JP2003182026A - スクリーン印刷機 - Google Patents
スクリーン印刷機Info
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- JP2003182026A JP2003182026A JP2001382534A JP2001382534A JP2003182026A JP 2003182026 A JP2003182026 A JP 2003182026A JP 2001382534 A JP2001382534 A JP 2001382534A JP 2001382534 A JP2001382534 A JP 2001382534A JP 2003182026 A JP2003182026 A JP 2003182026A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scraping
- squeegee
- screen
- screen printing
- ink
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易に、スキージの側部に溢れたインクをス
キージが移動する範囲の印刷面に移動させることを目的
とする。 【解決手段】 スクリーンを有するスクリーン製版と、
上記スクリーン製版のスクリーン上のインクを押圧しな
がら上記スクリーン上を移動する所定の幅を有するスキ
ージとを用いてスクリーン印刷をおこなうスクリーン印
刷機であって、上記スキージの移動により上記所定の幅
のスキージから側部に溢れたインクを上記スキージによ
り押圧可能な位置にかき寄せるかき寄せ治具を備えたこ
とを特徴とする。
キージが移動する範囲の印刷面に移動させることを目的
とする。 【解決手段】 スクリーンを有するスクリーン製版と、
上記スクリーン製版のスクリーン上のインクを押圧しな
がら上記スクリーン上を移動する所定の幅を有するスキ
ージとを用いてスクリーン印刷をおこなうスクリーン印
刷機であって、上記スキージの移動により上記所定の幅
のスキージから側部に溢れたインクを上記スキージによ
り押圧可能な位置にかき寄せるかき寄せ治具を備えたこ
とを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクリーンを有す
るスクリーン製版と、上記スクリーン製版のスクリーン
上のインクを押圧しながら上記スクリーン上を移動する
所定の幅を有するスキージとを用いてスクリーン印刷を
おこなうスクリーン印刷機に関する。
るスクリーン製版と、上記スクリーン製版のスクリーン
上のインクを押圧しながら上記スクリーン上を移動する
所定の幅を有するスキージとを用いてスクリーン印刷を
おこなうスクリーン印刷機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、所定の幅を有するスキージが、上
記スクリーン製版のスクリーン上のインクを押圧しなが
ら上記スクリーン製版のスクリーン上を移動し、ワーク
にスクリーン印刷をおこなっていた。かかる場合、スキ
ージの移動によりスクリーン印刷に用いる上記インクが
スキージの側部に溢れてしまうといった問題があった。
そして、溢れた場合には、作業者がへら等を用いてスキ
ージ等作業に不都合な器具を移動させ、また、場合によ
ってはスクリーン製版を除き込みながら手作業によりイ
ンクをスキージが移動する範囲の印刷面に移動させてい
た。また、溢れてしまうことにより、特に連続印刷を行
う場合には、スクリーン印刷機を一旦停止させ、インク
を補充しなければならないといった問題があった。
記スクリーン製版のスクリーン上のインクを押圧しなが
ら上記スクリーン製版のスクリーン上を移動し、ワーク
にスクリーン印刷をおこなっていた。かかる場合、スキ
ージの移動によりスクリーン印刷に用いる上記インクが
スキージの側部に溢れてしまうといった問題があった。
そして、溢れた場合には、作業者がへら等を用いてスキ
ージ等作業に不都合な器具を移動させ、また、場合によ
ってはスクリーン製版を除き込みながら手作業によりイ
ンクをスキージが移動する範囲の印刷面に移動させてい
た。また、溢れてしまうことにより、特に連続印刷を行
う場合には、スクリーン印刷機を一旦停止させ、インク
を補充しなければならないといった問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
上記問題を解決するスクリーン印刷機は存在しなかっ
た。
上記問題を解決するスクリーン印刷機は存在しなかっ
た。
【0004】本発明は、簡易に、スキージの側部に溢れ
たインクをスキージが移動する範囲の印刷面に移動させ
ることを目的とする。
たインクをスキージが移動する範囲の印刷面に移動させ
ることを目的とする。
【0005】本発明は、スクリーン印刷機を停止させる
ことなくスキージの側部に溢れたインクをスキージが移
動する範囲の印刷面に移動させることを目的とする。
ことなくスキージの側部に溢れたインクをスキージが移
動する範囲の印刷面に移動させることを目的とする。
【0006】本発明は、インクを頻繁に補充することな
く連続印刷を行うことができるスクリーン印刷機を提供
することを目的とする。また、印刷途中でインクをかき
寄せる手間を省き、連続印刷運転を伸ばすことが可能な
スクリーン印刷機を提供することを目的とする。
く連続印刷を行うことができるスクリーン印刷機を提供
することを目的とする。また、印刷途中でインクをかき
寄せる手間を省き、連続印刷運転を伸ばすことが可能な
スクリーン印刷機を提供することを目的とする。
【0007】本発明は、スクリーン印刷と連携して自動
的にスキージの側部に溢れたインクをスキージが移動す
る範囲の印刷面に移動させることを目的とする。
的にスキージの側部に溢れたインクをスキージが移動す
る範囲の印刷面に移動させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のスクリーン印刷
機は、スクリーンを有するスクリーン製版と、上記スク
リーン製版のスクリーン上のインクを押圧しながら上記
スクリーン上を移動する所定の幅を有するスキージとを
用いてスクリーン印刷をおこなうスクリーン印刷機であ
って、上記スキージの移動により上記所定の幅のスキー
ジから側部に溢れたインクを上記スキージにより押圧可
能な位置にかき寄せるかき寄せ治具を備えたことを特徴
とする。
機は、スクリーンを有するスクリーン製版と、上記スク
リーン製版のスクリーン上のインクを押圧しながら上記
スクリーン上を移動する所定の幅を有するスキージとを
用いてスクリーン印刷をおこなうスクリーン印刷機であ
って、上記スキージの移動により上記所定の幅のスキー
ジから側部に溢れたインクを上記スキージにより押圧可
能な位置にかき寄せるかき寄せ治具を備えたことを特徴
とする。
【0009】また、上記かき寄せ治具は、上記スキージ
の移動長さよりも長い長さでかき寄せるかき寄せ部を有
することを特徴とする。
の移動長さよりも長い長さでかき寄せるかき寄せ部を有
することを特徴とする。
【0010】また、上記かき寄せ治具は、上記かき寄せ
部を支持する支持部を有することを特徴とする。
部を支持する支持部を有することを特徴とする。
【0011】また、上記かき寄せ治具は、上記スキージ
の移動方向に対して側部であって、上記スキージの外側
に配置されたことを特徴とする。
の移動方向に対して側部であって、上記スキージの外側
に配置されたことを特徴とする。
【0012】また、上記かき寄せ治具は、所定の個所を
支点に上記スクリーン上を回動可能に配置されたことを
特徴とする。
支点に上記スクリーン上を回動可能に配置されたことを
特徴とする。
【0013】また、上記かき寄せ治具は、上記スクリー
ン製版上に配置され、インクをかき寄せる第1と第2の
かき寄せ部と、上記スキージの移動方向に対して側部で
あって上記スキージの両側に配置され、上記第1と第2
のかき寄せ部をそれぞれ支持する第1と第2の支持部
と、上記第1と第2の支持部の一端どうしと他端どうし
とをそれぞれ略対象移動可能に保持する第1と第2の対
象移動保持部とを有することを特徴とする。
ン製版上に配置され、インクをかき寄せる第1と第2の
かき寄せ部と、上記スキージの移動方向に対して側部で
あって上記スキージの両側に配置され、上記第1と第2
のかき寄せ部をそれぞれ支持する第1と第2の支持部
と、上記第1と第2の支持部の一端どうしと他端どうし
とをそれぞれ略対象移動可能に保持する第1と第2の対
象移動保持部とを有することを特徴とする。
【0014】また、上記第1と第2の対象移動保持部
は、それぞれ、上記第1と第2の支持部の一端どうしの
内一方ずつをそれぞれ保持し、上記スキージの移動方向
に対して直角方向であって上記スクリーン製版上面と平
行に摺動可能な第1と第2の摺動ベースと、上記第1と
第2の摺動ベースがそれぞれ摺動する第1と第2のレー
ルと、上記第1と第2の摺動ベースを互いに近づく方向
に移動させる動力部とを有することを特徴とする。
は、それぞれ、上記第1と第2の支持部の一端どうしの
内一方ずつをそれぞれ保持し、上記スキージの移動方向
に対して直角方向であって上記スクリーン製版上面と平
行に摺動可能な第1と第2の摺動ベースと、上記第1と
第2の摺動ベースがそれぞれ摺動する第1と第2のレー
ルと、上記第1と第2の摺動ベースを互いに近づく方向
に移動させる動力部とを有することを特徴とする。
【0015】また、上記第1と第2の対象移動保持部
は、さらに、それぞれ、上記第1と第2の摺動ベースの
それぞれに固定され、第1と第2の摺動ベースを互いに
反対方向に移動させる第1と第2のラックと、上記第1
と第2のラックを同期させるピニオンとを有することを
特徴とする。
は、さらに、それぞれ、上記第1と第2の摺動ベースの
それぞれに固定され、第1と第2の摺動ベースを互いに
反対方向に移動させる第1と第2のラックと、上記第1
と第2のラックを同期させるピニオンとを有することを
特徴とする。
【0016】また、上記動力部は、ばねを有し、スキー
ジの移動に伴い上記ばねを伸縮させ上記第1と第2の摺
動ベースを移動させることを特徴とする。
ジの移動に伴い上記ばねを伸縮させ上記第1と第2の摺
動ベースを移動させることを特徴とする。
【0017】また、上記スクリーン印刷機は、さらに、
上記第1と第2の支持部の間であって、上記第1と第2
の支持部それぞれに接して配置され、上記第1と第2の
支持部を外側に広げながら上記スキージと連動してスキ
ージの移動方向に移動する第1と第2の広げ部を備えた
ことを特徴とする。
上記第1と第2の支持部の間であって、上記第1と第2
の支持部それぞれに接して配置され、上記第1と第2の
支持部を外側に広げながら上記スキージと連動してスキ
ージの移動方向に移動する第1と第2の広げ部を備えた
ことを特徴とする。
【0018】また、上記第1と第2のかき寄せ部は、イ
ンクをかき寄せる方向と直角に円弧状に形成されたかき
寄せ面をそれぞれ有することを特徴とする。
ンクをかき寄せる方向と直角に円弧状に形成されたかき
寄せ面をそれぞれ有することを特徴とする。
【0019】また、上記第1と第2の支持部は、上記第
1と第2のかき寄せ部をそれぞれ脱着自在に支持し、上
記第1と第2のかき寄せ部をそれぞれ取り外す際に、上
記第1と第2のかき寄せ部に付着したインクをはがすイ
ンク返しをそれぞれ有することを特徴とする。
1と第2のかき寄せ部をそれぞれ脱着自在に支持し、上
記第1と第2のかき寄せ部をそれぞれ取り外す際に、上
記第1と第2のかき寄せ部に付着したインクをはがすイ
ンク返しをそれぞれ有することを特徴とする。
【0020】本発明のスクリーン印刷機は、スクリーン
製版のスクリーン上のインクを用いてスクリーン印刷を
おこなうスクリーン印刷機であって、上記スクリーン製
版のスクリーン上に広がるインクをスクリーンの所定の
範囲内にかき寄せるかき寄せ治具を備えたことを特徴と
する。
製版のスクリーン上のインクを用いてスクリーン印刷を
おこなうスクリーン印刷機であって、上記スクリーン製
版のスクリーン上に広がるインクをスクリーンの所定の
範囲内にかき寄せるかき寄せ治具を備えたことを特徴と
する。
【0021】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下の説明におい
て、スクリーン印刷機、または、スクリーン印刷機の構
成部分であって、特に説明しない部分を単に、装置とい
う。図1は、実施の形態1の構成を示す図である。図1
において、100は、スクリーン、101は、スクリー
ンを有するスクリーン製版、102は、スキージ、10
3は、かき寄せブレード(かき寄せ部及びかき寄せ治具
の一例である。)、104は、かき寄せブレードサポー
ト(支持部及びかき寄せ治具の一例である。)、105
は、摺動ベース(対象移動保持部の一例である。)、1
06は、ガイドレール(レール及び対象移動保持部の一
例である。)、107は、ラック(対象移動保持部の一
例である。)、108は、ピニオン(対象移動保持部の
一例である。)、109は、ばね(動力部及び対象移動
保持部の一例である。)、110は、ガイド(対象移動
保持部の一例である。)、111は、ストッパ(対象移
動保持部の一例である。)、112は、カムフォロア
(広げ部の一例である。)、113は、スクレッパであ
る。装置は、スクリーン製版101のスクリーン100
上にあるスキージ102と印刷後にインクをかきとるス
クレッパ113とを用いて、スクリーン印刷をするかき
寄せブレード103は、スキージ102の両側に一対と
なって配置される。また、かき寄せブレード103は、
スキージ102の移動長さよりも両端において長い長さ
で、スクリーン100上にあるインクをかき寄せること
ができるかき寄せ面を有している。かき寄せブレード1
03は、ここでは、ステンレス材を用いているが、取付
け等のメンテナンス時に作業し易く、かつ急激な落下に
よりスクリーン100を損傷させないためにもスクリー
ン印刷に使用するインクにより腐食しない材質で比重の
小さい材料すなわち軽い材料ならなおよい。例えば、ポ
リ塩化ビニール樹脂、ポリプロピレン樹脂、フッ素樹
脂、ウレタンゴムなどである。かき寄せブレードサポー
ト104は、スキージ102の両側に一対となって2つ
配置される。かき寄せブレードサポート104は、細長
い板状の部材であり、中央部に広く長穴を有し、長穴に
2つのかき寄せブレード103をそれぞれ挿入してかき
寄せブレード103をそれぞれ支持する。また、かき寄
せブレードサポート104は、両端部にそれぞれ長穴を
有し、両端部の長穴を介して長穴の前後の移動及び長穴
の一部を支点に回転自在に摺動ベース105に保持され
る。摺動ベース105は、一対となった2つのかき寄せ
ブレードサポート104のそれぞれ同方向の一端をそれ
ぞれ保持するように一対となって2つ配置される。2つ
のかき寄せブレードサポート104のそれぞれ同方向の
他端についても同様である。摺動ベース105は、ガイ
ドレ−ル106に沿って移動可能に設置される。また、
摺動ベース105は、ばね109によって、装置内側に
引っ張られている。ここで、本実施の形態では、摺動ベ
ース105は、ばね109によって、装置内側に引っ張
られているが、ばね109を摺動ベース105を挟んで
反対に配置し、摺動ベース105は、ばね109によっ
て、装置内側に押していてもよい。さらに、ばね109
ではなく、例えば、シリンダまたはエア等の動力を用い
て摺動ベース105を装置内側に移動させるようにして
もよい。すなわち、摺動ベース105を装置内側に移動
させる手段であればなんでもよい。ただし、摺動ベース
105が装置外側に移動しようとした際、装置内側に移
動させる手段の動力以上の動力により移動が可能である
ことが必要である。また、摺動ベース105は、ガイド
レ−ル106の両端に配置されたストッパ111によっ
て、移動距離が制限されている。ガイドレ−ル106
は、スキージ102の移動方向と直角の方向であってス
クリーン製版101上面と平行に一対の摺動ベース10
5のそれぞれが移動できるように装置に一対となって固
定されている。ラック107は、摺動ベース105に固
定されている。また、歯車がピニオン108と噛み合っ
ている。ラック107は、一対の摺動ベース105それ
ぞれに固定されるように一対となっており、ピニオン1
08を中心に一対の摺動ベース105がそれぞれ反対方
向に同期して移動するように配置されている。また、ラ
ック107は、ガイド110によってガイドされてい
る。したがって、一対のかき寄せブレードサポート10
4は、各ラック107とピニオン108との同期動作に
より略対象移動することになる。カムフォロア112
は、所定の位置からスキージ102の移動方向に移動す
る。カムフォロア112は、一対のかき寄せブレードサ
ポート104の内側に摺動自在または転動自在にそれぞ
れ配置され、上記一対のかき寄せブレードサポート10
4を外側に広げながら上記スキージと連動してスキージ
の移動方向に移動する。カムフォロア112が移動する
と、かき寄せブレードサポート104がカムフォロア1
12によってスキージ102やスクレッパ113等に接
触しないように装置外側に広げられる。したがって、か
き寄せブレード103及びかき寄せブレードサポート1
04は、スキージ102の側部外側に配置されることに
なる。一方、摺動ベース105が、かき寄せブレードサ
ポート104を装置内側に狭める。ここで、図1のよう
に、一対のかき寄せブレードサポート104の両端に、
上記機構が配置されているため、カムフォロア112と
かき寄せブレードサポート104とが接する位置からの
距離が遠い側の摺動ベース105は、装置内側に狭ま
り、距離が近い側の摺動ベース105は、装置外側に広
げられる。したがって、かき寄せブレード103は、あ
る所定の個所を支点にスクリーン製版101上を略円弧
上に回動可能に摺動する。したがって、かき寄せブレー
ド103は、かき寄せブレードサポート104の移動に
合わせて移動する。また、かき寄せブレード103は、
スキージ102の幅よりも装置内側まで移動するように
構成されている。
て、スクリーン印刷機、または、スクリーン印刷機の構
成部分であって、特に説明しない部分を単に、装置とい
う。図1は、実施の形態1の構成を示す図である。図1
において、100は、スクリーン、101は、スクリー
ンを有するスクリーン製版、102は、スキージ、10
3は、かき寄せブレード(かき寄せ部及びかき寄せ治具
の一例である。)、104は、かき寄せブレードサポー
ト(支持部及びかき寄せ治具の一例である。)、105
は、摺動ベース(対象移動保持部の一例である。)、1
06は、ガイドレール(レール及び対象移動保持部の一
例である。)、107は、ラック(対象移動保持部の一
例である。)、108は、ピニオン(対象移動保持部の
一例である。)、109は、ばね(動力部及び対象移動
保持部の一例である。)、110は、ガイド(対象移動
保持部の一例である。)、111は、ストッパ(対象移
動保持部の一例である。)、112は、カムフォロア
(広げ部の一例である。)、113は、スクレッパであ
る。装置は、スクリーン製版101のスクリーン100
上にあるスキージ102と印刷後にインクをかきとるス
クレッパ113とを用いて、スクリーン印刷をするかき
寄せブレード103は、スキージ102の両側に一対と
なって配置される。また、かき寄せブレード103は、
スキージ102の移動長さよりも両端において長い長さ
で、スクリーン100上にあるインクをかき寄せること
ができるかき寄せ面を有している。かき寄せブレード1
03は、ここでは、ステンレス材を用いているが、取付
け等のメンテナンス時に作業し易く、かつ急激な落下に
よりスクリーン100を損傷させないためにもスクリー
ン印刷に使用するインクにより腐食しない材質で比重の
小さい材料すなわち軽い材料ならなおよい。例えば、ポ
リ塩化ビニール樹脂、ポリプロピレン樹脂、フッ素樹
脂、ウレタンゴムなどである。かき寄せブレードサポー
ト104は、スキージ102の両側に一対となって2つ
配置される。かき寄せブレードサポート104は、細長
い板状の部材であり、中央部に広く長穴を有し、長穴に
2つのかき寄せブレード103をそれぞれ挿入してかき
寄せブレード103をそれぞれ支持する。また、かき寄
せブレードサポート104は、両端部にそれぞれ長穴を
有し、両端部の長穴を介して長穴の前後の移動及び長穴
の一部を支点に回転自在に摺動ベース105に保持され
る。摺動ベース105は、一対となった2つのかき寄せ
ブレードサポート104のそれぞれ同方向の一端をそれ
ぞれ保持するように一対となって2つ配置される。2つ
のかき寄せブレードサポート104のそれぞれ同方向の
他端についても同様である。摺動ベース105は、ガイ
ドレ−ル106に沿って移動可能に設置される。また、
摺動ベース105は、ばね109によって、装置内側に
引っ張られている。ここで、本実施の形態では、摺動ベ
ース105は、ばね109によって、装置内側に引っ張
られているが、ばね109を摺動ベース105を挟んで
反対に配置し、摺動ベース105は、ばね109によっ
て、装置内側に押していてもよい。さらに、ばね109
ではなく、例えば、シリンダまたはエア等の動力を用い
て摺動ベース105を装置内側に移動させるようにして
もよい。すなわち、摺動ベース105を装置内側に移動
させる手段であればなんでもよい。ただし、摺動ベース
105が装置外側に移動しようとした際、装置内側に移
動させる手段の動力以上の動力により移動が可能である
ことが必要である。また、摺動ベース105は、ガイド
レ−ル106の両端に配置されたストッパ111によっ
て、移動距離が制限されている。ガイドレ−ル106
は、スキージ102の移動方向と直角の方向であってス
クリーン製版101上面と平行に一対の摺動ベース10
5のそれぞれが移動できるように装置に一対となって固
定されている。ラック107は、摺動ベース105に固
定されている。また、歯車がピニオン108と噛み合っ
ている。ラック107は、一対の摺動ベース105それ
ぞれに固定されるように一対となっており、ピニオン1
08を中心に一対の摺動ベース105がそれぞれ反対方
向に同期して移動するように配置されている。また、ラ
ック107は、ガイド110によってガイドされてい
る。したがって、一対のかき寄せブレードサポート10
4は、各ラック107とピニオン108との同期動作に
より略対象移動することになる。カムフォロア112
は、所定の位置からスキージ102の移動方向に移動す
る。カムフォロア112は、一対のかき寄せブレードサ
ポート104の内側に摺動自在または転動自在にそれぞ
れ配置され、上記一対のかき寄せブレードサポート10
4を外側に広げながら上記スキージと連動してスキージ
の移動方向に移動する。カムフォロア112が移動する
と、かき寄せブレードサポート104がカムフォロア1
12によってスキージ102やスクレッパ113等に接
触しないように装置外側に広げられる。したがって、か
き寄せブレード103及びかき寄せブレードサポート1
04は、スキージ102の側部外側に配置されることに
なる。一方、摺動ベース105が、かき寄せブレードサ
ポート104を装置内側に狭める。ここで、図1のよう
に、一対のかき寄せブレードサポート104の両端に、
上記機構が配置されているため、カムフォロア112と
かき寄せブレードサポート104とが接する位置からの
距離が遠い側の摺動ベース105は、装置内側に狭ま
り、距離が近い側の摺動ベース105は、装置外側に広
げられる。したがって、かき寄せブレード103は、あ
る所定の個所を支点にスクリーン製版101上を略円弧
上に回動可能に摺動する。したがって、かき寄せブレー
ド103は、かき寄せブレードサポート104の移動に
合わせて移動する。また、かき寄せブレード103は、
スキージ102の幅よりも装置内側まで移動するように
構成されている。
【0022】図2は、かき寄せブレードの正面図であ
る。かき寄せブレード103は、インクをかき寄せる方
向と直角に円弧上に形成されたかき寄せ面を有する。
る。かき寄せブレード103は、インクをかき寄せる方
向と直角に円弧上に形成されたかき寄せ面を有する。
【0023】図3は、かき寄せブレードの断面図であ
る。図3において、301は、スクレーパゴム(インク
返しの一例である。)である。かき寄せブレード103
は、かき寄せブレードサポート104の上部から挿入設
置され、脱着自在に支持している。かき寄せブレード1
03は、自重によりスクリーン製版101のスクリーン
100と接している。ここで、図3においては、かき寄
せブレード103は、自重によりスクリーン製版101
と接しているが、ばね等を用いてスクリーン製版101
に押圧するようにしてもよい。また、かき寄せブレード
103は、かき寄せブレードサポート104と固定して
も構わない。かき寄せブレードサポート104には、か
き寄せブレード103を取り外す際に、かき寄せブレー
ド103に付着したインクをはがすスクレーパゴム30
1が設置されている。スクレーパゴム301は、凹に曲
面になるように形成するとなおよい。凹に曲面になるよ
うに形成することによりはがしたインクがスクレーパゴ
ム301の曲面にそって丸め込まれスクリーン製版10
1上に戻すことができる。また、図示していないが、か
き寄せブレードサポート104に、かき寄せブレード1
03をかき寄せブレードサポート104の上部から挿入
する際、かき寄せブレード103の急激な落下によりス
クリーン製版101のスクリーン100を損傷しないよ
うにするための緩衝機構を設けてもよい。
る。図3において、301は、スクレーパゴム(インク
返しの一例である。)である。かき寄せブレード103
は、かき寄せブレードサポート104の上部から挿入設
置され、脱着自在に支持している。かき寄せブレード1
03は、自重によりスクリーン製版101のスクリーン
100と接している。ここで、図3においては、かき寄
せブレード103は、自重によりスクリーン製版101
と接しているが、ばね等を用いてスクリーン製版101
に押圧するようにしてもよい。また、かき寄せブレード
103は、かき寄せブレードサポート104と固定して
も構わない。かき寄せブレードサポート104には、か
き寄せブレード103を取り外す際に、かき寄せブレー
ド103に付着したインクをはがすスクレーパゴム30
1が設置されている。スクレーパゴム301は、凹に曲
面になるように形成するとなおよい。凹に曲面になるよ
うに形成することによりはがしたインクがスクレーパゴ
ム301の曲面にそって丸め込まれスクリーン製版10
1上に戻すことができる。また、図示していないが、か
き寄せブレードサポート104に、かき寄せブレード1
03をかき寄せブレードサポート104の上部から挿入
する際、かき寄せブレード103の急激な落下によりス
クリーン製版101のスクリーン100を損傷しないよ
うにするための緩衝機構を設けてもよい。
【0024】図4は、ラック及びピニオン付近の断面図
である。図4において、401は、軸受、402は、ス
ペーサ、403は、スペーサ、404は、ワッシャ、4
05は、ボルト、406は、軸受、407は、軸、40
8は、ワッシャ、409は、ワッシャ、410は、ボル
ト、411は、軸である。軸407には、軸受406が
はめ込まれている。軸の軸方向の芯ずれを少なくするた
め、軸受406は、2段に設置されている。軸受406
の外側にピニオン108がはめ込まれている。軸407
は、軸受406内輪を拘束するために軸407より径の
大きい軸411に固定されている。軸411は、装置に
固定されている。軸407は、軸受406内輪を拘束す
るために軸407より径の大きいワッシャ408を介し
て、ワッシャ409とボルト410で軸受406内輪を
拘束している。ピニオン108と歯車が噛み合っている
ラック107は、ガイド110で支持されてある。ガイ
ド110は、軸受401、スペーサ402、スペーサ4
03、ワッシャ404、ボルト405で構成されてい
る。つば付の軸受401でラック107を上下から非接
触で狭持している。上下の軸受401は、非接触を保つ
ため間にスペーサ402を挟んで各内輪と接触させてい
る。ガイド110は、ボルト405で装置に固定されて
いるが、下に位置する軸受401の外輪が装置と接触し
ないようにスペーサ403を装置との間に挟んでいる。
ボルト405は、ワッシャ404で上に位置する軸受4
01の内輪を拘束するように装置に固定される。
である。図4において、401は、軸受、402は、ス
ペーサ、403は、スペーサ、404は、ワッシャ、4
05は、ボルト、406は、軸受、407は、軸、40
8は、ワッシャ、409は、ワッシャ、410は、ボル
ト、411は、軸である。軸407には、軸受406が
はめ込まれている。軸の軸方向の芯ずれを少なくするた
め、軸受406は、2段に設置されている。軸受406
の外側にピニオン108がはめ込まれている。軸407
は、軸受406内輪を拘束するために軸407より径の
大きい軸411に固定されている。軸411は、装置に
固定されている。軸407は、軸受406内輪を拘束す
るために軸407より径の大きいワッシャ408を介し
て、ワッシャ409とボルト410で軸受406内輪を
拘束している。ピニオン108と歯車が噛み合っている
ラック107は、ガイド110で支持されてある。ガイ
ド110は、軸受401、スペーサ402、スペーサ4
03、ワッシャ404、ボルト405で構成されてい
る。つば付の軸受401でラック107を上下から非接
触で狭持している。上下の軸受401は、非接触を保つ
ため間にスペーサ402を挟んで各内輪と接触させてい
る。ガイド110は、ボルト405で装置に固定されて
いるが、下に位置する軸受401の外輪が装置と接触し
ないようにスペーサ403を装置との間に挟んでいる。
ボルト405は、ワッシャ404で上に位置する軸受4
01の内輪を拘束するように装置に固定される。
【0025】図5は、摺動ベース付近の断面図である。
図5において、501は、リニアガイド、502は、軸
受、503は、スペーサ、504は、スペーサ、505
は、ワッシャ、506は、ボルト、507は、ボルトで
ある。摺動ベース105は、リニアガイド501に固定
され、ガイドレール106上を移動する。摺動ベース1
05にはラック107がボルト507で固定されてい
る。つば付の軸受502でかき寄せブレードサポート1
04の端部にある長穴を上下から非接触で狭持してい
る。上下の軸受502は、非接触を保つため間にスペー
サ503を挟んで各内輪と接触させている。下に位置す
る軸受502の外輪が摺動ベース105と接触しないよ
うにスペーサ504を摺動ベース105との間に挟んで
いる。ボルト506は、ワッシャ505で上に位置する
軸受502の内輪を拘束するように摺動ベース105に
固定される。
図5において、501は、リニアガイド、502は、軸
受、503は、スペーサ、504は、スペーサ、505
は、ワッシャ、506は、ボルト、507は、ボルトで
ある。摺動ベース105は、リニアガイド501に固定
され、ガイドレール106上を移動する。摺動ベース1
05にはラック107がボルト507で固定されてい
る。つば付の軸受502でかき寄せブレードサポート1
04の端部にある長穴を上下から非接触で狭持してい
る。上下の軸受502は、非接触を保つため間にスペー
サ503を挟んで各内輪と接触させている。下に位置す
る軸受502の外輪が摺動ベース105と接触しないよ
うにスペーサ504を摺動ベース105との間に挟んで
いる。ボルト506は、ワッシャ505で上に位置する
軸受502の内輪を拘束するように摺動ベース105に
固定される。
【0026】図6は、実施の形態1の構成の断面図であ
る。図6において、601は、かき寄せ支柱(広げ部の
一例である。)、603は、スキージヘッド、604
は、支点ピン、605は、ボルト、607は、インク、
608は、ワークである。スキージ102とスクレッパ
113は、スキージヘッド603に固定されている。ス
キージヘッド603は、支点ピン604を支点に回転す
ることができるように構成されている。スキージヘッド
603には、かき寄せ支柱601が支点ピン604を挟
むように設置され、ボルト605で固定されている。支
点ピン604を挟むように設置することで、かき寄せ支
柱601を動かさずにスキージヘッド603が支点ピン
604を支点に回転することができる。かき寄せ支柱6
01の端部には、カムフォロア112が回転自在に設置
されている。かき寄せ支柱601は、スキージヘッド6
03に固定されているため、スキージ102の移動と連
動してスキージ102の移動方向に移動する。
る。図6において、601は、かき寄せ支柱(広げ部の
一例である。)、603は、スキージヘッド、604
は、支点ピン、605は、ボルト、607は、インク、
608は、ワークである。スキージ102とスクレッパ
113は、スキージヘッド603に固定されている。ス
キージヘッド603は、支点ピン604を支点に回転す
ることができるように構成されている。スキージヘッド
603には、かき寄せ支柱601が支点ピン604を挟
むように設置され、ボルト605で固定されている。支
点ピン604を挟むように設置することで、かき寄せ支
柱601を動かさずにスキージヘッド603が支点ピン
604を支点に回転することができる。かき寄せ支柱6
01の端部には、カムフォロア112が回転自在に設置
されている。かき寄せ支柱601は、スキージヘッド6
03に固定されているため、スキージ102の移動と連
動してスキージ102の移動方向に移動する。
【0027】所定の幅を有するスキージ102が、上記
スクリーン製版101のスクリーン100上のインク6
07を押圧しながら上記スクリーン製版101のスクリ
ーン100上を移動し、ワーク608にスクリーン印刷
をおこなう。そして、スキージ102の移動によりスキ
ージ102の側部外側に溢れてしまうインク607をか
き寄せブレード103がスキージ102の移動方向に対
して中央部に向かってかき寄せる。ここで、スキージ1
02がスクリーン製版101のスクリーン100と接触
する個所が最もスクリーン製版101のスクリーン10
0のたわみの大きい個所となるが、かき寄せブレード1
03のかき寄せ面を円弧上に形成することにより、スク
リーン製版101のスクリーン100とかき寄せ面との
隙間を小さくすることができる。よって、より多くのイ
ンク607をかき寄せることができる。また、かき寄せ
ブレード103は、スキージ102の移動範囲よりも大
きい範囲で、インク607をかき寄せることができるよ
うにかき寄せ面を有していることから、スキージ102
の側部外側に溢れてしまうインク607をより多くかき
寄せることができる。また、かき寄せブレード103
は、スキージ102の幅よりも装置内側まで移動するよ
うに構成されていることから、スキージ102が押圧す
る範囲内までインク607をかき寄せることができる。
スクリーン製版101のスクリーン100上のインク6
07を押圧しながら上記スクリーン製版101のスクリ
ーン100上を移動し、ワーク608にスクリーン印刷
をおこなう。そして、スキージ102の移動によりスキ
ージ102の側部外側に溢れてしまうインク607をか
き寄せブレード103がスキージ102の移動方向に対
して中央部に向かってかき寄せる。ここで、スキージ1
02がスクリーン製版101のスクリーン100と接触
する個所が最もスクリーン製版101のスクリーン10
0のたわみの大きい個所となるが、かき寄せブレード1
03のかき寄せ面を円弧上に形成することにより、スク
リーン製版101のスクリーン100とかき寄せ面との
隙間を小さくすることができる。よって、より多くのイ
ンク607をかき寄せることができる。また、かき寄せ
ブレード103は、スキージ102の移動範囲よりも大
きい範囲で、インク607をかき寄せることができるよ
うにかき寄せ面を有していることから、スキージ102
の側部外側に溢れてしまうインク607をより多くかき
寄せることができる。また、かき寄せブレード103
は、スキージ102の幅よりも装置内側まで移動するよ
うに構成されていることから、スキージ102が押圧す
る範囲内までインク607をかき寄せることができる。
【0028】以上のように、実施の形態1のスクリーン
印刷機は、スクリーン製版のスクリーン上のインクを用
いてスクリーン印刷をおこなうスクリーン印刷機であっ
て、上記スクリーン製版のスクリーン上に広がるインク
をスクリーンの所定の範囲内、すなわち、スキージ10
2の移動長さとスキージ102の所定の幅の積で構成さ
れるスキージ102でインク607を押圧可能な範囲内
にかき寄せるかき寄せ治具を備えている。
印刷機は、スクリーン製版のスクリーン上のインクを用
いてスクリーン印刷をおこなうスクリーン印刷機であっ
て、上記スクリーン製版のスクリーン上に広がるインク
をスクリーンの所定の範囲内、すなわち、スキージ10
2の移動長さとスキージ102の所定の幅の積で構成さ
れるスキージ102でインク607を押圧可能な範囲内
にかき寄せるかき寄せ治具を備えている。
【0029】実施の形態2.実施の形態1では、かき寄
せブレード103がスキージ102の移動と連動して自
動的にスキージ102から溢れたインク607をスクリ
ーン製版101の中央部にかき寄せる構成であったが、
装置を一旦停止させ、手動でスキージ102から溢れた
インク607をスクリーン製版101の中央部にかき寄
せてもよい。かかる場合は、一対のかき寄せブレードサ
ポート104の一端を幅調整可能に装置に固定し、固定
した個所を支点に一対のかき寄せブレードサポート10
4の他端を手動で、一対のかき寄せブレードサポート1
04を互いに近づける方向に移動させることによりスキ
ージ102から溢れたインク607をスクリーン製版1
01の中央部にかき寄せる構成としてもよい。本実施の
形態であっても、簡易に溢れたインク607をスクリー
ン製版101の中央部にかき寄せることができる。
せブレード103がスキージ102の移動と連動して自
動的にスキージ102から溢れたインク607をスクリ
ーン製版101の中央部にかき寄せる構成であったが、
装置を一旦停止させ、手動でスキージ102から溢れた
インク607をスクリーン製版101の中央部にかき寄
せてもよい。かかる場合は、一対のかき寄せブレードサ
ポート104の一端を幅調整可能に装置に固定し、固定
した個所を支点に一対のかき寄せブレードサポート10
4の他端を手動で、一対のかき寄せブレードサポート1
04を互いに近づける方向に移動させることによりスキ
ージ102から溢れたインク607をスクリーン製版1
01の中央部にかき寄せる構成としてもよい。本実施の
形態であっても、簡易に溢れたインク607をスクリー
ン製版101の中央部にかき寄せることができる。
【0030】
【発明の効果】本発明の好適な実施例によれば、簡易
に、スキージの側部に溢れたインクをスキージが移動す
る範囲の印刷面に移動させることができる。
に、スキージの側部に溢れたインクをスキージが移動す
る範囲の印刷面に移動させることができる。
【0031】本発明の好適な実施例によれば、スクリー
ン印刷機を停止させることなくスキージの側部に溢れた
インクをスキージが移動する範囲の印刷面に移動させる
ことができる。
ン印刷機を停止させることなくスキージの側部に溢れた
インクをスキージが移動する範囲の印刷面に移動させる
ことができる。
【0032】本発明の好適な実施例によれば、インクを
補充することなく連続印刷を行うことができるスクリー
ン印刷機を提供することができるる。
補充することなく連続印刷を行うことができるスクリー
ン印刷機を提供することができるる。
【0033】本発明の好適な実施例によれば、スクリー
ン印刷と連携して自動的にスキージの側部に溢れたイン
クをスキージが移動する範囲の印刷面に移動させること
ができる。
ン印刷と連携して自動的にスキージの側部に溢れたイン
クをスキージが移動する範囲の印刷面に移動させること
ができる。
【図1】 実施の形態1の構成を示す図である。
【図2】 かき寄せブレードの正面図である。
【図3】 かき寄せブレードの断面図である。
【図4】 ラック及びピニオン付近の断面図である。
【図5】 摺動ベース付近の断面図である。
【図6】 実施の形態1の構成の断面図である。
100 スクリーン、101 スクリーン製版、102
スキージ、103かき寄せブレード、104 かき寄
せブレードサポート、105 摺動ベース、106 ガ
イドレール、107 ラック、108 ピニオン、10
9 ばね、110 ガイド、111 ストッパ、112
カムフォロア、113 スクレッパ、301 スクレ
ーパゴム、401 軸受、402 スペーサ、403
スペーサ、404 ワッシャ、405 ボルト、406
軸受、407 軸、408ワッシャ、409 ワッシ
ャ、410 ボルト、411 軸、501 リニアガイ
ド、502 軸受、503 スペーサ、504 スペー
サ、505 ワッシャ、506 ボルト、507 ボル
ト、601 かき寄せ支柱、603 スキージヘッド、
604 支点ピン、605 ボルト、607 インク、
608 ワーク。
スキージ、103かき寄せブレード、104 かき寄
せブレードサポート、105 摺動ベース、106 ガ
イドレール、107 ラック、108 ピニオン、10
9 ばね、110 ガイド、111 ストッパ、112
カムフォロア、113 スクレッパ、301 スクレ
ーパゴム、401 軸受、402 スペーサ、403
スペーサ、404 ワッシャ、405 ボルト、406
軸受、407 軸、408ワッシャ、409 ワッシ
ャ、410 ボルト、411 軸、501 リニアガイ
ド、502 軸受、503 スペーサ、504 スペー
サ、505 ワッシャ、506 ボルト、507 ボル
ト、601 かき寄せ支柱、603 スキージヘッド、
604 支点ピン、605 ボルト、607 インク、
608 ワーク。
Claims (13)
- 【請求項1】 スクリーンを有するスクリーン製版と、
上記スクリーン製版のスクリーン上のインクを押圧しな
がら上記スクリーン上を移動する所定の幅を有するスキ
ージとを用いてスクリーン印刷をおこなうスクリーン印
刷機であって、 上記スキージの移動により上記所定の幅のスキージから
側部に溢れたインクを上記スキージにより押圧可能な位
置にかき寄せるかき寄せ治具を備えたことを特徴とする
スクリーン印刷機。 - 【請求項2】 上記かき寄せ治具は、上記スキージの移
動長さよりも長い長さでかき寄せるかき寄せ部を有する
ことを特徴とする請求項1記載のスクリーン印刷機。 - 【請求項3】 上記かき寄せ治具は、上記かき寄せ部を
支持する支持部を有することを特徴とする請求項2記載
のスクリーン印刷機。 - 【請求項4】 上記かき寄せ治具は、上記スキージの移
動方向に対して側部であって、上記スキージの外側に配
置されたことを特徴とする請求項1記載のスクリーン印
刷機。 - 【請求項5】 上記かき寄せ治具は、所定の個所を支点
に上記スクリーン上を回動可能に配置されたことを特徴
とする請求項1記載のスクリーン印刷機。 - 【請求項6】 上記かき寄せ治具は、 上記スクリーン製版上に配置され、インクをかき寄せる
第1と第2のかき寄せ部と、 上記スキージの移動方向に対して側部であって上記スキ
ージの両側に配置され、上記第1と第2のかき寄せ部を
それぞれ支持する第1と第2の支持部と、 上記第1と第2の支持部の一端どうしと他端どうしとを
それぞれ略対象移動可能に保持する第1と第2の対象移
動保持部とを有することを特徴とする請求項1記載のス
クリーン印刷機。 - 【請求項7】 上記第1と第2の対象移動保持部は、そ
れぞれ、 上記第1と第2の支持部の一端どうしの内一方ずつをそ
れぞれ保持し、上記スキージの移動方向に対して直角方
向であって上記スクリーン製版上面と平行に摺動可能な
第1と第2の摺動ベースと、 上記第1と第2の摺動ベースがそれぞれ摺動する第1と
第2のレールと、 上記第1と第2の摺動ベースを互いに近づく方向に移動
させる動力部とを有することを特徴とする請求項6記載
のスクリーン印刷機。 - 【請求項8】 上記第1と第2の対象移動保持部は、さ
らに、それぞれ、 上記第1と第2の摺動ベースのそれぞれに固定され、第
1と第2の摺動ベースを互いに反対方向に移動させる第
1と第2のラックと、 上記第1と第2のラックを同期させるピニオンとを有す
ることを特徴とする請求項7記載のスクリーン印刷機。 - 【請求項9】 上記動力部は、ばねを有し、スキージの
移動に伴い上記ばねを伸縮させ上記第1と第2の摺動ベ
ースを移動させることを特徴とする請求項7記載のスク
リーン印刷機。 - 【請求項10】 上記スクリーン印刷機は、さらに、上
記第1と第2の支持部の間であって、上記第1と第2の
支持部それぞれに接して配置され、上記第1と第2の支
持部を外側に広げながら上記スキージと連動してスキー
ジの移動方向に移動する第1と第2の広げ部を備えたこ
とを特徴とする請求項6記載のスクリーン印刷機。 - 【請求項11】 上記第1と第2のかき寄せ部は、イン
クをかき寄せる方向と直角に円弧状に形成されたかき寄
せ面をそれぞれ有することを特徴とする請求項6記載の
スクリーン印刷機。 - 【請求項12】 上記第1と第2の支持部は、上記第1
と第2のかき寄せ部をそれぞれ脱着自在に支持し、上記
第1と第2のかき寄せ部をそれぞれ取り外す際に、上記
第1と第2のかき寄せ部に付着したインクをはがすイン
ク返しをそれぞれ有することを特徴とする請求項6記載
のスクリーン印刷機。 - 【請求項13】 スクリーン製版のスクリーン上のイン
クを用いてスクリーン印刷をおこなうスクリーン印刷機
であって、 上記スクリーン製版のスクリーン上に広がるインクをス
クリーンの所定の範囲内にかき寄せるかき寄せ治具を備
えたことを特徴とするスクリーン印刷機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001382534A JP2003182026A (ja) | 2001-12-17 | 2001-12-17 | スクリーン印刷機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001382534A JP2003182026A (ja) | 2001-12-17 | 2001-12-17 | スクリーン印刷機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003182026A true JP2003182026A (ja) | 2003-07-03 |
Family
ID=27592843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001382534A Pending JP2003182026A (ja) | 2001-12-17 | 2001-12-17 | スクリーン印刷機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003182026A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009509865A (ja) * | 2005-10-04 | 2009-03-12 | オートリブ ディベロップメント エービー | エアバッグ装置 |
CN109130465A (zh) * | 2018-08-28 | 2019-01-04 | 郑州云海信息技术有限公司 | 一种锡膏印刷装置 |
-
2001
- 2001-12-17 JP JP2001382534A patent/JP2003182026A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009509865A (ja) * | 2005-10-04 | 2009-03-12 | オートリブ ディベロップメント エービー | エアバッグ装置 |
CN109130465A (zh) * | 2018-08-28 | 2019-01-04 | 郑州云海信息技术有限公司 | 一种锡膏印刷装置 |
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