JP2003176101A - 水素供給機構 - Google Patents

水素供給機構

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JP2003176101A
JP2003176101A JP2001375374A JP2001375374A JP2003176101A JP 2003176101 A JP2003176101 A JP 2003176101A JP 2001375374 A JP2001375374 A JP 2001375374A JP 2001375374 A JP2001375374 A JP 2001375374A JP 2003176101 A JP2003176101 A JP 2003176101A
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hydrogen gas
gas suction
pipe
suction
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JP2001375374A
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Hirotaka Furuta
田 博 貴 古
Isamu Yasuda
田 勇 安
Yoshinori Shirasaki
崎 義 則 白
Toru Takahashi
橋 徹 高
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Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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    • Y02E60/50Fuel cells

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  • Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 水素分離型改質器における水素ガス製造効率
を低下させること無く、水素吸蔵合金を省略することが
出来る燃料電池用水素供給機構の提供。 【解決手段】 液体水素貯蔵手段22から気化手段42
を介して水素消費側48に連通する第1の系統R1と、
水素分離型改質器32と水素消費側とを連通する第2の
系統R2とが合流43しており、水素分離型改質器より
も水素消費側(下流側)の領域には水素ガス吸引容器2
5が介装されている。該水素ガス吸引容器には、液体水
素貯蔵手段と気化手段とを連通する冷熱配管系(第1の
系統におけるL1、L8)と、温熱を保有する流体(例
えば、水素分離型改質器の燃焼排ガス)が流過する温熱
配管系(例えばL5)とが熱的に連通しており、冷熱配
管系と温熱配管系には開閉手段23、37、35が介装
され、水素ガス吸引容器に対して冷熱或いは温熱を選択
的に投入可能に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料電池等の様に
水素を使用する機器や、燃料電池自動車を対象とする水
素供給ステーション等に対して、水素を供給するための
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、燃料電池、燃料電池搭載車、水素
燃料自動車等へ水素を供給する機構には、製造した水素
を液状でタンクに貯蔵しておいて必要に応じて気化させ
て使用する方法や、メタンガス(CH4)を化学反応さ
せて水素ガスを生成する改質器によって供給する方法、
等が提案されている。
【0003】これに対して、貯蔵した液体水素を気化し
て供給する系統と、改質器により水素ガスを製造する系
統とを併設したハイブリッド式水素供給機構(ハイブリ
ッド式水素供給ステーション)が近年、提案されてい
る。
【0004】図4は、ハイブリッッド式水素供給機構を
示したもので、液体水素タンク2と気化器4で構成され
る第1の系統Rpと、従来型の水素分離型改質器6と水
素吸蔵合金8とで構成される第2の系統Rrとの両系統
から供給される水素をクッションタンク10で合流さ
せ、圧縮機12で昇圧させ、ディスペンサー14で用途
に応じた調圧をして水素消費側20に供給するように構
成されている。
【0005】ここで、水素吸蔵合金8に水素を吸蔵させ
るには水素吸蔵合金8を冷却媒体で冷却して吸引する必
要があり、吸蔵された水素をクッションタンク10に吐
出の際には、水素吸蔵合金8を加熱して水素を吐出させ
る必要がある。図4においては、冷媒を循環させて水素
を吸蔵させるためのポンプ16と冷却塔22が配置され
ている。
【0006】また、水素吸蔵合金8は、水素ガス(H
2)以外の不純物、例えば、水やCO2、CO、ごみ等
によって容易に損傷し、寿命が短縮されるので、その対
策処理とコストを要する欠点がある。
【0007】図5は、近時開発された、水素分離型改質
器を模式的に示している。改質器32は、シェルA32
とその中に配置されたPd合金膜の水素分離管B32
と、シェルA32と水素分離管B32の間に充填された
触媒C32とで構成され、都市ガスCH4が水蒸気改質
反応によってCOと3H2を生成し、CO変成反応によ
ってCO2とH2を生成させる。そして、生成されたH
2は水素分離管B32を透過して改質器32外に導かれ
るように構成されている。
【0008】この水素分離管B32から水素ガスH2を
透過させて外部Tcへ導くには、外部Tcから水素ガス
を吸引して分離効率を上げる必要がある。図4における
水素吸蔵合金8への冷媒循環も、この吸引作用のための
ものである。上述した様に、水素吸蔵合金8は、水素ガ
スH2以外の混合物、例えば水やCO2、CO、ごみ等
によって損傷し易く、寿命が短縮されるので、その対策
処理とコストを要する欠点がある。そのため、水素吸蔵
合金を使用すること無く、水素分離型改質器を使用した
いという要請が存在する。しかし、水素分離型改質器に
おける水素ガス製造効率を低下させること無く、水素吸
蔵合金を省略することが出来る様な技術は未だに提案さ
れていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した従来
技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、水素分離
型改質器における水素ガス製造効率を低下させること無
く、水素吸蔵合金を省略することが出来る水素供給機構
の提供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】発明者は種々研究の結
果、水素ガスを冷却して負圧を発生せしめれば、水素吸
蔵合金を用いること無く、水素ガスを吸引出来ること、
負圧発生に液体水素が保有する冷熱が利用可能であるこ
と、の2点に着目した。
【0011】本発明の水素供給機構は、液体水素貯蔵手
段(液体水素タンク)(22)から気化手段(ベーパラ
イザー)(42)を介して水素消費側(例えば、燃料電
池、燃料電池搭載車、水素燃料自動車、その他)(4
8)に連通する第1の系統(R1)と、水素分離型改質
器(32)と水素消費側(48)とを連通する第2の系
統(R2)とが合流(例えばクッションタンクで合流)
(43)しており、水素分離型改質器(32)よりも水
素消費側(下流側)(48)の領域には水素ガス吸引容
器(水素ガス吸引ベッセル)(25)が介装されてお
り、該水素ガス吸引容器(25)には、液体水素貯蔵手
段(22)と気化手段(42)とを連通する冷熱配管系
(第1の系統(R1)における液体水素貯蔵手段(2
2)と気化手段(42)との間の領域(L1))と、温
熱を保有する流体(例えば、水素分離型改質器(32)
の燃焼排ガス)が流過する温熱配管系(例えば、水素分
離型改質器(32)の燃焼排ガスライン(L5))とが
熱的に連通しており、冷熱配管系(R1)と温熱配管系
(R2)には開閉手段(例えば開閉弁)(23、37、
35)が介装され、水素ガス吸引容器(25)に対して
冷熱或いは温熱を選択的に投入可能に構成されている
(請求項1)。
【0012】係る構成を具備する本発明によれば、液体
水素が保有する冷熱を利用して水素ガス吸引容器(ベッ
セル)(25)を冷却して水素ガスの体積を減少或いは
凝縮せしめることにより、水素ガス吸引容器(25)内
に負圧を発生して、水素分離型改質器(32)から水素
ガスを吸引する。水素ガス吸引容器(25)の容量及び
内圧に相当する量の水素ガスを吸引した後、水素ガス吸
引容器(25)への液体水素の供給を遮断し、例えば水
素分離型改質器(32)の燃焼排ガスライン(温熱配管
系)(L5)内を流れる燃焼排ガス(温熱を保有する流
体)を水素ガス吸引容器(25)に熱的に連通せしめ、
当該ガスが保有する温熱により、水素ガス吸引容器(2
5)内の水素ガスの体積を膨張させ、水素ガス吸引容器
(25)内の圧力を増加して、第1の系統(R1)との
合流点(例えばクッションタンク)(43)に水素ガス
を吐出せしめる。以下、上述した吸引と吐出とを繰り返
すことにより、水素吸蔵合金を有しなくても、水素分離
型改質器(32)で製造された水素ガスを吸い込むこと
が出来るのである。
【0013】本発明において、水素ガス吸引容器(2
5)は複数個設けられており、冷熱配管系(L1)及び
温熱配管系(L5)は水素ガス吸引容器(25)の個数
だけ分岐して各々の水素ガス吸引容器(25)に連通し
ているのが好ましい(請求項2)。
【0014】ここで、水素ガス吸引容器が1つのみであ
っても良い。但し、吸引した水素ガスを水素ガス吸引容
器(25)から吐出する際に、水素ガスの吸引が出来な
くなり、水素分離型改質器(32)の性能低下の恐れが
ある。連続的な吸引を可能とするため、水素ガス吸引容
器(25)は複数具備することが好ましい。
【0015】水素ガス吸引容器(25)の個数は、2つ
に限定されるものではない。3個以上設けることも可能
である。その様な場合、例えば、1つの吸引容器(2
5)は冷却されて水素ガスを吸引し、他の吸引容器(2
5)は加熱されて、液化した吸引した水素ガスの吐出を
させるようにすることが可能である。
【0016】吸引する水素ガス吸引容器(25)
(系)、吐出する水素ガス吸引容器(25A)(系)と
が最低1つずつあれば、水素分離型改質器(32)から
水素を連続吸引することが出来る。上記において、冷却
は液体水素の冷熱を使用し、加熱は改質器(32)排ガ
スが保有する熱量で例えば200℃まで加熱する。改質
器を出る水素ガスの温度は問わない。バルブの開閉は水
素ガス吸引容器(25)内の圧力により行う。後記実施
形態の例であれば、吸引時は−0.2atmG(ゲージ
圧)、圧縮時は0.5atmG(ゲージ圧)でバルブの
切換えをする。この制御は、自動制御には限定すること
なく、マニュアル制御も可能である。
【0017】温熱としては、改質器の排ガスが保有する
熱量には限定しないで、水素供給機構(水素供給ステー
ション)における各種排熱が利用可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】図1に本発明の水素供給機構の第
1実施形態を示している。図1において、水素供給機構
は、液体水素貯蔵手段の液体水素タンク22と、気化手
段のベーパライザー42と、液体水素タンク22からベ
ーパライザー42を介して水素消費側48に連通する第
1の系統R1と、水素分離型改質器32と、水素分離型
改質器32から水素消費側48に連通する第2の系統R
2と、第1、第2水素ガス吸収容器25、25Aと、で
主要構成がなされている。
【0019】液体水素タンク22は、別途製造された液
体水素を貯蔵するタンクで、液体水素を輸送する冷熱配
管系の1つである第1冷熱配管L1を介して第1水素ガ
ス吸引容器(以降、第1水素ガス吸引ベッセルと呼称す
る。)25に連通されている。第1冷熱配管L1には、
開閉手段の第1開閉弁23が介装されている。
【0020】第1冷熱配管L1に、開閉手段の第2開閉
弁27を介装した冷熱配管系の1つである第2冷熱配管
L2が分岐部B1で分岐され、第2水素ガス吸引容器
(以降、第2水素ガス吸引ベッセルと呼称する。)25
Aに連通されている。
【0021】第1水素ガス吸引ベッセル25は、内部に
中空なカプセル状のカプセル体26を備えたシェル25
aで形成され、吸入口25iと吐出口25oが設けられ
ている。
【0022】カプセル体26の内部に、熱交換器24が
配置されていて、一方は第1冷熱配管L1に連結され、
他方は次記する冷熱配管系の1つである第3冷熱配管L
8に連結されている。カプセル体26に、水素分離型改
質器32に連通する第1水素ガス吸引管L3が第3開閉
弁33を介装して連通され、第8開閉弁38を介装した
第2水素ガス管L9によってクッションタンク43に連
通されている。カプセル体26に、内部の圧力を計測す
る第1圧力センサP1と、内部の温度を計測する第1温
度センサT1が設けられている。
【0023】第2水素ガス吸引ベッセル25Aは、内部
に中空なカプセル状のカプセル体26Aを備えたシェル
25Aaで形成され、吸入口25iAと吐出口25Ao
が設けられている。
【0024】カプセル体26Aの内部に、熱交換器24
Aが配置されていて、一方は第2冷熱配管L2に連結さ
れ、他方は次記する冷熱配管系の1つである第4冷熱配
管L10に連結されている。カプセル体26Aに、水素
分離型改質器32に連通する第2水素ガス吸引管L4が
第4開閉弁34を介装して連通され、第10開閉弁40
を介装した第2水素ガス管L11によって第2水素ガス
管L9と合流する第2合流部G2にに連通されている。
カプセル体26Aに、内部の圧力を計測する第2圧力セ
ンサP2と、内部の温度を計測する第2温度センサT2
が設けられている。
【0025】第1と第2水素ガス吸引ベッセル25、2
5Aは、実質的に同形態である。
【0026】第3冷熱配管L8は、開閉手段の第7開閉
弁37及び第1合流部G1を介してベーパライザー42
に連通されている。第4冷熱配管L10は、開閉手段の
第9開閉弁39を介装して上記第1合流部G1に連通さ
れている。
【0027】水素分離型改質器32は、図示しないCH
4供給源に連通され、図5で示した改質器32と同機能
を有して構成されていて、分離された水素ガスが輸送さ
れる第1水素ガス供給管L3によって前記中空カプセル
体26に連通されている。第1水素ガス供給管L3に、
第2分岐部B2が設けられ、第2分岐部B2は第4開閉
弁34を介装した第2水素吸引管L4よって前記中空カ
プセル体26Aに連通されている。
【0028】水素分離型改質器32に、改質に要した燃
焼排ガスを排出流過する温熱配管である第1温熱配管L
5が連結され、第1温熱配管L5は第3分岐部B3と開
閉弁である第5開閉弁35を介装して水素ガス吸引ベッ
セル25の入り口部25iに連通されている。また、第
3分岐部B3は、開閉手段の第6開閉弁36を介装した
第2温熱配管L6によって水素ガス吸引ベッセル25A
の入り口部25Aiに連通されている。
【0029】このようにして、第1、第2温熱配管L
5、L6は、前記第1、第2冷熱配管L1、L2が開の
ときに閉とし、第1、第2冷熱配管L1、L2が閉のと
きに開とするように選択的に、温熱或いは冷熱を前記第
1、第2水素ガス吸引ベッセル25或いは25Aに投入
可能になっている。
【0030】ベーパライザー42は、第1または第2水
素ガス吸引ベッセル25、25Aで冷熱を放出した液体
水素を気化させる機能を有して構成され、管L12によ
ってクッションタンク43に連通されている。
【0031】クッションタンク43は、ベーパライザー
42を介した水素と、第1または第2カプセル体26ま
たは26Aを介した水素と、を圧力及び温度を均一化す
る機能を有して構成され、管L13によって圧縮機L4
に連通されている。
【0032】圧縮機44は、各種の水素消費側48の使
用にたえる水素圧力に水素を昇圧させる機能を有して構
成され、管L14によってディスペンサー45に連通さ
れている。
【0033】ディスペンサー45は、各種の水素消費側
48の使用に応じた調圧その他の機能を有し、必要時に
管L15を介して水素消費側48に連通するよう構成さ
れている。
【0034】上記構成において、液体水素タンク22か
ら水素ガス吸引ベッセル25、25A、ベーパライザー
42と、クッションタンク43と、圧縮機44と、ディ
スペンサー45とを経由して水素消費側48に連通する
経路が冷熱配管系L1、L8、L2、L10を含む第1
の系統R1である。
【0035】また、水素分離型改質器32から水素ガス
吸引ベッセル25、25A、とクッションタンク43
と、圧縮機44と、ディスペンサー45とを経由して水
素消費側48に連通する経路が温熱配管系L5、L6を
含む第2の系統R2であり、第1、第2の系統R1、R
2は、水素ガス吸引ベッセル25、25Aで熱的に連通
し、クッションタンク43で合流している。
【0036】次に、上記構成の本発明の操作を実施する
に当って、水素分離型改質器32で製造した水素ガスを
水素ガス吸引ベッセル25、25Aに吸引する吸引工程
と、水素ガス吸引ベッセル25、25Aに吸引された水
素ガスを水素消費側48に吐出する吐出工程とからなる
サイクルの1例について、図1及び図5を参照して説明
する。
【0037】最初に吸引工程を説明する。簡単のため
に、第1水素ガス吸引ベッセル25について説明する。
水素分離型改質器32で製造された水素ガスは、図5に
おける水素分離管B32を透過して、外部Tcに相当す
る第1水素ガス吸引ベッセル25の第1中空カプセル体
26に連通している。
【0038】図1において、水素ガスの入口側の第3開
閉弁33が開で、出口側の第8開閉弁38を閉の状態に
しておく。カプセル体26内の状態は例えば200℃
(473K)、0.5atmG(ゲージ圧)である。そ
して、第1開閉弁23を開いて−260℃の(極低温
の)液体水素を第1熱交換器24に導き、冷却させる。
なお、図1中の開閉弁の黒塗りは閉止、白は開の状態を
示している。
【0039】分離水素ガスは第1熱交換器24によって
冷却され、温度低下と共に容積減少により圧力が減少す
る。前記状態の水素ガスを例えば−100℃(173
K)まで冷却させると、{PV=nRT}の公知の関係
から、{P=1.5x173/473=0.549at
m(−0.451atmG)}の負圧になる。この大気
圧基準で{−0.451atmG、−100℃}の状態
で、水素分離型改質器32から水素ガスを第1中空カプ
セル体26に吸引する。第1中空カプセル体26内の水
素ガスが−0.2atmGに達した時点で第3開閉弁3
3及び第1開閉弁23を閉止して吸引を停止する。ここ
までが、吸引工程である。
【0040】次に吐出工程に移る。これまで閉止してい
た第5開閉弁35を開にして、燃焼排ガスを吸入口25
iからシェル25a内に導き第1中空カプセル体26を
加熱させる。第1中空カプセル体26を加熱させ、例え
ば、−100℃、−0.2atmGの水素ガスを+20
0℃(473K)まで昇温させる。これによって、{P
=0.8x473/173=2.187atm(=1.
187atmG)}となって、大気圧基準で+1.18
7atmの圧力状態になる。上記圧力状態で、第5開閉
弁35を閉止して、加熱を停止する。次いで、第8閉止
弁38を開とし、水素ガスをクッションタンク43に圧
送する。例えば、第1中空カプセル体26内の内圧が、
0.5atmGとなるまで放出(圧送)する。
【0041】上記の吸引工程及び吐出工程の1サイクル
によって、第1水素ガス吸引ベッセル25からクッショ
ンタンク43に吐出する分離水素ガス量は、第1中空カ
プセル体26の実容積がVの場合では、{V(1.18
7−0.5)x273/473=Vx0.397}とな
って、実容積の0.397倍の吐出量、即ち、吸引量と
なる。
【0042】上記の操作は、第1中空カプセル体26に
設けられた第1圧力センサP1と第1温度センサT1を
基準に手動で行うが、自動制御でもよい。
【0043】上記は、第1水素ガス吸引ベッセル25に
ついてのサイクルであって、本発明では第2水素ガス吸
引ベッセル25Aを並列に設けているので、第1水素ガ
ス吸引ベッセル25と第2水素ガス吸引ベッセル25A
のサイクルを逆にすれば、前記の2倍の分離水素ガス量
をクッションタンク43に供給できる。
【0044】図2は、 本発明の第2実施形態の水素ガ
ス吸引ベッセルが3ヶの例を示すブロック構成を示して
いる。図2において、水素供給機構は、液体水素貯蔵手
段の液体水素タンク22と、気化手段のベーパライザー
42と、液体水素タンク22からベーパライザー42を
介して水素消費側48に連通する第1の系統R1Bと、
水素分離型改質器32と、水素分離型改質器32から水
素消費側48に連通する第2の系統R2Bと、第1、第
2、第3水素ガス吸引ベッセル25、25A、25B
と、で主要構成がなされている。以下、図1の第1実施
形態と異なる部分を主体に説明する。
【0045】液体水素タンク22は、別途製造された液
体水素を貯蔵するタンクで、液体水素を輸送する第1冷
熱配管L1を介して第1水素ガス吸引ベッセル25に連
通されている。第1冷熱配管L1には、開閉手段の第1
開閉弁23が介装されている。
【0046】第1冷熱配管L1に、開閉手段の第2開閉
弁27を介装した第2冷熱配管L2が分岐部B1で分岐
され、第2水素ガス吸引ベッセル25Aに連通されてい
る。
【0047】また、第1冷熱配管L1に、第11開閉弁
42Vを介装した第5の冷熱配管L13が分岐部B0で
分岐され、第3水素ガス吸引ベッセル25Bに連通され
ている。
【0048】第1水素ガス吸引ベッセル25は、内部に
中空なカプセル状の第1カプセル体26を備えたシェル
25aで形成され、吸入口25iと吐出口25oが設け
られている。
【0049】第1カプセル体26の内部に、熱交換器2
4が配置されていて、一方は第1冷熱配管L1に連結さ
れ、他方は次記する冷熱配管系の1つである第3冷熱配
管L8に連結されている。第1カプセル体26に、水素
分離型改質器32に連通する第1水素ガス吸引管L3が
第3開閉弁33を介装して連通され、第8開閉弁38を
介装した第2水素ガス管L9によってクッションタンク
43に連通されている。カプセル体26に、内部の圧力
を計測する第1圧力センサP1と、内部の温度を計測す
る第1温度センサT1が設けられている。
【0050】第2水素ガス吸引ベッセル25Aは、内部
に中空なカプセル状の第2カプセル体26Aを備えたシ
ェル25Aaで形成され、吸入口25iAと吐出口25
Aoが設けられている。
【0051】カプセル体26Aの内部に、熱交換器24
Aが配置されていて、一方は第2冷熱配管L2に連結さ
れ、他方は次記する冷熱配管系の1つである第4冷熱配
管L10に連結されている。カプセル体26Aに、水素
分離型改質器32に連通する第2水素ガス吸引管L4が
第4開閉弁34を介装して連通され、第10開閉弁40
を介装した第2水素ガス管L11によって第2水素ガス
管L9と合流する第2合流部G2にに連通されている。
カプセル体26Aに、内部の圧力を計測する第2圧力セ
ンサP2と、内部の温度を計測する第2温度センサT2
が設けられている。
【0052】第3水素ガス吸引ベッセル25Bは、内部
に中空なカプセル状の第3カプセル体26Bを備えたシ
ェル25Baで形成され、吸入口25iBと吐出口25
Boが設けられている。
【0053】カプセル体26Bの内部に、熱交換器24
Bが配置されていて、一方は第5の冷熱配管L13に連
結され、他方は後記する第6の冷熱配管L12に連結さ
れている。カプセル体26Bに、水素分離型改質器32
に連通する第3水素ガス吸引管L17が第11開閉弁5
0を介装して連通され、また、第13開閉弁52を介装
した第4水素ガス管L15によって第2水素ガス管L9
と合流する第2合流部G2にに連通されている。カプセ
ル体26Bに、内部の圧力を計測する第3圧力センサP
3と、内部の温度を計測する第3温度センサT3が設け
られている。第1、第2、第3水素ガス吸引ベッセル2
5、25A、25Bは、実質的に同形態である。
【0054】第3冷熱配管L8は、開閉手段の第7開閉
弁37及び第1合流部G1を介してベーパライザー42
に連通されている。第4冷熱配管L10は、開閉手段の
第9開閉弁39を介装して上記第1合流部G1に連通さ
れている。第6の冷熱配管L12は、開閉手段の第14
開閉弁53を介装して上記第1合流部G1に連通されて
いる。
【0055】水素分離型改質器32は、図示しないCH
4供給源に連通され、図5で示した改質器32と同機能
を有して構成されていて、分離された水素ガスが輸送さ
れる第1水素ガス供給管L3によって前記中空カプセル
体26に連通されている。
【0056】第1水素ガス供給管L3に、第2分岐部B
2が設けられ、第2分岐部B2は第4開閉弁34を介装
した第2水素吸引管L4よって前記中空カプセル体26
Aに連通されている。また、第1水素ガス供給管L3
に、第5分岐部B5が設けられ、第5分岐部B5は第1
1開閉弁50を介装した第3水素吸引管L17によって
前記中空カプセル体26Bに連通されている。
【0057】水素分離型改質器32に、改質に要した燃
焼排ガスを排出する温熱配管である第1温熱配管L5が
連結され、第1温熱配管L5は第4分岐部B4と開閉弁
である第12開閉弁51を介装して第3水素ガス吸引ベ
ッセル25Bの吸入口25iBに連通されている。第4
分岐部B4は、分岐管で温熱配管でもある第3温熱配管
L18が開閉手段の第12開閉弁51を介装して水素ガ
ス吸引ベッセル25Bの吸入口25iBに連通されてい
る。
【0058】ベーパライザー42は、第1、第2、第3
水素ガス吸引ベッセル25、25A、25Bで冷熱を放
出した液体水素を気化させる機能を有して構成され、管
L12によってクッションタンク43に連通されてい
る。
【0059】クッションタンク43は、ベーパライザー
42を介した水素と、第1、第2、第3カプセル体2
6、26A、26Bを介した水素ガスと、を圧力及び温
度を均一化する機能を有して構成され、管L13によっ
て圧縮機L4に連通されている。
【0060】圧縮機44は、各種の水素消費側48の使
用にたえる水素圧力に水素を昇圧させる機能を有して構
成され、管L14によってディスペンサー45に連通さ
れている。
【0061】ディスペンサー45は、各種の水素消費側
48の使用に応じた調圧その他の機能を有し、必要時に
管L15を介して水素消費側48に連通するよう構成さ
れている。
【0062】上記構成において、液体水素タンク22か
ら水素ガス吸引ベッセル25、25A、25Bと、ベー
パライザー42と、クッションタンク43と、圧縮機4
4と、ディスペンサー45とを経由して水素消費側48
に連通する経路が冷熱配管系L1、L8、L2、L1
0、L13、L12を含む第1の系統R1Bである。
【0063】また、水素分離型改質器32から水素ガス
吸引ベッセル25、25A、25Bとクッションタンク
43と、圧縮機44と、ディスペンサー45とを経由し
て水素消費側48に連通する経路が温熱配管系L5、L
6、L18を含む第2の系統R2Bであり、第1、第2
の系統R1B、R2Bは、水素ガス吸引ベッセル25、
25A、25Bで熱的に連通し、クッションタンク43
で合流している。
【0064】次に、上記構成の第2実施形態の作用を、
図2を参照して、図1と異なる作用を主体に説明する。
個々の第1、第2、第3水素ガス吸引ベッセル25、2
5A、25Bにおける吸引工程と吐出工程は、前記第1
実施形態で説明と同じである。運転要領としては、第
1、第2、第3水素ガス吸引ベッセル25、25A、2
5Bにおける吸引工程と吐出工程の各サイクルを、全体
として無駄時間をなくすように運転させる。
【0065】本水素供給機構が始動して第1の系統R1
Bによって負圧で第1水素ガス吸引ベッセル25内に所
定圧まで分離水素ガスを吸引する。この過程で第1の系
統R1Bで冷熱を放出した液体水素はベーパライザー4
2を経てクッションタンク43に供給される。
【0066】第1の系統R1Bによって所定圧になった
分離水素ガスは、次いで温熱配管L5またはL6によっ
て加熱され昇圧してクッションタンク43に水素ガスを
供給する。
【0067】上記第1水素ガス吸引ベッセル25を、加
熱し昇圧する工程では、第2水素ガス吸引ベッセル25
A内に第1の系統によって分離水素ガスを吸引する吸引
工程をはじめる。吸引工程が完了後は、温熱配管L5ま
たはL6によって吐出工程に入る。
【0068】第2水素ガス吸引ベッセル25Aの吐出工
程時に、第3水素ガス吸引ベッセル25Bの吸引工程を
はじめる。そして吐出工程に入る。
【0069】第3水素ガス吸引ベッセル25Bの吐出工
程時に、第1水素ガス吸引ベッセル25の吸引工程をは
じめる。
【0070】このように、全構成での吸入工程と吐出工
程を連続させるようにし、第1及び第2系統R1B、R
2Bの閉止時間をなくすようにして、分離水素ガスの製
造をする。
【0071】図3は、第3実施形態であって、水素ガス
吸引ベッセルが1個のみ設けられている実施形態を示
す。前記図1の第1実施形態と異なる部分を主体に説明
する。図1と同じ形態の装置は、原則として同じ符号を
使用して説明する。
【0072】図3において、水素供給機構は、液体水素
貯蔵手段の液体水素タンク22と、気化手段のベーパラ
イザー42と、液体水素タンク22からベーパライザー
42を介して水素消費側48に連通する第1の系統R1
Cと、水素分離型改質器32と、水素分離型改質器32
から水素消費側48に連通する第2の系統R2Cと、水
素ガス吸引ベッセル25とで主要構成がなされている。
【0073】液体水素タンク22は、別途製造された液
体水素を貯蔵するタンクで、液体水素を輸送する冷熱配
管系の1つである第1冷熱配管L1を介して水素ガス吸
引ベッセル25に連通されている。第1冷熱配管L1に
は、開閉手段の第1開閉弁23が介装されている。
【0074】水素ガス吸引ベッセル25は、内部に中空
なカプセル状のカプセル体26を備えたシェル25aで
形成され、吸入口25iと吐出口25oが設けられてい
る。カプセル体26の内部に、熱交換器24が配置され
ていて、一方は第1冷熱配管L1に連結され、他方は後
記する第3冷熱配管L8に連結されている。
【0075】カプセル体26に、水素分離型改質器32
に連通する第1水素ガス吸引管L3が第3開閉弁33を
介装して連通され、第8開閉弁38を介装した第2水素
ガス管L9によってクッションタンク43に連通されて
いる。また、カプセル体26に、内部の圧力を計測する
圧力センサP1と、内部の温度を計測する温度センサT
1が設けられている。
【0076】第1水素ガス吸引管L3は、分岐点B31
からバイパス配管L30が分岐している。バイパス配管
L30には開閉弁131が介装されており、合流点G3
1にて第2水素ガス管L9に合流している。なお、第3
冷熱配管L8は、開閉手段の第7開閉弁37を介装して
ベーパライザー42に連通されている。
【0077】水素分離型改質器32は、図示しないCH
4供給源に連通され、図5で示した改質器32と同機能
を有して構成されていて、分離された水素ガスが輸送さ
れる第1水素ガス供給管L3によって前記中空カプセル
体26に連通されている。水素分離型改質器32に、改
質に要した燃焼排ガスを排出する温熱配管である温熱配
管L5が連結され、温熱配管L5は開閉弁である第5開
閉弁35を介装して水素ガス吸引ベッセル25の入り口
部25iに連通されている。
【0078】ベーパライザー42は、水素ガス吸引ベッ
セル25で冷熱を放出した液体水素を気化させる機能を
有して構成され、管L12によってクッションタンク4
3に連通されている。
【0079】クッションタンク43は、ベーパライザー
42を介した水素と、カプセル体26を介した水素ガス
とを、圧力及び温度を均一化する機能を有して構成さ
れ、管L13によって圧縮機L4に連通されている。圧
縮機44は、各種の水素消費側48の使用にたえる水素
圧力に水素を昇圧させる機能を有して構成され、管L1
4によってディスペンサー45に連通されている。
【0080】ディスペンサー45は、各種の水素消費側
48の使用に応じた調圧その他の機能を有し、必要時に
管L15を介して水素消費側48に連通するよう構成さ
れている。
【0081】上記構成の水素供給機構における水素分離
型改質器32から分離水素ガスを第1の系統R1Cによ
って水素ガス吸引ベッセル25に吸引する吸引工程と、
水素ガス吸引ベッセル25に吸引された分離水素ガスを
温熱配管L5の開通によって加熱し、昇圧させクッショ
ンタンク43に供給する吐出工程は、第1実施形態と実
質的に同じである。
【0082】但し、本第3実施形態では、水素ガス吸引
ベッセルが1個のみ設けられているので、吸引及び吐出
の基準となる中空カプセル体26内の温度、圧力によっ
て操作する開閉弁の数量が少なく、設備コストが低く、
作業及び点検が容易である。また、吐出工程に際して
は、開閉弁33を閉鎖すると共に、バイパスラインL3
0に介装された開閉弁131を開放する。水素分離型改
質器32で生成・分離された水素ガスは、その自圧によ
り、バイパスラインL30を介してクッションタンク4
3(この場合、略大気圧で運転されている)に送出され
るのである。
【0083】図示の実施形態はあくまでも例示であり、
本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記載ではない。そ
して、図示の実施形態において上げられた各種数値も単
なる「例」であり、本発明の技術的範囲について、数値
限定をする趣旨ではない旨を付記する。
【0084】
【発明の効果】本発明の作用効果を、以下に列記する。 (1) 本発明によれば、水素ガス吸引ベッセルを設け
て、液体水素の冷熱で水素分離型改質器で製造した水素
ガスを冷却して負圧を生じさせ、改質器から水素ガスを
吸引させるので、水素吸蔵合金を使用せずに効率的に水
素を製造できる。 (2) 水素ガス吸引ベッセルに吸引した水素ガスを、
改質器で使用した燃焼排ガスによって加熱、昇圧して吐
出させるので、燃焼排ガスを有効利用できる。 (3) ベーパライザーで気化した液体水素と改質器で
製造した水素ガスを、クッションタンク43で圧力及び
温度を均一化させ、圧縮機で所定圧に昇圧させ、ディス
ペンサーで用途に応じた調合にするので、一貫したシス
テムとして各種用途にたえる仕様で供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すブロック構成図。
【図2】本発明の第2実施形態の水素ガス吸引ベッセル
が3ヶの例を示すブロック構成図。
【図3】本発明の第3実施形態の水素ガス吸引ベッセル
が1ヶの例を示すブロック構成図。
【図4】従来のハイブリッッド式水素供給機構を示すブ
ロック構成図。
【図5】水素吸蔵合金を使用しない水素分離型改質器を
模式的に示す構成図。
【符号の説明】
22・・・液体水素タンク 23・・・第1開閉弁 24・・・第1熱交換器 24A・・第2熱交換器 25・・・第1水素ガス吸引ベッセル 25A・・第2水素ガス吸引ベッセル 26・・・第1中空カプセル体 26A・・・第2中空カプセル体 27・・・第2開閉弁 32・・・水素分離型改質器 33・・・第3開閉弁 34・・・第4開閉弁 35・・・第5開閉弁 36・・・第6開閉弁 37・・・第7開閉弁 38・・・第8開閉弁 39・・・第9開閉弁 40・・・第10開閉弁 42・・・ベーパライザー 43・・・クッションタンク 44・・・圧縮機 45・・・ディスペンサー R1・・・第1の系統 R2・・・第2の系統 L1、L2、L8、L10・・・第1、2、3、4冷熱
配管 L3、L4・・・第1、第2水素ガス吸引管 L9、L11・・・第1、第2水素ガス管 L5、L6・・・第1、第2温熱配管 B1、B2、B3・・・第1、第2、第3分岐部 G1、G2・・・第1、第2合流部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白 崎 義 則 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 高 橋 徹 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 Fターム(参考) 4G040 AB01 EA03 EA06 EB33 5H027 AA02 BA01 BA13 BA16 MM01 MM08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体水素貯蔵手段から気化手段を介して
    水素消費側に連通する第1の系統と、水素分離型改質器
    と水素消費側とを連通する第2の系統とが合流してお
    り、水素分離型改質器よりも水素消費側の領域には水素
    ガス吸引容器が介装されており、該水素ガス吸引容器に
    は、液体水素貯蔵手段と気化手段とを連通する冷熱配管
    系と、温熱を保有する流体が流過する温熱配管系とが熱
    的に連通しており、冷熱配管系と温熱配管系には開閉手
    段が介装され、水素ガス吸引容器に対して冷熱或いは温
    熱を選択的に投入可能に構成されていることを特徴とす
    る水素供給機構。
  2. 【請求項2】 水素ガス吸引容器は複数個設けられてお
    り、冷熱配管系及び温熱配管系は水素ガス吸引容器の個
    数だけ分岐して各々の水素ガス吸引容器に連通している
    請求項1の水素供給機構。
JP2001375374A 2001-12-10 2001-12-10 水素供給機構 Pending JP2003176101A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010208913A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Kawasaki Heavy Ind Ltd ハイブリッド水素供給ステーション

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010208913A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Kawasaki Heavy Ind Ltd ハイブリッド水素供給ステーション

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