JP2003176950A - 水加熱用タンク装置 - Google Patents

水加熱用タンク装置

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JP2003176950A
JP2003176950A JP2001377101A JP2001377101A JP2003176950A JP 2003176950 A JP2003176950 A JP 2003176950A JP 2001377101 A JP2001377101 A JP 2001377101A JP 2001377101 A JP2001377101 A JP 2001377101A JP 2003176950 A JP2003176950 A JP 2003176950A
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JP
Japan
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tank
water
pipe
heat exchanger
tank device
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001377101A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Hosoe
義久 細江
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で、コストが安く済むと共に、そ
の小型化を図ることができる水加熱用タンク装置を提供
する。 【解決手段】 冷凍サイクル22,26,30aを循環
して高温となった冷媒ガスを内部に通過させることによ
りタンク40内の水を加熱する熱交換器44をタンク4
0内部に備えた。 【効果】 水加熱用タンク装置を、従来の水加熱用タン
ク装置よりも構造を簡単にできると共に、コストを安く
することができ、さらにその小型化を図ることができ
る。また、冷凍サイクル装置の作動により、蒸発器によ
る冷却と熱交換器による加熱が同時に行われるため、省
エネルギー効果が大きい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器等に入った被
冷却物を冷却する冷凍サイクルを循環して高温となった
冷媒ガスの温熱を用いてタンク内の水を加熱する、水加
熱用タンク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の水加熱用タンク装置の一例を図8
に示す。同図において、水道管15から送られる水はタ
ンク10の下部に設けられた給水口12よりタンク10
内に供給され、タンク10の上部に設けられた出湯口1
6からタンク内に貯えられた湯が出る構成となってい
る。このとき、タンク10の外壁は断熱材等により保温
性を有するように形成されている。
【0003】また、給水口12には二重管コンデンサ2
0の内管20aの一端に連結する配管18aが、出湯口
16には内管20aの他端に連結する配管18bが、そ
れぞれ連結されている。
【0004】図9に示すように、二重管コンデンサ20
の内管20aの外側には外管20bが同心円状に設けら
れており、この外管20bの両端部の各々には連結口2
0cが設けられている。
【0005】図8に示すように、連結口20cの一方は
コンプレッサ22に連結する配管24に、連結口20c
の他方は凝縮器26に連結する配管28にそれぞれ連結
されている。
【0006】コンプレッサ22に一端部が連結された配
管30の他端部は凝縮器26に連結されており、この配
管30の中央部は容器32に巻き付けられて蒸発器30
aを構成している。配管30の凝縮器26と蒸発器30
aとの間には減圧装置34が設けられている。一方出湯
口16には配管18bの他に配管36の一端部が連結さ
れており、この配管36の他端部は容器32の開口32
aに湯を供給可能となっていて、この配管36の途中に
は追焚き装置38が設けられている。
【0007】このような従来の水加熱用タンク装置にお
いては、予じめ給水口12からタンク10の内部に水道
管15からの水が貯められている。一方、容器32内に
は貯蔵物が入れられて、冷凍サイクル装置の配管24,
28,30中を冷媒が凝縮器26,減圧装置34,蒸発
器30a,コンプレッサ22,二重管コンデンサ20,
凝縮器26の順で循環することにより、容器32が蒸発
器30aにより冷却されて内部の貯蔵物を低温で貯蔵で
きるようになっている。
【0008】コンプレッサ22により高温ガスとなった
冷媒は、二重管コンデンサ20の外管20bを通過す
る。このとき二重管コンデンサ20の内管20aを通過
するタンク10内の水は、外管20bを通過する高温ガ
スにより加熱されることになる。
【0009】ポンプ19により二重管コンデンサ20で
加熱された水が給水口12からタンク10内に戻される
のと同時に、タンク10内の水は二重管コンデンサ20
の内管20aに送られることになる。このような循環を
繰り返すことにより、タンク10内の水は加熱され温水
の状態で貯えられることとなる。
【0010】このようにして貯えられたタンク10内の
温水は、出湯口16から配管36に吐出され、途中に設
けた追焚き装置38により更に加熱し高温の湯として、
例えば容器32内の洗浄に用いられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の水加熱用タンク装置においては、高価な二重
管コンデンサ20やポンプ19が必要なため、装置全体
の構造が複雑となって、コストが高くなると共に、大型
化して広い設置場所を必要とするという問題があった。
【0012】そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、構
造が簡単で、コストが安く済むと共に、その小型化を図
ることができる水加熱用タンク装置を提供することを課
題とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明による水加熱用タンク装置は、冷凍サイクル
を循環して高温となった冷媒ガスを内部に通過させるこ
とによりタンク内の水を加熱する熱交換器をタンク内部
に備えた構成としたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて具体的に説明する。図1,2は、本
発明による水加熱用タンク装置の第1の実施の形態につ
いて説明するために参照する図である。前記従来の水加
熱用タンク装置と同様の部品には同じ符号を付して説明
し、従来の水加熱用タンク装置の説明と重複する説明は
省略する。
【0015】図1に示すように、タンク40の下部には
開口40aが形成され、閉止板部材42によって閉止さ
れている。タンク40内部には、閉止板部材42に設置
された熱交換器44が備えられている。
【0016】熱交換器44は、図2に示すように、複数
の直管44aと複数のU型ベンドパイプ44bで構成さ
れている。また、熱交換器44の一端はコンプレッサ2
2に連結された配管24に、他端は凝縮器26に連結さ
れた配管28に、それぞれ連結されている。
【0017】このような本発明の第1の実施の形態にお
いては、配管24中の冷媒はコンプレッサ22により高
温ガスとなって熱交換器44に送られ、この熱交換器4
4の図2に示すような直管44a及びベンドパイプ44
b中を高温ガスの冷媒が通ることにより、タンク40内
の水が加熱されて温められるようになっている。
【0018】従って、冷凍サイクル装置を作動中に発生
するエネルギーによりタンク内の水を加熱することがで
きるため、エネルギーの浪費を防止することができる。
すなわち、最初から水を加熱する場合に比べ、少ないエ
ネルギーで所定の温度まで加熱することができる。
【0019】このような水加熱用タンク装置によれば、
従来の水加熱用タンク装置のような二重管コンデンサ2
0やポンプ19が不要となるので、水加熱用タンク装置
の構造を簡単にできると共に、コストを安くすることが
でき、さらにその小型化を図ることができる。また、熱
交換器44は閉止板部材42と共に、水加熱用のタンク
40に着脱可能となっているので、メンテナンス性の向
上を図ることができる。
【0020】図3ないし図5は、本発明の第2の実施の
形態に係る水加熱用タンク装置について説明するために
参照する図である。前記第1の実施の形態においては、
熱交換器44が直管44aとベンドパイプ44bにより
構成されていたのに対し、第2の実施の形態において
は、熱交換器52がらせん状の管部材により構成されて
いる。
【0021】熱交換器52は、図4に示すように、管部
材52aがらせん状に巻かれて形成されていると共に、
図5に示すように、管部材52aの外周部には、やはり
らせん状に配置された板状のフィン52bが一体的に設
けられて、管部材52a内外の冷媒と水の熱交換機能が
著しく高められるように構成されている。このような第
2の実施の形態によっても、前記第1の実施の形態と同
様の効果を得ることができる。
【0022】図6は、本発明の第3の実施の形態に係る
水加熱用タンク装置について説明するために参照する図
である。前記第1,第2の実施の形態に係るタンクにお
いては、タンク底部に開口が設けられていたのに対し、
第3の実施の形態においては、開口60aがタンク60
の側部に設けられている。第3の実施の形態において
も、前記第1,第2の実施の形態と同様の効果が得られ
ると共に、水加熱用タンク装置のレイアウト上の自由度
を向上することができる。
【0023】図7は、本発明の第4の実施の形態に係る
水加熱用タンク装置について説明するために参照する図
である。第4の実施の形態においては、開口70aがタ
ンク70の上部に設けられているが、前記第3の実施の
形態と同様の効果を得ることができる。
【0024】なお、前記実施の形態においてはタンク内
に熱交換器を1つ設ける場合について説明したが、タン
ク内に複数の熱交換器を設けてもよい。また、1つの冷
凍サイクルに対して、熱交換器を備えた複数のタンク
や、複数の蒸発器を連結することも可能である。また、
条件によっては追焚き装置は設けなくともよい。
【0025】以上、本発明の実施の形態について具体的
に述べてきたが、本発明は上記の実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の技術的思想に基づいて、その
他にも各種の変更が可能なものである。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の水加熱用
タンク装置によれば、従来の水加熱用タンク装置よりも
構造を簡単にできると共に、コストを安くすることがで
き、さらにその小型化を図ることができる。また、冷凍
サイクル装置の作動により、蒸発器による冷却と熱交換
器による加熱が同時に行われるため、省エネルギー効果
が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る水加熱用タン
ク装置を示す構成図である。
【図2】図1における熱交換器44の拡大正面図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る水加熱用タン
ク装置のタンク50を示す一部破断側面図である。
【図4】図3における熱交換器52の拡大側面図であ
る。
【図5】図4における熱交換器52の管部材52aのA
部の拡大断面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る水加熱用タン
ク装置のタンク60を示す一部破断側面図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係る水加熱用タン
ク装置のタンク70を示すその内部構成図である。
【図8】従来の水加熱用タンク装置を示す構成図であ
る。
【図9】図8における二重管コンデンサ20の拡大断面
図である。
【符号の説明】
10 タンク 12 給水口 14 逆止弁 15 水道管 16 出湯口 18a 配管 18b 配管 19 ポンプ 20 二重管コンデンサ 20a 内管 20b 外管 20c 連結口 22 コンプレッサ 24 配管 26 凝縮器 28,30 配管 30a 蒸発器 32 容器 32a 開口 34 減圧装置 36 配管 38 追焚き装置 40 タンク 40a 開口 42 閉止板部材 44 熱交換器 44a 直管 44b ベンドパイプ 50 タンク 52 熱交換器 52a 管部材 52b フィン 60 タンク 60a 開口 70 タンク 70a 開口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍サイクルを循環して高温となった冷
    媒ガスを内部に通過させることによりタンク内の水を加
    熱する熱交換器をタンク内部に備えたことを特徴とする
    水加熱用タンク装置。
  2. 【請求項2】 高温の冷媒ガスを発生する冷凍サイクル
    装置が前記熱交換器に連結された請求項1に記載の水加
    熱用タンク装置。
  3. 【請求項3】 前記熱交換器がタンク開口部を閉止する
    閉止板部材に設置された請求項1に記載の水加熱用タン
    ク装置。
JP2001377101A 2001-12-11 2001-12-11 水加熱用タンク装置 Pending JP2003176950A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2339523A1 (es) * 2008-07-21 2010-05-20 Cesar Gonzalez Valiente Electrodomestico productor de agua caliente.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2339523A1 (es) * 2008-07-21 2010-05-20 Cesar Gonzalez Valiente Electrodomestico productor de agua caliente.

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