JP2003178069A - 検査データサーバ、このサーバを用いた検査データシステム、及び検査データ装置 - Google Patents
検査データサーバ、このサーバを用いた検査データシステム、及び検査データ装置Info
- Publication number
- JP2003178069A JP2003178069A JP2001373778A JP2001373778A JP2003178069A JP 2003178069 A JP2003178069 A JP 2003178069A JP 2001373778 A JP2001373778 A JP 2001373778A JP 2001373778 A JP2001373778 A JP 2001373778A JP 2003178069 A JP2003178069 A JP 2003178069A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 検査データベースの検索が容易でしかも検査
データが外部に漏れることのないようにする。 【解決手段】 検査データサーバ11には被検査物に関
する検査データが格納される検査データベース12が接
続されており、検査データサーバは登録アクセスに応じ
て検査データベースに検査データの登録を行うととも
に、検索アクセスに応じて検査データベースを検索して
検索検査データを得る。登録アクセスの際には、例え
ば、ネットワークを介して検査データが暗号化された暗
号化検査データを受け、検査データベースには暗号化さ
れた検査データが登録される。一方、検索アクセスの際
には、検索結果である検査データを暗号化された状態
で、例えば、ネットワーク上に送出する。そして、登録
アクセス及び検索アクセスの際には、ユーザ管理情報に
基づいて認証を行って認証結果に応じて登録アクセス及
び検索アクセスを許可する。ユーザ管理情報は暗号化さ
れて登録されている。
データが外部に漏れることのないようにする。 【解決手段】 検査データサーバ11には被検査物に関
する検査データが格納される検査データベース12が接
続されており、検査データサーバは登録アクセスに応じ
て検査データベースに検査データの登録を行うととも
に、検索アクセスに応じて検査データベースを検索して
検索検査データを得る。登録アクセスの際には、例え
ば、ネットワークを介して検査データが暗号化された暗
号化検査データを受け、検査データベースには暗号化さ
れた検査データが登録される。一方、検索アクセスの際
には、検索結果である検査データを暗号化された状態
で、例えば、ネットワーク上に送出する。そして、登録
アクセス及び検索アクセスの際には、ユーザ管理情報に
基づいて認証を行って認証結果に応じて登録アクセス及
び検索アクセスを許可する。ユーザ管理情報は暗号化さ
れて登録されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラント等の大型
設備に関する検査データの登録及び閲覧を行う際に用い
られる検査データサーバ及びこのサーバを用いた検査デ
ータシステムに関する。
設備に関する検査データの登録及び閲覧を行う際に用い
られる検査データサーバ及びこのサーバを用いた検査デ
ータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、原子力発電プラント、火力発電
プラント、化学プラント、及びその他の各種工場に設置
される設備においては、品質管理及び安全維持の観点か
ら定期的に検査される。この際、プラント設備の各構成
要素(構成部品等)について、例えば、亀裂、剥離、減
肉、打痕、及び欠損のような損傷の発生の有無が検査員
によって検査される。そして、検査結果を表す検査デー
タはデータベース化されて(以下検査データベースと呼
ぶ)、品質管理及び安全管理のために使用される。
プラント、化学プラント、及びその他の各種工場に設置
される設備においては、品質管理及び安全維持の観点か
ら定期的に検査される。この際、プラント設備の各構成
要素(構成部品等)について、例えば、亀裂、剥離、減
肉、打痕、及び欠損のような損傷の発生の有無が検査員
によって検査される。そして、検査結果を表す検査デー
タはデータベース化されて(以下検査データベースと呼
ぶ)、品質管理及び安全管理のために使用される。
【0003】このような検査データベースを閲覧する際
には、例えば、端末装置から検査データベースをアクセ
スして、所望の検査データを閲覧するようにしている。
さらに、検査データベースをネットワーク上にサーバと
ともに配置して、ネットワークを介して端末装置から検
査データベースを閲覧するようにすれば、場所的に制限
されることなく、検査データを閲覧して品質管理及び安
全管理に役立てることができる。
には、例えば、端末装置から検査データベースをアクセ
スして、所望の検査データを閲覧するようにしている。
さらに、検査データベースをネットワーク上にサーバと
ともに配置して、ネットワークを介して端末装置から検
査データベースを閲覧するようにすれば、場所的に制限
されることなく、検査データを閲覧して品質管理及び安
全管理に役立てることができる。
【0004】一方、前述の検査データベース及び端末装
置を一体化するようにすれば、ノートパソコン等のよう
な小型機器によって携帯でき、現場において直接検査デ
ータベースへの登録及び検査データベースの閲覧を行う
こともできる。
置を一体化するようにすれば、ノートパソコン等のよう
な小型機器によって携帯でき、現場において直接検査デ
ータベースへの登録及び検査データベースの閲覧を行う
こともできる。
【0005】ところで、従来、検査データベースを構築
する際には、例えば、定期検査を行った検査員によって
検査記録が所定の書式を有する記録用紙に記録され、記
録用紙をスキャナーのような画像読み取り装置によって
読み取り、画像処理を施した後、イメージデータ及びテ
キストデータとして検査データベースに格納している。
する際には、例えば、定期検査を行った検査員によって
検査記録が所定の書式を有する記録用紙に記録され、記
録用紙をスキャナーのような画像読み取り装置によって
読み取り、画像処理を施した後、イメージデータ及びテ
キストデータとして検査データベースに格納している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにして、検
査データベースを構築した際には、検査データベースを
閲覧する際に種々の制約があり、検査データベースを効
果的に使用できない場合がある。さらには、前述のよう
に記録用紙を用いてデータベース登録しているから、デ
ータベース登録に時間がかかるばかりでなく、緊急的に
検査を行った場合等に的確に対処できないことがある。
査データベースを構築した際には、検査データベースを
閲覧する際に種々の制約があり、検査データベースを効
果的に使用できない場合がある。さらには、前述のよう
に記録用紙を用いてデータベース登録しているから、デ
ータベース登録に時間がかかるばかりでなく、緊急的に
検査を行った場合等に的確に対処できないことがある。
【0007】加えて、検査データベースをネットワーク
上に配置して何時でも何処でもデータベースを閲覧でき
るようにすると、秘密にすべき検査データが外部に漏れ
てしまう危険性もある。
上に配置して何時でも何処でもデータベースを閲覧でき
るようにすると、秘密にすべき検査データが外部に漏れ
てしまう危険性もある。
【0008】本発明の目的は検査データベースの登録及
び閲覧が容易でしかも検査データが外部に漏れることの
ないプラント検査データサーバ及びそのシステムを提供
することにある。
び閲覧が容易でしかも検査データが外部に漏れることの
ないプラント検査データサーバ及びそのシステムを提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、検査対
象物に関する検査データが格納される検査データベース
に対して前記検査データの登録及び検索を行うための検
査データサーバであって、外部からの登録アクセスに応
じて前記検査データベースに前記検査データの登録を行
う登録手段と、外部からの検索アクセスに応じて前記検
査データベースを検索して検索検査データを得る検索手
段と、外部から前記検査データが暗号化された暗号化検
査データを受け前記登録手段に渡すとともに前記検索手
段から前記検査データを受け該検査データを暗号化され
た状態で送出するサーバインターフェース手段とを有
し、前記検査データベースには暗号化された検査データ
が保存されるようにしたことを特徴とする検査データサ
ーバが得られる。
象物に関する検査データが格納される検査データベース
に対して前記検査データの登録及び検索を行うための検
査データサーバであって、外部からの登録アクセスに応
じて前記検査データベースに前記検査データの登録を行
う登録手段と、外部からの検索アクセスに応じて前記検
査データベースを検索して検索検査データを得る検索手
段と、外部から前記検査データが暗号化された暗号化検
査データを受け前記登録手段に渡すとともに前記検索手
段から前記検査データを受け該検査データを暗号化され
た状態で送出するサーバインターフェース手段とを有
し、前記検査データベースには暗号化された検査データ
が保存されるようにしたことを特徴とする検査データサ
ーバが得られる。
【0010】このように、検査データの登録の際、検査
データサーバは外部から検査データが暗号化された暗号
化検査データを受けるとともに、検索の際、検査データ
を暗号化された状態で送出するようにし、検査データベ
ースに暗号化された検査データを保存するようにしたか
ら、検査データの漏洩を防止できることになる。
データサーバは外部から検査データが暗号化された暗号
化検査データを受けるとともに、検索の際、検査データ
を暗号化された状態で送出するようにし、検査データベ
ースに暗号化された検査データを保存するようにしたか
ら、検査データの漏洩を防止できることになる。
【0011】なお、この検査データサーバは、前記登録
アクセス及び前記検索アクセスの際ユーザ管理情報に基
づいて認証を行って認証結果に応じて前記登録アクセス
及び前記検索アクセスを許可する許可手段を有し、前記
ユーザ管理情報は暗号化されて登録されている。そし
て、前記検査データベースには前記検査データとして、
少なくとも該検査データを識別するヘッダデータ、損傷
の種類を示す損傷種類データ、及び損傷のサイズを示す
損傷サイズデータが多次元的に格納されている。
アクセス及び前記検索アクセスの際ユーザ管理情報に基
づいて認証を行って認証結果に応じて前記登録アクセス
及び前記検索アクセスを許可する許可手段を有し、前記
ユーザ管理情報は暗号化されて登録されている。そし
て、前記検査データベースには前記検査データとして、
少なくとも該検査データを識別するヘッダデータ、損傷
の種類を示す損傷種類データ、及び損傷のサイズを示す
損傷サイズデータが多次元的に格納されている。
【0012】このようにして、検査データの登録及び検
査データの検索の際、ユーザ管理情報に基づいて認証を
行って認証結果に応じて検査データの登録及び検索を許
可し、しかもユーザ管理情報を暗号化して登録しておく
ようにすれば、さらに検査データの漏洩を防止できるこ
とになる。そして、上述のように、検査データベースを
構築すれば、検査データベースの登録及び閲覧が容易と
なる。
査データの検索の際、ユーザ管理情報に基づいて認証を
行って認証結果に応じて検査データの登録及び検索を許
可し、しかもユーザ管理情報を暗号化して登録しておく
ようにすれば、さらに検査データの漏洩を防止できるこ
とになる。そして、上述のように、検査データベースを
構築すれば、検査データベースの登録及び閲覧が容易と
なる。
【0013】さらに、本発明によれば、前述の検査デー
タサーバと、該検査データサーバにネットワークを介し
て接続される端末装置とを有し、該端末装置には前記検
査データの登録及び検索を要求して前記検査データを送
出するとともに前記検索検査データを受信検査データと
して受けるアプリケーション手段と、前記検査データを
暗号化して暗号化検査データとして前記検査データサー
バに送るとともに前記検索検査データを復号化して前記
受信データとする端末インターフェース手段とを有する
ことを特徴とする検査データシステムが得られる。
タサーバと、該検査データサーバにネットワークを介し
て接続される端末装置とを有し、該端末装置には前記検
査データの登録及び検索を要求して前記検査データを送
出するとともに前記検索検査データを受信検査データと
して受けるアプリケーション手段と、前記検査データを
暗号化して暗号化検査データとして前記検査データサー
バに送るとともに前記検索検査データを復号化して前記
受信データとする端末インターフェース手段とを有する
ことを特徴とする検査データシステムが得られる。
【0014】このようにすれば、端末装置がネットワー
クを介して検査データを送受する際、ネットワーク上の
検査データは暗号化されているから、ネットワーク上の
データが不正に使用されることが極めて少ない。
クを介して検査データを送受する際、ネットワーク上の
検査データは暗号化されているから、ネットワーク上の
データが不正に使用されることが極めて少ない。
【0015】また、本発明によれば、上述の検査データ
サーバがサーバモジュールとして備えられ、該サーバモ
ジュールに一体化された端末部とを有し、前記端末部は
前記検査データの登録及び検索を要求して前記検査デー
タを送出するとともに前記検索検査データを受信検査デ
ータとして受けるアプリケーション手段と、前記検査デ
ータを暗号化して暗号化検査データとして前記サーバモ
ジュールに送るとともに前記検索検査データを復号化し
て前記受信データとする端末インターフェース手段とを
有することを特徴とする検査データ装置が得られる。
サーバがサーバモジュールとして備えられ、該サーバモ
ジュールに一体化された端末部とを有し、前記端末部は
前記検査データの登録及び検索を要求して前記検査デー
タを送出するとともに前記検索検査データを受信検査デ
ータとして受けるアプリケーション手段と、前記検査デ
ータを暗号化して暗号化検査データとして前記サーバモ
ジュールに送るとともに前記検索検査データを復号化し
て前記受信データとする端末インターフェース手段とを
有することを特徴とする検査データ装置が得られる。
【0016】このように、前述の検査データサーバをサ
ーバモジュールとして備え、このサーバモジュールに一
体化された端末部とを有する検査データ装置としたか
ら、検査データ装置をたとえ紛失しても検査データが閲
覧される恐れがほとんどなく、その結果、検査データが
不正に使用されることがない。
ーバモジュールとして備え、このサーバモジュールに一
体化された端末部とを有する検査データ装置としたか
ら、検査データ装置をたとえ紛失しても検査データが閲
覧される恐れがほとんどなく、その結果、検査データが
不正に使用されることがない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施例
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
る寸法、材質、形状、その相対位置などは特に特定的な
記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する
趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。なお、以下の説
明では、例えば、プラント設備を例として説明するが、
プラントに限らず他の設備についても本発明を適用する
ことができる。
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
る寸法、材質、形状、その相対位置などは特に特定的な
記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する
趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。なお、以下の説
明では、例えば、プラント設備を例として説明するが、
プラントに限らず他の設備についても本発明を適用する
ことができる。
【0018】図1を参照して、図示のプラント検査デー
タシステムは、検査データサーバ11を有しており、こ
の検査データサーバ11には、検査データベース12及
びユーザ管理情報データベース13が接続されている。
そして、検査データサーバ11はネットワーク(例え
ば、インターネット)14を介して端末装置(例えば、
パソコン)15に接続される。この端末装置15は、例
えば、携帯型パソコンであり、無線回線を介してインタ
ーネットに接続されるようにしてもよい。
タシステムは、検査データサーバ11を有しており、こ
の検査データサーバ11には、検査データベース12及
びユーザ管理情報データベース13が接続されている。
そして、検査データサーバ11はネットワーク(例え
ば、インターネット)14を介して端末装置(例えば、
パソコン)15に接続される。この端末装置15は、例
えば、携帯型パソコンであり、無線回線を介してインタ
ーネットに接続されるようにしてもよい。
【0019】検査データサーバ11には暗号・復号化イ
ンターフェースモジュール11aが備えられ、後述する
ように、端末装置15と通信を行う際には、暗号・復号
化インターフェースモジュール11aによって暗号化処
理及び復号化処理が行われる。同様に、端末装置15に
は暗号化・復号化インターフェースモジュール15aが
備えられ、検査データサーバ11と通信を行う際には、
暗号・復号化インターフェースモジュール15aによっ
て暗号化処理及び復号化処理が行われる。さらに、検査
データサーバ11には、登録モジュール111、検索モ
ジュール112、及び認証モジュール113が備えられ
ている。
ンターフェースモジュール11aが備えられ、後述する
ように、端末装置15と通信を行う際には、暗号・復号
化インターフェースモジュール11aによって暗号化処
理及び復号化処理が行われる。同様に、端末装置15に
は暗号化・復号化インターフェースモジュール15aが
備えられ、検査データサーバ11と通信を行う際には、
暗号・復号化インターフェースモジュール15aによっ
て暗号化処理及び復号化処理が行われる。さらに、検査
データサーバ11には、登録モジュール111、検索モ
ジュール112、及び認証モジュール113が備えられ
ている。
【0020】端末装置15にはプラント検査アプリケー
ションモジュール15bが備えられ、このプラント検査
アプリケーションモジュール15bによって、後述する
ようにして、検査データの登録及び閲覧が実行される。
ションモジュール15bが備えられ、このプラント検査
アプリケーションモジュール15bによって、後述する
ようにして、検査データの登録及び閲覧が実行される。
【0021】端末装置15には、例えば、タッチパネル
15cが備えられており、このタッチパネルは情報を表
示する表示装置であるとともに情報を入力する入力装置
である。付属の入力ペン(図示せず)をタッチパネルに
接触することによってタッチパネルに情報が入力され
る。
15cが備えられており、このタッチパネルは情報を表
示する表示装置であるとともに情報を入力する入力装置
である。付属の入力ペン(図示せず)をタッチパネルに
接触することによってタッチパネルに情報が入力され
る。
【0022】図2を参照して、検査データベース12に
は複数の検査データが暗号化されて格納されており、各
検査データは、ヘッダデータ12a、背景面データ12
b、第1記入シートデータ(検査結果データ)12c、
第2記入シートデータ(補修結果データ)12d、及び
第3記入シートデータ(作業員コメント)12eが含ま
れており、ヘッダデータ12aには、フォーム番号、検
査が行われた時期、プラント名、ユニット名、部品名
称、部品のシリアル番号、及び担当者名が含まれてい
る。フォーム番号は記入フォーム毎に定められ、記入フ
ォームの識別に用いられる。シリアル番号は部品毎に定
められ、部品の識別に用いられる。背景面データ12b
は、検査対象である部品の形状を示すデータであり、検
査結果データ12cは、例えば、図3に示す構成を有し
ており、第1記入シートに記入された内容が損傷データ
21及びコメントデータ22として登録される。
は複数の検査データが暗号化されて格納されており、各
検査データは、ヘッダデータ12a、背景面データ12
b、第1記入シートデータ(検査結果データ)12c、
第2記入シートデータ(補修結果データ)12d、及び
第3記入シートデータ(作業員コメント)12eが含ま
れており、ヘッダデータ12aには、フォーム番号、検
査が行われた時期、プラント名、ユニット名、部品名
称、部品のシリアル番号、及び担当者名が含まれてい
る。フォーム番号は記入フォーム毎に定められ、記入フ
ォームの識別に用いられる。シリアル番号は部品毎に定
められ、部品の識別に用いられる。背景面データ12b
は、検査対象である部品の形状を示すデータであり、検
査結果データ12cは、例えば、図3に示す構成を有し
ており、第1記入シートに記入された内容が損傷データ
21及びコメントデータ22として登録される。
【0023】図3を参照して、損傷データ21は、例え
ば、ラベル番号21a、損傷模写図データ21b、損傷
種類データ21c、及び損傷サイズデータ21dを含ん
でおり、第1記入シートに記入された損傷に関する情報
が、損傷模写図データ21b、損傷種類データ21c、
及び損傷サイズデータ21dとして登録される。なお、
ラベル番号は損傷毎に定められた損傷を識別するための
番号である。
ば、ラベル番号21a、損傷模写図データ21b、損傷
種類データ21c、及び損傷サイズデータ21dを含ん
でおり、第1記入シートに記入された損傷に関する情報
が、損傷模写図データ21b、損傷種類データ21c、
及び損傷サイズデータ21dとして登録される。なお、
ラベル番号は損傷毎に定められた損傷を識別するための
番号である。
【0024】損傷模写図データ21bは、損傷の形状を
示すイメージデータであり、第1記入シートへの記入の
際、入力ペンによってタッチパネル15cの表面に軌跡
が描かれると、その軌跡に一対一に対応したイメージデ
ータが作成される。そして、作成されたイメージデータ
が、検査データベース12に損傷模写図データ(ベクト
ルデータ)21bとして保存される。ベクトル化に当た
っては、例えば、XMLのボキャブラリであるSVG
(Scalable Vector Graphic
s)が用いられる。損傷種類データ21cは損傷の種類
を示し、損傷が亀裂、剥離、減肉、打痕、及び欠損のい
ずれであるかを示す。損傷サイズデータ21dは損傷の
サイズ(面積)を示す。
示すイメージデータであり、第1記入シートへの記入の
際、入力ペンによってタッチパネル15cの表面に軌跡
が描かれると、その軌跡に一対一に対応したイメージデ
ータが作成される。そして、作成されたイメージデータ
が、検査データベース12に損傷模写図データ(ベクト
ルデータ)21bとして保存される。ベクトル化に当た
っては、例えば、XMLのボキャブラリであるSVG
(Scalable Vector Graphic
s)が用いられる。損傷種類データ21cは損傷の種類
を示し、損傷が亀裂、剥離、減肉、打痕、及び欠損のい
ずれであるかを示す。損傷サイズデータ21dは損傷の
サイズ(面積)を示す。
【0025】補修結果データ12dには、補修後の検査
によって見いだされた損傷に関する情報であり、検査結
果データ12cと同様の構成を有している。作業員コメ
ント12eは、部品の損傷に関して作業員が記入したコ
メントである。
によって見いだされた損傷に関する情報であり、検査結
果データ12cと同様の構成を有している。作業員コメ
ント12eは、部品の損傷に関して作業員が記入したコ
メントである。
【0026】このようにして、検査データベース12に
は、少なくとも検査データを識別するヘッダデータ、損
傷の種類を示す損傷種類データ、及び損傷のサイズを示
す損傷サイズデータが多次元的(階層的)に格納されて
いる。
は、少なくとも検査データを識別するヘッダデータ、損
傷の種類を示す損傷種類データ、及び損傷のサイズを示
す損傷サイズデータが多次元的(階層的)に格納されて
いる。
【0027】ここで、端末装置15から検査データベー
ス12に検査データを登録する際の操作について説明す
る。
ス12に検査データを登録する際の操作について説明す
る。
【0028】まず、端末装置15を、ネットワーク14
を介して検査データサーバ11に接続すると、タッチパ
ネル上には認識符号(IDコード及びパスワード等)の
入力を促す画面が表示される。キーボード等の入力装置
15dから認識符号を入力すると、この認識符号は暗号
・復号化インターフェースモジュール15aによって暗
号化され、送信暗号化認識符号として、ネットワーク1
4を介して検査データサーバ11に送られる。
を介して検査データサーバ11に接続すると、タッチパ
ネル上には認識符号(IDコード及びパスワード等)の
入力を促す画面が表示される。キーボード等の入力装置
15dから認識符号を入力すると、この認識符号は暗号
・復号化インターフェースモジュール15aによって暗
号化され、送信暗号化認識符号として、ネットワーク1
4を介して検査データサーバ11に送られる。
【0029】ユーザ管理情報データベース13には検査
データベース12の登録及び閲覧が許可されたユーザの
認識符号が暗号化されて格納されており、検査データサ
ーバ11では、送信暗号化認識符号を受けると、暗号・
復号化インターフェースモジュール11aによって送信
暗号化認識符号を復号して受信認識符号とする。そし
て、検査データサーバ11では、ユーザ管理情報データ
ベース13を参照して、受信認識符号に該当するユーザ
認識符号がユーザ管理情報データベース13中に存在す
るか否かを調べる。この際、ユーザ管理情報データベー
ス13中のユーザ認識符号は暗号・復号化インターフェ
ースモジュール11aによって復号化されることにな
る。
データベース12の登録及び閲覧が許可されたユーザの
認識符号が暗号化されて格納されており、検査データサ
ーバ11では、送信暗号化認識符号を受けると、暗号・
復号化インターフェースモジュール11aによって送信
暗号化認識符号を復号して受信認識符号とする。そし
て、検査データサーバ11では、ユーザ管理情報データ
ベース13を参照して、受信認識符号に該当するユーザ
認識符号がユーザ管理情報データベース13中に存在す
るか否かを調べる。この際、ユーザ管理情報データベー
ス13中のユーザ認識符号は暗号・復号化インターフェ
ースモジュール11aによって復号化されることにな
る。
【0030】上述のようにして、認識が行われて、検査
データサーバ11が認識に失敗すると、検査データサー
バ11は端末装置15に対して拒否通知を送信する。一
方、認識に成功すると、検査データサーバ11はタッチ
パネル15c上にエントリー画面を表示する。以下の操
作においては、検査データサーバ11とプラント検査ア
プリケーションモジュール15bとの間で処理が行われ
る。
データサーバ11が認識に失敗すると、検査データサー
バ11は端末装置15に対して拒否通知を送信する。一
方、認識に成功すると、検査データサーバ11はタッチ
パネル15c上にエントリー画面を表示する。以下の操
作においては、検査データサーバ11とプラント検査ア
プリケーションモジュール15bとの間で処理が行われ
る。
【0031】このエントリー画面には、登録ボタン、検
索ボタン、及び終了ボタンが備えられており、入力ペン
によって登録ボタンを押すと、タッチパネル15c上に
登録初期画面が表示される。この登録初期画面は、例え
ば、定期点検時期記入欄、プラント名記入欄、ユニット
名記入欄、部品名記入欄、担当者名記入欄、開始ボタ
ン、及び終了ボタンが備えられている。
索ボタン、及び終了ボタンが備えられており、入力ペン
によって登録ボタンを押すと、タッチパネル15c上に
登録初期画面が表示される。この登録初期画面は、例え
ば、定期点検時期記入欄、プラント名記入欄、ユニット
名記入欄、部品名記入欄、担当者名記入欄、開始ボタ
ン、及び終了ボタンが備えられている。
【0032】入力ペンによって開始ボタンが押される
と、フォーム選択画面がタッチパネル15c上に表示さ
れる。フォーム選択画面には、ツールバー及びフォーム
表示部分が含まれており、入力ペンによってツールバー
の「フォーム(F)」が押されると、一部品の各視線方
向に対して用意された記入フォームのうちの一を選択す
るための選択画面がタッチパネル15c上に表示され
る。例えば、部品の正面、背面、上面、及び下面に対応
して一の記入フォームが準備される。そして、記入フォ
ームに対してなされた操作に応じて、記入フォームのう
ち一つが選択される。一つの記入フォームが選択される
と、フォーム選択画面の表示部分に選択された記入フォ
ームが表示される。つまり、フォーム選択画面は記入画
面となる。
と、フォーム選択画面がタッチパネル15c上に表示さ
れる。フォーム選択画面には、ツールバー及びフォーム
表示部分が含まれており、入力ペンによってツールバー
の「フォーム(F)」が押されると、一部品の各視線方
向に対して用意された記入フォームのうちの一を選択す
るための選択画面がタッチパネル15c上に表示され
る。例えば、部品の正面、背面、上面、及び下面に対応
して一の記入フォームが準備される。そして、記入フォ
ームに対してなされた操作に応じて、記入フォームのう
ち一つが選択される。一つの記入フォームが選択される
と、フォーム選択画面の表示部分に選択された記入フォ
ームが表示される。つまり、フォーム選択画面は記入画
面となる。
【0033】いま、記入画面において、記入モードが選
択されると、検査結果を記入するためのモードに移行し
て、新規作成ボタンをタッチすると、シリアル番号入力
画面がタッチパネル15cに表示される。シリアル番号
入力画面においてシリアル番号を入力すると、シリアル
番号と前述の定期点検時期、プラント名、ユニット名、
部品名、及び担当者名が端末装置15から検査データサ
ーバ11にヘッダデータとして送られ、検査データベー
ス12に格納される。なお、端末装置15から検査デー
タサーバ11に情報を送る際には、暗号・復号化インタ
ーフェースモジュール15aによって暗号化処理が行わ
れる。
択されると、検査結果を記入するためのモードに移行し
て、新規作成ボタンをタッチすると、シリアル番号入力
画面がタッチパネル15cに表示される。シリアル番号
入力画面においてシリアル番号を入力すると、シリアル
番号と前述の定期点検時期、プラント名、ユニット名、
部品名、及び担当者名が端末装置15から検査データサ
ーバ11にヘッダデータとして送られ、検査データベー
ス12に格納される。なお、端末装置15から検査デー
タサーバ11に情報を送る際には、暗号・復号化インタ
ーフェースモジュール15aによって暗号化処理が行わ
れる。
【0034】検査データサーバ11では、ヘッダデータ
に含まれる部品名を検索キーとして部品データベース
(図示せず)を検索して、当該部品名で特定される部品
の形状を背景画データとして得て、暗号・復号インター
フェースモジュール11aによって暗号化して検査デー
タベース12にヘッダデータに対応付けで登録する。
に含まれる部品名を検索キーとして部品データベース
(図示せず)を検索して、当該部品名で特定される部品
の形状を背景画データとして得て、暗号・復号インター
フェースモジュール11aによって暗号化して検査デー
タベース12にヘッダデータに対応付けで登録する。
【0035】次に、シート選択欄において、背景画シー
ト、第1記入シート〜第3記入シートのいずれかが選択
される。そして、第1〜第3の記入シートに所定の事項
が記入されると、第1〜第3の記入シートデータとし
て、暗号化処理された後、端末装置15から検査データ
サーバ11に送られる。そして、検査データサーバ11
では、ラベル番号を付した後、第1〜第3の記入データ
をヘッダデータに対応づけて検査データベース12に登
録する。なお、第2及び第3記入シートデータは必要に
応じて作成されるものである。
ト、第1記入シート〜第3記入シートのいずれかが選択
される。そして、第1〜第3の記入シートに所定の事項
が記入されると、第1〜第3の記入シートデータとし
て、暗号化処理された後、端末装置15から検査データ
サーバ11に送られる。そして、検査データサーバ11
では、ラベル番号を付した後、第1〜第3の記入データ
をヘッダデータに対応づけて検査データベース12に登
録する。なお、第2及び第3記入シートデータは必要に
応じて作成されるものである。
【0036】このようにして、暗号化して検査データを
検査データベース12に登録するとともにヘッダデータ
等の制御コードを付加して検査データを検査データベー
スに登録する。この結果、検査データを外部から不正に
アクセスしても、検査データを閲覧することができない
ことになる。
検査データベース12に登録するとともにヘッダデータ
等の制御コードを付加して検査データを検査データベー
スに登録する。この結果、検査データを外部から不正に
アクセスしても、検査データを閲覧することができない
ことになる。
【0037】前述のエントリー画面において、検索ボタ
ンを押すと、タッチパネル15cには検索指定画面が表
示される。検索指定画面には、対象プラント等指定領
域、フォーム等指定領域、損傷種類指定領域、損傷サイ
ズ指定領域、シリアル番号指定領域、及び発生部位指定
領域があり、対象プラント等指定領域によって、プラン
ト名、ユニット名、及び検査時期が指定される。フォー
ム指定領域によって前述のフォーム番号及び部品名が指
定され、損傷種類指定領域及び損傷サイズ指定領域によ
ってそれぞれ損傷種類及び損傷サイズが指定される。そ
して、シリアル番号指定領域及び発生部位指定領域によ
ってそれぞれシリアル番号及び発生部位が指定される。
ンを押すと、タッチパネル15cには検索指定画面が表
示される。検索指定画面には、対象プラント等指定領
域、フォーム等指定領域、損傷種類指定領域、損傷サイ
ズ指定領域、シリアル番号指定領域、及び発生部位指定
領域があり、対象プラント等指定領域によって、プラン
ト名、ユニット名、及び検査時期が指定される。フォー
ム指定領域によって前述のフォーム番号及び部品名が指
定され、損傷種類指定領域及び損傷サイズ指定領域によ
ってそれぞれ損傷種類及び損傷サイズが指定される。そ
して、シリアル番号指定領域及び発生部位指定領域によ
ってそれぞれシリアル番号及び発生部位が指定される。
【0038】検索を行う際には、これら領域に必要事項
を入力事項として入力すると(全ての領域を用いる必要
はなく、検索者がこれら領域のうち検索に必要な領域の
みに必要事項を入力することになる)、これ入力事項は
検索条件として検査データサーバ11に送られる。そし
て、検査データサーバ11では検索条件に応じて検査デ
ータベース12を検索して、検索条件に合致するデータ
を端末装置15に送信する。なお、検索の際に当たって
は、暗号・復号化インターフェースモジュール11a及
び15aによって暗号化及び復号化が行われ、ネットワ
ーク14上のデータは暗号化されていることになる。
を入力事項として入力すると(全ての領域を用いる必要
はなく、検索者がこれら領域のうち検索に必要な領域の
みに必要事項を入力することになる)、これ入力事項は
検索条件として検査データサーバ11に送られる。そし
て、検査データサーバ11では検索条件に応じて検査デ
ータベース12を検索して、検索条件に合致するデータ
を端末装置15に送信する。なお、検索の際に当たって
は、暗号・復号化インターフェースモジュール11a及
び15aによって暗号化及び復号化が行われ、ネットワ
ーク14上のデータは暗号化されていることになる。
【0039】なお、上述の例では、検査データサーバ1
1と端末装置15とがネットワーク14を介してデータ
を送受する例について説明したが、検査データサーバと
同一の機能を有するサーバアプリケーションモジュール
を用いて、サーバアプリケーションモジュールとプラン
ト検査アプリケーションとを一体化させるとともに、検
査データベース及びユーザ管理情報データベースとを備
えて、検査データの登録及び閲覧をサーバアプリケーシ
ョンモジュールとプラント検査アプリケーションとの間
で暗号及び復号化処理を伴って行うようにすれば、この
ようなサーバアプリケーションモジュールとプラント検
査アプリケーションとが一体化された端末装置(ノート
パソコン)を紛失しても、検査データが不正に閲覧され
ることを防止することができる。
1と端末装置15とがネットワーク14を介してデータ
を送受する例について説明したが、検査データサーバと
同一の機能を有するサーバアプリケーションモジュール
を用いて、サーバアプリケーションモジュールとプラン
ト検査アプリケーションとを一体化させるとともに、検
査データベース及びユーザ管理情報データベースとを備
えて、検査データの登録及び閲覧をサーバアプリケーシ
ョンモジュールとプラント検査アプリケーションとの間
で暗号及び復号化処理を伴って行うようにすれば、この
ようなサーバアプリケーションモジュールとプラント検
査アプリケーションとが一体化された端末装置(ノート
パソコン)を紛失しても、検査データが不正に閲覧され
ることを防止することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、検査
データの登録の際、検査データサーバは外部から検査デ
ータが暗号化された暗号化検査データを受けるととも
に、検索の際、検査データを暗号化された状態で送出す
るようにし、検査データベースに暗号化された検査デー
タを保存するようにしたから、検査データの漏洩を防止
できるという効果がある。
データの登録の際、検査データサーバは外部から検査デ
ータが暗号化された暗号化検査データを受けるととも
に、検索の際、検査データを暗号化された状態で送出す
るようにし、検査データベースに暗号化された検査デー
タを保存するようにしたから、検査データの漏洩を防止
できるという効果がある。
【0041】さらに、本発明では、検査データの登録及
び検査データの検索の際、ユーザ管理情報に基づいて認
証を行って認証結果に応じて検査データの登録及び検索
を許可し、しかもユーザ管理情報を暗号化して登録して
おくようにしたから、さらに検査データの漏洩を防止で
きることになる。
び検査データの検索の際、ユーザ管理情報に基づいて認
証を行って認証結果に応じて検査データの登録及び検索
を許可し、しかもユーザ管理情報を暗号化して登録して
おくようにしたから、さらに検査データの漏洩を防止で
きることになる。
【0042】また、本発明では、検査データベースに検
査データとして、少なくとも検査データを識別するヘッ
ダデータ、損傷の種類を示す損傷種類データ、及び損傷
のサイズを示す損傷サイズデータを多次元的に格納する
ようにしたから、検査データベースの登録及び閲覧が容
易となるという効果もある。
査データとして、少なくとも検査データを識別するヘッ
ダデータ、損傷の種類を示す損傷種類データ、及び損傷
のサイズを示す損傷サイズデータを多次元的に格納する
ようにしたから、検査データベースの登録及び閲覧が容
易となるという効果もある。
【0043】加えて、本発明では、ネットワークで検査
データサーバと端末装置とを接続して、端末装置がネッ
トワークを介して検査データを送受する際、ネットワー
ク上の検査データは暗号化されているから、ネットワー
ク上のデータが不正に使用されることが極めて少ないと
いう効果がある。
データサーバと端末装置とを接続して、端末装置がネッ
トワークを介して検査データを送受する際、ネットワー
ク上の検査データは暗号化されているから、ネットワー
ク上のデータが不正に使用されることが極めて少ないと
いう効果がある。
【0044】そして、本発明では、前述の検査データサ
ーバをサーバモジュールとして備え、このサーバモジュ
ールに一体化された端末部とを有する検査データ装置と
したから、検査データ装置をたとえ紛失しても検査デー
タが閲覧される恐れがほとんどなく、その結果、検査デ
ータが不正に使用されることがないという効果がある。
ーバをサーバモジュールとして備え、このサーバモジュ
ールに一体化された端末部とを有する検査データ装置と
したから、検査データ装置をたとえ紛失しても検査デー
タが閲覧される恐れがほとんどなく、その結果、検査デ
ータが不正に使用されることがないという効果がある。
【図1】 本発明による検査データシステムの一例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】 図1に示す検査データベースに格納された検
査データの一例を示す図である。
査データの一例を示す図である。
【図3】 図2に示す検査データ中の第記入シートデー
タ(検査結果データ)の一例を示す図である。
タ(検査結果データ)の一例を示す図である。
11 検査データサーバ
12 検査データベース
13 ユーザ管理情報データベース
14 ネットワーク(インターネット)
15 端末装置(パソコン)
11a,15a 暗号・復号化インターフェースモジュ
ール 111 登録モジュール 112 検索モジュール 113 認証モジュール 15b プラント検査アプリケーションモジュール 15c タッチパネル 15d キーボード
ール 111 登録モジュール 112 検索モジュール 113 認証モジュール 15b プラント検査アプリケーションモジュール 15c タッチパネル 15d キーボード
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G06F 12/14 G06F 12/14 320C
// H04L 9/32 H04L 9/00 673Z
(72)発明者 箕手 裕一
兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号
三菱重工業株式会社高砂製作所内
Fターム(参考) 5B017 AA03 BA05 BA07 CA07 CA16
5B075 KK07 KK54
5B082 EA12
5J104 AA12 PA07
Claims (5)
- 【請求項1】 検査対象物に関する検査データが格納さ
れる検査データベースに対して前記検査データの登録及
び検索を行うための検査データサーバであって、外部か
らの登録アクセスに応じて前記検査データベースに前記
検査データの登録を行う登録手段と、外部からの検索ア
クセスに応じて前記検査データベースを検索して検索検
査データを得る検索手段と、外部から前記検査データが
暗号化された暗号化検査データを受け前記登録手段に渡
すとともに前記検索手段から前記検査データを受け該検
査データを暗号化された状態で送出するサーバインター
フェース手段とを有し、前記検査データベースには暗号
化された検査データが保存されるようにしたことを特徴
とする検査データサーバ。 - 【請求項2】 前記登録アクセス及び前記検索アクセス
の際ユーザ管理情報に基づいて認証を行って認証結果に
応じて前記登録アクセス及び前記検索アクセスを許可す
る許可手段を有し、前記ユーザ管理情報は暗号化されて
登録されていることを特徴とする請求項1に記載の検査
データサーバ。 - 【請求項3】 前記検査データベースには前記検査デー
タとして、少なくとも該検査データを識別するヘッダデ
ータ、損傷の種類を示す損傷種類データ、及び損傷のサ
イズを示す損傷サイズデータが多次元的に格納されてい
ることを特徴とする請求項1又は2に記載の検査データ
サーバ。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載された検
査データサーバと、該検査データサーバにネットワーク
を介して接続される端末装置とを有し、該端末装置には
前記検査データの登録及び検索を要求して前記検査デー
タを送出するとともに前記検索検査データを受信検査デ
ータとして受けるアプリケーション手段と、前記検査デ
ータを暗号化して暗号化検査データとして前記検査デー
タサーバに送るとともに前記検索検査データを復号化し
て前記受信データとする端末インターフェース手段とを
有することを特徴とする検査データシステム。 - 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載された検
査データサーバがサーバモジュールとして備えられ、該
サーバモジュールに一体化された端末部とを有し、前記
端末部は前記検査データの登録及び検索を要求して前記
検査データを送出するとともに前記検索検査データを受
信検査データとして受けるアプリケーション手段と、前
記検査データを暗号化して暗号化検査データとして前記
サーバモジュールに送るとともに前記検索検査データを
復号化して前記受信データとする端末インターフェース
手段とを有することを特徴とする検査データ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001373778A JP2003178069A (ja) | 2001-12-07 | 2001-12-07 | 検査データサーバ、このサーバを用いた検査データシステム、及び検査データ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001373778A JP2003178069A (ja) | 2001-12-07 | 2001-12-07 | 検査データサーバ、このサーバを用いた検査データシステム、及び検査データ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003178069A true JP2003178069A (ja) | 2003-06-27 |
Family
ID=19182440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001373778A Withdrawn JP2003178069A (ja) | 2001-12-07 | 2001-12-07 | 検査データサーバ、このサーバを用いた検査データシステム、及び検査データ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003178069A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005157718A (ja) * | 2003-11-26 | 2005-06-16 | Univ Kanagawa | データ管理システム、データ管理システム用プログラム、及びデータ管理システム用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP2007233567A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Toshiba Corp | プラント監視システム |
CN114036579A (zh) * | 2021-11-26 | 2022-02-11 | 安天科技集团股份有限公司 | 终端检测方法及装置、外部存储设备和计算机存储介质 |
-
2001
- 2001-12-07 JP JP2001373778A patent/JP2003178069A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005157718A (ja) * | 2003-11-26 | 2005-06-16 | Univ Kanagawa | データ管理システム、データ管理システム用プログラム、及びデータ管理システム用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP2007233567A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Toshiba Corp | プラント監視システム |
CN114036579A (zh) * | 2021-11-26 | 2022-02-11 | 安天科技集团股份有限公司 | 终端检测方法及装置、外部存储设备和计算机存储介质 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050301 |