JP2003173685A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP2003173685A JP2001366987A JP2001366987A JP2003173685A JP 2003173685 A JP2003173685 A JP 2003173685A JP 2001366987 A JP2001366987 A JP 2001366987A JP 2001366987 A JP2001366987 A JP 2001366987A JP 2003173685 A JP2003173685 A JP 2003173685A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センスアンプのオフセット電圧を大幅に低減
し、動作マージンを向上する。 【解決手段】 SRAMモジュールのセンスアンプ14
は、フリップフロップ型のセンスアンプからなる。フリ
ップフロップを構成するトランジスタT5,T10、お
よびトランジスタT6,T12の内部ノードNa,Nb
には、トランジスタT8が接続されている。センスアン
プ14がONからOFFに遷移した際には、トランジス
タT8が導通状態となり、内部ノードNa,Nbを短時
間で安定化させる。また、センスアンプ14のダミー出
力部である負荷側出力部には、データ出力部SAOUT
に接続されたインバータIv6と同じ構成であり、出力
部がオープンとなったインバータIv5が接続されてお
り、センスアンプ14の出力部におけるカップリング容
量のアンバランスを大幅に低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置に関し、特に、SRAM(Static Rando
m Access Memory)モジュールを備えた
半導体集積回路装置における高速化に適用して有効な技
術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ASIC(Application S
pecific Integrated Circui
t)などのカスタムICには、SRAMなどのモジュー
ルが広く搭載されている。
【0003】このSRAMモジュールにおいては、メモ
リセルのセル読み出し信号を増幅するアンプとして、フ
リップフロップ型センスアンプが広く用いられている。
【0004】本発明者の検討によれば、フリップフロッ
プ型センスアンプでは、2つの出力部が設けられること
になるが、一方の出力部はセンスアンプのデータ出力部
となり、インバータなどを介してデータが出力される。
【0005】また、他方の出力部(負荷側の出力部)に
は、電源電圧、および基準電位に、ソース/ドレイン間
が電源固定されたP、NチャネルMOSトランジスタが
それぞれ接続されており、これらトランジスタのカップ
リング容量によって、データ出力部のインバータのカッ
プリング容量との静電容量のアンバランスを調整してい
る。
【0006】なお、この種の半導体集積回路装置につい
て詳しく述べてある例としては、1990年8月30
日、日刊工業新聞社発行、鈴木 八十二(編著)、「半
導体MOSメモリとその使い方」P23〜P34があ
り、この文献には、SRAMの基本構成などが記載され
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な半導体集積回路装置に設けられたSRAMモジュール
のセンスアンプでは、次のような問題点があることが本
発明者により見い出された。
【0008】近年、半導体集積回路装置の微細化に伴
い、製造ばらつきなども大きくなる傾向にあり、それに
つれて、センスアンプのデータ出力部と負荷側出力部と
のカップリング容量の違いが無視できないレベルとな
り、センスアンプの対トランジスタのしきい値電圧の
差、いわゆるオフセット電圧が大きくなってしまい、最
悪の場合には、データ反転などの読み出し不良が発生し
てしまうという問題がある。
【0009】また、フリップフロップ型センスアンプで
は、該センスアンプがONからOFFに遷移した際に、
フリップフロップを構成しているトランジスタの中間ノ
ードが安定した状態になるまでの時間がかかってしま
い、この場合においても、センスアンプのオフセット電
圧が大きくなってしまうという問題がある。
【0010】本発明の目的は、センスアンプのオフセッ
ト電圧を大幅に低減し、動作マージンを向上することの
できる半導体集積回路装置を提供することにある。
【0011】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0013】すなわち、本発明の半導体集積回路装置
は、第1、第2のインバータの入出力を相互に接続した
フリップフロップが備えられたセンスアンプに、第1の
インバータを構成する2つのトランジスタの第1の中間
ノードと第2のインバータを構成する2つのトランジス
タの第2の中間ノードとを導通させるノード導通用スイ
ッチング素子を備え、該ノード導通用スイッチング素子
は、センスアンプが非活性状態の期間だけ導通するもの
である。
【0014】また、本発明の半導体集積回路装置は、P
チャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトラン
ジスタとが直列接続された構成からなる第1、第2のイ
ンバータと、第1のインバータのトランジスタ間の接続
部である第1の中間ノードとインバータのトランジスタ
間における接続部である第2の中間ノードとを導通させ
るノード導通用スイッチング素子とを設けたセンスアン
プを備え、該ノード導通用スイッチング素子は、センス
アンプが非活性状態の期間だけ導通するものである。
【0015】さらに、本発明の半導体集積回路装置は、
データが出力されるデータ出力部に接続された第1のド
ライバと、出力先がないダミー出力部に接続され、該第
1のドライバと同じ構成からなり、出力部がオープンに
なった第2のドライバとを有したセンスアンプを備えた
ものである。
【0016】また、本発明の半導体集積回路装置は、P
チャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトラン
ジスタとが直列接続された構成からなる第1、第2のイ
ンバータと、第1のインバータのトランジスタ間の接続
部である第1の中間ノードと第2のインバータのトラン
ジスタ間における接続部である第2の中間ノードとを導
通させるノード導通用スイッチング素子と、データが出
力されるデータ出力部に設けられた第1のドライバと、
出力先がないダミー出力部に、第1のドライバと同じ構
成からなり、出力部がオープンになった第2のドライバ
とを設けたセンスアンプを備え、該ノード導通用スイッ
チング素子は、センスアンプが非活性状態の期間だけ導
通するものである。
【0017】以上のことにより、センスアンプの出力部
におけるカップリング容量をほぼ等しくできるととも
に、該センスアンプの内部ノードを短時間で安定化する
ことができるので、センスアンプのオフセット電圧を小
さくでき、動作マージンを向上することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施の形態による半導
体集積回路装置に設けられたSRAMモジュールの概略
回路図、図2は、図1のSRAMモジュールに設けられ
たセンスアンプの回路図、図3は、図1のSRAMモジ
ュールにおけるリード動作時の各部の波形タイミングチ
ャート、図4は、図1のSRAMモジュールにおけるラ
イト動作時の各部の波形タイミングチャートである。
【0020】本実施の形態において、半導体集積回路装
置は、たとえば、ASIC(Application
Specific Integrated Circu
it)などのカスタムICである。
【0021】この半導体集積回路装置には、SRAMモ
ジュール1が設けられている。SRAMモジュール1
は、図1に示すように、制御部2、入出力部3、および
メモリアレイ4から構成されている。
【0022】制御部2は、クロックジェネレータ5、X
アドレス入力回路6、Xデコーダ7、Yアドレス入力回
路8、Yデコーダ9、リード/ライト入力回路10、お
よびリード/ライト制御回路11から構成されている。
【0023】また、入出力部3は、入力バッファ12、
出力バッファ13、センスアンプ14、Yセレクタ1
5、ならびにプリチャージ16からなる。メモリアレイ
4には、記憶の最小単位であるメモリセルSが規則正し
くアレイ状に並べられている。
【0024】クロックジェネレータ5は、外部から入力
されるクロック信号に基づいて内部クロック信号を生成
し、Xアドレス入力回路6、Yアドレス入力回路8にそ
れぞれ供給している。
【0025】Xアドレス入力回路6には、X(ロウ)ア
ドレスが入力されるバッファであり、Xデコーダ7に接
続されている。Xデコーダ7は、メモリアレイ4におけ
るX(ロウ)方向のワード線を選択し、その選択したワ
ード線に選択パルス電圧を与える。
【0026】Yアドレス入力回路8は、Y(カラム)ア
ドレスが入力されるバッファであり、Yデコーダ9に接
続されている。Yデコーダ9は、メモリアレイ4のY方
向のビット線を選択し、その選択したビット線に選択パ
ルス電圧を与える。
【0027】リード/ライト入力回路10は、リード/
ライトを切り換える制御信号が入力される。リード/ラ
イト入力回路10には、リード/ライト制御回路11が
接続されている。
【0028】リード/ライト制御回路11は、入力回路
10を介して入力された制御信号に基づいてリード制御
信号やライト制御信号などを生成する。リード制御信号
はセンスアンプ14に出力され、ライト制御信号は入力
バッファ12に出力されるように接続されている。
【0029】Yセレクタ15は、プリチャージ16を介
してメモリアレイ4のビット線に接続されている。Yセ
レクタ15は、Yデコーダから出力されたYセレクト信
号に基づいてあるビット線を選択する。プリチャージ1
6はビット線のプリチャージを行う。
【0030】入力バッファ12は、ライト用の対線とな
ったコモンビット線を介してYセレクタ15と接続され
ている。センスアンプ14には、リード用の対線となっ
ているコモンビット線を介してYセレクタ15が接続さ
れており、このセンスアンプ14の後段には、出力バッ
ファ13が接続されている。
【0031】センスアンプ14は、メモリセルSのセル
読み出し信号を増幅する。入力バッファは、入力データ
を所定のタイミングにより取り込む。出力バッファ13
は、出力データを所定のタイミングによって出力する。
【0032】また、センスアンプ14の回路構成につい
て説明する。
【0033】センスアンプ14は、図2に示すように、
インバータIv1〜Iv6、PチャネルMOSのトラン
ジスタT1〜T8、およびNチャネルMOSのトランジ
スタT9〜T13から構成されている。
【0034】トランジスタT1〜T3のゲートには、イ
ンバータIv1,Iv2を介してリード/ライト制御回
路11から出力されるリード制御信号が入力されるよう
にそれぞれ接続されている。トランジスタT4,T7,
T8,T13のゲートには、インバータIv1〜Iv4
を介してリード制御信号が入力されるようにそれぞれ接
続されている。
【0035】トランジスタT1,T3の一方の接続部、
およびトランジスタT9のゲートには、リード用の一方
のコモンビット線がそれぞれ接続されている。トランジ
スタT2,T3の他方の接続部、ならびにトランジスタ
T11のゲートには、リード用の他方のコモンビット線
がそれぞれ接続されている。
【0036】また、トランジスタT1の他方の接続部、
トランジスタT2の一方の接続部には、電源電圧がそれ
ぞれ供給されており、トランジスタT13の他方の接続
部には、基準電位(VSS)が接続されている。
【0037】トランジスタT4〜T7の一方の接続部に
は、電源電圧がそれぞれ供給されている。トランジスタ
T4,5の他方の接続部には、トランジスタT9の一方
の接続部、ならびにトランジスタ(第2のインバータ)
T6,T12のゲートがそれぞれ接続されている。
【0038】トランジスタT4,5の他方の接続部は、
センスアンプ14の他方の出力部である負荷側出力部
(ダミー出力部)SALOUTとなっており、インバー
タ(第2のドライバ)Iv5の入力部が接続されてい
る。
【0039】トランジスタT6,T7の他方の接続部に
は、トランジスタT11の一方の接続部、およびトラン
ジスタ(第1のコンバータ)T5,T10のゲートが接
続されている。
【0040】このトランジスタT6,T7の他方の接続
部が、センスアンプ14のデータ出力部SAOUTであ
り、該データ出力部SAOUTには、インバータ(第1
のドライバ)Iv6の入力部が接続されている。そし
て、インバータIv6の出力部からデータが出力され
る。
【0041】また、インバータIv5の出力部は、出力
部は何も接続されないオープン状態となっている。イン
バータIv5,Iv6は、P、NチャネルMOSが直列
接続されたCMOS構成からなり、これらインバータI
v5,Iv6は、同じ半導体素子によって同じ回路が構
成されている。
【0042】これによって、インバータIv5のゲート
/ドレイン間のカップリング容量が、インバータIv6
のゲート/ドレイン間のカップリング容量とほぼ同一に
なっており、センスアンプ14のデータ出力部SAOU
Tと負荷側出力部SALOUTとのカップリング容量の
アンバランスを大幅に低減することができる。
【0043】トランジスタT9の他方の接続部には、ト
ランジスタT8,T10の一方の接続部が接続されてお
り、トランジスタT11の他方の接続部には、トランジ
スタ(ノード導通用スイッチング素子)T8の他方の接
続部、およびトランジスタT12の一方の接続部が接続
されている。
【0044】トランジスタT10,T12の他方の接続
部には、トランジスタT13の一方の接続部が接続され
ている。このセンスアンプ14においては、トランジス
タT5,T6,T10,T12によってフリップフロッ
プが構成されたフリップフロップ型センスアンプであ
る。
【0045】次に、本実施の形態によるSRAMモジュ
ール1のリード/ライト動作について、図1、図2、お
よび図3、図4のタイミングチャートを用いて説明す
る。
【0046】まず、リード動作について、図3を用いて
説明する。
【0047】この図3においては、上方から下方にかけ
て、外部から入力されるクロック信号、ワード線、ビッ
ト線、Yデコーダ9が出力するYセレクト信号、リード
用のコモンビット線、リード/ライト制御回路11が出
力するリード制御信号、センスアンプ14の内部ノード
Na,Nb、センスアンプ14の出力、ならびにSRA
Mモジュール1からのデータ出力の信号タイミングにつ
いてそれぞれ示している。
【0048】ここで、図2に示すように、内部ノード
(第1の中間ノード)Naは、トランジスタT8の一方
の接続部の接続であり、内部ノード(第2の中間ノー
ド)Nbは、トランジスタT8の他方の接続部の接続で
ある。
【0049】クロック信号に同期してアドレス信号が入
力されると、Xデコーダ7によってあるワード線が選択
されるとともに、メモリセルSのデータをビット線に伝
達する。
【0050】Yセレクタ15は、入力されたYセレクト
信号に基づいて、あるビット線を選択し、メモリセルS
のデータの信号をリード用のコモンビット線に伝達す
る。このコモンビット線に伝達されるデータは、微少振
幅電圧である。
【0051】この微少振幅電圧のデータは、コモンビッ
ト線を介して、センスアンプ14のトランジスタT9,
T11のゲートに入力される。そして、リード/ライト
制御回路11からセンスアンプ14にリード制御信号が
入力されると、該センスアンプ14が動作状態になる。
【0052】たとえば、トランジスタT11のゲートに
入力される電圧レベルが、トランジスタT9のゲートに
入力される電圧レベルよりも低い場合、トランジスタT
9は、トランジスタT11よりも、強くONする。
【0053】また、トランジスタT9,T10,T13
がONとなるので、トランジスタT6もより強くONと
なり、内部ノードNaは、基準電位レベル、内部ノード
Nbは電源電圧レベルに増幅される。
【0054】これによって、インバータIv6の入力部
には、Hiレベルの信号が出力される。この信号は、イ
ンバータIv6によって反転されて、後段の出力バッフ
ァ13に出力され、読み出しデータとして出力される。
【0055】出力バッファ13からデータが出力される
と、リード/ライト制御回路11から出力されるリード
制御信号がLoレベルとなり、センスアンプ14がOF
F(非活性状態)となる。
【0056】このとき、センスアンプ14のトランジス
タT8が、リード制御信号のHiレベルからLoレベル
の遷移に同期してONし、センスアンプ14における内
部ノードNa,Nbの電圧レベルをほぼ同じにすること
ができる。
【0057】これにより、センスアンプ14がONから
OFFに遷移した際に、短時間で、かつ確実に該センス
アンプ14の内部ノードNa,Nbを安定化させること
ができる。
【0058】また、ライト動作について、図4を用いて
説明する。また、このライト動作においては、センスア
ンプ14の動作は介さない。
【0059】図4においては、上方から下方にかけて、
外部から入力されるクロック信号、コモンビット線、ワ
ード線、Yデコーダ9が出力するYセレクト信号、ビッ
ト線、およびメモリセルSの内部ノードの信号タイミン
グについてそれぞれ示している。
【0060】クロック信号に同期してアドレス信号、お
よびデータが入力されると、リード/ライト制御回路1
1からライト制御信号が出力される。このライト制御信
号を受けた入力バッファ12は、入力されたデータをコ
モンビット線に伝達する。
【0061】また、Xデコーダ7があるワード線を選択
するとともに、Yデコーダ9がYセレクト信号を出力す
る。Yセレクタ15は、入力されたYセレクト信号に基
づいて、あるビット線を選択する。これによって、ある
メモリセルSにデータが書き込まれる。
【0062】それにより、本実施の形態によれば、セン
スアンプ14の負荷側出力部SALOUTにインバータ
Iv5を接続したことにより、データ出力部SAOUT
と負荷側出力部SALOUTとのカップリング容量のア
ンバランスを大幅に低減することができ、該センスアン
プ14のオフセット電圧を大幅に小さくすることができ
る。
【0063】また、トランジスタT8によって、センス
アンプ14がONからOFFの遷移した際に、該センス
アンプ14の内部ノードNa,Nbを短時間で、かつ確
実に安定させることができるので、該センスアンプ14
のオフセット電圧を大幅に小さくでき、SRAMモジュ
ール1の動作マージンを向上することができる。
【0064】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
【0065】前記実施の形態においては、センスアンプ
の内部ノードを安定させるトランジスタと該センスアン
プのデータ出力部とのカップリング容量を調整するイン
バータとを設けた構成としたが、たとえば、内部ノード
を安定させるトランジスタ、またはカップリング容量を
調整するインバータのいずれか1つをセンスアンプに設
けるようにしてもよい。
【0066】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0067】(1)センスアンプに設けたノード導通用
スイッチング素子により、該センスアンプの内部ノード
を短時間で、かつ確実に安定化することができる。
【0068】(2)また、センスアンプのダミー出力部
に設けた第2のドライバによって、該センスアンプのデ
ータ出力部、およびダミー出力部のカップリング容量を
ほぼ等しくすることができる。
【0069】(3)また、上記(1)、(2)により、
センスアンプのオフセット電圧を小さくでき、半導体集
積回路装置の動作マージンを大幅に向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による半導体集積回路装
置に設けられたSRAMモジュールの概略回路図であ
る。
【図2】図1のSRAMモジュールに設けられたセンス
アンプの回路図である。
【図3】図1のSRAMモジュールにおけるリード動作
時の各部の波形タイミングチャートである。
【図4】図1のSRAMモジュールにおけるライト動作
時の各部の波形タイミングチャートである。
【符号の説明】
1 SRAMモジュール 2 制御部 3 入出力部 4 メモリアレイ 5 クロックジェネレータ 6 Xアドレス入力回路 7 Xデコーダ 8 Yアドレス入力回路 9 Yデコーダ 10 リード/ライト入力回路 11 リード/ライト制御回路 12 入力バッファ 13 出力バッファ 14 センスアンプ 15 Yセレクタ 16 プリチャージ S メモリセル Iv1〜Iv4 インバータ Iv5 インバータ(第2のドライバ) Iv6 インバータ(第1のドライバ) T1〜T4,T7 トランジスタ T5 トランジスタ(第1のコンバータ) T6 トランジスタ(第2のインバータ) T7 トランジスタ T8 トランジスタ(ノード導通用スイッチング素子) T9 トランジスタ T10 トランジスタ(第1のコンバータ) T11 トランジスタ T12 トランジスタ(第2のインバータ) T13 トランジスタ SAOUT データ出力部 SALOUT 負荷側出力部(ダミー出力部) Na 内部ノード(第1の中間ノード) Nb 内部ノード(第2の中間ノード)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野口 賢治 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 遠藤 均 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 佐藤 陽一 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 高橋 敏郎 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 Fターム(参考) 5B015 HH01 JJ11 KB12 KB19 QQ01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1、第2のインバータの入出力を相互
    に接続したフリップフロップが備えられたセンスアンプ
    を設けた半導体集積回路装置であって、 前記センスアンプは、 前記第1のインバータを構成する2つのトランジスタの
    第1の中間ノードと前記第2のインバータを構成する2
    つのトランジスタの第2の中間ノードとを導通させるノ
    ード導通用スイッチング素子を備え、 前記ノード導通用スイッチング素子は、前記センスアン
    プが非活性状態の期間だけ導通することを特徴とする半
    導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 PチャネルMOSトランジスタとNチャ
    ネルMOSトランジスタとが直列接続された構成からな
    る第1、第2のインバータと、 前記第1のインバータのトランジスタ間の接続部である
    第1の中間ノードと前記第2のインバータのトランジス
    タ間における接続部である第2の中間ノードとを導通さ
    せるノード導通用スイッチング素子とを設けたセンスア
    ンプを備え、 前記ノード導通用スイッチング素子は、前記センスアン
    プが非活性状態の期間だけ導通することを特徴とする半
    導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 データが出力されるデータ出力部に接続
    された第1のドライバと、 出力先がないダミー出力部に接続され、前記第1のドラ
    イバと同じ構成からなり、出力部がオープンになった第
    2のドライバとを有したセンスアンプを備えたことを特
    徴とする半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 PチャネルMOSトランジスタとNチャ
    ネルMOSトランジスタとが直列接続された構成からな
    る第1、第2のインバータと、 前記第1のインバータのトランジスタ間の接続部である
    第1の中間ノードと前記第2のインバータのトランジス
    タ間における接続部である第2の中間ノードとを導通さ
    せるノード導通用スイッチング素子と、 データが出力されるデータ出力部に設けられた第1のド
    ライバと、 出力先がないダミー出力部に、前記第1のドライバと同
    じ構成からなり、出力部がオープンになった第2のドラ
    イバとを設けたセンスアンプを備え、 前記ノード導通用スイッチング素子は、前記センスアン
    プが非活性状態の期間だけ導通することを特徴とする半
    導体集積回路装置。
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