JP2003175105A - 麻酔深度測定装置 - Google Patents

麻酔深度測定装置

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JP2003175105A
JP2003175105A JP2001377083A JP2001377083A JP2003175105A JP 2003175105 A JP2003175105 A JP 2003175105A JP 2001377083 A JP2001377083 A JP 2001377083A JP 2001377083 A JP2001377083 A JP 2001377083A JP 2003175105 A JP2003175105 A JP 2003175105A
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pulse wave
anesthesia
pulse
anesthesia depth
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JP2001377083A
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Shinji Kondo
針次 近藤
Toshihiro Honda
俊宏 本田
Noriaki Sakakibara
則彰 榊原
Toru Takemoto
亨 竹本
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K and S KK
Kyoho Machine Works Ltd
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K and S KK
Kyoho Machine Works Ltd
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 麻酔深度を高精度に測定することができる麻
酔深度測定装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 麻酔深度測定装置1は脈波測定装置2
0、発汗量測定装置30、を備えており、これら各装置
20、30から検出された脈波振幅信号、脈拍信号血中
酸素飽和量信号、発汗量信号はデータ処理装置10に取
り込まれる。データ処理装置10は取り込まれた各信号
に基づいて脈波振幅データA、脈拍データB、発汗量デ
ータC、血中酸素飽和量データDを算出し、これら各生
体データに基づきそれぞれ麻酔深度(T1〜T3)を算
出する。その後、各麻酔深度(T1〜T3)を加算して
総合麻酔深度Tが算出されモニタ40に表示される。よ
って、総合麻酔深度Tを複数の生体データに基づいて算
出することで、単一の生体データに基づいて麻酔深度T
を算出する場合に比較して高精度のものが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、麻酔深度測定装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、麻酔を伴う治療を行う場合、
投与される麻酔の量は医師の経験に委ねられている。一
方、麻酔の効き具合は個人差が大きく、同量だけ投与し
た場合でも人によっては効き過ぎであったり、逆に、不
十分であったりする。そこで、医師は麻酔の投与中に臨
床兆候、例えば血圧、心拍数、発汗、流涙、瞳孔径等を
確実にモニターする必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの兆候
をモニターしても、これら個々のパラメータは反応に個
体差があり麻酔深度との対応関係が必ずしも一致せず正
確な麻酔深度を得ることが出来ないという問題が懸念さ
れた。また、単に臨床兆候をモニターするだけでは麻酔
深度を数量的に知ることも困難な状況にある。本発明は
上記のような事情に基づいて完成されたものであって、
麻酔深度を高精度に測定することができる麻酔深度測定
装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、被験者の脈波振幅
の時間的変化を測定する脈波検出手段と、被験者の脈拍
の時間的変化を測定する脈拍検出手段と、被験者の発汗
量の時間的変化を測定する発汗量検出手段とからなる検
出部と、前記脈波検出手段から得られる脈波振幅信号、
前記脈拍検出手段から得られる脈拍信号、前記発汗量検
出手段から得られる発汗量信号を連続して取り込んで演
算処理を行い脈波振幅データA、脈拍データB、発汗量
データCを算出しつつ、麻酔導入前の所定時期における
前記脈波振幅データの平均値Ao、前記脈拍データの平
均値Bo及び前記発汗量データの平均値Coを算出し、
これら平均値Ao、Bo、Coと麻酔導入後の任意の測
定時期における前記脈波振幅データAの値At、前記脈
拍データBの値Bt、前記発汗量データCの値Ctに基
づいて脈波麻酔深度T1、発汗量麻酔深度T2を以下の
式に従って算出し、 T1=(At×Bt−k1×Ao×Bo)/(k2×A
o×Bo) T2=(Ct−k3×Co)/(k4×Co) k1、k2、k3、k4は定数 更に、得られた脈波麻酔深度T1及び発汗量麻酔深度T
2に基づいて総合麻酔深度T(T=T1+T2)を算出
する演算手段と、この演算手段により求められた総合麻
酔深度Tを表示する表示手段とを備えてなる構成とした
ところに特徴を有する。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記検出部は前記脈波検出手段、前記脈拍検
出手段、前記発汗量検出手段に加えて、前記被験者の血
中酸素飽和量の時間的変化を測定する血中酸素飽和量検
出手段と、前記被験者の1心拍血流量の時間的変化を測
定する1心拍血流量検出手段とのうち少なくともいずれ
か1つの検出手段を備えつつ、これら検出手段から得ら
れる血中酸素飽和量信号及び1心拍血流量信号に基づい
て血中酸素飽和量データD及び1心拍血流量データEを
算出するとともに前記血中酸素飽和量データDの初期値
Do及び前記1心拍血流量データEの初期値Eoを算出
し、これら平均値Do、Eoと麻酔導入後の任意の測定
時期における前記血中酸素飽和量データDの値Dt、前
記1心拍血流量データEの値Etに基づいて血中酸素飽
和量麻酔深度T3及び血中酸素飽和量麻酔深度T4のう
ち少なくとも1つを以下の式に従って算出し、 T3=(Dt−k5×Do)/(k6×Do) T4=(Et−k7×Eo)/(k8×Eo) k5〜k8は定数 算出された当該麻酔深度と前記脈波麻酔深度T1と前記
発汗量麻酔深度T2とを合算することで前記総合麻酔深
度Tを算出するところに特徴を有する。
【0006】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>麻酔の効き
具合(麻酔深度)を数値的に判断する場合に、麻酔深度
と被験者の脈波振幅、脈拍及び発汗量はいずれもよく対
応するパラメータである。そこで、請求項1では、被験
者の生体データとして脈波振幅データA、脈拍データB
及び発汗量データCを測定し、これら生体データに基づ
いて麻酔深度Tが算出される。そのため、単一の生体デ
ータに基づいて麻酔深度Tを算出する場合に比較して高
精度のものが得られる。
【0007】<請求項2の発明>請求項2の発明によれ
ば、検出手段は脈波検出手段、脈拍検出手段、発汗量検
出手段に加えて、1心拍血流量手段及び血中酸素飽和量
手段のうち少なくとも1つが備えられており、総合麻酔
深度Tは脈波麻酔深度T1、発汗量麻酔深度T2及び加
えられた検出手段から得られる生体データに基づいて算
出された麻酔深度(T3、T4のうち少なくとも1つ)
より算出される。すなわち、出願人の知見によれば、1
心拍血流量、血中酸素飽和量はいずれも麻酔深度との関
連性の高いパラメータである。そのため、これら生体デ
ータを加味することで更に麻酔深度を正確に把握するこ
とができる。
【0008】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>本発明の第1実
施形態を図1ないし図6を参照して説明する。図1は本
実施形態における麻酔深度測定装置1の全体構成を示す
ものである。本実施形態の麻酔深度測定装置1は被験者
5の生体データを算出するための検出部を備えている。
本実施形態において検出部は被験者5の脈波振幅、血中
酸素飽和量、脈拍を測定する脈波測定装置(本発明の脈
波検出手段、血中酸素飽和量検出手段、脈拍検出手段に
相当する)20と、被験者5の発汗量を測定する発汗量
測定装置(本発明の発汗量検出手段に相当する)30と
から構成されている。更に各測定装置20、30の各出
力ラインがデータ処理装置(本発明の演算手段に相当す
る)10に接続されている。上記データ処理装置10は
A/Dコンバータ11、CPU12及びメモリ13を備
えており、脈波測定装置20、発汗量測定装置30によ
り測定した被験者5の生体信号をディジタル化して連続
的に取り込み、演算処理を行うようになっている。そし
て、このデータ処理装置10にはモニタ(本発明の表示
手段に相当する)40が接続され演算処理された麻酔深
度に関するデータ(後述)が表示される。
【0009】発汗量測定装置30は、本願と同一の出願
人による特開平10−262958号公報掲載の発汗量
測定装置と基本原理を同じくする。すなわち、発汗量測
定装置30には、図2に示すようなカプセル31が備え
られ、そのカプセル31に形成した凹所32の開口32
Aを、患者の皮膚面で閉塞して取付けられる。そして、
カプセル31の側面には、凹所32に連通する供給口3
3と排出口34とが設けられ、供給口33に連なるゴム
管33Aを介してボンベ(図示せず)から凹所32内に
例えば低湿度窒素ガスが一定流量で供給される。
【0010】一方、排出口34に連なるゴム管34Aの
途中には湿度計(図示せず)が設けられ、排出空気の湿
度を測定している。また、このカプセル31には、温度
計と加熱冷却器(例えば、ペルチェ素子)とが内臓され
て、凹所32内の温度を一定に保つように制御されてい
る。そして、湿度計及び温度計の出力結果が発汗量信号
としてデータ処理装置10に取り込まれて演算され、発
汗量データCが得られる(図4(c)参照)。
【0011】次に、脈波測定装置20について説明す
る。脈波測定装置20は、図3に示すように、被験者5
の手指51に巻き付けるカフバンド21、カフバンド2
1の両側に被験者5の手指51に挟むように配置した光
電投光器22及び光電受光器23、カフ圧をかけるカフ
ポンプ24及びカフ圧センサ25を有している。このう
ち、光電投光器22及び光電受光器23によって被験者
5の脈波振幅信号及び血中酸素飽和量信号を検出するこ
とが出来る。
【0012】すなわち、光電投光器22は、近赤外光波
長を持った光を皮膚に向けて照射可能な発光赤色LE
D、青外光波長を持った光を皮膚に向けて照射可能な発
光青色LEDを設けるとともに、光電受光器23は発光
赤色LEDの反射光を受光するフォトトランジスタ及び
発光青色LEDの反射光を受光するフォトトランジスタ
を設けている。このうち、発光赤色LEDにより照射さ
れた赤外光は皮膚深部にある撓骨動脈に至ることができ
るため対応するフォトトランジスタの出力は血管の容量
変動に伴う吸光度の変化により血流量の相対変化を検出
する。このようにして検出された測定結果は脈波振幅信
号としてデータ処理装置10に取り込まれて演算処理が
なされ脈波振幅データAが算出される(図4(a)参
照)。
【0013】上記のようにして得られる脈波振幅データ
Aは、測定方法の都合上測定中の被験者5の微少な動き
(体動)による誤差分を含んだものとなる。従って、デ
ータの補正を行うために被験者5の体動の検出を行って
いる。すなわち、前記した発光青色LEDにより照射さ
れた青外光は皮膚表面で反射するため、対応するフォト
トランジスタの出力は被験者5の体動によって変化す
る。これにより、被験者5の体動を検出することが出来
る。
【0014】更に、本実施形態では光電投光器22は発
光赤色LEDとは波長の異なる他の発光LEDを備える
とともに、光電受光器に23はこの発光LEDの反射光
を受光するフォトトランジスタを設けており、これにて
血中酸素飽和量を測定することが出来る。すなわち、血
中酸素飽和量は血中の酸素量を示すものであるが、血中
の酸素と結びついたヘモグロビンは赤色光を吸収しにく
い性質であることが知られている。従って、この性質を
利用して、2波長の光をそれぞれ照射し吸光度を測定す
る。このようにして検出された信号は血中飽和酸素量信
号としてデータ処理装置10に取り込まれて演算処理が
なされ血中酸素飽和量データDが算出される(図5
(a)参照)。
【0015】更に、本実施形態の脈波測定装置20は血
圧データ、脈拍データBを測定可能となっている。すな
わち、カフポンプ24の出力を制御してカフ圧と血管内
圧とをつり合わせることで最大血圧及び最小血圧を得る
とともに、カフ圧センサ25によって被験者5の脈拍を
測定することが出来る。カフ圧センサ25によって検出
された測定結果は脈拍信号としてデータ処理装置10に
取り込まれて演算処理がなされ脈拍データBが算出され
る(図4(b)参照)。
【0016】上記により算出された各生体データ(脈波
振幅データA、脈拍データB、発汗量データC、血中酸
素飽和量データD)に基づき総合麻酔深度Tが算出され
るようになっており、以下、その算出方法について説明
する。まず、データ処理装置10を構成するCPU12
によって取り込まれた各生体データの麻酔投与前の平均
値(脈波振幅データAの平均値Ao、脈拍データBの平
均値Bo、発汗量データCの平均値Co及び血中酸素飽
和量データDの平均値Do)がそれぞれ算出される。そ
の後、各生体データに基づきCPU12が脈波麻酔深度
T1、発汗量麻酔深度T2、血中酸素飽和量麻酔深度T
3をそれぞれ以下の式に従って算出する。 T1=(At×Bt−k1×Ao×Bo)/(k2×Ao×Bo)・・・ T2=(Ct−k3×Co)/(k4×Co) ・・・ T3=(Dt−k5×Do)/(k6×Do) ・・・ k1〜k6は定数 Ao;麻酔投与前の脈波振幅データAの平均値 At;任意時における脈波振幅データAの値 Bo;麻酔投与前の脈拍データBの平均値 Bt;任意時における脈拍データBの値 Co;麻酔投与前の発汗量データCの平均値 Ct;任意時における発汗量データCの値 Do;麻酔投与前の血中酸素飽和量データDの平均値 Dt;任意時における血中酸素飽和量データDの値
【0017】上記のようにして得られた脈波麻酔深度T
1と発汗量麻酔深度T2と血中酸素飽和量麻酔深度T3
とから総合麻酔深度Tが以下の式に従って算出される。 T=T1+T2+T3・・・・・・ 得られた総合麻酔深度Tの推移がモニタ40に表示され
る。また、本実施形態のデータ処理装置10はメモリ1
3を備えており、得られた各生体データを記憶しておく
ことが出来る。そのため、例えば、過誤により被験者5
の生体データの測定を麻酔投与後に開始した場合には、
データ処理装置10が当該生体データの変化パターン
と、蓄積された過去のいくつかの生体データの変化パタ
ーンとを照合して類似する生体データを抽出する。続い
て、抽出された生体データの麻酔投入前の平均値を当該
生体データに置換し、置換された平均値と当該生体デー
タの値に基づいて被験者5の麻酔深度を算出することが
出来る。
【0018】次に本実施形態の作用、効果を具体的に説
明する。被験者5の麻酔深度を測定する手順について説
明する。まず、被験者5に麻酔を投与する前に、被験者
5に対し麻酔深度測定装置1をセットして予備測定を行
う。具体的には、脈波測定装置20に備えたカフバンド
21と、発汗量測定装置30に備えられたカプセル31
を被験者5の体に取付け各装置10、20、30の電源
を投入する。
【0019】このようにして麻酔深度測定装置1が起動
すると、脈波測定装置20から検出された脈波振幅信
号、脈拍信号、血中酸素飽和量信号及び発汗量測定装置
30から検出された発汗量信号がA/Dコンバータ11
によってディジタル化されてCPU12に取り込まれ
る。予備測定を所定時間(5分〜10分程度)行った
後、今度は被験者5に麻酔を投与し引き続き被験者5の
生体信号の測定をする。この間、データ処理装置10で
は、脈波振幅信号に基づき脈波振幅データA、脈拍信号
に基づき脈拍データB、発汗量信号に基づき発汗量デー
タC及び血中酸素飽和量信号に基づき血中酸素飽和量デ
ータDが算出されつつ、〜式の演算を行って、脈波
麻酔深度T1、発汗量麻酔深度T2及び血中酸素飽和量
麻酔深度T3がそれぞれ算出される。 T1=(At×Bt−k1×Ao×Bo)/(k2×Ao×Bo)・・・ T2=(Ct−k3×Co)/(k4×Co) ・・・ T3=(Dt−k5×Do)/(k6×Do) ・・・ その後式に従って総合麻酔深度Tが算出され、その推
移がモニタ40に表示される。 T=T1+T2+T3・・・・・・ 医師はモニタ40に表示された総合麻酔深度Tの推移に
基づき麻酔の投与量を調整してゆき被験者5の麻酔深度
Tが適切な値で安定したことを確認して手術を開始す
る。
【0020】このように本実施形態では、総合麻酔深度
Tを複数の生体データ、すなわち、脈波振幅データA、
脈拍データB、発汗量データC及び血中酸素飽和量デー
タDに基づいて算出している。従って、単一の生体デー
タに基づいて麻酔深度を算出する場合に比較して複数の
生体データが相互に補い合うため正確な麻酔深度を得る
ことが出来る。
【0021】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。
【0022】(1)本実施形態では、検出部は脈波測定
装置20及び発汗量測定装置30により構成したが、こ
れら測定装置20、30に加えて血流量測定装置(例え
ば、光電脈波を検出することで血流量を測定する)を備
え、脈波振幅データA、脈拍データB、発汗量データ
C、血中酸素飽和量データD及び1心拍血流量データに
基づき総合麻酔深度Tを算出してもよい。
【0023】(2)本実施形態では、総合麻酔深度Tの
推移をモニタ40に表示し、医師はこのモニタ40に基
づいて被験者5の状況を把握したが、データ処理装置1
0に警報手段を設けておき、被験者5の異常を警報によ
って医師に知らせるように構成しておいてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る麻酔深度測定装置
のブロック図
【図2】発汗量測定装置のカプセルの部分破断斜視図
【図3】脈波測定装置の原理を示すブロック図
【図4】(a)脈波振幅データAの推移を示すグラフ、
(b)脈拍データBの推移を示すグラフ、(c)発汗量
データCの推移を示すグラフ
【図5】(a)血中酸素飽和量データDの推移を示すグ
ラフ、(b)総合麻酔深度Tの推移を示すグラフ
【図6】総合麻酔深度を算出する手順を示すフローチャ
ート
【符号の説明】
1…麻酔深度測定装置 5…被験者 10…データ処理装置(演算手段) 11…CPU 12…A/Dコンバータ 13…メモリ 20…脈波測定装置(脈波検出手段) 30…発汗量測定装置(発汗量検出手段) 40…モニタ(表示手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本田 俊宏 愛知県豊田市トヨタ町6番地 株式会社協 豊製作所内 (72)発明者 榊原 則彰 愛知県刈谷市井ケ谷町中前田93番地3 株 式会社ケーアンドエス内 (72)発明者 竹本 亨 愛知県豊田市トヨタ町6番地 株式会社協 豊製作所内 Fターム(参考) 4C017 AA09 AA10 AA12 AB01 AB03 AC01 AC26 BC11 BD01 BD06 CC01 FF05 4C038 KK01 KL05 KY01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被験者の脈波振幅の時間的変化を測定す
    る脈波検出手段と、 被験者の脈拍の時間的変化を測定する脈拍検出手段と、 被験者の発汗量の時間的変化を測定する発汗量検出手段
    とからなる検出部と、 前記脈波検出手段から得られる脈波振幅信号、前記脈拍
    検出手段から得られる脈拍信号、前記発汗量検出手段か
    ら得られる発汗量信号を連続して取り込んで演算処理を
    行い脈波振幅データA、脈拍データB、発汗量データC
    を算出しつつ、麻酔導入前の所定時期における前記脈波
    振幅データの平均値Ao、前記脈拍データの平均値Bo
    及び前記発汗量データの平均値Coを算出し、これら平
    均値Ao、Bo、Coと麻酔導入後の任意の測定時期に
    おける前記脈波振幅データAの値At、前記脈拍データ
    Bの値Bt、前記発汗量データCの値Ctに基づいて脈
    波麻酔深度T1、発汗量麻酔深度T2を以下の式に従っ
    て算出し、 T1=(At×Bt−k1×Ao×Bo)/(k2×A
    o×Bo) T2=(Ct−k3×Co)/(k4×Co) k1、k2、k3、k4は定数 更に、得られた脈波麻酔深度T1及び発汗量麻酔深度T
    2に基づいて総合麻酔深度T(T=T1+T2)を算出
    する演算手段と、この演算手段により求められた総合麻
    酔深度Tを表示する表示手段とを備えてなることを特徴
    とする麻酔深度測定装置。
  2. 【請求項2】 前記検出部は前記脈波検出手段、前記脈
    拍検出手段、前記発汗量検出手段に加えて、 前記被験者の血中酸素飽和量の時間的変化を測定する血
    中酸素飽和量検出手段と、 前記被験者の1心拍血流量の時間的変化を測定する1心
    拍血流量検出手段とのうち少なくともいずれか1つの検
    出手段を備えつつ、 これら検出手段から得られる血中酸素飽和量信号及び1
    心拍血流量信号に基づいて血中酸素飽和量データD及び
    1心拍血流量データEを算出するとともに前記血中酸素
    飽和量データDの初期値Do及び前記1心拍血流量デー
    タEの初期値Eoを算出し、これら平均値Do、Eoと
    麻酔導入後の任意の測定時期における前記血中酸素飽和
    量データDの値Dt、前記1心拍血流量データEの値E
    tに基づいて血中酸素飽和量麻酔深度T3及び血中酸素
    飽和量麻酔深度T4のうち少なくとも1つを以下の式に
    従って算出し、 T3=(Dt−k5×Do)/(k6×Do) T4=(Et−k7×Eo)/(k8×Eo) k5〜k8は定数 算出された当該麻酔深度と前記脈波麻酔深度T1と前記
    発汗量麻酔深度T2とを合算することで前記総合麻酔深
    度Tを算出することを特徴とする請求項1記載の麻酔深
    度測定装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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