JP2003178178A - デジタルデータ配信システム - Google Patents

デジタルデータ配信システム

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JP2003178178A JP2002259603A JP2002259603A JP2003178178A JP 2003178178 A JP2003178178 A JP 2003178178A JP 2002259603 A JP2002259603 A JP 2002259603A JP 2002259603 A JP2002259603 A JP 2002259603A JP 2003178178 A JP2003178178 A JP 2003178178A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ量の大きなデジタルコンテンツを端末
の消費者まで速やかに、かつ低い流通コスとで提供し、
かつ、販売戦略の立案や効率的な配布に役立つきめ細か
いマーケティング情報の収集を可能にする。 【解決手段】 デジタルデータの配信元である中央管理
装置1と、広い地域に配置された複数の端末装置3と、
中央管理装置1と端末装置3との間にあって両者間での
情報の授受を仲介するとともに、所定の情報処理を行な
って中央管理装置1を補助する役割を果たす補助管理装
置2とによって構成される。中央管理装置1から各端末
装置3にデジタルコンテンツを配信することによって各
端末装置3において利用者にデジタルコンテンツを販売
する。さらに販売促進用のデータなどのマーケティング
情報(営業情報の一つ)を中央管理装置1、補助管理装
置2、各端末装置3の三者間で相互に交換できるように
なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル化された
音楽データ、映像データ、ゲームソフトウェア、アプリ
ケーションソフトウェア、あるいはこれらが複合された
マルチメディアデータなどのデジタルコンテンツを配信
するデジタルデータ配信システムに関し、特に、多数の
営業所(店舗)などに分散配置された端末装置に対して
デジタルコンテンツを配信し、各端末装置で利用者(消
費者)が所望のデジタルコンテンツを入手できるように
したデジタルデータ配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、流通や配布の対象となる音楽、映
像、書籍などのコンテンツのデジタル化が進行してい
る。例えば、音楽コンテンツの流通媒体は、従来のアナ
ログ式のLPレコードからCD(Compact Disk)に切り
替わったし、従来は映像コンテンツの流通媒体としては
アナログビデオが主流だったが、現在ではDVD(Digi
tal Versatile Disk)も実用化されている。また、従来
は紙に印刷されていた書籍も、CD−ROMでの流通が
始まっている。一方、家庭用コンピュータゲームマシン
のゲームソフトウェアや、パーソナルコンピュータのア
プリケーションソフトは、はじめからデジタルデータと
して流通している。いわゆるマルチメディアデータは、
異なる種類のコンテンツすべてがデジタル形式のデータ
になっていることを前提としている。また、オンライン
データベースサービスなどでは、デジタルネットワーク
を介して個別に情報を配信することも行なわれている。
【0003】本明細書では、流通や配布の対象となるデ
ジタル形式のコンテンツのことをまとめてデジタルコン
テンツという。デジタルコンテンツは、データ形式がデ
ジタルでさえあれば、その内容が何であるかを問わな
い。音楽、映画(動画像)、静止画、文献、ゲームのブ
ログラム、データベースのデータ、アプリケーションソ
フトウェアなどは、記録、流通、配布される際の形態が
デジタル形式であればデジタルコンテンツに該当する。
また、オリジナルの記録方式がアナログであっても最終
的にデジタル化されていればデジタルコンテンツであ
る。例えば、音楽演奏をアナログ録音したものも、CD
として配布されるのであれば、デジタルコンテンツであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】音楽、映像、ゲームソ
フトあるいはこれらが複合したマルチメディアのデジタ
ルコンテンツなどを販売する場合、情報としての鮮度が
重要視されることが多く、このため新作のコンテンツを
できるだけ早く消費者に届ける必要がある。しかしなが
ら、デジタルコンテンツをCD、DVD、CD−ROM
などの記録媒体に格納して流通させるには、CDなどの
媒体の作成と末端への流通にはそれなりの時間がかか
り、速やかにコンテンツを届けるという面で問題があ
る。また、CDなどの媒体は大量生産を前提としたもの
であって、少数だか確実に需要が見込めるもの、あるい
は、少数だが持続的に売れ長期的にはかなりの量が売れ
るものの場合には、製造コストや在庫コストの面で不利
になる。
【0005】一箇所のセンタにデジタルコンテンツを集
積し、既存の公衆電話回線網を用いて消費者に個別に配
信することも考えられるが、デジタルコンテンツ一件当
たりのデータ量が典型的には数百メガバイトから数ギガ
バイトと膨大であるので、通信時間や通信コストを考え
ると現実的でない。また、全国的に散在する多数の消費
者からのアクセスが重なった場合には、情報量が膨大で
あることもあって輻輳の問題が生じ、網が能力的に耐え
られなくなる可能性がある。さらに、デジタルコンテン
ツの販売代金の回収や課金処理の問題で、解決すべき問
題が残っている。
【0006】ところで、音楽、映像、あるいはゲームソ
フトウェアなどのデジタルコンテンツの販売を考えた場
合、消費者に対する情報提示(具体的には販売店店頭に
おけるプロモーションビデオの公開や音楽コンテンツの
ヒットチャートの公表など)が、販売促進に果たす役割
は大きい。例えば、音楽コンテンツの場合であれば、売
れ筋の曲の最新番付(ヒットチャート)や新作情報、今
後リリースされるであろうコンテンツについての情報な
どが店頭で得られれば、消費者はこれらの番付や新作情
報、近刊情報を期待してその店舗に赴くことが考えら
れ、集客効果が上がると予想される。そして消費者がそ
こで提示されるこれらの情報に触発されて購買行動につ
ながる可能性も高い。一方、デジタルコンテンツの製作
者、販売者には、現在の売れ筋が何であるかや、プロモ
ーションビデオなどに対して消費者がどのような反応を
示したかをほぼリアルタイムで、しかも地域ごとのデー
タとして取得したいという要求がある。
【0007】さらに、最近では、同様のデジタルコンテ
ンツを取り扱う店舗でも、その店舗がどこの販売系列
(フランチャイズチェーン)に属しているかによって、
売れ筋に違いが生じたり、客層が変化することがしばし
ば見られる。このような傾向は、販売戦略を立案した
り、デジタルコンテンツを効率的に配布する上で重要な
情報となりうる。このため、単に、ある商品がどのくら
い売れたかだけでなく、どのチェーンでどういう商品が
売れているかなどをはじめ、きめ細かい情報の収集が要
求されている。
【0008】本発明は、上記のような背景のもとでなさ
れたものであり、データ量の大きなデジタルコンテンツ
を端末の消費者まで速やかに、かつ低い流通コストで提
供でき、購買の参考となる最新の情報を消費者に提示で
き、消費者の購買行動等の情報や売上情報等を速やかに
フィードバックすることのできるデジタルデータ配信シ
ステムを提供することを目的とする。
【0009】また、従来のシステムよりも、販売戦略の
立案や効率的な配布に役立つきめ細かいマーケティング
情報を収集できるデジタルデータ配信システムを提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のデジタルデータ
配信システムは、デジタルコンテンツ、下りのマーケテ
ィング情報、端末装置が上りのマーケティング情報を送
信すべき補助管理装置を示す送信先コードの内、少なく
ともデジタルコンテンツは衛星回線を介して端末装置に
送信し、それ以外の情報は、衛星回線或いは地上回線を
介して端末装置に送信し、また地上回線を介して補助管
理装置に送信する機能を備えた中央管理装置と、衛星回
線を介してデジタルコンテンツを受信する機能と前記上
りのマーケティング情報を前記衛星回線或いは前記地上
回線を介して受信した前記送信先コードに基づいて所定
の補助管理装置に送信する機能を備えた端末装置と、前
記送信先コードに基づいて端末装置から送信された上り
のマーケティング情報を受信して集計し前記中央管理装
置に送信する機能を備えた補助管理装置と、を具備する
ことを特徴とする。
【0011】請求項1記載の発明のデジタルデータ配信
システムにおいて、前記中央管理装置は更に、前記補助
管理装置から受信した集計情報に応じて前記端末装置の
蓄積手段に蓄積すべきデジタルコンテンツを決定する機
能を備えている。
【0012】請求項1又は2記載の発明のデジタルデー
タ配信システムにおいて、前記下りのマーケティング情
報は、少なくともプレビューデータ、売れ筋情報、新作
情報の内の1つを含み、前記上りのマーケティング情報
は、少なくともプレビューデータに対する利用者の反
応、利用者の関心の度合い、売上げ情報、アンケート結
果の内の1つを含む。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の
一形態であるデジタルデータ配信システムの構成を示す
ブロック図である。
【0014】このデジタルデータ配信システムは、デジ
タルデータの配信元であり、かつシステム全体を司るセ
ンタ装置としての役割を果たす中央管理装置1と、広い
地域(例えば全国)に散らばって配置された複数の端末
装置3と、中央管理装置1と端末装置3との間にあって
両者間での情報の授受を仲介するとともに、管轄する端
末装置3から得られた情報について所定の情報処理を行
なって中央管理装置1を補助する役割を果たす補助管理
装置2とによって構成されている。補助管理装置2は単
一の場合もあるが、一般には地域ごと、販売経路ごと、
扱うデジタルコンテンツの種別ごとに複数設けるのが効
率的である。
【0015】中央管理装置1から各端末装置3にデジタ
ルコンテンツを配信することによって各端末装置3にお
いて利用者(消費者)にデジタルコンテンツを販売す
る。さらに販売促進用のデータなどのマーケティング情
報(営業情報の一つ)を中央管理装置1、補助管理装置
2、各端末装置3の三者間で相互に交換できるようにな
っている。利用者へのデジタルコンテンツの販売は、端
末装置3において、光記録媒体や磁気記録媒体、例え
ば、光磁気ディスク、相変化型光ディスク、書き換え可
能DVD、レコーダブルコンパクトディスク(CD−
R)、リムーバブルハードディスクなどの取り外し可能
な記録媒体9にデジタルコンテンツのデータを記録する
ことによって行なわれ、利用者はデジタルコンテンツが
記録された記録媒体9を自宅等に持ち帰って購入したデ
ジタルコンテンツを利用する。
【0016】中央管理装置1と各端末装置3とは、通信
衛星(CS)5を経由する衛星回線で接続される。ま
た、中央管理装置1、各補助管理装置2、各端末装置3
との間は、地上に敷設されたデジタル回線からなる地上
デジタル網7によって接続されている。
【0017】中央管理装置1は、大量のデジタルコンテ
ンツを蓄積するものであって、典型的には一箇所に設け
られる。端末装置3は、中央管理装置1から配信されて
きたいくつかのデジタルコンテンツを蓄積するものであ
って、例えばビデオソフトショップ、ゲームソフトショ
ップ、レコード店、ゲームセンタ、コンビニエンススト
アなどに配置される。
【0018】補助管理装置2は、例えば、関東圏にある
レコードチェーンA用の補助管理装置2、関東圏にある
レコードチェーンB用の補助管理装置2、近畿圏にある
コンビニエンスストアチェーンC用の補助管理装置2、
九州圏にあるゲームソフトショップチェーンD用の補助
管理装置2というように、地域ごと、デジタルコンテン
ツの種類ごと、販売経路ごと、あるいはこれらが複合さ
れた一定のまとまりごとに設けられている。そして、各
補助管理装置2は、予め決められている複数の端末装置
3を管轄する。
【0019】衛星回線は、データ帯域幅が例えば1.5
Mビット/秒であって、デジタルコンテンツを中央管理
装置1から各端末装置3に同時一斉に、すなわち放送に
近い形態で配信するのに使用される。端末装置3に個別
にデジタルコンテンツを配信するのにも衛星回線を使用
することができる。このため、中央管理装置1には衛星
に対する送信設備が設けられ、各端末装置3側には衛星
からの電波を受信する受信設備が設けられている。
【0020】ただし、受信設備は、すべての端末装置3
に必要なわけではない。たとえば、異なるデジタルコン
テンツを扱う複数の店舗がテナントとして入る大規模店
舗などの場合には、単一の受信設備を共通インフラとし
て設け、各個別店舗がこの受信設備を共用することも可
能である。これと関連して、本実施形態では、後述のよ
うに、中央管理装置1から各端末装置3に送るデジタル
データには、ヘッダとして制御コードが付与される。各
端末装置3は、この制御コードの所定の部分を参照する
ことによって、現在送られてきているデジタルデータが
自分の必要とするものか否かを判断するため、受信設備
を共用していても、不要なデジタルデータを取り込むこ
とはない。このように受信設備の共用を可能にすると、
本システムを導入する際の設備投資を少なくすることが
できる。
【0021】通信衛星5を利用したデジタルコンテンツ
の配信は、例えば夜間に行なわれるので、この配信以外
の時間帯には、通信衛星のチャネルを他の用途に使用す
ることができる。これに対し、地上デジタル網7は、主
として、後述のマーケティング情報(売上データを含
む)を各端末装置3と補助管理装置2との間、あるいは
補助管理装置2と中央管理装置1との間でやり取りする
のに使用される。地上デジタル網7は、また、衛星回線
のバックアップとしても使用され、さらに、特定の端末
装置3に対して特定のデジタルコンテンツを個別に配信
するのにも使用される。地上デジタル網としては、例え
ば、1回線分あたり64kビット/秒でデータを転送す
るISDN(サービス総合デジタル網)が使用される。
もちろん、専用線接続などを用いてもよい。
【0022】以上のように、本実施形態のデジタルデー
タ配信システムでは、データ量が大きく、かつ一方向送
信となるデジタルコンテンツのデータについては衛星回
線で送り、データ量が小さくある程度のリアルタイム性
が要求されるマーケティング情報などは、地上デジタル
網7で送信することを原則とする。衛星回線を用いるこ
とにより、配布コストや配布時期に関して地域差をまっ
たくなくすことができる。
【0023】なお、本明細書では、データや情報の流れ
る方向として、中央管理装置1から補助管理装置2へ向
かう方向、および中央管理装置1や補助管理装置2から
端末装置3に向かう方向を「下り」といい、端末装置3
から補助管理装置2へ向かう方向、および補助管理装置
2から中央管理装置1に向かう方向を「上り」という。
【0024】次に、中央管理装置1の構成について説明
する。大量のデジタルデータは、巨大なサーバである第
一の蓄積手段11に蓄積されている。第一の蓄積手段1
1に格納されたデジタルコンテンツの中から端末装置3
側に配信すべきものを取り出して端末装置3に送信する
ためのコンテンツ送信手段12が設けられており、コン
テンツ送信手段12と衛星回線及び地上デジタル網7と
は、インタフェース部13を介して接続している。イン
タフェース部13は、通信衛星5に向けた送信設備であ
る衛星送信部14と、地上デジタル網7とのインタフェ
ースとなる地上回線接続部15とを含んで構成されてい
る。
【0025】各端末装置3に対してデジタルコンテンツ
を一斉に配信する場合には、原則として通信衛星5を介
するものとするが、何らかの理由で衛星回線が使用でき
なくなったときには、地上デジタル網7を経由して送信
する。また、デジタルコンテンツを端末装置3に個別に
配信する場合、あるいは急ぐ必要がある場合には地上デ
ジタル網7を使用し、通信衛星5の空き時間まで待てる
場合には衛星回線を使用する。なお、一般の有料衛星テ
レビ放送の場合と同様に、衛星送信部14には、スクラ
ンブル機能を持たせておくことが望ましい。
【0026】さらに、中央管理装置1には、中央管理装
置1から補助管理装置2に送られる下りのマーケティン
グ情報を送信するための第一のマーケティング情報送信
手段16と、補助管理装置2からこの中央管理装置1に
送られてきた上りのマーケティング情報を受信する第一
のマーケティング情報受信手段17と、受信した上りの
マーケティング情報を格納するマーケティング情報格納
手段18と、補助管理装置2から送られてきた売上デー
タ(営業情報の一つ)を受信して勘定情報として計算す
る勘定情報演算手段19と、計算された勘定情報を補助
管理装置2ごとに計算されたデータとして格納する勘定
情報記憶手段20と、全体の制御を行なう制御部21と
が設けられている。これらのうち、第一のマーケティン
グ情報送信手段16、第一のマーケティング情報受信手
段17、勘定情報演算手段19は、いずれも地上回線接
続部15を介して地上デジタル網7に接続している。
【0027】次に、各端末装置3の構成について説明す
る。端末装置3は、インタフェース部31によって衛星
回線及び地上デジタル網7に接続している。インタフェ
ース部31は、通信衛星5に対する受信設備である衛星
受信部32と、地上デジタル網7とのインタフェースと
なる地上回線接続部33とから構成されている。だだ
し、前述のように、複数の端末装置3で受信設備を共用
する場合には、衛星受信部32はそれらの端末装置3に
ついて一つだけあればよい。
【0028】また、端末装置3には、中央管理装置1か
ら衛星回線もしくは地上デジタル網7を介して送られて
きたデジタルコンテンツを受信するコンテンツ受信手段
34と、受信したデジタルコンテンツを蓄積する第二の
コンテンツ蓄積手段35と、中央管理装置から送信され
てきた下りのマーケティング情報を受信する第二のマー
ケティング情報受信手段36と、受信した下りのマーケ
ティング情報や第二のコンテンツ蓄積手段35中に蓄積
されているデジタルコンテンツの一部を利用者に対して
提示する提示手段37と、利用者によって選択されたデ
ジタルコンテンツを第二のコンテンツ蓄積手段35から
読み出して、書き込み可能な記録媒体9に記録する記録
手段38と、この端末装置3から補助管理装置2に送ら
れる上りのマーケティング情報を作成して送信する第二
のマーケティング情報送信手段39とが設けられてい
る。
【0029】第二のコンテンツ蓄積手段35は、中央管
理装置1内の第一のコンテンツ蓄積手段11に比べて容
量が小さなサーバ装置であり、第一のコンテンツ蓄積手
段11に蓄積されている大量のデジタルコンテンツの中
から、その時点で利用頻度の高いコンテンツを蓄積する
ためのものである。
【0030】提示手段37は、例えば、ディスプレイ、
スピーカ、入力パッドなどからなり、売れ筋情報(ヒッ
トチャートや新作情報)や近刊情報、デジタルコンテン
ツのカタログデータなどを含む下りのマーケティング情
報をディスプレイに表示し、また、販売促進のためのプ
レビューデータを再生して利用者に提示する。プレビュ
ーデータは、デジタルコンテンツのさわりの部分のデー
タやプロモーションビデオなどであり、下りのマーケテ
ィング情報としてデジタルコンテンツとは別に各端末装
置3に配信してもよいし、デジタルコンテンツと抱き合
わせて配信し、第二のコンテンツ蓄積手段35の中に蓄
積しておくようにしてもよい。あるいは、デジタルコン
テンツそのものをプレビューデータとして利用者に提示
するようにしてもよい。提示手段37の入力パッドは、
提示すべき情報の選択、例えばプレビュー対象の選択を
行なったりするために使用するだけでなく、例えば、利
用者に対する店頭アンケートなどを行なう場合の入力手
段としても使用でき、また、記録手段38で購入対象の
デジタルコンテンツを選択する際の入力手段と共用する
ことができる。
【0031】第二のマーケティング情報送信手段39で
作成される上りのマーケティング情報は、記録手段38
によってどのデジタルコンテンツが売れたか(記録媒体
9に記録が行われたか)に関する情報や、提示手段37
に対して利用者がとった行動に関する情報を含んでい
る。「提示手段37に対して利用者がとった行動に関す
る情報」とは、例えば、利用者が提示手段37によって
どのコンテンツのプレビューデータをどれくらいの時間
見ていたか、延べ何人の利用者が見たかといった情報で
ある。かかる情報は、そのコンテンツに対する利用者の
関心の度合いを示す情報と考えられる。したがって、こ
のような情報を補助管理装置2あるいは中央管理装置1
が収集し、適当な手法で解析すれば、事業展開や新規の
デジタルコンテンツ作成にとってきわめて有効なヒント
が得られると考えられる。しかもこれらの情報は、各端
末装置3からほぼリアルタイムで取得することが可能で
ある。
【0032】さらに、端末装置3には、記録手段38に
よって記録媒体9へのデジタルコンテンツの記録(すな
わちデジタルコンテンツの販売)が行なわれた際に売上
に関する情報(売上データ)を作成する売上データ作成
手段40と、売上データを補助管理装置2の勘定情報演
算手段59(後述する)に送信する売上データ送信手段
41と、端末装置3全体の制御を行なう制御部42とを
備えている。なお、第二のマーケティング情報受信手段
36、第二のマーケティング情報送信手段39、および
売上データ送信手段41は、地上回線接続部33を介し
て地上デジタル網7に接続されている。また、デジタル
コンテンツの売上が発生した際に、売上が発生したこと
が上りのマーケティング情報に反映するとともに売上デ
ータが生成されるのは、企業の業務管理システムでは、
一般にいわゆる情報系のデータと勘定系のデータとを分
けて扱っているからである。
【0033】売上に対する利用者の課金方法としては、
プリペイドカードを用いて各端末装置3で個別に処理す
る方法、クレジットカードを用いる方法、端末装置3が
設置された店舗で現金を収受する方法、あるいは会員制
のシステムとして予め利用者が預託した金額から販売価
格相当分を控除する方法などがある。端末装置3側で利
用者に対する課金処理が完結する場合であっても、補助
管理装置2あるいは中央管理装置1側で端末装置3ごと
の売上管理を行なう場合が多いと考えられるので、売上
データを補助管理装置2、中央管理装置1の一方又は両
方に送信するような構成とする。
【0034】次に、補助管理装置2の構成について説明
する。補助管理装置2には、第三のマーケティング情報
送信手段56、第三のマーケティング情報受信手段5
7、マーケティング情報格納手段58、勘定情報演算手
段59、勘定情報記憶手段60、インタフェース部とな
る地上回線接続部55、ならびに補助管理装置2全体を
制御する制御手段61が設けられている。これらのう
ち、第三のマーケティング情報送信手段56、第三のマ
ーケティング情報受信手段57、勘定情報演算手段59
は、いずれも地上回線接続部55を介して地上デジタル
網7に接続している。
【0035】第三のマーケティング情報送信手段56
は、管轄する端末装置3に下りのマーケティング情報を
送信するとともに、中央管理装置1に上りのマーケティ
ング情報を送信する。第三のマーケティング情報受信手
段は、中央管理装置1からの下りのマーケティング情報
を受信するとともに、端末装置3からの上りのマーケテ
ィング情報を受信する。
【0036】端末装置3に送信する下りのマーケティン
グ情報は、中央管理装置1から送られてきたものを受信
して、それをそのまま送信するものの他、例えば、補助
管理装置2が販売経路ごとに設けられているものである
場合には、その販売経路特有のマーケティング情報を補
助管理装置2で作成し、これを送信するものも含まれ
る。
【0037】一方、端末装置3から補助管理装置2へ送
られてくる上りのマーケティング情報はいわゆる生のデ
ータであり、このデータは補助管理装置2において一次
集計され、その結果はさらに上りのマーケティング情報
として中央管理装置1に送され、中央管理装置1におい
て最終集計される。一次集計の内容は、たとえばコンテ
ンツごとの売上げ、店舗ごとの売上げ、販売された日
時、プレビューが実行された時間の集計などであり、デ
ータ量は多いがその集計内容は比較的単純なものであ
る。一方、最終集計の内容は、一次集計の内容に基づい
て各コンテンツごとの販売予測を行なうなど、販売戦略
の立案に直結する高度なものが主体となる。
【0038】従来は、各端末装置からの上りのマーケテ
ィング情報を、単一の中央管理装置だけで処理していた
が、それだと中央管理装置にかかる負担が大きく、特
に、端末装置の数が増えてくると、データ処理に時間が
かかり、本来の重要な役割であるデジタルデータの送信
にも影響を与えかねない。これに対し、本実施形態のよ
うに、中央管理装置1の他に補助管理装置2を一つある
いは複数設け、従来は中央管理装置1が行なっていた処
理の一部(主として一次集計)を補助管理装置2に実行
させるようにすることにより、中央管理装置1にかかる
負担を軽減し、中央管理装置1の重要な役割であるデジ
タルデータの送信に影響を与るのを防ぐとともに、さら
に、マーケティング情報の集計、解析といった高度な処
理(最終集計)を十分な余裕を持って実行させることが
できる。また、このように一次集計と最終集計とを分け
ることにより、データのきめ細かい処理が可能となる。
ただし、一次集計、最終集計の分担やそれらの具体的な
内容は、それぞれの実施の形態に応じて柔軟に設計する
ことができる。
【0039】補助管理装置2における勘定情報演算手段
59の役割は、中央管理装置1の勘定情報演算手段19
とほぼ同じであるが、勘定情報演算手段59の方は、そ
の補助管理装置2が管轄する端末装置3から送られてく
る売上データを計算するのに対し、勘定情報演算手段1
9の方は、各補助管理装置2から送られてくる売上デー
タを計算する。そして、勘定情報演算手段59によって
得られた計算結果は一次的に勘定情報記憶手段60に記
憶されるとともに、必要に応じて読み出され、中央管理
装置1へ送られる。
【0040】次に、中央管理装置1から通信衛星5を経
て端末装置3へ配信されるデジタルデータ(下りのデー
タ)のデータ構造について説明する。図2は、この下り
のデータのデータ構造を概略的に示した図である。
【0041】図2に示すように、下りのデータ70は、
主として、IDコード領域71、制御コード領域72、
コンテンツ実データ領域73からなる。このうち、ID
コード領域71と制御コード領域72は、通信衛星を介
して端末装置3へ配信されるデジタルデータのヘッダ部
分であり、コンテンツ実データ領域73のデータは、端
末装置3において利用者(消費者)の記録媒体9に記録
される(すなわち、販売される)。なお、ここでは便宜
上、衛星回線を介して送られるプレビューなどの下りの
マーケティング情報はコンテンツ実データ領域73に含
まれているものとするが、このマーケティング情報は、
利用者の記録媒体9には記録されない。
【0042】図2において、IDコード領域71のID
データは、コンテンツ実データ領域73に含まれるコン
テンツを一意的に特定するためのコードである。このI
Dデータについては、本システムを適用する各実施例ご
とに特有のコード体系を採用することもできるし、すで
に実用化されている既存のコード体系を採用することも
できる。既存のコード体系の例としては、例えばコンテ
ンツが音楽であればJASRACコードが、またコンテ
ンツが書籍あればISBNコードが挙げられる。ただ
し、コード体系の形式は、コンテンツの内容を一意的に
特定できるものであれば基本的に任意であり、テキスト
データなどであってもよい。
【0043】制御コード領域72に含まれるデータは、
このデジタルデータを端末装置3に配信したり、端末装
置3からマーケティング情報を吸い上げたり、あるいは
吸い上げたマーケティング情報を解析し有効に活用する
ために予め付されるデータである。制御コード領域72
に含まれるデータは、図2に示すように、種別コード8
0、地区コード81、販路コード82、送信先コード8
3、盗難対策コード84、配信確認コード85から構成
されている。これらのコードは、テキストデータであっ
てもよい。
【0044】種別コード80は、コンテンツの種別を表
すコードである。すなわち、そのコンテンツが音楽であ
るか、静止画であるか、動画であるか、書籍であるか、
カラオケソフトであるか、あるいはゲームソフトウェア
であるかなどを表している。地区コード81は、このデ
ジタルデータを配信する地域を表すコードである。販路
コード82は、例えば各種あるコンビニエンスストアの
チェーン名や、レコードショップのチェーン名を特定す
るコードである。送信先コード83は、このデータの配
信を受けた端末装置3が上りのマーケティング情報や売
上データなどを送信すべき補助管理装置2を特定するた
めのコードである。盗難対策コード84は、後述のよう
に、端末装置3が盗難されたときに対処するためのコー
ドである。配信確認コード85は、後述のように、デジ
タルデータが所定の端末装置3に確実に配信されたかど
うかを確認するためのコードである。
【0045】制御コード領域72に以上のような各種コ
ードのデータを含めることにより、以下のようなことが
可能となる。まず、種別コード80を付与することによ
り、例えば、ゲームソフトウェアを扱っている店舗の端
末装置3が衛星回線を介してデジタルデータを受信した
ときに、この種別コード80を見て、それがカラオケソ
フトのコンテンツを配信するデータであることを知れ
ば、その端末装置3は受信動作を中止するなどの措置を
講ずる。これにより、第2のコンテンツ蓄積手段35の
無駄な消費を抑えることができる。
【0046】また、同じ地域に存在するコンビニエンス
ストアであってもフランチャイズチェーンや販売経路が
異なるものであれば、そこで取り扱うデジタルコンテン
ツの種別コードが同じであっても、より具体的なコンテ
ンツの内容は異なると考えられる。このような場合で
も、各端末装置3が地区コード81、販路コード82を
参照することによって、自己が受け取るべきデジタルデ
ータを確実に把握して受信するとともに、不要なデジタ
ルデータについては、その旨を知った段階で確実にスキ
ップして無駄な受信を避けることができる。
【0047】一方、中央管理装置1の側からみると、あ
るデジタルコンテンツを送信すべき端末装置3をきめ細
かく選択することができ、その選択結果を地区コード8
1や販路コード82に反映させることにより、配信した
い端末装置3だけに確実に配信できるというメリットが
ある。また、あるフランチャイズチェーンに加入してい
た店舗が別のフランチャイズチェーンに加入したような
場合でも、中央管理装置1側からみると、フランチャイ
ズチェーンから抜けた店舗に対してデジタルデータを誤
って配信することを確実に防止でき、また、端末装置3
から見ると、新たに加入したフランチャイズチェーンの
デジタルデータを直ちに受け取ることができる。
【0048】さらに、送信先コード83を含めておくこ
とにより、端末装置3において作成された上りのマーケ
ティング情報や売上情報を任意の補助管理装置2へ送る
ように、中央管理装置1の側で設定することができる。
また、端末装置3は、この送信先コード83を見るだけ
で作成したマーケティング情報や売上情報を送るべき先
が分かるので、端末装置3の負担も軽減される。さら
に、補助管理装置2がフランチャイズチェーンごとに設
けられている場合には、あるフランチャイズチェーンに
加入している店舗が別のフランチャイズチェーンに加入
した場合でも、その店舗で作成されたマーケティング情
報なども、確実に新たに加入したフランチャイズチェー
ン専用の補助管理装置2へ送信させることができる。
【0049】また、地区コード81、販路コード82、
送信先コード83を設けておくと、端末装置3で作成さ
れる上りのマーケティング情報を補助管理装置2で受信
して解析し、あるいは中央管理装置1でさらに詳しく解
析することによって、従来では得られなかったような価
値ある情報が得られる可能性がある。例えば、同じCD
を販売するレコードショップでも、Aというフランチャ
イズチェーンは邦楽系のジャンルに強く、Bというフラ
ンチャイズチェーンは洋楽系のジャンルに強く、Cとい
うフランチャイズチェーンはクラシック系に強い、とい
う状況がしばしばある。消費者も専門誌などでそのよう
知識を仕入れているので、どこの店に行けば自分の欲し
いジャンルの音楽が用意されている可能性が高いかを十
分に承知している。このため、同じレコードショップと
いっても、フランチャイズチェーンごとに、客層が微妙
に異なる。このような場合に、フランチャイズチェーン
ごとの詳しいマーケティング情報を吸い上げることがで
きれば、それを分析してどこのチェーンにどういうデジ
タルコンテンツを投入するのが効果的であるかが分か
り、配信コストや端末装置3でのデータ蓄積コストなど
の削減にも寄与する。
【0050】次に、盗難対策コード84について説明す
る。多数の端末装置3が広く全国に散在するようになる
と、端末装置3の盗難防止対策は避けて通れない。しか
し、前述のように、下りのデジタルデータの配信に衛星
回線を利用すると、中央管理装置1側では個々の端末装
置3を把握して配信することができないため、地上デジ
タル網7を介して応答があったもののみに配信するとい
った選別は不可能であり、盗難された端末装置3にもデ
ジタルデータを配信してしまうことになる。また、盗難
された端末装置3が必ず地上デジタル網7に接続すると
は限らず、また、地上デジタル網が一般的な公衆網であ
る場合には、地上デジタル網7を利用して盗難に遭った
端末装置3を探し出すことは困難である。
【0051】そこで、本実施形態では、図2に示すよう
に、制御コード領域72の中に盗難対策コード84を埋
め込んでおくこととし、一方、端末装置3については、
この盗難対策コードを利用した盗難対策のための処理
(図3)を実行するよう予めプログラムしておく。ある
端末装置3が盗難に遭い、その旨の連絡が中央管理装置
1を管理する通信業者に入ったとすると、通信業者は次
にデジタルデータの配信を行なうときに、盗難された端
末装置3を一意に特定するコードを盗難対策コード84
として送信する。一方、盗難が発生していな場合は、盗
難対策コード84はブランクとするか、あるいは盗難が
発生していない旨のフラグを立てる。
【0052】図3は、前述の盗難対策コードを利用した
盗難対策のための処理を示したフローチャートである。
端末装置3は、デジタルデータを受け取ると(ステップ
101)、常時、制御コード領域72の中の盗難対策コ
ード84を認識する(ステップ102)。そして、その
盗難対策コード84の中に自己を特定するコードが含ま
れているかどうかを判断し(ステップ104)、含まれ
ていなければ、自分は盗難に遭っていないと判断し、通
常通り第二のコンテンツ蓄積手段35にコンテンツ実デ
ータ73を格納する。
【0053】一方、盗難対策コード84の中に自己を特
定するコードが含まれていた場合には、自分が盗難に遭
ったものと判断し、所定の盗難対応措置を実行する(ス
テップ105)。この盗難対応措置としてまず行なうこ
とは、盗難対策コード84の中に自己を特定するコード
が含まれていたことが分かった段階で、それ以降の受信
を中止することである。そして、その旨の情報を端末装
置3の中のいずれかの場所に記録する。この情報は、後
日端末装置3が発見されたときなどに解析する。また、
その端末装置が地上デジタル網7に接続されている場合
には、自己が盗難に遭った旨の情報を任意の補助管理装
置2に送出する。さらに、場合によっては、予めソフト
ウェアを破壊するためのプログラム(自己破壊プログラ
ム)を用意しておき、盗難対策コード84の中に自己を
特定するコードが含まれていた場合には、この自己破壊
プログラムを実行させるようにしてもよい。このような
措置は、盗難を抑止する上でかなりの効果があると考え
られる。
【0054】次に、配信確認コード85について説明す
る。衛星回線を使ってデータ配信を行なう場合、天候の
影響を受けたり、端末装置3側のアンテナに不具合があ
るなどして、うまくデータを配信できない場合がある。
このような場合に、従来は、端末装置側でうまく受信で
きたかどうかを判断し、うまく受信できなかった場合に
は、どの部分が受信できなかったかを解析し、その結果
をもとに再送要求データを作成し、それを中央管理装置
に送って、うまく受信できなかったコンテンツのデータ
を再度送信してもらっていた。しかし、このようにする
と、再送要求データの作成などで端末装置3側の負担が
大きくなる。
【0055】そこで、本実施形態では、中央管理装置1
が送るデジタルデータの制御コード領域72の中に、配
信確認コード85を埋め込んでおく。この配信確認コー
ド85は、例えばパケット単位で付与しておくとよい。
各端末装置3は、デジタルデータを受信すると、確実に
受け取ったパケットについてはそれに付随する配信確認
コード85を、自己を特定する所定のコードとともに地
上デジタル網7を介して補助管理装置2又は中央管理装
置1に送り返す。補助管理装置2又は中央管理装置1で
は、この送り返されてきた配信確認コードを、送信され
た配信確認コードと照合し、仮に送り返されてこない配
信確認コードがあれば、端末装置側での受信に不具合が
あったと判断して、所定のコンテンツを再度送信する。
例えば、天候などの影響で、ある特定の地域の端末装置
での受信が不可能であると分かれば、再送信する際に先
の地域コードとして同地域を指定することができる。
【0056】なお、図2には示していないが、各端末装
置3に配信されるデータには、コンテンツインデックス
が含まれている。ここには、各コンテンツを一意的に特
定するIDコード領域71のIDデータとそのコンテン
ツのタイトル名との関係を示すデータが含まれており、
さらに、コンテンツ実データ領域73における各コンテ
ンツの格納位置の情報が含まれている。また、コンテン
ツ実データ領域73には、提示手段37が提示するプレ
ビュー用のデータであるマーケティングプレビューデー
タを付随させてもよい。
【0057】図4は、上りのマーケティング情報のフォ
ーマットを示す図である。このマーケティング情報91
のヘッダ92には、そのマーケティング情報91の送信
元となる端末装置3の地区コード、店コード、販路コー
ドが含まれている。これにより、その端末装置3が置か
れている店舗の所在地、店名、チェーン名が特定でき
る。また、ヘッダ92に続いてコンテンツコード欄と情
報部欄とが配置されている。コンテンツコードは、例え
ば、どのデジタルコンテンツがプレビューの対象となっ
たのか、また、どのデジタルコンテンツが販売されたの
かを上述のコンテンツコードで特定するためのものであ
る。デジタルコンテンツが販売された場合には、情報部
欄には、販売を示すデータが記される。一方、プレビュ
ーの場合には、積算されたプレビュー時間や何人の利用
者がプレビューを試したかという情報が含まれる。ま
た、コンテンツについてアンケートを行なった場合に
は、そのアンケート結果を情報部欄に入れるようにす
る。
【0058】次に、図5を用いて、本実施形態のデジタ
ルデータ配信システムの動作を説明する。図5は、端末
装置3側での処理を示すフローチャートである。
【0059】各端末装置3の第二のコンテンツ蓄積手段
35には、あらかじめ、衛星回線を解して中央管理装置
1から一斉に配信することによって、一定数のデジタル
コンテンツを蓄積しておく。利用者は端末装置3に対す
るアクセスを開始すると、まず、提示手段37でのプレ
ビューを行なうか、それともデジタルコンテンツを購入
するかを選択する(ステップ201)。購入の場合に
は、再確認の意味も含めてコンテンツを選択するかを利
用者に問い合わせ(ステップ202)、選択しないと答
えた場合にはステップ201に戻り、選択すると答えた
場合には、ステップ203に移行する。ステップ203
では利用者によって購入するコンテンツの選択が行なわ
れ、その後、記録手段38によって記録媒体9にデジタ
ルコンテンツが記録される(ステップ204)。
【0060】もし、利用者が選択したコンテンツが第二
のコンテンツ蓄積手段35に蓄積されていないものであ
れば、図5のフローチャートには示されていないが、利
用者にそのデジタルコンテンツが今すぐ欲しいかどうか
を問い合わせ、今すぐ欲しいと答えた場合には、地上デ
ジタル網7を経由してそのデジタルコンテンツを中央管
理装置1の第一のコンテンツ蓄積手段から受信し、記録
媒体への記録を行なう。今すぐでなくてもよいと答えた
場合には、夜間などに衛星回線を経由して中央管理装置
1側からそのデジタルコンテンツを転送することにし
て、利用者には、翌日以降に再び来店するように依頼す
る。
【0061】ステップ204における記録媒体9への記
録が終了したら、記録媒体9に正しく記録がなされてい
るかどうかのチェック(ベリファイ)を行なう(ステッ
プ205)。そして利用者に対する課金処理を行ない、
売上データの蓄積/送信を行なう(ステップ206)。
売上の都度リアルタイムで売上データを補助管理装置2
に送信するか、定期的に例えば1日分の売上データを集
計して1日1回送信するかは任意に設定できるものであ
り、リアルタイムで送信しない場合には、ステップ20
6では売上データの蓄積を行なう。また、売上データの
作成と同時に、そのデジタルコンテンツが売れたことに
ついての上りのマーケティング情報を作成する。リアル
タイムで上りのマーケティング情報を送信することにな
っていれば、作成した上りのマーケティング情報も送信
する。ステップ206での処理が終われば、端末装置3
への利用者のアクセスに関する処理をすべて終了する。
【0062】一方、ステップ201でプレビューが選択
された場合には、上述のステップ202の場合と同様
に、利用者に対してコンテンツの選択を行なうかどうか
を問い合わせ(ステップ207)、選択しないと答えた
場合には、ステップ201に戻り、選択すると子と得た
場合にはステップ208に移行する。ステップ208で
は、利用者によってプレビュー対象が選択され、提示手
段37によるプレビューが行なわれる。ここでのプレビ
ュー対象としては、プロモーションビデオのデータなど
の他、下りのマーケティング情報として送信されてきた
ヒットチャートなどの情報も含まれる。
【0063】ステップ208でのプレビュー対象の選択
が終わると、提示手段37によってプレビューの内容の
提示(プレゼンテーション)が開始される。その際、利
用者が何をどのくらいの時間にわたってプレビューを見
ていたかを上りのマーケティング情報とするために、プ
レビュー時間の積算を行なう(ステップ209)。利用
者によるあるプレビュー対象の提示が終わったら、利用
者に対し、他のコンテンツをプレビューするかどうかを
問い合わせる(ステップ210)。別のコンテンツをプ
レビュー対象にすると答えた場合にはステップ208に
戻り、そうでない場合には、利用者によるプレビューの
履歴の情報に基づき、上りのマーケティング情報を蓄積
/送信する(ステップ211)。リアルタイムでマーケ
ティング情報を送信することになっていれば、作成とと
もに送信し、そうでなければ、蓄積しておいて予め定め
られたタイミングでこの上りのマーケティング情報を補
助管理装置2に送信する。蓄積しておく場合には、何人
の利用者がそのコンテンツをプレビューしたかという情
報も、上りのマーケティング情報に含まれるようにす
る。
【0064】上りのマーケティング情報の作成後、利用
者に対してデジタルコンテンツを購入するかどうかを問
い合わせ、購入すると答えた場合には、ステップ203
に移行し、そうでない場合には処理を終了する。
【0065】次に、中央管理装置1側での処理を説明す
る。中央管理装置1の処理は、大きく分けると、各端末
装置3へのデジタルコンテンツの配信、各端末装置3へ
の下りのマーケティング情報の送信、各補助管理装置2
からの一次集計結果の情報の吸い上げ、および勘定情報
の最終的な計算と管理である。
【0066】中央管理装置1に設けられている第一のコ
ンテンツ蓄積手段11の容量に比べ、各端末装置3に設
けられている第二のコンテンツ蓄積手段35の容量は小
さいから、第二のコンテンツ蓄積手段35に蓄積するデ
ジタルコンテンツを何にするかを検討しなければならな
い。本実施形態のデジタルデータ配信システムでは、プ
レビューデータに対する利用者の反応、利用者の関心の
度合い、デジタルコンテンツの売上状況などを上りのマ
ーケティング情報(または売上データ)としてほぼリア
ルタイムで取得することができる。そこで、上りのマー
ケティング情報を解析し、その解析結果に基づいて第二
のコンテンツ蓄積手段35に蓄積すべきデジタルコンテ
ンツを決定すればよい。
【0067】この種のマーケティング情報を解析する手
法はほぼ確立されているので、上りのマーケティング情
報の解析と端末装置3側に配信するデジタルコンテンツ
の決定とは、自動的に実行することが可能である。特
に、本実施形態の場合、補助管理装置2を例えばフラン
チャイズチェーンごと、販売経路ごとに設けると、チェ
ーンごと、販路ごとの特色のあるマーケティング情報が
得られる。そして、補助管理装置2が一次的に解析した
結果をさらに中央管理装置1で詳しく解析することによ
り、今後の販売戦略にとって貴重な情報が得られる。こ
のような情報はコンテンツ製作業者、データ配信業者に
とって重要なだけでなく、マーケティング調査会社など
にとっても利用価値が高いので、かかる情報を外部へ販
売することを考えた場合でも、十分な需要があると考え
られる。
【0068】ところで、どのデジタルコンテンツを配信
するかが決定されたら、例えば夜間に、衛星回線を用い
て各端末装置3一斉同報的に配信する。各端末装置3
は、前述の制御コード72を参照して、自分に必要なデ
ジタルコンテンツだけを受信し、記録する。また、上り
のマーケティング情報の解析結果に基づき、例えば1日
ごとに、衛星回線を介して新たなデジタルコンテンツを
配信することにより、各端末装置3の第二のコンテンツ
蓄積手段35に蓄積しているデジタルコンテンツの一部
を入れ替えるようにすることができる。
【0069】下りのマーケティング情報としては、売れ
筋情報や新作情報などが含まれるが、本実施形態では、
中央管理装置1は補助管理装置2を介して、上りのマー
ケティング情報をほぼリアルタイムで取得できるので、
最新の上りのマーケティング情報に基づいて、中央管理
装置1から各端末装置3に送信される下りのマーケティ
ング情報の内容を変化させることができる。例えば、下
りのマーケティング情報がヒットチャートであれば、
「昨日のヒットチャート」あるいは「現在のヒットチャ
ート」を送信することが可能になり、各端末装置3でこ
うしたヒットチャートを利用者に提示することにより、
利用者の参加意識が高められ、販売促進につながること
が予想される。
【0070】以上、本発明の実施の一形態について説明
してきたが、本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、その要旨の範囲内で種々の変更が可能であ
る。
【0071】
【発明の効果】以上のように、本発明のデジタルデータ
配信システムでは、サーバ機能を有する端末装置を各地
に分散配置し中央管理装置から各端末装置に対して衛星
回線を用いてデジタルコンテンツを一斉に配信するの
で、各端末装置に遅滞なく、かつ少ない通信コストでデ
ジタルコンテンツを配布できる。
【0072】また、端末装置側では衛星への送信設備は
不要で衛星からの受信設備だけでよいから、通信コスト
を低減でき、公衆網等を介した場合に懸念される輻輳の
問題を解決することができる。特に、多数の店舗がテナ
ントとして入っている大規模店舗などでは、受信設備を
共通インフラとして共用することもできるので、各店舗
の設備投資を低く抑えることができる。
【0073】さらに、中央管理装置と各端末との間に補
助管理装置を置き、これを例えばフランチャイズチェー
ンごと、販売経路ごと、地域ごと、あるいはこれらが複
合された一定の単位ごとに設置し、この補助管理装置で
上りのマーケティング情報や売上情報の一次集計を行な
うことにより、中央管理装置の負担を軽減することがで
きる。また、マーケティング情報を端末装置と補助管理
装置との間、あるいは補助管理装置と中央管理装置との
間で随時やり取りできるようにしているので、利用者に
とっても事業者(販売者)にとっても最新のマーケティ
ング情報が得られ、店舗という形態の有する情報発信機
能を最大限に高めることが可能になる。また、利用者の
身近な場所に端末装置を配置することが可能なので、利
用者にとって利用しやすいシステムとなる。
【0074】また、このシステムでは、売上データもリ
アルタイムで取得可能なので、利用者に対する課金処理
が容易になり、さまざまな代金支払い形態を採用するこ
とが可能になる。利用者が選択したデジタルコンテンツ
を各端末装置で記録媒体に記録するので、コンパクトデ
ィスクのような記録済み媒体にかかる製造コストや在庫
コストをゼロにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態であるデジタルデータ配
信システムの構成を示すブロック図である。
【図2】下りの配信データのデータ構造を示す図であ
る。
【図3】盗難対策のための処理を示すフローチャートで
ある。
【図4】上りのマーケティング情報のフォーマットを示
す図である。
【図5】端末装置側で利用者がデジタルコンテンツを購
入することの処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 中央管理装置 2 補助管理装置 3 端末装置 5 通信衛星 7 地上デジタル網 9 記録媒体 11 第一のコンテンツ蓄積手段 12 コンテンツ送信手段 13,31 インタフェース部 14 衛星送信部 15,33,55 地上回線接続部 16 第一のマーケティング情報送信手段 17 第一のマーケティング情報受信手段 18,58 マーケティング情報格納手段 19、59 勘定情報演算手段 20,60 勘定情報記憶手段 21,42,61 制御部 32 衛星受信部 34 コンテンツ受信手段 35 第二のコンテンツ蓄積手段 36 第二のマーケティング情報受信手段 37 提示手段 38 記録手段 39 第二のマーケティング情報送信手段 40 売上データ作成手段 41 売上データ送信手段 56 第三のマーケティング情報送信手段 57 第三のマーケティング情報受信手段 70 下りのデータ 71 IDコード領域 72 制御コード領域 73 コンテンツ実データ領域 80 種別コード 81 地区コード 82 販路コード 83 送信先コード 84 盗難対策コード 85 配信確認コード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 達也 東京都中央区新川二丁目20番15号 新日鉄 ソリューションズ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルコンテンツ、下りのマーケティ
    ング情報、端末装置が上りのマーケティング情報を送信
    すべき補助管理装置を示す送信先コードの内、少なくと
    もデジタルコンテンツは衛星回線を介して端末装置に送
    信し、それ以外の情報は、衛星回線或いは地上回線を介
    して端末装置に送信し、また地上回線を介して補助管理
    装置に送信する機能を備えた中央管理装置と、 衛星回線を介してデジタルコンテンツを受信する機能と
    前記上りのマーケティング情報を前記衛星回線或いは前
    記地上回線を介して受信した前記送信先コードに基づい
    て所定の補助管理装置に送信する機能を備えた端末装置
    と、 前記送信先コードに基づいて端末装置から送信された上
    りのマーケティング情報を受信して集計し前記中央管理
    装置に送信する機能を備えた補助管理装置と、を具備す
    ることを特徴とするデジタルデータ配信システム。
  2. 【請求項2】 前記中央管理装置は更に、前記補助管理
    装置から受信した集計情報に応じて前記端末装置の蓄積
    手段に蓄積すべきデジタルコンテンツを決定する機能を
    備えたことを特徴とする請求項1記載のデジタルデータ
    配信システム。
  3. 【請求項3】 前記下りのマーケティング情報は、少な
    くともプレビューデータ、売れ筋情報、新作情報の内の
    1つを含み、前記上りのマーケティング情報は、少なく
    ともプレビューデータに対する利用者の反応、利用者の
    関心の度合い、売上げ情報、アンケート結果の内の1つ
    を含むことを特徴とする請求項1又は2記載のデジタル
    データ配信システム。
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