JP2003175015A - 極めて高磁場の磁気共鳴イメージングで使用するために電場曝露を低減させたrfコイル - Google Patents

極めて高磁場の磁気共鳴イメージングで使用するために電場曝露を低減させたrfコイル

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JP2003175015A JP2002298168A JP2002298168A JP2003175015A JP 2003175015 A JP2003175015 A JP 2003175015A JP 2002298168 A JP2002298168 A JP 2002298168A JP 2002298168 A JP2002298168 A JP 2002298168A JP 2003175015 A JP2003175015 A JP 2003175015A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 極めて高磁場の磁気共鳴イメージング(MR
I)システム向けの無線周波数(RF)コイル・アセン
ブリを提供する。 【解決手段】 このRFコイル・アセンブリは、MRI
システムの患者ボアチューブ(260)の周りで円筒状
に配列させかつ配置させた複数の導体(210)を備え
る。これらの導体の各々は、RFコイル・アセンブリが
実質的に高周波数で共鳴するように構成させている。さ
らに、RFコイル・アセンブリは、導体のそれぞれの端
部の間に配置し該それぞれの端部を接続していると共
に、さらに、患者ボアチューブと離間した関係で配置し
た複数の容量性素子(230)を備える。これらの容量
性素子は、複数の導体を導体のそれぞれの端部位置で電
気的に相互接続させるためのものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気共鳴イメージン
グ(MRI)装置に関する。本発明は、さらに詳細に
は、RF信号を送信かつ/または受信させているこうし
た装置で有用な無線周波数(RF)コイルに関する。
【0002】
【発明の背景】MRIスキャナは、医学的診断など様々
な分野で使用されており、典型的にはマグネット、傾斜
コイル・アセンブリ及び無線周波数コイル(複数のこと
もある)の動作に基づいて画像を作成させるためにコン
ピュータを使用している。マグネットは、水素原子核な
どの原子核を無線周波数励起に応答させるための均一な
主磁場を発生させている。傾斜コイル・アセンブリは、
主磁場に対して一連のパルス状の空間傾斜磁場を印加
し、撮像パルスシーケンス中において撮像ボリューム内
の各点に対して磁場の一意の組に対応した空間的識別性
を与えている。無線周波数コイル(複数のこともある)
は、励起周波数パルスを発生させており、この励起周波
数パルスは、画像作成のために無線周波数コイルにより
検出されコンピュータにより使用されるような振動する
横方向磁化を一時的に生成させている。
【0003】一般に、極めて高い磁場強度とは2テスラ
(2T)を超える強度と特徴付けされる。近年では、典
型的な1.5テスラを超える磁場強度でのMRIシステ
ムの使用が増加している。研究用システムでは8テスラ
もの高さに及ぶものも製作されている。現在、3テスラ
や4テスラのシステムは市販されている。こうしたシス
テムは主に、ファンクショナルMRI(fMRI)、人
体頭部関連の撮像、及びスペクトロスコピー検査での研
究に使用されている。磁場強度が高くなると、高くなっ
た周波数(典型的な64MHzを超えるような周波数)
でのインダクタンスとキャパシタンスの平衡など、RF
コイルに問題が課せられる。極めて高い磁場(すなわ
ち、極めて高いラーモア周波数)では、適度に狭いラン
グ(rung)の銅細片を有する標準のバードケージ・
コイルは、比較的高いインダクタンスを有することにな
り、コイルを共鳴させるためには極めて低いコンデンサ
値が必要となる。このことは多くの理由から問題であ
る。先ず、小さい値のコンデンサに大きな電流を通す
と、その両端が極めて高い電圧となり、このため撮像対
象内でRF電力を熱の形で消費させる局所的漂遊電場を
生じさせることがある。
【0004】米国食品医薬品局(FDA)では、MRI
スキャン中に患者や医療スタッフが吸収することが可能
な電磁エネルギーのレベルに関して比吸収率(Spec
ific Absorption Rate:SAR)
と呼ぶ制限を課している。こうした制限は、患者または
撮像対象に対するRF誘導やけどのリスクを低下させる
のに役立つ。MRIに関しては2つのタイプの電場が存
在する。その1つ目は、撮像対象内に存在する時間変化
するB1磁場によるものであり、また第2のタイプはR
Fコイル構造内のコンデンサ上の電荷によるものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】必要とされているの
は、高い磁場強度での撮像対象に対する電磁エネルギー
曝露を減少させたMRイメージング向けのRFコイル・
アセンブリである。
【0006】
【課題を解決するための手段】極めて高磁場の磁気共鳴
イメージング(MRI)システム向けの無線周波数(R
F)コイル・アセンブリを提供する。RFコイル・アセ
ンブリは、MRIシステムの患者ボアチューブの周りで
円筒状に配列させかつ配置させた複数の導体を備える。
これらの各導体は、RFコイル・アセンブリが実質的に
高周波数で共鳴するように構成されている。さらに、こ
のRFコイル・アセンブリは、導体のそれぞれの端部の
間に配置され該それぞれの端部を接続していると共に、
さらに患者ボアチューブと離間した関係で配置されてい
る複数の容量性素子を備える。この容量性素子は、導体
のそれぞれの端部において該複数の導体を電気的に相互
接続するためのものである。
【0007】本発明の特徴及び利点は、本発明の以下の
詳細な説明を添付の図面と共に読むことによって明らか
となろう。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に従っ
て画像を作成するためのシステムの簡略ブロック図であ
る。実施の一形態では、このシステムは、本発明を組み
込んでいるMRイメージング・システムである。このM
RIシステムは、例えば、本発明の方法を実行するよう
に適合しているGE Medical System
s,Inc.から市販されているMRスキャナGE−S
igna(商標)とすることが可能であるが、その他の
システムも同様に使用することができる。
【0009】このMRシステムの動作は、キーボード/
制御パネル102及びディスプレイ104を含むオペレ
ータ・コンソール100から制御を受けている。コンソ
ール100は、オペレータが画像の作成及びスクリーン
104上への画像表示を制御できるようにする独立のコ
ンピュータ・システム107とリンク116を介して連
絡している。コンピュータ・システム107は、バック
プレーンを介して互いに連絡している多くのモジュール
を含んでいる。これらのモジュールには、画像プロセッ
サ・モジュール106、CPUモジュール108、並び
に当技術分野でフレーム・バッファとして知られている
画像データ・アレイを記憶するためのメモリ・モジュー
ル113が含まれる。コンピュータ・システム107
は、画像データ及びプログラムを記憶するためにディス
ク記憶装置111及びテープ駆動装置112とリンクし
ており、さらに高速シリアルリンク115を介して独立
のシステム制御部122と連絡している。
【0010】システム制御部122は、バックプレーン
により互いに接続させたモジュールの組を含んでいる。
これらのモジュールには、CPUモジュール119や、
シリアルリンク125を介してオペレータ・コンソール
100に接続させたパルス発生器モジュール121が含
まれる。システム制御部122はこのリンク125を介
して、実行すべきスキャン・シーケンスを指示するオペ
レータからのコマンドを受け取っている。パルス発生器
モジュール121は、各システム・コンポーネントを動
作させて所望のスキャン・シーケンスを実行し、発生さ
せる無線周波数(RF)パルスのタイミング、強度及び
形状、並びにデータ収集ウィンドウのタイミング及び長
さを指示するデータを発生させている。パルス発生器モ
ジュール121は、スキャン中に発生させる傾斜パルス
のタイミング及び形状を指示するために、一組の傾斜増
幅器127と接続させている。パルス発生器モジュール
121はさらに、被検体200に接続した多数の異なる
センサからの信号(例えば、電極からのECG信号やベ
ローズから呼吸信号)を受け取っている生理学的収集制
御器129から被検体データを受け取っている。また最
終的には、パルス発生器モジュール121はスキャン室
インタフェース回路133と接続させており、またこの
スキャン室インタフェース回路133は、被検体200
及びマグネット系の状態に関連する様々なセンサからの
信号を受け取っている。さらにこのスキャン室インタフ
ェース回路133を介して、位置決め装置134がスキ
ャンのために被検体200を所望の位置に移動させるコ
マンドを受け取っている。
【0011】パルス発生器モジュール121が発生させ
る傾斜波形は、Gx増幅器、Gy増幅器及びGz増幅器
から構成される傾斜増幅器システム127に加えられ
る。各傾斜増幅器は、収集した信号の位置エンコーディ
ングに使用する磁場傾斜を生成させるように、全体を1
39で表すアセンブリ内の対応する傾斜コイルを励起さ
せている。傾斜コイル・アセンブリ139は、偏向用マ
グネット140及び全身用RFコイル152を含むマグ
ネット・アセンブリ141の一部を形成している。ボリ
ューム142はマグネット・アセンブリ141内の被検
体200を収容するためのエリアとして表しており、患
者ボアを含んでいる。本明細書で使用する場合、MRI
スキャナの利用可能ボリュームとは一般に、ボリューム
142内においてその主磁場、傾斜磁場及びRF磁場の
均一性が撮像にとって周知の受容可能な範囲である患者
ボア内の連続エリアであるようなボリュームと規定す
る。システム制御部122内の送受信器モジュール15
0は、RF増幅器151により増幅し送信/受信スイッ
チ154によりRFコイル152と結合させるようなパ
ルスを発生させている。被検体200内の励起されたス
ピンが放出して得た信号は、同じRFコイル152によ
り検知させ、送信/受信スイッチ154を経由して前置
増幅器153と結合させることがある。増幅したMR信
号は、送受信器150の受信器セクション内で復調し、
フィルタ処理し、かつディジタル化している。送信/受
信スイッチ154は、送信モードではRF増幅器151
をコイル152に電気的に接続させ、受信モードでは前
置増幅器153を接続させるようにパルス発生器モジュ
ール121からの信号により制御を受けている。送信/
受信スイッチ154によりさらに、分離したRFコイル
(例えば、頭部コイルや表面コイル)を送信モードと受
信モードのいずれにおいても使用することが可能とな
る。RFコイル152の実施形態については図2を参照
しながらさらに検討することにする。本明細書で使用す
る場合、「ように適合され(adapted t
o)」、「構成された(configured)」など
の表現は、各要素が記載した効果を提供するように協調
できるような要素間の機械的または構造的接続を意味し
ている。こうした用語はまた、与えられた入力信号に応
答して出力を提供させる一連の命令を実行するようにプ
ログラムされているような、アナログ式やディジタル式
の計算機、特定用途向け装置(例えば、特定用途向け集
積回路(ASIC))などの電気的構成要素の動作機能
のことを示している。
【0012】RFコイル152により取り込んだMR信
号は、送受信器モジュール150によってディジタル化
し、システム制御122内のメモリ・モジュール160
に転送する。スキャンが完了しデータアレイの全体をメ
モリ・モジュール160に収集し終わると、アレイ・プ
ロセッサ161によってこのデータを画像データ・アレ
イとなるようにフーリエ変換する。これらの画像データ
はシリアルリンク115を介してコンピュータ・システ
ム107に送られて、ディスク記憶装置111内に格納
される。これらの画像データは、オペレータ・コンソー
ル100から受け取ったコマンドに応じて、テープ駆動
装置112上にアーカイブしたり、あるいは画像プロセ
ッサ106によってさらに処理してオペレータ・コンソ
ール100に送られディスプレイ104上に提示させた
りすることができる。MRIスキャナは開放性、速度及
びコストに関して与えられたスキャナ要件を有しながら
磁場均一性を達成するように設計されていることを理解
されたい。
【0013】本明細書で使用する場合、「極めて高磁場
(very high field)」とは、MRIシ
ステムにより発生させる約2テスラを超えるような磁場
のことを意味している。本発明の実施形態では、その高
磁場は3テスラであることが望ましい。さらに、本明細
書で使用する場合、「極めて高周波数(very hi
gh frequency)」とは、約64MHz〜約
500MHzの範囲、望ましくは約128MHz〜30
0MHzの範囲、にあるものと見なすこととする。本発
明の実施形態では、その高周波数は約128MHzであ
ることが望ましい。極めて高磁場かつ極めて高周波数で
の撮像は、心臓、脊椎及び四肢の撮像に特に有用であ
る。
【0014】図2を参照すると、極めて高磁場のMRI
システム向けの無線周波数(RF)コイル・アセンブリ
の実施の一形態を表している。この実施形態では、RF
コイル・アセンブリは、円筒状の患者ボアチューブ26
0の周りで円筒状に配列させかつ配置させた複数の導体
210を備えている。この複数の導体は円筒状の撮像ボ
リュームを規定しており、この撮像ボリューム内で検査
対象はコイルが発生させたRF磁場を受ける。導体21
0は銅、または銀やその他の金属でメッキした銅など当
技術分野で周知の従来の材料から製作している。導体の
厚さは従来の厚さに従って選択している。RFコイル・
アセンブリはさらに、導体と直列に接続されており、導
体210のそれぞれの端部で導体210を互いに電気的
に相互接続させるための複数の容量性素子230(低イ
ンダクタンスのエンドリング型コンデンサ(ループ)な
ど)を備えている。導体210は、実質的に高周波数に
おいてインダクタンスを低下させるようにその幅を選択
している。導体幅の選択については、以下でさらに詳細
に検討することにする。それぞれの導体210間には、
これらの導体間に間隔をとるためのギャップ220を配
置している。この間隔は、導体の幅に応じて可変である
(これについては、以下でさらに検討することにす
る)。本発明の目的のために、RFコイル・アセンブリ
は、導体210、ギャップ220及び容量性素子230
を備えている(これについては以下でさらに詳細に検討
することにする)。
【0015】さらに図2を参照すると、導体210を、
患者ボアチューブ260の周りで円筒状に配列させ、互
いに長手方向とさせ、かつ配置させた実質的に同一のセ
グメントとして表している。患者ボアチューブ260
は、従来のMRIシステムで使用されているタイプのも
のであり、典型的にはガラス繊維で製作されている。導
体210は、それぞれの導体対の各端部位置で容量性素
子230により隣接する対ごとに電気的に相互接続させ
ている。容量性素子230は、当技術分野で周知の低イ
ンダクタンスのエンドリング型コンデンサであることが
望ましい。容量性素子の値は、所望の周波数及び磁場強
度という動作パラメータに応じた周知の計算に基づいて
選択する。導体及び容量性素子から得られるアセンブリ
により、MRIシステムで撮像のために使用されるRF
磁場を発生させるための複数の導電性ループを形成して
いる。
【0016】本発明の実施の一形態では、容量性素子2
30は、患者ボアチューブ260から離間した関係で配
置し、撮像対象並びにMRIシステムを動作させる医療
スタッフが吸収する電磁エネルギーの量を実質的に最小
限にしている。図4を参照すると、複数の導体210、
ギャップ220及び容量性素子230を高帯域通過型構
成で患者ボアチューブ260の周りに配列させている上
述のようなRFコイル・アセンブリを表している。本発
明の実施の一形態を図5に示す。図5を参照すると、図
4の同じ参照番号により同じ構成要素を表しており、さ
らに複数の分離用ブロック280を備えている。この実
施形態では、分離用ブロック280により、容量性素子
230と患者ボアチューブ260の間の離間関係を維持
している。さらに、分離用ブロック280により撮像対
象に対する電磁エネルギー(別の言い方をすると、電
場)の曝露を減少させている。
【0017】分離用ブロック280は、容量性素子23
0から、RFコイル・アセンブリをその上に製作してい
る患者ボアチューブ260までの距離を増加させている
と共に、容量性素子230から患者ボアチューブ260
内の撮像対象200(図1)までの距離も増加させてい
る。漂遊電場強度は距離の関数である。分離用ブロック
280を利用することにより、実現された距離増加が撮
像対象200(図1)に対する電場の曝露を低下させる
のに役立ち、さらにコンデンサからの電場曝露に起因す
る局所加熱の発生が減少する。分離用ブロック280
は、テフロン(商標)やプラスチックなどの誘電材料で
製作することが望ましい。別の実施形態では、分離用ブ
ロック280は容量性素子230を患者ボアチューブ2
60からある距離だけ離しているような金属製リード構
成(metallic lead)を提供しているエア
・ギャップである。別の実施形態は、MRIシステムの
電気的要件と干渉しない機械的分離デバイスまたはスペ
ーサを備えている。分離用ブロックが提供する距離は約
3mm〜約10mmであることが望ましい。この望まし
い距離は、テフロン(商標)またはプラスチック製ブロ
ックの概略の高さ、また別法ではエア・ギャップの高
さ、を意味している。
【0018】別の実施形態では、そのRFコイル・アセ
ンブリは、エンドリング型コンデンサとMRIシステム
の患者ボアチューブの間に、ある距離が設けられるよう
に変更したバードケージ構成である。
【0019】導体210の長さは、所望の撮像用途や電
力事情に基づいて選択する。電力要件は導体の長さに直
接関係しており、導体長さが短いほど、電力要件はより
下げられる。逆に、導体長さが長ければより大きな撮像
域(FOV)が可能となる。導体の最大長さは、患者ボ
アチューブ260の長さを超えることはできない。当業
者であれば所望の撮像用途や電力要件を達成するように
確立させた計算に従って導体210の長さを決定するも
のと理解される。導体長さはインダクタンスにも寄与し
ている。例示的な実施の一形態では、長さが約94cm
の患者ボアチューブでその導体長さが約50cmとなる
ように選択した。さらに、例示的な実施の一形態では、
患者チューブの外径は約55.7cmとした。また、別
の例示的実施形態では、人体の撮像に適したボリューム
を提供するために、その患者チューブの内径は約55c
mと約60cmの間であることが望ましい。
【0020】よく知られているように、周波数はインダ
クタンスL及びキャパシタンスCの関数であり、通常次
式のように表現される。
【0021】f=1/2π√(LC) 本発明のRFコイル・アセンブリが極めて高磁場のMR
Iシステムにおいて極めて高周波数で共鳴できるよう
に、その導体幅は実質的に広く(2テスラ未満で動作す
る従来のMRIシステムと比べてより広く)なるように
選択し固有インダクタンスを最小限にすることが望まし
い。
【0022】実施の一形態では、その導体の幅を次式に
従って選択している。
【0023】wmax=2π*A/N 上式において、wmaxは導体210の最大幅、Aは患者
ボアチューブ260の外径半径、またNは導体の数であ
る。上式で示すように、導体210の幅は導体数に依存
する。導体数は受容可能な高分解能画像が得られるよう
に16であることが望ましい。しかし、当業者であれ
ば、導体数は、画像分解能、電力要件、撮像速度などの
事項に基づいて選択可能であることを承知しているもの
と理解される。
【0024】容量性素子230の数は、導体の数と直接
関連している。上で検討したように、容量性素子230
は隣接する導体210を対の形で接続し、MRIシステ
ム内にRF磁場を発生させるための導電性ループを形成
させるように導体のすべてを電気的に相互接続してい
る。したがって、導体が16個の場合では容量性素子は
32個であることが望ましい。
【0025】導体210は、ギャップ220によって離
間させている。上で検討したように、ギャップ220の
幅は導体210の幅に依存する。患者ボアチューブの周
りで円筒状に配列させると、ギャップ220と導体21
0のそれぞれの幅が合わさって患者ボアチューブの外径
となる。
【0026】別の実施形態では、導体210はさらに、
MRIシステムの傾斜コイル(図1の139)による渦
電流の誘導を実質的に排除するために周知の方式により
設けられたセグメント・スロット270を備えている。
【0027】別の実施形態では、極めて高磁場のMRI
システムは、実質的に高周波数で共鳴するように適合し
たRFコイル・アセンブリと、RFコイル遮蔽アセンブ
リと、複数のRF駆動電源ケーブルと、を備える。さら
に図2を参照すると、MRIシステムの実施の一形態
は、上述のようなRFコイル・アセンブリと、RF駆動
ケーブル250と、動的無効化回路(dynamic
disable circuit)240と、RFコイ
ル遮蔽アセンブリ(これについては図3を参照しながら
検討することにする)と、を備える。動的無効化回路2
40は頭部及び/または表面コイルの操作の間で必要に
応じてRFコイル・アセンブリを非共鳴とさせるために
利用する。従来のpinダイオードタイプの1つまたは
複数の無効化回路240を利用している。例示的な実施
の一形態では、8つの無効化回路を使用した。RF駆動
ケーブル250は、従来のRFバラン回路(balu
n)など隔絶手段を全く必要とせずに容量性素子230
のうちの1つの位置でRFコイル・アセンブリに電気的
に接続するように適合させた多重同軸ケーブル接続の一
方式である。この実施形態で有用なRF駆動ケーブルの
一例は、Roemerらに付与された米国特許4,88
7,039に記載されている。
【0028】図3を参照すると、図2のRFコイル・ア
センブリのごく近傍に配置させるRFコイル遮蔽アセン
ブリを提供している。図3に示すRFコイル遮蔽アセン
ブリ300は、円柱状の表面に巻き付けられており、R
Fコイル・アセンブリ内に包含された導体のインダクタ
ンスを減少させるように適合されている。この実施形態
で有用なRFコイル遮蔽アセンブリの一例は、Roem
erらに付与された米国特許4,871,969に記載
されている。
【0029】例示的な実施の一形態では、全身用遮蔽型
バードケージ・コイルは60cm内径(I.D.)のG
E Cardiac Resonance Modul
e(CRM)の傾斜コイルに装着した94cmボアで3
テスラのマグネット(例えば、Magnex Scie
ntific 3T/94)向けに設計したものであ
る。このバードケージ・コイルは、I.D.が55cm
(外径55.7cm)のガラス繊維製チューブ上に製作
されており、16個の導体を有している。導体の長さ
は、RF駆動電力を減少させかつ導体インダクタンスを
最小限にするように50cmとしている。この導体はさ
らに、極めて幅広(導体間に約3cmのギャップを有し
た7.9cm)に製作し、インダクタンスをさらに減少
させかつより大きなコンデンサ値を得ている。バードケ
ージ・アンテナは600mmのセグメント区分RFシー
ルドの内部で564mm直径の位置に製作している。こ
の接近させた遮蔽間隔では、B1を発生させるのにより
大きな電流が必要となるが、128MHzで3テスラの
スキャナで概ね40pFのより大きなコンデンサ値が得
られるように、ラング・インダクタンスがさらに低下す
る。このコイルは、無負荷Q係数(Q:抵抗に対するリ
アクタンスの比)が236であり、負荷時Qは約47で
ある。このRFコイル・アセンブリは90度直交ハイブ
リッド・パワー分割器に接続し、25kWのチューブタ
イプRF増幅器(例えば、Astex Inc.)によ
り駆動させている。頭部コイルや受信表面コイルの操作
の間でコイルを非共鳴とするために、pinダイオード
の無効化回路を8箇所に利用している。
【0030】このコイルは、磁場プローブを用いて空気
中で計測したときに、20cm直径の球体ボリューム
(DSV)全体では±10%の均一性で、また35cm
のDSVでは±30%の均一性でB1磁場を発生させて
いた。12kWの入力RF電力により3.2uSinの
塩分負荷ファントーム内(in 3.2uSin a salt loader p
hantom)に14.7μTの180度パルスが生成される
ことが分かった。負荷インピーダンスは、120〜31
0ポンドの様々な患者体重に対して40〜80オームの
範囲であった。脊椎、心臓、手首及び腹部の画像を収集
し良好な結果が得られた。このコイルは概ね75%の固
有効率を有する。
【0031】上で検討した実施形態は、高域通過型RF
コイル・アセンブリである。別の実施形態としては、帯
域通過型RFコイル・アセンブリや低域通過型RFコイ
ル・アセンブリが含まれる。帯域通過型RFコイル・ア
センブリでは、導体210は図2の容量性素子220な
どのコンデンサを含むように適合されている。容量性素
子はさらに、上で検討したように、RFコイル・アセン
ブリを形成するように導体を電気的に相互接続させるた
めに使用される。帯域通過型構成は、約200MHzを
超える周波数範囲に適していることが望ましい。低域通
過型の実施形態はエンドリング型の容量性素子を備えて
おらず、導体210が容量性素子により製作されるよう
に適合させている。
【0032】3Tシステムの全身用RFコイル・アセン
ブリは、標準的な全身用1.5Tシステムにより促進さ
れた全身型の臨床応用のほとんどすべてを使用できるこ
とを理解されたい。コイルの長さを思い切って短くして
いるが、FOVの制限は主にサジタル像やコロナル像で
のZ傾斜コイルによるものである。標準の画像プロトコ
ルを実行するのに要するピーク電力及び平均電力は、
1.5Tシステムと比べると大きいが、極めて妥当な大
きさでありFDAが設定した電流制限値の範囲内であ
る。3テスラの全身用システムは、心臓、脊椎及び四肢
の撮像などの高分解能用途において画質及び分解能を大
幅に向上させる可能性をもっている。
【0033】本発明の好ましい実施形態について図示す
ると共に本明細書に記載してきたが、こうした実施形態
が例としてのみ提供されていることは明らかであろう。
当業者であれば、ここに記載した本発明を逸脱すること
なく、多くの変形形態、変更形態及び置換形態を生じさ
せるであろう。したがって、本発明は添付の特許請求の
範囲の精神及び趣旨によってのみ限定させようとする意
図である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態が有用であるような磁気共鳴
イメージング・システムの簡略ブロック図である。
【図2】本発明の実施形態が利用可能であるような無線
周波数(RF)コイル・アセンブリの概要図である。
【図3】本発明の実施形態で有用な円柱状表面に巻き付
けたRFコイル遮蔽アセンブリの図である。
【図4】本発明の実施形態が利用可能であるようなRF
コイル・アセンブリの図である。
【図5】本発明の実施形態が利用可能であるようなRF
コイル・アセンブリの図である。
【符号の説明】
100 オペレータ・コンソール 102 キーボード/制御パネル 104 スクリーン、ディスプレイ 106 画像プロセッサ・モジュール 107 コンピュータ・システム 108 CPUモジュール 111 ディスク記憶装置 112 テープ駆動装置 113 メモリ・モジュール 115 高速シリアルリンク 116 リンク 119 CPUモジュール 121 パルス発生器モジュール 122 システム制御部 125 シリアルリンク 127 傾斜増幅器 127 傾斜増幅器システム 129 生理学的収集制御器 133 スキャン室インタフェース回路 134 位置決め装置 139 傾斜コイル・アセンブリ 140 偏向用マグネット 141 マグネット・アセンブリ 142 ボリューム 150 送受信器モジュール 151 RF増幅器 152 RFコイル 153 前置増幅器 154 送信/受信スイッチ 160 メモリ・モジュール 161 アレイ・プロセッサ 200 撮像対象、被検体 210 導体 220 ギャップ 230 容量性素子 240 動的無効化回路 250 RF駆動ケーブル 260 患者ボアチューブ 270 セグメント・スロット 280 分離用ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・フレデリック・シェンク アメリカ合衆国、ニューヨーク州、ボール ヒーズビル、イースト・クレアモント・ド ライブ、22番 (72)発明者 ランディー・オット・ジョン・ジャクイン ト アメリカ合衆国、ニューヨーク州、バーン ト・ヒルズ、ケリー・メドウ・ロード、20 番 Fターム(参考) 4C096 AA20 AB34 AB46 AD10 CC05 CC12 CC15 CC16 CC40 FB01

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 極めて高磁場の磁気共鳴イメージング
    (MRI)システムのための無線周波数(RF)コイル
    ・アセンブリであって、 MRIシステムの患者ボアチューブ(260)の周りで
    円筒状に配列させかつ配置させ、前記RFコイル・アセ
    ンブリが実質的に高周波数で共鳴するように構成させた
    複数の導体(210)と、 前記導体のそれぞれの端部の間に配置され該それぞれの
    端部を接続していると共に、さらに前記患者ボアチュー
    ブと離間した関係で配置されている複数の容量性素子
    (230)であって、前記導体の前記それぞれの端部に
    おいて前記複数の導体を電気的に相互接続させている複
    数の容量性素子(230)と、を備える無線周波数(R
    F)コイル・アセンブリ。
  2. 【請求項2】 前記複数の導体(210)及び複数の容
    量性素子(230)により高域通過型のRFコイル・ア
    センブリ構成を形成している、請求項1に記載のRFコ
    イル・アセンブリ。
  3. 【請求項3】 前記実質的な高周波数が約64MHzか
    ら約500MHzの範囲で発生している、請求項1に記
    載のRFコイル・アセンブリ。
  4. 【請求項4】 前記極めて高磁場のMRIシステムが約
    3テスラ(3T)の磁場を発生させている、請求項1に
    記載のRFコイル・アセンブリ。
  5. 【請求項5】 前記容量性素子(230)が低インダク
    タンスのエンドリング型コンデンサである、請求項1に
    記載のRFコイル・アセンブリ。
  6. 【請求項6】 前記複数の導体(210)及び複数の容
    量性素子(230)によりバードケージ構成を形成して
    いる、請求項1に記載のRFコイル・アセンブリ。
  7. 【請求項7】 さらに、前記離間した関係を維持するた
    めに前記患者ボアチューブと前記複数の容量性素子の間
    に配置した複数の分離手段(280)を備える請求項1
    に記載のRFコイル・アセンブリ。
  8. 【請求項8】 前記分離手段(280)が、誘電材料か
    ら製作したスペーサ、機械的スペーサ、前記容量性素子
    と前記患者ボアチューブの間の空気により形成されるギ
    ャップ、のうちの少なくとも1つを含んでいる、請求項
    7に記載のRFコイル・アセンブリ。
  9. 【請求項9】 前記患者ボアチューブ(260)の内径
    が人体の撮像に適している、請求項1に記載のRFコイ
    ル・アセンブリ。
  10. 【請求項10】 前記内径が約55cm〜約60cmで
    ある、請求項9に記載のRFコイル・アセンブリ。
  11. 【請求項11】 極めて高磁場の磁気共鳴イメージング
    (MRI)システムを用いて対象ボリュームを撮像する
    ための無線周波数(RF)コイル・アセンブリであっ
    て、 MRIシステムの患者ボアチューブ(260)の周りで
    円筒状に配列させかつ配置させた複数の導体(210)
    と、 前記導体のそれぞれの端部の間に配置され該それぞれの
    端部を接続している複数の容量性素子(230)であっ
    て、前記複数の導体とにより高帯域通過のバードケージ
    構成を形成している複数の容量性素子(230)と、 それぞれの容量性素子と前記患者ボアチューブの間で離
    間した関係を維持するために前記容量性素子と前記患者
    ボアチューブ(260)の間に配置させた複数の分離デ
    バイス(280)と、を備える無線周波数(RF)コイ
    ル・アセンブリ。
  12. 【請求項12】 前記分離デバイスが、誘電材料から製
    作したスペーサ、機械的スペーサ、前記容量性素子(2
    30)と前記患者ボアチューブ(260)の間の空気に
    より形成されるギャップ、のうちの少なくとも1つを含
    んでいる、請求項11に記載のRFコイル・アセンブ
    リ。
  13. 【請求項13】 前記極めて高磁場のMRIシステムが
    約3テスラ(3T)の磁場を発生させている、請求項1
    1に記載のRFコイル・アセンブリ。
  14. 【請求項14】 前記複数の導体(210)は、前記R
    Fコイル・アセンブリが実質的に高周波数で共鳴するよ
    うに選択された幅を有している、請求項11に記載のR
    Fコイル・アセンブリ。
  15. 【請求項15】 前記実質的な高周波数が約64MHz
    から約500MHzの範囲で発生している、請求項14
    に記載のRFコイル・アセンブリ。
  16. 【請求項16】 前記容量性素子(230)が低インダ
    クタンスのエンドリング型コンデンサである、請求項1
    1に記載のRFコイル・アセンブリ。
  17. 【請求項17】 前記患者ボアチューブ(260)の内
    径が人体の撮像に適している、請求項11に記載のRF
    コイル・アセンブリ。
  18. 【請求項18】 前記内径が約55cm〜約60cmで
    ある、請求項17に記載のRFコイル・アセンブリ。
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