールするためのロール数としては5個以上で十分であ
り、比較例2のようにロール数を30個に増加させても
テンションのばらつきはほとんど変化しなかった。一
方、ロール数を3個とした比較例1では、オイルの引き
伸ばしが十分でなく、テンションのばらつきを十分抑制
することができなかった。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高速で巻き取られるワイヤ表面にオイルを塗布した後
に、上記ワイヤを、ワイヤ径よりも若干大きめの径を有
するガイドチップを通したり、側面に上記ワイヤの径よ
りも若干大きめの径を有する溝部を形成した複数個のロ
ールを接触させるようにしたので、オイルが過剰に付着
した場合にはこれを切削して付着量を減らし、不均一に
付着した場合には引き伸ばすことにより、上記ワイヤ表
面に一定量のオイルを均一に付着させることができるの
で、撚り線工程におけるオイルの飛散やテンションのば
らつきをなくすことができる。また、上記方法により、
伸線したメッキ被覆高炭素鋼線のオイル付着量を制御す
ることにより、ラジアルタイヤなどに使用される、ゴム
物品補強用スチールコードを安定して作製することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態1に係るワイヤへのオイル付着
方法を示す図である。
【図2】 本実施の形態2に係るワイヤへのオイル付着
方法を示す図である。
【符号の説明】
1 ワイヤ、2 オイル、3 ガイドチップ、3a ガ
イドチップの入り口側、3S ガイドチップの孔、4
ロール、4a ロール側面、4b 溝部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B153 AA02 BB15 CC52 CC75 DD30 DD32 DD36 GG40 4D075 BB20Z CA09 CA47 DA01 DB02 DC13 EA05 EA37 4E096 EA02 EA13 EA26 EA27 FA01 FA03 KA19

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湿式伸線工程にて0.10〜0.40m
    mの線径に仕上げられ、高速で巻き取られるワイヤの表
    面にオイルを塗布した後、このワイヤを、内径が上記ワ
    イヤの径よりも5/1000〜20/1000mm大き
    い孔を有するガイドチップの上記孔内を通過させて、上
    記ワイヤ表面のオイル付着量を制御するようにしたこと
    を特徴とするワイヤへのオイル付着方法。
  2. 【請求項2】 湿式伸線工程にて0.10〜0.40m
    mの線径に仕上げられ、高速で巻き取られるワイヤの表
    面にオイルを塗布した後、このワイヤに、側面の周方向
    に沿って、断面の径が上記ワイヤの径よりも10/10
    00〜30/1000mm大きい円弧状の溝部を形成し
    て複数個のロールを少なくとも2方向から接触させて、
    上記ワイヤ表面のオイル付着量を制御するようにしたこ
    とを特徴とするワイヤへのオイル付着方法。
  3. 【請求項3】 上記ロールの個数を5個以上としたこと
    を特徴とする請求項2に記載のワイヤへのオイル付着方
    法。
  4. 【請求項4】 上記ロールの個数を10〜20個とした
    ことを特徴とする請求項3に記載のワイヤへのオイル付
    着方法。
  5. 【請求項5】 上記ワイヤをメッキ被覆鋼線とするとと
    もに、上記ワイヤの巻き取り速度を、600〜1200
    m/minとしたことを特徴とする請求項1〜請求項4
    のいずれかに記載のワイヤへのオイル付着方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111719325A (zh) * 2020-06-22 2020-09-29 上海君威钢绳索具有限公司 一种成槽机专用钢丝绳

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