JP2003172668A - トルク伝達継手 - Google Patents

トルク伝達継手

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JP2003172668A JP2001372800A JP2001372800A JP2003172668A JP 2003172668 A JP2003172668 A JP 2003172668A JP 2001372800 A JP2001372800 A JP 2001372800A JP 2001372800 A JP2001372800 A JP 2001372800A JP 2003172668 A JP2003172668 A JP 2003172668A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外観からの目視により、摩耗などの損傷を監
視して簡便に寿命を予測することができるトルク伝達継
手を提供する。 【解決手段】 継手機構により、対向する1対の回転部
材を連結するトルク伝達継手であって、前記継手機構の
外表面部に、外観から目視することができる該継手機構
における損傷検出手段が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトルク伝達継手に関
する。さらに詳しくは、圧延機などのプラントにおけ
る、凹凸結合の歯車型軸継手、スプライン継手またはピ
ン継手などの回転トルク伝達用カップリングなどのトル
ク伝達継手であって、カップリングの歯やスプラインの
摩耗またはピンもしくはピン孔の摩耗などの損傷を監視
して寿命を予測することができるトルク伝達継手に関す
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
より、たとえばギヤカップリングは、ギヤの摩耗により
寿命を判断するために、ギヤの摩耗状態を定期的に測定
する必要がある。一般的にギヤの摩耗量の測定は、カッ
プリングを分解して測定するか、または入力軸と出力軸
を捻るように回転させて、そのガタ量(相対的な角度
差)を簡易的にダイヤルゲージなどの冶具を用いて判断
している。
【0003】しかし、前者は測定精度がよいが、一度ギ
アカップリングを分解するため作業に時間が掛かるとい
う問題がある。また、後者は測定のたびにばらつくので
測定値の信頼性が低いという問題がある。
【0004】そこで、これらの方法に代わる従来の摩耗
状態の測定方法として、たとえば特開平6−82243
号公報には、カップリングを開放せずにギヤの摩耗状態
を測定しようとするカップリング歯部の摩耗測定方法が
記載されている。この摩耗測定方法では、超音波厚さ計
を使用して、発生するエコーを解析するために大掛かり
な装置が必要であり、また探触子を使用するために測定
するギヤの大きさに制限がある。
【0005】また特開昭58−109834号公報に
は、正逆転時のパルスを検出し、その時間間隔の差から
ギヤカップリングのギヤ摩耗量を検出しようとするギヤ
カップリングにおけるギヤ摩耗量検出方法が記載されて
いる。このギヤ摩耗量検出方法では、パルス検出器など
の装置が必要であり、コスト高となるとともに、正逆転
する伝達装置に限られる。
【0006】本発明は、叙上の事情に鑑み、外観からの
目視により、摩耗などの損傷を監視して簡便に寿命を予
測することができるトルク伝達継手を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のトルク伝達継手
は、継手機構により、対向する1対の回転部材を連結す
るトルク伝達継手であって、前記継手機構の外表面部
に、外観から目視することができる該継手機構における
損傷検出手段が設けられてなることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のトルク伝達継手として
は、歯車型軸継手、スプライン継手、ピン継手またはフ
ランジ継手などの継手機構が含まれる。
【0009】以下、添付図面に基づいて本発明のトルク
伝達継手を説明する。
【0010】実施の形態1 たとえば歯車型軸継手としてのギアカップリングは、図
1に示されるように、内周部に第1の係合凹凸部である
内歯歯車1が設けられる外側伝達部材2、外周部に該内
歯歯車1に噛み合って係合する第2の係合凹凸部である
外歯歯車3が設けられる内側伝達部材(以下、カップリ
ングセンタという)4、および前記外側伝達部材2の外
表面部2aとカップリングセンタ4の外表面部4aとの
あいだに設けられる、損傷検出手段としての摩耗検出手
段5から構成されている。
【0011】前記外側伝達部材2は、リジェット6とカ
ップリングケース7の2部材からなり、該カップリング
ケース7に前記内歯歯車1が形成されている。このリジ
ェット6とカップリングケース7は、所定の個数のリー
マボルト8により連結されている。なお、本実施の形態
1では、外側伝達部材2がリジェット6とカップリング
ケース7の2部材からなっているが、本発明において
は、このリジェット6とカップリングケース7を一体に
作製することもできる。
【0012】前記外側伝達部材2の内筒部9に出力軸1
0をキー11を用いてキー結合するとともに、前記カッ
プリングセンタ4の内筒部12に入力軸13をキー14
を用いてキー結合することにより、対向する1対の回転
部材である出力軸10および入力軸13を連結してい
る。
【0013】前記摩耗検出手段5としては、突起部を有
する第1検出部材と該第1検出部材部と相対して配置さ
れる第2検出部材とから構成することができる。本実施
の形態では、前記外側伝達部材2のカップリングケース
7の外表面部2aに、たとえば2個のボルト15により
取り付けられる第1検出部材である検出部材16と前記
カップリングセンタ4の外表面部4aに形成された凹溝
からなる第2検出部材である検出凹部17とから構成さ
れている。前記検出部材16は、水平方向に突起部18
を有する断面がL字状を呈している。該突起部18を受
け入れる検出凹部17の幅寸法Lは、図2〜3に示され
るように、突起部18を該検出凹部17の中立位置にセ
ットしたときに、該突起部18の両側部位に、たとえば
歯厚の1/2の隙間(周方向の隙間)δoを確保できる
ように設定されている。
【0014】本実施の形態1では、ギヤの摩耗量を測定
するゲージとして、カップリングケース7の外側に突起
部18を有する検出部材16を取り付け、カップリング
センタ4に検出凹部17を設けているので、定期的な圧
延ラインの停止時などに、図4に示されるように、前記
突起部18と検出凹部17との凹凸の間隔δ(相対回転
後の隙間の寸法)、たとえば前記突起部18の端面位置
18aと検出凹部17の有効端面位置(端面位置18a
に対して傾斜する溝高さの中央位置)17aとの凹凸の
間隔δの増分量を測定することにより、前記内歯歯車1
と外側歯車3のギヤの摩耗量を外部から可視化できる。
また、本実施の形態では、前記摩耗検出手段5が前記内
歯歯車1と外側歯車3の円周方向に等間隔(120度)
に設けられている。したがって、摩耗量の測定位置を3
箇所とすることにより、視界がさえぎられた場合に、い
ずれかの箇所において確認することができる。これによ
り、本実施の形態では、摩耗量の測定作業の時間短縮を
図ることができるとともに、該摩耗量の高精度の測定を
行なうことができる。
【0015】また、本実施の形態1では、検出部材16
の突起部18、検出凹部17およびボルト15の材質お
よび形状をギアカップリングのギヤ伝達トルクに相当す
る強度をもたせるように設定する。たとえばギアの摩耗
や衝撃などによるギヤ損傷がある場合でも、前記検出部
材16の突起部18、検出凹部17およびボルト15の
強度によりトルク伝達が確保できる。したがって、検出
部材16、検出凹部17およびボルト15のみにより、
伝達トルクを確保して、入力軸13の空転を防ぐことが
できる。このため、摩耗検出手段5に歯車伝達のバック
アップ機能をもたせることができる。これにより、たと
えばギア破損による駆動系の異常動作による設備2次破
損、またギア交換後の再動作までの生産機会損失や燃料
などの原料損失、トラブル復旧費用などを未然に防止す
ることができる。
【0016】なお、本実施の形態1では、前記摩耗検出
手段がカップリングケースと内側伝達部材の外表面部に
3組設けられているが、本発明においては、これに限定
されるものではなく、適宜選定することができる。たと
えば回転バランスや摩耗量の測定精度の向上などを考慮
すると、少なくとも3組設けるのが好ましいが、単に摩
耗度合の目安を知る場合や低速回転の場合には、1組ま
たは2組とすることもできる。
【0017】また、前記損傷検出手段は、外側伝達部材
と内側伝達部材とのあいだに設けられているが、本発明
においては、これに限定されるものではなく、少なくと
も外側伝達部材と回転部材とのあいだに、たとえば検出
部材と検出凹部を設けることができる。これにより、外
側伝達部材および/または内側伝達部材と回転部材との
キー結合において、回転方向を位置決めしているキーの
摩耗によるガタを把握することができる。
【0018】なお、本実施の形態では、図1において、
紙面右側が入力軸13、紙面左側が出力軸10としてい
るが、この入出力軸を交換しても本発明の目的を達成す
ることができる。
【0019】実施の形態2 本実施の形態2では、前記継手機構としてスプライン継
手が用いられている。図5に示されるように、出力軸1
0には一体または別体に外側伝達部材である円筒部21
が設けられている。また、この円筒部21の内周部に
は、第1の係合凹凸部である第1のスプライン22が形
成されている。一方、入力軸13の外周部には、直接第
1のスプライン22に係合する第2の係合凹凸部である
第2のスプライン23が形成されている。なお、本実施
の形態2にかかわる損傷検出手段では、検出部材24が
前記円筒部21の外表面部にボルト25により取り付け
られているとともに、検出凹部26が前記入力軸13の
外表面部に形成されている。
【0020】実施の形態3 本実施の形態3では、前記継手機構としてピン継手が用
いられている。図6に示されるように、出力軸10には
一体または別体に外側伝達部材である円筒部31または
フォークが設けられている。また、この円筒部31に
は、1対の貫通孔32が形成されている。一方、入力軸
13にも、前記貫通孔32と同径の貫通孔33が形成さ
れており、1対の貫通孔32と貫通孔33に継手ピン3
4が挿通され、C型止め輪35または割りピンなどによ
り、円筒部31と入力軸13とが連結されている。な
お、本実施の形態3にかかわる損傷検出手段では、検出
部材36が前記円筒部31の外表面部にボルト37によ
り取り付けられているとともに、検出凹部38が前記入
力軸13の外表面部に形成されている。この損傷検出手
段により、継手ピンと貫通孔の摩耗検出ができる。
【0021】実施の形態4 本実施の形態4では、前記継手機構としてフランジ継手
が用いられている。図7に示されるように、出力軸10
および入力軸13には一体または別体に第1、第2のフ
ランジ部材41、42が設けられている。これらのフラ
ンジ部材41、42は継手ボルト43とナット(図示せ
ず)により結合されている。なお、本実施の形態4にか
かわる損傷検出手段では、検出部材44が前記第2のフ
ランジ部材42の外表面部にボルト45により取り付け
られているとともに、U字状の検出凹部46が前記第1
のフランジ部材41の外表面部にボルト47により取り
付けられている。この損傷検出手段により、継手ボルト
と該ボルト孔の摩耗検出またはボルトのゆるみを検出す
ることができる。
【0022】本実施の形態1、2、3、4においては、
検出部材と検出凹部により、各継手機構の伝達トルクを
確保させることができる。また、検出部材または検出凹
部や相対する突起部を、相互の接触により、変形や脱落
する強度に設計することで、継手の取替時期をその変形
や脱落により判断することができる。これら第1検出部
材である検出部材および第2検出部材である検出凹部の
取付け方法は、ボルトのみならず、溶接や各種接着剤な
どにより取り付けることが可能であり、現場にて使用中
の継手類への後付けすることもできる。
【0023】なお、本発明においては、外側伝達部材お
よび内側伝達部材が出力軸および入力軸に別体で設けら
れ、結合にされている場合、または第1、第2のフラン
ジ部材が出力軸および入力軸に別体で設けられ、結合に
されている場合、該外側伝達部材と出力軸および/また
は内側伝達部材と入力軸とのあいだに、該外側伝達部材
および/または内側伝達部材の軸長手方向の移動を防ぐ
位置決め部や、位置ずれ検出部を設けるのが好ましい。
この位置決め部や位置ずれ検出部を設けることにより、
たとえば歯車やスプラインの噛み合い部がずれることが
なくなり、また噛み合い部のずれ量を把握することがで
きるため、または伝達部材と出力軸および/または入力
軸との、結合の外れを未然に防止、またはずれ量を把握
することができる。たとえば前記実施の形態1において
は、図8に示されるように、前記リジェット6の側端面
51に、たとえばL字状の係止用鍵部材52を取り付け
るとともに、出力軸10に形成するキー溝53にキー5
4を嵌め込んで、該係止部材52とキー54によるキー
結合の位置決め部とすることができる。
【0024】また、図9に示されるように、前記リジェ
クト6の側端面51に、たとえばL字状の鍵部材62を
取り付けるとともに、出力軸10に凸部63を形成する
ことで、鍵部材62と凸部63に隙間64を設け、リジ
ェクト6と出力軸10の結合の位置ずれを検出すること
ができる位置ずれ検出部を設けることができる。
【0025】また、図10に示されるように、前記リジ
ェクト6の側端面51に、たとえばL字状の鍵部材72
を取り付けるとともに、出力軸10に前記側端面51と
同一面の底面73aまたは該側端面51より外方位置ま
での底面(外観から見える位置の底面)までの長さのキ
ー溝73を形成することで、鍵部材72と底面73aに
隙間74を設け、リジェクト6と出力軸10の結合の位
置ずれを検出することができる位置ずれ検出部を設ける
ことができる。
【0026】なお、図8〜10においては、結合がキー
結合にされているが、本発明においては、これに限定さ
れるものではなく、たとえば焼き嵌めや冷やし嵌めなど
の結合においても、該外側伝達部材および/または内側
伝達部材の軸長手向の移動を防ぐ位置決め部または位置
ずれ検出部を設けることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
カップリングを分解せずに検出部材と検出凹部との間隔
を外観から実測することができるという簡易な方法で精
度よく測定することができるため、ギヤ、継手ピンもし
くは継手ボルトの寿命予測またはギア、継手ピンもしく
は継手ボルト取替計画を適切に実施することができる。
また、仮に突発的にギア、継手ピンまたは継手ボルトの
破損が発生したとしても、予備的に損傷検出手段がトル
ク伝達のバックアップ機能として作用するので、急な操
業停止を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のギヤカップリングの実施の形態1を示
す断面図である。
【図2】図1のギヤカップリングの右側面図である。
【図3】図2のギヤカップリングの要部拡大図である。
【図4】摩耗検出手段の動作を説明する図である。
【図5】本発明のトルク伝達継手の実施の形態2を示す
断面図である。
【図6】本発明のトルク伝達継手の実施の形態3を示す
断面図である。
【図7】本発明のトルク伝達継手の実施の形態4を示す
断面図である。
【図8】本発明のトルク伝達継手における位置決め部の
一例を示す断面図である。
【図9】本発明のトルク伝達継手における位置ずれ検出
部の一例を示す斜視図である。
【図10】本発明のトルク伝達継手における位置ずれ検
出部の他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 内歯歯車 2 外側伝達部材 2a、4a 外表面部 3 外歯歯車 4 内側伝達部材(カップリングセンタ) 5 摩耗検出手段 6 リジェット 7 カップリングケース 8 リーマボルト 9、12 内筒部 10 出力軸 11、14 キー 13 入力軸 15 ボルト 16 検出部材 17 検出凹部 17a 有効端面位置 18 突起部 18a 端面位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林原 道雄 兵庫県姫路市広畑区富士町1番地 新日本 製鐵株式会社広畑製鐵所内 (72)発明者 迫田 明之 兵庫県姫路市広畑区富士町1番地 新日本 製鐵株式会社広畑製鐵所内 Fターム(参考) 2G024 AD01 BA21 CA22 DA08 EA11

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 継手機構により、対向する1対の回転部
    材を連結するトルク伝達継手であって、前記継手機構の
    外表面部に、外観から目視することができる該継手機構
    における損傷検出手段が設けられてなるトルク伝達継
    手。
  2. 【請求項2】 前記損傷検出手段が、突起部を有する第
    1検出部材と該第1検出部材と相対して配置される第2
    検出部材とからなる請求項1記載のトルク伝達継手。
  3. 【請求項3】 前記第2検出部材が前記第1検出部材の
    突起部を受け入れる検出凹部である請求項2記載のトル
    ク伝達継手。
  4. 【請求項4】 前記継手機構が、内周部に第1の係合凹
    凸部が形成される外側伝達部材と外周部に該第1の係合
    凹凸部に係合する第2の係合凹凸部が形成される内側伝
    達部材とからなる請求項1、2または3記載のトルク伝
    達継手。
  5. 【請求項5】 前記第1検出部材が前記外側伝達部材の
    外表面部に取り付けられているとともに、前記第2検出
    部材が前記内側伝達部材の外表面部に形成されている請
    求項2、3または4記載のトルク伝達継手。
  6. 【請求項6】 前記継手機構が、前記1対の回転部材の
    うち、一方の回転部材に設けられ、内周部に第1の係合
    凹凸部が形成される外側伝達部材と他方の回転部材の外
    周部に形成される前記第1の係合凹凸部に係合する第2
    の係合凹凸部とからなる請求項1、2または3記載のト
    ルク伝達継手。
  7. 【請求項7】 前記継手機構が、前記1対の回転部材の
    うち、一方の回転部材に設けられる外側伝達部材と、該
    外側伝達部材と他方の回転部材とを連結する継手ピンと
    からなる請求項1、2または3記載のトルク伝達継手。
  8. 【請求項8】 前記第1検出部材が前記外側伝達部材の
    外表面部に取り付けられているとともに、前記第2検出
    部材が前記他方の回転部材の外表面部に形成されている
    請求項6または7記載のトルク伝達継手。
  9. 【請求項9】 前記外側伝達部材と回転部材との結合が
    キー結合であって、該外側伝達部材と回転部材とのあい
    だに、前記第1検出部材と第2検出部材が設けられてい
    る請求項4、5、6、7または8記載のトルク伝達継
    手。
  10. 【請求項10】 前記継手機構が、前記1対の回転部材
    のうち、一方の回転部材に設けられる第1のフランジ部
    材と、他方の回転部材の外周部に設けられる第2のフラ
    ンジ部材と、第1、第2のフランジ部材を連結する継手
    ボルトナットとからなる請求項1、2または3記載のト
    ルク伝達継手。
  11. 【請求項11】 前記第1検出部材および第2検出部材
    がそれぞれ前記第1、第2のフランジ部材の外表面部に
    形成されている請求項10記載のトルク伝達継手。
  12. 【請求項12】 前記第1検出部材および第2検出部
    材、または第1検出部材、第2検出部材、該第1検出部
    材を固定するボルトおよび/または第2検出部材を固定
    するボルトにより、前記継手機構の伝達トルクを確保で
    きる請求項2、3、4、5、6、7、8、9、10また
    は11記載のトルク伝達継手。
  13. 【請求項13】 前記外側伝達部材と回転部材との結合
    において、該外側伝達部材の軸長手向の移動を防ぐ位置
    決め部または位置ずれ検出部が設けられている請求項
    4、5、6、7、8、9または12記載のトルク伝達継
    手。
  14. 【請求項14】 前記内側伝達部材と回転部材との結合
    において、該内側伝達部材の軸長手向の移動を防ぐ位置
    決め部または位置ずれ検出部が設けられている請求項
    4、5、6、9または12記載のトルク伝達継手。
  15. 【請求項15】 前記第1、第2のフランジ部材と回転
    部材との結合において、該第1、第2のフランジ部材の
    軸長手向の移動を防ぐ位置決め部または位置ずれ検出部
    が設けられている請求項10または11記載のトルク伝
    達継手。
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