JP2003177873A - 電子機器及びその制御方法 - Google Patents

電子機器及びその制御方法

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JP2003177873A
JP2003177873A JP2001376613A JP2001376613A JP2003177873A JP 2003177873 A JP2003177873 A JP 2003177873A JP 2001376613 A JP2001376613 A JP 2001376613A JP 2001376613 A JP2001376613 A JP 2001376613A JP 2003177873 A JP2003177873 A JP 2003177873A
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Izumi Fujita
泉 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は上記の問題を解決するためになさ
れたものであり、複数のコンピュータ装置を随時切替え
ながら操作する電子機器及びその制御方法を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 この発明の電子機器は、データを入力す
る入力手段12と、前記入力手段により入力されたデー
タをコンピュータ本体に送信する送信手段15と、前記
送信手段により送信されたデータを受信する受信手段2
4と、前記受信手段24により受信したデータに従い、
前記入力手段12の位置が前記コンピュータ本体10
0、200、300のモニタ範囲内に存在するか判断す
る判断手段と、前記判断手段の判断結果に従い、前記受
信したデータを実行処理する実行手段とを具備すること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、情報処理装置に
利用される電子機器に係わり、特に、データ入力機器と
してのマウスに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報処理装置の発達につれ、ユー
ザーがデスクトップコンピュータとノートブックコンピ
ュータなど複数のパーソナルコンピュータを有する様に
なってきた。しかし、複数のパーソナルコンピュータを
設置する置き場所や、作業スペースの狭さが問題視され
て来た。また、ユーザがパーソナルコンピュータを切替
えながら作業する時、キーボードやマウスを一々切替え
る動作も煩雑であった。この為、従来、これらの問題を
解決する為、いろいろな技術が考案されてきた。
【0003】特開平10−116151号公報には、1
台のコードレスマウスによる複数のパーソナルコンピュ
ータの操作方式を開示する。複数のパーソナルコンピュ
ータ1、2、3と、この複数のパーソナルコンピュータ
の中の1台を無線で選択して操作制御を行うコードレス
マウス6とから成り、コードレスマウス6は操作対象の
パーソナルコンピュータの装置番号とコードレスマウス
の装置番号とを操作制御データと共に無線で送信する送
信手段と、操作対象のパーソナルコンピュータの装置番
号を表示する第1の表示手段とを具備している。
【0004】複数のパーソナルコンピュータのそれぞれ
はコードレスマウス6からの受信データの中にパーソナ
ルコンピュータの自己の装置番号と予め登録されている
コードレスマウスの装置番号とが一致していると選択さ
れた状態を示すために自己の装置番号を表示する第2の
表示手段を備え、且つ、前記一致していると受信データ
を有効データとして処理する。従って、操作者が1台の
コードレスマウスを用いて複数のパーソナルコンピュー
タを操作する際の効率を向上させ、コードレスなのでス
ペースを節約することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術のマウスは、マウスの操作に加えて、複数の
パーソナルコンピュータを切替えるための専用の切替ボ
ダンを押す動作を伴うので操作性に問題があった。更
に、当該コードレスマウスに対応した特別のパーソナル
コンピュータを必要とするので、既存のパーソナルコン
ピュータを利用することが出来ないという問題があっ
た。
【0006】そこで、この発明は上記の問題を解決する
ためになされたものであり、既存のパーソナルコンピュ
ータを利用して、複数のコンピュータを随時切替えなが
ら容易に操作する電子機器及びその制御方法を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の電子機器は、
データを入力する入力手段と、前記入力手段により入力
されたデータをコンピュータ本体に送信する送信手段
と、前記送信手段により送信されたデータを受信する受
信手段と、前記受信手段により受信したデータに従い、
前記入力手段の位置が前記コンピュータ本体のモニタ範
囲内に存在するか判断する判断手段と、前記判断手段の
判断結果に従い、前記受信したデータを実行処理する実
行手段とを具備することを特徴とする。
【0008】このような構成にするからこそ、複数のコ
ンピュータを随時切替えながら容易に操作することがで
きる。
【0009】また、この発明の電子機器は、前記判断手
段の判断結果に従い、前記入力手段の位置がモニタ範囲
外に存在すると判断された場合、データを入力する対象
のコンピュータ本体を切替える切替手段とを具備するこ
とを特徴とする。
【0010】更に、この発明の入力手段は、マウスであ
る。
【0011】また、更に、この発明の電子機器の判断手
段は、データを入力する切替対象のコンピュータ本体を
設定する設定手段を具備する。
【0012】この発明の電子機器は、前記判断手段によ
り前記マウスがモニタ範囲外に存在すると判断された場
合、切替対象のコンピュータ本体に関連したデータを前
記マウスに送信し、前記マウスからの入力データの対象
を切替えることを特徴とする。
【0013】この様な構成にするからこそ、一つのマウ
スで複数のコンピュータの操作をシームレスに実現でき
る。
【0014】この発明は、データ入力手段によりコンピ
ュータにデータを入力する電子機器の制御方法に於い
て、入力されたデータをコンピュータ本体に送信する送
信ステップと、前記送信ステップにより送信されたデー
タを受信する受信ステップと、前記受信ステップにより
受信したデータに従い、前記入力手段の位置が前記コン
ピュータ本体のモニタ範囲内に存在するか判断する判断
ステップと、前記判断ステップの判断結果に従い、前記
受信したデータを実行処理する実行ステップとを具備す
ることを特徴とする。
【0015】このような構成にするからこそ、複数のコ
ンピュータを随時切替えながら容易に操作することがで
きる。
【0016】また、この発明の電子機器の制御方法は、
前記判断ステップの判断結果に従い、前記入力手段の位
置がモニタ範囲外に存在すると判断された場合、データ
を入力する対象のコンピュータ本体を切り替える切替ス
テップとを具備することを特徴とする。
【0017】更に、この発明の電子機器の判断ステップ
は、前記入力手段のデータを入力する切替対象のコンピ
ュータ本体を設定する設定ステップを具備することを特
徴とする。
【0018】また、更に、この発明の電子機器の制御方
法は、前記判断ステップにより前記入力手段がモニタ範
囲外に存在すると判断された場合、切替対象のコンピュ
ータ本体に関連したデータを前記マウスに送信し、前記
マウスからのキー入力データの対象を切替えることを特
徴とする。
【0019】この様な構成にするからこそ、一つのマウ
スで複数のコンピュータの操作をシームレスに実現でき
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
一実施形態を説明する。
【0021】図1には、この発明の一実施形態に係わる
コンピュータシステムの構成が示されている。このコン
ピュータシステムは、2台のデスクトップコンピュータ
100、200と、1台のノートブックコンピュータ3
00と、一つのコードレスマウスから構成されている。
【0022】図1に於いては、コードレスマウス10
は、無線データ交信機能を有し、クリック等のマウスデ
ータをデスクトップコンピュータ100に無線送信す
る。レシーバ20は、デスクトップコンピュータ100
のコネクタに接続され、コードレスマウスの位置情報や
マウスデータを無線データ信号を介して受信する。ここ
でのコネクタは、パーソナルコンピュータ(以下、PC
と称す。)で通常使用されるマウス接続口であるPS/
2コネクタやUSBコネクタを使用可能とする。レシー
バ20は、無線を経由して受信したマウスデータを接続
されたコネクタを介してデスクトップPC100本体に
出力する。
【0023】デスクトップPC100は、レシーバ20
から出力されたマウスデータに従い、マウスカーソルを
画面に表示し、所定の処理を実行する。レシーバ20
は、表示部(LEDランプ等)を設け、現在、選択され
ているレシーバが表示されている。
【0024】マウスカーソルの位置が、現在処理対象の
デスクトップPC100のモニタ範囲を超えた時、コー
ドレスマウス10は操作の対象を隣のデスクトップPC
200に制御を移す。この際、コードレスマウス10は
デスクトップPC100に接続されたレシーバー20と
の処理を中止し、切替対象のデスクトップPC200に
接続されたレシーバ20と無線データの交信を開始す
る。マウスカーソルがモニタの範囲内に存在する時、モ
ニタ範囲内のPCは通常のマウス処理を実行する。
【0025】例えば、マウスカーソルが大きく移動し、
モニタ範囲からはみ出した時、他のコンピュータに操作
を切替えるが、図1に於いては、デスクトップPC10
0のモニタ範囲で右方向にはみ出した時、デスクトップ
PC200に操作が切替えられる。また、左方向にはみ
出した時、ノートブックPC300に操作を切替える。
【0026】切替動作の方法、即ち、どの方向にマウス
カーソルが範囲をはみ出した時のPCの切替える方法及
びモニタ範囲のセットアップ処理設定は、後述、詳細に
説明する。
【0027】次に、コードレスマウス10とレシーバ2
0の各システム構成を図2と図3を参照して説明する。
図2には、この発明の一実施形態を示すコードレスマウ
ス10のシステム構成を示すブロック図を示す。
【0028】このコードレスマウス10は、位置検出部
11、スイッチ処理部12、ID記憶部13、信号制御
部14、送信部15、受信部16と、電源17から構成
されている。
【0029】位置検出部11は、ボールやオプティカル
等により、コードレスマウス10の相対位置(方向と移
動距離)を検出し、信号制御部14に位置データとして
出力する。スイッチ処理部12は、マウスの右/左ボタ
ンのスイッチ信号とホイールの情報等を信号制御部14
にスイッチデータとして出力する。ID記憶部13は、
固定的にコードレスマウス10の機器IDを記憶してい
る他に、現在交信しているカレントレシーバの機器ID
を随時記憶し、信号制御部14に機器IDのデータとし
て出力する。
【0030】信号制御部14は、位置検出部11、スイ
ッチ処理部12、ID記憶部13からの各種データを入
力し、所定のデータ形式に生成・変換する。ここでの信
号形式は、レシーバ20が接続されているコンピュータ
のコネクタ形式に依存し、例えば、USBやPS/2で
定義されている所定のデータ形式に変換される。送信部
15は、コードレスマウス10とレシーバ20との間の
無線データ転送で使用される無線モジュールである。こ
の無線モジュールでは、信号制御部14で生成・変換さ
れたデータを所定の変調方式、例えば、IEEE80
2.11b通信、又は、Bluetooth通信、赤外
線通信で変調し、レシーバ20にマウスデータとして送
信する。
【0031】受信部16は、レシーバ20から送信され
たデータを受信・復調する。復調されたデータは、それ
ぞれ信号制御部14とID記憶部13に出力される。電
源17は、コードレスマウス10を構成する各機能回路
に対して、所定の動作電源を供給する。
【0032】次に、図3には、この発明の一実施形態を
示すレシーバ20のシステム構成を示すブロック図を示
す。
【0033】レシーバ20は、信号変換部21、ID記
憶部22、状態表示部23、受信部24と送信部25か
ら構成されている。信号変換部21は、受信部24から
出力されたマウスデータを入力し、PCの所定のデータ
形式に変換する。信号変換部21は、データ形式の所定
の位置からコードレスマウス10の機器IDとレシーバ
の機器IDを抽出し、ID記憶部22に記憶された各機
器IDと比較・照合する。信号変換部21は、各機器I
Dの比較・照合の結果に従い、レシーバ20に接続され
たコネクタにコードレスマウス10のスイッチ情報のデ
ータを出力する。
【0034】状態表示部23は、現在、コードレスマウ
ス10との間でデータ送受信を実行している時点灯す
る。即ち、コードレスマウス10がモニタ範囲内であ
り、且つ、セットアップ処理設定で設定されたコードレ
スマウスの機器IDである場合、状態表示部23は点灯
する。
【0035】ID記憶部22は、固定的にレシーバ機器
のIDを記憶し、コンピュータからの指示に従い、モニ
タ対象のコードレスマウス機器のIDを随時記憶する。
受信部24は、コードレスマウス10から送信された無
線データを受信し、コンピュータのデータ形式に復調す
る。送信部25は、コードレスマウスがモニタ範囲から
外れた場合、切替対象のレシーバ機器のIDを変調して
コードレスマウス10に送信する。また、ノートブック
PC300からコードレスマウスの制御情報や各種デー
タを要求するコマンドを変調し、送信する。
【0036】次に、図4〜図9を参照して、コードレス
マウス10、レシーバ20と、PC本体との間の動作処
理を説明する。
【0037】図4は、この発明の一実施形態に関するレ
シーバ20の動作を示すフローチャートである。
【0038】レシーバ20は、コードレスマウス10か
ら無線送信されたデータを受信部24で受信する(S1
00)。受信部24は、受信した無線データを復調し、
信号変換部21に出力する。信号変換部21は、入力さ
れた復調データを所定のデータ形式、例えば、USBフ
ォーマットに変換し、当該変換データの所定位置からコ
ードレスマウス10の機器IDとレシーバの機器IDを
取得する(S110)。信号変換部21は、変換データ
がコードレスマウス10からのコネクト開始信号を示す
コマンド又はデータであるか判断する(S120)。コ
ネクト開始信号を示すコマンド又はデータであると判断
された場合、コンピュータシステム本体にその旨を出力
する(S120のYes→S150)。
【0039】一方、コネクト開始信号を示すコマンド又
はデータでないと判断された場合、信号変換部21はI
D記憶部22に格納されているコードレスマウスの機器
IDとレシーバの機器IDとを、S110で取得した各
機器IDと比較する(S120のNo→S130)。各
機器IDが一致すると判断された場合、信号変換部21
は変換されたデータの内、マウスデータをPC本体に出
力する(S130のYes→S140)。また、各機器
IDが一致しないと判断された場合、信号変換部21は
エラー処理を実行する(S130のNo→S160)。
ここでのエラー処理とは、特に処理を実行せず、モニタ
対象のコードレスマウスでない為、マウスデータをPC
本体に出力しない。
【0040】図5は、この発明の一実施形態に関するP
C本体の動作を示すフローチャートである。
【0041】PC本体には、コードレスマウス10を動
作させるためのユーティリティプログラムとソフトウェ
アドライバがインストールされている。PC本体の動作
は、当該ソフトウェアドライバの管理の下、実行され
る。PC本体は、レシーバ20から入力されたマウスデ
ータから相対移動量と移動方向を示すデータを取得・抽
出し、図9で示されるコードレスマウス10のセットア
ップ処理設定で指定されたモニタの範囲にコードレスマ
ウス10が位置しているか判断する(S200)。マウ
スデータの相対移動量と移動方向からコードレスマウス
10の位置を特定し、モニタの範囲外にあると判断され
た場合、コードレスマウス10のモニタの範囲からのは
み出し方向を確認する(S200のYes→S21
0)。
【0042】PC本体は、コードレスマウス10のセッ
トアップ設定処理により設定されたはみ出し方向に対応
するレシーバの機器IDを読み出し(S220)、切替
対象のレシーバとしてレシーバ20に出力する(S23
0)。
【0043】一方、コードレスマウス10がモニタの範
囲内にあると判断された場合、マウスデータに基づき、
所定のマウス動作を実行する(S200のYes→S2
40)。
【0044】図6は、この発明の一実施形態に関するレ
シーバの切替動作を示すフローチャートである。
【0045】レシーバ20は、PC本体から出力された
切替対象のレシーバの機器IDを入力し、ID記憶部2
2からコードレスマウス10の機器IDを読み出す(S
300、S310)。レシーバ20は、読み出したコー
ドレスマウス10のIDと切替対象のレシーバの機器I
Dを送信部25に出力する(S320)。送信部25
は、入力された各種データを変調し、無線データとして
コードレスマウス10に送信する。PC本体は、現在の
処理対象のレシーバを切り替える為、レシーバ20の状
態表示部23にLEDをオフする旨のコマンドを出力す
る(S330)。
【0046】図7は、この発明の一実施形態に関するコ
ードレスマウスの切替動作を示すフローチャートであ
る。
【0047】コードレスマウス10は、レシーバ20か
ら無線データを受信部16で受信する。受信部16は、
無線データを復調し、信号制御部14に復調データを出
力する。信号制御部14は、復調したデータを所定のデ
ータ形式に変換し、レシーバ20から受信したデータが
切替信号であるか否か判断する(S400)。レシーバ
20から受信したデータが切替信号であると判断された
場合、信号制御部14はID記憶部13からコードレス
マウス10の機器IDを読み出し、変換データから取得
・抽出されたコードレスマウスの機器IDと比較する
(S400のYes→S410)。
【0048】一方、レシーバ20から受信したデータが
切替信号でないと判断された場合、信号制御部14はそ
の他の処理に制御を進ませる(S400のNo→S45
0)。ここでのその他の処理とは、例えば、ノートブッ
クPC300からのコードレスマウス10のI/Oステ
ータスを要求された場合、信号制御部14は、コードレ
スマウス10のステータスデータを取得し、ノートブッ
クPC300に無線送信する。ノートブックPC300
は、コードレスマウスからのI/Oスタータデータをノ
ートブックPC300のサスペンドデータとして所定の
場所に格納する。
【0049】信号制御部14は、ID記憶部13から読
み出したコードレスマウスの機器IDとPCから送信さ
れたコードレスマウスの機器IDが一致すると判断した
場合、PCに対しコードレスマウス10の機器IDと切
替対象のレシーバの機器IDと共に、コネクト開始信号
を送信部13を介して無線送信する(S410のYes
→S420)。
【0050】一方、読み出されたコードレスマウスの機
器IDとPCから送信されたコードレスマウスの機器I
Dが不一致であると判断された場合、信号制御部14
は、エラー処理を実行する(S410のNo→S46
0)。ここでのエラー処理とは、コードレスマウスの機
器IDが異なっているので、特に、何も動作を実行しな
い。
【0051】次に、コードレスマウス10は、コネクト
開始信号を送信後、切替対象のレシーバ20からコネク
ト開始信号の受信を確認する(S430)。切替対象の
レシーバ20からコネクト開始信号の受信を確認したと
判断された場合、信号制御部14は切替対象のレシーバ
の機器IDをID記憶部13に更新記憶する(S430
のYes→S440)。
【0052】一方、切替対象のレシーバ20からコネク
ト開始信号の受信を所定期間確認し続けたが、受信でき
ないかったと判断された場合、信号制御部14はエラー
処理を実行する(S430のNo→S470)。ここで
のエラー処理とは、再度、PCに対して、コネクト開始
信号を送信する。
【0053】図8は、この発明の一実施形態に関するレ
シーバの切替動作を示すフローチャートである。
【0054】例えば、PC100のレシーバ20は、新
たな切替対象のレシーバ20とする。切替対象のレシー
バ20は、コードレスマウス10から送信されたコード
レスマウスの機器IDと切替対象のレシーバの機器ID
とを、ID記憶部22から読み出された各機器IDと比
較する(S500)。コードレスマウス10から送信さ
れた機器IDと切替対象のレシーバの機器IDと、ID
記憶部22から読み出された各機器IDが一致すると判
断された場合、切替対象のレシーバ20は、次に、コー
ドレスマウス10からコネクト開始信号を受信したか否
か比較する(S500のYes→S510)。
【0055】コードレスマウス10からコネクト開始信
号を受信したと判断された場合、切替対象のレシーバ2
0は、コネクト開始信号をコードレスマウス10に送信
する(S510のYes→S520)。
【0056】一方、S500で、コードレスマウス10
から送信されたコードレスマウス10の機器IDと切替
対象のレシーバの機器IDとをID記憶部22から読み
出された各機器IDが一致しないと判断された場合、レ
シーバ20はエラー処理に進む。ここでのエラー処理
は、各機器IDの比較結果が異なっているので、特に、
何も動作を実行しない。
【0057】また、コードレスマウス10からコネクト
開始信号を受信していないと判断された場合、切替対象
のレシーバ20は、再度、コネクト開始信号を受信する
迄、所定回数、受信確認を繰り返す(S510のN
o)。
【0058】コードレスマウス10にコネクト開始信号
送信後、切替対象のレシーバ20はPC本体にコードレ
スマウス10との送受信が確立されたことを出力する。
PC本体は、コードレスマウス10との送受信が確立
後、レシーバ20の状態表示部23のLEDをオンに点
灯する(S530)。
【0059】図9は、この発明の一実施形態に関するコ
ードレスマウスのセットアップ設定画面を示す図であ
る。
【0060】ユーザは、コードレスマウス10を動作す
る為のユーティリティプログラム・ソフトウェアドライ
バを各PC本体100、200、300にインストール
する。インストール後、ユーザは、コードレスマウス1
0のユーティリティプログラムから図9記載のセットア
ップ設定画面を起動する。セットアップ設定画面は、2
つの設定画面から構成されている。一つ目の設定画面
は、切替対象のPC本体の個数、コードレスマウスID
の設定と、レシーバIDの設定から構成されており、ユ
ーザは所定の個所にデータを設定入力する。ここで、切
替対象のPC本体の個数が、2個以上の場合、レシーバ
の機器IDを個数に対応してレシーバIDの設定ボック
スが複数表示される。ユーザは複数表示されたレシーバ
IDの設定ボックスにデータを入力する。この際、PC
本体に接続されているレシーバの機器IDには、ハイラ
イト表示させる。
【0061】二つ目の設定画面は、設定対象のレシーバ
のモニタの範囲を設定する画面である。例えば、切替対
象のPC本体の個数を二つと設定した場合、二つのPC
が画面表示される。ユーザは、先ず、セットアップ設定
対象のPCを指定する。セットアップ設定画面は、図9
に示される通り、セットアップ設定対象のPCをハイラ
イト表示する。ユーザは、図9にハイライト表示されて
いるコードレスマウスのモニタの範囲をキーボードを利
用して拡張又は縮小することができる。コードレスマウ
スがハイライト表示されているコードレスマウスのモニ
タの範囲を超えた場合、隣のPCにマウスの制御が移行
される。セットアップ設定画面では、モニタの範囲が隣
のPCに移行した場合、移行したPC本体を囲んでいる
枠が強調又は点滅される。
【0062】図9では、切替対象のPCの個数を二つと
設定したが、三つ以上、複数設定することもできる。こ
の場合、設定対象のレシーバのモニタの範囲を設定する
画面上に、三つのPCが表示される。ユーザは、セット
アップ設定対象のPCを指定し、同様に、ハイライト表
示されたPCのモニタの範囲を設定する。この場合、ユ
ーザは、PCのモニタの範囲をどの方向で超えた場合、
どのPCにマウスの制御を移行するか指定設定する。
【0063】尚、この発明の実施形態の位置検出部11
では、コードレスマウスのモニタとして相対移動量と移
動方向にて、コードレスマウスの位置を特定していた
が、小型のGPSをコードレスマウスに搭載し、PC本
体にコードレスマウスの位置データを随時送信すること
もできる。レシーバ20は、コードレスマウス20から
送信された位置データに従い、現在のコードレスマウス
20の位置を特定することができる。
【0064】更に、この発明の実施形態では、キー入力
の対象となるPC本体の切替えを位置検出部11の相対
移動量と移動方向に基づき判断していたが、PC本体に
コードレスマウス10のユーティリティソフトウェアと
して、セットアップ設定処理に於いて、切替対象のPC
本体の個数に対応したアイコンを表示する。ユーザはコ
ードレスマウス10からPC本体の画面に表示されたア
イコンをクリックすることにより、キー入力対象のPC
本体を順次切り替えることも出来る。また、コードレス
マウスのセットアップ設定処理に於いて、PC本体のキ
ーボード上の特定キーに、コードレスマウスの現在の処
理対象となる切替えキーを割り付ける。ユーザは、切替
対象のPC本体の特定キーやアイコンを押圧又はクリッ
クすることにより、PC本体から特定キーに割当てられ
た切替対象のレシーバの機器IDがレシーバ20に出力
される。レシーバ20は、切替対象のレシーバの機器I
Dとコードレスマウスの機器IDをコードレスマウス1
0に送信し、キー入力対象のPC本体を切り替えること
ができる。
【0065】この様な構成にするからこそ、コードレス
マウスの切替え操作性が向上する。
【0066】また、この発明の実施形態では、コードレ
スマウス10から送信されて来たレシーバの機器IDや
コードレスマウスの機器IDをレシーバ20内に記憶さ
れたID記憶部22と比較・照合することにより(図4
のS130や図8のS500)、レシーバの動作やカレ
ントレシーバの切替動作を決定していたが、PC本体に
コードレスマウス10から送信されて来たレシーバの機
器IDやコードレスマウスの機器IDを出力し、レシー
バの動作やカレントレシーバの切替動作を決定すること
もできる。この場合、PC本体にID記憶部22を具備
することになる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、複数のコンピュータ装置を随時切替えながら容易に
操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係わるコンピュータシ
ステムの構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態に係わるコードレスマウスのシステ
ム構成を示すブロック図。
【図3】同実施形態に係わるレシーバのシステム構成を
示すブロック図。
【図4】同実施形態に関するレシーバの動作を示すフロ
ーチャート。
【図5】同実施形態に関するパーソナルコンピュータ本
体の動作を示すフローチャート。
【図6】同実施形態に関するレシーバの切替動作を示す
フローチャート。
【図7】同実施形態に関するコードレスマウスの切替動
作を示すフローチャート。
【図8】同実施形態に関するレシーバの切替動作を示す
フローチャート。
【図9】同発明の一実施形態に関するコードレスマウス
の初期設定画面を示す図である。
【符号の説明】
10…コードレスマウス、20…レシーバ、100、2
00、300…パーソナルコンピュータ、11…位置検
出部、12…スイッチ処理部、13…ID記憶部、14
…信号制御部、15…送信部、16…受信部、17…電
源、21…信号変換部、22…ID記憶部、23…状態
表示部、24…受信部、25…送信部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを入力する入力手段と、前記入力
    手段により入力されたデータをコンピュータ本体に送信
    する送信手段と、前記送信手段により送信されたデータ
    を受信する受信手段と、前記受信手段により受信したデ
    ータに従い、前記入力手段の位置が前記コンピュータ本
    体のモニタ範囲内に存在するか判断する判断手段と、前
    記判断手段の判断結果に従い、前記受信したデータを実
    行処理する実行手段とを具備することを特徴とする電子
    機器。
  2. 【請求項2】 前記判断手段の判断結果に従い、前記入
    力手段の位置がモニタ範囲外に存在すると判断された場
    合、データを入力する対象のコンピュータ本体を切替え
    る切替手段とを具備することを特徴とする請求項1記載
    の電子機器。
  3. 【請求項3】 前記入力手段は、マウスであり、前記判
    断手段は、前記マウスのデータを入力する切替対象のコ
    ンピュータ本体を設定する設定手段を具備することを特
    徴とする請求項2記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 前記判断手段により前記マウスがモニタ
    範囲外に存在すると判断された場合、切替対象のコンピ
    ュータ本体に関連したデータを前記マウスに送信し、前
    記マウスからの入力データの対象を切替えることを特徴
    とする請求項3記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 データ入力手段によりコンピュータにデ
    ータを入力する電子機器の制御方法に於いて、入力され
    たデータをコンピュータ本体に送信する送信ステップ
    と、前記送信ステップにより送信されたデータを受信す
    る受信ステップと、前記受信ステップにより受信したデ
    ータに従い、前記入力手段の位置が前記コンピュータ本
    体のモニタ範囲内に存在するか判断する判断ステップ
    と、前記判断ステップの判断結果に従い、前記受信した
    データを実行処理する実行ステップとを具備することを
    特徴とする電子機器の制御方法。
  6. 【請求項6】 前記判断ステップの判断結果に従い、前
    記入力手段の位置がモニタ範囲外に存在すると判断され
    た場合、データを入力する対象のコンピュータ本体を切
    り替える切替ステップとを具備することを特徴とする請
    求項5記載の電子機器の制御方法。
  7. 【請求項7】 前記判断ステップは、前記入力手段のデ
    ータを入力する切替対象のコンピュータ本体を設定する
    設定ステップを具備することを特徴とする請求項6記載
    の電子機器の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記判断ステップにより前記入力手段が
    モニタ範囲外に存在すると判断された場合、切替対象の
    コンピュータ本体に関連したデータを前記マウスに送信
    し、前記マウスからの入力データの対象を切替えること
    を特徴とする請求項7記載の電子機器の制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011013854A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Toshiba Corp 情報処理装置および入力制御方法
JP2011040072A (ja) * 2009-08-18 2011-02-24 Sony Corp 無線コンピュータマウスのための無線通信及び全地球測位を行う装置及び方法

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