JP2003176434A - 着色化インクジェットインキ - Google Patents

着色化インクジェットインキ

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JP2003176434A
JP2003176434A JP2002269022A JP2002269022A JP2003176434A JP 2003176434 A JP2003176434 A JP 2003176434A JP 2002269022 A JP2002269022 A JP 2002269022A JP 2002269022 A JP2002269022 A JP 2002269022A JP 2003176434 A JP2003176434 A JP 2003176434A
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ジョン・エー・アルフォード
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、インクジェット印刷のため
のインキ組成物に必要とされる特性、特に前述の特性
(a)から(f)を同時に満足できる、改良された顔料ベース
のインキ組成物を提供することである。さらに、減少し
た感水性を有するインクジェット印刷のためのインキ組
成物を提供するポリマーの調製に関する。また、減少し
たアクセントマーカー感受性を有するインクジェット印
刷のためのインキ組成物を提供するポリマーの調製に関
する。 【解決手段】 キャリアー媒体、不溶性顔料、及び少な
くとも一つのエチレン性不飽和モノマーを少なくとも一
つのグリコールエステルモノマーと重合することによっ
て生産されたポリマーとを含む、インクジェットイン
キ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンターにおける使用のための、水性の顔料ベースのイ
ンキ組成物に関する。これらの組成物は、キャリアー媒
体、不溶性顔料、及び少なくとも一つのエチレン性不飽
和モノマーを少なくとも一つのグリコールエステルモノ
マーと重合することによって生産されたポリマーとを含
む。前記インキ組成物は、その耐水性及びアクセントマ
ーカー耐性に特徴を有する一方、優れたプリント性、噴
射特性、貯蔵安定性、信頼性、及び着色時間をも達成す
る。
【0002】
【従来の技術】市販の水性の顔料ベースのインクジェッ
トインキから作製された印刷物は、水とアクセントマー
カーの両者に対する貧弱な耐性を示し、レーザープリン
ターから作製された印刷物より光学密度が低い。当業者
は、これらの欠点を除去することを追求している。前記
インクジェットプリンター印刷機がレーザープリンター
印刷機によってのみ現在達成されている光学密度を可能
にする一方で、水とアクセントマーカーの両者に優れた
耐性を与える適切なインクジェットインキ添加物が求め
られている。
【0003】インクジェット印刷は、デジタル信号に応
答して、表面に流体のインキの小滴を配置し、印刷装置
と表面の間の物理的接触なく、画像を形成することを含
む。ドロップオンデマンドインクジェット印刷方式にお
いて、液体インク小滴は、熱によって(熱的またはバブ
ルインクジェット)または圧力波(ピエゾインクジェッ
ト)によって、ノズルから噴射される。熱的またはバブ
ルインクジェットインキは典型的に、水とグリコールに
基づく。ピエゾインクジェット方式は一般的に、水性、
溶媒、または固体インキを使用する。これらの最後のイ
ンキは、相変化インキとも称され、環境温度で固体であ
り、印刷温度で液体である。
【0004】以下の特性が、インクジェット印刷のため
にインキ組成物に必要とされる: (a)基板、特に非被覆セルロース性紙上への、文章と図
面の高性能印刷(先端の鋭さと光学密度); (b)摩擦または印刷物上に次の印刷画像がオフセットさ
れた場合に、先に生成した印刷画像が不鮮明にならない
程度の、基板上のインキの短い乾燥時間; (c)フライトパスからのインキ小滴の偏り(ドットの誤
配置)の欠如、及び多量のインキが必要な条件の間のイ
ンキ枯渇(ドットの消失)の欠如によって示される良好
な噴射特性; (d)水及びアクセントマーカーに対する基板上の乾燥後
のインキの耐性; (e)長期貯蔵安定性(塊の形成または顔料の沈殿のない
こと);並びに (f)長期信頼性(腐食、ノズルの詰まり、またはコゲー
ションのないこと)。
【0005】前述の特性の一つ以上を有するインキは知
られている。しかしながら、前述の特性の全てを有する
インキはほとんど知られていない。しばしば、前述の必
要条件の一つを満足するためにあるインキ成分を取り入
れると、別の必要条件が満たされることを妨げる。例え
ば、インキ組成物へのポリマーの取り入れは、乾燥後の
基板上のインキの耐水性とアクセントマーカー耐性を改
良できる。しかしながら、前記ポリマーは、顔料の凝集
または沈殿を引き起こし、噴射特性と長期貯蔵安定性を
損傷し得る。かくして、ほとんどの市販のインクジェッ
トインキは、少なくとも適切な応答はするものの、前述
の必要条件の全てを満たす試みの点では、妥協の産物で
ある。
【0006】前述のコーティングの基準に適合するため
になされた試みが、米国特許第5,565,022号;第4,384,0
96号;第4,138,381号;第3,894,980号;第3,891,591
号;及び第3,657,175号に開示されている(これらは参
考としてここに取り込まれる)。しかしながら、これら
の特許の開示のコーティングは、他の所望されるインク
ジェットインキの特性を達成し続ける一方で、増大した
光学密度と共に水とアクセントマーカーに対する耐性を
達成までには至っていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、インクジェット印刷のためのインキ組成物に必要と
される特性、特に前述の特性(a)から(f)を同時に満足で
きる、改良された顔料ベースのインキ組成物を提供する
ことである。
【0008】本発明の別の目的は、減少した感水性を有
するインクジェット印刷のためのインキ組成物を提供す
るポリマーの調製に関する。
【0009】本発明のさらなる目的は、減少したアクセ
ントマーカー感受性を有するインクジェット印刷のため
のインキ組成物を提供するポリマーの調製に関する。
【0010】本願の主題である本発明のさらに別の有利
な特徴は、インクがフィルターを破壊することなく製造
の間で濾過できるような、優れた濾過性を有するインク
を提供することである。本発明の別の目的及び利点は、
以下の開示から明らかとなろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、キャリ
アー媒体、不溶性顔料、及び少なくとも一つのエチレン
性不飽和モノマーを少なくとも一つのグリコールエステ
ルモノマーと重合することによって生産されたポリマー
とを含む、インクジェットインキの形成を介して達成で
きる。これらのポリマーを含むインクジェットインキ処
方は、光学密度とプリントの鋭さを減少することなく、
増大した耐水性とアクセントマーカー耐性を示す。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の改良されたインクジェッ
トインキ組成物は、以下のものを含む: (a)全重量の約60から約98重量%の、以下のものを
含む水ベースのキャリアー媒体: (1)媒体の全重量の約30重量%までの、アルコール、
アミド、カルボン酸、エステル、エーテル、グリセリ
ン、グリコール、グリコールエステル、グリコールエー
テル、ケトン、ラクタム、ラクトン、スルホン、オルガ
ノスルホキシド、及びそれらの組み合わせからなる群か
ら選択される成分である水溶性有機成分、及び(2)媒体
残部の水; (b)全重量の約1から約20重量%の、少なくとも一つ
の顔料;並びに (c)改良添加剤として、以下のもの: (1)混合物の約20から約70重量%の、エチレン性不
飽和モノマー及びそれらの組み合わせからなる群から選
択される成分、(2)混合物の約30から約80重量%
の、以下の式:
【化3】 [式中、RはHまたはCHであり、RはH、CH
またはCであり、及びN=3−6である]のグ
リコールエステルモノマー及びそれらの組み合わせから
なる群から選択される成分、及び(3)触媒量の少なくと
も一つの重合開始剤、を含む混合物の重合反応によって
生産された、全重量の約0.1から約20重量%のポリ
マー。
【0013】前述のもの以外の成分が、特定のプリンタ
ー、基板、または最終の使用の必要条件を達成するため
に、前記インキ組成物に含まれても良い。
【0014】本発明の実施に使用されるインキ組成物
は、水または水の混合物と、少なくとも一つの水溶性有
機成分とを含むキャリアー媒体を含む。しかしながら、
本発明の教示は、他のキャリアー媒体にも同様に適用可
能であろうことが企図される。前記キャリアー媒体は、
前記インキの全重量に基づいて、約60から98重量
%、好ましくは約70から95重量%を表す。
【0015】本発明における使用に適した水溶性有機成
分は、以下のものを含む:アルコール、アミド、カルボ
ン酸;エステル、エーテル、グリセリン、グリコール、
グリコールエステル、グリコールエーテル、ケトン、ラ
クタム、ラクトン、スルホン、オルガノスルホキシド、
及びそれらの組み合わせ。好ましい水溶性有機成分は、
アルコールとグリコールとを含む。
【0016】本発明における使用のために好ましいアル
コールは、メチルアルコール、エチルアルコール、n-プ
ロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n-ブチル
アルコール、sec-ブチルアルコール、tertブチルアルコ
ール、及びそれらの組み合わせを含む。
【0017】所望であれば、前記インキ組成物は、印刷
操作の間、並びに前記組成物の貯蔵の間で、前記組成物
の乾燥を妨げるための湿潤剤として機能する少なくとも
一つのグリコールを含んでも良い。本発明における使用
のために好ましいグリコールは、エチレングリコール、
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テト
ラエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコー
ル、及びそれらの組み合わせを含む。前記インキ組成物
においてポリエチレングリコールを使用することがさら
に好ましい。
【0018】本発明における使用のために好ましいアミ
ドは、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセタミド、及
びそれらの組み合わせを含む。
【0019】本発明における使用のために好ましいエス
テルは、エチルアセタート、エチルラクタート、エチレ
ンカルボナート、及びそれらの組み合わせを含む。
【0020】本発明における使用のために好ましいエー
テルは、テトラヒドロフラン、ジオキシン、またはそれ
らの組み合わせを含む。
【0021】本発明における使用のために好ましいケト
ンは、アセトン、ジアセトン、メチルエチルケトン、及
びそれらの組み合わせを含む。
【0022】本発明における使用のために好ましいラク
タムは、N-イソプロピルカプロラクタム、N-エチルバレ
ロラクタム、及びそれらの組み合わせを含む。
【0023】本発明における使用のために好ましいラク
トンは、ブチロラクトン等を含む。
【0024】本発明における使用のために好ましいスル
ホンは、ジメチルスルホン等を含む。
【0025】本発明における使用のために好ましいオル
ガノスルホキシドは、ジメチルスルホキシド、テトラメ
チレンスルホキシド、及びそれらの組み合わせを含む。
【0026】前記インキ組成物において使用されるキャ
リアー媒体の組み合わせは、不適合の結果として凝集ま
たは沈殿が生じないように、顔料と適合性でなければな
らない。また、前記媒体の組み合わせは、プリンターヘ
ッドの構築材料と適合性であるべきである。ここに含ま
れる教示を使用して適合可能なキャリアー媒体を処方す
ることは、当業者の能力の範囲内にある。
【0027】ここで使用される用語、「顔料」は、水不
溶性色素を指す。インクジェットインキ印刷物と適合可
能であるいずれの顔料も、本発明の実施において、単独
でまたは組み合わせて使用可能である。インクジェット
インキにおいて使用される顔料は典型的に、分散された
状態で存在し、前記顔料の表面に酸性または塩基性官能
基を配置することによって、前記顔料の表面にポリマー
を結合することによって、または前記インキに界面活性
剤を添加することによって、前記媒体からの凝集及び沈
殿を妨げている。
【0028】前記インキ組成物中に存在する顔料の量
は、組成物の全重量の約1から約20重量%、好ましく
は約2から約5重量%の範囲である。黄色のインキを生
産するために、本発明の実施において使用されても良い
特定の顔料の例は、C.I. Pigment Yellow 1、C.I. Pigm
ent Yellow 3、C.I. Pigment Yellow 13、C.I. Pigment
Yellow 74、Pigment Yellow 128等を含む。紫紅色のイ
ンキを生産するために、本発明において使用されても良
い特定の顔料の例は、C.I. Pigment Red 5、C.I.Pigmen
t Red 7、C.I. Pigment Red 12、C.I. Pigment Red 11
2、C.I. PigmentRed 122、Pigment Red 202等を含む。
緑青色のインクを生産するために、本発明において使用
されても良い特定の顔料の例は、C.I. Pigment Blue
1、C.I. Pigment Blue 2、C.I. Pigment Blue 15:3、C.
I. Pigment Blue 16、C.I. Vat Blue4、C.I. Vat Blue
6等を含む。
【0029】カーボンブラックも、顔料として使用され
ても良い。本発明における使用に適した特定のブラック
の例は、ACRYJET(登録商標)Black-357(Polytribo Compa
ny社製)、BONJET(登録商標)CW-1(Orient Chemical Corp
oration社製)、DISPERS(登録商標)Jet Black 1(BASF Co
rporation社製)、NOVOFIL(登録商標)Black BB 03(Hoech
st Celanese Corporation社製)、Printex 300(DeGussa
Coporation社製)、Monarch 1000、Cab-O-Jet 300(Cabot
Corporation社製)等を含む。
【0030】本発明における使用のために適した顔料粒
子は、それらが所望の印刷装置を清浄に通過できるよう
に、サイズにおいて十分に小さい必要がある。インクジ
ェットインキプリンターの噴射ノズルは、通常約10か
ら100ミクロンの直径の範囲であるため、本発明にお
いて使用される顔料は、約0.01ミクロンから約10
0ミクロンの範囲の粒径を有することが好ましく、より
好ましくは約0.01ミクロンから約10ミクロン、最
も好ましくは約0.01ミクロンから約5ミクロンの範
囲の粒径を有する。
【0031】本発明における使用に適したポリマーは、
重合反応において、約30から約80重量%の一つ以上
のグリコールエステルモノマー、約20から約70重量
%の一つ以上のエチレン性不飽和モノマー、及び触媒量
の少なくとも一つの重合開始剤とを含む混合物を反応さ
せることによって調製される。前記混合物は、約35か
ら約45重量%の一つ以上のグリコールエステルモノマ
ー、約55から約65重量%の一つ以上のエチレン性不
飽和モノマー、触媒量の少なくとも一つの重合開始剤と
を含むことが好ましい。
【0032】本発明における使用に適したグリコールエ
ステルモノマーは、以下の式:
【化4】 [式中、RはHまたはCHであり、RはH、CH
またはCであり、及びN=3−6である]のも
の及びその混合物を含む。好ましいグリコールエステル
モノマーは、以下のものに制限されないが:メトキシト
リエチレングリコールメタクリラート、ポリエチレング
リコールモノ−メタクリラート、ポリエチレングリコー
ルエチルエーテルメタクリラート、ポリエチレングリコ
ールメタクリラート、及びそれらの組み合わせを含む。
【0033】本発明における使用に好ましいエチレン性
不飽和モノマーは、以下のものに制限されないが:オレ
フィン、モノビニリデン芳香族、α,βエチレン性不飽
和カルボン酸、α,βエチレン性不飽和エステル、及び
それらの組み合わせを含む。さらに好ましいエチレン性
不飽和モノマーは、メタクリル酸、アクリル酸、ブチル
アクリラート等を含む。
【0034】本発明における使用に適した重合方法は、
溶液重合、エマルション重合、懸濁物重合、及び塊状重
合を含む。これらのタイプの重合反応における使用に適
した開始剤のタイプ及び触媒量は、当業者に周知であ
る。実際に使用される重合開始剤のタイプは、反応のた
めの所望の温度に依存して当該技術分野で知られてい
る。本発明において使用される開始剤の量は、ポリマー
を生産するために使用される全混合物の約0.5から約
5.0重量%(好ましくは約0.5から約1.5重量
%)を通常含む。従来のエマルション重合開始剤(熱的
開始剤、レドックス開始剤、及びそれらの組み合わせの
ような)は、重合反応における使用に適している。使用
のために適した熱的開始剤は、以下のものに制限されな
いが:過酸化水素、t-ブチルヒドロペルオキシド、ジ-t
-ブチルペルオキシド、過酸化ベンゾイル、ベンゾイル
ヒドロペルオキシド、2,4-ジクロロベンゾイルペルオキ
シド、t-ブチルペルアセタート、アゾビスイソブチロニ
トリル、過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム、過硫
酸カリウム、イソプロピルペルオキシカルボナート、及
びそれらの組み合わせを含む。適切なレドックス開始剤
は、以下のものに制限されないが:過硫酸ナトリウム−
ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシラート、クメン
ヒドロペルオキシド−ナトリウムメタビスルフィト、過
硫酸カリウム−ナトリウムメタビスルフィト、過硫酸カ
リウム−ナトリウムビスルフィト、クメンヒドロペルオ
キシド−硫酸鉄(II)、及びそれらの組み合わせを含む。
【0035】本発明における使用のため好ましいポリマ
ーは、約10から約300の範囲の酸価、約500から
約100,000の範囲の重量平均分子量、約−35℃
から約90℃の範囲の軟化点、及び約90℃未満のガラ
ス転移温度を有する。とりわけ好ましいポリマーは、約
100から約220の範囲の酸価、約1,000から約
20,000の範囲の重量平均分子量、約−25℃から
約15℃の範囲の軟化点、及び約15℃未満のガラス転
移温度を有するものである。
【0036】ポリマーは任意の適当量で、インクジェッ
トインキ組成物を処方するために使用できるが、前記ポ
リマーは、インクジェットインキ組成物の全重量の約
0.1から約20重量%の範囲の量で好ましくは使用さ
れる。約1から約10%の範囲の量を使用することがよ
り好ましく、約2から約5%の使用が最も好ましい。
【0037】本発明のインクジェットインキは、ポリマ
ーの溶解性と、インキの長期的安定性が改良できるよう
に、アルカリのpHに好ましくは調製され、インキの好
ましいpH値は、約7から約10の範囲内である。いず
れかの適切なpH調節剤が使用されても良い。適切なp
H調節剤の例は、有機アミン(モノエタノールアミン、
ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、アミノメ
チルプロパノール、アンモニア等のような)及び無機ア
ルカリ剤(水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、水酸化
カリウム等のような)を含む。
【0038】本発明の一つの独特な特徴点は、十分量の
グリコールエステルモノマーをポリマー中に取り込ませ
たならば、ポリマーに塩として水における溶解性を提供
するために必要とされる、ポリマー組成物中のカルボン
酸含有モノマーのパーセンテージが減少できることであ
る。
【0039】本発明の必要条件と一致して、及び当業者
に明らかであるように、所望される場合、以下のものを
含む他の薬剤が、インキ組成物中に取り込まれても良
い:色の間の混合を妨げる薬剤、抗カール剤及び抗しわ
剤、防腐剤、抗菌剤、キレート剤、腐食防止剤、糊抜き
剤、防カビ剤、浸透促進剤、pH調節剤及びpH維持
剤、顔料分散剤、樹脂、表面張力調節剤、界面活性剤、
及び粘度調節剤。
【0040】本発明のインキ組成物は、一般的にインク
ジェットプリンター、特にドロップオンデマンド(DOD)
インクジェットプリンターにおける使用に特に適してい
る。DODインクジェットプリンターにおける使用に適し
た本発明のインキ組成物は、約20から約70dyne
/cmの範囲の表面張力を有するべきであり、より好ま
しくは約35から約50dyne/cmである。インク
の粘度は、25℃で約15cP以下であるべきであり、
好ましくは5cPより小さい。本発明のインキは、長期
的な貯蔵、及び温度と相対湿度の変化に対して安定であ
るべきである。さらにそれらは、基板上で迅速に乾燥す
るが、基板を介して混色すべきではない。本発明のイン
キ組成物の成分を組み合わせる順序、またはそれらを組
み合わせる方法については、いかなる制限も加えられな
い。
【0041】本発明のインクジェットインキ組成物の特
に望ましい特徴は、前述の印刷方法と組み合わせて使用
される記録媒体に課される制限が存在しないことであ
る。いずれの適切な基板をも使用でき、コピー紙及び板
紙のような従来のセルロース性紙、シリカ被覆紙、ガラ
ス、アルミニウム、ゴム、ビニル、織物、布製品、プラ
スチック、ポリマー状フィルム、金属及び木材のような
無機基板等も使用できる。好ましい実施態様では、記録
媒体は、多孔性または吸収性基板、例えば非被覆紙であ
る。
【0042】以下の実施例は、本発明をさらに説明する
ために提供され、いずれの態様でも本発明を制限するよ
うに解釈されるものではない。
【0043】
【実施例】実施例1 本発明における使用に適したポリマーは、以下のように
調製された。67.26gのイソプロピルアルコールを含む、
三首の500ml丸底フラスコに、漏斗、還流濃縮器、及び
磁性スターラーを装備させた。イソプロピルアルコール
を、還流して加熱した。10.3gのメタクリル酸、20.3gの
ブチルアクリラート、22.3gのメトキシトリエチレング
リコールメタクリラート(89.65%の活性)、1.02gのドデ
シルメルカプタン、6.02gのTrigonox 21(Akzo Nobel Ch
emical Corp.社製のt-ブチルペルオクタノアートエステ
ル)及び65.28gのイソプロピルアルコールからなるモノ
マー溶液を、2時間25分間、還流しているイソプロピ
ルアルコールに滴加した。混合物をさらに2時間還流
し、10.62gのイソプロピルアルコール中の1.0gのTrigon
ox 21の溶液を加えた。還流をさらに2時間継続し、次
いで環境温度に冷却した。溶液を250mlの丸底フラスコ
に少しずつ移して、イソプロピルアルコールを真空下で
除去した。残った無色の重油は52.5gの重量であり、10
0.3の酸価と4955ドルトンの分子量を有した。
【0044】水中のジメチルアミノエタノールを重油と
混合し、30-35%の固体含量と、7.5-8.5のpHを有するポ
リマー(ポリマー1)の水溶液を生産した。
【0045】実施例2 本発明における使用に適したポリマーは、以下のように
調製された。イソプロピルアルコール(63.4g)を、2つ
の漏斗、濃縮器、スターラーを備えた500mlのフラスコ
に加えた。一つの漏斗に、20gのメタクリル酸、4.0gの
ポリエチレングリコール(200)モノ−メタクリラート、
4.0gのブチルメタクリラート、2.0gのドデシルメルカプ
タン、及び12gのTrigonox 21(Akzo Nobel Chemical Cor
p.社製のt-ブチルペルオクタノアートエステル)の溶液
を注いだ。他の漏斗に、21.5gのイソプロパノール中の2
2.29gのジメチルエタノールアミンの溶液を注いだ。フ
ラスコ中のイソプロパノールを還流して加熱し、二つの
漏斗の含有物を、2時間に亘り同時に加えた。20gのイ
ソプロピルアルコール中の1.0gのTrigonox 21の溶液を
加え、還流をさらに2時間継続した。水(200ml)をフラ
スコに加え、イソプロピルアルコールを共沸蒸留によっ
て除去した。産物は、34.26%の固体含量と7.86のpHを有
する透明なポリマー塩溶液(ポリマー2)であった。
【0046】実施例3 ポリマーの調製は、窒素圧力の下に維持されている研究
室スケールの連続攪拌タンクリアクター(CSTR)の1リッ
トルの攪拌Parr容器で実施された。モノマー、溶媒、鎖
転移剤、開始剤を、容器の底の近くに延びたディップレ
ッグを通じてリアクターに連続的に送り込んだ。ポリマ
ー、溶媒、未反応モノマー、及び分解産物の反応混合物
を、Parrのふたを通じて取り出し、加熱された溶媒フラ
ッシュ容器内に吸圧調節器を通じて送り込み、そこから
形成された樹脂(the deveolatilized resin)が回収容器
に送り込まれた。蒸気をフラッシュ容器の上部で引き出
し、凝縮し、回収した。
【0047】供給物中のモノマー重量比は、20:40:40の
メタクリル酸:メトキシトリエチルグリコールメタクリ
ラート:ブチルアクリラートであった。モノマーの重量
に基づいて、供給物は、開始剤として12.0%のジ-tert-
ブチルペルオキシドと、鎖転移剤として3%の1-ドデカン
チオールを含んだ。反応溶媒は、全供給の20重量%のエ
トキシエチルプロピオナートであった(モノマーの26.2
重量%)。供給速度は8.0g/分であり、それは約111分の
CSTR中の滞留時間を与えた。CSTRにおける反応温度は、
157から160℃であった。稼働の定常状態の部分の間の溶
媒フラッシュ容器(SFV)における反応温度は180から193
℃の範囲であった。SFVにおける圧力は大気圧であり、
樹脂のポンプは連続的に樹脂を排出した。
【0048】生成したポリマー(ポリマー3)は、3,50
0ドルトンの分子量、-38℃のガラス転移温度、101.9の
酸価を有した。
【0049】実施例4 本発明における使用に適したポリマーは、以下のように
調製された。67.26gのイソプロピルアルコールを含む三
首の500ml丸底フラスコに、漏斗、還流濃縮器、及び磁
性スターラーを備え付けた。イソプロピルアルコールを
還流して加熱した。10.01gのメタクリル酸、18.22gのブ
チルアクリラート、22.37gのポリエチレングリコール(n
=5.6)エチルエーテルメタクリラート、1.02gのドデシル
メルカプタン、6.02gのTrigonox 21(Akzo Nobel Chemic
al Corp.社製のt-ブチルペルオクタノアートエステ
ル)、及び65.28gのイソプロピルアルコールからなるモ
ノマー溶液を、2時間25分の期間に亘り還流中のイソ
プロピルアルコールに滴加した。混合物をさらに2時間
還流し、10.62gのイソプロピルアルコール中の1.0gのTr
igonox 21の溶液を加えた。還流をさらに2時間継続
し、次いで環境温度に冷却させた。溶液を、250mlの丸
底フラスコに少しずつ移し、イソプロピルアルコールを
真空下で除去した。残余の無色の重油を、水中のジメチ
ルアミノエタノールと混合し、30-35%の固体濃度と7.5-
8.5のpHを有するポリマー(ポリマー4)の水溶液を生
産した。
【0050】実施例5 本発明における使用に適したポリマーは、以下のように
調製された。67.26gのイソプロピルアルコールを含む三
首の500ml丸底フラスコに、さらなる漏斗、還流濃縮
器、及び磁性スターラーを備え付けた。イソプロピルア
ルコールを還流して加熱した。10.03gのメタクリル酸、
14.87gのブチルアクリラート、41.76gのポリエチレング
リコール(n=8)メタクリラート、10.35gのN,N-ジメチル
エタノールアミン、1.02gのドデシルメルカプタン、6.0
2gのTrigonox 21(Akzo Nobel Chemical Corp.社製のt-
ブチルペルオクタノアートエステル)、及び65.28gのイ
ソプロピルアルコールからなるモノマー溶液を、2時間
25分の期間に亘り還流中のイソプロピルアルコールに
滴加した。混合物をさらに2時間還流し、10.62gのイソ
プロピルアルコール中に1.0gのTrigonox 21の溶液を加
えた。還流をさらに2時間継続し、次いで環境温度に冷
却した。溶液を250mlの丸底フラスコに少しずつ移し、
イソプロピルアルコールを真空下で除去した。残余の無
色の重油を、水中のジメチルアミノエタノールと混合
し、30-35%の固体濃度と7.5-8.5のpHを有するポリマー
(ポリマー5)の水溶液を生産した。
【0051】実施例6 本発明における使用に適したポリマーは、以下のように
調製された。イソプロピルアルコール(63.4g)を、二つ
の漏斗、濃縮器、及びスターラーを備えた500mlのフラ
スコに加えた。一つの漏斗に、21.51gのメタクリル酸、
39.25gのメトキシトリエチレングリコールメタクリラー
ト、39.25gのブチルメタクリラート、22.29gのN,N-ジメ
チルエタノールアミン、2.0gのドデシルメルカプタン、
及び12gのTrigonox 21(Akzo Nobel Chemical Corp.社製
のt-ブチルペルオクタノアートエステル)の溶液を注い
だ。他のさらなる漏斗に、21.5gのイソプロパノール中
の22.29gのジメチルエタノールアミンの溶液を注いだ。
フラスコ中のイソプロパノールを還流して加熱し、二つ
の漏斗の内容物を2時間に亘り同時に加えた。20gのイ
ソプロピルアルコール中の1.0gのTrigonox 21の溶液を
加え、還流をさらに2時間継続した。水(200ml)をフラ
スコに加え、イソプロピルアルコールを共沸蒸留によっ
て除去した。産物は、透明なポリマー塩溶液(ポリマー
5)であった。
【0052】実施例7 顔料粉砕ベースを、132gの脱イオン水を含む500mlのビ
ーカーに50gのポリマー1と18gのN,N-ジメチルエタノー
ルアミンを加えることによって調製した。混合物を攪拌
し、1時間80℃に加熱し、その時点で前記ポリマーは
溶解して、均一な溶液を生産した。溶液のpHを数滴のさ
らなるN,N-ジメチルエタノールアミンで8.5に調節し、
2.7ミクロンのフィルターで濾過した。
【0053】機械的スターラー、温度計、及び三刃ステ
ンレス攪拌ロッドを備えた300mlのステンレススチール
ビーカーに、104gのポリマー溶液、30.33gの脱イオン
水、21.34gのジエチレングリコール、1.8gの水酸化アン
モニウム、及び33gのHostapermPink E-WD(Clariant Cor
poration社製の顔料)を加えた。混合物を15分攪拌
し、顔料と582gの300-400ミクロンガラスビーズ(Potter
Industries社製)を分散し、二滴のSurfynol 104 E(Air
Products, Inc.社製の湿潤剤)を加えた。混合物を冷却
しながら攪拌し、所望の粒径が得られるまで25-30℃で
温度を維持した。混合物を20ミクロンのフィルターで濾
過し、ガラスビーズを除去した。生成した分散物は、1
5.06%の顔料と11.51%のポリマーを含んだ。平均粒径
は、0.082ミクロンであった。
【0054】実施例8 比較の目的のため、ポリマーを含まないインクジェット
組成物を、16.15部のCab-O-Jet 300(15.5%固体、事前分
散顔料、Cabot Corporation社製)、10部のエチレングリ
コール、10部のLIPONIC(登録商標)EG-1(Lipo Chemical
s, Inc.社製の湿潤剤)、1部のエタノール、及び62.85部
の水を混合することによって調製した。インキのpHを、
水酸化アンモニウムで8.5に調節した。インキは、2.6cP
の粘度と、71.6dynes/cmの表面張力を有した。インキの
濾過を、0.45μmの孔サイズを有する膜フィルターを使
用して実施した。
【0055】この実施例のインクジェット組成物を、He
wlett Packard 51645Aインクジェットプリンターカート
リッジに配置し、Hewlett Packard DESKJET(登録商標)H
P 855 Cse熱性インクジェットプリンターを使用して、
非被覆紙(Nashua Office Products社製のNashua Datapr
int Dual-Purpose Xerographic Bond)に印刷した。イン
キは紙に吹き付けられて数秒内で乾燥し、生成した印刷
画像は、良好な印刷性を有した(1.3の光学密度と良好な
プリントの鋭さ)。微弱な噴射の兆候は観察されなかっ
た。
【0056】乾燥の数分後、印刷画像を耐水性とアクセ
ントマーカー耐性について評価した。耐水性は二つの方
法で試験した。第一に、0.5mLの水滴を、45度の角度で
維持された印刷画像で滑らせた。着色のいくつかの変化
を観察した。第二に、0.5mLの水滴を印刷画像に配置
し、数秒間放置し、次いで指で擦りつけることによって
拭った。顕著な量の着色が変化した。アクセントマーカ
ー耐性は、塩基性及び酸性のアクセントマーカーで印刷
画像を拭くことによって試験した。各タイプのアクセン
トマーカーは、わずかな量の着色を除去した。
【0057】印刷信頼性は、連続した約200-300ページ
の文章を印刷することによって試験した。貯蔵能力は、
一週間室温でジェットプリンターカートリッジに貯蔵し
た後、インク組成物を印刷することによって試験した。
ドットの欠如またはドットの誤配置の数の増大は観察さ
れなかったため、インク組成物の信頼性と安定性は良好
と評価された。
【0058】実施例9 インクジェット組成物を、2.5部のポリマー1、16.15部
(15.5%固体、事前分散顔料)のCab-O-Jet 300(Cabot Cor
poration)、10部のエチレングリコール、10部のLIPONIC
(登録商標)EG-1(Lipo Chemicals Inc.社製の湿潤剤)、
1.0部のエタノール、及び61.35部の水を混合することに
よって調製した。インキのpHを、水酸化アンモニウムで
8.5に調節した。インキは、3.4cPの粘度と、46.7dynes/
cmの表面張力を有した。インキの濾過は、0.45μmの孔
サイズを有する膜フィルターを使用して実施された。
【0059】この実施例のインクジェット組成物を、He
wlett Packard 51645Aインクジェットプリンターカート
リッジに配置し、Hewlett Packard Deskjet(登録商標)H
P 855 Cse熱性インクジェットプリンターを使用して、
非被覆紙(Nashua Dataprint Dual-Purpose Xerographic
Bond, Nashua Office Products)に印刷した。インキは
紙に対する噴射の数秒内で乾燥し、生成した印刷画像
は、良好な印刷性を有した(1.3の光学密度と良好なプリ
ントの鋭さ)、微弱な噴射の兆候は観察されなかった。
【0060】乾燥後数分で、印刷画像を、実施例8に記
載された方法により、耐水性とアクセントマーカー耐性
について評価した。この実施例のポリマー含有インクジ
ェット組成物からの印刷画像は、完全にアクセントマー
カー耐性であり、実施例8で試験された画像に対して耐
水性で優れていた。
【0061】印刷信頼性を、実施例8に記載された方法
により試験した。インキ組成物の信頼性と安定性は、良
好と評価された。
【0062】実施例10 実施例6に記載された方法に引き続き、顔料粉砕ベース
を、ポリマー2とPrintex 300(DeGussa Corp.社製の0.1
712ミクロンの粒径を有するカーボンブラック顔料)を使
用して調製した。インクジェット組成物を、13.67gの粉
砕ベース、6gのジエチレングリコール、3.0gのLIPONIC
(登録商標)EG-11(Lipo Chemicals, Inc.社製の湿潤
剤)、0.6gのN-メチルピロリドン、及び36.77gの水を混
合することによって調製した。インキ組成物は、3.5%の
顔料と2.68%のポリマーを含んだ。インキのpHを、水酸
化アンモニウムで8.0に調製した。インキの濾過を、0.4
5μmの孔サイズを有する膜フィルターを使用して実施し
た。
【0063】この実施例のインクジェット組成物を、He
wlett Packard 5164Aインクジェットプリンターカート
リッジに配置し、Hewlett Packard Deskjet(登録商標)H
P 1600熱性インクジェットプリンターを使用して、非被
覆紙(Nashua Office Products社製のNashua Dataprint
Dual-Purpose Xerographic Bond)に印刷した。インキは
紙に噴射されて数秒内で乾燥し、生成した印刷画像は、
良好な印刷性を有した(1.3の光学密度と良好なプリント
の鋭さ)。微弱な噴射の兆候は観察されなかった。
【0064】乾燥の数分後、印刷画像を、実施例8に記
載された方法を使用して、耐水性とアクセントマーカー
耐性について評価した。この実施例のインクジェット組
成物から得た印刷画像は、完全にアクセントマーカー耐
性であり、実施例8で試験された画像に対して耐水性で
優れていた。
【0065】印刷信頼性を、実施例8の方法により試験
した。信頼性と貯蔵安定性は良好であった。
【0066】実施例11 実施例6に記載された方法に引き続き、顔料粉砕ベース
を、ポリマー2とHostaperm Pink E-WD(Clariant Corp.
社製の0.093ミクロンの粒径を有する顔料)を使用して調
製した。インクジェット組成物を、21.67gの粉砕ベー
ス、10gのジエチレングリコール、3.0gのLIPONIC(登録
商標)EG-11(Lip Chemicals, Inc.社製の湿潤剤)、0.35g
のSurfynol 104-E(Air Products Corporation社製の湿
潤剤)、1.0gのN-メチルピロリドン、及び64.0gの脱イオ
ン水を混合することによって調製した。インキ組成物
は、3.25%の顔料と3.25%のポリマーを含んだ。インキの
pHを、水酸化アンモニウムで8.0に調節した。0.45μmの
孔サイズを有する膜フィルターを使用して、インキの濾
過を実施した。
【0067】この実施例のインクジェット組成物を、He
wlett Packard 51645Aインクジェットプリンターカート
リッジに配置し、Hewlett Packard DESKJET(登録商標)H
P 1600 Cse熱性インクジェットプリンターを使用して、
非被覆紙(Xerox 4200)に印刷した。インキは紙に噴射さ
れて数秒内で乾燥し、生成した印刷画像は、良好な印刷
性を有した(0.97の光学密度と良好なプリントの鋭さ)。
微弱な噴射の兆候は観察されなかった。
【0068】乾燥の数分後、印刷画像を、実施例8に記
載された方法を使用して、耐水性とアクセントマーカー
耐性について評価した。この実施例のインクジェット組
成物から得た印刷画像は、完全にアクセントマーカー耐
性であり、実施例8で試験された画像に対して耐水性で
優れていた。
【0069】実施例12 実施例11のインクジェット組成物を、Epson S020191
インクジェットプリンターカートリッジに配置し、Epso
n Stylus 740ピエゾインクジェットプリンターを使用し
て、非被覆紙(Xerox 4200)に印刷した。インキは紙に噴
射されて数秒内で乾燥し、生成した印刷画像は、良好な
印刷性を有した(1.0の光学密度と良好なプリントの鋭
さ)。微弱な噴射の兆候な観察されなかった。
【0070】乾燥の数分後、印刷画像を、実施例8に記
載された方法を使用して、耐水性とアクセントマーカー
耐性について評価した。この実施例のインクジェット組
成物から得た印刷画像は、完全にアクセントマーカー耐
性であり、実施例8で試験された画像に対して耐水性で
優れていた。
【0071】印刷信頼性を、実施例8の方法により試験
した。信頼性と貯蔵安定性は良好であった。
【0072】実施例13 実施例6に記載された方法に引き続き、一連のインクジ
ェット組成物を、ポリマー1と以下の市販の顔料を使用
して調製した:Chromophtal Yellow 8 GN(CibaSpecialt
y Chemical Corp.社製の0.229ミクロンの粒径を有する
顔料)、Irgalite Blue GLG(Ciba Specialty Chemical C
orp.社製の0.219ミクロンの粒径を有する顔料)、RT-234
D Monstral Magenta(Ciba Specialty Chemical Corp.社
製の0.096ミクロンの粒径を有する顔料)、Monarch 100
(Cabot Corp.社製の0.042ミクロンの粒径を有するカー
ボンブラック顔料)、及びHeliogen Blue D7160TD(BASF
Corp.社製の0.081ミクロンの粒径を有する顔料)。
【0073】本発明の多くの改変及び変形が、前述の教
示に照らして当業者に明らかであろう。それ故、本発明
の範囲は、前述の記載によって制限されないが、むしろ
ここに添付された特許請求の範囲によって規定されるこ
とが理解される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA04 FC01 2H086 BA59 BA61 BA62 4J039 AD10 BC07 BC09 BC12 BC13 BC16 BC19 BC20 BC36 BC54 BE01 BE26 BE30 CA06 EA38 EA41 EA44 EA46 GA24

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)全重量の約60から約98重量%
    の、以下のものを含む水ベースのキャリアー媒体: (1)媒体の全重量の約30重量%までの、アルコール、
    アミド、カルボン酸、エステル、エーテル、グリセリ
    ン、グリコール、グリコールエステル、グリコールエー
    テル、ケトン、ラクタム、ラクトン、スルホン、オルガ
    ノスルホキシド、及びそれらの組み合わせからなる群か
    ら選択される水溶性有機成分、及び(2)媒体残部の水; (b)全重量の約1から約20重量%の、少なくとも一つ
    の顔料;並びに(c)改良添加剤として、以下のもの (1)混合物の約20から約70重量%の、エチレン性不
    飽和モノマー及びそれらの組み合わせからなる群から選
    択される成分、 (2)混合物の約30から約80重量%の、以下の式: 【化1】 [式中、RはHまたはCHであり、RはH、CH
    またはCであり、及びN=3−6である]のグ
    リコールエステルモノマー及びそれらの組み合わせから
    なる群から選択される成分、及び (3)触媒量の少なくとも一つの重合開始剤、を含む混合
    物の重合反応によって生産された、全重量の約0.1か
    ら約20重量%のポリマー;を含む、改良されたインク
    ジェットインキ組成物。
  2. 【請求項2】 前記水ベースのキャリアー媒体が、前記
    インクジェットインキ組成物の全重量の約70から約9
    5重量%含まれる、請求項1記載のインクジェットイン
    キ組成物。
  3. 【請求項3】 前記顔料が、前記インクジェットインキ
    組成物の全重量の約2から約5重量%含まれる、請求項
    1記載のインクジェットインキ組成物。
  4. 【請求項4】 前記ポリマーが、前記インクジェットイ
    ンキ組成物の全重量の約1から約10重量%含まれる、
    請求項1記載のインクジェットインキ組成物。
  5. 【請求項5】 前記ポリマーが、前記インクジェットイ
    ンキ組成物の全重量の約2から約5重量%含まれる、請
    求項1記載のインクジェットインキ組成物。
  6. 【請求項6】 前記ポリマーが、以下のもの: (1)混合物の約55から約65重量%の、エチレン性不
    飽和モノマー及びそれらの組み合わせからなる群から選
    択される成分、 (2)混合物の約35から約45重量%の、以下の式: 【化2】 [式中、RはHまたはCHであり、RはH、CH
    またはCであり、及びN=3−6である]のグ
    リコールエステルモノマー及びそれらの組み合わせから
    なる群から選択される成分、及び (3)触媒量の少なくとも一つの重合開始剤;を含む混合
    物の重合反応によって生産される、請求項1記載のイン
    クジェットインキ組成物。
  7. 【請求項7】 前記ポリマーが、約10から約300の
    範囲の酸価を有する、請求項1記載のインクジェットイ
    ンキ組成物。
  8. 【請求項8】 前記ポリマーが、約500から約10
    0,000の範囲の重量平均分子量を有する、請求項1
    記載のインクジェットインキ組成物。
  9. 【請求項9】 前記ポリマーが、約−35℃から約90
    ℃の範囲の軟化点を有する、請求項1記載のインクジェ
    ットインキ組成物。
  10. 【請求項10】 前記ポリマーが、約90℃未満のガラ
    ス転移温度を有する、請求項1記載のインクジェットイ
    ンキ組成物。
  11. 【請求項11】 前記エチレン性不飽和モノマーが、オ
    レフィン、モノビニリデン芳香族、α,βエチレン性不
    飽和カルボン酸、α,βエチレン性不飽和エステル、及
    びそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求
    項1記載のインクジェットインキ組成物。
  12. 【請求項12】 前記エチレン性不飽和モノマーが、メ
    タクリル酸、アクリル酸、ブチルアクリラート、及びそ
    れらの組み合わせからなる群から選択される、請求項1
    1記載のインクジェットインキ組成物。
  13. 【請求項13】 前記グリコールエステルモノマーが、
    メトキシトリエチレングリコールメタクリラート、ポリ
    エチレングリコールモノ−メタクリラート、ポリエチレ
    ングリコールエチルエーテルメタクリラート、ポリエチ
    レングリコールメタクリラート、及びそれらの組み合わ
    せからなる群から選択される、請求項1記載のインクジ
    ェットインキ組成物。
  14. 【請求項14】 前記インクジェットインキ組成物が、
    アルカリ性のpHを有する、請求項1記載のインクジェ
    ットインキ組成物。
  15. 【請求項15】 前記pHが、約7から約10の範囲内
    にある、請求項13記載のインクジェットインキ組成
    物。
  16. 【請求項16】 前記インクジェットインキ組成物が、
    約20から約70dynes/cmの表面張力を有す
    る、請求項1記載のインクジェットインキ組成物。
  17. 【請求項17】 前記インクジェットインキ組成物が、
    25℃で約15cPより低い粘度を有する、請求項1記
    載のインクジェットインキ組成物。
  18. 【請求項18】 前記重合開始剤が、混合物の全重量の
    約0.5から約5.0重量%含まれる、熱的開始剤、レ
    ドックス開始剤、及びそれらの組み合わせからなる群か
    ら選択される、請求項1記載の方法。
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