JP2003172554A - 逆スターリングサイクル冷凍機のリニアモータ型圧縮機 - Google Patents

逆スターリングサイクル冷凍機のリニアモータ型圧縮機

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JP2003172554A
JP2003172554A JP2001371109A JP2001371109A JP2003172554A JP 2003172554 A JP2003172554 A JP 2003172554A JP 2001371109 A JP2001371109 A JP 2001371109A JP 2001371109 A JP2001371109 A JP 2001371109A JP 2003172554 A JP2003172554 A JP 2003172554A
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linear motor
stirling cycle
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reverse stirling
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Masayoshi Sakata
昌良 坂田
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Fuji Electric Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2309/00Gas cycle refrigeration machines
    • F25B2309/001Gas cycle refrigeration machines with a linear configuration or a linear motor

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  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の逆スターリングサイクル冷凍機の圧縮機
におけるピストン、シリンダ間の磨耗による作動媒体
(冷媒ガス)の汚染や圧縮性能低下等の問題を回避す
る。 【解決手段】作動媒体の圧縮手段となるべローズ4の本
体中央側端面は円盤状継鉄1cに固定され、べローズの
反対側の可動側端面はべローズ端面部材21に結合さ
れ、端面部材21はリニア軸受8に嵌合支持されるリニ
アシャフト7に結合されている。また、べローズ端面部
材21はソレノイドコイル2を支持してコイル2,磁石
3と共にリニアモータを構成するボビン5に結合されて
いる。べローズの内部空間SP3には作動媒体が封入さ
れ、空間SP3は連通穴13,14,膨張機接続管11
を経て図外の冷却器と膨張機に連通している。図外の交
流電源からコイル2に通電することでべローズ4はリニ
アモータにより軸方向に所定周波数で伸縮され、作動媒
体を圧縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヘリウムガス等を作
動媒体とし逆スターリングサイクルを利用して膨張機部
分に極低温を発生させる、いわゆる逆スターリングサイ
クル冷凍機の圧縮機に関するもので、特に作動媒体を圧
縮するためにリニアモータでベローズを励振駆動して伸
縮させるようにした逆スターリングサイクル冷凍機のリ
ニアモータ型圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】逆スターリングサイクル冷凍機は、従来
より極低温を得るための小型冷凍機の一種として知られ
ている。この冷凍機は作動媒体(冷媒ともいう)の気体
を圧縮する圧縮機と、この圧縮された冷媒ガスを冷却さ
せるための冷却器と、この一旦冷却された冷媒ガスを膨
張させて極低温を得るための膨張機とから構成されてい
る。
【0003】図5は特開平3−236550号公報に公
開された本出願人の先願になる逆スターリングサイクル
冷凍機の断面図である。先ずこの図5を代表例としてこ
の種の逆スターリングサイクル冷凍機の構成と動作を述
べる。同図において、101は往復動式圧縮機、2は非
磁性材料からなる両端開放の圧縮シリンダ、3A,3B
はこの圧縮シリンダ2に互いに対向するように挿入され
たピストン、2aはピストン3Aと3Bの間に形成され
る作動媒体の圧縮空間である。
【0004】ピストン3A,3Bは、この両ピストンに
それぞれ対応するように左右対称に設けられている駆動
機構4A,4Bによって圧縮シリンダ2内を周期的に左
右対称の(つまり互いに180°の位相差で)往復動作
をするよう駆動される。駆動機構4A,4Bはソレノイ
ド駆動式のリニアモータで、それぞれピストン3A,3
Bの軸に連結支持された可動側のソレノイドコイル7
A,7Bと、固定側の磁石装置11A,11Bとからな
る。
【0005】ここで、磁石装置11Aは、ソレノイドコ
イル7Aを挟んでその内外周側に対向配置された内側お
よび外側の二重の筒形ヨーク8Aおよび9A、この二重
筒形ヨークの本図中央側の端部で内側筒形ヨーク8Aと
外側筒形ヨーク9Aとの間を結合するように配置された
環状板形ヨーク10A、内側筒形ヨーク8Aの中間部に
配置された筒形永久磁石6Aからなり、同様に、磁石装
置11Bは、内側および外側二重の筒形ヨーク8Bおよ
び9B、環状板形ヨーク10B、筒形永久磁石6Bから
なる。
【0006】筒形永久磁石6A,6Bは、それぞれ、そ
の両端面に磁極を持ち、前述の磁気回路を通して間隙2
4A,24Bに半径方向の磁界を形成する。シリンダ
2、ピストン3A,3Bおよび駆動機構4A,4Bの部
分は、外側筒形ヨーク9A,9Bが一体構造となった外
装フレーム23と、フレーム部材22A,22Bとから
なる容器によって密閉され、この密閉空間に作動媒体が
封入されている。
【0007】ピストン3A,3Bはそれぞれ、フレーム
部材22A,22Bの端板に支持スプリング12A,1
2Bを介して支持されている。気密貫通端子7Aa,7
Baを介してそれぞれソレノイドコイル7A,7Bに所
定周波数の交流電源を接続することにより、ソレノイド
コイル7Aを流れる電流と間隙24A中の半径方向の磁
界との間の電磁力、同じくソレノイドコイル7Bを流れ
る電流と間隙24B中の半径方向の磁界との間の電磁力
により、ピストン3A,3Bはこの所定周波数で且つ前
記した180°の位相差で往復動を行う。
【0008】次に30は上述の圧縮機101と共に冷凍
機を構成する膨張機、31は膨張機30の中に設けられ
た膨張シリンダ、36は膨張シリンダ31内に収められ
たディスプレーサである。また、32は同じく冷凍機を
構成する冷却器で、上述の圧縮機101の作動媒体の圧
縮空間2aはこの冷却器32を介し膨張機30に連通し
て配管接続されている。なお、冷却器32は圧縮により
温度の上昇した作動媒体の放熱冷却を行う。
【0009】ディスプレーサ36は作動媒体の圧縮空間
2aの圧力によって、圧縮機101のピストン3A,3
Bと所定の位相差をもって膨張シリンダ31内を往復動
し、作動媒体は膨張機30内の膨張空間37で膨張して
低温となり、膨張機30上のコールドヘッド39で図外
の被冷却体を冷凍する。ところで、上述したように図5
の逆スターリングサイクル冷凍機の圧縮機101は筒形
永久磁石6Aとソレノイドコイル7A、同じく筒形永久
磁石6Bとソレノイドコイル7Bからなる左右対のリニ
アモータを用い、ピストン3A,3Bと、シリンダ2に
より冷媒の圧縮を行っている。
【0010】また、図6は、従来の同様なリニアモータ
を用いた圧縮機の構成の別の例を示すが、本例において
は左右対称の2つのピストン153aと153bのそれ
ぞれ全体を板バネ157aと157bで支持する構成に
なっている。一方、図7,図8のようにベローズの伸縮
によってベローズの内部空間に封入された冷媒気体を圧
縮する逆スターリングサイクル冷凍機の圧縮機も多数、
提案されている。
【0011】ここで図7の圧縮機はべローズ121を用
いているが、その駆動方法としてはモータ117の回転
運動をクランクシャフト107とロッド105によりべ
ローズ121の非固定側の端面部材の往復運動に変えて
いる。同様に図8(特開平9−291886号公報参
照)の圧縮機もべローズ8を用い、駆動方法としてはモ
ータ7の回転運動をクランクシャフト5とロッド4によ
りべローズ8の非固定側の端面部材3の往復運動に変え
るものである。図7,図8共に、リニアモータによる共
振特性を用いた機構にはなっていない。
【0012】また、図9(特開平5−141794号公
報参照)では左右対のリニアモータ12でベローズ26
を伸縮しているが、封入された冷媒ガスの圧縮にはシリ
ンダ3とピストン8を使用している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示したリニアモータ駆動のピストン式の圧縮機では、ピ
ストン3A,3Bとシリンダ2の磨耗により、冷媒ガス
の汚染が発生し、冷凍能力を低下させる原因となること
や、この磨耗により、ピストンとシリンダ間のギャップ
が広くなることで、圧縮性能が低下するなどの欠点があ
った。
【0014】また、図6のリニアモータ駆動のピストン
式の圧縮機では、ピストン153a,153bをそれぞ
れ板バネ157a,157bで宙づりにすることで、ピ
ストン153a,153bとシリンダ151の磨耗を低
減する構造が提案されているが、この構造の場合、ピス
トンとシリンダ間のギャップを精度よく管理して組立て
る必要があるために、組立時間がかかることや、個々の
部品の寸法精度を高める必要があるなどの製造上の欠点
があった。
【0015】また図7,図8のようにモータ117,7
などの回転駆動をクランクシャフトで往復運動に変えて
べローズ121,8に伝達する方式の圧縮機では、装置
全体が大きくなり、小型化が困難であった。また、図9
のようなべローズ26とピストン8を併用するリニアモ
ータ駆動の圧縮機では、リニアモータ12の効率を高め
るべく、ピストン8,コイルばね21等を含む可動系の
固有振動数をソレノイドコイル16の電源周波数に一致
させるために、べローズ26が可動系に対する空気バネ
の定数を可変する手段として用いられているが、シリン
ダ3,ピストン8の磨耗や冷媒気体の汚染の欠点がある
ことには変わりがない。
【0016】本発明は上述した従来の問題を解消してベ
ローズをリニアモータで駆動する、逆スターリングサイ
クル冷凍機のリニアモータ型圧縮機を提供することを課
題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1の逆スターリングサイクル冷凍機のリニ
アモータ型圧縮機は、圧縮機により圧縮される作動媒体
の圧縮空間(SP3)が、作動媒体の膨張機(図5の3
0など)に冷却器(図5の32など)を介し連通して構
成される逆スターリングサイクル冷凍機の圧縮機(0
1,01A,02,03など)であって、前記圧縮空間
となる内部の空間に作動媒体が封入され、少なくともそ
の一方の端面を可動側の端面とする円筒状のベローズ
(4)と、該ベローズの外部の空間にあって外部の電源
から給電され、前記ベローズの可動側の端面に、所定周
波数で前記ベローズの軸(XX’の)方向に交番する力
を加えて、該ベローズを含む可動系を励振することによ
り該ベローズをその軸方向に伸縮させ、該ベローズの内
部空間に封入された作動媒体に対する逆スターリングサ
イクルのための膨張・圧縮を行わせる励振駆動手段とし
てのリニアモータと、同じく前記ベローズの外部空間に
あって、前記ベローズの軸をほぼ同一直線上に保ちつ
つ、前記ベローズの可動側の端面の前記軸方向の往復変
位が可能なように前記可動系を支持する軸受手段(リニ
アシャフト7,リニア軸受8など)とを備えたものとす
る。
【0018】また請求項2の逆スターリングサイクル冷
凍機のリニアモータ型圧縮機は、請求項1に記載のリニ
アモータ型圧縮機において、前記ベローズの内部に死容
積を排除するためのインナーボリューム(6)を備えた
ものとする。また請求項3の逆スターリングサイクル冷
凍機のリニアモータ型圧縮機は、請求項2に記載のリニ
アモータ型圧縮機において、前記インナーボリュームが
前記ベローズの可動側の端面に結合されて前記可動系に
属し、該可動系の共振周波数を前記所定周波数に一致さ
せるための質量の調整に利用されるようにする。
【0019】また請求項4の逆スターリングサイクル冷
凍機のリニアモータ型圧縮機は、請求項1ないし3のい
ずれかに記載のリニアモータ型圧縮機において、前記ベ
ローズの外部空間の圧力を、該ベローズの伸縮動作時の
最大長が該ベローズの自由長以下となる所定の静止圧力
に保持するようにする。また請求項5の逆スターリング
サイクル冷凍機のリニアモータ型圧縮機は、請求項1な
いし4のいずれかに記載のリニアモータ型圧縮機におい
て、前記リニアモータが前記ベローズの軸に直交する方
向の磁界を生成する磁石(3など)と、この磁界内にあ
って前記可動系に属し、前記ベローズと同軸の筒状に形
成されて前記電源から給電されるソレノイドコイル(2
など)と、同じく前記可動系に属し、該ソレノイドコイ
ルと前記ベローズの可動側の端面とを結合するコイル支
持手段(ボビン5など)とを備えたものとする。
【0020】また請求項6の逆スターリングサイクル冷
凍機のリニアモータ型圧縮機は、請求項5に記載のリニ
アモータ型圧縮機において、前記磁石の磁路を構成する
継鉄(ケーシング兼継鉄1)が前記ベローズの外部空間
の圧力を維持するための容器の少なくとも一部を構成す
るようにする。また請求項7の逆スターリングサイクル
冷凍機のリニアモータ型圧縮機は、請求項6に記載のリ
ニアモータ型圧縮機において、前記ベローズが前記継鉄
の内部に配置されてなるようにする。
【0021】また請求項8の逆スターリングサイクル冷
凍機のリニアモータ型圧縮機は、請求項1ないし7のい
ずれかに記載のリニアモータ型圧縮機において、前記軸
受手段の少なくとも一部が(ベローズ端面部材21Aな
どを介し)前記ベローズの内側に、前記作動媒体の圧縮
空間から隔離されて挿入配置されてなるようにする。
【0022】即ち本発明の主な作用は、逆スターリング
サイクル冷凍機の圧縮機における従来のピストン,シリ
ンダ間の磨耗による冷媒ガス(作動媒体)の汚染や圧縮
性能の低下等の問題を回避するため、圧縮機における作
動媒体の圧縮手段として従来のピストン,シリンダに代
わりべローズを使用し、べローズの可動側端面を作動媒
体の圧縮空間(つまり作動媒体が封入され圧縮される空
間)外に設けたリニア軸受でべローズの軸方向における
往復移動が可能なように支持すると共に、同じく作動媒
体の圧縮空間外に設けたリニアモータによりべローズの
可動側端面にべローズの軸方向に所定周波数で交番する
力を加えてべローズを含む可動系を励振し、この際のべ
ローズの伸縮により作動媒体の膨張・圧縮を行わせると
いうものである。
【0023】そして、べローズ内部に生ずる死空間を埋
めるためにインナーボリュームを設けて、インナーボリ
ュームが可動系の共振周波数を可動系に対する励振周波
数(この場合、電源周波数)に一致させるための質量調
整を兼ねるようにしたり、前記死空間に作動媒体の圧縮
空間とは隔離した状態でリニア軸受の一部を挿入して装
置を小型化したりするものである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下図1ないし図4を用いて本発
明の実施例を説明する。なお、この図1〜図4におい
て、同一の符号は同一もしくは相当部分を示す。 (実施例1)図1は本発明の第1の実施例としての逆ス
ターリングサイクル冷凍機のリニアモータ駆動型の圧縮
機(リニアモータ型圧縮機と略す)01の構成を示す軸
断面図である。この場合、逆スターリングサイクル冷凍
機はこの圧縮機01と、この圧縮機の膨張機接続管11
に配管接続された、図5の冷却器32および膨張機30
と同様な構成の図外の冷却器および膨張機とからなる。
【0025】このリニアモータ圧縮機01においては、
図5に対しピストンとシリンダが左右対のベローズ4に
置き換わり、各ベローズ4の可動側端面が左右対の磁石
3,ソレノイドコイル2,コイル2を保持するボビン5
等からなるリニアモータでそれぞれ駆動され、且つソレ
ノイドコイル2,ボビン5,ベローズ4の可動側の端面
部材21等からなる可動系を、この可動系に属し作動媒
体の圧縮空間外に含まれる左右対のリニアシャフト7を
介しリニア軸受8によりそれぞれ支持するようにしてい
る。
【0026】なお、本例では圧縮機01は、軸XX’上
の点Oを通り紙面に垂直な平面(便宜上、対称基準面と
いう)に対して左右対称に構成されている。そして、冷
媒ガス(本例ではヘリウムガス)を充填するための入口
としての冷媒ガス充填部10、常時は作動冷媒の出入口
となる膨張機接続管11、左右対のベローズ4をそれぞ
れ収容する空間SP2の圧力を均等化するための左右圧
力均等用穴12等が存在する、本図の中央部分を除き、
基本的に軸XX’に対して回転対称(軸対称)に構成さ
れている。
【0027】同図において1は磁石3の磁路としての継
鉄を兼ねるケーシングで、このケーシング兼継鉄1は、
XX’を軸とする内外二重の円筒状の継鉄としての外側
円筒継鉄1aおよび内側円筒継鉄1bと、XX’を軸と
し本図中央部においてこの円筒継鉄1aおよび1bを一
体に連結する円盤状継鉄1cとからなる。円筒状の磁石
3は、円筒継鉄1aと1bとの間の空間SP1内の内側
円筒継鉄1bの開放端側に、この円筒継鉄1bに接して
保持され、半径方向に着磁されて、空間SP1内の磁石
3の外周の外方に放射状の磁界を生成する。
【0028】円筒状のソレノイドコイル2はこの空間S
P1の磁界内に、軸方向の変位が可能なように磁石3と
同心に配置され、中心部がリニアシャフト7に結合され
たコの字状断面の円盤状のボビン5により支持されてい
る。このソレノイドコイル2には、後述のケーシング9
上に、図5の気密貫通端子7Aa,7Baと同様に設け
られた図外の気密貫通端子を介して外部の所定周波数の
交流電源から給電が行われる。
【0029】XX’を軸とする円筒状のベローズ4は、
内側円筒継鉄1bの内側の空間SP2内にその大部分が
納まる形で、その固定側端面が円盤状継鉄1cに固定さ
れ、その可動側端面がXX’を軸としリニアシャフト7
によって一体に支持される円盤状の端面部材21に結合
されて収容されている。ベローズ4の内部空間SP3に
は作動媒体(冷媒ガス)が充填され、内部空間SP3
は、円盤状継鉄1cに穿たれた連通孔13,14を介し
て膨張機接続管11に連通し、さらに膨張機接続管11
に配管接続された図外の冷却器および膨張機に連通して
いる。
【0030】なお、6はベローズ端面部材21と一体且
つ同心に、ベローズ4の内部空間SP3の大半を埋める
ように設けられた円柱状のインナーボリュームである。
このインナーボリューム6は圧縮機の圧縮性能(圧縮
率)を低下させる原因となるベローズ4の内部空間SP
3のデッドスペース(死容積)を排除する役割を持つて
いる。
【0031】9は対称基準面に対し左右対となって、そ
れぞれケーシング1の左右の開口部を覆うように円筒蓋
状に設けられ、且つその端面部がリニア軸受8のハウジ
ングを兼ねているケーシング兼軸受ハウジングである。
リニア軸受8はリニアシャフト7を支持し、リニアシャ
フト7と一体のソレノイドコイル2,ボビン5,ベロー
ズ端面部材21,インナーボリューム6,ベローズ4の
等価的な可動部分等からなる可動系の軸XX’方向の往
復運動、従ってベローズ4の伸縮動作を可能にする。
【0032】ところで、一般的な逆スターリングサイク
ル冷凍機では、圧縮機側の冷媒が直接圧縮される分の容
積(圧縮容積)に対して膨張機側の容積を含めた全容積
が大きく、圧縮率(圧縮容積/全容積)は0.3前後に
なってしまう。このため、封入ガスの圧力を高くするこ
とで、圧縮時の変動圧力の値を大きくしている。べロー
ズ4の内部空間SP3側(つまり膨張機につながる空間
側)だけに、圧力を加えた冷媒ガスを封入した場合、ベ
ローズ4に大きな圧力が作用することになる。これを回
避するために、ベローズ4の静止平衡位置でべローズの
内、外、同じ圧力、例えば約30気圧になるように気体
を封入する。これにより、べローズ自体には圧縮時の変
動分に相当する圧力、例えば数気圧だけが作用すること
になり、封入時の圧力をキャンセルすることができる。
【0033】但し、ベローズの伸縮疲労を軽減するた
め、ベローズの静止平衡位置でのべローズの外側圧力を
内側圧力より高く設定し、ベローズを圧縮状態としたま
まの(つまり、ベローズの伸縮動作時の最大長がベロー
ズの自由長以下となるようにしたままの)伸縮動作を行
わせる場合もある。円盤状継鉄1cに穿たれた穴として
の冷媒ガス充填部10は、この理由でベローズ4の外部
空間に冷媒ガスを充填するために設けられおり、同時に
ベローズ4の内部空間SP3に冷媒ガスを充填するため
に円盤状継鉄1cに穿たれた図外の穴も存在する。な
お、12は左右対の可動系を収容する空間の圧力を均等
にするために円盤状継鉄1cに穿たれた左右圧力均等用
穴である。
【0034】但し、本圧縮機の動作時にはベローズ4の
内外空間は遮断されている。従って、本圧縮機の動作に
よってリニア軸受8部分に磨耗が生じてもこの磨耗はベ
ローズ4内部の冷媒ガスの汚染には結びつかない。な
お、ケーシング兼継鉄1およびケーシング兼軸受ハウジ
ング9は、このように内部に冷媒ガスを閉じ込めるよう
に全体として気密に構成されている。
【0035】ソレノイドコイル2に商用電源などの外部
の電源から所定周波数の交流電流が通電されると、コイ
ル2は磁石3によって作られる磁界によって軸方向に交
番する駆動力を受け、ボビン5を介しリニアモータとし
てボビン5と一体に結合されたベローズ端面部材21,
インナーボリューム6,ベローズ4の等価的な可動部
分,リニアシャフト7等からなる可動系を全体としてリ
ニア軸受8に支持させながら軸方向に往復駆動する。
【0036】これにより、ベローズ4は軸方向に伸縮駆
動され、内部の冷媒ガスを連通穴13,14および膨張
機接続管11を介して外部の膨張機側へ押出したり、膨
張機側から吸引したりする。図1のようなリニアモータ
型圧縮機の場合、圧縮機の効率を上げるために、可動系
の固有振動数を往復駆動の周波数、つまりソレノイドコ
イル2を付勢する電源周波数と共振させることが必要と
なる。可動系の固有振動数(この場合共振周波数ともい
う)とは、ソレノイドコイル2,ボビン5,ベローズ4
の等価的な可動部分,インナーボリューム6,ベローズ
端面部材21,リニアシャフト7等の往復運勤する部分
の全質量と、封入ガスを圧縮することで発生するガスの
反発力(バネ特性)やベローズ4が持っているバネ特性
などとによって決まる固有振動数である。
【0037】バネ特性は封入ガスの圧縮率やべローズの
寸法で決定してしまうため、最終的な調整は質量の附加
で行う必要がある。図1の構造では、インナーボリュー
ム6をべローズ4の駆動側(可動系)に配置しているの
で、この付加質量をインナーボリューム6で兼用して装
置の小型化を図ることができる。この付加質量の調整
は、インナーボリューム6の材料の変更や内部をくりぬ
くことなどにより行うことができる。
【0038】なお、バネ特性を調整する方法としてはさ
らに、例えば図5の支持スプリング12A,12Bと同
様に、ケーシング9ないしはリニア軸受8とボビン5と
の間にリニアシャフト7と同軸のコイルパネを挿入する
方法も考えられる。また図1の構造では、磁石2の磁路
となる継鉄をケーシングに併用することで、余分な圧力
容器をなくすことができる。
【0039】(実施例2)図2は本発明の第2の実施例
としての逆スターリングサイクル冷凍機のリニアモータ
型圧縮機02の構成を示す軸断面図である。本実施例で
は図1のケーシング兼軸受ハウジング9に代わり、軸受
ハウジングを兼ねずにリニアシャフト7を支持するケー
シング兼シャフト支持体9Aと、リニア軸受8が組込ま
れたベローズ端面部材21Aを用い圧縮機の全長を短く
したものである。
【0040】(実施例3)図3は本発明の第3の実施例
としての逆スターリングサイクル冷凍機のリニアモータ
型圧縮機03の構成を示す軸断面図である。本実施例で
は図2の構成において、円盤状継鉄1c上の連通穴13
の径をインナーボリューム6の径より大とし、さらに左
右両側のインナーボリューム6を接近させることで、作
動媒体の圧縮空間内の死容積を少なくしたものである。
【0041】なお、この構造からさらに進んで左右対の
ベローズ4の間隔をなくし、ベローズ4の固定側の端面
を互いに結合させ、対をなす2つのベローズを、あたか
もベローズ2つ分の全長を持つ1つのベローズのように
して、2つのベローズの結合部分に設けた管等からベロ
ーズ内部の圧縮された冷媒ガスを膨張機側へ導く方法も
考えられる。
【0042】(実施例4)以上の実施例1〜3ではベロ
ーズ、リニアモータ等を左右対にした構造を示した。こ
の構造は圧縮機の振動や騒音を低減できる利点がある反
面、部品点数が多くなりコスト高になるという問題があ
る。そこで、左右対の構造の圧縮機01,02,03の
片側、例えば左側の構造部をケーシング兼継鉄1の円盤
状継鉄1cまでを含めて残し、右側のその他の構造部を
取り除いた片側構造とする方法が考えられ、これも本発
明に含まれる。
【0043】この場合、圧縮機の振動は別の防振手段
(例えばダイナミックダンパー等)によって吸収すると
いった方法が考えられる。図4はこのように構成した代
表例として、図1に対応する片側構造のリニアモータ型
圧縮機01Aの軸断面図を、本発明の第4の実施例とし
て示す。なお、図4においては当然ながら、図1の左右
圧力均等用穴12や、取り除いた右側のベローズの内部
から連通穴14に通ずる連通穴13の部分が埋められた
構造になる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、逆スターリングサイク
ル冷凍機の圧縮機における作動媒体を圧縮する手段とし
て従来のピストン、シリンダに代わりべローズを使用す
るようにしたので、従来のようなピストン、シリンダ間
の磨耗による冷媒ガス(作動媒体)の汚染や圧縮性能の
低下の問題を回避することができる。
【0045】さらにピストン式の圧縮機では、通常、ピ
ストンとシリンダ間のギャップを50μm以下になるよ
うに精密な部品の加工をしたり、図6のように可動側を
板バネで支持する方式の場合、精密な組立ての調整を実
施する必要がある。しかし本発明の構成の場合、リニア
モータの磁石3とソレノイドコイル2間のギャップを管
理する必要があるものの、この部分は0.2〜0.4m
m程度と比較的大きなギャップでよく、ベローズ4自体
も半径方向の隙間はコイルのギャップ並みにすることが
でき、ピストン式と比較すると個々の部品のの寸法精
度、組立て精度を粗くすることができ、製造上のコスト
を低減することができる。
【0046】またさらに、ピストン、シリンダ方式の圧
縮機では、被圧縮側とその外側の空間に気体の出入りが
あるためにモータ部(例えば、コイル,ボビン,スプリ
ングなど)から発生するガスの汚染が問題になる場合が
ある。しかし本発明のベローズ方式の圧縮機では、べロ
ーズ4により膨張機へつながる被圧縮側の空間とその外
側の空間を完全に隔離できるために、この外側の空間に
あるコイル,ボビン,リニア軸受などの発生ガスの問題
を考慮する必要がなく、いろいろな材料の使用が可能と
なり、設計、製造上のコストメリットが見込まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例としての構成を示す断面
【図2】本発明の第2の実施例としての構成を示す断面
【図3】本発明の第3の実施例としての構成を示す断面
【図4】本発明の第4の実施例としての構成を示す断面
【図5】従来の逆スターリングサイクル冷凍機の構成例
を示す断面図
【図6】従来の逆スターリングサイクル冷凍機の圧縮機
の別の構成例を示す断面図
【図7】従来の逆スターリングサイクル冷凍機の圧縮機
のさらに別の構成例を示す断面図
【図8】従来の逆スターリングサイクル冷凍機の圧縮機
のさらに別の構成例を示す断面図
【図9】従来の逆スターリングサイクル冷凍機の圧縮機
のさらに別の構成例を示す断面図
【符号の説明】
01,01A,02,03 リニアモータ型圧縮機 1 ケーシング兼継鉄 1a 外側円筒継鉄 1b 内側円筒継鉄 1c 円盤状継鉄 2 ソレノイドコイル 3 磁石 4 ベローズ 5 ボビン 6 インナーボリュ─ム 7 リニアシャフト 8 リニア軸受 9 ケーシング兼軸受ハウジング 9A ケーシング兼シャフト支持体 10 冷媒ガス充填部 11 膨張機接続管 12 左右圧力均等用穴 13,14 連通穴 21,21A ベローズ端面部材 SP1 円筒継鉄1aと1bとの間の空間 SP2 内側円筒継鉄1bの内側の空間 SP3 ベローズの内部空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H076 AA03 AA14 BB10 BB21 BB26 BB28 CC06 CC35 CC91 3H077 AA11 BB10 CC03 CC07 CC17 DD05 DD17 EE23 EE26 EE31 FF02 FF03 FF07 FF09 FF14 FF23 FF32

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機により圧縮される作動媒体の圧縮空
    間が、作動媒体の膨張機に冷却器を介し連通して構成さ
    れる逆スターリングサイクル冷凍機の圧縮機であって、 前記圧縮空間となる内部の空間に作動媒体が封入され、
    少なくともその一方の端面を可動側の端面とする円筒状
    のベローズと、 該ベローズの外部の空間にあって外部の電源から給電さ
    れ、前記ベローズの可動側の端面に、所定周波数で前記
    ベローズの軸方向に交番する力を加えて、該ベローズを
    含む可動系を励振することにより該ベローズをその軸方
    向に伸縮させ、該ベローズの内部空間に封入された作動
    媒体に対する逆スターリングサイクルのための膨張・圧
    縮を行わせる励振駆動手段としてのリニアモータと、 同じく前記ベローズの外部空間にあって、前記ベローズ
    の軸をほぼ同一直線上に保ちつつ、前記ベローズの可動
    側の端面の前記軸方向の往復変位が可能なように前記可
    動系を支持する軸受手段とを備えたことを特徴とする逆
    スターリングサイクル冷凍機のリニアモータ型圧縮機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の逆スターリングサイクル
    冷凍機のリニアモータ型圧縮機において、 前記ベローズの内部に死容積を排除するためのインナー
    ボリュームを備えたことを特徴とする逆スターリングサ
    イクル冷凍機のリニアモータ型圧縮機。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の逆スターリングサイクル
    冷凍機のリニアモータ型圧縮機において、 前記インナーボリュームが前記ベローズの可動側の端面
    に結合されて前記可動系に属し、該可動系の共振周波数
    を前記所定周波数に一致させるための質量の調整に利用
    されるようにしたことを特徴とする逆スターリングサイ
    クル冷凍機のリニアモータ型圧縮機。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかに記載の逆ス
    ターリングサイクル冷凍機のリニアモータ型圧縮機にお
    いて、 前記ベローズの外部空間の圧力を、該ベローズの伸縮動
    作時の最大長が該ベローズの自由長以下となる所定の静
    止圧力に保持するようにしたことを特徴とする逆スター
    リングサイクル冷凍機のリニアモータ型圧縮機。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4のいずれかに記載の逆ス
    ターリングサイクル冷凍機のリニアモータ型圧縮機にお
    いて、 前記リニアモータが前記ベローズの軸に直交する方向の
    磁界を生成する磁石と、 この磁界内にあって前記可動系に属し、前記ベローズと
    同軸の筒状に形成されて前記電源から給電されるソレノ
    イドコイルと、 同じく前記可動系に属し、該ソレノイドコイルと前記ベ
    ローズの可動側の端面とを結合するコイル支持手段とを
    備えたことを特徴とする逆スターリングサイクル冷凍機
    のリニアモータ型圧縮機。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の逆スターリングサイクル
    冷凍機のリニアモータ型圧縮機において、 前記磁石の磁路を構成する継鉄が前記ベローズの外部空
    間の圧力を維持するための容器の少なくとも一部を構成
    するようにしたことを特徴とする逆スターリングサイク
    ル冷凍機のリニアモータ型圧縮機。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の逆スターリングサイクル
    冷凍機のリニアモータ型圧縮機において、 前記ベローズが前記継鉄の内部に配置されてなることを
    特徴とする逆スターリングサイクル冷凍機のリニアモー
    タ型圧縮機。
  8. 【請求項8】請求項1ないし7のいずれかに記載の逆ス
    ターリングサイクル冷凍機のリニアモータ型圧縮機にお
    いて、 前記軸受手段の少なくとも一部が前記ベローズの内側
    に、前記作動媒体の圧縮空間から隔離されて挿入配置さ
    れてなるようにしたことを特徴とする逆スターリングサ
    イクル冷凍機のリニアモータ型圧縮機。
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