JP2003178250A - マルチメディアデータ処理装置および方法 - Google Patents

マルチメディアデータ処理装置および方法

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JP2003178250A
JP2003178250A JP2001377110A JP2001377110A JP2003178250A JP 2003178250 A JP2003178250 A JP 2003178250A JP 2001377110 A JP2001377110 A JP 2001377110A JP 2001377110 A JP2001377110 A JP 2001377110A JP 2003178250 A JP2003178250 A JP 2003178250A
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準子 三方
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易にマルチメディアデータを生成する。 【解決手段】 マルチメディアデータ処理装置は、呈示
される1つ以上のオブジェクトのオブジェクトデータを
含んで構成される1つ以上のシーンのシーンデータおよ
び構成情報を少なくとも含むマルチメディアデータを入
力するデータ入力部328と、入力されたマルチメディ
アデータから、構成情報を、該マルチメディアデータの
テンプレートを示すテンプレートデータとして抽出する
テンプレート抽出部314とを備える。この構成情報
は、マルチメディアデータにおける1つ以上のシーンと
1つ以上のオブジェクトのレイアウトとを示すレイアウ
ト情報を含む。このようにマルチメディアデータから構
成情報をテンプレートデータとして抽出してテンプレー
トデータを外部データとして管理しなくてもよくなるぶ
ん、該テンプレートデータを用いたマルチメディアデー
タ生成が簡単化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はマルチメディアデ
ータ処理装置および方法に関し、特に、1つ以上のオブ
ジェクトを呈示する1つ以上のシーン(場面)から構成
されているマルチメディアデータの加工、合成などの各
種の編集を行なうためのマルチメディアデータ処理装置
および方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、コンピュータグラフィックスの技術を用いたアニメ
ーション、静止画、動画、テキストデータ、音声などの
種々のフォーマットが共存するマルチメディアデータの
作成は一般に作成専用のソフトウェアを用いて行なわれ
ていた。
【0003】マルチメディアデータ作成専用のソフトウ
ェアでは、データを作成するに当たって非常に複雑な操
作を行なう必要があり、雛型となるアニメーションデー
タの特定の部分を置換えるという単純な編集作業を行な
う際でも、ユーザはマルチメディアデータ作成専用のソ
フトウェアに熟達する必要があった。特開平9−269
999号公報には予め登録されている雛型データを選択
しコンテンツデータを構成する方法であるが、一定のデ
ータフォーマットに依存した構成となっているため、ア
ニメーションなどの時間軸の情報を持ったデータの加工
合成には対応していない。さらに、雛型データを予めデ
ータとして登録する必要があるため、ユーザの所望する
データを加工合成するためには種々の雛型データの作成
/登録が必要となり、雛型データの管理が複雑になると
いう課題があった。
【0004】複数のマルチメディアデータのシーンを合
成してデータを加工し生成する場合に加工対象となるマ
ルチメディアデータの属性を示す情報に従ってデータの
加工方法が異なる処理を汎用的に行なうためには、デー
タの属性情報を自動的に判別して、属性に応じたデータ
の合成/加工の処理を行なうことが必要となる。
【0005】このような背景の下、従来からユーザは一
般のマルチメディアデータ生成専用ソフトウェアを用い
なくても、容易にマルチメディアデータを生成できる環
境の提供が望まれていた。
【0006】それゆえにこの発明の目的は、容易にマル
チメディアデータを生成できるマルチメディアデータ処
理装置および方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のある局面に係
るマルチメディアデータ処理装置は、呈示される1つ以
上のオブジェクトのオブジェクトデータを含んで構成さ
れる1つ以上のシーンのシーンデータおよび構成情報を
少なくとも含むマルチメディアデータを入力する入力手
段と、入力手段により入力されたマルチメディアデータ
から、構成情報を、該マルチメディアデータのテンプレ
ートを示すテンプレートデータとして抽出するテンプレ
ート抽出手段とを備える。この構成情報は、マルチメデ
ィアデータにおける1つ以上のシーンと1つ以上のオブ
ジェクトのレイアウトとを示すレイアウト情報を含む。
【0008】したがって、マルチメディアデータ自体か
ら構成情報を雛型データであるテンプレートデータとし
て抽出できるから、テンプレートデータを外部データと
して管理しなくてもよくなるぶん、該テンプレートデー
タを用いたマルチメディアデータ生成が簡単化される。
【0009】また、テンプレートデータを抽出する対象
となる元のマルチメディアデータとテンプレートデータ
がシーンやオブジェクトのレイアウトを示す構成情報を
含むので、テンプレート抽出処理やその後のコンテンツ
の置換加工処理の際に処理対象データの構造の解釈が容
易となり、アニメーションなどのマルチメディアデータ
を加工処理する際に処理プログラムの開発効率が良い。
【0010】上述の構成情報は、マルチメディアデータ
の1つ以上のシーンデータのうち他のシーンデータで置
換え可能であるものを示す置換可能シーン情報をさらに
含んでもよい。したがって、テンプレートデータとして
置換可能シーン情報を含む構成情報が抽出可能であるか
ら、テンプレートデータにより対応のマルチメディアデ
ータにおいて他のシーンデータで置換え可能であるシー
ンデータを特定できる。
【0011】上述の構成情報は、シーンデータの1つ以
上のオブジェクトデータのうち他のオブジェクトデータ
で置換え可能であるものを示す置換可能オブジェクト情
報をさらに含んでもよい。したがって、テンプレートデ
ータとして置換可能オブジェクト情報を含む構成情報が
抽出可能であるから、テンプレートデータにより対応の
マルチメディアデータにおいて他のオブジェクトデータ
で置換え可能であるオブジェクトデータを特定できる。
【0012】上述のマルチメディアデータ処理装置で
は、供給される情報を用いてテンプレート抽出手段によ
り抽出されたテンプレートデータを編集して他のマルチ
メディアデータを生成する編集手段をさらに備えてもよ
い。したがって、テンプレートデータを供給される情報
で編集することで、簡単に新たなマルチメディアデータ
を生成できる。
【0013】上述の供給される情報には他のシーンデー
タが含まれてもよい。したがって、テンプレートデータ
を供給される他のシーンデータで編集することで、簡単
に新たなマルチメディアデータを生成できる。
【0014】上述の供給される情報には他のオブジェク
トデータが含まれてもよい。したがって、テンプレート
データを供給される他のオブジェクトデータで編集する
ことで、簡単に新たなマルチメディアデータを生成でき
る。
【0015】上述のマルチメディアデータ処理装置は供
給される情報を、マルチメディアデータから構成情報に
基づいて抽出するための情報抽出手段をさらに備えても
よい。したがって、テンプレートデータを編集し新たな
マルチメディアデータを取得するために、該編集に用い
られる情報を該マルチメディアデータ処理装置にてマル
チメディアデータから抽出されて供給できる。このよう
にテンプレートデータの抽出および編集に用いられる情
報の供給は1装置内で行われるから、簡単に新たなマル
チメディアデータを生成できる。
【0016】上述のマルチメディアデータ処理装置にお
いて構成情報は、マルチメディアデータの1つ以上のシ
ーンのシーンデータのうち抽出可能であるものを示す抽
出可能シーン情報をさらに含んでもよい。したがって、
情報抽出手段は抽出可能シーン情報に基づいて上述の編
集に用いられる情報としてマルチメディアデータからシ
ーンデータを抽出して供給できる。
【0017】上述のマルチメディアデータ処理装置にお
いて構成情報は、シーンデータの1つ以上のオブジェク
トのオブジェクトデータのうち抽出可能であるものを示
す抽出可能オブジェクト情報をさらに含んでもよい。し
たがって、情報抽出手段は抽出可能オブジェクト情報に
基づいて上述の編集に用いられる情報としてマルチメデ
ィアデータからオブジェクトデータを抽出して供給でき
る。
【0018】上述のマルチメディアデータ処理装置にお
いて、マルチメディアデータは属性を示す属性情報をさ
らに含み、編集手段は、入力手段により入力されたマル
チメディアデータから、属性情報を抽出する属性抽出手
段と、属性抽出手段により抽出された属性情報に基づい
て編集の手順を決定する手順決定手段とを有する。そし
て、供給される情報を用いてテンプレート抽出手段によ
り抽出されたテンプレートデータを、手順決定手段によ
り決定された手順に従い編集して他のマルチメディアデ
ータを生成するようにしてもよい。
【0019】したがって、マルチメディアデータの属性
情報に応じて編集の手順を変更することができるので、
多様な編集を行うことができる。
【0020】上述の編集手段は、供給される情報を用い
てテンプレート抽出手段により抽出されたテンプレート
データを、所望される編集の手順を示す要求手順情報に
従い編集して他のマルチメディアデータを生成するよう
にしてもよい。したがって、要求手順情報に従い所望さ
れるように編集の手順を変更することができる。
【0021】上述したマルチメディアデータ処理装置
は、上述の要求手順情報を生成するための要求手順情報
生成手段をさらに備えてもよい。したがって要求手順情
報を生成することができるので多様なマルチメディアデ
ータについての編集を行なうことができる。
【0022】上述の要求手順情報はスクリプトにより記
述されてもよい。したがって、スクリプトを用いて簡単
に所望するような編集の手順を示すことができるから、
容易に所望するようなマルチメディアデータを生成でき
る。
【0023】この発明の他の局面に係るマルチメディア
データ処理装置は、呈示される1つ以上のオブジェクト
のオブジェクトデータを含んで構成される1つ以上のシ
ーンのシーンデータおよび構成情報を少なくとも含むマ
ルチメディアデータを入力する入力手段と、入力手段に
より入力されたマルチメディアデータから、構成情報に
基づいて指定されるシーンデータおよびオブジェクトデ
ータの少なくとも一方を抽出する情報抽出手段とを備え
る。そして、構成情報は、情報抽出手段によりシーンデ
ータが抽出されるときはマルチメディアデータにおける
1つ以上のシーンのシーンデータのうち抽出可能なもの
を指定する情報を含み、情報抽出手段によりオブジェク
トデータが抽出されるときはシーンデータにおける1つ
以上のオブジェクトのオブジェクトデータのうち抽出可
能なものを指定する情報を含む。
【0024】したがって、マルチメディアデータ処理装
置ではマルチメディアデータから構成情報に基づいて指
定されるシーンデータおよびオブジェクトデータの少な
くとも一方を抽出できる。抽出されたデータは上述した
ようなテンプレートデータの編集に用いることもでき
る。
【0025】この発明のさらなる他の局面に係るマルチ
メディアデータ処理方法は、呈示される1つ以上のオブ
ジェクトのオブジェクトデータを含んで構成される1つ
以上のシーンのシーンデータおよび構成情報を少なくと
も含むマルチメディアデータを入力する入力ステップ
と、入力ステップにより入力されたマルチメディアデー
タから、構成情報を、該マルチメディアデータのテンプ
レートを示すテンプレートデータとして抽出するテンプ
レート抽出ステップとを備える。そして、構成情報は、
マルチメディアデータにおける1つ以上のシーンと1つ
以上のオブジェクトのレイアウトとを示すレイアウト情
報を含む。
【0026】このマルチメディアデータ処理方法によれ
ば、マルチメディアデータ自体から構成情報を雛型デー
タであるテンプレートデータとして抽出できるから、テ
ンプレートデータを外部データとして管理しなくてもよ
くなる。そのぶん、該テンプレートデータを用いたマル
チメディアデータ生成が簡単化される。
【0027】この発明の他の局面では次のようなマルチ
メディアデータ処理方法が提供される。このマルチメデ
ィアデータ処理方法は、呈示される1つ以上のオブジェ
クトのオブジェクトデータを含んで構成される1つ以上
のシーンのシーンデータおよび構成情報を少なくとも含
むマルチメディアデータを入力する入力ステップと、入
力ステップにより入力されたマルチメディアデータか
ら、構成情報に基づいて指定されるシーンデータおよび
オブジェクトデータの少なくとも一方を抽出する情報抽
出ステップとを備える。そして、構成情報は、情報抽出
ステップによりシーンデータが抽出されるときはマルチ
メディアデータにおける1つ以上のシーンのシーンデー
タのうち抽出可能なものを指定する情報を含み、情報抽
出ステップによりオブジェクトデータが抽出されるとき
はシーンデータにおける1つ以上のオブジェクトのオブ
ジェクトデータのうち抽出可能なものを指定する情報を
含む。
【0028】したがって、このマルチメディアデータ処
理方法によればマルチメディアデータから構成情報に基
づいて指定されるシーンデータおよびオブジェクトデー
タの少なくとも一方を抽出できる。抽出されたデータは
上述したようなテンプレートデータの編集に用いること
もできる。
【0029】この発明のさらなる他の局面では、上述の
マルチメディアデータ処理方法を、コンピュータで実行
するためのプログラムが記録された機械読取り可能な記
録媒体が提供されてもよい。
【0030】この発明のさらなる他の局面では、上述の
マルチメディアデータ処理方法を、コンピュータで実行
するためのマルチメディアデータ処理プログラムが提供
されてもよい。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。なお、ここではマルチメ
ディアデータに含まれるオブジェクトを動画または静止
画による図形、文字列などとしているが、これに限定さ
れない。たとえば音声などであってもよい。また説明を
簡単にするためにマルチメディアデータは2つのシーン
からなり、各シーンには1つのオブジェクトが呈示され
るとしているが1つ以上のシーンから構成されればよい
し、2つ以上のオブジェクトが呈示されてよい。またテ
ンプレートデータを加工するための後述のコンテンツデ
ータは動画または静止画による図形、文字列、音声など
の各種のデータであってよい。
【0032】(実施の形態1)図1は、この発明の実施
の形態に係るマルチメディアデータ処理装置が搭載され
るコンピュータのブロック構成図である。図1を参照し
てコンピュータはモニタ110、キーボード150、該
コンピュータ自体を集中的に制御するためのCPU(中
央処理装置の略)122、ROM(Read Only Memor
y)またはRAM(ランダムアクセスメモリの略)を含
んで構成されるメモリ124、固定ディスク126、F
D(フレキシブルディスク)132が着脱自在に装着さ
れて、装着されたFD132をアクセスするFD駆動装
置130、CD−ROM(CompactDisc Read Only M
emory)142が着脱自在に装着されて、装着されたC
D−ROM142をアクセスするCD−ROM駆動装置
140、ネットワークNEと、該コンピュータとを通信
接続するための通信インターフェィス180を含む。こ
れらの各部はバスを介して接続される。
【0033】コンピュータには、カセット形式の磁気テ
ープが着脱自在に装着されて磁気テープをアクセスする
磁気テープ装置が設けられても良い。
【0034】図2は、図1のコンピュータがクライアン
ト機器200またはサーバ機器206としてネットワー
クNEに接続された状態を示す図である。図2において
ネットワークNEでサーバ機器206として動作する場
合には、サーバ機器206はネットワークNEを介して
データ送受信するためのネットワーク送受信部208と
データ生成部210とを備える。クライアント機器20
0はデータ生成要求部202とネットワーク送受信部2
04を含む。動作においては、クライアント機器200
のデータ生成要求部202からの生成要求は、ネットワ
ーク送受信部204、ネットワークNEおよびネットワ
ーク送受信部208を介してデータ生成部210に与え
られるので、データ生成部210は入力した生成要求に
基づいたデータ生成を行なう。
【0035】図2のネットワーク送受信部204(20
8)は図1の通信インターィス180に対応し、データ
生成要求部202とデータ生成部210のそれぞれは、
図1のCPU122およびメモリ124を用いたプログ
ラム処理に相当する。
【0036】図3は、本実施の形態に係るマルチメディ
アデータ処理装置の機能構成図である。マルチメディア
データ処理装置は、対象ファイルデータ(マルチメディ
アデータ)からマルチメディアデータの雛型、フォーム
などに相当のテンプレートデータ、コンテンツデータお
よび属性情報を抽出するためのテンプレート抽出部31
4、コンテンツデータ抽出部316および属性抽出部3
18を有し、さらにデータ生成部320、ユーザにより
操作されるユーザ入力部322、生成要求部324、要
求解釈部326、データ入力部328および生成要求作
成部330を有する。生成要求部324により要求され
た処理は要求解釈部326で解釈されて、解釈結果に従
い1つ以上のシーンから構成されるマルチメディアデー
タの生成/合成などの編集がデータ生成部320で行な
われる。ユーザが生成要求やマルチメディアデータの生
成/合成などの編集のためのデータの選択を行なう場合
には、ユーザ入力部322を操作して行なわれる。ユー
ザの操作を介さずに他のシステムが機械的に要求を出す
場合には生成要求部324から直接に生成要求の処理が
行なわれる。
【0037】図4は、本実施の形態に係るマルチメディ
アデータ処理装置の概略処理フローチャートである。図
4において生成要求部324でマルチメディアデータ生
成要求があった場合に(図4のS400)、要求解釈部
326でマルチメディアデータ生成要求が解釈されて
(S402)、データ入力部328で解釈結果に従い処
理対象のデータファイルについてデータ入力処理が行な
われる(S404)。解釈結果、テンプレートデータの
抽出が指示(要求)されているときはテンプレート抽出
部314で後述の図9のテンプレート抽出処理が行なわ
れ(S406とS414)、解釈結果、コンテンツデー
タの抽出が指示(要求)されているときはコンテンツデ
ータ抽出部316で後述の図10のコンテンツ抽出処理
が行なわれ(S408とS416)、解釈結果、属性情
報の抽出が指示(要求)されているときは属性抽出部3
18で後述の図12の属性抽出処理が行なわれ(S41
0とS418)。その後、解釈結果に従いデータの加工
方法、すなわちテンプレートデータをコンテンツデータ
で編集する手順がデータ生成部320で決定されて、決
定された手順で加工が行われる(S420、S42
2)。加工結果はモニタ110に表示されても良いし、
他の装置にネットワークNEを経由して伝送されてもよ
いし、FD132などの所定記憶エリアに登録されても
よい。上述の手順決定に際しては、後述するように予め
抽出された属性情報が参照されて決定されるようにして
もよい。
【0038】図5はマルチメディアデータのフォーマッ
ト例を示す図である。図6(A)と(B)はマルチメデ
ィアデータの一例とそれによる表示画面例を示す図であ
る。図7(A)と(B)はアニメーションデータのデー
タ構造を示す図である。
【0039】図5を参照してマルチメディアデータのフ
ォーマット700はヘッダ情報HD、レイアウト情報L
D、1つ以上のシーンに関する情報を示すシーンデータ
SDi(i=1、2、…、N)、およびフッタ情報FT
を含む。ヘッダ情報HDは文字列などからなり該マルチ
メディアデータについてテンプレートデータが抽出可能
か否かを示すテンプレートデータ抽出可能識別子21、
文字列などからなり該マルチメディアデータからコンテ
ンツデータを抽出可能か否かを示すコンテンツ抽出可能
識別子12および動画、静止画、テキスト、音声などの
データ種別13を含む属性情報10を有する。データ種
別13は対応のマルチメディアデータに含まれるデータ
の全ての種別を示す。レイアウト情報LDは各シーンに
ついて該シーンの画面における表示位置または表示タイ
ミングを示す表示位置情報/表示タイミング情報21、
他のシーンで置換え可能な該マルチメディアデータにお
けるシーンを特定するための置換可能シーン情報22、
各シーンのデータの種別23を含む構成シーン情報20
を有する。シーンを再生するための予め準備された再生
機能は、シーンを画面表示するためにレイアウト情報L
Dを解釈してシーンを画面(モニタ110)のどこの位
置にどの大きさで表示するかを決定する。
【0040】シーンデータSDiは対応のシーンを一意
に特定するためのシーンID番号などからなるシーン属
性情報24および該シーンを構成する1つ以上のオブジ
ェクトを示す構成オブジェクト情報25を含む。構成オ
ブジェクト情報25は該シーンを構成する1つ以上のオ
ブジェクトのうち置換可能なオブジェクトを示す置換可
能オブジェクト情報25Aを有する。またフォーマット
700ではシーンデータSDiについて、対応のシーン
において呈示される1つ以上のオブジェクトのそれぞれ
についてオブジェクトデータODj(j=1、2、…、
M)が関連づけられる。オブジェクトデータODjは対
応のオブジェクトについての属性を示す属性情報26お
よびデータ種別27を有する。データ種別27は、動き
を持ったアニメーションデータやJPEG(Joint Phot
ographic Experts Group)などの画像フォーマットを
持ったデータなどの種別を示す。フッタ情報FTは、一
連のデータの終端を示す。オブジェクトデータODjに
は後述するデータ720が関連付けられる。
【0041】図6(A)のマルチメディアデータ500
は、レイアウト情報LDに対応のデータ514、時間軸
の情報526に従い呈示されるシーン1のシーンデータ
SDiに対応のデータ524、時間軸の情報536に従
い呈示されるシーン2のシーンデータSDiに対応のデ
ータ534を含む。マルチメディアデータ500ではヘ
ッダ情報HDおよびフッタ情報FTの図示は省略されて
いる。データ514は該マルチメディアデータ500を
構成するシーン1と2についての構成シーン情報20に
対応するデータ510と512を含む。シーン1はオブ
ジェクト520がオブジェクト540→オブジェクト5
42→オブジェクト522と移動するアニメーションを
表わす。シーン2はオブジェクト530がオブジェクト
546→オブジェクト544→オブジェクト542と移
動するアニメーションを表わす。図6(A)のアニメー
ションデータ500に従うアニメーションが画面(モニ
タ110)に表示された場合、図6(B)のようにアニ
メーションが表示される。
【0042】図5のフォーマット700に基づいて図6
(A)の具体的なアニメーションデータが図7(A)に
示される。図7(A)のアニメーションデータはデータ
5000、データ50002、データ5004、データ
5006およびデータ5008とを含む。データ500
2〜5008の各データはキーフレームに相当するデー
タである。これらのキーフレームのデータを所定手順に
従って補間処理することにより、アニメーションデータ
を表示できる。データ5000はレイアウト情報LDに
対応するものであり、データ5002および5004が
シーン1に対応し、データ5006と5008がシーン
2に対応し、シーン1には四角型のオブジェクト502
0(5022)が呈示され、シーン2にはハート型のオ
ブジェクト5024(5026)が呈示される。
【0043】図7(A)のアニメーションデータでは、
シーン1とシーン2はデータ5000で示されるよう
に、2次元の座標5010(X1,Y1)と座標501
2(X1′,Y1′)で囲まれた矩形部分にシーン1
が、座標5014(X2,Y2)の座標5016(X
2′,Y2′)で囲まれた矩形部分にシーン2が表示さ
れるようなアニメーションデータに相当する。シーン1
は、オブジェクト5020がオブジェクト5022の位
置にまで時間経過に従い移動するアニメーションを表わ
し、シーン2はオブジェクト5024から時間経過に従
いオブジェクト5026に拡大するように変化するアニ
メーションを表わす。図7(A)のアニメーションデー
タではこのように時間情報を有して変化しているが、た
とえば、図7(B)のシーン3のデータ5030で示さ
れるように時間情報を持たない静止画のようなオブジェ
クトが呈示されてもよい。
【0044】図8(A)〜(D)は、マルチメディアデ
ータであるアニメーションデータと対応のテンプレート
データとを関連付けて示す図である。たとえば、図8
(A)のアニメーションデータ600のようにレイアウ
ト情報LDに対応のデータ614と時間軸に従う2つの
シーン1とシーン2のシーンデータSDiに対応のデー
タ616と618から構成されて、この2つのシーンデ
ータが他のシーンデータ(または他のコンテンツを示す
データ:以下、コンテンツデータという)で置換可能な
場合には、アニメーションデータ600から図8(B)
のようなテンプレートデータ604が抽出される。テン
プレートデータ604は、レイアウト情報LDに対応の
データ634自体がテンプレートデータそのものを示し
ている。テンプレートデータ604は、該テンプレート
データ604を用いてアニメーションデータが生成され
た場合には、該アニメーションデータにはシーン1とシ
ーン2に対応のシーンデータSDiに対応のデータ63
6と638が含まれることを示す。データ634は、時
間軸に従うこのシーン1(データ636)とシーン2
(データ638)についての構成シーン情報20に相当
するデータ630と632を含む。
【0045】図9は本実施の形態に係るテンプレートデ
ータ抽出処理のフローチャートである。図9を参照して
図6(A)のマルチメディアデータ500から、テンプ
レートデータを抽出する手順について説明する。テンプ
レートデータは、前述したように置換可能なシーンやオ
ブジェクトの情報を持つデータであって、シーンやオブ
ジェクトのデータを外部のコンテンツデータで置換する
ことが可能である図5のようなデータ構造を持つデータ
である。
【0046】テンプレート抽出部314はデータ入力部
328から入力した図6のようなマルチメディアデータ
500(テンプレート抽出対象データ)の図示されない
ヘッダ情報HDを解釈し(S800)、テンプレート抽
出可能識別子11に基づきテンプレートデータの抽出可
能判定処理を行ない(S802)、テンプレート抽出可
能であればテンプレート抽出処理を行なう。
【0047】次に、テンプレート抽出処理では、マルチ
メディアデータ500のレイアウト情報LDに対応のデ
ータ514を解釈し(S804)、置換可能シーン情報
22を解釈し、置換可能なシーンのシーンデータSDi
を抽出する(S806、S808)。次に、抽出された
置換可能シーンに対応のシーンデータSDiに対応のデ
ータ524または534の置換可能オブジェクト情報2
5Aを解釈し、置換可能なオブジェクトのオブジェクト
データODjを抽出する(S810、S812)。これ
ら抽出結果に基づいてテンプレートデータが抽出されて
生成される(S814)。
【0048】たとえば、図8(A)のアニメーションデ
ータ600のシーン1のデータ616とシーン2のデー
タ618が置換可能であると想定して、該アニメーショ
ンデータ600を図9の手順で処理した場合は、図8
(B)のデータ634そのもので示されるテンプレート
データ604が抽出される。図8(C)のアニメーショ
ンデータ602のシーン1のデータ626が置換可能で
かつシーン1のオブジェクトデータ627(629)が
置換可能であると想定した場合は、アニメーションデー
タ602を図9の手順で処理した場合は、図8(D)に
示されるようなテンプレートデータ606が得られる。
テンプレートデータ606は、レイアウト情報LDに対
応のデータ644とシーン1のシーンデータSDiに対
応のデータ646からなる。データ646ではオブジェ
クトのデータ647(649)が置換可能であることが
示されている。データ644は対応のテンプレートデー
タ606に従ってアニメーションデータを生成した場
合、2つのシーン1とシーン2が該アニメーションデー
タに含まれて、シーン2は他のコンテンツデータで置換
可能であるが、シーン1に関しては該シーン1において
呈示されるオブジェクトのデータ647(649)が他
のコンテンツデータで置換可能であることを示してい
る。
【0049】このように、抽出されるテンプレートデー
タは元データ(テンプレートデータが抽出される前のア
ニメーションデータ)のヘッダ情報HDのデータ種別1
3で示されるデータフォーマットに従い生成される。
【0050】たとえば図7(A)のアニメーションデー
タに対して、テンプレートデータの抽出処理を行なう場
合について説明する。図7(A)のアニメーションデー
タは、四角のオブジェクト5020(5022)がデー
タ5002における状態からデータ5004における状
態に動くアニメーションであるシーン1とハート型のオ
ブジェクト5024(5026)がデータ5006の状
態からデータ5008の状態に動くアニメーションであ
るシーン2とが、レイアウト情報5000のように配置
されて表示されることを示す。このアニメーションデー
タのシーン2が置換可能である場合には、図5のデータ
フォーマット700のレイアウト情報LDの置換可能シ
ーン情報22に“シーン2”と設定がされている。シー
ン2が置換可能であるということは、シーン2の部分に
別のシーンのデータを置き換えることができるというこ
とを意味する。シーン2の部分を図7(B)のシーン3
で置き換えるとシーン1の四角型のオブジェクト502
0(5022)が動くアニメーションと、シーン3の丸
型のオブジェクトの静止画がレイアウト情報5000に
従い配置されて表示されるアニメーションとなる。シー
ン1とシーン2から構成され、シーン2が置換可能であ
るようなアニメーションデータは、シーン1と別のさま
ざまなシーンとを合成したデータを機械的に生成するの
に適したデータ構造を持っているといえる。テンプレー
トデータとは、対応のマルチメディアデータがいくつの
シーンから構成されていて、どのシーンまたはどのオブ
ジェクトが置換可能なのかという該マルチメディアデー
タの構成情報を指す。
【0051】図7(A)のアニメーションデータから、
図9の手順でテンプレートデータを抽出した場合には、
テンプレートデータとして、レイアウト情報LDのデー
タ5000ならびにデータ5002および5004が抽
出される。データ5000には、シーン1とシーン2か
ら構成されシーン2が置換可能という情報が記述されて
いるので、このテンプレートデータにシーン2に相当す
る外部のデータを設定して該テンプレートデータを加工
すると、設定したシーン2では外部データの内容でアニ
メーションを表示できる。データの置換可能な部位がシ
ーンでなく、シーンを構成するオブジェクトであって
も、同様にテンプレートデータの抽出が可能である。こ
のように、テンプレートデータとは、元のアニメーショ
ンデータに対して、置換可能なシーンあるいは置換可能
なオブジェクトのデータを除いた雛型のデータであると
もいえる。
【0052】次に、マルチメディアデータからコンテン
ツデータを抽出する処理について説明する。マルチメデ
ィアデータから抽出されるコンテンツデータとは、マル
チメディアデータを構成するシーンあるいはオブジェク
トのデータ自体であり、抽出されたコンテンツデータ
は、1つのコンテンツデータとして保存することやテン
プレートデータに対して置換を行なうためのデータとし
ても扱うことができる。
【0053】マルチメディアデータは、図5に示したよ
うにヘッダ情報HDとレイアウト情報LDとオブジェク
トデータODjにおいてコンテンツデータ種別の識別子
であるデータ種別を有し、異なるデータのフォーマット
(データ種別)をオブジェクト単位で内包できる。抽出
されるコンテンツデータは、元データ(マルチメディア
データ)のヘッダ情報HDのデータ種別13、あるいは
抽出されるコンテンツデータの属する元データのシーン
データSDiのデータ種別23、あるいは抽出されるコ
ンテンツデータの属する元データのオブジェクトデータ
ODjのデータ種別27に従うデータフォーマットで生
成される。たとえば、アニメーションフォーマットのマ
ルチメディアデータからJPEGのオブジェクトデータ
ODjがコンテンツデータとして抽出される場合には、
コンテンツデータは、オブジェクトとしてJPEGデー
タで生成されるか、あるいはシーンの中に存在するJP
EGに従うオブジェクトとしてアニメーションフォーマ
ットで生成される。
【0054】図6(A)のようなマルチメディアデータ
500は図5のようなフォーマット700を有するた
め、コンテンツデータとして、シーン1のデータ52
4、シーン2のデータ534あるいはオブジェクト52
0のオブジェクトデータODjをコンテンツデータとし
て抽出することが可能である。どの対象データ(マルチ
メディアデータ)からどのコンテンツデータをどのデー
タ種別で抽出するかという要求は、生成要求部324に
おいて指示される。指示された要求は、要求解釈部32
6で解釈され(図4のS402)、抽出対象データ(マ
ルチメディアデータ)の入力処理を行ない(S40
4)、コンテンツデータの抽出処理が行なわれる(S4
16)。
【0055】図10は、この発明の実施の形態に係るコ
ンテンツデータ抽出処理のフローチャートである。図1
0を参照して、たとえば、図6(A)のマルチメディア
データ500からシーン1のオブジェクト1に対応のオ
ブジェクト520をシーン1のデータ種別(アニメーシ
ョン)で抽出するという要求が指示された場合のコンテ
ンツデータ抽出の手順について説明する。
【0056】まず、対象データ(マルチメディアデータ
500)の図示されないヘッダ情報HDを解釈し(S9
00)、コンテンツデータ抽出可能識別子12に基づき
コンテンツデータが抽出可能か否か判定する(S90
2)。判定結果、抽出可能であれば対象データのレイア
ウト情報LDに対応のデータ514を解釈し(S90
4)、データ510と512についてのシーン情報の解
釈を行ない(S906)、抽出可能なシーン1と2のシ
ーンデータSDiに対応のオブジェクト524とシーン
2のオブジェクト534のオブジェクトデータODjを
抽出する(S908)。次に抽出されたシーンのオブジ
ェクトのデータODjを解釈し(S910)、抽出可能
なすべてのオブジェクトのオブジェクトデータODjを
抽出する(S912)。抽出されたこれらシーンデータ
SDiおよびオブジェクトデータODjの中から、生成
要求で指示されたオブジェクト1のオブジェクトデータ
ODjのみを抽出し、シーン1のデータ種別(アニメー
ション)であるアニメーションフォーマットに従いコン
テンツデータに生成する(S914)。
【0057】次に、マルチメディアデータから抽出され
たテンプレートデータを別の外部データ(抽出されたコ
ンテンツデータを含む)で置換を行ない、これによりテ
ンプレートデータを加工して編集し、他のマルチメディ
アデータを生成する加工処理について説明する。
【0058】たとえば、図8(C)のアニメーションデ
ータ602からシーン2のデータ628(ハート型のオ
ブジェクトが小さくなるアニメーションデータ)を抽出
し、これを図8(A)のアニメーションデータ600か
ら抽出されたテンプレートデータ604(図8(B)参
照)のシーン2のデータ638の部分に置き換えるとい
う要求が生成要求部324で指示された場合は、スクリ
プトで記述された生成要求に従い次のような手順で処理
が行なわれる。ここではテンプレートデータに対するコ
ンテンツデータの置換による加工処理要求をスクリプト
で記述して処理することが可能となり、動的に加工処理
を行なえる。
【0059】この要求は、図11(A)のコマンドCM
とオペランドOPとからなるスクリプト1100に従い
記述することが可能である。スクリプト1102で示す
ようなXML(extensible markup language)形式を有
している場合は、生成解釈部326は、XMLのDTD
(document type definition)で定義されるフォーマ
ットを解釈するため、XML向けのパーサの機能を有す
る。
【0060】生成要求部324でスクリプト1102に
従う要求を解釈し(S402)、テンプレートデータを
抽出する対象データ(マルチメディアデータ)、加工部
位およびテンプレートデータを置換するコンテンツデー
タの部位を特定する。スクリプト1102の場合はテン
プレート抽出対象データは“A”、加工部位はテンプレ
ートデータの“シーン2”、置換用コンテンツデータは
“B”、置換対象部位はコンテンツデータBの“シーン
2”となる。
【0061】テンプレート抽出処理では(S414)、
アニメーションデータ600からテンプレートデータ6
04が抽出されて、図8(C)のアニメーションデータ
602からシーン2のデータ628がコンテンツデータ
として抽出されて、抽出されたコンテンツデータ(シー
ン2のデータ628)をテンプレートデータ604のシ
ーン2の部分と置換する処理を行なう。
【0062】次に属性に応じたデータ生成処理について
説明する。属性情報に応じた生成処理が行なわれる場合
には、処理に応じた生成要求が図11(C)および
(D)のスクリプト1104および1106として記述
される。
【0063】属性情報は図5のフォーマット700で示
されるようにマルチメディアデータのヘッダ情報HD、
シーンデータSDi、オブジェクトデータODjに設定
することができ、ヘッダ情報HD、シーンデータSD
i、オブジェクトデータODjについて異なる属性を設
定することができる。属性の情報は、オブジェクトデー
タODj、シーンデータSDi、ヘッダ情報HDの順番
でヘッダ情報HDの属性とオブジェクトが属するシーン
の属性とは異なる属性が該オブジェクトのデータODj
に記述されている場合には、該オブジェクトの属性は、
対応のオブジェクトデータODjに記述されている属性
が優先される。また、シーンデータSDiに属性が設定
されていない場合には、対応のヘッダ情報HDに設定さ
れている属性が使用され、オブジェクトデータODjに
属性が使用されていない場合は該オブジェクトデータO
Djが属するシーンデータSDiの属性が使用される。
【0064】生成要求のスクリプトに属性の記述がされ
ている場合には、属性情報は図4の属性の抽出処理(S
418)において、図12のような処理手順で、ヘッダ
情報HD、レイアウト情報LD、シーンデータSDi、
オブジェクトデータODjの順に解釈されて、そこに設
定されている属性が抽出される(S1000〜S100
4)。
【0065】データの加工処理方法の決定(S420)
は、生成要求のスクリプト中の属性種別により異なり、
図13のような処理手順において、図11(C)のスク
リプト1104のように属性が著作権情報の場合は、図
14のような処理手順で、図11(D)のスクリプト1
106のように属性が賞味期限の場合は図16のような
処理手順で処理される(S1200〜S1208)。こ
こで賞味期限とは、対応のデータの再生や編集などのよ
うにデータに対して制御が可能な(許可される)期限を
示す。
【0066】ここで、属性が著作権情報の場合のデータ
生成処理について説明する。属性が著作権情報である場
合は、著作権の属性は図14のように著作権者と、複数
のマルチメディアデータを加工した場合にどのデータの
優先著作権を優先するかを判定するために使用される優
先コードとから構成されると解釈される(S1300〜
S1302)。この優先コードは必須ではなくて、優先
順位を判定するための補助データとして扱われる。
【0067】テンプレートデータと置換用のコンテンツ
データのどちらの著作権を優先するか、あるいはヘッダ
情報HD、シーンデータSDi、オブジェクトデータO
Djについてのどの優先度を優先するかという著作権の
優先順位を判定し、どのような加工処理を行なうのかと
いう情報は、図11(C)の生成要求のスクリプト11
04に柔軟に記述できるものとする。
【0068】たとえば、生成要求のスクリプトに属性情
報による生成要求の記述がなく、図15(A)のテンプ
レートデータの抽出用マルチメディアデータ1400か
らテンプレートデータを抽出し、テンプレートデータで
置換可能であるシーン2のデータSD2を加工部位と
し、図15(B)のテンプレート加工用データ1402
からシーンXのシーンデータSDxを抽出して、テンプ
レートデータの加工部位(シーン2)と置換する場合
は、生成される図15(C)のマルチメディアデータ1
404のヘッダ情報HDの属性情報はテンプレートデー
タのヘッダ情報HDの属性情報が設定され、加工部位の
シーンにはテンプレート加工用コンテンツデータのシー
ンXの属性情報が設定される。
【0069】生成要求に図11(C)のスクリプト11
04のように著作権の属性情報による加工方法の要求が
記述されている場合には、要求解釈部326が該スクリ
プト1104を解釈し、コンテンツデータの著作権者が
“X”という条件の場合に、テンプレートデータ抽出用
のマルチメディアデータ1400と加工用コンテンツデ
ータ1402から生成されるデータ1404の著作権は
図15(C)のデータ1404のように生成する。
【0070】属性が上述した賞味期限である場合は、賞
味期限の属性は図16のように、該期限を示す開始/終
了時間の情報から構成されると解釈される(S1500
〜S1504)。著作権の属性と同様に賞味期限の属性
によって、どのような加工処理を行なうのかという情報
は、図11(D)の生成要求のためのスクリプト110
6に柔軟に記述できるものとする。
【0071】たとえば、ライセンス契約を行ない使用可
能な期限を定めたデータを用いてデータの生成処理を行
なう際に、定められた期限の過ぎたデータを加工用デー
タとしてテンプレートデータに対して加工処理を行なっ
た際に、期限の過ぎたデータを使用可能データで置換し
てデータ生成処理を行なう処理を行ないたい場合は、図
11(D)の生成要求のスクリプト1106のように賞
味期限外の処理の際にダミーデータで置換するという記
述を行なえばよい。
【0072】上述したようにマルチメディアデータ自体
をテンプレートデータとして容易に抽出できるから、2
次的な利用も含め扱える対象データの範囲が広くなり、
さまざまなマルチメディアデータの合成が可能となる。
【0073】さらに、マルチメディアデータ(元デー
タ)から抽出されたテンプレートデータのデータ種別が
元のデータのフォーマットと同じデータ種別であるた
め、元データとテンプレートデータが同一のオーサリン
グ、表示用ツールなどの共有が可能となる。
【0074】ここで、所望するようにテンプレートデー
タを編集してマルチメディアデータを生成するための要
求手順を生成する機能について説明する。
【0075】要求手順生成機能は、生成要求作成部33
0でユーザ入力部322などを介して要求手順情報を生
成すると、この要求手順情報に基づき前述のようにマル
チメディアデータが生成される。要求手順生成機能は、
生成要求作成部330から示されるテンプレート抽出要
求に基づきデータ生成部320を介してテンプレート抽
出部314により抽出されたテンプレートデータに対し
て、置換可能なシーンあるいは置換可能なオブジェクト
の置換可能条件を決定する置換条件決定機能と、置換す
るデータを決定する置換対象データ決定機能と、決定さ
れた置換対象データについての情報から要求手順の情報
を生成する情報生成機能とを有する。
【0076】置換条件決定機能について説明する。たと
えば、図8(C)のアニメーションデータ602に対し
てテンプレート抽出部314により抽出された、置換可
能なシーンがシーン2(データ642)で置換可能なオ
ブジェクトのデータ647と649を示すようなテンプ
レートデータ606の場合、置換条件決定機能では置換
可能なシーン2に対して置換対象シーンの候補の名称と
シーンの時間の長さの制限、シーンのキーフレーム数の
制限、横/縦のサイズの制限とファイルサイズの制限な
どを指定する。同様に、置換可能なオブジェクト1に対
してはオブジェクトのデータ種別が、画像の場合は画像
ファイルの候補の名称、画像ファイルの制限、横/縦サ
イズの制限などを指定する。
【0077】オブジェクトを丸ごと置換するだけでな
く、オブジェクトの属性を指定すると、オブジェクトの
属性の置換(変更)を行なうことも可能である。オブジ
ェクトは、図5のデータ720のように、対応するオブ
ジェクトの実体データ29、該オブジェクトの有効期限
または賞味期限などを示す属性情報26、画像、音楽、
テキスト、ラインなどのようなオブジェクトの属性を示
すデータ28を有する。
【0078】オブジェクトのデータ28で示される属性
がラインの場合は、ラインの色の候補、ラインで囲まれ
た部分の塗りつぶしの有無、オブジェクトの属性が文字
列の場合には、文字数の制限、文字の色の候補、文字の
フォントの候補、オブジェクトの属性がサウンド(音
声)の場合にはサウンドファイル名の候補、ファイルサ
イズの制限などの条件が指定される。条件に対して指定
を行なわない場合は、その条件は制限なしとなる。たと
えば、ファイルの候補名称を指定しない場合には、全フ
ァイルが対象となる。
【0079】置換条件決定機能は、図17(A)〜
(C)のようなモニタ110のユーザインターフェイス
の画面から置換可能な部位の条件を設定し、置換可能な
部位に対する置換条件の情報を図18(A)のスクリプ
トのようなXMLのデータ構造を持つ図18(B)のよ
うなスクリプトとして生成する。図18(A)のスクリ
プトにおいてコマンドCMが“置換”のオペランドOP
が<候補 置換データ=“ANY”>と指定された場合
には、置換データは任意に設定されることを意味する。
このXMLデータの情報はテキストまたはバイナリの形
式で扱われてもよい。図17(A)〜(C)の◇の部分
は属性設定項目の設定有無のチェックボックスであり、
□の部分は項目の制限などを指定するためのデータの入
力領域を示している。
【0080】図17(A)は、オブジェクトの属性28
が文字列の場合を例示している。ユーザ入力部322か
ら指定された対象データは生成要求部324を通じて、
置換条件決定機能により置換条件が設定されて、対象デ
ータの置換可能な部分の情報はデータ生成部320を通
じて、テンプレート抽出部314によりテンプレートデ
ータとして抽出される。抽出されたテンプレートデータ
が文字列の置換が可能であることを示す場合は、図17
(A)のように、文字列の置換の条件について、文字列
の内容、文字フォント、文字数の制限などを設定する。
置換可能な部分のオブジェクトが画像やラインの場合は
図17(B)や図17(C)のようにして指定を行な
う。
【0081】基本的にオブジェクトを構成するオブジェ
クトの属性すべてが置換条件を設定できる対象となり得
る。置換条件のオブジェクトの属性の設定の方法は、図
17(A)のように設定のための各項目に対して、置換
対象データ決定機能で任意の文字列、文字色などを指定
するか、オブジェクトの候補を設定し置換対象データ決
定機能で、その候補の中から任意のものを選ぶかを指定
できる。この指定は排他的ではなくどちらも指定するこ
とが可能であるとする。また、どちらも指定されなけれ
ば、置換対象データ決定機能でその属性の項目に対して
設定ができないものとする。このようにして指定された
置換条件を示す情報(以下、置換条件情報という)は、
置換対象データ決定機能に与えられる。
【0082】次に、置換対象データ決定機能について説
明する。置換対象データ決定機能は、置換条件決定機能
で生成されて与えられた置換条件情報に基づき置換対象
のデータを決定する。置換対象の決定はユーザが行なっ
てもよくシステムで行なってもよい。図19(A)と
(B)は置換対象決定のためのユーザインターフェイス
の例を示す図である。
【0083】置換対象データ決定機能は、置換条件情報
を解釈し、解釈した情報をユーザに対し図19(A)の
ようにモニタ110を介して提示するので、提示された
置換条件情報に従って、ユーザはユーザ入力部322を
介して置換対象を決定する。
【0084】図19(A)の部分04の置換対象決定画
面に表示された置換対象候補のシーンをシーンX、置換
候補の塗色を赤色と選択し決定した場合には、決定され
た情報で図19(A)の部分02の情報が置換され、図
19(B)の部分12のように、設定したシーンあるい
はオブジェクトの属性が置換された結果のデータが生成
される。
【0085】システムが置換対象の決定を行なう場合に
は、予め決められた規則(テーブル情報)に基づき、置
換条件情報に従って決定する。たとえば、オブジェクト
1の置換条件情報が、置換対象データファイルが任意で
かつ、テーブル情報が“オブジェクト1の置換対象が
“ファイルA”である”という内容を示す場合、置換対
象データ決定機能はオブジェクト1の置換対象を“ファ
イルA”に決定する。
【0086】次に情報生成機能について説明する。情報
生成機能は、置換対象データ決定機能で決定された置換
対象の情報から図20(A)のようなデータ構造を持つ
図20(B)のような合成用XMLのスクリプトである
要求手順情報を生成する。
【0087】要求手順生成機能では、置換条件の決定と
置換対象の決定を別の人あるいはシステムが行なうこと
が可能であり、たとえば、テンプレートデータの作成者
が予め準備された置換範囲を決定する機能を用いて置換
範囲を決定し、マルチメディアデータを生成するテンプ
レートデータの利用者が置換対象データ決定機能を用い
て置換対象を決定することができる。
【0088】(実施の形態2)以上説明した処理機能を
有したシステムは、プログラムで実現される。本実施の
形態では、このプログラムはコンピュータで読取可能な
記録媒体に格納される。
【0089】本実施の形態では、この記録媒体として、
図1に示されているコンピュータで処理が行なわれるた
めに必要なメモリ、たとえばメモリ124のROMのよ
うなそのものがプログラムメディアであってもよいし、
また外部記憶装置として磁気テープ装置およびCD−R
OM駆動装置140などのプログラム読取装置が設けら
れ、そこに記憶媒体である磁気テープまたはCD−RO
M142が挿入されることで読取可能なプログラムメデ
ィアであってもよい。いずれの場合においても、格納さ
れているプログラムはCPU122がアクセスして実行
させる構成であってもよいし、あるいはいずれの場合も
プログラムが一旦読出されて、読出されたプログラム
は、図1の所定のプログラム記憶エリア、たとえばメモ
リ124のRAMのプログラム記憶エリアにロードされ
て、CPU122により読出されて実行される方式であ
ってもよい。このロード用のプログラムは、予め該コン
ピュータに格納されているものとする。
【0090】ここで、上述したプログラムメディアはコ
ンピュータ本体と分離可能に構成される記録媒体であ
り、磁気テープやカセットテープなどのテープ系、FD
132や固定ディスク126などの磁気ディスクやCD
−ROM142/MO(Magnetic Optical Disc)/
MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Di
sc)などの光ディスクのディスク系、ICカード(メモ
リカードを含む)/光カードなどのカード系、あるいは
マスクROM、EPROM(Erasable and Programma
ble ROM)、EEPROM(Electrically EPRO
M)、フラッシュROMなどによる半導体メモリを含め
た固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
【0091】また、本実施の形態においては、コンピュ
ータはインターネットを含むネットワークNEと接続可
能な構成が採用されているから、ネットワークNEから
プログラムがダウンロードされる、いわゆる流動的にプ
ログラムを担持する媒体であってもよい。なお、このよ
うにネットワークNEからプログラムがダウンロードさ
れる場合には、ダウンロード用プログラムは予め当該コ
ンピュータに格納しておくか、あるいは別の記録媒体か
ら予め当該コンピュータにインストールされるものであ
ってもよい。
【0092】なお記録媒体に格納されている内容として
はプログラムに限定されず、データであってもよい。
【0093】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0094】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、マルチ
メディアデータ自体から構成情報を雛型データであるテ
ンプレートデータとして抽出できるから、テンプレート
データを外部データとして管理しなくてもよくなるぶ
ん、該テンプレートデータを用いたマルチメディアデー
タ生成が簡単化される。
【0095】また、テンプレートデータを抽出する対象
となる元のマルチメディアデータとテンプレートデータ
がシーンやオブジェクトのレイアウトを示す構成情報を
含むので、テンプレート抽出処理やその後のコンテンツ
の置換加工処理の際に処理対象データの構造の解釈が容
易となり、アニメーションなどのマルチメディアデータ
を加工処理する際に処理プログラムの開発効率が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係るマルチメディ
アデータ処理装置が搭載されるコンピュータのブロック
構成図である。
【図2】 図1のコンピュータがクライアント機器20
0またはサーバ機器206としてネットワークNEに接
続された状態を示す図である。
【図3】 本実施の形態1に係るマルチメディアデータ
処理装置の機能構成図である。
【図4】 本実施の形態1に係るマルチメディアデータ
処理装置の概略処理フローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態1に係るマルチメディ
アデータのフォーマット例を示す図である。
【図6】 (A)と(B)はこの発明の実施の形態1に
係るマルチメディアデータの一例とそれによる表示画面
例を示す図である。
【図7】 (A)と(B)はこの発明の実施の形態1に
係るアニメーションデータのデータ構造を示す図であ
る。
【図8】 (A)〜(D)は、この発明の実施の形態1
に係るマルチメディアデータであるアニメーションデー
タと対応のテンプレートデータとを関連付けて示す図で
ある。
【図9】 本実施の形態1に係るテンプレートデータ抽
出処理のフローチャートである。
【図10】 この発明の実施の形態1に係るコンテンツ
データ抽出処理のフローチャートである。
【図11】 (A)〜(D)はこの発明の実施の形態1
に係るデータ生成要求スクリプトを示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態1に係る属性抽出処
理のフローチャートである。
【図13】 この発明の実施の形態1に係る属性値によ
る加工方法決定の処理フローチャートである。
【図14】 この発明の実施の形態1に係る著作権によ
る加工方法決定の処理フローチャートである。
【図15】 (A)〜(C)はこの発明の実施の形態1
に係る属性を有するデータフォーマット例を示す図であ
る。
【図16】 この発明の実施の形態1に係る賞味期限に
よる加工方法決定の処理フローチャートである。
【図17】 (A)〜(C)はこの発明の実施の形態1
に係る置換条件設定のためのユーザインターフェイスの
画面例を示す図である。
【図18】 (A)と(B)はこの発明の実施の形態1
に係る置換条件情報のスクリプトを例示する図である。
【図19】 (A)と(B)はこの発明の実施の形態1
に係る置換対象決定のためのユーザインターフェイスの
画面例を示す図である。
【図20】 (A)と(B)はこの発明の実施の形態1
に係る要求手順情報のスクリプトを例示する図である。
【符号の説明】
314 テンプレート抽出部、316 コンテンツデー
タ抽出部、318 属性抽出部、329 データ生成
部、322 ユーザ入力部、324 生成要求部、32
6 要求解釈部、328 データ入力部、330 生成
要求作成部。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 呈示される1つ以上のオブジェクトのオ
    ブジェクトデータを含んで構成される1つ以上のシーン
    のシーンデータおよび構成情報を少なくとも含むマルチ
    メディアデータを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された前記マルチメディアデー
    タから、前記構成情報を、該マルチメディアデータのテ
    ンプレートを示すテンプレートデータとして抽出するテ
    ンプレート抽出手段とを備えて、 前記構成情報は、前記マルチメディアデータにおける前
    記1つ以上のシーンと前記1つ以上の前記オブジェクト
    のレイアウトとを示すレイアウト情報を含むことを特徴
    とする、マルチメディアデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 供給される情報を用いて前記テンプレー
    ト抽出手段により抽出された前記テンプレートデータを
    編集して他の前記マルチメディアデータを生成する編集
    手段をさらに備える、請求項1に記載のマルチメディア
    データ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記供給される情報を、前記マルチメデ
    ィアデータから前記構成情報に基づいて抽出するための
    情報抽出手段をさらに備える、請求項2に記載のマルチ
    メディアデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記構成情報は、前記マルチメディアデ
    ータの前記1つ以上のシーンのシーンデータのうち抽出
    可能であるものを示す抽出可能シーン情報をさらに含
    む、請求項3に記載のマルチメディアデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記構成情報は、前記シーンデータの前
    記1つ以上のオブジェクトのオブジェクトデータのうち
    抽出可能であるものを示す抽出可能オブジェクト情報を
    含む、請求項3または4に記載のマルチメディアデータ
    処理装置。
  6. 【請求項6】 前記マルチメディアデータは属性を示す
    属性情報をさらに含み、 前記編集手段は、 前記入力手段により入力された前記マルチメディアデー
    タから、前記属性情報を抽出する属性抽出手段と、 前記属性抽出手段により抽出された前記属性情報に基づ
    いて前記編集の手順を決定する手順決定手段とを有し
    て、 前記供給情報を用いて前記テンプレート抽出手段により
    抽出された前記テンプレートデータを、前記手順決定手
    段により決定された前記手順に従い編集して前記他のマ
    ルチメディアデータを生成することを特徴とする、請求
    項2から請求項5のいずれか1項に記載のマルチメディ
    アデータ処理装置。
  7. 【請求項7】 前記編集手段は、 前記供給される情報を用いて前記テンプレート抽出手段
    により抽出された前記テンプレートデータを、所望され
    る前記編集の手順を示す要求手順情報に従い編集して前
    記他のマルチメディアデータを生成することを特徴とす
    る、請求項2から請求項6のいずれか1項に記載のマル
    チメディアデータ処理装置。
  8. 【請求項8】 前記要求手順情報を生成するための要求
    手順生成手段をさらに備える、請求項7に記載のマルチ
    メディアデータ処理装置。
  9. 【請求項9】 呈示される1つ以上のオブジェクトのオ
    ブジェクトデータを含んで構成される1つ以上のシーン
    のシーンデータおよび構成情報を少なくとも含むマルチ
    メディアデータを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された前記マルチメディアデー
    タから、前記構成情報に基づいて指定される前記シーン
    データおよび前記オブジェクトデータの少なくとも一方
    を抽出する情報抽出手段とを備えて、 前記構成情報は、前記情報抽出手段により前記シーンデ
    ータが抽出されるときは前記マルチメディアデータにお
    ける前記1つ以上のシーンのシーンデータのうち抽出可
    能なものを指定する情報を含み、前記情報抽出手段によ
    り前記オブジェクトデータが抽出されるときは前記シー
    ンデータにおける前記1つ以上のオブジェクトの前記オ
    ブジェクトデータのうち抽出可能なものを指定する情報
    を含むことを特徴とする、マルチメディアデータ処理装
    置。
  10. 【請求項10】 呈示される1つ以上のオブジェクトの
    オブジェクトデータを含んで構成される1つ以上のシー
    ンのシーンデータおよび構成情報を少なくとも含むマル
    チメディアデータを入力する入力ステップと、 前記入力ステップにより入力された前記マルチメディア
    データから、前記構成情報を、該マルチメディアデータ
    のテンプレートを示すテンプレートデータとして抽出す
    るテンプレート抽出ステップとを備えて、 前記構成情報は、前記マルチメディアデータにおける前
    記1つ以上のシーンと前記1つ以上の前記オブジェクト
    のレイアウトとを示すレイアウト情報を含むことを特徴
    とする、マルチメディアデータ処理方法。
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