JP2003179954A - 基地局装置、移動局装置、およびハンドオーバ方法 - Google Patents

基地局装置、移動局装置、およびハンドオーバ方法

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JP2003179954A
JP2003179954A JP2001379272A JP2001379272A JP2003179954A JP 2003179954 A JP2003179954 A JP 2003179954A JP 2001379272 A JP2001379272 A JP 2001379272A JP 2001379272 A JP2001379272 A JP 2001379272A JP 2003179954 A JP2003179954 A JP 2003179954A
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frame number
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Takaaki Sato
崇昭 佐藤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用されるキャリア周波数が異なるセル
へ移動する際に瞬断のないハンドオーバを実行するこ
と。 【解決手段】 セルサーチ処理部120は、移動局装置
の移動元のマクロセル基地局装置をサーチする。下り共
通チャネル検出部130は、マクロセルにおける下り共
通チャネル(P−CCPCH1)の信号を検出し、フレ
ーム番号検出部140は、P−CCPCH1の信号の各
フレームに含まれるシステムフレーム番号(SFN1)
を検出する。フレーム番号生成部150は、SFN1の
フレームタイミングに同期して自装置のシステムフレー
ム番号(SFN2)を生成する。報知情報生成部160
は、SFN2を移動局装置に対して報知するための報知
情報を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基地局装置、移動
局装置、およびハンドオーバ方法に関し、特に基地局装
置間が非同期である移動体通信システムにおいて用いら
れる基地局装置、移動局装置、およびハンドオーバ方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体通信システムにおいては、セル半
径が数km以上のマクロセルをサービスエリア全体に配
置した上で、一部のマクロセル内にセル半径が数百m程
度のマイクロセルを配置し、セルを階層的に重ねること
で、オーバレイセルを構築することができる。例えばW
−CDMA/FDD方式を採用する移動体通信システム
においては、マクロセルとマイクロセルにおいて異なる
キャリア周波数を使用することにより、このようなオー
バレイセルを構築することができる。
【0003】図9は、オーバレイセル構成の一例を示す
図である。同図に示すように、マクロセル20は、サー
ビスエリア10全体に配置される。マクロセル20にお
いては、マクロセル基地局装置30がそれぞれのセル内
における移動局装置との通信を行う。サービスエリア1
0内の各マクロセル基地局装置30は、無線ネットワー
ク制御局40と接続され、無線ネットワークを形成す
る。
【0004】また、サービスエリア10に配置された一
部のマクロセル20内では、マクロセル20に対してセ
ル半径の小さいマイクロセル50が配置されることによ
り、オーバレイセルが構築される。このオーバーレイセ
ルにおいて、いずれのマイクロセル50にも入らない移
動局装置はマクロセル基地局装置30と通信を行い、マ
イクロセル50内の移動局装置はマイクロセル基地局装
置60と通信を行う。
【0005】上記のように構成されたオーバーレイセル
において、移動局装置がマクロセル20からマイクロセ
ル50またはマイクロセル50からマクロセル20へ移
動する際にソフトハンドオーバを行うためには、マクロ
セル20およびマイクロセル50において使用されるキ
ャリア周波数が異なるため、コンプレストモード(comp
ressed mode)と呼ばれる通信方式が採用されることが
ある。
【0006】コンプレストモードとは、3GPP TR
25.922 V3.4.0に記載されているように、基地
局装置から送信される信号のフレーム内に、データの送
受信を中断するギャップ区間を設けるものである。移動
局装置は、このギャップ区間内に、受信するキャリア周
波数を切り替えて、3GPP TS25.214 V3.
5.0 Annex Cに記載されているように、移動先
セルの基地局装置を探し出すセルサーチを実行し、移動
先セルの下り共通チャネルに対する同期を確立し、移動
先セルの下り共通チャネルに含まれる情報を受信可能に
する。
【0007】以下、移動局装置がマクロセル20からマ
イクロセル50へ移動する際のコンプレストモードを採
用したハンドオーバについて説明する。
【0008】図10は、移動局装置がマクロセル20か
らマイクロセル50へハンドオーバする場合の各装置に
おける信号のフレームタイミングを示す図である。同図
において、マクロセル基地局装置30は、下り共通チャ
ネル(P−CCPCH:Primary Common Control Physi
cal Channel、ただし、ここでは他との識別のためP−
CCPCH1と表す)によって、システムフレーム番号
(SFN:System Frame Number、ただし、ここでは他
との識別のためSFN1と表す)を送信している。ま
た、マクロセル基地局装置30は、個別物理チャネル
(DPCH:Dedicated Physical Channel)によって、
各フレームがSFN1に対応するコネクションフレーム
番号(CFN:Connection Frame Number)を有する情
報信号を、SFN1に対してタイミングオフセットTd
が付与されたタイミングで送信している。また、移動局
装置は、マクロセル基地局装置30が送信した時間から
伝搬遅延時間τ1だけ遅れた時間にDPCHからの情報
信号を受信しているものとする。
【0009】ここで、移動局装置がマクロセル20から
マイクロセル50へ移動する場合、マクロセル基地局装
置30から送信される信号の各フレームにギャップ区間
が設けられ、移動局装置は、そのギャップ区間内に、受
信するキャリア周波数を切り替えて、マイクロセル基地
局装置60を探し出すセルサーチを行う。移動局装置
は、セルサーチを実行することにより、移動先であるマ
イクロセル50における下り共通チャネル(ここでは他
との識別のためP−CCPCH2と表す)に対する下り
同期を確立し、マイクロセル基地局装置60から送信さ
れているシステムフレーム番号(ここでは他との識別の
ためSFN2と表す)をマイクロセル基地局装置60が
送信した時間から伝搬遅延時間τ2だけ遅れた時間に受
信する。
【0010】そして、移動局装置は、受信したSFN2
を解読し、マクロセル基地局装置30から受信したCF
Nとマイクロセル基地局装置60から受信したSFN2
との位相差を測定する。得られた測定結果はマクロセル
基地局装置30を経由して無線ネットワーク制御局40
へ通知される。そして、無線ネットワーク制御局40
は、マイクロセル基地局装置60に対して、移動局装置
が測定したタイミング位相差に従ったタイミングで個別
物理チャネルの起動を指示することにより、ハンドオー
バが行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンプ
レストモードで設定可能なギャップ区間は15スロット
からなる1フレーム(=10ms)のうち、最大で14
スロット(<10ms)であるのに対し、P−CCPC
Hによって送信されるSFNは、2フレーム(=20m
s)分の信号を受信しなくては解読できないため、移動
局装置は、コンプレストモードによるギャップ区間以上
の時間にわたってキャリア周波数を切り替えておき、連
続する20ms分のデータを受信することによりSFN
を解読し、移動元の基地局装置のCFNとの位相差を測
定するので、ハンドオーバ時に瞬断が生じるという問題
がある。
【0012】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、使用されるキャリア周波数が異なるセルへ移動す
る際に瞬断のないハンドオーバを実行することができる
基地局装置、移動局装置、およびハンドオーバ方法を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の基地局装置は、
基地局装置間が非同期である移動体通信システムにおい
て用いられる基地局装置であって、送信信号のフレーム
を特定するためのフレーム番号を含み通信を確立するた
めに必要な報知情報を受信する受信手段と、受信された
報知情報に含まれるフレーム番号に同期したフレーム番
号を生成する第1生成手段と、生成されたフレーム番号
を含む報知情報を生成する第2生成手段と、生成された
報知情報を送信する送信手段と、を有する構成を採る。
【0014】この構成によれば、通信を確立するために
必要な報知情報を受信し、受信された報知情報に含まれ
るフレーム番号に同期したフレーム番号を生成し、生成
されたフレーム番号を含む報知情報を送信するため、ハ
ンドオーバの際、移動局装置は、移動先の基地局装置か
ら送信されたフレーム番号を解読するために必要な長さ
のデータを受信することなく、フレーム番号が移動元の
基地局装置と同期しているものとして、通信相手の基地
局装置を切り替えることができ、使用されるキャリア周
波数が異なるセルへ移動する際に瞬断のないハンドオー
バを実行することができる。
【0015】本発明の基地局装置は、前記受信手段によ
って複数の報知情報が受信された場合に受信電力が最大
の報知情報を選択する選択手段、をさらに有し、前記第
1生成手段は、選択された報知情報に含まれるフレーム
番号に同期したフレーム番号を生成する構成を採る。
【0016】この構成によれば、複数の報知情報が受信
された場合に受信電力が最大の報知情報を選択し、選択
された報知情報に含まれるフレーム番号に同期したフレ
ーム番号を生成するため、移動局装置の移動元の基地局
装置から移動先の基地局装置へのハンドオーバを正確に
実行することができる。
【0017】本発明の基地局装置は、所定の周期を計測
する計測手段、をさらに有し、前記第1生成手段は、計
測された周期でフレーム番号を生成する構成を採る。
【0018】この構成によれば、所定の周期を計測し、
計測された周期でフレーム番号を生成するため、周辺の
伝搬環境の変化や基地局装置の設置状況の変化に対応す
ることができる。
【0019】本発明の基地局装置は、前記第1生成手段
は、前記受信手段によって受信された報知情報の受信電
力が有効であるか否かを判定する判定手段を含み、前記
第2生成手段は、前記第1生成手段によって生成された
フレーム番号および前記判定手段の判定結果として得ら
れたフレーム番号同期情報がスロットに挿入された報知
情報を生成する構成を採る。
【0020】この構成によれば、受信された報知情報の
受信電力が有効であるか否かを判定し、得られたフレー
ム番号同期情報とフレーム番号とがスロットに挿入され
た報知情報を生成するため、移動局装置は、報知情報を
少なくとも1スロット受信することにより、移動先の基
地局装置のフレーム番号が移動元の基地局装置のフレー
ム番号に同期しているか否かを知ることができる。
【0021】本発明の移動局装置は、上記の基地局装置
と通信する移動局装置であって、基地局装置から送信さ
れた報知情報を受信する受信手段と、受信された報知情
報のスロットに挿入されているフレーム番号同期情報を
検出する検出手段と、検出されたフレーム番号同期情報
に基づいて前記基地局装置におけるフレーム番号の同期
状態を判定する判定手段と、を有する構成を採る。
【0022】この構成によれば、基地局装置から送信さ
れた報知情報を受信し、受信された報知情報のスロット
に挿入されているフレーム番号同期情報を検出し、検出
されたフレーム番号同期情報に基づいてフレーム番号の
同期状態を判定するため、移動元の基地局装置から移動
先への基地局装置へのハンドオーバを正確に実行するこ
とができる。
【0023】本発明のハンドオーバ方法は、移動局装置
が通信相手を移動元の基地局装置から前記移動元の基地
局装置と非同期である移動先の基地局装置へ切り替える
際のハンドオーバ方法であって、前記移動先の基地局装
置が、前記移動元の基地局装置から送信された、信号の
フレームを特定するための報知情報を受信する受信ステ
ップと、受信した報知情報に含まれるフレーム番号に同
期したフレーム番号を生成する第1生成ステップと、生
成したフレーム番号を含む報知情報を生成する第2生成
ステップと、生成した報知情報を送信する送信ステップ
と、前記移動局装置が、前記送信ステップで送信された
報知情報を受信して通信相手を前記移動先の基地局装置
へ切り替える切替ステップと、を有するようにした。
【0024】この方法によれば、移動先の基地局装置
が、移動元の基地局装置から送信された、信号のフレー
ムを特定するための報知情報を受信し、受信した報知情
報に含まれるフレーム番号に同期したフレーム番号を生
成し、生成したフレーム番号を含む報知情報を送信し、
移動局装置が送信された報知情報を受信して通信相手を
移動先の基地局装置へ切り替えるため、移動局装置は、
移動先の基地局装置から送信されたフレーム番号を解読
するために必要な長さのデータを受信することなく、フ
レーム番号が移動元の基地局装置と同期しているものと
して、通信相手の基地局装置を切り替えることができ、
使用されるキャリア周波数が異なるセルへ移動する際に
瞬断のないハンドオーバを実行することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、例えばマクロセ
ルおよびマイクロセルによりオーバーレイセル構成が採
られる場合のように、キャリア周波数が異なるセル間の
ハンドオーバが行われる際、移動先の基地局装置が移動
元の基地局装置から送信されているシステムフレーム番
号(SFN)を受信し、移動先の基地局装置は受信した
SFNに基づいて自装置のSFNを生成することによ
り、移動局装置は移動先の基地局装置から下り共通チャ
ネル(P−CCPCH)によって送信されているSFN
の解読を行わず、フレームタイミングの位相差の測定の
みを行ってハンドオーバを実行することである。
【0026】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施の形態に
おいては、キャリア周波数が異なるセルとして、W−C
DMA/FDD方式を採用した移動体通信システムのオ
ーバーレイセル構成におけるマクロセルとマイクロセル
を取り上げ、移動局装置がマクロセルからマイクロセル
へ移動する際のハンドオーバについて説明する。
【0027】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係るマイクロセル基地局装置の要部の構成を示
すブロック図である。
【0028】図1において、無線処理部110は、受信
アンテナ100によって受信される信号に対して所定の
無線処理を行う。セルサーチ処理部120は、同期チャ
ネルおよび共通パイロットチャネルの信号を利用して、
基地局装置に固有のスクランブルコードを同定すること
により、移動局装置の移動元のマクロセル基地局装置を
サーチする。下り共通チャネル検出部130は、無線処
理部110によって無線処理されて得られた信号から下
り共通チャネル(ここでは他との識別のためP−CCP
CH1と表す)の信号を検出する。フレーム番号検出部
140は、マクロセル基地局装置から送信されているP
−CCPCH1の信号の各フレームに含まれるシステム
フレーム番号(ここでは他との識別のためSFN1と表
す)を検出する。フレーム番号生成部150は、フレー
ム番号検出部140によって検出されたSFN1のフレ
ームタイミングに同期して自装置のシステムフレーム番
号(ここでは他との識別のためSFN2と表す)を生成
する。報知情報生成部160は、フレーム番号生成部1
50によって生成されたSFN2を移動局装置に対して
報知するための報知情報を生成する。
【0029】下り共通チャネル拡散部170は、報知情
報をマイクロセルにおける下り共通チャネル(ここでは
他との識別のためP−CCPCH2と表す)の信号とし
て拡散し、得られた拡散信号を多重部200へ出力す
る。同期チャネル拡散部180は、移動局装置が下り同
期を確立するための同期チャネルの信号を拡散し、得ら
れた拡散信号を多重部200へ出力する。共通パイロッ
トチャネル拡散部190は、本実施の形態の移動体通信
システムに共通のパイロットシンボルを拡散し、多重部
200へ出力する。多重部200は、P−CCPCH
2、同期チャネル、および共通パイロットチャネルの拡
散信号を多重する。無線送信部210は、多重部200
によって多重されて得られた多重信号に対して、所定の
無線送信処理を行い、送信アンテナ220から送信す
る。
【0030】次いで、上記のように構成されたマイクロ
セル基地局装置の動作について説明する。
【0031】受信アンテナ100を介して受信された信
号は、無線処理部110によって所定の無線処理が行わ
れる。そして、セルサーチ処理部120によって、マク
ロセル基地局装置がサーチされ、下り共通チャネル検出
部130によって、サーチされたマクロセル基地局装置
が送信するP−CCPCH1の信号が検出される。そし
て、フレーム番号検出部140によって、マクロセル基
地局装置からP−CCPCH1によって送信されたSF
N1が検出され、フレーム番号生成部150によって、
SFN1と同期したSFN2が生成される。そして、S
FN2を報知するための報知情報が報知情報生成部16
0によって生成され、生成された報知情報を含む信号
は、下り共通チャネル拡散部170によって拡散され、
同期チャネル拡散部180および共通パイロットチャネ
ル拡散部190によって拡散された同期チャネルの信号
および共通パイロットシンボルと共に多重部200へ出
力される。出力された報知情報を含む信号、同期チャネ
ルの信号、および共通パイロットシンボルのそれぞれの
拡散信号は、多重部200によって多重され、無線送信
部210によって所定の無線送信処理が行われ、送信ア
ンテナ220を介して送信される。
【0032】次に、上記のようなマイクロセル基地局装
置を有する移動体通信システムにおいて、移動局装置が
マクロセルからマイクロセルへ移動する際のハンドオー
バについて説明する。
【0033】図2は、本実施の形態において、移動局装
置がマクロセルからマイクロセルへハンドオーバする際
の、移動局装置、マイクロセル基地局装置、マクロセル
基地局装置、および無線ネットワーク制御局装置の動作
を示すシーケンス図である。
【0034】マイクロセル基地局装置のフレーム番号検
出部140は、マクロセル基地局装置が送信しているP
−CCPCH1の信号からマクロセル基地局によって生
成されているSFN1を検出する。そして、マイクロセ
ル基地局装置のフレーム番号生成部150は、SFN1
に同期したSFN2を生成する。
【0035】一方、移動局装置はマクロセル基地局装置
から送信されている下りの個別物理チャネル(ここでは
他との識別のためDPCH1と表す)の信号を受信し
て、マクロセル基地局装置と通信を行っている。
【0036】ここで、移動局装置がマクロセルからマイ
クロセルへ移動する際には、移動局装置はコンプレスト
モードによるギャップ区間を利用して、マクロセルのキ
ャリア周波数からマイクロセルのキャリア周波数に切り
替え、マイクロセル基地局装置の送信アンテナ220か
ら送信されているP−CCPCH2の信号を受信して、
SFN1に同期しているSFN2を検出する。そして、
移動局装置は、SFN2とDPCH1の信号とのフレー
ムタイミングの位相差Δtを測定し、測定結果をマクロ
セル基地局装置経由で無線ネットワーク制御局装置へ通
知する。
【0037】無線ネットワーク制御局装置は、通知され
た位相差Δtに基づいてマイクロセル基地局装置の個別
物理チャネル(ここでは他との識別のためDPCH2と
表す)の信号のタイミングオフセットが算出される。そ
して、無線ネットワーク制御局装置は、算出されたタイ
ミングオフセットをマイクロセル基地局装置に設定し、
マイクロセル基地局装置は、DPCH2を起動して設定
されたタイミングオフセットで信号を送信する。これに
より、移動局装置は、DPCH2の信号を受信し始め、
ハンドオーバが終了する。
【0038】以下、移動局装置がマクロセルからマイク
ロセルへ移動する際のハンドオーバについて、図3を参
照してさらに詳細に説明する。
【0039】図3は、移動局装置がマクロセルからマイ
クロセルへハンドオーバする場合の各装置における信号
のフレームタイミングを示す図である。同図において、
マクロセル基地局装置は、P−CCPCH1によって、
SFN1を送信している。また、マクロセル基地局装置
は、DPCH1によって、各フレームがコネクションフ
レーム番号(CFN)を有する情報信号を、SFN1に
対してタイミングオフセットTdが付与されたタイミン
グで送信している。移動局装置は、マクロセル基地局装
置が送信した時間から伝搬遅延時間τ1だけ遅れた時間
にDPCH1の信号を受信する。
【0040】マイクロセル基地局装置は、セルサーチを
行ってマクロセル基地局装置を探し出し、マクロセル基
地局装置が送信した時間から伝搬遅延時間τ3だけ遅れ
た時間にP−CCPCH1の信号を受信する。そして、
受信された信号からSFN1を検出し、検出されたSF
N1を解読し、SFN1に同期した自装置のシステムフ
レーム番号(SFN2)を生成する。これにより、マイ
クロセル基地局装置で生成されるSFN2は、マクロセ
ル基地局装置で生成されるSFN1に対して、伝搬遅延
時間τ3に相当する時間だけ遅延して同期していること
になる。しかし、伝搬遅延時間τ3は、信号のフレーム
長10msに比較して十分に小さいため、SFN1とS
FN2は同期しているとみなすことができる。
【0041】ここで、移動局装置がマクロセルからマイ
クロセルへ移動する場合、マクロセル基地局装置から送
信される信号の各フレームにギャップ区間が設けられ、
移動局装置はそのギャップ区間内に受信するキャリア周
波数を切り替えて、以下の動作を行う。すなわち、移動
局装置は、マイクロセル基地局装置を探し出すセルサー
チを行い、移動先であるマイクロセルにおけるP−CC
PCH2に対する下り同期を確立し、マイクロセル基地
局装置から送信されているSFN2をマイクロセル基地
局装置が送信した時間から伝搬遅延時間τ2だけ遅れた
時間に受信し、すでに受信しているDPCH1の信号と
SFN2とのフレームタイミングの位相差Δtを測定す
る。
【0042】ここで注目すべきなのは、マイクロセル基
地局装置において生成されるSFN2はSFN1と同期
しているため、移動局装置は、SFN2を解読すること
なく、DPCH1の信号とSFN2とのフレームタイミ
ングの位相差Δtを測定するのみで良い点である。
【0043】そして、上述したように、移動局装置は、
位相差Δtの測定結果をマクロセル基地局装置経由で無
線ネットワーク制御局装置へ通知し、無線ネットワーク
制御局装置は、通知された位相差Δtに基づいてマイク
ロセル基地局装置のDPCH2の信号のタイミングオフ
セットを算出する。そして、無線ネットワーク制御局装
置は、算出されたタイミングオフセットをマイクロセル
基地局装置に設定し、マイクロセル基地局装置は、DP
CH2を起動して設定されたタイミングオフセットで信
号を送信し、移動局装置は、DPCH2の信号を受信し
始め、ハンドオーバが終了する。
【0044】このように、本実施の形態のマイクロセル
基地局装置によれば、マクロセル基地局装置のシステム
フレーム番号と同期したシステムフレーム番号を生成
し、移動局装置に対して送信するため、移動局装置は、
受信したシステムフレーム番号を解読することなく、マ
クロセル基地局装置から送信されている個別物理チャネ
ルの信号とシステムフレーム番号とのフレームタイミン
グの位相差を測定するのみでハンドオーバを実行するこ
とができ、使用されるキャリア周波数が異なるセルへ移
動する際に瞬断のないハンドオーバを実行することがで
きる。
【0045】(実施の形態2)本発明の実施の形態2の
特徴は、セルサーチ処理において複数のマクロセル基地
局装置がサーチされた際に、マイクロセル基地局装置
が、受信した信号の受信電力が最大の信号を送信してい
るマクロセル基地局装置を選択する点である。
【0046】図4は、本実施の形態に係るマイクロセル
基地局装置の要部の構成を示すブロック図である。な
お、図4において、図1と同じ部分には同じ番号を付し
て、その説明を省略する。
【0047】図4において、最大値検出部230は、セ
ルサーチ処理部120によって検出された複数のマクロ
セル基地局装置のうち、受信アンテナ100によって受
信された信号の受信電力が最大のマクロセル基地局装置
を検出する。
【0048】次いで、上記のように構成されたマイクロ
セル基地局装置の動作について説明する。
【0049】受信アンテナ100を介して受信された信
号は、無線処理部110によって所定の無線処理が行わ
れる。そして、セルサーチ処理部120によって、マク
ロセル基地局装置がサーチされる。このセルサーチの結
果として、複数のマクロセル基地局装置に対応するスク
ランブルコードが同定された場合、各マクロセル基地局
装置に対応する共通パイロットチャネルの受信電力が最
大値検出部230へ出力される。そして、最大値検出部
230によって、受信電力の最大値が検出されることに
より、1つのマクロセル基地局装置が選択される。
【0050】以下、実施の形態1と同様に、下り共通チ
ャネル検出部130によって、選択された1つのマクロ
セル基地局装置から送信された下り共通チャネル(P−
CCPCH1)の信号が検出され、マクロセル基地局装
置のシステムフレーム番号(SFN1)と同期したシス
テムフレーム番号(SFN2)が下り共通チャネル(P
−CCPCH2)によって送信される。
【0051】このように、本実施の形態のマイクロセル
基地局装置によれば、マクロセル基地局装置をサーチす
るセルサーチ処理において、複数のマクロセル基地局装
置がサーチされた場合に、受信電力が最大の信号を送信
しているマクロセル基地局装置を検出し、検出されたマ
クロセル基地局装置のシステムフレーム番号と同期して
自装置のシステムフレーム番号を生成するため、マイク
ロセルにオーバーレイするマクロセル基地局装置の周辺
に複数のマクロセル基地局装置が存在した場合でも、シ
ステムフレーム番号を同期させるべきマクロセル基地局
装置を選択することができる。
【0052】(実施の形態3)本発明の実施の形態3の
特徴は、移動先のマイクロセル基地局装置が、あらかじ
め設定された周期でセルサーチ処理を行う点である。
【0053】図5は、本実施の形態に係るマイクロセル
基地局装置の要部の構成を示すブロック図である。な
お、図5において、図1と同じ部分には同じ番号を付し
て、その説明を省略する。
【0054】図5において、タイマ制御部240は、あ
らかじめ設定された周期を計測し、周期ごとにセルサー
チ処理部120を制御して、セルサーチ処理をさせる。
【0055】次いで、上記のように構成されたマイクロ
セル基地局装置の動作について説明する。
【0056】受信アンテナ100を介して受信された信
号は、無線処理部110によって所定の無線処理が行わ
れる。そして、セルサーチ処理部120によって、マク
ロセル基地局装置がサーチされ、下り共通チャネル検出
部130によって、サーチされたマクロセル基地局装置
が送信する下り共通チャネル(P−CCPCH1)の信
号が検出される。以下、実施の形態1と同様に、下り共
通チャネル検出部130によって、マクロセル基地局装
置から送信されたP−CCPCH1の信号が検出され、
マクロセル基地局装置のシステムフレーム番号(SFN
1)と同期したシステムフレーム番号(SFN2)が下
り共通チャネル(P−CCPCH2)によって送信され
る。
【0057】そして、タイマ制御部240によってあら
かじめ設定された周期の時間になると、タイマ制御部2
40によってセルサーチ処理部120が制御され、再び
セルサーチ処理が行われ、検出されたマクロセル基地局
装置から送信されたP−CCPCH1の信号が検出さ
れ、マクロセル基地局装置のシステムフレーム番号(S
FN1)と同期したシステムフレーム番号(SFN2)
が下り共通チャネル(P−CCPCH2)によって送信
される。以後、タイマ制御部240にあらかじめ設定さ
れた周期ごとにセルサーチ処理が行われ、上記の動作が
繰り返される。
【0058】このように、本実施の形態のマイクロセル
基地局装置によれば、あらかじめ設定された周期ごとに
セルサーチ処理が繰り返され、各セルサーチ処理におい
て検出されたマクロセル基地局装置のシステムフレーム
番号と同期して自装置のシステムフレーム番号を生成す
るため、周辺の伝搬環境の変化や基地局装置の設置状況
の変化に対応することができる。
【0059】(実施の形態4)本発明の実施の形態4の
特徴は、セルサーチ処理の結果、マイクロセル基地局装
置が、マクロセル基地局装置を検出できたか否かを移動
局装置に対して通知する点である。
【0060】図6は、本実施の形態に係るマイクロセル
基地局装置の要部の構成を示すブロック図である。な
お、図6において、図1と同じ部分には同じ番号を付し
て、その説明を省略する。
【0061】図6において、同期情報ビット挿入部25
0は、下り共通チャネル(P−CCPCH2)の信号の
各スロットに、有効な受信電力の信号を送信したマクロ
セル基地局装置がセルサーチ処理部120によって検出
されたか否かを示すビットを配置する。
【0062】次いで、上記のように構成されたマイクロ
セル基地局装置の動作について説明する。
【0063】受信アンテナ100を介して受信された信
号は、無線処理部110によって所定の無線処理が行わ
れる。そして、セルサーチ処理部120によって、マク
ロセル基地局装置がサーチされ、セルサーチ処理の結
果、マクロセル基地局装置を検出できたか否か(すなわ
ち、有効な受信電力の信号を送信したマクロセル基地局
装置があるか否か)を示す情報が同期情報ビット挿入部
250へ通知される。
【0064】そして、実施の形態1と同様に、セルサー
チ処理部120によってサーチされたマクロセル基地局
装置が送信するP−CCPCH1の信号に含まれるSF
N1と同期したSFN2を生成し、生成されたSFN2
を報知するための報知情報が生成される。そして、生成
された報知情報と共に、セルサーチ処理部120によっ
て通知された、マクロセル基地局装置を検出できたか否
かを示す情報(同期情報)のビットが同期情報ビット挿
入部によってP−CCPCH2の信号に挿入される。こ
こで、マクロセル基地局装置を検出できたか否かを示す
情報(同期情報)のビットは、図7に示すように、P−
CCPCH2の信号の各スロットに挿入される。
【0065】そして、報知情報および同期情報を含む信
号は、下り共通チャネル拡散部170によって拡散さ
れ、同期チャネル拡散部180および共通パイロットチ
ャネル拡散部190によって拡散された同期チャネルの
信号および共通パイロットシンボルと共に多重部200
へ出力される。出力された報知情報とマクロセル基地局
装置を検出できたか否かを示す情報とを含む信号、同期
チャネルの信号、および共通パイロットシンボルの拡散
信号は、多重部200によって多重され、無線送信部2
10によって所定の無線送信処理が行われ、送信アンテ
ナ220を介して送信される。
【0066】このように、本実施の形態のマイクロセル
基地局装置によれば、マクロセル基地局装置をサーチす
るセルサーチ処理において、有効な受信電力の信号を送
信するマクロセル基地局装置が検出されたか否かを示す
情報が下り共通チャネルの信号の各スロットに挿入され
るため、移動局装置は、下り共通チャネルの信号を少な
くとも1スロット受信することにより、マイクロセル基
地局装置のシステムフレーム番号がマクロセル基地局装
置のシステムフレーム番号に同期しているか否かを知る
ことができる。
【0067】(実施の形態5)本発明の実施の形態5の
特徴は、移動先のマイクロセル基地局装置から送信され
るシステムフレーム番号が移動元のマクロセル基地局装
置から送信されるシステムフレーム番号と同期している
か否かを示す情報を移動局装置が検出し、マイクロセル
基地局装置とマクロセル基地局装置の同期状態を判定す
る点である。
【0068】図8は、本実施の形態に係る移動局装置の
要部の構成を示すブロック図である。
【0069】図8において、無線処理部310は、受信
アンテナ300によって受信される信号に対して所定の
無線処理を行う。セルサーチ処理部320は、同期チャ
ネルおよび共通パイロットチャネルの信号を利用して、
基地局装置に固有のスクランブルコードを同定すること
により、移動先のマイクロセル基地局装置をサーチす
る。下り共通チャネル検出部330は、無線処理部31
0によって無線処理されて得られた信号から下り共通チ
ャネル(P−CCPCH)の信号を検出する。同期情報
ビット検出部340は、P−CCPCHの信号の各スロ
ットに含まれる同期情報ビットを検出する。同期情報ビ
ット加算部350は、同期情報ビット検出部340によ
って検出された同期情報ビットを加算する。同期状態判
定部360は、同期情報ビットの加算結果からマイクロ
セル基地局装置とマクロセル基地局装置の同期状態を判
定する。
【0070】次いで、上記のように構成された移動局装
置の動作について説明する。
【0071】受信アンテナ300を介して受信された信
号は、無線処理部310によって所定の無線処理が行わ
れる。そして、セルサーチ処理部320によって、マイ
クロセル基地局装置がサーチされ、下り共通チャネル検
出部330によって、サーチされたマイクロセル基地局
装置が送信するP−CCPCHの信号が検出される。そ
して、同期情報ビット検出部340によって、P−CC
PCHの信号の各スロットに含まれる同期情報ビットが
検出される。検出された同期情報ビットは、同期情報ビ
ット加算部350によって加算され、得られた加算結果
から同期状態判定部360によって、マイクロセル基地
局装置とマクロセル基地局装置の同期状態が判定され
る。
【0072】ここで、図7に示すように、スロット内に
はNビットの同期情報ビットが存在するため、同期情報
ビット加算部350によって、スロット内のNビットの
同期情報ビットを加算することにより、同期状態判定部
360によるマクロセル基地局装置とマイクロセル基地
局装置の同期状態の判定の精度を向上させることができ
る。
【0073】また、同期情報ビットは各スロットに挿入
されているため、各スロットにおけるビット加算結果を
さらに同相加算することにより、同期状態の判定の精度
をさらに向上させることができる。
【0074】このように、本実施の形態の移動局装置に
よれば、マクロセル基地局装置とマイクロセル基地局装
置のシステムフレーム番号が同期しているか否かを示す
ビットを検出し、検出された同期情報ビットを加算し、
得られた加算結果からマクロセル基地局装置とマイクロ
セル基地局装置のシステムフレーム番号の同期状態を判
定するため、移動局装置は、マクロセル基地局装置とマ
イクロセル基地局装置が同期しているか否かを精度良く
判定することができる。
【0075】上記各実施の形態においては、移動局装置
がマクロセルからマイクロセルへ移動する場合のハンド
オーバについて説明したが、移動局装置がマイクロセル
からマクロセルへ移動する場合は、マイクロセル基地局
装置の送信するシステムフレーム番号がマクロセル基地
局装置の送信するシステムフレーム番号と同期している
ため、移動局装置は、マクロセルからマイクロセルへ移
動する場合のハンドオーバと同様の動作を行うことによ
り、瞬断のないハンドオーバを行うことができる。
【0076】また、上記各実施の形態においては、W−
CDMA/FDD方式を採用したオーバーレイセル構成
の移動体通信システムにおけるハンドオーバについて説
明したが、本発明はこれに限定されず、基地局装置間が
非同期であればいかなる移動体通信システムにおいても
適用することができる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
使用されるキャリア周波数が異なるセルへ移動する際に
瞬断のないハンドオーバを実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るマイクロセル基地
局装置の要部の構成を示すブロック図
【図2】実施の形態1に係る移動局装置、マイクロセル
基地局装置、マクロセル基地局装置、および無線ネット
ワーク制御局装置の動作を示すシーケンス図
【図3】実施の形態1に係るハンドオーバ時の信号のフ
レームタイミングを示す図
【図4】本発明の実施の形態2に係るマイクロセル基地
局装置の要部の構成を示す図
【図5】本発明の実施の形態3に係るマイクロセル基地
局装置の要部の構成を示す図
【図6】本発明の実施の形態4に係るマイクロセル基地
局装置の要部の構成を示す図
【図7】実施の形態4に係る下り共通チャネルの信号の
一例を示す図
【図8】本発明の実施の形態5に係る移動局装置の要部
の構成を示す図
【図9】従来のオーバーレイセル構成の一例を示す図
【図10】従来のハンドオーバ時の信号のフレームタイ
ミングを示す図
【符号の説明】
150 フレーム番号生成部(第1生成手段) 160 報知情報生成部(第2生成手段) 230 最大値検出部(選択手段) 240 タイマ制御部(計測手段) 250 同期情報ビット挿入部 340 同期情報ビット検出部(検出手段) 360 同期状態判定部(判定手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局装置間が非同期である移動体通信
    システムにおいて用いられる基地局装置であって、 送信信号のフレームを特定するためのフレーム番号を含
    み通信を確立するために必要な報知情報を受信する受信
    手段と、 受信された報知情報に含まれるフレーム番号に同期した
    フレーム番号を生成する第1生成手段と、 生成されたフレーム番号を含む報知情報を生成する第2
    生成手段と、 生成された報知情報を送信する送信手段と、 を有することを特徴とする基地局装置。
  2. 【請求項2】 前記受信手段によって複数の報知情報が
    受信された場合に受信電力が最大の報知情報を選択する
    選択手段、をさらに有し、 前記第1生成手段は、 選択された報知情報に含まれるフレーム番号に同期した
    フレーム番号を生成することを特徴とする請求項1記載
    の基地局装置。
  3. 【請求項3】 所定の周期を計測する計測手段、をさら
    に有し、 前記第1生成手段は、 計測された周期でフレーム番号を生成することを特徴と
    する請求項1記載の基地局装置。
  4. 【請求項4】 前記第1生成手段は、 前記受信手段によって受信された報知情報の受信電力が
    有効であるか否かを判定する判定手段を含み、 前記第2生成手段は、 前記第1生成手段によって生成されたフレーム番号およ
    び前記判定手段の判定結果として得られたフレーム番号
    同期情報がスロットに挿入された報知情報を生成するこ
    とを特徴とする請求項1記載の基地局装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の基地局装置と通信する移
    動局装置であって、 基地局装置から送信された報知情報を受信する受信手段
    と、 受信された報知情報のスロットに挿入されているフレー
    ム番号同期情報を検出する検出手段と、 検出されたフレーム番号同期情報に基づいて前記基地局
    装置におけるフレーム番号の同期状態を判定する判定手
    段と、 を有する移動局装置。
  6. 【請求項6】 移動局装置が通信相手を移動元の基地局
    装置から前記移動元の基地局装置と非同期である移動先
    の基地局装置へ切り替える際のハンドオーバ方法であっ
    て、 前記移動先の基地局装置が、 前記移動元の基地局装置から送信された、信号のフレー
    ムを特定するための報知情報を受信する受信ステップ
    と、 受信した報知情報に含まれるフレーム番号に同期したフ
    レーム番号を生成する第1生成ステップと、 生成したフレーム番号を含む報知情報を生成する第2生
    成ステップと、 生成した報知情報を送信する送信ステップと、 前記移動局装置が、 前記送信ステップで送信された報知情報を受信して通信
    相手を前記移動先の基地局装置へ切り替える切替ステッ
    プと、 を有することを特徴とするハンドオーバ方法。
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