JP2003178656A - 傾斜・振動スイッチ及び傾斜・振動スイッチの傾斜角度調整具。 - Google Patents

傾斜・振動スイッチ及び傾斜・振動スイッチの傾斜角度調整具。

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JP2003178656A
JP2003178656A JP2002323170A JP2002323170A JP2003178656A JP 2003178656 A JP2003178656 A JP 2003178656A JP 2002323170 A JP2002323170 A JP 2002323170A JP 2002323170 A JP2002323170 A JP 2002323170A JP 2003178656 A JP2003178656 A JP 2003178656A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 家庭製品から産業機器までの分野における傾
斜及び振動を検出する傾斜・振動スイッチを提供する。 【解決手段】 傾斜・振動スイッチは、第1の電極51
と、この第1の電極51に取付けられ、凸部を有する突
起部が形成されている第2の電極53と、前記第1の電
極51と前記第2の電極53とを非導通するように取付
けられている絶縁部材52と、前記第1の電極51、前
記第2の電極53及び前記絶縁部材52により構成され
ている筐体内に収納されている導電性球体55とを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は傾斜・振動スイッチに係
り、特に家電製品、玩具、精密機械及び産業機器などの
各種機器に取り付けてそれら機器の傾斜又は振動を検出
するための傾斜・振動スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に使用されている傾斜・振動スイッ
チには、機械式の傾斜・振動スイッチや水銀を使用した
傾斜・振動スイッチや非導電性のケース内に一対の電極
を対向設置すると共に、その間の空所に可動電極として
の球体を収納し、該球体の転動によりオン・オフ動作を
行わせるようにした球体を使用した傾斜・振動スイッチ
などが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の機械式の傾斜・
振動スイッチは、ばね式のスイッチでは、傾斜は感知
できず、しかも長時間の使用のうちにばねが弾力を失い
オンの状態になりやすい。動作感度は、調整が不可能
である。外形寸法は、高感度にすれば大きくなる。
速度の遅い振動は、検出しない。傾斜では、全く動作
しない。機器への組込みは、金具・リード線などに半
田付けが必要のため、自動半田実装が不可能である。
部品が多いので、コストが高くなる。ばねと錘の使用
で経年変化が早くなる。チャタリング(chatte
ring)を防止するには、回路が必要となりコストア
ップとなる。などの問題点があった。また、水銀を使用
した傾斜・振動スイッチは、温度変化による水銀の膨
張などで誤動作しやすい。微小振動では動作しないの
で、動作感度が低い。手作業で生産するので、量産が
難しい。水銀を使用しているので、破損した場合に人
体に危険であるともに、環境を汚染するので社会問題が
発生する。速度の遅い振動は、感知しない。リード
線などに半田付けが必要なので、自動半田実装が不可能
である。水銀とガラスを使用しているので、高価なる
とともに、破損しやすい。小型化が難しい。チャタ
リング(chattering)を防止するには、回路
が必要となりコストアップとなる。などの問題点があっ
た。また、球体を使用した前記の如き傾斜・振動スイッ
チにあっても、一般に部品点数が多く、構成も複雑であ
るため、故障しやすいばかりでなく、製造コストの点で
も難点があるとともに、全体の形状や外部に導出される
端子等の関係で小型化及び量産が困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る傾斜・振動スイッチは、第1の電極
と、この第1の電極に取付けられ、凸部を有する突起部
が形成されている第2の電極と、前記第1の電極と前記
第2の電極とを非導通するように取付けられている絶縁
部材と、前記第1の電極、前記第2の電極及び前記絶縁
部材により構成されている筐体内に収納されている導電
性球体とを備えていることを特徴とするものである。
【0005】
【実施例】次に本発明の傾斜・振動スイッチの第1実施
例について図面を参照しながら説明する。図1は外観
図、図2はオンの状態の概略構成を示す説明図、図3は
オンの状態からオフの状態に切り替わる原理を示す説明
図である。これらの図において、傾斜・振動スイッチ5
0の筐体状に形成されている第1の電極51には、約4
0度の傾斜面51Aが形成されている。この第1の電極
51の内部には、リング状の絶縁部材52が取付けられ
ている。この絶縁部材52には傾斜面53Aが形成され
ている第2の電極53が取付けられている。この第2の
電極53は、空隙部54が形成されるように前記第1の
電極51に取付けられている。このため、第1の電極5
1と第2の電極53が当接していないので、第1の電極
51と第2の電極53とが導通していないため電気が通
電せずオフの状態である。前記第1の電極51、前記絶
縁部材52及び第2の電極53から構成される筐体に
は、球状のベアリングなどからなる導電性移動部材55
が収容されている。なお、56は水平線を示す。上記構
成の本発明に係わる傾斜・振動スイッチの第1実施例に
おいては、図2に示すように導電性球体55が第1の電
極51の傾斜面51A及び第2の電極53の傾斜面53
Aに当接するので、第1の電極51と第2の電極53と
が導通しているためオンの状態である。このようなオン
の状態において、図3のオンの状態からオフの状態に切
り替わる原理を示す説明図に示すように、傾斜・振動ス
イッチ50が約40度傾斜すると、導電性球体55が移
動して第1の電極51に形成されている傾斜面51Aだ
けに当接する。このため、第1の電極51と第2の電極
53とが非導電になりオフの状態になるので、傾斜・振
動スイッチ50が約40度傾斜したことを検出する。こ
の場合、前記第1の電極51と前記第2の電極53は円
柱状で傾斜・振動スイッチ50の全体の形状が円柱状に
構成されているので、全方向の傾斜を検出する。また、
前記傾斜角D及び前記第1の電極51の傾斜面51Aの
傾斜角は、用途に対応して5度〜90度の範囲で任意に
調整する。
【0006】次に本発明の傾斜・振動スイッチの第2実
施例について図面を参照しながら説明する。図4は外観
図、図5はオンの状態の概略構成を示す説明図、図6は
オンの状態からオフの状態に切り替わる原理を示す説明
図である。これらの図において、傾斜・振動スイッチ6
0の筐体状に形成されている第1の電極61には、約7
0度の傾斜面61Aが形成されている。この第1の電極
51の内部には、リング状の絶縁部材62が取付けられ
ている。この絶縁部材62には傾斜面63Aが形成され
ている第2の電極63が取付けられている。この第2の
電極63は、空隙部64が形成されるように前記第1の
電極61に取付けられている。このため、第1の電極6
1と第2の電極63が当接していないので、第1の電極
61と第2の電極63とが導通していないため電気が通
電せずオフの状態である。前記第1の電極61、前記絶
縁部材62及び第2の電極63から構成される筐体に
は、球状のベアリングなどからなる導電性移動部材65
が収容されている。なお、66は水平線を示す。上記構
成の本発明に係わる傾斜・振動スイッチの第8実施例に
おいては、図5に示すように導電性球体65が第1の電
極61の傾斜面61A及び第2の電極63の傾斜面63
Aに当接するので、第1の電極61と第2の電極63と
が導通するためオンの状態である。このようなオンの状
態において、図6のオンの状態からオフの状態に切り替
わる原理を示す説明図に示すように、傾斜・振動スイッ
チ60が70度傾斜すると、導電性球体65が移動して
第1の電極61に形成されている傾斜面61Aだけに当
接する。このため、第1の電極61と第2の電極63と
が非導電になりオフの状態になるので、傾斜・振動スイ
ッチ60が約70度傾斜したことを検出する。この場合
また、前記第1の電極61と前記第2の電極63は円柱
状で傾斜・振動スイッチ60の全体の形状が円柱状に構
成されているので、全方向の傾斜を検出する。また、前
記傾斜角D及び前記第1の電極61の傾斜面61Aの傾
斜角は、用途に対応して5度〜90度の範囲で任意に調
整する。なお、上記構成の本発明に係わる傾斜・振動ス
イッチの第7実施例においては第1の電極51に約40
度の傾斜面51Aが形成されて、また第8実施例におい
ては第1の電極61に約70度の傾斜面61Aが形成さ
れているが、これらの傾斜面51A及び傾斜面61Aの
傾斜角度は検知角度に対応して約10度〜約70度の範
囲内で任意に設定する。
【0007】次に本発明の傾斜・振動スイッチの第3実
施例について図面を参照しながら説明する。図9は外観
図、図10はチャタリングを防止する構成を示す説明図
である。これらの図において、傾斜・振動スイッチ80
の筐体状に形成されている第1の電極81には、約40
度の傾斜面81Aが形成されている。この第1の電極8
1の内部には、リング状の絶縁部材82が取付けられて
いる。この絶縁部材82には傾斜面83Aが形成されて
いる第2の電極83が取付けられている。この第2の電
極83は、空隙部84が形成されるように前記第1の電
極81に取付けられている。このため、第1の電極81
と第2の電極83が当接していないので、第1の電極8
1と第2の電極83とが導通していないため電気が通電
せずオフの状態である。前記第1の電極81、前記絶縁
部材82及び第2の電極83から構成される筐体には、
球状のベアリングなどからなる導電性移動部材85が収
容されている。前記第1の電極81、前記絶縁部材82
及び第2の電極83から構成される筐体の空間の全領域
には、オイルなどからなる粘性の液体86が流入されて
いる。上記構成の本発明に係わる傾斜・振動スイッチの
第10実施例においては、図28に示すように導電性移
動部材85が第1の電極81の傾斜面81A及び第2の
電極83の傾斜面83Aに当接するので、第1の電極8
1と第2の電極83とが導通しているためオンの状態で
ある。このようなオンの状態においては、導電性移動部
材85が収容されている前記第1の電極81、前記絶縁
部材82及び第2の電極83から構成される筐体の全領
域には、オイルなどからなる粘性の液体86が封入され
ている。このため導電性移動部材75の徽振動は、オイ
ルなどからなる粘性の液体86で吸収されるので、チャ
タリング(chattering)が発生しない。ま
た、オイルなどからなる粘性の液体86の中を導電性移
動部材85が移動すると、タイマーの機能を発揮する。
すなわち、傾斜・振動スイッチ80を180度回転し
て、導電性移動部材85をオイルなどからなる粘性の液
体86の中を所定の時間をかけて落下させると、第1の
電極81の傾斜面81A及び第2の電極83の傾斜面8
3Aに当接してオンの状態になるので、タイマー回路の
機能を発揮する。この場合、オフの状態からオンの状態
になる時間は、液体86の粘性、傾斜・振動スイッチ8
0の空間の容積及び導電性移動部材85の直径により定
まる。
【0008】次に上記本発明の傾斜・振動スイッチの第
9実施例及び第10実施例の変形例及び応用例について
説明すると、上記本発明の傾斜・振動スイッチの第9実
施例及び第10実施例においては、傾斜・振動スイッチ
70の筐体状に形成されている第1の電極71の傾斜面
71A及び傾斜・振動スイッチ80の筐体状に形成され
ている第1の電極81の傾斜面81Aは約40度に限定
するものではなく、ユーザーの検知角度に対応して約1
0度〜約70度の範囲内で任意に設定する。このため、
上記本発明の傾斜・振動スイッチの第8実施例である図
22〜図24に示すように傾斜・振動スイッチ60の筐
体状に形成されている第1の電極61には、約70度の
傾斜面61Aが形成されているが、このような構成の傾
斜・振動スイッチ60にも上記本発明の傾斜・振動スイ
ッチの第9実施例及び第10実施例の原理を応用してチ
ャタリング(chattering)の発生を回路なし
で防止することができる。
【0009】次に上記構成の本発明に係わる傾斜・振動
スイッチ10及び傾斜・振動スイッチ20に使用される
傾斜調整具の実施例について説明する。図29は本発明
に係わる傾斜・振動スイッチ10及び傾斜・振動スイッ
チ20に使用される傾斜調整具の第1の実施例の概略構
成を示す説明図であり、傾斜調整具90には、長方形状
の金属をV字状に形成したばね板を兼ねる導電性移動部
材91に傾斜角度調整ねじ孔91A及び取付ねじ孔91
Bが穿設されいる。前記傾斜角度調整ねじ孔91Aに
は、傾斜角度調整ねじ92が螺着されまた、前記取付ね
じ孔91Bには、取付ねじ93が螺着される。上記構成
の本発明に係わる傾斜角度調整具90には、電極用リー
ド線96が接続されている本発明に係わる傾斜・振動ス
イッチ10が半田94で取付けられている。なお、95
は動作角度を調整するための移動方向の矢印を示す。
【0010】また、図30は本発明に係わる傾斜・振動
スイッチ10及び傾斜・振動スイッチ20に使用される
傾斜角度調整具の第2の実施例の概略構成を示す説明図
であり、傾斜角度調整具100には、長方形状の金属を
V字状に形成した板ばねを兼る導電性移動部材101に
傾斜角度調整ねじ孔101A及び取付ねじ孔101Bが
穿設されいるとともに、移動部材102が取付けられて
いる。前記傾斜角度調整ねじ孔101Aには、傾斜角度
調整ねじ103が螺着され、また、前記取付ねじ孔10
1Bには、取付ねじ104が螺着されている。上記構成
の傾斜角度調整具100には、電極用リード線106が
接続されている本発明に係わる傾斜・振動スイッチ10
0が半田105で取付けられている。なお、107は動
作角度を調整するための移動方向の矢印、108はスラ
イド方向の矢印を示す。
【0011】上記構成の本発明に係わる傾斜・振動スイ
ッチの傾斜角度調整具の第1実施例及び第2実施例にお
いては、本発明に係わる傾斜・振動スイッチ10を盗難
防止装置(図示省略)などに横置して使用する場合に
は、まず、傾斜・振動スイッチ10を、盗難防止装置に
取付ねじ93又は取付ねじ104で固定する。この状態
で傾斜・振動スイッチ10を動作角度調整具100の調
整により、取付けようとする任意の角度たとえば20度
に傾ける。この傾斜の角度は、大きければ感度が鈍くな
り、反対に少なければ感度が鋭くなる。
【0012】また、本発明に係わる傾斜・振動スイッチ
10を傾斜スイッチとして利用する場合においては、た
とえば10度で固定されている盗難防止装置に横置して
使用するときには、まず傾斜・振動スイッチ10をたと
えば、盗難防止装置に取付ねじ93又は取付ねじ104
で固定する。次に傾斜・振動スイッチ10を動作角度調
整具100の調整により、動作角度を10度に設定す
る。この状態で、盗難防止装置を水平にすると傾斜・振
動スイッチ10がオンとなり、動作角度を10度まで戻
すと傾斜・振動スイッチ10がオフとなる。このような
本発明に係わる傾斜・振動スイッチの動作角度調整具の
第1実施例及び第2実施例においては、動作角度を調整
することにより、感度を調整することができる。
【0013】本発明は上記実施例に限定するものではな
く種々の実施例があり、たとえば、前記導電性移動部材
は、球状のベアリングなどから構成されているが、この
ベアリングの他に導電性からなる部材で移動するもので
あればよく、しかも導電性移動部材の形状は円柱形、直
方体状などでもよい。また、上記第3実施例及び上記第
4実施例における取付部材に非導電性プラスチック材を
使用し、前記導電部材23A及び前記導電部材24Aに
導電性プラスチック材を使用して、これらの非導電性プ
ラスチック材と導電性プラスチック材とを成形型で一体
成形してもよい。また、上記第3実施例及び上記第4実
施例における取付部材に配設されている導電部材をアル
ミ泊を蒸着して構成する代わりに導電性プラスチック、
銅板、鉄板、銅線及び鉄線などの他の導電部材を配設し
てもよい。さらに、第1の電極の傾斜面及び第2の電極
の傾斜面は、実施例に限定されるものではなく、用途に
対応した作動感度に適合するように形成する。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る傾斜・
振動スイッチは、傾斜及び振動を検出することができる
ので、従来の傾斜・振動スイッチに比較して、性能及び
信頼性が著しく向上したとともに、小型化、コストの低
減及び用途の増加などを図ることができる。また、傾斜
・振動スイッチの傾斜角度調整具では、作動角度を調整
することにより迅速かつ正確に感度を調整することがで
きる。さらにまた、チャタリング(chatterin
g)を回路なしで防止できるとともに、タイマーの機能
をも発揮させることができるので、さらにコストダウン
を図ることができるとともに、機能の増加を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】傾斜・振動スイッチの第7実施例の外観図。
【図2】傾斜・振動スイッチの第7実施例のオンの状態
の概略構成を示す説明図。
【図3】傾斜・振動スイッチの第7実施例のオンの状態
からオフの状態に切り替わる原理を示す説明図。
【図4】傾斜・振動スイッチの第8実施例の外観図。
【図5】傾斜・振動スイッチの第8実施例のオンの状態
の概略構成を示す説明図。
【図6】傾斜・振動スイッチの第8実施例のオンの状態
からオフの状態に切り替わる原理を示す説明図。
【図7】傾斜・振動スイッチの第9実施例の外観図。
【図8】傾斜・振動スイッチの第9実施例のチャタリン
グ(chattering)を防止する構成を示す説明
図。
【図9】傾斜・振動スイッチの第10実施例の外観図。
【図10】傾斜・振動スイッチの第10実施例のチャタ
リング(chattering)を防止する構成を示す
説明図。
【符号の説明】
10・・・傾斜・振動スイッチ 11・・・策1の電極 12・・・絶縁部材 13・・・第2の電極 13A・・突起部 14・・・空隙部 15・・・導電性移動部材 20・・・傾斜・振動スイッチ 21・・・第1の取付部材 22・・・第2の取付部材 23A・・導電部材 23B・・導電部材 24A・・導電部材 24B・・導電部材 25・・・導電性移動部材 30・・・傾斜・振動スイッチ 31・・・第1の電極 31A・・傾斜面 32・・・絶縁部材 33・・・第2の電極 33A・・傾斜面 34・・・空隙部 35・・・導電性移動部材 40・・・傾斜・振動スイッチ 41・・・第1の電極 41A・・傾斜面 42・・・絶縁部材 43・・・第2の電極 43A・・傾斜面 44・・・空隙部 45・・・導電性移動部材 50・・・傾斜・振動スイッチ 51・・・第1の電極 51A・・傾斜面 52・・・絶縁部材 53・・・第2の電極 53A・・傾斜面 54・・・空隙部 55・・・導電性移動部 60・・・傾斜・振動スイッチ 61・・・第1の電極 61A・・傾斜面 62・・・絶縁部材 63・・・第2の電極 63A・・傾斜面 64・・・空隙部 65・・・導電性移動部 70・・・傾斜・振動スイッチ 71・・・第1の電極 71A・・傾斜面 72・・・絶縁部材 73・・・第2の電極 73A・・傾斜面 74・・・空隙部 75・・・導電性移動部材 76・・・導電性移動部材 80・・・傾斜・振動スイッチ 81・・・第1の電極 81A・・傾斜面 82・・・絶縁部材 83・・・第2の電極 83A・・傾斜面 84・・・空隙部 85・・・導電性移動部材 86・・・液体 90・・・傾斜角度調整具 91・・・導電性移動部材 91A・・傾斜角度調整ねじ孔 91B・・取付ねじ孔 92・・・傾斜角度調整ねじ 93・・・取付ねじ 94・・・半田 95・・・矢印 96・・・電極用リード線 100・・傾斜角度調整具 101・・導電性移動部材 101A・傾斜角度調整ねじ孔 101B・取付ねじ孔 102・・移動部材 103・・傾斜角度調整ねじ 104・・取付ねじ 105・・半田 106・・電極用リード線 107・・矢印 108・・矢印
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年10月30日(2002.10.
30)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 傾斜・振動スイッチ及び傾斜・振動
スイッチの傾斜角度調整具。
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は傾斜・振動スイッチに係
り、特に家電製品、玩具、精密機械及び産業機器などの
各種機器に取り付けてそれら機器の傾斜又は振動を検出
するための傾斜・振動スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に使用されている傾斜・振動スイッ
チには、機械式の傾斜・振動スイッチや水銀を使用した
傾斜・振動スイッチや非導電性のケース内に一対の電極
を対向設置すると共に、その間の空所に可動電極として
の球体を収納し、該球体の転動によりオン・オフ動作を
行わせるようにした球体を使用した傾斜・振動スイッチ
などが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の機械式の傾斜・
振動スイッチは、ばね式のスイッチでは、傾斜は感知
できず、しかも長時間の使用のうちにばねが弾力を失い
オンの状態になりやすい。動作感度は、調整が不可能
である。外形寸法は、高感度にすれば大きくなる。
速度の遅い振動は、検出しない。傾斜では、全く動作
しない。機器への組込みは、金具・リード線などに半
田付けが必要のため、自動半田実装が不可能である。
部品が多いので、コストが高くなる。ばねと錘の使用
で経年変化が早くなる。チャタリング(chatte
ring)を防止するには、回路が必要となりコストア
ップとなる。などの問題点があった。また、水銀を使用
した傾斜・振動スイッチは、温度変化による水銀の膨
張などで誤動作しやすい。微小振動では動作しないの
で、動作感度が低い。手作業で生産するので、量産が
難しい。水銀を使用しているので、破損した場合に人
体に危険であるともに、環境を汚染するので社会問題が
発生する。速度の遅い振動は、感知しない。リード
線などに半田付けが必要なので、自動半田実装が不可能
である。水銀とガラスを使用しているので、高価なる
とともに、破損しやすい。小型化が難しい。チャタ
リング(chattering)を防止するには、回路
が必要となりコストアップとなる。などの問題点があっ
た。また、球体を使用した前記の如き傾斜・振動スイッ
チにあっても、一般に部品点数が多く、構成も複雑であ
るため、故障しやすいばかりでなく、製造コストの点で
も難点があるとともに、全体の形状や外部に導出される
端子等の関係で小型化及び量産が困難であった。
【0004】そこで、本発明は、上記の如き従来技術の
問題点を解消すべく創案されたものであって、部品点数
が少なく、構成も単純で耐久性があり、コストダウン、
小型化及び量産が可能であり、しかもスイッチ動作が良
好で反応性及び信頼性の点でも優れ、盗難防止装置、玩
具、精密機械、ゲーム機械、測定器、工業機械振動検知
装置、アクセサリー、家庭用品横転検知装置、家電製
品、ホビー商品、セキュリティー装置、電子腕時計など
の大小各種の機器に使用することが可能な傾斜・振動ス
イッチを提供することをその主たる目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る傾斜・振動スイッチは、下端が開口
し、内部に倒切頭円錐状の傾斜面を有するケース状の第
1電極と、上面中央部に円錐状の凸部を有する突起部が
突設されていて、前記第1電極の下端開口部に絶縁部材
を介在させて取付けられている底蓋状の第2電極と、前
記第1電極と前記第2電極により形成されたスイッチ本
体内に転動自在に収納された所定の直径を有する単一の
導電性球体とから構成されていることを特徴とするもの
である。
【0006】また、本発明に係る傾斜・振動スイッチ
は、下端が開口し、内部に倒切頭円錐状の傾斜面を有す
るケース状の第1電極と、上面中央部に円錐状の凸部を
有する突起部が突設されていて、前記第1電極の下端開
口部に絶縁部材を介在させて取付けられている底蓋状の
第2電極と、前記第1電極と前記第2電極により形成さ
れたスイッチ本体内に転動自在に収納された所定の直径
を有する2個の導電性球体とから構成されていることを
特徴とするものである。
【0007】さらにまた、本発明に係る傾斜・振動スイ
ッチは、下端が開口し、内部に倒切頭円錐状の傾斜面を
有するケース状の第1電極と、上面中央部に円錐状の凸
部を有する突起部が突設されていて、前記第1電極の下
端開口部に絶縁部材を介在させて水密に取付けられてい
る底蓋状の第2電極と、前記第1電極と前記第2電極に
より形成されたスイッチ本体内に転動自在に収納された
導電性球体と、該スイッチ本体内に封入された非導電性
の液体とから構成されていることを特徴とするものであ
る。
【0008】
【実施例】次に本発明の傾斜・振動スイッチの第1実施
例について図面を参照しながら説明する。図1は外観
図、図2はオンの状態の概略構成を示す説明図、図3は
オンの状態からオフの状態に切り替わる原理を示す説明
図である。この第1実施例のスイッチ50は、下端が開
口し、内部に倒切頭円錐状の傾斜面51Aを有するケー
ス状の第1電極51と、上面中央部に円錐状の凸部53
Aを有する突起部53Bが突設されていて、前記第1電
極51の下端開口部に絶縁部材52を介在させて取付け
られている底蓋状の第2電極53と、前記第1電極と前
記第2電極により形成されたスイッチ本体内に転動自在
に収納された所定の直径を有する単一の導電性球体55
とから構成されていることを特徴とするものである。図
示の例にあっては、前記傾斜面51Aの傾斜角度は約4
0度である。前記絶縁部材52は断面角形に形成された
弾性リングからなり、第1電極51の下端開口部の外周
に設けた段部51Bに取付けられている。第2電極53
は上方へ突出する周壁53Cを有し、空隙部54が形成
されるように前記絶縁部材52を介在させて前記第1電
極51に取付けられている。このため、第1の電極51
と第2の電極53が当接していないので、相互に絶縁さ
れている。導電性球体55は、例えばベアリング・ボー
ルなどの導電性を有する球体からなり、比較的大なる直
径を有している。なお、この第1実施例においては、第
1電極51は前記倒切頭円錐状傾斜面51Aの上端に連
続する環状の内壁面51Bを備えている。図3におい
て、56は水平線を示す。上記構成の傾斜・振動スイッ
チにおいては、それが図2に示すように水平状態におか
れている場合には、導電性球体55が第1の電極51の
傾斜面51A及び第2の電極53の傾斜面53Aの両者
に当接しているので、第1の電極51と第2の電極53
とが導通し、オンの状態である。したがって、このスイ
ッチ50は、常閉式スイッチである。このようなオンの
状態において、図2のオンの状態からオフの状態に切り
替わる原理を示す説明図である図3に示すように、傾斜
・振動スイッチ50が約40度傾斜すると、導電性球体
55が移動して第1の電極51に形成されている傾斜面
51Aだけに当接する。このため、第1の電極51と第
2の電極53とが非導通になりオフの状態になるので、
傾斜・振動スイッチ50が約40度傾斜したことを検出
することができる。そして、この第1実施例の場合、ス
イッチ本体の内部空間が第1電極51の傾斜面51A及
び環状内壁面51Bと第2電極53の円錐状突部、すな
わち円錐状傾斜面53Aとによって画成されているの
で、全方向の傾斜を検出することができる。なお、前記
傾斜角D及び前記第1電極51の傾斜面51Aの傾斜角
は、用途に対応して5度〜90度の範囲で任意に調整す
る。
【0009】次に、上記第1実施例の一変形例としての
傾斜・振動スイッチについて図面を参照しながら説明す
る。図4は外観図、図5はオンの状態の概略構成を示す
説明図、図6はオンの状態からオフの状態に切り替わる
原理を示す説明図である。この変形例のスイッチ60
も、下端が開口し、内部に倒切頭円錐状の傾斜面61A
を有するケース状の第1電極61と、上面中央部に円錐
状の凸部ないし傾斜面63Aを有する突起部63Bが突
設されていて、前記第1電極61の下端開口部に絶縁部
材62を介在させて取付けられている底蓋状の第2電極
63と、前記第1電極と前記第2電極により形成された
スイッチ本体内に転動自在に収納された所定の直径を有
する単一の導電性球体65とから構成されていることを
特徴とするものである。図示の例にあっては、前記傾斜
面61Aの傾斜角度は約70度である。前記絶縁部材6
2は断面角形に形成された弾性リングからなり、第1電
極61の下端開口部の外周に設けた段部61Bに取付け
られている。第2電極63は上方へ突出する周壁63C
を有し、空隙部64が形成されるように前記絶縁部材6
2を介在させて前記第1電極61に取付けられている。
このため、第1の電極61と第2の電極63が当接して
いないので、相互に絶縁されている。導電性球体65
は、例えばベアリング・ボールなどの導電性を有する球
体からなり、比較的大なる直径を有している。なお、変
形例においては、上記第1実施例と異なり、第1電極6
1は前記倒切頭円錐状傾斜面61Aの上端に連続する環
状の内壁面は備えていない。図6において、66は水平
線を示す。上記構成の傾斜・振動スイッチにおいては、
それが図5に示すように水平状態におかれている場合に
は、導電性球体65が第1の電極61の傾斜面61A及
び第2の電極63の傾斜面63Aの両者に当接している
ので、第1の電極61と第2の電極63とが導通し、オ
ンの状態である。したがって、このスイッチ60は、常
閉式スイッチである。このようなオンの状態において、
図5のオンの状態からオフの状態に切り替わる原理を示
す説明図である図6に示すように、傾斜・振動スイッチ
60が約70度傾斜すると、導電性球体65が移動して
第1の電極61に形成されている傾斜面61Aだけに当
接する。このため、第1の電極61と第2の電極63と
が非導通になりオフの状態になるので、傾斜・振動スイ
ッチ60が約70度傾斜したことを検出することができ
る。そして、この変形例の場合、スイッチ本体の内部空
間が第1電極61の傾斜面61Aと第2電極63の円錐
状傾斜面63Aとによって画成されているので、全方向
の傾斜を検出することができる。なお、前記傾斜角D及
び前記第1電極61の傾斜面61Aの傾斜角は、用途に
対応して5度〜90度の範囲で任意に調整する。
【0010】次に、上記第1実施例の第2の変形例とし
ての傾斜・振動スイッチについて図面を参照しながら説
明する。図7は外観図、図8はオンの状態の概略構成を
示す説明図である。この変形例のスイッチ70は、上記
第1実施例と同様な下端が開口し、内部に倒切頭円錐状
の傾斜面71Aを有するケース状の第1電極71と、上
面中央部に円錐状の凸部ないし傾斜面73Aを有する突
起部73Bが突設されていて、前記第1電極71の下端
開口部に絶縁部材72を介在させて取付けられている底
蓋状の第2電極73と、前記第1電極と前記第2電極に
より形成されたスイッチ本体内に転動自在に収納された
同一の直径を有する2個の導電性球体75、76とから
構成されていることを特徴とするものである。図示の例
にあっては、前記傾斜面71Aの傾斜角度は約40度で
ある。前記絶縁部材72は断面角形に形成された弾性リ
ングからなり、第1電極71の下端開口部の外周に設け
た段部71Bに取付けられている。第2電極73は上方
へ突出する周壁73Cを有し、空隙部74が形成される
ように前記絶縁部材72を介在させて前記第1電極71
に取付けられている。このため、第1の電極71と第2
の電極73が当接していないので、相互に絶縁されてい
る。導電性球体75、76は、例えばベアリング・ボー
ルなどの導電性を有する球体からなり、比較的大なる直
径を有している。なお、この第2変形例においては、第
1電極71は前記倒切頭円錐状傾斜面71Aの上端に連
続する環状の内壁面71Bを備えている。上記構成の傾
斜・振動スイッチにおいては、それが図8に示すように
水平状態におかれている場合には、導電性球体75、7
6が第1の電極71の傾斜面71A及び第2の電極73
の傾斜面73Aの両者に当接しているので、第1の電極
71と第2の電極73とが導通し、オンの状態である。
したがって、このスイッチ70は、常閉式スイッチであ
る。このようなオンの状態においては、2個の球体7
5、76は相互に当接して微振動を防止しているので、
チャタリングの発生を有効に防止することができる。
【0011】次に、上記第1実施例の第3の変形例とし
ての傾斜・振動スイッチについて図面を参照しながら説
明する。図9は外観図、図10はオンの状態の概略構成
を示す説明図である。この変形例のスイッチ80は、下
端が開口し、内部に倒切頭円錐状の傾斜面81Aを有す
るケース状の第1電極81と、上面中央部に円錐状の凸
部ないし傾斜面83Aを有する突起部83Bが突設され
ていて、前記第1電極81の下端開口部に絶縁部材82
を介在させて水密に取付けられている底蓋状の第2電極
83と、前記第1電極と前記第2電極により形成された
スイッチ本体内に転動自在に収納された所定の直径を有
する導電性球体85と、該スイッチ本体内に封入された
非導電性の液体86とから構成されていることを特徴と
するものである。図示の例にあっては、前記傾斜面81
Aの傾斜角度は約40度である。前記絶縁部材82は断
面角形に形成された弾性リングからなり、第1電極81
の下端開口部の外周に設けた段部81Bに取付けられて
いる。第2電極83は上方へ突出する周壁83Cを有
し、空隙部84が形成されるように前記絶縁部材82を
介在させて前記第1電極81に取付けられている。この
ため、第1の電極81と第2の電極83が当接していな
いので、相互に絶縁されている。導電性球体85は、例
えばベアリング・ボールなどの比較的比重の大きな導電
性を有する球体からなり、比較的大なる直径を有してい
る。動作の態様は上記第1実施例のそれと同様であるの
で、この点についての説明は省略するが、この変形例に
あっては、球体85の微振動は液体86の粘性により吸
収されるので、チャタリングの発生を有効に防止するこ
とができる。
【0012】
【発明の効果】本発明は上記の如く構成されているの
で、それによれば、部品点数が極めて少なく、構成も単
純で耐久性があり、コストダウン、小型化及び量産が可
能であり、しかもスイッチ動作が良好で反応性及び信頼
性の点でも優れ、盗難防止装置、玩具、精密機械、ゲー
ム機械、測定器、工業機械振動検知装置、アクセサリ
ー、家庭用品横転検知装置、家電製品、ホビー商品、セ
キュリティー装置、電子腕時計などの大小各種の機器に
使用することが可能な傾斜・振動スイッチを得ることが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る傾斜・振動スイッチの一実施例を
縦置きにした状態を示す外観図。
【図2】縦置きにした上記実施例のオンの状態を示す縦
断面図。
【図3】上記スイッチのオフの状態を示す縦断面図。
【図4】上記実施例の第1の変形例の外観図。
【図5】上記変形例のオンの状態の概略構成を示す説明
図。
【図6】上記変形例のオンの状態からオフの状態に切り
替わる原理を示す説明図。
【図7】上記実施例の第2の変形例の外観図。
【図8】上記第2変形例のチャタリング(chatte
ring)を防止する構成を示す説明図。
【図9】上記実施例の第3の変形例の外観図。
【図10】上記第3変形例のチャタリング(chatt
ering)を防止する構成を示す説明図。
【符号の説明】 50・・・傾斜・振動スイッチ 51・・・第1の電極 51A・・傾斜面 52・・・絶縁部材 53・・・第2の電極 53A・・傾斜面 54・・・空隙部 55・・・導電性球体 60・・・傾斜・振動スイッチ 61・・・第1の電極 61A・・傾斜面 62・・・絶縁部材 63・・・第2の電極 63A・・傾斜面 64・・・空隙部 65・・・導電性球体 70・・・傾斜・振動スイッチ 71・・・第1の電極 71A・・傾斜面 72・・・絶縁部材 73・・・第2の電極 73A・・傾斜面 74・・・空隙部 75・・・導電性球体 76・・・導電性球体 80・・・傾斜・振動スイッチ 81・・・第1の電極 81A・・傾斜面 82・・・絶縁部材 83・・・第2の電極 83A・・傾斜面 84・・・空隙部 85・・・導電性球体 86・・・液体
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の電極と、この第1の電極に取付けら
    れ、凸部を有する突起部が形成されている第2の電極
    と、前記第1の電極と前記第2の電極とを非導通するよ
    うに取付けられている絶縁部材と、前記第1の電極、前
    記第2の電極及び前記絶縁部材により構成されている筐
    体内に収納されている導電性球体とを備えていることを
    特徴とする傾斜・振動スイッチ。
  2. 【請求項2】第1の電極と、この第1の電極に取付けら
    れ凸状の突起部が形成されている第2の電極と、前記第
    1の電極と前記第2の電極とを非導通するように取付け
    られている絶縁部材と、前記第1の電極、前記第2の電
    極及び前記絶縁部材により構成されている筐体内に収納
    されている複数個の導電性球体とを備えていることを特
    徴とする傾斜・振動スイッチ。
  3. 【請求項3】第1の電極と、この第1の電極に取付けら
    れ、凸部を有する突起部が形成されている第2の電極
    と、前記第1の電極と前記第2の電極とを非導通するよ
    うに取付けられている絶縁部材と、前記第1の電極、前
    記第2の電極及び前記絶縁部材により構成されている筐
    体内に非導電性の液体が封入されていることを特徴とす
    る傾斜・振動スイッチ。材に形成されている突起部が凸
    状に構成されていることを特徴とする傾斜・振動スイッ
    チ。
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