JP2003179834A - 有機ELディスプレイのγ特性測定方法および調整方法 - Google Patents

有機ELディスプレイのγ特性測定方法および調整方法

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JP2003179834A
JP2003179834A JP2001379924A JP2001379924A JP2003179834A JP 2003179834 A JP2003179834 A JP 2003179834A JP 2001379924 A JP2001379924 A JP 2001379924A JP 2001379924 A JP2001379924 A JP 2001379924A JP 2003179834 A JP2003179834 A JP 2003179834A
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Masutaka Inoue
益孝 井上
Haruhiko Murata
治彦 村田
Yukio Mori
幸夫 森
Atsuhiro Yamashita
敦弘 山下
Susumu Tanase
晋 棚瀬
Shigeo Kinoshita
茂雄 木下
Hitoshi Yasuda
仁志 安田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、測定時間の短縮化が図れる有機
ELディスプレイのγ特性測定方法を提供することを目
的とする。 【解決手段】 有機ELディスプレイのγ特性測定方法
において、RGBの階調数および全階調の中から選択さ
れた所定の複数のγ特性測定用階調を予め設定するステ
ップ、RGBのうちの任意の1つの映像について、各γ
特性測定用階調毎に、その階調の映像を有機ELディス
プレイに表示させるステップ、ならびに各γ特性測定用
階調毎に、その階調の映像が有機ELディスプレイに表
示されているときに、有機ELディスプレイに表示され
ている映像の輝度を測定するステップを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、有機エレクトロ
ルミッネッセンス(有機EL)ディスプレイのγ特性測
定方法および調整方法ならびに有機ELディスプレイの
輝度チェック方法に関する。
【0002】
【従来の技術】有機ELディスプレイにおいては、ディ
スプレイ間の特性のばらつきが大きい。このようにディ
スプレイ間の特性のばらつきが大きい有機ELディスプ
レイにおいては、ディスプレイ間のばらつきを考慮して
γ特性の測定および調整を行う必要がある。
【0003】γ特性を測定する場合、理論的には、各階
調毎に輝度を測定する必要がある。しかしながら、階調
毎に輝度を測定すると、測定時間が長くなるという問題
がある。
【0004】また、γ特性を調整する場合、理論的に
は、有機ELディスプレイの駆動回路内のγ補正回路に
おいて各階調毎にリファレンス電圧を設定できるように
しておき、各階調毎に輝度を測定し、測定した輝度がそ
の階調に対する目標輝度となるようにその階調に対応す
るリファレンス電圧を調整する必要がある。しかしなが
ら、階調毎にリファレンス電圧を調整すると、調整時間
が長くなるという問題がある。
【0005】また、有機ELディスプレイの輝度チェッ
クは、所定の映像を表示した際の輝度のみを測定するこ
とによって行われているが、特性のばらつきが大きい有
機ELディスプレイにおいては、色度座標がずれている
こともあるので、輝度のみを測定するだけでは不十分で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、測定時間
の短縮化が図れる有機ELディスプレイのγ特性測定方
法を提供することを目的とする。
【0007】この発明は、調整時間の短縮化が図れる有
機ELディスプレイのγ特性調整方法を提供することを
目的とする。
【0008】また、この発明は、特性のばらつきが大き
い有機ELディスプレイに対して正確な輝度チェックを
行える有機ELディスプレイの輝度チェック方法を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、有機
ELディスプレイのγ特性測定方法において、RGBの
階調数および全階調の中から選択された所定の複数のγ
特性測定用階調を予め設定するステップ、RGBのうち
の任意の1つの映像について、各γ特性測定用階調毎
に、その階調の映像を有機ELディスプレイに表示させ
るステップ、ならびに各γ特性測定用階調毎に、その階
調の映像が有機ELディスプレイに表示されているとき
に、有機ELディスプレイに表示されている映像の輝度
を測定するステップを備えていることを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、有機ELディスプレイ
のγ特性測定方法において、RGBの階調数および全階
調の中から選択された所定の複数の階調に対して設定さ
れたγ特性調整用のタップ位置を予め設定するステッ
プ、RGBのうちの任意の1つの映像について、各タッ
プ位置毎に、そのタップ位置に対応する階調の映像を有
機ELディスプレイに表示させるステップ、ならびに各
タップ位置毎に、そのタップ位置に対応する階調の映像
が有機ELディスプレイに表示されているときに、有機
ELディスプレイに表示されている映像の輝度を測定す
るステップを備えていることを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、有機ELディスプレイ
のγ特性調整方法において、RGBの階調数、階調に対
する輝度で表される目標γ特性および全階調の中から選
択された所定の複数の階調に対して設定されたγ特性調
整用のタップ位置を予め設定するステップ、目標γ特性
に基づいて、各タップ位置での目標輝度値を算出するス
テップ、RGBのうちの任意の1つの映像について、各
タップ位置毎に、そのタップ位置に対応する階調の映像
を有機ELディスプレイに表示させるステップ、ならび
に各タップ位置毎に、そのタップ位置に対応する階調の
映像が有機ELディスプレイに表示されているときに、
有機ELディスプレイに表示されている映像の輝度を測
定し、測定された輝度がそのタップ位置に対応する目標
輝度値となるように、そのタップ位置に対応するリファ
レンス電圧を自動的に調整するステップを備えているこ
とを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、有機ELディスプレイ
のγ特性測定方法において、RGBの階調数および全階
調の中から選択された所定の複数のγ特性測定用階調を
予め設定するステップ、RGBのうちの任意の1つの映
像について、各γ特性測定用階調毎に、その階調の映像
を有機ELディスプレイに表示させるステップ、ならび
に各γ特性測定用階調毎に、その階調の映像が有機EL
ディスプレイに表示されているときに、有機ELディス
プレイへの駆動電流を測定するステップを備えているこ
とを特徴とする。
【0013】請求項5の発明は、有機ELディスプレイ
のγ特性測定方法において、RGBの階調数および全階
調の中から選択された所定の複数の階調に対して設定さ
れたγ特性調整用のタップ位置を予め設定するステッ
プ、RGBのうちの任意の1つの映像について、各タッ
プ位置毎に、そのタップ位置に対応する階調の映像を有
機ELディスプレイに表示させるステップ、ならびに各
タップ位置毎に、そのタップ位置に対応する階調の映像
が有機ELディスプレイに表示されているときに、有機
ELディスプレイへの駆動電流を測定するステップを備
えていることを特徴とする。
【0014】請求項6の発明は、有機ELディスプレイ
のγ特性調整方法において、RGBの階調数、階調に対
する駆動電流で表される目標γ特性および全階調の中か
ら選択された所定の複数の階調に対して設定されたγ特
性調整用のタップ位置を予め設定するステップ、目標γ
特性に基づいて、各タップ位置での目標駆動電流値を算
出するステップ、RGBのうちの任意の1つの映像につ
いて、各タップ位置毎に、そのタップ位置に対応する階
調の映像を有機ELディスプレイに表示させるステッ
プ、ならびに各タップ位置毎に、そのタップ位置に対応
する階調の映像が有機ELディスプレイに表示されてい
るときに、有機ELディスプレイへの駆動電流を測定
し、測定された駆動電流がそのタップ位置に対応する目
標駆動電流値となるように、そのタップ位置に対応する
リファレンス電圧を自動的に調整するステップを備えて
いることを特徴とする。
【0015】請求項7の発明は、請求項2または5の発
明において、複数のタップ位置は、低階調部(黒側の階
調部)に密にタップ位置が設定されるように、設定され
ていることを特徴とする。
【0016】請求項8の発明は、請求項3または6の発
明において、複数のタップ位置は、低階調部(黒側の階
調部)に密にタップ位置が設定されるように、設定され
ていることを特徴とする。
【0017】請求項9の発明は、有機ELディスプレイ
の輝度チェック方法において、RGB毎の目標輝度許容
範囲およびRGB毎の目標色度座標許容範囲を予め設定
するステップならびにRGB毎に有機ELディスプレイ
の最高輝度をチェックするステップを備えており、Rに
ついての有機ELディスプレイの最高輝度をチェックす
るステップは、Rが100%、Gが0%、Bが0%の映
像を有機ELディスプレイに表示するステップ、有機E
Lディスプレイに表示されている映像の輝度および色座
座標を測定するステップ、ならびに測定された輝度がR
に対する目標輝度許容範囲内にあり、かつ測定された色
座座標がRに対する目標色度座標許容範囲内あることと
いう条件を満たしているか否かを判定するステップを備
えており、Gについての有機ELディスプレイの最高輝
度をチェックするステップは、Rが0%、Gが100
%、Bが0%の映像を有機ELディスプレイに表示する
ステップ、有機ELディスプレイに表示されている映像
の輝度および色座座標を測定するステップ、ならびに測
定された輝度がGに対する目標輝度許容範囲内にあり、
かつ測定された色座座標がGに対する目標色度座標許容
範囲内あることという条件を満たしているか否かを判定
するステップを備えており、Bについての有機ELディ
スプレイの最高輝度をチェックするステップは、Rが0
%、Gが0%、Bが100%の映像を有機ELディスプ
レイに表示するステップ、有機ELディスプレイに表示
されている映像の輝度および色座座標を測定するステッ
プ、ならびに測定された輝度がBに対する目標輝度許容
範囲内にあり、かつ測定された色座座標がBに対する目
標色度座標許容範囲内あることという条件を満たしてい
るか否かを判定するステップを備えていることを特徴と
する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
を有機ELディスプレイの調整システムに適用した場合
の実施の形態について説明する。
【0019】〔1〕有機ELディスプレイの特性につい
ての説明
【0020】図1は有機ELディスプレイの駆動電圧−
輝度特性を示している。
【0021】図2は、有機ELディスプレイの階調−駆
動電圧特性を示している。
【0022】白側リファレンス電圧VWは、輝度および
ホワイトバランスが所定値となるるように設定される。
黒側リファレンス電圧WBは、輝度が所定値となるよう
に設定される。γ調整では、ディスプレイ毎に、駆動回
路内のγ補正回路におけるリファレンス電圧を調整す
る。この実施の形態では、γ調整においては、ディスプ
レイ毎に、白側リファレンス電圧VW、黒側リファレン
ス電圧WBおよび7つのタップ位置に対応するリファレ
ンス電圧(タップ電圧)を調整するようにしている。
【0023】図2(a)は、階調最小位置(黒側リファ
レンス電圧VBに対応する階調)Minから階調最大位
置(白側リファレンス電圧VWに対応する階調)Max
までを等分して7個のタップ位置TAP1〜TAP7を設定した
場合(従来例)を示している。
【0024】図2(b)は、この実施の形態において設
定されたタップ位置TAP1〜TAP7を示しており、階調最小
位置(黒側リファレンス電圧VBに対応する階調)Mi
nから階調最大位置(白側リファレンス電圧VWに対応
する階調)Maxまでを等分せずに、γ特性(図1の駆
動電圧−輝度特性)の変化が大きい低階調部に密に(よ
り多く)タップ位置を設定している。
【0025】〔2〕有機ELディスプレイの自動光学調
整システムについての説明
【0026】図3は、有機ELディスプレイの自動光学
調整システムの構成を示している。
【0027】図3において、1は有機ELディスプレイ
である。2は、有機ELディスプレイの駆動回路(以
下、有機EL駆動回路という)であり、自動光学調整に
よって得られた各種設定データを保持するためのEEP
ROM3を備えている。
【0028】10は、制御および測定用のPCである。
11は、有機ELディスプレイ1に表示された画像に対
して、輝度、色温度、duv、色度座標等を測定するた
めの自動光学測定器である。12は、有機EL駆動回路
2から有機ELディスプレイ1に与えられる電流を測定
する電流測定器である。
【0029】自動光学測定器11による測定結果および
電流測定器12による測定結果はPC10に送られる。
PC10は、自動光学測定器11による測定結果、電流
測定器12による測定結果に基づいて、各種調整処理を
行う。PC10は、各種調整を行う際に、評価映像を有
機EL駆動回路2に供給したり、有機EL駆動回路2内
のγ補正回路に付与される各リファレンス電圧を設定し
たりする。
【0030】〔3〕自動光学調整システムによって行わ
れる全体的な調整手順の説明
【0031】図4は、自動光学調整システムによって行
われる全体的な調整手順の一例を示している。このよう
な調整手順は、1例であり、任意に必要なステップのみ
を実行してもよい。
【0032】まず、輝度チェック処理を行う(ステップ
1)。輝度チェック処理の結果、問題がある場合には不
良品と判断する。輝度チェック処理の結果、問題がない
場合には、黒側リファレンス電圧の設定処理を行う(ス
テップ2)。これにより、黒側リファレンス電圧が決定
される。
【0033】黒側リファレンス電圧の設定処理が終了す
ると、ホワイトバランスの調整処理を行う(ステップ
3)。これにより、白側リファレンス電圧が決定され
る。ホワイトバランスの調整処理が終了すると、γ特性
の測定処理およびγ特性の調整処理を行う(ステップ
4)。γ特性の調整処理により、各タップ位置TAP1〜TA
P7のリファレンス電圧が決定される。γ特性の測定処理
および調整処理が終了すると、電流測定処理を行う(ス
テップ5)。
【0034】最後に輝度ムラを目視でチェックする(ス
テップ6)。目視での輝度ムラチェックの結果、問題が
ある場合には不良品と判断する。目視での輝度ムラチェ
ックの結果、問題がない場合には、良品と判断する。
【0035】〔4〕輝度チェックについて
【0036】輝度チェックの方法には、2つの方法があ
る。以下、これらの方法について説明する。
【0037】〔4−1〕第1方法
【0038】図5は、第1方法の輝度チェック処理手順
を示している。
【0039】PC10に設定するデータ、自動光学測定
器11での測定項目は以下の通りである。
【0040】(a)PC10に設定するデータ ・RGB毎の目標輝度および各目標輝度の許容誤差 ・RGB毎の目標色度座標および各目標色度座標の許容
誤差 (b)自動光学測定器11での測定項目 ・輝度 ・色度座標
【0041】まず、Rに対する輝度チェック処理を行
う。すなわち、RGBそれぞれの白側リファレンス電圧
をデフォルト値に設定するとともに、黒側リファレンス
電圧を最小値に設定する(ステップ11)。R:100
%,G:0%,B:0%の映像を表示させる(ステップ
12)。自動光学測定器11を用いて輝度および色度座
標を測定する(ステップ13)。そして、測定された輝
度がRの目標輝度許容範囲内でありかつ測定された色度
座標がRの目標色度座標許容範囲内であるという条件を
満たしているか否かを判定する(ステップ14)。条件
を満たしていない場合には、不良品と判定する。条件を
満たしている場合には、測定された輝度および色度座標
をPC10内の記憶装置に記憶するとともに、EEPR
OM3に転送する(ステップ15)。
【0042】次に、Gに対する輝度チェック処理を行
う。すなわち、R:0%,G:100%,B:0%の映
像を表示させる(ステップ16)。自動光学測定器11
を用いて輝度および色度座標を測定する(ステップ1
7)。そして、測定された輝度がGの目標輝度許容範囲
内でありかつ測定された色度座標がGの目標色度座標許
容範囲内であるという条件を満たしているか否かを判定
する(ステップ18)。条件を満たしていない場合に
は、不良品と判定する。条件を満たしている場合には、
測定された輝度および色度座標をPC10内の記憶装置
に記憶するとともに、EEPROM3に転送する(ステ
ップ19)。
【0043】次に、Bに対する輝度チェック処理を行
う。すなわち、R:0%,G:0%,B:100%の映
像を表示させる(ステップ20)。自動光学測定器11
を用いて輝度および色度座標を測定する(ステップ2
1)。そして、測定された輝度がBの目標輝度許容範囲
内でありかつ測定された色度座標がBの目標色度座標許
容範囲内であるという条件を満たしているか否かを判定
する(ステップ22)。条件を満たしていない場合に
は、不良品と判定する。条件を満たしている場合には、
測定された輝度および色度座標をPC10内の記憶装置
に記憶するとともに、EEPROM3に転送する(ステ
ップ23)。そして、輝度チェック処理を終了する。
【0044】〔4−2〕第2方法
【0045】図6は、第2方法の輝度チェック処理手順
を示している。
【0046】PC10に設定するデータ、自動光学測定
器11での測定項目および有機EL駆動回路2への制御
項目は以下の通りである。
【0047】(a)PC10に設定するデータ ・RGBの目標合計輝度および目標合計輝度の許容誤差 ・目標色温度および目標色温度の許容誤差 ・目標duvおよび目標duvの許容誤差
【0048】(b)自動光学測定器11での測定項目 ・輝度 ・色温度 ・duv
【0049】(c)有機EL駆動回路2への制御項目 ・RGBそれぞれの白側リファレンス電圧
【0050】まず、R:100%,G:100%,B:
100%の映像を表示させる(ステップ31)。RGB
それぞれの白側リファレンス電圧をデフォルト値に設定
するとともに、黒側リファレンス電圧をデフォルト値に
設定する(ステップ32)。
【0051】自動光学測定器11を用いて輝度、色温度
およびduvを測定する(ステップ33)。そして、測
定された輝度が目標合計輝度許容範囲であり、測定され
た温度が目標色温度許容範囲内であり、測定されたdu
vが目標duv許容範囲内あるという条件を満たしてい
るか否かを判定する(ステップ34)。
【0052】条件を満たしていない場合には、条件を満
たすように、RGBそれぞれの白側リファレンス電圧を
変更した後(ステップ35)、ステップ33に移行す
る。だだし、調整後の白側リファレンス電圧が、有機E
L駆動回路2での調整電圧範囲を越えるような場合には
(ステップ36でYES)、不良品と判断する。
【0053】ステップ34において、条件を満足すると
判定された場合には、そのときの測定結果(輝度、色温
度およびduv)と、そのときのRGBそれぞれの白側
リファレンス電圧をPC10内の記憶装置に記憶すると
ともに、EEPROM3に転送する(ステップ37)。
そして、輝度のチェック処理を終了する。
【0054】〔5〕黒側リファレンス電圧の設定処理に
ついて
【0055】図7は、黒側リファレンス電圧の設定処理
手順を示している。
【0056】PC10に設定するデータ、自動光学測定
器11での測定項目および有機EL駆動回路2への制御
項目は以下の通りである。
【0057】(a)PC10に設定するデータ ・RGB共通の黒側リファレンス電圧を設定するモード
かRGB個別に黒側リファレンス電圧を設定するモード
かのモード選択 ・黒レベルの目標輝度
【0058】(b)自動光学測定器11での測定項目 ・輝度
【0059】(c)有機EL駆動回路2への制御項目 ・RGBそれぞれの黒側リファレンス電圧
【0060】まず、R:0%,G:0%,B:0%の映
像を表示させる(ステップ41)。有機EL駆動回路2
において、RGBそれぞれの黒側リファレンス電圧をデ
フォルト値に設定する(ステップ42)。
【0061】自動光学測定器11を用いて輝度を測定す
る(ステップ43)。測定された輝度値が黒レベルの目
標輝度値以上か否かを判定する(ステップ44)。得ら
れた輝度値が黒レベルの目標輝度値より小さい場合に
は、RGBそれぞれの黒側リファレンス電圧を上昇させ
た後(ステップ45)、ステップ43に戻る。そして、
測定された輝度値が黒レベルの目標輝度値以上になるま
で、ステップ43、44および45の処理を繰り返す。
【0062】ステップ44において、測定された輝度値
が黒レベルの目標輝度値以上であると判定された場合に
は、設定モードを判定する(ステップ46)。設定モー
ドがRGB共通の黒側リファレンス電圧を設定するモー
ド(RGB共通モード)である場合には、自動光学測定
器11を用いて輝度を測定する(ステップ47)。測定
された輝度値が黒レベルの目標輝度値以下か否かを判定
する(ステップ48)。
【0063】得られた輝度値が黒レベルの目標輝度値よ
り大きい場合には、輝度が低くなるように、RGB共通
黒側リファレンス電圧を変化させた後(ステップ4
9)、ステップ47に戻る。そして、測定された輝度値
が黒レベルの目標輝度値以下になるまで、ステップ4
7、48および49の処理を繰り返す。
【0064】ステップ48において、測定された輝度値
が黒レベルの目標輝度値以下であると判定された場合に
は、そのときのRGB共通黒側リファレンス電圧をPC
10内の記憶装置に記憶するとともに、EEPROM3
に転送する(ステップ50)。そして、RGB共通の黒
側リファレンス電圧の設定処理を終了する。
【0065】上記ステップ46において、設定モードが
RGB個別に黒側リファレンス電圧を設定するモードで
ある場合には、RGBの順番でRGB個別の黒側リファ
レンス電圧を設定するための処理を行う。
【0066】まず、Rに対する黒側リファレンス電圧の
設定処理を行う。つまり、Rに対する黒側リファレンス
電圧をデフォルトのまま維持し、GおよびBの黒側リフ
ァレンス電圧を最小値に設定する(ステップ51)。そ
して、自動光学測定器11を用いてRの輝度測定を行う
(ステップ52)。測定されたRの輝度値が黒レベルの
目標輝度値以下か否かを判定する(ステップ53)。
【0067】測定されたRの輝度値が黒レベルの目標輝
度値より大きい場合には、Rの輝度が低くなるように、
Rの黒側リファレンス電圧を変化させた後(ステップ5
4)、ステップ52に戻る。そして、測定されたRの輝
度値が黒レベルの目標輝度値以下になるまで、ステップ
52、53および54の処理を繰り返す。
【0068】ステップ53において、測定されたRの輝
度値が黒レベルの目標輝度値以下であると判定された場
合には、そのときのRの黒側リファレンス電圧をPC1
0内の記憶装置に記憶するとともに、EEPROM3に
転送する(ステップ55)。
【0069】この後、Rに対する黒側リファレンス電圧
の設定処理と同様な方法で、Gに対する黒側リファレン
ス電圧の設定処理およびBに対する黒側リファレンス電
圧の設定処理を行う(ステップ56、57)。なお、G
に対する黒側リファレンス電圧の設定処理においては、
Gに対する黒側リファレンス電圧をデフォルトに設定
し、RおよびBの黒側リファレンス電圧を最小値に設定
する。また、Bに対する黒側リファレンス電圧の設定処
理においては、Bに対する黒側リファレンス電圧をデフ
ォルトに設定し、RおよびGの黒側リファレンス電圧を
最小値に設定する。
【0070】〔6〕ホワイトバランスの調整処理につい
【0071】ホワイトバランスの調整方法には、2つの
方法がある。以下、これらの方法について説明する。
【0072】〔6−1〕第1方法
【0073】図8は、第1方法のホワイトバランスの調
整処理手順を示している。
【0074】PC10に設定するデータ、自動光学測定
器11での測定項目および有機EL駆動回路2への制御
項目は以下の通りである。
【0075】(a)PC10に設定するデータ ・RGBの目標合計輝度および目標合計輝度の許容誤差 ・RGBの目標輝度比およびRGBの目標輝度比の許容
誤差
【0076】(b)自動光学測定器11での測定項目 ・輝度 ・色温度 ・duv
【0077】(c)有機EL駆動回路2への制御項目 ・RGBそれぞれの白側リファレンス電圧
【0078】まず、有機EL駆動回路2において、RG
Bそれぞれの白側リファレンス電圧をデフォルト値に設
定するとともに、RGBそれぞれの黒側リファレンス電
圧を最小値に設定する(ステップ61)。
【0079】R:100%,G:0%,B:0%の映像
を表示させる(ステップ62)。自動光学測定器11を
用いて輝度、色温度およびduvを測定する(ステップ
63)。
【0080】次に、R:0%,G:100%,B:0%
の映像を表示させる(ステップ64)。自動光学測定器
11を用いて輝度、色温度およびduvを測定する(ス
テップ65)。次に、R:0%,G:0%,B:100
%の映像を表示させる(ステップ66)。自動光学測定
器11によって輝度、色温度およびduvを測定する
(ステップ67)。
【0081】上記ステップ63、65、67の測定結果
に基づいて、RGBの合計輝度およびRGBの輝度比を
算出する(ステップ68)。そして、算出したRGBの
合計輝度がRGBの目標合計輝度許容範囲内であり、か
つ算出したRGBの輝度比がRGBの目標輝度比許容範
囲内であるという条件を満たしているか否かを判定する
(ステップ69)。
【0082】条件を満たしていない場合には、RGBそ
れぞれの白側リファレンス電圧を、上記条件が満たされ
る方向に変更させた後(ステップ70)、ステップ62
に戻る。そして、ステップ69で上記条件が満たされる
まで、ステップ62〜70の処理を繰り返す。
【0083】ステップ69において、上記条件を満たし
ていると判定された場合には、条件を満たした場合の測
定結果(輝度、色温度、duv)およびRGBそれぞれ
の白側リファレンス電圧をPC10内の記憶装置に記憶
するとともに、EEPROM3に転送する(ステップ7
1)。そして、ホワイトバランスの調整処理を終了す
る。
【0084】〔6−2〕第2方法
【0085】図9は、第2方法のホワイトバランスの調
整処理手順を示している。
【0086】PC10に設定するデータ、自動光学測定
器11での測定項目および有機EL駆動回路2への制御
項目は以下の通りである。
【0087】(a)PC10に設定するデータ ・RGBの目標合計輝度および目標合計輝度の許容誤差 ・目標色温度および目標色温度の許容誤差 ・目標duvおよび目標duvの許容誤差
【0088】(b)自動光学測定器11での測定項目 ・輝度 ・色温度・duv
【0089】(c)有機EL駆動回路2への制御項目 ・RGBそれぞれの白側リファレンス電圧
【0090】まず、R:0%,G:0%,B:100%
の映像を表示させる(ステップ81)。次に、RGBそ
れぞれの白側リファレンス電圧をデフォルト値に設定す
るとともに、RGBそれぞれの黒側リファレンス電圧を
最小値に設定する(ステップ82)。
【0091】そして、自動光学測定器11を用いて輝度
(RGB合計輝度)、色温度およびduvを測定する
(ステップ83)。測定されたRGBの合計輝度がRG
Bの目標合計輝度許容範囲内であり、かつ得られた色温
度が目標色温度許容範囲内であり、かつ得られたduv
が目標duv許容範囲内にあるという条件を満たしてい
るか否かを判定する(ステップ84)。
【0092】条件を満たしていない場合には、RGBそ
れぞれの白側リファレンス電圧を、上記条件が満たされ
る方向に変更させた後(ステップ85)、ステップ83
に戻る。そして、ステップ84で上記条件が満たされる
まで、ステップ83〜85の処理を繰り返す。
【0093】ステップ84において、上記条件を満たし
ていると判定された場合には、条件を満たした場合の測
定結果(輝度(RGB合計輝度)、色温度、duv)お
よびRGBそれぞれの白側リファレンス電圧をPC10
内の記憶装置に記憶するとともに、EEPROM3に転
送する(ステップ86)。そして、ホワイトバランスの
調整処理を終了する。
【0094】〔7〕γ特性の測定処理について
【0095】γ特性の測定処理方法には、2つの方法が
ある。以下、これらの方法について説明する。
【0096】〔7−1〕第1方法
【0097】図10は、第1方法によるγ特性の測定処
理手順を示している。
【0098】PC10に設定するデータおよび自動光学
測定器11での測定項目は以下の通りである。
【0099】(a)PC10に設定するデータ ・RGBの映像階調数 ・映像切り替えから測定開始までのRGB毎の待ち時間 これは、機器間の応答性および有機ELディスプレイの
特性によって、映像やリファレンス電圧を切り替えてか
ら、安定するまでに時間がかかるために設定される待ち
時間である。ここで、有機ELディスプレイでは、たと
えば、温度特性(暖かいほど明るく光る特性)や電荷保
持特性などによって応答性が少し悪いという特性を有し
ている。なお、RGB毎の待ち時間は、有機ELディス
プレイの材料に応じて変えることが好ましい。 ・タップ数およびタップ位置 タップ数およびタップ位置は、図2(b)のように設定
されるものとする。 ・全階調から選択された複数のγ特性測定用階調 γ特性測定用階調は、各タップ位置を含んでいるものと
し、かつγ特性測定用階調の総数は全階調数より少ない
ものとする。
【0100】(b)自動光学測定器11での測定項目 ・輝度
【0101】γ特性の測定処理はRGBの順番で行われ
る。まず、Rに対するγ特性の測定処理を行う。すなわ
ち、Rの黒側リファレンス電圧をデフォルト値または黒
側リファレンス電圧設定処理(図4のステップ2)によ
って決定された電圧値に設定するとともにGおよびBの
黒側リファレンス電圧を最小値に設定する(ステップ9
1)。なお、RGBの白側リファレンス電圧は、デフォ
ルト値またはホワイトバランス調整処理(図4のステッ
プ3)によって決定された電圧値に設定する。
【0102】R映像(G:0%,B:0%の映像)を設
定階調数にしたがって黒映像(R:0%,G:0%,
B:0%)から順に白映像(R:100%,G:0%,
B:0%)に向かって表示していき、各γ特性測定用階
調での輝度を自動光学測定器11を用いて測定する(ス
テップ92)。なお、映像が切り替える毎に、予め設定
された待ち時間だけ待って測定を行う。そして、得られ
た各γ特性測定用階調毎の輝度と、タップ位置毎の輝度
とをPC10内の記憶装置に記憶するとともに、EEP
ROM3に転送する(ステップ93)。
【0103】この後、Rに対するγ特性の測定処理と同
様な方法によって、Gに対するγ特性の測定処理および
Bに対するγ特性の測定処理を行う(ステップ94、9
5)。なお、Gに対するγ特性を測定する場合には、G
の黒側リファレンス電圧をデフォルト値または黒側リフ
ァレンス電圧設定処理によって決定された電圧値に設定
するとともにRおよびBの黒側リファレンス電圧を最小
値に設定する。また、Bに対するγ特性を測定する場合
には、Bの黒側リファレンス電圧をデフォルト値または
黒側リファレンス電圧設定処理によって決定された電圧
値に設定するとともにRおよびGの黒側リファレンス電
圧を最小値に設定する。
【0104】なお、各タップ位置に対応する階調のみ
を、γ特性測定用階調として選択してもよい。この場合
には、各タップ位置に対応する階調においてのみ、輝度
が測定される。
【0105】〔7−2〕第2方法
【0106】図11は、第2方法によるγ特性の測定処
理手順を示している。
【0107】PC10に設定するデータおよび電流測定
器12での測定項目は以下の通りである。
【0108】(a)PC10に設定するデータ ・RGBの映像階調数 ・映像切り替えから測定開始までのRGB毎の待ち時間 ・タップ数およびタップ位置 タップ数およびタップ位置は、図2(b)のように設定
されるものとする。 ・全階調から選択された複数のγ特性測定用階調 γ特性測定用階調は、各タップ位置を含んでいるものと
し、かつγ特性測定用階調の総数は全階調数より少ない
ものとする。
【0109】(b)電流測定器12での測定項目 ・電流値
【0110】γ特性の測定処理はRGBの順番で行われ
る。まず、Rに対するγ特性の測定処理を行う。すなわ
ち、まず、Rの黒側リファレンス電圧をデフォルト値ま
たは黒側リファレンス電圧設定処理によって決定された
電圧値に設定するとともにGおよびBの黒側リファレン
ス電圧を最小値に設定する(ステップ101)。なお、
RGBの白側リファレンス電圧は、デフォルト値または
ホワイトバランス調整処理によって決定された電圧に設
定する。
【0111】R映像(G:0%,B:0%の映像)を設
定階調数にしたがって黒映像(R:0%,G:0%,
B:0%)から順に白映像(R:100%,G:0%,
B:0%)に向かって表示していき、各γ特性測定用階
調での電流値を電流測定器12を用いて測定する(ステ
ップ102)。なお、映像が切り替える毎に、予め設定
された待ち時間だけ待って測定を行う。そして、得られ
た各γ特性測定用階調毎の電流値と、タップ位置毎の電
流値とをPC10内の記憶装置に記憶するとともに、E
EPROM3に転送する(ステップ103)。
【0112】この後、Rに対するγ特性の測定処理と同
様な方法によって、Gに対するγ特性の測定処理および
Bに対するγ特性の測定処理を行う(ステップ104、
105)。なお、Gに対するγ特性を測定する場合に
は、Gの黒側リファレンス電圧をデフォルト値または黒
側リファレンス電圧設定処理によって決定された電圧値
に設定するとともにRおよびBの黒側リファレンス電圧
を最小値に設定する。また、Bに対するγ特性を測定す
る場合には、Bの黒側リファレンス電圧をデフォルト値
または黒側リファレンス電圧設定処理によって決定され
た電圧値に設定するとともにRおよびGの黒側リファレ
ンス電圧を最小値に設定する。
【0113】この第2方法は、有機ELディスプレイで
は、輝度が電流に比例するという特性を有しているた
め、各γ特性測定用階調において輝度の代わりに電流値
を測定しているので、電流測定器のみによってγ特性を
測定できる。
【0114】なお、各タップ位置に対応する階調のみ
を、γ特性測定用階調として選択してもよい。この場合
には、各タップ位置に対応する階調においてのみ、電流
値が測定される。
【0115】〔8〕γ特性の調整処理について
【0116】γ特性の調整処理方法には、2つの方法が
ある。以下、これらの方法について説明する。
【0117】〔8−1〕第1方法
【0118】図12は、第1方法によるγ特性調整処理
手順を示している。
【0119】PC10に設定するデータおよび自動光学
測定器11での測定項目は以下の通りである。
【0120】(a)PC10に設定するデータ ・RGBの映像階調数 ・映像切り替えから測定開始までのRGB毎の待ち時間 ・タップ数およびタップ位置 タップ数およびタップ位置は、図2(b)のように設定
されるものとする。 ・目標とするγ特性(階調−輝度特性) 目標とするγ特性は、ホワイトバランス調整によって得
られた白側リファレンス電圧に対する輝度(最大階調に
対する輝度)に基づいて求められる。
【0121】(b)自動光学測定器11での測定項目 ・輝度
【0122】γ特性調整処理はRGBの順番で行われ
る。まず、Rに対するγ特性調整処理を行う。すなわ
ち、目標とするγ特性から、各タップ位置TAP1〜TAP7に
対する輝度(目標輝度)TS1 〜TS7 を算出する(ステッ
プ111)。
【0123】Rの黒側リファレンス電圧を黒側リファレ
ンス電圧設定処理によって決定された電圧値に設定する
とともにGおよびBの黒側リファレンス電圧を最小値に
設定する(ステップ112)。なお、RGBの白側リフ
ァレンス電圧を、ホワイトバランス調整処理によって決
定された電圧に設定する。
【0124】R映像(G:0%,B:0%の映像)を設
定階調数にしたがって黒映像(R:0%,G:0%,
B:0%)から順に白映像(R:100%,G:0%,
B:0%)に向かって表示していき、各タップ位置TAP1
〜TAP7毎に、そのタップ位置TAPiでの測定輝度Tiが目標
輝度TSi となるようにそのタップ位置TAPiに対応するリ
ファレンス電圧Viを調整する(ステップ113〜11
9)。なお、映像が切り替える毎に、予め設定された待
ち時間だけ待って測定および調整を行う。
【0125】たとえば、第1のタップ位置TAP1に対応す
るリファレンス電圧V1の調整処理は、次のように行われ
る。R映像の階調が第1のタップ位置TAP1に対応する階
調となっている場合に、自動光学測定器11を用いて輝
度T1を測定する(ステップ113a)。そして、測定さ
れた輝度T1と目標輝度TS1 とを比較し(ステップ113
b)、一致していない場合には、両者が一致する方向に
第1のタップ位置TAP1に対応するリファレンス電圧V1を
変化させて(ステップ113c)、ステップ113aに
戻る。第1のタップ位置TAP1での測定輝度T1が目標輝度
TS1 に一致するまで、ステップ113a、113b、1
13cの処理を繰り返す。
【0126】第1〜第7のタップ位置TAP1〜TAP7に対応
するリファレンス電圧V1〜V7の調整処理が終了すると、
各タップ位置TAP1〜TAP7毎に設定されたリファレンス電
圧V1〜V7をPC10内の記憶装置に記憶するとともに、
EEPROM3に転送する(ステップ120)。
【0127】この後、Rに対するγ特性調整処理と同様
な方法によって、Gに対するγ特性調整処理およびBに
対するγ特性調整処理を行う(ステップ121、12
2)。なお、Gに対するγ特性調整を行う場合には、G
の黒側リファレンス電圧を黒側リファレンス電圧設定処
理によって決定された電圧値に設定するとともにRおよ
びBの黒側リファレンス電圧を最小値に設定する。ま
た、Bに対するγ特性調整を行う場合には、Bの黒側リ
ファレンス電圧を黒側リファレンス電圧設定処理によっ
て決定された電圧値に設定するとともにRおよびGの黒
側リファレンス電圧を最小値に設定する。
【0128】〔8−2〕第2方法
【0129】図13は、第2方法によるγ調整処理手順
を示している。
【0130】PC10に設定するデータおよび電流測定
器12での測定項目は以下の通りである。
【0131】(a)PC10に設定するデータ ・RGBの映像階調数 ・映像切り替えから測定開始までのRGB毎の待ち時間 ・タップ数およびタップ位置 タップ数およびタップ位置は、図2(b)のように設定
されるものとする。 ・目標とするγ特性(階調−電流特性) 目標とするγ特性は、ホワイトバランス調整によって得
られた白側リファレンス電圧に対する電流(最大階調に
対する電流)に基づいて求められる。
【0132】(b)電流測定器12での測定項目 ・電流値
【0133】γ調整処理はRGBの順番で行われる。ま
ず、Rに対するγ調整処理を行う。すなわち、目標とす
るγ特性から、各タップ位置TAP1〜TAP7に対する電流値
(目標電流値)IS1 〜IS7 を算出する(ステップ13
1)。
【0134】Rの黒側リファレンス電圧を黒側リファレ
ンス電圧設定処理によって決定された電圧値に設定する
とともにGおよびBの黒側リファレンス電圧を最小値に
設定する(ステップ132)。なお、RGBの白側リフ
ァレンス電圧を、ホワイトバランス調整処理によって決
定された電圧に設定する。
【0135】R映像(G:0%,B:0%の映像)を設
定階調数にしたがって黒映像(R:0%,G:0%,
B:0%)から順に白映像(R:100%,G:0%,
B:0%)に向かって表示していき、各タップ位置TAP1
〜TAP7毎に、そのタップ位置TAPiでの測定電流値Iiが目
標電流値ISi となるようにそのタップ位置TAPiに対応す
るリファレンス電圧Viを調整する(ステップ133〜1
39)。なお、映像が切り替える毎に、予め設定された
待ち時間だけ待って測定および調整を行う。
【0136】たとえば、第1のタップ位置TAP1に対応す
るリファレンス電圧V1の調整処理は、次のように行われ
る。R映像の階調が第1のタップ位置TAP1に対応する階
調となっている場合に、電流測定器12を用いて電流値
I1を測定する(ステップ133a)。そして、測定され
た電流値I1と目標電流値IS1 とを比較し(ステップ13
3b)、一致していない場合には、両者が一致する方向
に第1のタップ位置TAP1に対応するリファレンス電圧V1
を変化させて(ステップ133c)、ステップ133a
に戻る。第1のタップ位置TAP1での測定電流値I1が目標
電流値IS1 に一致するまで、ステップ133a、133
b、133cの処理を繰り返す。
【0137】第1〜第7のタップ位置TAP1〜TAP7に対応
するリファレンス電圧V1〜V7の調整処理が終了すると、
各タップ位置TAP1〜TAP7毎に設定されたリファレンス電
圧V1〜V7をPC10内の記憶装置に記憶するとともに、
EEPROM3に転送する(ステップ140)。
【0138】この後、Rに対するγ特性調整処理と同様
な方法によって、Gに対するγ特性調整処理およびBに
対するγ特性調整処理を行う(ステップ141、14
2)。なお、Gに対するγ特性調整を行う場合には、G
の黒側リファレンス電圧を黒側リファレンス電圧設定処
理によって決定された電圧値に設定するとともにRおよ
びBの黒側リファレンス電圧を最小値に設定する。ま
た、Bに対するγ特性調整を行う場合には、Bの黒側リ
ファレンス電圧を黒側リファレンス電圧設定処理によっ
て決定された電圧値に設定するとともにRおよびGの黒
側リファレンス電圧を最小値に設定する。
【0139】
〔9〕電流値測定処理について
【0140】図14は、電流値測定処理手順を示してい
る。
【0141】PC10に設定するデータ、自動光学測定
器11での測定項目および電流測定器12での測定項目
は以下の通りである。
【0142】(a)PC10に設定するデータ ・定点測定モードか多点測定モードかのモード選択 定点測定モードでは、RGB毎に白100%の映像に対
する輝度、電流値等が測定される。多点測定モードで
は、RGBそれぞれについて、階調毎に輝度、電流値等
が測定される ・多点測定モードの場合のRGBの映像階調数 ・測定対象ディスプレイの発光エリア面積
【0143】(b)自動光学測定器11での測定項目 ・輝度
【0144】(c)電流測定器12での測定項目 ・電流値
【0145】まず、定点測定モードが設定されているか
多点測定モードが設定されているを判定する(ステップ
151)。
【0146】定点測定モードが設定されている場合に
は、RGBそれぞれの黒側リファレンス電圧を最小値に
設定する(ステップ152)。RGBそれぞれの白側リ
ファレンス電圧をデフォルト値またはホワイトバランス
調整処理によって決定された電圧に設定する(ステップ
153)。
【0147】R:100%,G:0%,B:0%の映像
を表示させる(ステップ154)。そして、自動光学測
定器11を用いて輝度を測定するとともに電流測定器1
2を用いて電流値を測定し、それらの測定値をPC10
内の記憶装置に記憶するとともに、EEPROM3に転
送する(ステップ155)。
【0148】次に、R:0%,G:100%,B:0%
の映像を表示させる(ステップ156)。そして、自動
光学測定器11を用いて輝度を測定するとともに電流測
定器12を用いて電流値を測定し、それらの測定値をP
C10内の記憶装置に記憶するとともに、EEPROM
3に転送する(ステップ157)。
【0149】次に、R:0%,G:0%,B:100%
の映像を表示させる(ステップ158)。そして、自動
光学測定器11を用いて輝度を測定するとともに電流測
定器12を用いて電流値を測定し、それらの測定値をP
C10内の記憶装置に記憶するとともに、EEPROM
3に転送する(ステップ159)。そして、定点測定モ
ードでの電流値測定処理を終了する。
【0150】多点測定モードが設定されている場合に
は、まず、Rに対する電流測定処理を行う。
【0151】つまり、Rの黒側リファレンス電圧を黒側
リファレンス電圧設定で設定された電圧値に設定し、G
Bそれぞれの黒側リファレンス電圧を最小値に設定する
(ステップ160)。RGBそれぞれの白側リファレン
ス電圧をデフォルト値またはホワイトバランス調整処理
によって決定された電圧に設定する(ステップ16
1)。
【0152】R映像(G:0%,B:0%の映像)を設
定階調数にしたがって黒映像(R:0%,G:0%,
B:0%)から順に白映像(R:100%,G:0%,
B:0%)に向かって表示していき、各階調の映像が表
示されているときに、自動光学測定器11を用いて輝度
を測定するとともに電流測定器12を用いて電流値を測
定する(ステップ162)。
【0153】各階調毎に得られた測定結果(輝度および
電流値)をPC10内の記憶装置に記憶するとともに、
EEPROM3に転送する(ステップ163)。
【0154】この後、Rに対する電流測定処理と同様に
して、GおよびBに対する電流測定処理を行う(ステッ
プ164、165)。そして、多点測定モードでの電流
値測定処理を終了する。なお、Gに対する電流測定処理
を行う場合には、Gの黒側リファレンス電圧を黒側リフ
ァレンス電圧設定処理によって決定電圧値に設定すると
ともにRおよびBの黒側リファレンス電圧を最小値に設
定する。また、Bに対する電流測定処理を行う場合に
は、Bの黒側リファレンス電圧を黒側リファレンス電圧
設定処理によって決定電圧値に設定するとともにRおよ
びGの黒側リファレンス電圧を最小値に設定する。
【0155】
【発明の効果】この発明によれば、調整時間の短縮化が
図れる有機ELディスプレイのγ特性測定方法が実現す
る。
【0156】この発明によれば、調整時間の短縮化が図
れる有機ELディスプレイのγ特性調整方法が実現す
る。
【0157】また、この発明によれば、特性のばらつき
が大きい有機ELディスプレイに対して正確な最高輝度
チェックを行える有機ELディスプレイの最高輝度チェ
ック方法が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】有機ELディスプレイの駆動電圧−輝度特性を
示すグラフである。
【図2】有機ELディスプレイの階調−駆動電圧特性を
示すグラフである。
【図3】有機ELディスプレイの自動光学調整システム
の構成を示すブロック図である。
【図4】自動光学調整システムによって行われる全体的
な調整手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】第1方法の輝度チェック処理手順を示すフロー
チャートである。
【図6】第2方法の輝度チェック処理手順を示すフロー
チャートである。
【図7】黒側リファレンス電圧の設定処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図8】第1方法のホワイトバランスの調整処理手順を
示すフローチャートである。
【図9】第2方法のホワイトバランスの調整処理手順を
示すフローチャートである。ている。
【図10】第1方法によるγ特性の測定処理手順を示す
フローチャートである。
【図11】第2方法によるγ特性の測定処理手順を示す
フローチャートである。。
【図12】第1方法によるγ特性の調整処理手順を示す
フローチャートである。
【図13】第2方法によるγ特性の調整処理手順を示す
フローチャートである。
【図14】電流値測定処理手順を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 有機ELディスプレイ 2 有機ELディスプレイの駆動回路(有機EL駆動回
路) 3 EEPROM 10 PC 11 自動光学測定器 12 電流測定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 幸夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 山下 敦弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 棚瀬 晋 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 木下 茂雄 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 安田 仁志 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 2G086 EE12 3K007 AB02 AB04 DB03 5C058 AA12 BA05 BA13 5C061 BB03 BB15

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機ELディスプレイのγ特性測定方法
    において、 RGBの階調数および全階調の中から選択された所定の
    複数のγ特性測定用階調を予め設定するステップ、 RGBのうちの任意の1つの映像について、各γ特性測
    定用階調毎に、その階調の映像を有機ELディスプレイ
    に表示させるステップ、ならびに各γ特性測定用階調毎
    に、その階調の映像が有機ELディスプレイに表示され
    ているときに、有機ELディスプレイに表示されている
    映像の輝度を測定するステップ、 を備えていることを特徴とする有機ELディスプレイの
    γ特性測定方法。
  2. 【請求項2】 有機ELディスプレイのγ特性測定方法
    において、 RGBの階調数および全階調の中から選択された所定の
    複数の階調に対して設定されたγ特性調整用のタップ位
    置を予め設定するステップ、 RGBのうちの任意の1つの映像について、各タップ位
    置毎に、そのタップ位置に対応する階調の映像を有機E
    Lディスプレイに表示させるステップ、ならびに各タッ
    プ位置毎に、そのタップ位置に対応する階調の映像が有
    機ELディスプレイに表示されているときに、有機EL
    ディスプレイに表示されている映像の輝度を測定するス
    テップ、 を備えていることを特徴とする有機ELディスプレイの
    γ特性測定方法。
  3. 【請求項3】 有機ELディスプレイのγ特性調整方法
    において、 RGBの階調数、階調に対する輝度で表される目標γ特
    性および全階調の中から選択された所定の複数の階調に
    対して設定されたγ特性調整用のタップ位置を予め設定
    するステップ、 目標γ特性に基づいて、各タップ位置での目標輝度値を
    算出するステップ、 RGBのうちの任意の1つの映像について、各タップ位
    置毎に、そのタップ位置に対応する階調の映像を有機E
    Lディスプレイに表示させるステップ、ならびに各タッ
    プ位置毎に、そのタップ位置に対応する階調の映像が有
    機ELディスプレイに表示されているときに、有機EL
    ディスプレイに表示されている映像の輝度を測定し、測
    定された輝度がそのタップ位置に対応する目標輝度値と
    なるように、そのタップ位置に対応するリファレンス電
    圧を自動的に調整するステップ、 を備えていることを特徴とする有機ELディスプレイの
    γ特性調整方法。
  4. 【請求項4】 有機ELディスプレイのγ特性測定方法
    において、 RGBの階調数および全階調の中から選択された所定の
    複数のγ特性測定用階調を予め設定するステップ、 RGBのうちの任意の1つの映像について、各γ特性測
    定用階調毎に、その階調の映像を有機ELディスプレイ
    に表示させるステップ、ならびに各γ特性測定用階調毎
    に、その階調の映像が有機ELディスプレイに表示され
    ているときに、有機ELディスプレイへの駆動電流を測
    定するステップ、 を備えていることを特徴とする有機ELディスプレイの
    γ特性測定方法。
  5. 【請求項5】 有機ELディスプレイのγ特性測定方法
    において、 RGBの階調数および全階調の中から選択された所定の
    複数の階調に対して設定されたγ特性調整用のタップ位
    置を予め設定するステップ、 RGBのうちの任意の1つの映像について、各タップ位
    置毎に、そのタップ位置に対応する階調の映像を有機E
    Lディスプレイに表示させるステップ、ならびに各タッ
    プ位置毎に、そのタップ位置に対応する階調の映像が有
    機ELディスプレイに表示されているときに、有機EL
    ディスプレイへの駆動電流を測定するステップ、 を備えていることを特徴とする有機ELディスプレイの
    γ特性測定方法。
  6. 【請求項6】 有機ELディスプレイのγ特性調整方法
    において、 RGBの階調数、階調に対する駆動電流で表される目標
    γ特性および全階調の中から選択された所定の複数の階
    調に対して設定されたγ特性調整用のタップ位置を予め
    設定するステップ、 目標γ特性に基づいて、各タップ位置での目標駆動電流
    値を算出するステップ、 RGBのうちの任意の1つの映像について、各タップ位
    置毎に、そのタップ位置に対応する階調の映像を有機E
    Lディスプレイに表示させるステップ、ならびに各タッ
    プ位置毎に、そのタップ位置に対応する階調の映像が有
    機ELディスプレイに表示されているときに、有機EL
    ディスプレイへの駆動電流を測定し、測定された駆動電
    流がそのタップ位置に対応する目標駆動電流値となるよ
    うに、そのタップ位置に対応するリファレンス電圧を自
    動的に調整するステップ、 を備えていることを特徴とする有機ELディスプレイの
    γ調整方法。
  7. 【請求項7】 複数のタップ位置は、低階調部(黒側の
    階調部)に密にタップ位置が設定されるように、設定さ
    れていることを特徴とする請求項2および5のいずれか
    に記載の有機ELディスプレイのγ特性測定方法。
  8. 【請求項8】 複数のタップ位置は、低階調部(黒側の
    階調部)に密にタップ位置が設定されるように、設定さ
    れていることを特徴とする請求項3および6のいずれか
    に記載の有機ELディスプレイのγ特性調整方法。
  9. 【請求項9】 有機ELディスプレイの輝度チェック方
    法において、 RGB毎の目標輝度許容範囲およびRGB毎の目標色度
    座標許容範囲を予め設定するステップならびにRGB毎
    に有機ELディスプレイの最高輝度をチェックするステ
    ップを備えており、 Rについての有機ELディスプレイの最高輝度をチェッ
    クするステップは、Rが100%、Gが0%、Bが0%
    の映像を有機ELディスプレイに表示するステップ、有
    機ELディスプレイに表示されている映像の輝度および
    色座座標を測定するステップ、ならびに測定された輝度
    がRに対する目標輝度許容範囲内にあり、かつ測定され
    た色座座標がRに対する目標色度座標許容範囲内あるこ
    とという条件を満たしているか否かを判定するステップ
    を備えており、 Gについての有機ELディスプレイの最高輝度をチェッ
    クするステップは、Rが0%、Gが100%、Bが0%
    の映像を有機ELディスプレイに表示するステップ、有
    機ELディスプレイに表示されている映像の輝度および
    色座座標を測定するステップ、ならびに測定された輝度
    がGに対する目標輝度許容範囲内にあり、かつ測定され
    た色座座標がGに対する目標色度座標許容範囲内あるこ
    とという条件を満たしているか否かを判定するステップ
    を備えており、 Bについての有機ELディスプレイの最高輝度をチェッ
    クするステップは、Rが0%、Gが0%、Bが100%
    の映像を有機ELディスプレイに表示するステップ、有
    機ELディスプレイに表示されている映像の輝度および
    色座座標を測定するステップ、ならびに測定された輝度
    がBに対する目標輝度許容範囲内にあり、かつ測定され
    た色座座標がBに対する目標色度座標許容範囲内あるこ
    とという条件を満たしているか否かを判定するステップ
    を備えていることを特徴とする有機ELディスプレイの
    輝度チェック方法。
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