JP2003176524A - 自動除塵機のスクリーン構造 - Google Patents

自動除塵機のスクリーン構造

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JP2003176524A
JP2003176524A JP2001375177A JP2001375177A JP2003176524A JP 2003176524 A JP2003176524 A JP 2003176524A JP 2001375177 A JP2001375177 A JP 2001375177A JP 2001375177 A JP2001375177 A JP 2001375177A JP 2003176524 A JP2003176524 A JP 2003176524A
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screen
screw
tank
screen frame
axial direction
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JP2001375177A
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Noriharu Hoshi
範晴 星
Hiroyuki Inami
裕之 稲見
Yuji Kai
祐司 甲斐
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SHINAGAWA TEKKOJYO CORP Ltd
Nishihara Environment Co Ltd
Original Assignee
SHINAGAWA TEKKOJYO CORP Ltd
Nishihara Environmental Sanitation Research Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 汚水中に含むゴミ類を掬い取る自動除塵機の
故障修理における搬送移動時に、スクリーン・フレーム
側とスクリュー・ケーシング側とを分離搬送し易くす
る。 【構成】汚水中のゴミ類をろ過するスクリーン・フレー
ムと、そのろ過したゴミ類を掬い上げる爪を旋回作動さ
せるスクリュ―軸を設け、スクリーン・フレームは、爪
が旋回する軌跡の径方向外方においてタンク内壁に支持
し、軸受を介してスクリュー軸を保持しているスクリュ
ー・ケーシングは、上方から降ろした状態にしてタンク
へねじ止めしている。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、汚水の流れの中に
含むゴミ、汚物あるいは異物(以降、ゴミ類と呼ぶ)を
取り除く自動除塵機のスクリーン構造に関する。 【0002】 【従来の技術】図8は、従来における自動除塵機を側面
図によって示したものであり、特に、そのスクリーン・
フレーム11の部分は側断面図によって示している。自
動除塵機は、そのスクリーン・フレーム11の部分をゴ
ミ類が含んだ汚水の水流中に置いている状態を示し、汚
水水路の底面Cの上面におけるwsは、汚水水流の水面
を示している。 【0003】スクリュー・ケーシング2内に設けたスク
リュー軸2Cは、その軸長全部にスクリュー2cを巻き
付けており、その軸支は、その軸方向両端である軸受2
bとギヤー・ボックス2B内の軸受に軸支させている。 【0004】モーター2Aは、ギヤー・ボックス2B内に
おける歯車列を介してスクリュー軸2Cを駆動してお
り、腕12Dは、スクリュー軸2Cに固着して、スクリュー
軸2C回りを回転する機構となっている。 【0005】スクリュー・ケーシング2へ固設した円板
2aにはスクリーン・フレーム11の側板11Aが螺着し
ている。スクリーン・フレーム11におけるスクリーン
・バー11Dは説明の便宜上、その軸方向間隔を粗に配列
させて図示している。 【0006】これらスクリーン・バー11Dと腕12Dとの
間の関係を示すため、図8におけるa部分の拡大説明図
を図9に示している。腕12Dに螺着したレーキ・プレート
12gには、各スクリーン・バー11Dの軸方向の間に配列
する各爪12dが溶着し、その溶着した各爪12dとレーキ
・プレート12gによって「レーキ(rake)」を構成
している。 【0007】図8と、図8におけるイイ断面を示した図10
とから理解出来るように、側板11Aと他の側板11Bは、
その間に設けた複数のスクリーン固定バー11Cに溶着し
ている。 【0008】上部に開放部11Fを有したC型リング状の
各スクリーン・バー11Dにおける外周11Db上の突起1
1Cbを、軸方向のピッチが上記Bp(等間隔)となる
配列状態に、各スクリーン固定バー11Cの溝11Caに
差込み溶着し、側板11Bの内径部分11c(図8)は汚
水の流れbに向けて開口している。 【0009】腕12Dは、図10に示す矢印d方向へ旋回す
る。スクリュー・ケーシング2がスクリーン・フレーム
11内に露呈している部分においては、その上部を開口
させたホッパー2eを固設している。 【0010】以上の従来における自動除塵機の作用は下
記のようになっている。汚水がスクリーン・フレーム1
1の開口部11cから矢印bのように流入すると、その
水に含んだゴミ類は、スクリーンを形成している各スク
リーン・バー11Dが受け止める。スクリーン・フレー
ム11によってそれらゴミ類を受け止め除去した後の水
は、矢印cのように下流へ流出してゆく。 【0011】その結果、スクリーン・フレーム11の内
側には、それらゴミ類が堆積してゆく。上記ゴミ類の堆
積に対して、モーター2Aは、ギヤー・ボックス2Bの
歯車列を介してスクリュー軸2Cを回転させ、その回転
は腕12Dを介して爪12dをも矢印d方向(図10)に旋回さ
せる。 【0012】爪12dのその旋回は、上記堆積したスクリ
ーン・フレーム11内のゴミ類を掻き揚げてゆく。爪12d
がホッパー2eの上方に旋回していったとき、爪12dが
掬い上げたゴミ類は、重力によってホッパー2eを介し
てスクリュー・ケーシング2内に落下する。 【0013】スクリュー2cの旋回は、このようにスク
リュー・ケーシング2内に落下したゴミ類を図8におけ
るシュート2F側に向かって圧送してゆく。そのように
圧送したゴミ類は、シュート2Fから下部に用意してあ
る容器(図示せず)内へ向けて自然落下する。 【0014】 【発明が解決しようとする課題】上記説明のように、こ
れら従来の自動除塵機は、本体であるスクリュー・ケー
シング2の側とスクリーン・フレーム11の側が一体構造
となっている。このような自動除塵機を汚水処理のため
現地において作動させ、長期間のゴミ類除去をすると、
スクリーン・フレーム11あるいは爪12d等が故障する場
合がある。そのような故障修理においては、その一体構
造となっているスクリーン・フレーム11の溶着構造を再
溶着する面倒な作業を必要としている。そのためその修
理をする場合、自動除塵機全体を現地から修理工場へ搬
送している。 【0015】ところが、このような自動除塵機は搬送す
る場合において、非常に重く且つ大きい。例えば、その
大きさ及び重量は、トラックの荷台へ自動除塵機1台し
か乗らないものである。したがって、その搬送に要する
作業が面倒であり、且つ搬送用トラックに対する負荷も
大きく、修理を完了させて現地へ再設定するまでの所要
時間も長くなっている。本発明の目的は、これら自動除
塵機の搬送に要する作業を容易にすることにある。 【0016】 【課題を解決するための手段】自動除塵機の基本的な機
構は下記のようになっている。汚水中のゴミ類を除去す
るスクリーン・フレーム(1)は、円弧状部分を有する
複数のスクリーン・バー(1A,1B,1C)からなっ
ている。それらスクリーン・バーのそれぞれは、各スク
リーン・バーにおけるその円弧状円弧中心を一軸線上に
一致させる状態に配列させている。その場合において、
それら各スクリーン・バーのその軸線上における軸方向
の配列は、一定の間隔(Bp)による隙間をもって配列
させている。 【0017】又、そのスクリーン・フレームにおける前
記軸方向の一端であって前記軸方向と垂直に設けた側板
(3A)は前記スクリーン・バーの前記円弧状と一致さ
せた内径部(3Aa)を形成させている。 【0018】上記スクリーン・フレームが篩掛けしたゴ
ミ類は、レーキ(rake)が掬い上げ、それら掬い上
げたゴミ類はホッパーからスクリュー軸によって下記の
ように圧送するようになっている。 【0019】前記各スクリーン・バーにおける前記各円
弧状円弧中心を通る軸方向に、前記スクリーン・フレー
ムの前記一端の側から他端の側へ向けて前記ゴミ類を圧
送するスクリュー軸を設けている。そのスクリュー軸
は、スクリュー・ケーシング(2)へ軸支している。 【0020】そのスクリュー軸へは、一体にそのスクリ
ュー軸回りを旋回する腕(2D)を設け、その腕にレー
キを固着させ、そのレーキには、前記各スクリーン・バ
ーの前記軸方向における前記隙間の間を旋回する各爪
(2d)を固着させた機構になっている。 【0021】そのスクリュー・ケーシングの前記スクリ
ーン・フレーム内に露呈している部分の上方に、前記爪
が前記旋回の過程においてその上方に位置したときその
爪がその旋回によって掬い上げた前記ゴミ類をそのスク
リュー・ケーシング内へ落下させて捕集させるホッパー
(2e)を開口させている。 【0022】このような機構の除塵機において、本発明
は、下記の改良を行っている。前記スクリュー・ケーシ
ングは、前記汚水の流れの間に設置したタンク(3)へ
上方から降ろした状態に螺着している。すなわち、スク
リュー・ケーシング側は、その螺着構造によってタンク
側から取り外し可能になっている。又、そのタンクは、
前記汚水を導き込む入口部(3c)、前記側板における
前記内径部および前記スクリーン・フレームを介して出
口部(3d)までに至る流路を形成している。 【0023】このタンクにおいて、上記スクリーン・フ
レームは下記のようにタンクの側に螺着させているスク
リーン・フレームを形成するそれら各スクリーン・バー
は、前記爪が前記スクリュー軸回りを回転する円弧の径
方向外方において、それぞれ前記タンクへ螺着した機構
となっている。 【0024】 【発明の実施の態様】 【実施例】図1は、本発明における自動除塵機の側断面
図を示し、特にその断面は、タンク3およびスクリーン
・フレーム1の部分の断面を示し、スクリュー・ケーシ
ング2の部分は側面図によって示している。 【0025】なお、スクリュー・ケーシング2、図示し
ていないスクリュー2c(図8)およびスクリュー軸2
Cは、従来における図8と同じである。しかし、図1の
本発明における自動除塵機のスクリュー・ケーシング2
は、図8における側板11Aおよび11Bを設けずに、スク
リーン・フレーム1と切り離し可能となっている。 【0026】スクリュー・ケーシング2は、スクリュー
軸2Cの軸心を水平にした状態に、タンク3へ螺着させ
ている。その螺着は、タンク3へ溶着したステー3aお
よび3bへねじ2q,2qによってスクリュー・ケーシ
ング2を螺着する機構となっている。 【0027】スクリュー・ケーシング2を螺着している
タンク3は、入口部3cと出口部3dを設け、側板3A
は、図1におけるイイ断面を図2に示すように、内径部
3Aaを形成してその外周をタンク3の内壁へ固設させ
ている。 【0028】図1におけるスクリュー軸2Cの軸方向へ
は、図8におけるスクリーン・バー11Dに相当して、
各スクリーン・バー1Aが配列している。なお、図1に
おける各スクリーン・バー1Aの軸方向への配列ピッチ
Bpの図示は、図8における場合と同様、粗になってい
る。それら各スクリーン・バー1Aは、図1のロロ断面
を図3に示すように、スクリュー軸(図示割愛)の回転
軸心oを通るX−X線の下側がその回転軸心oを中心と
した円弧状になっている。 【0029】又、それらスクリーン・バー1Aは、それ
ら両端をそれぞれスクリーン・スペーサー3Bへ固設
し、スクリーン・スペーサー3Bは、タンク3へ固設し
ている。それら各スクリーン・バー1Aのスクリーン・
スペーサー3Bへの固設は、図3のイ矢視を図4に示す
ように、スクリーン・バー1Aにおける両端の各爪1A
aをスクリーン・スペーサー3Bの溝3Baへそれぞれ
はめ込み、更に、それら各爪1Aaをスクリーン・スペ
ーサー3Bと抑え材3eによって挟み込み、且つ抑え材
3eをスクリーン・スペーサー3Bに螺着している。 【0030】又、それら各スクリーン・バー1Aをはめ
込んでいる各溝3Baの間にはそれぞれ突起状のスペー
ス部3Bbを設けている。そのスペース部3Bbの存在
によって、各スクリーン・バー1A(図4の2点破線図
示)は軸方向に隙間Bqを有してピッチBpの配列とな
っている。なお、図4におけるピッチBpは、図8にお
けるピッチBpと同じである。 【0031】ここで、各スクリーン・バー1Aがタンク
3の内壁へ固設しているスクリーン・スペーサー3Bの
位置は、軌跡nc(図3)の径方向外方の位置になって
いる。なお、軌跡ncは、後述する爪2dの先端が軸心
o(図3)まわりに描く軌跡である。 【0032】図1において、腕2Dは、上腕部2Daと
下腕部2Dbからなり、上腕部2Daはスクリュー軸2
Cに固着し、上腕部2Daと下腕部2Dbはねじ2p,2
pによって螺着して一体になっている。これら腕2D
は、図8における腕12Dに相当して、下腕部2Dbと
各爪2dとによってレーキ(rake)を形成してい
る。 【0033】図3において、下腕部2Dbに固設したそ
れぞれの爪2dは、スクリーン・バー1A,1Aによっ
て形成している各隙間Bq(図4)へ挿入しながら図3
の軸心oを中心としてd方向へ旋回する機構になってい
る。なお、これら爪2dは、図8における爪12dに相
当している。 【0034】以下、上記自動除塵機の作用を説明する。
タンク3においては、入口部3c、側板3Aにおける内
径部3Aa(図2)、スクリーン・フレーム1および出
口部3dを介して汚水の流れる流路を形成させている。 【0035】その汚水の流れにおいて、入口部3cから
流入してくる汚水中のゴミ類は、スクリーン・フレーム
1を通過する際、図8において説明した場合と同じに篩
掛けされる。その篩掛けによってスクリーン・フレーム
1内へ堆積したゴミ類に対して、図8におけると同様、
スクリュー軸2Cの回転は腕2Dを介して爪2dを図3
のd方向へ旋回させてゆき、爪2dはそれらゴミ類xを
掬い上げてゆく。 【0036】この場合において、スクリーン・バー1A
のタンク3への固設位置は、爪2dが旋回する軌跡nc
より径方向の外方に位置しているから、スクリーン・バ
ー1Aは爪2dの旋回する部分(軌跡nc)においてス
クリュー軸2Cの軸方向へ弾性を持たせることが出来
る。 【0037】したがって、スクリュー・ケーシング2の
軸方向において、爪2dあるいはスクリーン・バー1A
の配列精度が或る程度、粗になっていても、爪2dが各
スクリーン・バー1Aの間の狭い隙間Bqを容易に旋回
することを許容している。それは、爪2dが隙間Bqの
間においてゴミ類を掬い上げてゆくとき、爪2dがスク
リーン・バー1Aに接触しても、爪2dの旋回する方向
への動きにつれて、スクリーン・バー1Aは、その弾性
によって軸方向へ逃げることが出来るからである。 【0038】上記爪2dの旋回によって、爪2dがゴミ
類xを掬い上げてゆき、爪2dがホッパー2eの上部へ
達すると、ゴミ類xは爪2dからホッパー2e内に落下
する。そのホッパー2e内へ落下したゴミ類は、図8に
説明した作用によって図1のスクリュー・ケーシング2
内を圧送し捕集されてゆく。 【0039】このような除塵作業において、爪2dある
いはスクリーン・バー1Aがゴミ類の掻き揚げによって
磨耗あるいは変形した場合、それを修理しなければなら
ない。しかし、通常、このような除塵作業を行っている
場所は、辺鄙な地域である場合が多く、一般的にはそれ
ら修理は、修理工場において行う必要がある。 【0040】このような修理の必要が生じた場合であっ
て、その故障がスクリーン・バー1Aに生じている場合
は、現地において図1におけるねじ2p,2pを取り外
し、下腕部2Dbを取り外す。更に、抑え材3eをスク
リーン・スペーサー3Bから取りはずすと、故障したス
クリーン・バー1Aを、スクリュー軸2Cの軸方向へ取
り出すことが可能になる。その故障したスクリーン・バ
ー1Aに代え新しいスクリーン・バー1Aを装着すれ
ば、現地においてその修理を完了できる。 【0041】又、爪2dが故障した場合は、上記のよう
に取り外した下腕部2Dbを新たな下腕部2Dbと交換
して再装着すれば、同じく現地における修理が可能とな
る。 【0042】又、スクリュー・ケーシング2の本体側が
故障した場合は、ねじ2q,2qを取り外し、その状態
において、スクリュー・ケーシング2へ固着したフック
2mおよび2nにワイヤー・ロープを掛け、吊り上げ、
ケーシング2をタンク3から切り離す。 【0043】その吊り上げの場合において、図1におけ
るハハ断面を図7に示すように、タンク3には溝3fを
設けているから、そのスクリュー・ケーシング2の上方
への吊り上げによって、容易にスクリュー・ケーシング
2をタンク3から切り離すことが出来る。しかし、タン
ク3の上方への高さが、ステー3a,3bまでの高さで
ある場合は、図7におけるような溝3fを形成させるタ
ンク3の壁面は存在せず、溝3fの存在を考慮する必要
はない。 【0044】又、その吊り上げの際、ホッパー2eの側
においては、図3に示すように、スクリーン・バー1A
の上方がホッパー2eの巾waよりも広くU字型に開い
ている。したがって、このスクリーン・フレーム1の側
においても、スクリュー・ケーシング2は何ら問題無く
上方へ持ち上げることが可能になっている。 【0045】このように、本発明の自動除塵機は、スク
リーン・バー1Aあるいは爪2dを現地において容易に
修理できるのみならず、スクリーン・フレーム1側と、
スクリュー・ケーシング2とを現地において容易に切り
離す事が出来る機構になっている。 【0046】なお、上記スクリュー・ケーシング2をス
クリーン・フレーム1の側から分離する際、ねじ2pを
外してスクリュー・ケーシング2側から腕2Dにおける
下腕部2Dbを取り外しておけば、爪2dがスクリーン
・フレーム1における隙間Bqから外れ、その分離作業
が容易になる。 【0047】しかし、ねじ2p,2pを外さず下腕部2
Dbが上腕部2Daに螺着したままであっても、スクリ
ーン・フレーム1の隙間に沿って爪2dが上方へ抜ける
方向へスクリュー・ケーシング2側を引き上げれば、タ
ンク3およびスクリーン・フレーム1とは分離できる。
したがって、本発明において、上腕部2Daと下腕部2
Dbとは一体であってもよい。 【0048】このような上腕部2Daと下腕部2Dbと
が一体である場合であっても、スクリーン・バー1Aの
みの故障時も、現地において、それを修理できる。それ
は、上記のように上腕部2Daと下腕部2Dbとが一体
のまま、スクリュー・ケーシング2を上記のように持ち
上げ、その状態において、抑え材3eをスクリーン・ス
ペーサー3Bから取り外すことが出来るからである。 【0049】更に、上記実施例において、スクリーン・
バー1Aは、図3に示すように、U字型をしているが、
これは必ずしもU字型である必要は無い。図5は、図3
に対するスクリーン・バー1A部分の本発明における他
の実施例であって、その図示は、図3と同様、図1にお
けるロロ断面に相当している。 【0050】図5において、スクリーン・バー1Bは、
図3におけるスクリーン・バー1Aに相当し、スクリー
ン・バー1Bの上方における開口部の寸法wbがホッパ
ー2eの巾waよりも大であれば、上記スクリュー・ケ
ーシング2を上方へ取り外すことが出来ることを示して
いる。 【0051】又、スクリーン・バー1Aあるいは1B
は、図6に示すスクリーン・バー1Cの形状であっても
よい。なお、図6も、図3及び図5と同様、図1における
ロロ断面を示している。 【0052】図6において、スクリーン・バー1Cは、
上記スクリーン・バー1Aあるいは1Bに相当し、スク
リーン・バー1Cの上方への開口部がスクリュー軸の軸
心oより下方にあってもよいことを示している。すなわ
ち、上述のスクリーン・フレーム1内においてゴミ類は
その重量によってスクリーン・バー1Cの下方へ溜まり
易い性質を有している。そのため、スクリーン・バー1
Cの円弧部分を、そのゴミ類が実質上溜まり易い範囲に
限定しているものである。 【0053】スクリーン・バー1Cは、ホッパー2eの
下方に設けているから、上記スクリュー・ケーシング2
の取り外しの際に、スクリーン・バー1Cが邪魔になる
ことは無い。要は、スクリーン・バー1A,1Bあるい
は1Cのいずれの場合であっても、タンク3への固設部
分を爪2dの旋回する軌跡ncより径方向の外方に設け
ることと、スクリーン・バー1A,1Bあるいは1Cの
上方における開放寸法wbがホッパー2eの巾wa(図
6)より大であることである。 【0054】 【発明の効果】このように本発明の自動除塵機は、タン
ク3を設け、スクリーン・フレーム1をタンク3の側へ
螺着させ、スクリュー・ケーシング2の側は上方から降
ろした状態にしてタンク3へ螺着させている。その結
果、自動除塵機が故障した場合、スクリーン・フレーム
1側とスクリュー・ケーシング2の側を切り離し出来る
ことになる。 【0055】その場合において、スクリーン・バー1
A,1Bあるいは1Cが故障した場合は、スクリュー・
ケーシング2の側を上方へ持ち上げ維持できるから、そ
の状態で上述のように、現地において、それらスクリー
ン・バー1A,1Bあるいは1Cを新品と交換できる。 【0056】又、スクリュー・ケーシング2の側が故障
した場合は、タンク3からスクリュー・ケーシング2を
切り離すことが可能であることによって、スクリュー・
ケーシング2の側のみを自動除塵機の修理工場へ搬送可
能になる。しかも、その搬送は、スクリュー・ケーシン
グ2の側のみであるから、トラック車等へのその積み込
み積降しを容易にしている。 【0057】又、スクリーン・フレーム1において、ス
クリーン・バー1A,1Bあるいは1Cのそれぞれは、
爪2dの旋回軌跡ncよりも径方向外方においてタンク
3へ螺着している。その為、それら各スクリーン・フレ
ーム1A,1Bあるいは1Cはスクリュー軸2Cの軸方
向へ弾力性を持たせることが出来る。このことは、爪2
dの旋回する動きに対して、スクリーン・バー1A,1
Bあるいは1Cの側がその弾性の範囲内において逃げて
くれることになる。すなわち、爪2d、スクリーン・バ
ー1A,1Bあるいは1Cは、軸方向への配列位置の寸
法精度を、或る程度、粗にしてもよいことになり、その
ことはその分、製作が容易になることを意味している。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明における自動除塵機を側断面図によっ
て示したものである。 【図2】 図1におけるイイ断面図である。 【図3】 図1におけるロロ断面図である。 【図4】 図3におけるイ矢視を拡大図示したものであ
る。 【図5】 図1におけるハハ断面図である。 【図6】 図3に対する本発明における他の実施例であ
る。 【図7】 図6に対する本発明における他の実施例であ
る。 【図8】 従来における自動除塵機を側断面図によって
示したものである。 【図9】 図8におけるa部分の拡大説明図である。 【図10】 図8におけるイイ断面図である。 【符号の説明】 1 スクリーン・フレーム、 1A、1B、1C スク
リーン・バー、 2 スクリュー・ケーシング、 2C
スクリュー軸、 2D 腕、 2d 爪、 2e ホ
ッパー、 3 タンク、 3A 側板、 3Aa 内径
部、 3c 入口部、3d 出口部、 o スクリュー
軸の回転軸心。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 甲斐 祐司 東京都港区芝浦3丁目6番18号 株式会社 西原環境衛生研究所内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 円弧状部分を有する複数のスクリーン・
    バー(1A,1B,1C)のそれぞれは、それら各スク
    リーン・バーにおけるその円弧状円弧中心を一軸線上に
    一致させ、且つその軸線における軸方向に一定の間隔
    (Bp)による隙間をもって配列させたスクリーン・フ
    レーム(1)を形成させ、そのスクリーン・フレームに
    おける前記軸方向の一端であって前記軸方向と垂直に設
    けた側板(3A)は前記スクリーン・バーの前記円弧状
    と一致させた内径部(3Aa)を形成させ、前記各スク
    リーン・バーにおける前記各円弧状円弧中心を通る軸方
    向には、前記スクリーン・フレームの前記一端の側から
    他端の側へ向けて前記ゴミ類を圧送し且つスクリュー・
    ケーシング(2)へ軸支したスクリュー軸(2C)を設
    け、そのスクリュー軸と一体にそのスクリュー軸回りを
    旋回する腕(2D)にレーキが固着し、そのレーキに
    は、前記各スクリーン・バーの前記軸方向における前記
    隙間の間を旋回する各爪(2d)を固着させ、前記スク
    リュー・ケーシングの前記スクリーン・フレーム内に露
    呈している部分の上方には、前記爪が前記旋回の過程に
    おいてその上方に位置したときその爪がその旋回によっ
    て掬い上げた前記ゴミ類をそのスクリュー・ケーシング
    内へ落下させて捕集させるホッパー(2e)を開口させ
    ている除塵機において、 前記スクリュー・ケーシングは、前記汚水の流れの間に
    設置したタンク(3)へ上方から降ろした状態に螺着
    し、そのタンクは、前記汚水を導き込む入口部(3
    c)、前記側板における前記内径部および前記スクリー
    ン・フレームを介して出口部(3d)までに至る流路を
    形成し、前記各スクリーン・バーは、前記爪が前記スク
    リュー軸回りを回転する円弧の径方向外方において前記
    タンクへ螺着している自動除塵機のスクリーン構造。
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