JP2003180684A - 健康管理指針アドバイス装置 - Google Patents

健康管理指針アドバイス装置

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JP2003180684A
JP2003180684A JP2001381403A JP2001381403A JP2003180684A JP 2003180684 A JP2003180684 A JP 2003180684A JP 2001381403 A JP2001381403 A JP 2001381403A JP 2001381403 A JP2001381403 A JP 2001381403A JP 2003180684 A JP2003180684 A JP 2003180684A
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health management
display
measurement
fat
management guideline
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JP2001381403A
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English (en)
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Takanobu Yamauchi
隆伸 山内
Tatsuya Kobayashi
達矢 小林
Satoshi Yamada
聡 山田
Kiichiro Miyata
喜一郎 宮田
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性の高い情報を提供し、有益な健康管理
指針を与えることのできる健康管理指針アドバイス装置
を提供する。 【解決手段】 超音波を送信してから、その反射波を受
信するまでの時間に基づいて、皮膚表面から脂肪層と筋
肉層の境界面までの距離を測定する測定手段を用いて、
脂肪層の状態を擬似化して、表示画面に表示するように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、健康管理に有益な
情報を提供する健康管理指針アドバイス装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の健康管理指針アドバイス
装置としては、たとえば、皮下脂肪厚測定装置がある。
皮下脂肪厚測定装置には、脂肪をつまんで、その厚みか
ら皮下脂肪厚を測定するキャリパー方式や、超音波の送
受信時間から脂肪層の厚みを測定するAモード方式や、
皮下脂肪の状態を画面上に見ることのできるBモード方
式の装置が一般的に知られている。
【0003】Bモード方式の装置の場合には、パルス送
波位置または送波方向を直線的に移動し、エコー受波信
号の包絡線波形を輝度変調して、対象の断層画像を表示
させるもので、これを用いれば脂肪層の状態を視覚的に
確認することができる。
【0004】しかしながら、Bモード方式の装置は高価
であり、通常医療用等に用いられ、一般家庭向けの装置
ではない。
【0005】一般家庭向けの装置としては、比較的安価
なキャリパー方式やAモード方式の装置が利用されてい
る。
【0006】しかし、キャリパー方式の装置の場合に
は、脂肪をつまんで測定するに過ぎないため、脂肪層の
状態を知ることはできないことは勿論のこと、測定精度
が低く信頼性が低い。
【0007】また、従来技術に係るAモード方式の装置
は、反射エコーの検出結果に基づいて、脂肪層であると
判定された単一の数値のみを表示させるようになってい
たために、脂肪層の状態についてまでは分からないとい
う問題があった。
【0008】すなわち、脂肪層と筋肉層がきれいに分か
れている場合には、特に問題はないが、脂肪が多層状態
(牛肉でいう、いわゆる「霜降り」の状態)の場合に
は、単一の数値のみ表示されても健康管理の上では参考
にする意味が低いものとなっていた。
【0009】また、このように脂肪が多層状態の場合に
は、反射エコーが多数返ってくるため、真の皮下脂肪厚
が表示されなかったり、測定の度に測定値が変わってし
まったり、判定ができずにエラーを表示するしかなかっ
たりするなどの問題もあった。
【0010】また、Aモード方式の装置の場合には、探
触子の先端を皮膚表面に当てて、超音波を送受信して、
その時間から厚みを測定するために、皮膚表面への押し
当て量によっては、適正な値が得られないという問題も
あった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述の通り、従来技術
の場合には、測定されて得た値の信頼性が低く健康管理
指針としては不十分であった。
【0012】本発明は上記従来技術の課題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、信頼性
の高い情報を提供し、有益な健康管理指針を与えること
のできる健康管理指針アドバイス装置を提供することに
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、超音波を送信してから、その反射
波を受信するまでの時間に基づいて、皮膚表面から脂肪
層と筋肉層の境界面までの距離を測定する測定手段を用
いて、脂肪層の状態を擬似化して表示するようにした。
【0014】本発明の構成によれば、脂肪層の状態が擬
似化して得られるため、健康管理の上で有益な情報を得
ることができる。ここで、脂肪層の状態を擬似化して表
示する態様としては、例えば、いかにも本物の脂肪層の
ように真似て表示させることもできるし、脂肪層の厚み
及び存在領域がおおよそ理解できる程度に模式化するこ
ともできる。
【0015】そして、脂肪層の状態を得るためには、B
モード方式を採用した装置のような高価で複雑な構成で
はなく、超音波の送受信時間に基づいて距離を測定する
という簡易な構成により実現できる。なお、上述した
「皮膚表面から脂肪層と筋肉層の境界面までの距離」と
は、下記のような場合も含む。すなわち、測定において
は測定手段と皮膚表面との間で超音波および反射波が効
率良く伝搬されるように、ゼリー状や液体の媒質を塗布
したりウォーターバッグなどの超音波結合材を介在させ
たりすることがある。これらの場合は、厳密には測定し
た距離に媒質や超音波結合材の厚みも含まれているが、
媒質の厚みが測定結果に影響を及ぼさない程度であれば
無視すれば良く、超音波結合材の厚みが既知であれば、
測定結果より既知の厚みを減ずれば、皮膚表面から脂肪
層と筋肉層の境界面までの距離を測定することができ
る。
【0016】また、通常、測定手段は測定部位である皮
膚表面に接触して超音波を送信し、その反射波を受信す
る探触子を備えている。そして、測定部位への探触子の
接触状態についても擬似化して表示させるようにするこ
とで、簡単に適正な測定をすることが可能となる。つま
り、超音波の送受信時間に基づいて距離を測定する場合
には、探触子の接触状態が測定結果に影響を及ぼす。従
って、探触子の接触状態を擬似化して表示することによ
って、表示されたものを見ながら測定できるため、簡単
に適正な測定を行うことが可能となる。ここで、接触状
態の態様としては、例えば、測定部位への接触圧力や測
定部位への進入深さ等が挙げられる。また、探触子の接
触状態を擬似化して表示する態様としては、接触圧力や
測定部位への進入深さ等を点灯するバーの個数を変える
ことによって表示すること等が挙げられる。
【0017】そして、接触状態が適正範囲である場合に
は、そうでない場合と表示形態を変えることで、接触状
態の変更操作を容易に行うことができ、より一層簡単に
適正な測定を行うことが可能となる。
【0018】また、受信する超音波の反射波のうち、脂
肪層と筋肉層の境界面であると判定されたものが複数あ
る場合には、それぞれ数値化(例えば、皮膚表面からの
距離に数値化)して、その複数の数値についても、脂肪
層の状態を擬似化したものと共に表示することによっ
て、より一層、脂肪層の状態を理解することが可能とな
る。
【0019】この場合に、脂肪層と筋肉層の境界面であ
ると判定されたものの全てが表示できるようにすること
もできるし、表示領域の範囲に制限がある場合には、そ
のうちの一部のみを表示させても良い。ただし、一部の
みを表示させる場合の態様としては、例えば、予め優先
順位を定めておき、その優先順位の高いグループのみを
表示させることができる。なお、優先順位には、例え
ば、数値の高低,真の値に近いと判断される順,反射波
の大きさ等が考えられる。また、表示内容を優先順位の
高いグループと優先順位の低いグループとを切り換える
ようにすれば、より一層健康管理における有益な情報を
提供できる。
【0020】また、複数の数値を表示する場合には、予
め定められた優先順位に基づいて、数値ごとに表示形態
を変えて表示するようにすれば、より一層、脂肪層の状
態の理解をし易くなる。なお、優先順位には、例えば、
数値の高低,真の値に近いと判断される順,反射波の大
きさ等が考えられる。
【0021】また、判定手段により、真と判定された数
値は、他の数値と表示形態を変えて表示するようにすれ
ば、より一層、脂肪層の状態の理解をし易くなる。
【0022】ここで、判定手段の判定手法としては、例
えば、反射波の大きさに基づく場合や、その他に得られ
た情報から、ある程度脂肪層の厚みを推定しておき、こ
の推定された範囲にあるものを真のものであると判定す
る場合等が考えられる。推定するために用いる情報とし
ては、例えば、BMIや体脂肪率が考えられる。また、
これらの情報の入手手段としては、これらの値そのもの
を入力させるようにしたり、個人データを入力させるよ
うにして、そのデータから計算したり、それらのデータ
についても測定する場合が考えられる。
【0023】また、表示形態を変えるための態様として
は、文字の大きさ,文字の字体,文字の太さ,文字の
色,文字の点滅の有無等が挙げられる。
【0024】また、表示画面に測定結果及びその他の情
報を表示させる場合には、表示領域の共通化を図ること
で、表示スペースを有効に利用でき、装置の小型化及び
表示内容の見易さの向上を図ることができる。
【0025】表示領域の共通化を図るものとしては、例
えば、脂肪層の状態を擬似化したもの等の測定結果,測
定開始から測定終了までの経過,測定結果を基にした判
定結果及びこの判定結果の程度を示すもの,測定部位へ
の探触子の接触状態を擬似化したものなどがある。従っ
て、これらのうち一つ以上の組を同じ表示領域上に表示
させることができる。
【0026】この場合に、表示すべきタイミングが重な
る場合には、交互に表示させたり、表示形態を各々変え
るようにしたりすれば良い。
【0027】また、超音波を送信してから、その反射波
を受信するまでの時間に基づいて、皮膚表面から脂肪層
と筋肉層の境界面までの距離を測定する測定手段を用い
て、時系列的に受信した反射波に対して、前記測定手段
によって測定された距離と経過時間との関係をマトリク
ス状に表示するようにしても、脂肪層の状態が理解で
き、健康管理の上で有益な情報を得ることができる。
【0028】この場合においても、測定部位への探触子
の接触状態についても擬似化して表示させるようにする
ことで、簡単に適正な測定をすることが可能となる。
【0029】また、記憶手段によって測定結果を記憶し
ておき、擬似化された脂肪層の状態の過去からの変動を
マトリクス状に表示することによって、より一層健康管
理における有益な情報を提供できる。
【0030】また、体脂肪率に関する情報(体脂肪率の
数値,体脂肪率の大きさを図化したもの(ドットやバー
の数等)、あるいは、体脂肪率に対する判定など)と皮
下脂肪に関する情報を同時あるいは交互に表示するよう
にすれば、より一層健康管理における有益な情報を提供
できる。
【0031】また、測定結果あるいは検出結果の表示を
行う複数のバーを設けて、各バーの長さが一定量に対応
するように設定し、測定結果あるいは検出結果に応じて
点灯あるいは点滅または消灯するバーの位置や数を変え
るようにすれば、測定結果あるいは検出結果の認識が容
易になる。ここで、測定結果あるいは検出結果には、例
えば、皮下脂肪厚,体脂肪率,体脂肪量,探触子の押圧
力,探触子の皮膚への進入量などが含まれる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0033】最初に、本発明を適用し得る装置における
大まかな構成について各種例を説明する。
【0034】(装置例1)図1は本発明の実施の形態に
係る健康管理指針アドバイス装置の全体構成図であり、
一部を断面図としたものである。
【0035】図1に示す健康管理指針アドバイス装置1
00は、皮下脂肪厚のみを測定可能な装置である。この
健康管理指針アドバイス装置100は、概略、プローブ
ユニット110と、装置本体120と、を備える。
【0036】プローブユニット110は、プローブユニ
ット110を持つための把手111と、皮膚の表面に当
接させた状態で、超音波の送受信を行う不図示の超音波
振動子を具備する探触子112と、を備える。
【0037】また、装置本体120は各種入力情報や各
種測定結果を表示する表示画面121と、装置の電源入
力のオンオフを行う電源ボタン122と、各種設定変更
を行う設定ボタン123と、測定を開始するためのスイ
ッチとなる測定ボタン124と、個人情報等を入力する
ための入力ボタン125などを備える。
【0038】以上の構成により、本健康管理指針アドバ
イス装置100を利用する場合には、まず、電源ボタン
122により電源をオンにし、把手111を握って、測
定部位(測定したい部分の皮膚)に探触子112の表面
を当接させる。
【0039】そして、測定ボタン124を押すと、測定
が開始され、探触子112から超音波が発信する。発信
された超音波は、脂肪層と筋肉層との境界面で反射し、
その反射波を受信し、発信から受信までの時間に基づい
て、皮膚表面から脂肪層と筋肉層との境界面までの距離
が、不図示の測定手段によって測定される。
【0040】この測定結果に関する情報が、表示画面1
21に表示されることによって、脂肪層の厚み等を含む
脂肪層の状態を知ることが可能となる。これにより、健
康管理の指針として、有益な情報を得ることができる。
【0041】(装置例2)図2は本発明の実施の形態に
係る健康管理指針アドバイス装置の一部構成図であり、
プローブユニットのみを示したもので、(a)(b)
(d)は断面図であり、(c)は正面図である。なお、
(b)(d)は(c)中のAA断面図であり、(a)は
(b)中のBB断面に相当する全体の断面図である。ま
た、(b)は測定部位にわずかに接触した状態を示し、
(d)は測定部位に押し込むように接触した状態を示し
ている。
【0042】本健康管理指針アドバイス装置の場合に
は、探触子の測定部位への接触状態についても検出でき
るように構成したものである。
【0043】本実施の形態におけるプローブユニット2
10は、ケース本体211と、超音波の送受信を行う不
図示の超音波振動子を具備する探触子212と、スライ
ド自在に構成されたスライドカバー215と、スライド
カバー215に接続された板バネ213と、板バネ21
3の撓み量を検知するための歪みゲージ214と、歪み
ゲージ214の歪み量を算出するための回路が形成され
た基板216と、を備える。
【0044】以上の構成により、本実施の形態の場合に
は、探触子212を測定部位250に押し当てた際に、
押し込み量によって、スライドカバー215がスライド
する量が変わり、この量に応じて板バネ213の撓み量
も変わり、歪みゲージ214の歪み量も変わるため、探
触子212の測定部位250への接触状態(接触圧ある
いは接触圧から換算された測定部位250への進入量
等)を検出することができる。
【0045】このように接触状態を検出できるようにし
たのは、筋肉層は変形しにくいのに対して、脂肪層は変
形しやすいため、探触子の押し込み量によって、測定結
果が変わってしまうからである。
【0046】なお、装置本体については、上記図1で示
したものを適用可能であるので、ここでは、その説明は
省略する。
【0047】(装置例3)図3は本発明の実施の形態に
係る健康管理指針アドバイス装置の全体構成図である。
【0048】図3に示す健康管理指針アドバイス装置3
00は、皮下脂肪厚と体脂肪率を測定可能な装置であ
る。この健康管理指針アドバイス装置300は、皮下脂
肪厚を測定するために超音波の送受信を行う不図示の超
音波振動子を具備する探触子301と、体脂肪率を測定
するために人体に電流を流すための電極302と、各種
入力情報や各種測定結果を表示する表示画面303と、
装置の電源入力のオンオフを行う電源ボタン304と、
各種設定変更を行う設定ボタン305と、測定を開始す
るためのスイッチとなる測定ボタン306と、個人情報
等を入力するための入力ボタン307などを備える。
【0049】以上の構成により、体脂肪率を測定する場
合には、設定ボタン305によって体脂肪を測定するモ
ードにした状態で、入力ボタン307により個人情報を
入力し、測定ボタン306を押した後に、左右に設けら
れた電極302をそれぞれ両手で握る。
【0050】すると、生体インピーダンスが測定され、
その測定結果と、個人情報に基づいて、体脂肪率が測定
される。なお、このとき、体脂肪の量について算出する
こともできる。
【0051】また、皮下脂肪厚を測定する場合には、上
記図1を参照して説明したものと同様に、探触子301
を皮膚表面に当接させた状態で、測定ボタン306を押
すことで、超音波の送受信によって、皮下脂肪厚が測定
される。
【0052】このように測定された、体脂肪率や皮下脂
肪厚などの測定結果に関する情報が表示画面303に表
示される。
【0053】なお、探触子301の部分に関しては、上
記図2に示す装置のように、接触状態についても検出で
きる構成とすることもできる。
【0054】次に、これまで説明した装置例の全部ある
いは一部に適用することのできる詳細部の構成につい
て、各種実施の形態を説明する。なお、各種実施の形態
で参照する図面においては、同一構成部分については同
一の符号を付して、適宜、その説明は省略する。
【0055】(第1の実施の形態)図4〜図13を参照
して、本発明の第1の実施の形態に係る健康管理指針ア
ドバイス装置について説明する。本実施の形態に係る健
康管理指針アドバイス装置は、上述した装置例1〜3の
いずれについても適用可能である。
【0056】図4は本発明の第1の実施の形態に係る健
康管理指針アドバイス装置の構成ブロック図である。
【0057】図示のように、本実施の形態に係る健康管
理指針アドバイス装置は、各種演算処理を行う他、各部
の制御を司るCPUB1と、個人情報等の情報入力を行
う入力部B2と、皮下脂肪厚の測定を行う皮下脂肪厚測
定部B3と、入力情報や測定結果を表示する表示部B4
と、を備える。
【0058】なお、上記装置例2,3の場合には、その
他、接触状態を検出するための検出部や体脂肪率を測定
する測定部などを備えるが、本実施の形態の特徴的な構
成とは直接関係ないため、本実施の形態では、その説明
は行わない。
【0059】図5は本発明の第1の実施の形態に係る健
康管理指針アドバイス装置における表示画面の表示例で
ある。
【0060】図示のように、本実施の形態では、表示画
面1は、LCDやLED等により構成されている。暗い
場所でも視認できるようにしたい場合はLEDやバック
ライト付きLCDを利用すると良い。表示画面1は、脂
肪層の状態を擬似化して表示する第1表示領域11を有
している。また、第1表示領域11は、複数のバーから
構成されている。
【0061】また、本実施の形態では、表示画面1の側
であって、第1表示領域11に対応する位置に、脂肪層
の状態に対する判定内容を表示する判定結果表示部2が
設けられている。この判定結果表示部2には、例えば、
図示のように、「厚い」「やや厚い」「標準」「薄い」
などの判定結果を表示することができる。
【0062】そして、本実施の形態では、超音波の反射
波を複数受信した場合であって、脂肪層と筋肉層の境界
面からの反射波であると判定されたものについては、そ
れぞれ、その皮膚表面から脂肪層と筋肉層の境界面まで
の距離に相当するバーを点灯あるいは点滅させること
で、脂肪層の状態を擬似的に表示させている。
【0063】つまり、測定を行ったユーザは、点灯ある
いは点滅するバーを見ることで、脂肪層と筋肉層の境界
面までの距離をおおよそ知ることが可能となる。そし
て、この境界面が複数存在する場合には、それぞれの境
界面の位置を認識することが可能となる。
【0064】従って、例え、脂肪が多層状態(牛肉でい
う、いわゆる「霜降り」の状態)の場合であっても、そ
れを認識することができる。
【0065】これにより、従来技術に係るAモード方式
を採用した脂肪厚測定装置の場合には、単に、脂肪厚の
みが数値で表示されるため、脂肪が多層状態の場合に
は、参考になる情報を得ることが困難であったのに対し
て、本実施の形態では、脂肪層の状態をおおよそ認識で
きるため、健康管理の上で有効な情報を得ることができ
る。
【0066】また、本実施の形態では、表示画面1上
に、第1表示領域11とは異なる領域に、皮膚表面から
脂肪層と筋肉層の境界面までの距離を数値化した数値に
ついて表示する第2表示領域12を備えている。
【0067】従って、擬似的に表示された脂肪層の状態
と共に、数値も表示されることで、ユーザは、より一層
脂肪層の状態を認識しやすく、健康管理に役立つ。
【0068】また、脂肪層と筋肉層の境界面からの反射
波であると判定されたものが複数存在する場合には、第
2表示領域12に、それぞれ数値化した数値を複数表示
するようにした。
【0069】なお、図に示す例では、2つまで表示でき
るようにした。ただし、表示できる個数は適宜設定でき
ることは言うまでもない。
【0070】ここで、表示できる個数以上に、脂肪層と
筋肉層の境界面からの反射波であると判定されたものが
複数存在する場合には、予め定めた優先順位に基づい
て、優先順位の高いグループのみを表示させる。ただ
し、表示させなかった優先順位の低いグループについて
は、設定ボタンを用いて表示を切り換えたり、入力ボタ
ンを用いて表示をスクロールしたりすることで表示させ
ても良い。
【0071】ここで、優先順位としては、例えば、数値
が大きい順,数値が小さい順,反射波の大きい順,真の
脂肪層(皮膚表面側の脂肪層表面から、脂肪層と筋肉層
が混在する部分がなくなり、完全な筋肉層に至るまでの
層)と判定されたものに近い順などが挙げられる。な
お、真の脂肪層の判定手法としては、例えば、身長と体
重から算出される体格指数(Body Mass In
dex(BMI))や体脂肪などに基づいて、予め、あ
る程度皮下脂肪厚を予想しておくことが考えられる。な
お、これら体格指数や体脂肪は直接これらの数値が入力
されるようにすることもできるし、入力された個人情報
に基づくこともできるし、測定により得ることもでき
る。
【0072】また、本実施の形態では、数値を複数表示
する場合には、上述した優先順位に基づいて、各数値
(文字)の表示形態を変えて表示できるように構成され
ている。
【0073】つまり、本実施の形態では、優先順位の最
も高いものについては、文字サイズを大きくすると共
に、点滅させており、他の数値は文字サイズを小さくし
て、点灯させるようにしている。
【0074】これにより、脂肪の状態を、より一層認識
し易くしている。
【0075】また、本実施の形態では、第1表示領域1
1への表示についても、優先順位の最も高いものと、そ
れ以外のものとを区別するために、優先順位の最も高い
ものについては点滅させて、それ以外は点灯させること
で、脂肪の状態を、より一層認識し易くしている。
【0076】なお、表示形態の変え方としては、これま
で説明したように、文字サイズの大小や、点滅と点灯と
の違いの他に、文字の字体,文字の太さ,文字の色を変
えることで実現可能である。
【0077】図6は本発明の実施の形態に係る健康管理
指針アドバイス装置における概略動作を示す動作フロー
図である。なお、本動作フローは、以下に説明する各実
施の形態においても適用される基本的な動作フローであ
る。
【0078】本実施の形態では、まず、超音波の送受信
による皮下脂肪厚測定が行われ(S100)、受信した
反射波から、皮下脂肪厚の判定処理が行われ(S20
0)、その後、結果表示処理が行われる(S300)。
【0079】図7は図6における皮下脂肪厚測定S10
0の内容を示すフローである。本フローについても、以
下に説明する各実施の形態においても適用される基本的
なフローである。
【0080】図示のように、皮下脂肪厚測定S100で
は、まず、超音波の送信を行い(S101)、その反射
波(反射超音波)の受信を行い、その受信時間を検出し
(S102)、これにより送受信時間を測定し(S10
3)、この時間を厚さに変換する演算を行う(S10
4)。
【0081】そして、本実施の形態では、送受信を行う
測定回数が予め設定されており、設定された測定回数が
完了したか否かを監視し(S105)、完了していなけ
れば、再び、超音波の送信を行い(S101)、完了し
ていれば、本処理を終了する(S106)。
【0082】図8は図6における皮下脂肪厚判定処理S
200の内容を示すフローである。本フローについて
も、以下に説明する各実施の形態においても適用される
基本的なフローである。
【0083】図示のように、皮下脂肪厚判定処理S20
0では、まず、前記個人情報として入力された年令,性
別,及びBMIなどから想定される範囲外の測定値を異
常データとして除去して(S201)、層判別を行い
(S202)、複数回の測定値から層毎に測定値を平均
化する(S203)。
【0084】そして、個人情報から真とされる皮下脂肪
層を決定して(S204)、処理を終了する(S20
5)。
【0085】次に、本発明の実施の形態に係る健康管理
指針アドバイス装置におけるユーザの動作手順を説明す
る。
【0086】図9は本発明の実施の形態に係る健康管理
指針アドバイス装置におけるユーザの動作手順に基づく
動作フローである。本フローは、以下に説明する各実施
の形態においても適用される基本的な動作フローであ
る。
【0087】ユーザが電源ボタンを押すと、電源スイッ
チがオンとなり(S11)、個人データが入力されると
(S12)、測定スイッチがオンになるか否かを監視す
る(S13)。
【0088】測定スイッチがオンにされると測定処理が
開始される(S500)。その後、皮下脂肪厚判定処理
が行われ(S200)、結果表示処理が行われる(S3
00)。なお、皮下脂肪厚判定処理(S200)につい
ては、上記図8を参照して説明した通りである。
【0089】図10は、図9における測定処理(S50
0)の内容を示すフローである。
【0090】図示のように、測定処理(S500)は、
まず、測定中であることを表示して(S501)、皮下
脂肪厚測定を行い(S100)、測定が完了したか否か
を監視し(S502)、測定が完了したら本処理を終了
して(S503)、図9に示すフローに戻る。
【0091】なお、皮下脂肪厚測定(S100)は、上
記図7を参照して説明した通りである。
【0092】次に、図9における結果表示処理(S30
0)について、複数の態様を説明する。
【0093】図11は、図9における結果表示処理(S
300)の内容の一例を示すフローである。
【0094】図示のように、結果表示処理(S300)
は、まず、判別された脂肪層が複数あるか否かの判定を
行い(S301)、一つしかない場合には、その脂肪層
に対する測定値の平均値を皮下脂肪厚として表示し(S
302)、測定中の表示から測定結果バー(脂肪層の状
態を擬似的に表示させるためのバー)の表示に切り換え
て(S303)、本処理を終了して(S304)、図9
に示すフローに戻る。
【0095】一方、S301で、判別された脂肪層が複
数あった場合には、測定中の表示を中止して真値(真の
脂肪層の厚み)の表示を行い(S305)、他の皮下脂
肪厚の表示(数値による表示)を行い(S306)、測
定結果バーの複数表示(脂肪層の擬似的表示)を行い
(S307)、本処理を終了して(S304)、図9に
示すフローに戻る。
【0096】図12は、図9における結果表示処理(S
300)の内容の他の一例を示すフローである。
【0097】図示のように、結果表示処理(S300)
は、まず、判別された脂肪層が複数あるか否かの判定を
行い(S308)、一つしかない場合には、その脂肪層
に対する測定値の平均値を皮下脂肪厚として表示し(S
309)、測定中の表示から測定結果バー(脂肪層の状
態を擬似的に表示させるためのバー)の表示に切り換え
て(S310)、本処理を終了して(S311)、図9
に示すフローに戻る。
【0098】一方、S308で、判別された脂肪層が複
数あった場合には、測定中の表示を中止して真値(真の
脂肪層の厚み)の表示を行い(S312)、他の皮下脂
肪厚の表示(数値による表示)を行う(S313)。こ
の場合に、真値と判定された数値を大きく表示する(S
314)。そして、測定結果バーの複数表示(脂肪層の
擬似的表示)を行い(S315)、本処理を終了して
(S311)、図9に示すフローに戻る。
【0099】図13は、図9における結果表示処理(S
300)の内容の他の一例を示すフローである。
【0100】図示のように、結果表示処理(S300)
は、まず、判別された脂肪層が複数あるか否かの判定を
行い(S316)、一つしかない場合には、その脂肪層
に対する測定値の平均値を皮下脂肪厚として表示し(S
317)、測定中の表示から測定結果バー(脂肪層の状
態を擬似的に表示させるためのバー)の表示に切り換え
て(S318)、本処理を終了して(S319)、図9
に示すフローに戻る。
【0101】一方、S316で、判別された脂肪層が複
数あった場合には、測定中の表示を中止して真値(真の
脂肪層の厚み)の表示を行い(S320)、他の皮下脂
肪厚の表示(数値による表示)を行い(S321)、測
定結果バーの複数表示(脂肪層の擬似的表示)を行う
(S322)。この場合に、真値と判定された数値及び
バーを点滅表示し(S323)、本処理を終了して(S
323)、図9に示すフローに戻る。
【0102】(第2の実施の形態)図14を参照して、
本発明の第2の実施の形態に係る健康管理指針アドバイ
ス装置について説明する。本実施の形態では、上記第1
の実施の形態の構成に加え、測定中の経過時間を認識で
きるようにしたものである。
【0103】図14は本発明の第2の実施の形態に係る
健康管理指針アドバイス装置における表示画面の表示例
である。
【0104】本実施の形態では、上述した第1表示領域
11において、測定中に経過時間とともに点灯するバー
を増やしていくように構成した。これにより、測定中
に、測定が終了するまでのおおよその時間を知ることが
できる。
【0105】また、この測定経過を表示する領域は、脂
肪層の状態を擬似化して表示する第1表示領域11を有
効に利用することから、表示画面1をコンパクトにする
ことができる。
【0106】(第3の実施の形態)図15を参照して、
本発明の第3の実施の形態に係る健康管理指針アドバイ
ス装置について説明する。本実施の形態では、上記第1
の実施の形態の構成に加え、第1表示領域11における
1セグメントを所定量に対応させる構成としたものであ
る。
【0107】図15は本発明の第3の実施の形態に係る
健康管理指針アドバイス装置における表示画面の表示例
である。
【0108】本実施の形態では、第1表示領域11にお
ける1本のバーを一定の厚さとすることによって、測定
された厚さに応じた位置のバーを点灯させるように構成
した。
【0109】従って、点灯するバーの位置によって、脂
肪厚を容易に認識することができる。
【0110】なお、本実施の形態では、測定された脂肪
厚について、1セグメントを所定量に対応させる場合を
示したが、この他の測定量、例えば、後述するように、
探触子の押圧力や進入厚み、あるいは、体脂肪率等につ
いて、1セグメントを所定量(通常、一定量)に対応さ
せることができる。
【0111】また、本実施の形態では、点灯するバーの
位置によって、厚みを認識できるようにした場合を示し
たが、点灯するバーの本数で厚み等の所定の測定量を認
識できるようにすることもできる。この場合、脂肪層が
多層状態で複数の測定値が存在する際には、各々表示形
態を変えれば良い。
【0112】また、測定データを記憶する記憶手段を具
備する場合には、過去のデータについても並べて、ある
いは表示形態を変えて表示させることで、皮下脂肪厚の
推移を容易に認識できる。
【0113】(第4の実施の形態)図16及び図17を
参照して、本発明の第4の実施の形態に係る健康管理指
針アドバイス装置について説明する。本実施の形態で
は、上記第1の実施の形態の構成に加え、超音波を発信
している間、超音波を発信している様子を擬似的に表示
する構成としたものである。
【0114】図16は本発明の第4の実施の形態に係る
健康管理指針アドバイス装置における表示画面の表示例
である。
【0115】本実施の形態では、上述した第1表示領域
11において、超音波の送受信動作が行われている間
に、点灯させるバーの個数を徐々に増減させる動作を行
うことによって、点灯領域を伸び縮みさせるように構成
した。これにより、超音波の発信状態を擬似的に表示さ
せて、超音波が発信されている様子をイメージできるよ
うにした。なお、図16(a)(b)は、それぞれ、発
信状態を擬似的に表示させる経過途中における異なる段
階(点灯するバーの数が異なっている)を示している。
【0116】従って、機器の動作状態を把握し易くなっ
た。
【0117】図17は本発明の第4の実施の形態に係る
健康管理指針アドバイス装置における測定処理フローで
ある。なお、上述した図9における測定処理(S50
0)の内容に相当するものである。
【0118】本実施の形態における測定処理(S50
0)は、まず、測定中であることを表示し(S50
4)、皮下脂肪厚測定を行い(S100)、上記のよう
に超音波発信状態を擬似的にしたものを表示し(S50
5)、測定が完了したか否かを監視し(S506)、測
定が完了したら図9に示すフローに戻る(S507)。
【0119】なお、皮下脂肪厚測定(S100)は、図
7を参照して説明した通りである。また、本実施の形態
では、この超音波発信状態を擬似的に表示する領域は、
脂肪層の状態を擬似化して表示する第1表示領域11を
有効に利用することから、表示画面1をコンパクトにす
ることができる。
【0120】(第5の実施の形態)図18〜図21を参
照して、本発明の第5の実施の形態に係る健康管理指針
アドバイス装置について説明する。本実施の形態に係る
健康管理指針アドバイス装置は、上述した装置例2及び
装置例3(ただし、図2に示す装置の機能を有する場
合)について適用可能である。
【0121】図18は本発明の第5の実施の形態に係る
健康管理指針アドバイス装置の構成ブロック図である。
【0122】図示のように、本実施の形態に係る健康管
理指針アドバイス装置は、各種演算処理を行う他、各部
の制御を司るCPUB1と、個人情報等の情報入力を行
う入力部B2と、皮下脂肪厚の測定を行う皮下脂肪厚測
定部B3と、入力情報や測定結果を表示する表示部B4
と、探触子の接触状態を検出する接触状態検出部B5
と、を備える。
【0123】なお、装置例3の場合には、その他、体脂
肪率を測定する測定部などを備えるが、本実施の形態の
特徴的な構成とは直接関係ないため、本実施の形態で
は、その説明は行わない。
【0124】図19は本発明の第5の実施の形態に係る
健康管理指針アドバイス装置における表示画面の表示例
である。
【0125】本実施の形態における表示画面1について
は、基本的には上述した第1の実施の形態と同一である
が、本実施の形態では、第1表示領域11に、探触子の
接触状態についても擬似的に表示させる構成とした。
【0126】すなわち、測定中における探触子の押し込
み状態を、その押圧力や測定部位への進入量に基づい
て、押し込み量に応じて、点灯するバーの個数や位置を
変えて表示するようにした。
【0127】これにより、測定毎に、押し込み状態が変
化してしまい、安定した結果が得られないというような
不具合を解消できるようになった。
【0128】また、押し込み量が最適な範囲を明示して
おくことによって、ユーザに適正な測定を促すようにす
ることもできる。なお、最適な範囲の明示態様として
は、押し込み量が最適な範囲であるバーの位置を表示し
ておく場合や、押し込み量が最適であると、バーが点滅
し、そうでないとバーを単に点灯させるようにする場合
が挙げられる。
【0129】図20は本発明の第5の実施の形態に係る
健康管理指針アドバイス装置における測定処理のフロー
の一例である。
【0130】この例では、測定処理S500は、まず、
測定中の接触状態の検出を行い(S508)、上述のよ
うに接触状態をバーによって擬似的に表示し(S50
9)、皮下脂肪厚測定を行い(S100)、測定が完了
したか否かを監視し(S510)、測定が完了したら本
処理を終了して(S511)、図9に示すフローに戻
る。
【0131】なお、皮下脂肪厚測定(S100)につい
ては、上記図7を参照して説明した通りである。
【0132】図21は本発明の第5の実施の形態に係る
健康管理指針アドバイス装置における測定処理のフロー
の他の一例である。
【0133】この例では、測定処理S500は、まず、
測定中の接触状態の検出を行い(S512)、接触状態
が最適な状態であるか否かの判別を行い、最適でなけれ
ば、上述のように接触状態をバーの点灯によって擬似的
に表示し(S514)、一方、最適であれば、接触状態
をバーの点滅によって擬似的に表示する(S517)。
そして、皮下脂肪厚測定を行い(S100)、測定が完
了したか否かを監視し(S515)、測定が完了したら
本処理を終了して(S516)、図9に示すフローに戻
る。
【0134】なお、皮下脂肪厚測定(S100)につい
ては、上記図7を参照して説明した通りである。また、
本実施の形態では、単に、接触状態が適正(最適)な状
態であるか否かを認識できるようにさせたものである
が、接触状態が適正である場合のみ、測定が可能とする
ような構成とすることも好適である。
【0135】(第6の実施の形態)図22及び図23を
参照して、本発明の第6の実施の形態に係る健康管理指
針アドバイス装置について説明する。本実施の形態に係
る健康管理指針アドバイス装置は、上述した装置例2及
び装置例3(ただし、図2に示す装置の機能を有する場
合)について適用可能である。
【0136】本発明の第6の実施の形態に係る健康管理
指針アドバイス装置におけるブロック図については、上
記第5の実施の形態で説明したものと同一である。
【0137】図22は本発明の第6の実施の形態に係る
健康管理指針アドバイス装置における表示画面の表示例
である。
【0138】図示のように、本実施の形態における表示
画面1では、脂肪層の状態を擬似化して、マトリクス状
に表示(ビットマップ表示)する第3表示領域13を有
している。この第3表示領域13についても、上記各実
施の形態で説明した第1表示領域11と同様に、超音波
の反射波を複数受信した場合であって、脂肪層と筋肉層
の境界面からの反射波であると判定されたものについて
は、それぞれ、その皮膚表面から脂肪層と筋肉層の境界
面までの距離に相当するバーを点灯あるいは点滅させる
ことで、脂肪層の状態を擬似的に表示させるものであ
る。
【0139】そして、本実施の形態における第3表示領
域13は、マトリクス状の表示が可能な構成となってい
る。そして、本実施の形態では、横軸を経過時間とし
て、縦軸を上記境界面までの距離(脂肪厚)として、測
定終了までの送受信毎の結果を表示するようにしてい
る。
【0140】なお、第2表示領域12には、測定終了後
に、最終的な結果(平均値)を表示する。
【0141】また、本実施の形態では、これらの表示領
域とは別に、探触子の接触状態を擬似的に表示するため
の第4表示領域14を備えている。この第4表示領域1
4における表示に関しては、上記第5の実施の形態にお
いて説明した、探触子の接触状態の表示構成(表示方
法)と同様であるので、その説明は省略する。
【0142】図23は本発明の第6の実施の形態に係る
健康管理指針アドバイス装置における測定処理フローで
ある。
【0143】図示のように、測定処理S500は、ま
ず、測定中の接触状態の検出を行い(S518)、接触
状態をバーによって擬似的に表示し(S519)、皮下
脂肪厚測定を行い(S100)、この測定結果を時系列
でドット表示し(S520)、測定が完了したか否かを
監視し(S521)、測定が完了したら本処理を終了し
て(S522)、図9に示すフローに戻る。
【0144】なお、皮下脂肪厚測定(S100)につい
ては、上記図7を参照して説明した通りである。
【0145】本実施の形態の構成によれば、皮下脂肪厚
の測定時間内での変化を視覚的に捕らえることが可能と
なり、探触子の押し込みすぎや脂肪状態等が分かり易い
という利点がある。
【0146】(第7の実施の形態)図24〜図27を参
照して、本発明の第7の実施の形態に係る健康管理指針
アドバイス装置について説明する。本実施の形態に係る
健康管理指針アドバイス装置は、上述した装置例3につ
いて適用可能である。
【0147】図24は本発明の第7の実施の形態に係る
健康管理指針アドバイス装置の構成ブロック図である。
【0148】図示のように、本実施の形態に係る健康管
理指針アドバイス装置は、各種演算処理を行う他、各部
の制御を司るCPUB1と、個人情報等の情報入力を行
う入力部B2と、皮下脂肪厚の測定を行う皮下脂肪厚測
定部B3と、入力情報や測定結果を表示する表示部B4
と、探触子の接触状態を検出する接触状態検出部B5
と、体脂肪の測定(体脂肪率や体脂肪量の測定)を行う
体脂肪測定部B6を備える。
【0149】図25は本発明の第7の実施の形態に係る
健康管理指針アドバイス装置における表示画面の表示例
である。
【0150】本実施の形態における表示画面1について
は、基本的には上述した第1の実施の形態と同一である
が、本実施の形態では、皮下脂肪厚に関する情報と共
に、体脂肪に関する情報についても表示できるようにし
た。
【0151】本実施の形態における第1表示領域11
は、第1領域11aと第2領域11bの2つに分かれて
おり、第1領域11aには脂肪層の状態を擬似的にした
ものを表示させ、第2領域11bには体脂肪率の大きさ
が一目でわかるように表示させた。なお、第1領域11
aにおける表示方法等については、上記第1の実施の形
態の場合と同様である。
【0152】また、第2表示領域12には、皮膚表面か
ら脂肪層と筋肉層の境界面までの距離の数値(皮下脂肪
厚の値)と、体脂肪率の数値を表示させるようにした。
【0153】図26は本発明の第7の実施の形態に係る
健康管理指針アドバイス装置における測定処理フローで
ある。
【0154】本実施の形態における測定処理(S50
0)は、まず、測定バーを表示し(S523)、皮下脂
肪厚測定を行い(S100)、次に、体脂肪率の測定を
行い(S524)、測定が完了したか否かを監視し(S
506)、測定が完了したら図9に示すフローに戻る
(S507)。
【0155】なお、皮下脂肪厚測定(S100)は、図
7を参照して説明した通りである。
【0156】図27は本発明の第7の実施の形態に係る
健康管理指針アドバイス装置における結果表示処理フロ
ーである。また、図9において、測定処理(S500)
に続いて実行される皮下脂肪厚判定処理(S200)
は、図8を参照して説明したとおりであるが、このうち
の異常データ除去(S201)と真の皮下脂肪層決定
(S204)の各処理においては、体脂肪の測定値を個
人情報に含めて処理することが好適である。
【0157】図示のように、結果表示処理(S300)
は、まず、判別された脂肪層が複数あるか否かの判定を
行い(S324)、一つしかない場合には、その脂肪層
に対する測定値の平均値を皮下脂肪厚として表示し(S
325)、測定中の表示から測定結果バー(脂肪層の状
態を擬似的に表示させるためのバー)の表示に切り換え
て(S326)、体脂肪率についても表示する(S32
7)。
【0158】一方、S324で、判別された脂肪層が複
数あった場合には、測定中の表示を中止して真値(真の
脂肪層の厚み)の表示を行い(S330)、他の皮下脂
肪厚の表示(数値による表示)を行い(S331)、測
定結果バーの複数表示(脂肪層の擬似的表示)を行った
(S332)後に、体脂肪率についても表示する(S3
27)。
【0159】そして、体脂肪判定バーを表示して(S3
28)、本処理を終了して(S329)、図9に示すフ
ローに戻る。
【0160】本実施の形態の構成によれば、皮下脂肪厚
に関する情報と体脂肪に関する情報のいずれも表示する
ため、健康管理の上で、非常に有効な情報を提供でき
る。
【0161】(第8の実施の形態)図28及び図29を
参照して、本発明の第8の実施の形態に係る健康管理指
針アドバイス装置について説明する。上記第7の実施の
形態では、皮下脂肪厚に関する情報と体脂肪に関する情
報を同時に表示させる構成を説明した。これに対して、
本実施の形態では、皮下脂肪厚に関する情報と体脂肪に
関する情報を交互に表示させる場合の構成を示す。この
表示方式の相違以外については、上記第7の実施の形態
の場合と同様であるので、同様の構成等については、そ
の説明は省略する。
【0162】図28は本発明の第8の実施の形態に係る
健康管理指針アドバイス装置における表示画面の表示例
である。
【0163】図示のように、本実施の形態では、図28
(a)に示す、皮下脂肪に関する情報の表示と、図28
(b)に示す、体脂肪に関する情報の表示を交互に表示
するようにした。
【0164】そして、皮下脂肪に関する情報を表示する
場合には、図28(a)に示すように、上記第1の実施
の形態の場合と同様の表示を行うようにした。
【0165】一方、体脂肪に関する情報を表示する場合
には、図28(b)に示すように、第1表示領域11に
は体脂肪率の判定結果を点灯するバーの個数によって表
示し、第2表示領域12には体脂肪率の値を表示するよ
うにした。
【0166】なお、本実施の形態においては、判定結果
表示部2の表示例としては、皮下脂肪厚と体脂肪率のい
ずれにも適用できるように、例えば、図示のように、数
字により、そのレベルを表示することができる。
【0167】図29は本発明の第8の実施の形態に係る
健康管理指針アドバイス装置における結果表示処理フロ
ーである。
【0168】図示のように、結果表示処理(S300)
は、まず、判別された脂肪層が複数あるか否かの判定を
行い(S333)、判別された脂肪層が複数あった場合
には、測定中の表示を中止して真値(真の脂肪層の厚
み)の表示を行う(S342)。
【0169】その後、あるいは、S333で一つしかな
いと判定されると、表示切り替え判定を行う(S33
4)。この表示切り替え判定は、所定のタイミングによ
って表示を切り替えるもので、一定時間を過ぎると、皮
下脂肪情報表示から体脂肪情報表示に切り替え、再び、
一定時間が過ぎると体脂肪情報表示から皮下脂肪情報表
示に切り替えるという動作を繰り返す。
【0170】そして、表示終了時間が過ぎたか否かの監
視を行い(S335)、過ぎていなければ、皮下脂肪の
表示を行うタイミングであるか否かの判定を行い(S3
36)、そうであれば、皮下脂肪厚の表示を行い(S3
37)、測定結果バーの表示を行い(S338)、体脂
肪が複数層であるか否かの判定を行って(S339)、
複数層の場合には、更に、複数の皮下脂肪厚の表示(数
値による表示)を行い(S340)、測定結果バーの複
数表示(脂肪層の擬似的表示)を行う(S341)。
【0171】一方、S336で、皮下脂肪の表示を行う
タイミングではない場合には、体脂肪率の表示を行い
(S343)、体脂肪測定結果バーの表示を行う(S3
44)。
【0172】このようにして、皮下脂肪に関する情報と
体脂肪に関する情報を交互に表示して、予め設定された
表示終了時間になると(S335)、本処理を終了して
(S345)、図9に示すフローに戻る。
【0173】本実施の形態の構成によれば、上記第7の
実施の形態の場合と同様に、健康管理の上で、非常に有
効な情報を提供できる他、各情報の表示領域が増えるた
め、表示可能な情報量を、上記第7の実施の形態に比べ
て、多くすることができるという利点がある。
【0174】(第9の実施の形態)図30及び図31を
参照して、本発明の第9の実施の形態に係る健康管理指
針アドバイス装置について説明する。本実施の形態に係
る健康管理指針アドバイス装置は、上述した装置例1〜
3のいずれについても適用可能である。
【0175】図30は本発明の第9の実施の形態に係る
健康管理指針アドバイス装置の構成ブロック図である。
【0176】図示のように、本実施の形態に係る健康管
理指針アドバイス装置は、各種演算処理を行う他、各部
の制御を司るCPUB1と、個人情報等の情報入力を行
う入力部B2と、皮下脂肪厚の測定を行う皮下脂肪厚測
定部B3と、入力情報や測定結果を表示する表示部B4
と、探触子の接触状態を検出する接触状態検出部B5
と、体脂肪の測定(体脂肪率や体脂肪量の測定)を行う
体脂肪測定部B6と、測定結果を長期保存可能なメモリ
B7を備える。ただし、装置例1の場合には、接触状態
検出部B5及び体脂肪測定部B6は備えておらず、装置
例2の場合には、体脂肪測定部B6は備えておらず、装
置例3の場合には、接触状態検出部B5は備えていて
も、備えていなくても良い。
【0177】図31は本発明の第9の実施の形態に係る
健康管理指針アドバイス装置における表示画面の表示例
である。
【0178】本実施の形態における第1表示領域11
は、第1領域11aと第2領域11bの2つに分かれて
おり、第1領域11aには前回測定した際の、脂肪層の
状態を擬似的にしたものを表示させ、第2領域11bに
は今回測定した際の、脂肪層の状態を擬似的にしたもの
を表示させるようにした。
【0179】なお、脂肪層の状態を擬似的にしたものを
表示させる方法等については、上記第1の実施の形態の
場合と同様である。
【0180】また、第2表示領域12には、前回測定し
た測定結果と、今回測定した測定結果をそれぞれ表示さ
せるようにした。
【0181】ここで、メモリには、ユーザ毎に区別し
て、各ユーザの測定結果及びその他個人情報を記憶させ
ておき、2回目からの測定を行う場合には、各ユーザが
自己の記憶内容を呼び出すことで、前回の測定結果の比
較を行うことができるほか、個人情報の入力を全部また
は一部省略することができる。例えば、図に示す例で
は、個人番号を割り振ることで、各ユーザは個々に自己
の情報を記憶させることができる。
【0182】(第10の実施の形態)図32〜図35を
参照して、本発明の第10の実施の形態に係る健康管理
指針アドバイス装置について説明する。本実施の形態で
は、上記第9の実施の形態における、脂肪層の擬似的表
示をマトリクス状に表示するようにしたものである。
【0183】図32及び図33は本発明の第10の実施
の形態に係る健康管理指針アドバイス装置における表示
画面の表示例である。
【0184】図示のように、本実施の形態における表示
画面1では、脂肪層の状態を擬似化して、マトリクス状
に表示(ビットマップ表示)する第3表示領域13を有
している。この第3表示領域13についても、上記各実
施の形態で説明した第1表示領域11と同様に、超音波
の反射波を複数受信した場合であって、脂肪層と筋肉層
の境界面からの反射波であると判定されたものについて
は、それぞれ、その皮膚表面から脂肪層と筋肉層の境界
面までの距離に相当するバーを点灯あるいは点滅させる
ことで、脂肪層の状態を擬似的に表示させるものであ
る。
【0185】そして、本実施の形態では、上記第9の実
施の形態で説明したように、過去の測定データを記憶し
ておき、第3表示領域13に今回の測定結果に、過去の
複数の測定結果も合わせて、表示させることで、長期に
わたる脂肪層の状態変化を表示できるように構成した。
【0186】また、第2表示領域12には、今回の測定
結果のみ(複数の数値がある場合には2つまでの数値結
果)を表示するようにした。
【0187】本実施の形態の構成によれば、上記第9の
実施の形態に比べて長期にわたる脂肪層の状態の推移を
表示できるため、より一層、健康管理上、非常に有効な
情報を提供できる。
【0188】また、体脂肪を測定する機能を備えた装置
の場合(上記装置例3の場合)には、体脂肪の測定結果
も記憶させておき、図33に示すように、第3表示領域
13には体脂肪率の推移も合わせて表示し、第2表示領
域12とは別に、今回の体脂肪率を第4表示領域14に
表示するようにすることもできる。
【0189】従って、より一層、健康管理上、非常に有
効な情報を提供できる。
【0190】図34は本発明の第10の実施の形態に係
る健康管理指針アドバイス装置における測定処理フロー
である。ただし、皮下脂肪厚に関する測定処理フローの
み示している。
【0191】本実施の形態における測定処理(S50
0)は、まず、皮下脂肪厚測定を行い(S100)、測
定結果をドット表示し(S527)、測定が完了したか
否かの監視を行い(S528)、測定が完了したら図9
に示すフローに戻る(S507)。
【0192】なお、皮下脂肪厚測定(S100)は、図
7を参照して説明した通りである。
【0193】図35は本発明の第10の実施の形態に係
る健康管理指針アドバイス装置における結果表示処理フ
ローである。ただし、皮下脂肪に関する結果表示処理フ
ローのみ示している。
【0194】図示のように、結果表示処理(S300)
は、まず、判別された脂肪層が複数あるか否かの判定を
行い(S346)、一つしかない場合には、その結果を
メモリに保存し(S347)、その受信エコーから測定
(算出)された皮下脂肪厚を表示し(S348)、今回
の測定結果バー(脂肪層の状態を擬似的に表示させるた
めのバー)を表示して(S349)、前回から順に過去
の測定結果(ここでは3か月分)を表示する(S35
0)。
【0195】一方、S346で、判別された脂肪層が複
数あった場合には、測定中の表示を中止して真値(真の
脂肪層の厚み)の表示を行い(S354)、結果をメモ
リに保存し(S355)、他の皮下脂肪厚の表示(数値
による表示)を行い(S356)、今回の測定結果バー
の複数表示(脂肪層の擬似的表示)を行った(S35
7)後に、前回から順に所定回数分の過去の測定結果
(ここでは3か月分)を表示する(S350)。
【0196】そして、前回の測定結果バーを表示し(S
351)、前回から順に過去の測定結果(ここでは3か
月分)を表示して(S352)、本処理を終了して(S
353)、図9に示すフローに戻る。
【0197】(その他の実施の形態)これまで説明した
各種実施の形態については、適宜組み合わせて適用する
ことができる。
【0198】また、各種の表示を行う場合における表示
領域に関しては、適宜同じ領域を適用することが可能で
ある。例えば、脂肪層の状態を擬似化したもの等の測定
結果,測定開始から測定終了までの経過,測定結果を基
にした判定結果及びこの判定結果の程度を示すもの,測
定部位への探触子の接触状態を擬似化したものなどがあ
る。従って、これらのうち一つ以上の組を同じ表示領域
上に表示させることができる。
【0199】この場合に、表示すべきタイミングが重な
る場合には、交互に表示させたり、表示形態を各々変え
るようにしたりすれば良い。
【0200】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、簡易な
構成で、脂肪層の状態を表示することにより、信頼性の
高い情報を提供し、有益な健康管理指針を与えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る健康管理指針アドバ
イス装置(装置例1)の全体構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る健康管理指針アドバ
イス装置(装置例2)の一部構成図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る健康管理指針アドバ
イス装置(装置例3)の全体構成図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る健康管理指針
アドバイス装置の構成ブロック図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る健康管理指針
アドバイス装置における表示画面の表示例である。
【図6】本発明の実施の形態に係る健康管理指針アドバ
イス装置における概略動作を示す動作フロー図である。
【図7】図6における皮下脂肪厚測定の内容を示すフロ
ーである。
【図8】図6における皮下脂肪厚判定処理の内容を示す
フローである。
【図9】本発明の実施の形態に係る健康管理指針アドバ
イス装置におけるユーザの動作手順に基づく動作フロー
である。
【図10】図9における測定処理の内容を示すフローで
ある。
【図11】図9における結果表示処理の内容の一例を示
すフローである。
【図12】図9における結果表示処理の内容の他の一例
を示すフローである。
【図13】図9における結果表示処理の内容の他の一例
を示すフローである。
【図14】本発明の第2の実施の形態に係る健康管理指
針アドバイス装置における表示画面の表示例である。
【図15】本発明の第3の実施の形態に係る健康管理指
針アドバイス装置における表示画面の表示例である。
【図16】本発明の第4の実施の形態に係る健康管理指
針アドバイス装置における表示画面の表示例である。
【図17】本発明の第4の実施の形態に係る健康管理指
針アドバイス装置における測定処理フローである。
【図18】本発明の第5の実施の形態に係る健康管理指
針アドバイス装置の構成ブロック図である。
【図19】本発明の第5の実施の形態に係る健康管理指
針アドバイス装置における表示画面の表示例である。
【図20】本発明の第5の実施の形態に係る健康管理指
針アドバイス装置における測定処理のフローの一例であ
る。
【図21】本発明の第5の実施の形態に係る健康管理指
針アドバイス装置における測定処理のフローの他の一例
である。
【図22】本発明の第6の実施の形態に係る健康管理指
針アドバイス装置における表示画面の表示例である。
【図23】本発明の第6の実施の形態に係る健康管理指
針アドバイス装置における測定処理フローである。
【図24】本発明の第7の実施の形態に係る健康管理指
針アドバイス装置の構成ブロック図である。
【図25】本発明の第7の実施の形態に係る健康管理指
針アドバイス装置における表示画面の表示例である。
【図26】本発明の第7の実施の形態に係る健康管理指
針アドバイス装置における測定処理フローである。
【図27】本発明の第7の実施の形態に係る健康管理指
針アドバイス装置における結果表示処理フローである。
【図28】本発明の第8の実施の形態に係る健康管理指
針アドバイス装置における表示画面の表示例である。
【図29】本発明の第8の実施の形態に係る健康管理指
針アドバイス装置における結果表示処理フローである。
【図30】本発明の第9の実施の形態に係る健康管理指
針アドバイス装置の構成ブロック図である。
【図31】本発明の第9の実施の形態に係る健康管理指
針アドバイス装置における表示画面の表示例である。
【図32】本発明の第10の実施の形態に係る健康管理
指針アドバイス装置における表示画面の表示例である。
【図33】本発明の第10の実施の形態に係る健康管理
指針アドバイス装置における表示画面の表示例である。
【図34】本発明の第10の実施の形態に係る健康管理
指針アドバイス装置における測定処理フローである。
【図35】本発明の第10の実施の形態に係る健康管理
指針アドバイス装置における結果表示処理フローであ
る。
【符号の説明】
1 表示画面 11 第1表示領域 11a 第1領域 11b 第2領域 12 第2表示領域 13 第3表示領域 14 第4表示領域 2 判定結果表示部 100 健康管理指針アドバイス装置 110 プローブユニット 111 把手 112 探触子 120 装置本体 121 表示画面 122 電源ボタン 123 設定ボタン 124 測定ボタン 125 入力ボタン 210 プローブユニット 211 ケース本体 212 探触子 213 板バネ 214 歪みゲージ 215 スライドカバー 216 基板 300 健康管理指針アドバイス装置 301 探触子 302 電極 303 表示画面 304 電源ボタン 305 測定ボタン 305 設定ボタン 306 測定ボタン 307 入力ボタン B1 CPU B2 入力部 B3 皮下脂肪厚測定部 B4 表示部 B5 接触状態検出部 B6 体脂肪測定部 B7 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 達矢 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 株式会社オムロンライフ サイエンス研究所内 (72)発明者 山田 聡 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 株式会社オムロンライフ サイエンス研究所内 (72)発明者 宮田 喜一郎 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 株式会社オムロンライフ サイエンス研究所内 Fターム(参考) 4C038 VA03 VB28 VC14 4C301 AA02 DD22 EE12 EE20 GA01 JC16 KK02 KK33 KK40 4C601 DD01 DD02 EE10 EE30 GA01 JC15 JC20 JC40 KK02 KK33 KK35 KK50

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】超音波を送信してから、その反射波を受信
    するまでの時間に基づいて、皮膚表面から脂肪層と筋肉
    層の境界面までの距離を測定する測定手段と、 該測定手段による測定結果から、脂肪層の状態を擬似化
    して表示する表示領域を有する表示画面と、を備えるこ
    とを特徴とする健康管理指針アドバイス装置。
  2. 【請求項2】超音波を送信してから、その反射波を受信
    するまでの時間に基づいて、皮膚表面から脂肪層と筋肉
    層の境界面までの距離を測定する測定手段と、 該測定手段によって、前記境界面までの距離が複数測定
    された場合には、測定された複数の距離の数値を表示す
    る表示領域を有する表示画面と、を備えることを特徴と
    する健康管理指針アドバイス装置。
  3. 【請求項3】皮膚表面から脂肪層と筋肉層の境界面まで
    の距離を測定する測定手段と、 該測定手段による測定結果から、脂肪層の状態を擬似化
    して表示する表示領域を有する表示画面と、を備える健
    康管理指針アドバイス装置であって、 前記測定手段による測定開始から測定終了までの経過
    を、前記表示領域に段階的に示し、その後、脂肪層の状
    態を該表示領域に示すことを特徴とする健康管理指針ア
    ドバイス装置。
  4. 【請求項4】前記測定手段は、超音波を送信してから、
    その反射波を受信するまでの時間に基づいて、皮膚表面
    から脂肪層と筋肉層の境界面までの距離を測定すること
    を特徴とする請求項3に記載の健康管理指針アドバイス
    装置。
  5. 【請求項5】前記測定手段は、測定部位である前記皮膚
    表面に接触して超音波を送信し、その反射波を受信する
    探触子を備えると共に、 前記測定部位への前記探触子の接触状態を検出する検出
    手段を設け、 該検出手段の検出結果に基づいて、接触状態を擬似化し
    て前記表示画面上に表示することを特徴とする請求項1
    〜4のいずれか一つに記載の健康管理指針アドバイス装
    置。
  6. 【請求項6】脂肪層と筋肉層の境界面であると判定され
    た受信波が複数検出された場合には、各受信波に基づく
    距離を数値化して、数値化された複数の数値を、脂肪層
    の状態を擬似化したものと共に、前記表示画面上に表示
    することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記
    載の健康管理指針アドバイス装置。
  7. 【請求項7】前記受信波が複数検出され、各受信波に基
    づく距離が数値化された個数が、前記表示画面上の表示
    領域に表示可能な数値の個数を超える場合には、予め定
    められた優先順位に基づいて、優先順位の高いもののみ
    を表示することを特徴とする請求項6に記載の健康管理
    指針アドバイス装置。
  8. 【請求項8】前記複数の数値を前記表示画面上に表示す
    る場合には、予め定められた優先順位に基づいて、数値
    ごとに表示形態を変えて表示可能であることを特徴とす
    る請求項6または7に記載の健康管理指針アドバイス装
    置。
  9. 【請求項9】前記複数の数値を得た場合に、真の脂肪層
    の厚みに相当する数値を判定する判定手段を備えると共
    に、 該判定手段により、真と判定された数値は、他の数値と
    表示形態を変えて表示することを特徴とする請求項6,
    7または8に記載の健康管理指針アドバイス装置。
  10. 【請求項10】前記表示形態には、文字の大きさ,文字
    の字体,文字の太さ,文字の色,文字の点滅の有無のう
    ちの少なくとも一つが含まれることを特徴とする請求項
    8または9に記載の健康管理指針アドバイス装置。
  11. 【請求項11】複数の判定結果毎の表示領域を持ち、表
    示の先端が存在する表示領域及びこの表示領域中の表示
    位置により、測定結果を基にした判定結果及びこの判定
    結果の程度を示す判定結果表示機能を設けると共に、 該判定結果表示機能により表示する表示領域を、脂肪層
    の状態を擬似化したものを表示する表示領域と共通化し
    たことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記
    載の健康管理指針アドバイス装置。
  12. 【請求項12】測定開始から測定終了までの経過を段階
    的に示す機能を設けると共に、 前記検出手段の検出結果に基づいて接触状態を擬似化し
    て表示する表示領域と経過を段階的に示す領域を共通化
    したことを特徴とする請求項5〜11のいずれか一つに
    記載の健康管理指針アドバイス装置。
  13. 【請求項13】前記検出手段の検出結果に基づいて接触
    状態を擬似化して表示する表示領域を、脂肪層の状態を
    擬似化したものを表示する表示領域と共通化したことを
    特徴とする請求項5〜12のいずれか一つに記載の健康
    管理指針アドバイス装置。
  14. 【請求項14】前記検出手段の検出結果に基づいて接触
    状態を擬似化して表示する表示領域を、測定結果を表示
    する表示領域と共通化したことを特徴とする請求項5〜
    13のいずれか一つに記載の健康管理指針アドバイス装
    置。
  15. 【請求項15】超音波を送信してから、その反射波を受
    信するまでの時間に基づいて、皮膚表面から脂肪層と筋
    肉層の境界面までの距離を測定する測定手段と、 時系列的に受信した反射波に対して、前記測定手段によ
    って測定された距離と経過時間との関係をマトリクス状
    に表示する表示領域を有する表示画面と、を備えること
    を特徴とする健康管理指針アドバイス装置。
  16. 【請求項16】前記測定手段は、測定部位である前記皮
    膚表面に接触して超音波を送信し、その反射波を受信す
    る探触子を備えると共に、 測定部位への探触子の接触状態を検出する検出手段を設
    け、 前記表示画面上に前記マトリクス状の表示と共に、前記
    検出手段の検出結果に基づいて、接触状態を擬似化して
    表示することを特徴とする請求項15に記載の健康管理
    指針アドバイス装置。
  17. 【請求項17】前記検出手段の検出結果に基づいて、接
    触状態が適正範囲にある場合と、適正範囲にない場合と
    で、前記接触状態を擬似化して表示する際の表示形態を
    変えることを特徴とする請求項5〜14のいずれか一つ
    または16に記載の健康管理指針アドバイス装置。
  18. 【請求項18】前記測定手段による測定結果を記憶する
    記憶手段を設け、 該記憶手段の記憶データに基づいて、擬似化された脂肪
    層の状態の変動をマトリクス状に表示することを特徴と
    する請求項1〜17のいずれか一つに記載の健康管理指
    針アドバイス装置。
  19. 【請求項19】超音波を発信している様子を擬似化し
    て、表示画面上に表示させることを特徴とする請求項1
    〜18のいずれか一つに記載の健康管理指針アドバイス
    装置。
  20. 【請求項20】体脂肪率を測定する体脂肪率測定手段を
    設けると共に、 該体脂肪率測定手段により測定された体脂肪率に関する
    情報を、皮下脂肪に関する情報と共に、表示画面上に表
    示させることを特徴とする請求項1〜19のいずれか一
    つに記載の健康管理指針アドバイス装置。
  21. 【請求項21】体脂肪率を測定する体脂肪率測定手段を
    設けると共に、 該体脂肪率測定手段により測定された体脂肪率に関する
    情報と、皮下脂肪に関する情報とを、交互に表示画面上
    に表示させることを特徴とする請求項1〜19のいずれ
    か一つに記載の健康管理指針アドバイス装置。
  22. 【請求項22】測定結果あるいは検出結果の表示を行う
    複数のバーを設けると共に、 各バーの長さが一定量に対応するように設定し、測定結
    果に応じて点灯あるいは点滅または消灯するバーの数を
    変えることを特徴とする請求項1〜21のいずれか一つ
    に記載の健康管理指針アドバイス装置。
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