JP2003181114A - 遊戯台の台間カバー - Google Patents

遊戯台の台間カバー

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JP2003181114A
JP2003181114A JP2001388079A JP2001388079A JP2003181114A JP 2003181114 A JP2003181114 A JP 2003181114A JP 2001388079 A JP2001388079 A JP 2001388079A JP 2001388079 A JP2001388079 A JP 2001388079A JP 2003181114 A JP2003181114 A JP 2003181114A
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Ryoichi Tanaka
亮一 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊戯台と台間機との間の隙間からカード等
の異物が投入されないように、その隙間を塞ぐための台
間カバーを提供すること。 【解決手段】 遊戯台10を並設すると共に隣合う遊戯
台10,10間に台間機11を介設した時に遊戯台10
と台間機11との間に形成される隙間S1を塞ぐための
プラスチック製台間カバー1であって、横断面略V字状
のカバー本体15と、カバー本体15の一方の斜板部1
3に連設され、カバー本体15のV字状開口部15oと
は逆向きに開口する横断面略コ字状の取付枠部16とか
らなり、取付枠部16を遊戯台10の台枠3の側枠5前
端部に嵌合固定すると共に、カバー本体15を隙間S1
に挿入して、両斜板部13,14の夫々先端部を隙間S
1の両側面に弾接させることにより、隙間S1を塞ぐよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ店に設置
されているパチンコ台等の遊戯台と遊戯台相互間に介設
された球出し機等の台間機との間の隙間や2つの台間機
の隙間等を塞ぐための台間カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】図10は、パチンコ店にお
いて、上下支持枠31,32間に並列状に設置されたパ
チンコ台10、及び隣合うパチンコ台10,10間に介
設された台間機11,12を示したもので、この図から
分かるように、パチンコ台10と台間機11又は12と
の間あるいは台間機11,12相互間には、夫々1〜3
0mm程度の隙間S1,S2があるため、その隙間S
1,S2から使用済みの球購入カード、硬貨、その他の
異物が投入される、と云ういたずらが多く発生してい
る。しかして、そのような台間の隙間S1,S2からカ
ード等の異物が投入されると、そのカード等の異物がパ
チンコ台列の裏側に配設された補球通路に入り込んで、
球の通路を妨害するなどのトラブルを生じることにな
る。
【0003】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたもので、台間の隙間からカード等の異物が投入さ
れないように、その隙間を塞ぐための台間カバーを提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
台枠3の前面にガラス扉4を備えたパチンコ台等の遊戯
台10を上下支持枠31,32間に並設すると共に遊戯
台10,10間に玉出し機等の台間機11を設けた時に
遊戯台10の台枠3側面aと台間機11側面bとの間に
形成される隙間S1あるいは台枠3上面dと上支持枠3
1下面eとの間に形成される隙間S4を塞ぐためのプラ
スチック製の台間カバー1であって、一対の斜板部1
3,14よりなる横断面略V字状のカバー本体15と、
このカバー本体15の一方の斜板部13に連設され、カ
バー本体15のV字状開口部15oとは逆向きに開口す
る横断面略コ字状の取付枠部16と、からなり、前記取
付枠部16をその弾性を利用して遊戯台10の台枠3の
側枠5前端部に嵌合固定すると共に、前記カバー本体1
5をその弾性を利用して前記隙間S1(S4)に挿入
し、その両斜板部13,14の先端部を前記隙間S1
(S4)の対向面a,b(d,e)に弾接させるように
したことを特徴とする。
【0005】請求項2は、請求項1に記載の遊戯台の台
間カバーにおいて、前記カバー本体15の一方の斜板部
13に一体に連設される取付枠部16は、カバー本体1
5の長さ方向両端部に対応する部分が夫々所要長さn
(m)ずつ切除されていることを特徴としている。
【0006】請求項3は、請求項1又は2に記載の遊戯
台の台間カバーにおいて、前記カバー本体15の他方の
斜板部14は、その先端側に外向きに屈曲形成された屈
曲部片18を有することを特徴とする。
【0007】請求項4は、請求項1〜3の何れかに記載
の遊戯台の台間カバーにおいて、前記カバー本体15
の、取付枠部16が連設される側の斜板部13は、その
両端部に外向きに屈曲形成された屈曲部片19,19を
有することを特徴とする。
【0008】請求項5は、請求項1〜4の何れかに記載
の遊戯台の台間カバーにおいて、前記取付枠部16の、
カバー本体15と反対側の側板部22は、その先端側に
外向き山形に屈曲された屈曲部片23を有することを特
徴とする。
【0009】請求項6は、台枠3の前面にガラス扉4を
備えたパチンコ台等の遊戯台10を並設すると共に遊戯
台10,10間に複数の玉出し機等台間機11,12を
介設した時に台間機11,12の側面b,b間に形成さ
れる隙間S2あるいは最端の遊戯台10の台枠3側面b
と壁Wの外側面cとの間に形成される隙間S3を塞ぐた
めのプラスチック製の台間カバー2であって、一対の斜
板部24,24により横断面略V字状に形成されると共
に、両斜板部24,24に夫々外向き山形に形成された
山形屈曲部25,25を有するカバー本体26と、この
カバー本体26を形成する両斜板部24,24の夫々先
端側に外向きに屈曲して形成された係止板部27,27
とからなり、前記カバー本体26をその弾性を利用して
前記隙間S2に前方より挿入して、両山形屈曲部25,
25を隙間S2(S3)の対向面b,b(b,c)に弾
接させると共に、両係止板部27,27を隙間S2(S
3)の前部開口端部に係止させるようにしたことを特徴
としている。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る台間カバー1
を示す斜視図、図2は本発明に係る他の台間カバー2を
示す斜視図である。図3はパチンコ店に設置されている
パチンコ台10(遊戯台)及び台間機11を示す正面図
である。図4の(A)は図3のX−X線拡大断面図、
(B)は図3のY−Y線拡大断面図、図5は図3のZ−
Z線拡大断面図である。図6はパチンコ店に設置されて
いるパチンコ台10、並びにパチンコ台10,10間に
介設された2つの台間機11,12を示す正面図、図7
は図6のV−V線拡大断面図である。
【0011】これらの図を参照して分かるように、パチ
ンコ台10は、左右の側枠5,6及び上下横枠7,8を
有する台枠3の前面にガラス扉4を装備したもので、台
枠3せ、その下部に基枠部17を有する。しかして、こ
のパチンコ台10は、床面F上に設置してある竪板30
の上端部で支持された下支持枠32と、この下支持枠3
2の上方所定高さ位置に横架された上支持枠31との間
に所要の間隔をおいて横一列状に配設されていて、隣合
うパチンコ台10,10間に1つの台間機11又は2つ
の台間機11,12が介設されている。各パチンコ台1
0のガラス扉4は、台枠3の左側の側枠5に上下のヒン
ジ9,9により枢着されて開閉できるようになってい
る。台間機11はカードでパチンコ球を購入する球出し
機であり、台間機12は硬貨(現金)でパチンコ球を購
入する球出し機であって、図3に示すパチンコ台10列
では、隣合うパチンコ台10,10間及び最端のパチン
コ台10と壁Wとの間に台間機11が介設され、図6に
示すパチンコ台10列では、隣合うパチンコ台10,1
0間に2つの台間機11,12が介設されている。
【0012】図1に示す台間カバー1は、パチンコ台1
0と台間機11又は12との間の隙間S1を塞ぐ台間カ
バーであり、図2に示す台間カバー2は、パチンコ台1
0,10間に介設された2つの台間機11,12間の隙
間S2あるいは図3に示すように最端のパチンコ台10
と壁Wとの間の隙間S2を塞ぐ台間カバーであって、各
台間カバー1,2はプラスチック材によって一体形成さ
れている。
【0013】各台間カバー1,2の構造について説明す
ると、先ず、台間カバー1は、図1及び図4から分かる
ように、一対の斜板部13,14よりなる横断面略V字
状のカバー本体15と、このカバー本体15の一方の斜
板部13に連設されていて、このカバー本体15のV字
状開口部15oとは逆向きに開口する横断面略コ字状の
取付枠部16とから構成されるもので、この台間カバー
1の使用に際しては、図4に示すように、取付枠部16
を、その弾性を利用してパチンコ台10の台枠3の側枠
5又は6の前端部5a又は6aに嵌合固定すると共に、
カバー本体15を、その弾性を利用して台枠3の側面a
と台間機11の側面bとの間の隙間S1に挿入して、両
斜板部13,14の夫々先端部を隙間S1の対向面a,
bに弾接させることにより、この隙間S1を塞ぐように
なっている。
【0014】この台間カバー1のカバー本体15は、図
1及び図3に示すように、パチンコ台10の高さHより
も若干短い長さLを有し、このカバー本体15の一方の
斜板部13に一体に連設される取付枠部16は、カバー
本体15の長さ方向両端部に対応する部分が夫々所要長
さnずつ切除されている。このように取付枠部16の両
端部分が夫々所要長さnずつ切除されているのは、台枠
3の左側枠5の上下部にガラス扉4のヒンジ9,9が設
けてあり、しかもガラス扉4の下方に基枠部17が設け
てあって(図9参照)、取付枠部16の両端部分を嵌め
込むことができないこと、及びカバー本体15を反転す
ることによって、各パチンコ台10の台枠3の左側枠5
側の隙間S1と右側枠6側の隙間S2との両方の隙間S
1,S2に同じ形態の台間カバー1を使用できるからで
ある。
【0015】また、カバー本体15の斜板部14は、図
1及び図4から分かるように、その先端側には外向きに
屈曲形成された屈曲部片18を有し、また取付枠部16
が連設されている側の斜板部13は、その先端部に外向
きに屈曲形成された屈曲部片19を有する。しかして、
図4の(B)に示すように、台間カバー1の使用に際し
て斜板部14側の屈曲部片18は隙間S1の台間機11
側の側面bに弾接し、また斜板部13側の屈曲部片19
は隙間S1の台枠3側の側面aに弾接することになる。
尚、屈曲部片18,19が設けられていなくても、斜板
部13,14の夫々の先端部が隙間S1の対向面に弾接
して、隙間S1を塞ぐことができるけれども、このよう
な屈曲部片18,19を設けることにより、カバー本体
15の弾性力が隙間S1の側面に対し有効に作用して、
斜板部13,14の先端部を隙間S1の側面に確実に密
接させることができる。
【0016】台間カバー1の取付枠部16は、図1及び
図4に示すように、カバー本体15のV字状開口部15
oと逆向きに開口する横断面略コ字状に形成されたもの
で、カバー本体15の斜板部13側から延びた側板部2
1と、この側板部21と対向する側にある側板部22
と、両側板部21,22をつなぐ連結板部20とからな
り、台間カバー1の使用に際して、このコ字状取付枠部
16を、その弾性を利用してパチンコ台10の台枠3の
側枠5又は6の前端部5a又は6aに嵌合させて固定す
るようになっている。また、カバー本体15と反対側の
側板22は、その先端側に外向き山形に屈曲された屈曲
部片23を有する。
【0017】この取付枠部16は、更に詳しく説明すれ
ば、図1及び図4の(A)に示すように、連結板部20
の幅が台枠3の側枠5又は6の板厚よりも若干広く、且
つ開口部16oの開口幅が連結板部20の幅及び台枠3
の側枠5又は6の板厚よりも狭くなるような横断面鳩尾
状に形成されている。従って、この取付枠部16を台枠
3の側枠5又は6の前端部に嵌合させるときは、取付枠
部16の開口部16oをその弾性力に抗して拡開した状
態で側枠5又は6に嵌め込むことにより、この側枠5又
は6の前端部5a又は6aに弾性嵌合させて固定させ
る。
【0018】また、この取付枠部16は、カバー本体1
5と反対側の側板22に外向き山形の屈曲部片23が設
けられていなくても、側枠5又は6の前端部5a又は6
aに嵌合して固定させることができるけれども、このよ
うな外向き山形屈曲部片23を設けた場合には、この外
向き山形屈曲部片23が有効な弾性効果を発揮して、側
枠5又は6の内側面に対し強く弾接し、この取付枠部1
6側枠5又は6前端部に確実に固定させることができ
る。
【0019】台間カバー2は、図2から分かるように、
一対の斜板部24,24により横断面略V字状に形成さ
れると共に、両斜板部24,24に夫々外向き山形に形
成された山形屈曲部25,25を有するカバー本体26
と、このカバー本体26を形成する両斜板部24,24
の夫々先端側に外向きに屈曲して形成された係止板部2
7,27とからなるもので、この台間カバー2の使用に
際しては、図7に示すように、カバー本体26の両斜板
部24,24を両側から押さえ付けて、そのV字状開口
部26oを閉じる状態で台間機11,12間の隙間S2
に挿入して、両山形屈曲部25,25を隙間S2の対向
面b,bに弾接させると共に、両係止板部27,27を
隙間S2の前部開口端部28,28に係止させることに
より、その隙間S2を塞ぐようにしている。この台間カ
バー2も、台間カバー1と同じく、パチンコ台10の高
さHよりも若干短い長さLを有する。
【0020】これらの台間カバー1,2は、プラスチッ
ク材の一体成型によって形成してもよいし、あるいはプ
ラスチックシート材を加熱下でプレス加工することによ
って図1及び図2に示すような形状に形成することがで
きる。プラスチック材としては、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリ塩化ビニル等が使用される。
【0021】上記のような構成よりなる台間カバー1,
2の使用方法について説明すると、台間カバー1は、図
3及び図6に示すパチンコ台10列におけるパチンコ台
10と台間機11又は12との間の隙間S1を塞ぐもの
であるから、この台間カバー1の使用にあたっては、図
4、図5及び図7に示すように、横断面略コ字状取付枠
部16の開口部16oをその弾性を利用して拡開しなが
ら、パチンコ台10の台枠3の側枠5又は6の前端部5
a又は6aに嵌合して固定すると共に、横断面略V字状
カバー本体15の斜板部13,14を両側から押え付け
て、その開口部15oを閉じるような状態で、台枠3側
面と台間機11側面との間の隙間S1にその前端側より
挿入すれば、図4の(A)及び(B)に示すように、カ
バー本体15の両斜板部13,14の屈曲部片19,1
8が隙間S1の対向面a,bに夫々弾接して、この隙間
S1を確実に塞ぐことができる。
【0022】また、台間カバー2は、図6に示すように
パチンコ台10,10間に並設された2つの台間機1
1,12間の隙間S2を塞ぐ台間カバーであるから、こ
の台間カバー2の使用にあたっては、図7に示すよう
に、カバー本体26の両斜板部24,24を両側から押
さえ付けて、V字状開口部26oを閉じるような状態
で、このV字状開口部26oを前向きにして台間機1
1,12間の隙間S2に押し込むようにすれば、カバー
本体26の弾性によって両斜板部24,24の山形屈曲
部25,25が隙間S2の対向面b,bに対しカバー本
体26の弾発力により弾接してそれに密着すると共に、
両係止板部27,27が隙間S2の前部開口端部28,
28に係止して、隙間S2を確実に塞ぐことができる。
【0023】この台間カバー2は、図3及び図5に示す
ように、パチンコ台10列の端にあるパチンコ台10と
壁Wとの間の隙間S3を塞ぐカバーとしても使用できる
もので、この場合も、カバー本体26の両斜板部24,
24を押さえ付けて、V字状開口部26oを閉じる状態
で、台間機11の側面bと壁Wの外側面cとの隙間S3
に押し込むようにすれば、カバー本体26の弾性によっ
て両斜板部24,24の山形屈曲部25,25が隙間S
3の対向面b,cに弾接して密着し、その隙間S2を確
実に塞ぐことができる。この場合、両係止板部27,2
7の一方が台間機11側の開口端部28に係止し、他方
の係止板部27は、図5に示すように、壁Wの外側面c
に押し付けられた状態に係止する。
【0024】上記台間カバー1の隙間S1,2に取り付
けにあたって、台枠3の前面にあるガラス扉4の開放側
(台枠3の右側枠6)では、このガラス扉4を図4
(A)の仮想線図示のように開放すれば、台枠3の左側
枠6に対する取付枠部16の取り付けを容易に行うこと
ができるが、ガラス扉4のヒンジ9側(台枠3の左側枠
5)は、ガラス扉4の枢着部となることから、取付枠部
16の取付けに際しては、断面略コ字状に形成されてい
る取付枠部16を平面状に展開した状態で、この展開状
取付枠部16を左側枠5の前端面とガラス扉4との隙間
Oから差し込んで、側枠5の前端部に嵌合させるように
する。
【0025】図8は、台間カバー1によって、パチンコ
台10の台枠3上面dと上支持枠32下面eとの間に形
成される隙間S4を塞ぐようにした実施形態を示す正面
図、図9は図8のT−T線拡大断面図である。図3及び
図6では、台枠3上面dと上支持枠32下面eとの間に
殆ど隙間がないように図示されているが、実際には、パ
チンコ台10の台枠3上面dと上支持枠32下面eとの
間にも隙間S4が形成されることが少なくない。
【0026】この隙間S4を塞ぐのに使用される台間カ
バー1は、台枠3側面aと台間機11側面bとの間に形
成される隙間S1を塞ぐ台間カバー1と構造的には全く
同じもので、ただ長さが異なるだけである。即ち、隙間
S4を塞ぐ場合に使用する台間カバー1は、図1及び図
8に示すように、パチンコ台10の幅Wよりも若干短い
長さL′を有し、このカバー本体15の一方の斜板部1
3に一体に連設される取付枠部16は、カバー本体15
の長さ方向両端部に対応する部分が夫々所要長さmずつ
切除されている。このように取付枠部16の両端部分が
夫々所要長さmずつ切除されているのは、台枠3の上横
枠7の一端部にガラス扉4のヒンジ9が位置するため、
取付枠部16の端部を上横枠7に嵌め込むことができな
いこと、また上横枠7の一端部に位置するヒンジ9が上
横枠7の左右何れの端部にあっても、同じ台間カバー1
をそのまま使用できて、非常に便利だからである。
【0027】この場合の台間カバー1の使用方法につい
て図1及び図8により説明すると、横断面略コ字状取付
枠部16の開口部16oをその弾性を利用して拡開しな
がら、台枠3の上横枠7前端部に嵌合して固定すると共
に、横断面略V字状カバー本体15の斜板部13,14
を両側から押え付けて、その開口部15oを閉じるよう
な状態で、台枠3の上横枠7と上支持枠31との間の隙
間S4にその前端側より挿入すれば、カバー本体15の
両斜板部13,14の屈曲部片19,18が隙間S1の
対向面d,eに夫々弾接して、この隙間S4を塞ぐこと
ができる。尚、図8において、33は台間機11の上端
部を上支持枠31の下面に固定するための固定金具、3
4は同台間機11の下端部を下支持枠32の上面に固定
するための固定金具である。図3及び図6に示す台間機
11の上下両端部も、このような固定金具33,34に
よって上下支持枠31,32に固定されるが、図示を省
略している。
【0028】以上説明したように、台間カバー1,2に
よって、パチンコ台10と台間機11又は12との間の
隙間S1、2つの台間機11,12間の隙間S2、パチ
ンコ台10列の端にあるパチンコ台10と壁Wとの間の
隙間S3、及びパチンコ台10の台枠3上面dと上支持
枠32下面eとの間に形成される隙間S4を塞ぐことが
できるから、これらの隙間S1,2からのカード、コイ
ン等の異物の投入を完全に阻止できて、その投入によっ
て生じるトラブルを防止することができる。
【0029】また、この台間カバー1,2は、構造が極
めて簡単なもので、プラスチックによって形成されるか
ら、製作が容易で、安価に提供できるものである。ま
た、この台間カバー1,2は、ガラス扉4の開閉に支障
を来すことなく取り付けることができると共に、取り付
けた状態においてカバー1,2の一部が不必要に露呈す
るなどしてパチンコ台10の外観を損なうようなことが
なく、しかも簡単容易に取り付けることができるもので
ある。
【0030】この実施形態では、遊戯台としてパチンコ
台10を例示したが、パチンコ台10に限るものではな
く、台枠3の前面にガラス扉4を備えたような遊戯台で
あればどのようなものでもよい。また、玉出し機等の台
間機11,12は、隣合うパチンコ台10,10間に2
つ以上並設されてもよい。
【0031】
【発明の効果】請求項1に係る発明の台間カバーは、一
対の斜板部よりなる横断面略V字状のカバー本体と、こ
のカバー本体の一方の斜板部に連設された横断面略コ字
状の取付枠部とからなるもので、取付枠部をその弾性を
利用して遊戯台の台枠の側枠前端部に嵌合固定すると共
に、カバー本体をその弾性を利用して遊戯台の台枠側面
と台間機側面との間の隙間あるいは台枠上面と上支持枠
下面との間の隙間に挿入することにより、カバー本体の
両斜板部の先端部が上記隙間の対向面に弾接して、隙間
を塞ぐようになっているから、その隙間からのカード、
コイン等の異物の投入を阻止できて、その投入により生
じるトラブルを防止することができる。
【0032】また、この発明の台間カバーは、構造が極
めて簡単で、プラスチックによって形成されるものであ
るから、製作が容易で、安価に提供でき、また遊戯台の
ガラス扉の開閉に支障を来すことなく取り付けることが
できると共に、取り付けた状態においてカバーの一部が
不必要に露呈するなどして遊戯台の外観を損なうような
ことがなく、しかも簡単容易に取り付けることができ
る。
【0033】請求項2に係る発明によれば、一方の斜板
部に一体に連設される取付枠部は、カバー本体の長さ方
向両端部に対応する部分が夫々所要長さずつ切除されて
いるから、取付枠部を台枠の側枠に取り付ける際に、ガ
ラス扉の枢着部分を避けて適切に取り付けることがで
き、また台枠側面と台間機側面との間の隙間にあっては
台間カバーを反転することによって、台間機の左右両側
の隙間に同じ形態の台間カバーを使用することができ、
また台枠上面と上支持枠下面との間の隙間では、ガラス
扉の枢着部分が台枠上面の左右何れの端部にあっても、
同じ台間カバーを同じ姿勢で使用でき、従って1種類の
台間カバーで済むから経済的である。
【0034】請求項3に係る発明によれば、カバー本体
の他方の斜板部が、その先端側に外向きに屈曲形成され
た屈曲部片を有するから、カバー本体の弾性力が隙間の
側面に対し有効に作用して、斜板部の先端部を隙間の側
面に確実に密接させることができる。
【0035】請求項4に係る発明によれば、カバー本体
の、取付枠部が連設される側の斜板が、その両端部に外
向きに屈曲形成された屈曲部片を有するから、カバー本
体の弾性力が隙間の側面に対し有効に作用して、斜板部
の先端部を隙間の側面に確実に密接させることができ
る。
【0036】請求項5に係る発明によれば、取付枠部
の、カバー本体と反対側の側板部が、その先端側に外向
き山形に屈曲された屈曲部片を有するから、この外向き
山形屈曲部片が有効な弾性効果を発揮して、側枠の内側
面に対し強く弾接し、この取付枠部の側枠前端部に確実
に固定させることができる。
【0037】請求項6に係る発明の台間カバーによれ
ば、横断面略V字状のカバー本体を、その弾性を利用し
て2つの台間機間の隙間、あるいは最端の遊戯台の台枠
側面と壁外側面との間の隙間に挿入して取り付けること
によって、その隙間からのカード、コイン等の異物の投
入を阻止できて、その投入により生じるトラブルを防止
することができる。特に、この台間カバーでは、カバー
本体の弾性によって両斜板部の山形屈曲部が隙間の対向
面に弾接してそれに密着すると共に、両係止板部が隙間
の開口端部に係止して、その隙間を確実に塞ぐことがで
きる。
【0038】また、この台間カバーは、構造が極めて簡
単で、プラスチックによって形成されるものであるか
ら、製作が容易で、安価に提供でき、また遊戯台のガラ
ス扉の開閉に支障を来すことなく取り付けることができ
ると共に、取り付けた状態においてはカバーの一部が不
必要に露呈するなどして遊戯台の外観を損なうようなこ
とがなく、しかも簡単容易に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る台間カバーを示す斜視図であ
る。
【図2】 本発明に係る他の台間カバーを示す斜視図で
ある。
【図3】 パチンコ店に設置されているパチンコ台及び
台間機を示す正面図である。
【図4】 (A)は図3のX−X線拡大断面図、(B)
は図3のY−Y線拡大断面図である。
【図5】 図3のZ−Z線拡大断面図である。
【図6】 パチンコ店に設置されているパチンコ台、並
びにパチンコ台間に配設された2つの台間機を示す正面
図である。
【図7】 図6のV−V線拡大断面図である。
【図8】 パチンコ台の台枠上面と上支持枠下面との間
の隙間を塞ぐ台間カバーの使用状態を特に示す正面図で
ある。
【図9】 図8のT−T線拡大断面図である。
【図10】 パチンコ点に並列状に設置されたパチンコ
台、及び隣合うパチンコ台間に配設された台間機を示す
正面図である。
【符号の説明】
S1〜S4 隙間 1,2 台間カバー 3 台枠 4 ガラス扉 5,6 台枠の側枠 7 台枠の上横枠 9 ガラス扉を台枠に取り付けるヒンジ 10 パチンコ台(遊戯台) 11,12 台間機 13,14 斜板部 15 カバー本体 16 取付枠部 18,19 屈曲部片 21,22 側板部 23 屈曲部片 24 斜板部 25 山形屈曲部 26 カバー本体 27 係止板部 28 隙間の開口端部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台枠の前面にガラス扉を備えたパチンコ
    台等の遊戯台を上下支持枠間に並設すると共に隣合う遊
    戯台間に玉出し機等の台間機を介設した時に台枠側面と
    台間機側面との間に形成される隙間あるいは台枠上面と
    上支持枠下面との間に形成される隙間を塞ぐためのプラ
    スチック製の台間カバーであって、 一対の斜板部よりなる横断面略V字状のカバー本体と、
    このカバー本体の一方の斜板部に連設され、カバー本体
    のV字状開口部とは逆向きに開口する横断面略コ字状の
    取付枠部と、からなり、 前記取付枠部をその弾性を利用して遊戯台の台枠前端部
    に嵌合固定すると共に、前記カバー本体をその弾性を利
    用して前記隙間に挿入し、両斜板部の先端部を前記隙間
    の対向面に弾接させるようにした遊戯台の台間カバー。
  2. 【請求項2】 前記カバー本体の一方の斜板部に一体に
    連設される取付枠部は、カバー本体の長さ方向両端部に
    対応する部分が夫々所要長さずつ切除されている請求項
    1に記載の遊戯台の台間カバー。
  3. 【請求項3】 前記カバー本体の他方の斜板部は、その
    先端側に外向きに屈曲形成された屈曲部片を有する請求
    項1又は2に記載の遊戯台の台間カバー。
  4. 【請求項4】 前記カバー本体の、取付枠部が連設され
    る側の斜板は、その両端部に外向きに屈曲形成された屈
    曲部片を有する請求項1〜3の何れかに記載の遊戯台の
    台間カバー。
  5. 【請求項5】 前記取付枠部の、カバー本体と反対側の
    側板部は、その先端側に外向き山形に屈曲された屈曲部
    片を有する請求項1〜4の何れかに記載の遊戯台の台間
    カバー。
  6. 【請求項6】 台枠の前面にガラス扉を備えたパチンコ
    台等の遊戯台を上下支持枠間に並設すると共に遊戯台間
    に複数の玉出し機等台間機を介設した時に台間機の側面
    間に形成される隙間あるいは最端の遊戯台の台枠側面と
    壁との間に形成される隙間を塞ぐためのプラスチック製
    の台間カバーであって、 一対の斜板部により横断面略V字状に形成されると共
    に、両斜板部に夫々外向き山形に形成された山形屈曲部
    を有するカバー本体と、このカバー本体を形成する両斜
    板部の夫々先端側に外向きに屈曲して形成された係止板
    部とからなり、 前記カバー本体をその弾性を利用して前記隙間に前方よ
    り挿入し、両山形屈曲部を隙間の対向面に弾接させると
    共に、両係止板部を前記隙間の前部開口端部に係止させ
    るようにした遊戯台の台間カバー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011072714A (ja) * 2009-10-01 2011-04-14 Ppi:Kk 遊技機における不正防止装置
JP2014161699A (ja) * 2013-02-28 2014-09-08 Kyoraku Sangyo Co Ltd 遊技場用設備

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