JP2003171191A - 家畜糞尿等有機肥料の製造法とその装置 - Google Patents

家畜糞尿等有機肥料の製造法とその装置

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JP2003171191A
JP2003171191A JP2001368029A JP2001368029A JP2003171191A JP 2003171191 A JP2003171191 A JP 2003171191A JP 2001368029 A JP2001368029 A JP 2001368029A JP 2001368029 A JP2001368029 A JP 2001368029A JP 2003171191 A JP2003171191 A JP 2003171191A
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organic
livestock
fertilizer
organic fertilizer
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Nobuo Kuwabara
信雄 桑原
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SUGIURA TORAHIKO
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化学物質を用いないで、家畜糞尿等の有機性
廃棄物を無臭状態で有機肥料に製造する。 【解決手段】 牛糞・豚糞・鶏糞等の家畜糞尿、食品加
工時の余剰汚泥・滓、動植物性の残渣等の有機性廃棄物
を発酵処理して有機肥料を製造する方法において、前記
有機性廃棄物を層流状のすのこを介して20℃〜30℃
程度に保温し、更に該保温された有機性廃棄物を攪拌か
つ発酵処理して肥料を製造することを特徴とする家畜糞
尿等有機肥料の製造法。前項の保温有機性廃棄物に木屑
・おから・米糠・コーヒー粕等の発酵物質を混入攪拌し
て発酵肥料を製造する家畜糞尿等有機肥料の製造法の提
供。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は有機性廃棄物を発酵
処理して有機肥料を製造する方法に関するが、詳しくは
無臭状態で発酵処理する方法とその装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の有機製廃棄物を発酵処理して有機
肥料を製造する方法及びその装置としては、例えば特公
平7−42185号(堆肥製造方法及び装置)、特開平
6−316478号(発酵肥料の製法と製造装置)、特
開平8−26866号(特殊肥料製造方法及びその装
置)などが開発されている。
【0003】特公平7−42185号の堆肥製造方法及
び装置(従来例1)は、人糞・牛糞・豚糞・鶏糞などの
家畜糞や屎尿処理残渣や魚介野菜類の処理屑や残飯類な
どから乾燥した粉末状の堆肥を製造する方法及び装置に
関するものであり、動物糞及び蛋白質原料に泥槃状に水
を加えて36〜43℃で保持して元菌体を得る第1の工
程と、この元菌体を液状に水で希釈しエアレーション下
で36〜43℃で保持して菌液を得る第2の工程と、こ
の菌液を十分湿潤状態に植物質微細片に含浸させて該含
浸物に温風を送風しながら攪拌して乾燥菌体を得る第3
の工程と、この乾燥菌体を混入した堆肥原料を長時間貯
蔵して乾燥粉状堆肥を得る第4の工程とよりなる堆肥の
製造方法である。具体的には図5に示すように、元菌体
は貯槽21の下部に設けた排出管24のバルブ25を開
いて貯槽30へ移す。貯槽30は空気抜孔31及び電動
攪拌機32を備えた蓋33を有し、かつ内部に加熱用ヒ
ーター34及びエアレーション用のパイプ35を有す
る。上述の元菌体は、500リットルの水の希釈され
る。この希釈液36をヒーター34によって40±2℃
に加温し、パイプ35より空気を送入してエアレーショ
ンを行うと、希釈液36は激しく発酵して液面に泡を生
じ7〜8時間後に菌が増殖した菌液が得られる。
【0004】また、40は貯槽で底の上方に金網41が
張られ金網41の下方に送気管42が設けられており、
金網41の上方には電動攪拌機43が配置されている。
この貯槽40に、おが屑0.5tと糖密30kgとを投
入して培地44を造り、貯槽30の下部の排出管37の
バルブ38を開いて培地44に菌液を混入する。貯槽4
0にシート45を被せ攪拌機43によって培地44を攪
拌しながら送気管42から40℃の温風を送入すると、
培地44は発酵して24時間後には濃褐色に変色しかつ
乾燥して乾燥菌体に変換する。また、50は貯蔵室で幅
4m・奥行4m・高さ3mの寸法を有し前面に扉51が
設けられている。この貯蔵室50に牛糞46tを収容
し、貯槽40の金網41に設けたホッパー46のゲート
47を開いて乾燥菌体を牛糞上に落しショベルで混合し
発酵させる。
【0005】また、特開平6−316478号の発酵肥
料の製法と製造装置(従来例2)は、鶏糞と焼酎廃液を
主成分とする発酵肥料の製造にあたり、鶏糞に対する焼
酎廃液の添加量の増加と短時間での発酵処理ができるよ
にするため、鶏糞と焼酎廃液とを仕込み重量比で略等量
で配合して、発酵温度が70℃に達したのち鶏糞に対し
て発酵温度を実質的に維持できる範囲で焼酎廃液を少量
連続的に散布しては攪拌し、更に該添加と攪拌とが発酵
槽上を巡回走行する焼酎廃液供給機と攪拌機の連続運転
により繰り返し4〜5日程度行って所望の量まで焼酎液
の添加量を増やしながら一定時間発酵させるところにあ
る。具体的には図6に示すように、発酵槽61には中仕
切壁63を設け、発酵槽61の周壁62と中仕切壁63
の頂部には一対のレール66を敷設してある。中仕切壁
63の両端には、一定長レール66ごと回転する台座6
4を回転軸65により回転自在に設け、走行体がコーナ
ーで方向転換できるようにしてある。レール66上に
は、焼酎廃液と鶏糞を混合する攪拌機68をレール66
上を走行するように設けているが、この攪拌機68の前
部に焼酎廃液を散布する焼酎廃液供給機67を一体に設
けてある。攪拌機68には、発酵槽61内の鶏糞と焼酎
廃液を攪拌するロータリー羽根(図示していない)が付
いている。焼酎廃液供給機67と攪拌機68は、進行方
向において焼酎廃液供給機67が前であれば図に示すよ
うに一体でなくて別体に構成してもよいが、別体の場合
には台座64がその都度回転しなければならないので一
体の方が好ましい。69は焼酎廃液供給機67を焼酎廃
液貯槽(図示せず)に連結しているホース、70は攪拌
機69の駆動用モーターの電線、71はエヤーレーショ
ン装置で発酵槽の底部に空気吹き出し孔を有する管を配
設してあり、攪拌に加え発酵中にエヤーレーションを行
うと発酵がむらなく効率的に行える上、乾燥をも促進し
製品の仕上がりも促進できる。
【0006】また、特開平8−26866号の特殊肥料
製造方法及びその装置(従来例3)は、有機物質の混入
していない有機性廃棄物を短時間で脱臭殺菌処理して肥
料化するため、食品製造に由来する余剰汚泥・滓、動植
物性の残渣、家畜の糞尿等の有機性廃棄物に水の存在下
で酸化カルシウムを添加混合して所定時間反応させる反
応工程と、反応後の有機性廃棄物を所定時間放置しその
放置期間中少なくとも1回以上の切返しを行なう熟成工
程とで脱臭殺菌発酵して肥料化するところにある。具体
的には図7に示すように、この特殊肥料製造装置80は
食品製造に由来する余剰汚泥・滓、動植物性の残渣、家
畜の糞尿等の有機性廃棄物を一時貯溜すると共に定量的
に供給する供給機を有してなる原料貯留庫4と、酸化カ
ルシウム(CaO)を一時貯留すると共に供給機の供給
量に対応して酸化カルシウムを供給機と、有機性廃棄物
及び酸化カルシウムを受け入れて水の存在下で混合反応
させる攪拌反応槽と、この攪拌反応槽から排出した反応
後の有機性廃棄物を所定時間放置するヤード及び切返し
機を有する熟成部とからなる。前記攪拌反応槽は、原料
貯留庫から供給された有機性廃棄物及び酸化カルシウム
供給機から供給された酸化カルシウムを一旦受け入れる
原料受入ホッパー83を有している。この原料受入ホッ
パー83下部には原料投入装置が設けられ、この原料投
入装置には、相互に逆方向のスクリューが同一の軸に固
定され、この同一方向に回転することで左右に有機性廃
棄物及び酸化カルシウムからなる原料が運搬され、供給
穴(図示せず)からタンク84内に平均的に投入される
ものである。このタンク84は、シャフト85に4枚羽
根の攪拌翼86を複数設けた攪拌機を2基設け、更に散
水装置を2基設けてなる。これら2基の攪拌機はその攪
拌翼86が千鳥状になるようにタンク84内に設けられ
ており、更に散水装置はパイプにノズルを複数もうけて
なる。なお、2基の攪拌機は可変減速機付のモータ(図
示せず)により回転され、更に散水装置は給水源から受
水槽にて受けた水を水圧ポンプにより増圧してなるもの
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来方法は、飼
鶏舎内で発生した大量の鶏糞を1個所に集積されて発酵
処理して発酵肥料を製造する方法であり、しかもその発
酵に酸化カルシウム・焼酎廃液・菌体・木屑・コーヒー
粕等の発酵剤が用いられている。また、これらの方法か
らなる装置は、飼鶏舎の1棟又は数棟から発生する鶏糞
を舎外の郊外若しくは専用処理室で処理するために発酵
処理時に発生する悪臭ガスが外部に漏れて環境面におい
て多くの問題が生じていた。
【0008】更に、このような従来装置は1棟又は数棟
の飼鶏舎ごとに処理される小規模形式の処理装置であ
り、しかも1棟に1万羽以上を飼鶏し鶏卵処理・餌配処
理・鶏糞処理等を一環処理するような装置や施設は存在
していない。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の如き課題
を解決するために開発したものであって、牛糞・豚糞・
鶏糞等の家畜糞尿、食品加工時の余剰汚泥・滓、動植物
性の残渣等の有機性廃棄物を発酵処理して有機肥料を製
造する方法において、前記有機性廃棄物を層流状のすの
こを介して20℃〜30℃程度に保温し、更に該保温さ
れた有機性廃棄物を攪拌かつ発酵処理して肥料を製造す
ることを特徴とする家畜糞尿等有機肥料の製造法の提供
にあり、また前項の保温有機性廃棄物に木屑・おから・
米糠・コーヒー粕等の発酵物質を混入攪拌して発酵肥料
を製造する家畜糞尿等有機肥料の製造法の提供にあり、
また前記保温有機性廃棄物に焼酎廃液を混入攪拌して発
酵肥料を製造する家畜糞尿等有機肥料の製造法の提供に
あり、更に前記保温有機性廃棄物に酸化カルシウムを添
加混合して熱成発酵肥料を製造する家畜糞尿等有機肥料
の製造法の提供にある。
【0010】また本発明は、地下に前項の有機性廃棄物
を貯留する廃棄物貯留穴を設けかつ該廃棄物貯留穴の両
側面に温度制御付の空調機を有する外気塔を埋設してな
る廃棄物貯留ピットと、前記廃棄物貯留ピットの上面に
層流状のすのこを敷設しかつ両側面の前記外気塔に対置
させて換気装置を内設し、更に屋根の中央に排気管を設
けかつ両側傾面に自家発電用の太陽電池モジュールを付
設してなる廃棄物処理室と、前記排気管の排出部に生物
処理を可能とする脱臭装置とから構成されることを特徴
とする家畜糞尿等有機肥料の製造装置の提供にあり、ま
た前記の製造装置において生物処理可能な脱臭装置が前
項の有機性廃棄物の受入ピットと、各受入ピットの混合
槽と廃熱ボイラー及び冷却コンベアに接続される炭化装
置と原液調整槽及び消化汚泥・貯槽に接続される発酵槽
と該発酵槽と接続される脱水・乾燥機及び排水・脱臭機
とから構成される廃棄物脱臭装置を用いた家畜糞尿等有
機肥料の製造装置の提供にあり、また前記廃棄物脱臭装
置が各廃棄物処理室の各棟から各受入ピットに搬送され
た廃棄物を混合槽に集めて炭化装置に定量供給する工程
と、前記炭化装置に搬送された廃棄物を廃熱ボイラーを
介して加熱しかつ冷却コンベアで消化汚泥貯槽の発酵廃
棄物と混合する工程と前記消化汚泥貯槽内の汚泥を脱水
機で脱水しかつ乾燥機で排ガススクラバ状にして排水貯
槽へ送込み排水する工程と前記乾燥機で乾燥ケーキホッ
パを介して汚泥炭化装置に送込み集塵機及び脱臭機を介
して排気する工程とから構成される家畜糞尿等有機肥料
の製造装置の提供にあり、また前記の製造装置において
数10棟からなる無臭の廃棄物処理室の周辺用地に廃棄
物脱臭装置を併設しかつ家畜牧場・畜産食品加工工場・
温水利用施設などの廃棄物再利用に関する関連施設を付
設してなる家畜糞尿等有機肥料の製造装置の提供にあ
る。
【0011】更に本発明は、前記の製造装置において鶏
卵抗体に活用する胃潰瘍予防卵・虫歯予防卵・コレラ予
防治療卵・出血性大腸菌症治療卵・食中毒治療卵・経口
感染症予防治療卵等のメディカル卵及び家畜飼育添加栄
養補助・牛豚類のロタウィルス下痢症予防治療卵・養殖
魚各種微生物感染症予防治療卵・経口感染症予防治療卵
等の水蓄産業活用卵の大量生産を可能にする家畜糞尿等
有機肥料の製造装置の提供にある。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態は、牛糞・豚糞
・鶏糞等の家畜糞尿、食品加工時の余剰汚泥・滓、動植
物性の残渣等の有機性廃棄物を発酵処理して有機肥料を
製造する方法において、前記有機性廃棄物を層流状のす
のこを介して20℃〜30℃程度に保温し、更に該保温
された有機性廃棄物を攪拌かつ発酵処理して肥料を製造
することを特徴とする家畜糞尿等有機肥料の製造法にあ
り、また前記の保温有機性廃棄物に木屑・おから・米糠
・コーヒー粕等の発酵物質を混入攪拌して発酵肥料を製
造する家畜糞尿等有機肥料の製造法であり、また前記の
保温有機性廃棄物に焼酎廃液を混入攪拌して発酵肥料を
製造する家畜糞尿等有機肥料の製造法であり、更に前記
の保温有機性廃棄物に酸化カルシウムを添加混合して熱
成発酵肥料を製造する家畜糞尿等有機肥料の製造法であ
るから、有機性廃棄物を発酵処理した際の悪臭ガスを脱
臭し、しかも化学処理せずに発酵処理することが可能で
あるから有機質の肥料を簡単容易に製造することができ
る。
【0013】また本発明実施形態は、地下に前項の有機
性廃棄物を貯留する廃棄物貯留穴を設けかつ該廃棄物貯
留穴の両側面に温度制御付の空調機を有する外気塔を埋
設してなる廃棄物貯留ピットと、前記廃棄物貯留ピット
の上面に層流状のすのこを敷設しかつ両側面の前記外気
塔に対置させて換気装置を内設し、更に屋根の中央に排
気管を設けかつ両側傾面に自家発電用の太陽電池モジュ
ールを付設してなる廃棄物処理室と前記排気管の排出部
に生物処理を可能とする脱臭装置とから構成されること
を特徴とする家畜糞尿等有機肥料の製造装置であり、ま
た前記製造装置において生物処理可能な脱臭装置が前項
の有機性廃棄物の受入ピットと各受入ピットの混合槽
と、廃熱ボイラー及び冷却コンベアに接続される炭化装
置と、原液調整槽及び消化汚泥・貯槽に接続される発酵
槽と該発酵槽と接続される脱水・乾燥機及び排水・脱臭
機とから構成される廃棄物脱臭装置を用いた家畜糞尿等
有機肥料の製造装置であり、また前記廃棄物脱臭装置が
各廃棄物処理室の各棟から各受入ピットに搬送された廃
棄物を混合槽に集めて炭化装置に定量供給する工程と、
前記炭化装置に搬送された廃棄物を廃熱ボイラーを介し
て加熱しかつ冷却コンベアで消化汚泥貯槽の発酵廃棄物
と混合する工程と、前記消化汚泥貯槽内の汚泥を脱水機
で脱水しかつ乾燥機で排ガススクラバ状にして排水貯槽
へ送込み排水する工程と、前記乾燥機で乾燥ケーキホッ
パを介して汚泥炭化装置に送込み集塵機及び脱臭機を介
して排気する工程とから構成される家畜糞尿等有機肥料
の製造装置であり、更に前記の製造装置において数10
棟からなる無臭の廃棄物処理室の周辺用地に廃棄物脱臭
装置を併設し、かつ家畜牧場・畜産食品加工工場・温水
利用施設などの廃棄物再利用に関する関連施設を付設し
てなる家畜糞尿等有機肥料の製造装置であるから、有機
性廃棄物を発酵処理する際に発生する悪臭を完全かつ確
実に脱臭して有機肥料を製造することができる装置とい
える。
【0014】更に本発明の実施形態は、前記の製造装置
において鶏卵抗体に活用する胃潰瘍予防卵・虫歯予防卵
・コレラ予防治療卵・出血性大腸菌症治療卵・食中毒治
療卵・経口感染症予防治療卵等のメディカル卵及び家畜
飼育添加栄養補助・牛豚類のロタウィルス下痢症予防治
療卵・養殖魚各種微生物感染症予防治療卵・経口感染症
予防治療卵等の水蓄産業活用卵の大量生産を可能にする
家畜糞尿等有機肥料の製造装置であるから単に鶏糞等か
ら発生する悪臭を処理する施設だけではなく従来の食用
卵から新医学用の卵に活用できる卵の量産を可能とした
装置を提供することができる。
【0015】
【実施例】以下、図面によって本発明の実施例について
説明する。図1と図2は、本発明の飼鶏舎の鶏糞脱臭装
置を示したものであり、1が平家飼鶏舎で2が鶏糞脱臭
装置である。平家飼鶏舎1は、地熱Hを有する地下Pに
鶏糞を貯留するための鶏糞貯留ピット2と、該鶏糞貯留
ピット2の両側面に埋設する外気塔4と、該外気塔4と
鶏糞貯留ピット2との間に付設する温度制御用の空調機
T及び空調ピット3と、前記鶏糞貯留ピット2の上面に
層流状Sに配設するすのこ5と、平家飼鶏舎1の両側面
に配設する換気装置Bと、該換気装置Bの上面屋根Rに
張設する自家発電用の太陽電池モジュール7と、屋根R
の中央部に平家飼鶏舎1から発生する悪臭ガスを排出す
る排気管8と、該排気管8から排出される排気Wを生物
処理する鶏糞脱臭装置Aと、から構成されている。
【0016】この鶏糞脱臭装置Aは、図3のフローチャ
ードに図示されているような構成で処理されるシステム
になっている。まず、前記平家鶏舎で発生した鶏糞を各
受入ピットに搬送投入し、この各受入ピットの鶏糞を混
合槽に投入し混合する。混合槽で混合された鶏糞は定量
計測して供給設備に搬送されて更に炭化装置に投入され
る。この炭化装置に搬送された鶏糞悪臭の一部は廃熱ボ
イラーの蒸気を介して排気されるが、そのほとんどの悪
臭は冷却コンベアに搬送される発酵液を更に炭化物ホッ
パに送り込み炭化物にする。その際の発酵液は、原液調
整槽から送り込まれた原液を発酵槽内で発酵させたもの
であるが、一方発酵槽から発酵された発酵液は脱硫設備
と消化汚泥貯槽に送り込まれる。脱硫設備に送り込まれ
た発酵液はガスホルダーを介して一部は燃焼塔で燃焼さ
れるが、そのほとんどは発電設備で電気エネルギーに替
えられる。一方、消化汚泥貯槽内の発酵液は薬注設備を
備えた脱水機に送り込まれてその一部は排水貯槽に搬送
されて排出されるが、そのほとんどは脱水ケーキホッパ
を介して乾燥機に送り込まれる。この乾燥機に搬送され
たものは乾燥ケーキホッパを介して汚泥炭化装置に送り
込まれ更に集塵機と脱臭機を介して排気される。なお、
本実施例の発酵液は鶏糞のみを用いているが、鶏糞の中
に牛糞・豚糞などの糞尿や生ごみを用いれば更に効果を
高めることができる。
【0017】図4は、前述の平家鶏舎に鶏糞脱臭装置を
併設してなる本発明の家畜糞尿等有機肥料の製造装置を
示した説明概要図である。本図からも明らかのように本
発明の施設は無臭の平家飼鶏舎の周辺に汚泥・排水処理
施設、鶏卵食品加工施設及び温水利用施設などの施設が
併設されている。このような家畜糞尿等有機肥料の製造
装置にすることによって、脱臭効果以外の単独でエネル
ギー変換させることが可能となる。特に、最近の日本に
おいても鶏糞単独のバイオガス化の研究が進んでいる。
例えば、地球温暖化抑制のCO2削減のために化石エネ
ルギーによらないクリーンな自然・未利用エネルギーの
活用が重要となっており、現在問題となっている鶏糞を
メタンガス化して光エネルギーと熱エネルギーに変換す
ることが各種公約試験研究所で研究されている。すなわ
ち、いま社会問題となっている畜糞を光エネルギーと熱
エネルギーに変換した残滓から2次加工製品として飛散
防止材(畜産汚泥を脱水後残滓(スラリー)を無害化の
り状物質で固め、その中に植物の種子(例ティモシーケ
ンタッキーなど)を入れたものであって、海岸等の土手
に並べて雨水により残滓部分は土壌に還元され植物のみ
が成長してゆくシステムのこと。)を生産する有益なリ
サイクルシステムを提供することである。これによっ
て、ダイオキシンなどの有害な物質を出さないで公益目
的である畜産汚泥の処理やリサイクルを可能として社会
に貢献しようとする考え方のことである。
【0018】この考え方に基づいて本発明による家畜糞
尿有機肥料の製造装置を活用すれば、臭気発生局所は
個別に処理、投入ホッパー粉末臭は臭塵機にて吸入後
混合槽送り、消火汚泥は脱水脱水後炭化処理施設へ、
発酵液及び脱水液は活性汚泥処理後消火汚泥として生
物処理、発液処理水は三次処理後再利用、除砂は洗
浄処理後建設資材として使用、消火汚泥の一部は高度
技術の人工窒素処理その他は溶融処理など臭気対策には
有効で最適な対策を図ることができる。具体的実験デー
ター(バイオ処理有機物鶏糞1日160トンで嫌気性処
理して得られる年間のバイオガス量)は、次のとおりで
ある。 160トン×50m3/t×365日=2,920,0
003/年 コージェネ発電機の効率は最大85%、うち発生熱エネ
ルギーは65%、電力35% バイオガス1m3当りエネルギー量6.25kwh 効率を考慮した年間獲得総エネルギー2,920,00
0m3/年×0.85(%)×6.25kwh/m3=
15,512,500kwh/年、うち熱源65%1
5,512,500kwh/年×0.65(%)=1
0,083,125kwh/年、またうち電力35%1
5,512,500kwh/年×0.35(%)=5,
429,375kwh/年 発酵槽への供給熱エネルギーは年間創出エネルギーの2
5%、従って年間利用出来る熱エネルギーは10,08
3,125kwh/年×0.75(%)=7,562,
343kwh/年 必要とされるコージェネ発電機能力5,429,375
kwh/年/365日=14,875kwh/日、1
4,875kwh/日/24時間=620kwh 必要とされる発電機容量は600kwh〜800kwh
の範囲にあると予測されるために電気出力約200kw
hのコージェネ発電機4台の設置予定 更に、本発明による鶏糞脱臭装置は将来は21世紀型の
鶏卵産業界に大いに役立ち貢献することができる。すな
わち、従来の「食」としての卵から「医」や「バイオ」
の世界に目を向けた卵「メディカルエッグ」へと卵の価
値変換を可能にするのに大いに役立つ装置を提供するこ
とができる。特に、鶏卵抗体の活用としては次のような
ことが考えられる。メディカル卵 胃潰瘍予防卵(抗ヘリコバクター・ピロリ抗体含有
卵)、虫歯予防卵(抗虫歯ミュータンス抗体含有卵)、
コレラ予防・治療卵(抗ビブリオ・コレラ抗体含有卵、
抗コレラ毒素抗体含有卵)、出血性大腸菌症治療卵(抗
大腸菌抗体含有卵、抗ベロ毒素抗体含有卵)、食中毒治
療卵(抗サルモネラ菌抗体含有卵)、そん他経口感染症
予防・治療卵など。水蓄産業活用卵 家畜・家禽飼育添加栄養補助、牛・豚のロタウイルス下
痢症予防・治療卵(抗ロタウイルス抗体含有卵)、養殖
魚各種微生物感染症予防・治療卵、その他経口感染症予
防・治療卵など。
【0019】
【発明の効果】本発明は、牛糞・豚糞・鶏糞等の家畜糞
尿、食品加工時の余剰汚泥・滓、動植物性の残渣等の有
機性廃棄物を発酵処理して有機肥料を製造する方法にお
いて、前記有機性廃棄物を層流状のすのこを介して20
℃〜30℃程度に保温し、更に該保温された有機性廃棄
物を攪拌かつ発酵処理して肥料を製造することを特徴と
する家畜糞尿等有機肥料の製造法であり、また前記の保
温有機性廃棄物に木屑・おから・米糠・コーヒー粕等の
発酵物質を混入攪拌して発酵肥料を製造する家畜糞尿等
有機肥料の製造法であり、また前記保温有機性廃棄物に
焼酎廃液を混入攪拌して発酵肥料を製造するの家畜糞尿
等有機肥料の製造法であり、更に前記の保温有機性廃棄
物に酸化カルシウムを添加混合して熱成発酵肥料を製造
する家畜糞尿等有機肥料の製造法であるから、従来の発
酵処理方法で発生していた悪臭ガスを何ら化学的に処理
せず単なる地熱を利用して完全な悪臭状態で脱臭するこ
とができる。
【0020】また本発明は、地下に前項の有機性廃棄物
を貯留する廃棄物貯留穴を設けかつ該廃棄物貯留穴の両
側面に温度制御付の空調機を有する外気塔を埋設してな
る廃棄物貯留ピットと、前記廃棄物貯留ピットの上面に
層流状のすのこを敷設しかつ両側面の前記外気塔に対置
させて換気装置を内設し、更に屋根の中央に排気管を設
けかつ両側傾面に自家発電用の太陽電池モジュールを付
設してなる廃棄物処理室と、前記排気管の排出部に生物
処理を可能とする脱臭装置とから構成されることを特徴
とする家畜糞尿等有機肥料の製造装置であり、また前記
製造装置において生物処理可能な脱臭装置が前項の有機
性廃棄物の受入ピットと各受入ピットの混合槽と廃熱ボ
イラー及び冷却コンベアに接続される炭化装置と、原液
調整槽及び消化汚泥・貯槽に接続される発酵槽と該発酵
槽と接続される脱水・乾燥機及び排水・脱臭機とから構
成される廃棄物脱臭装置を用いた家畜糞尿等有機肥料の
製造装置であり、また前記廃棄物脱臭装置が各廃棄物処
理室の各棟から各受入ピットに搬送された廃棄物を混合
槽に集めて炭化装置に定量供給する工程と、前記炭化装
置に搬送された廃棄物を廃熱ボイラーを介して加熱しか
つ冷却コンベアで消化汚泥貯槽の発酵廃棄物と混合する
工程と、前記消化汚泥貯槽内の汚泥を脱水機で脱水しか
つ乾燥機で排ガススクラバ状にして排水貯槽へ送込み排
水する工程と、前記乾燥機で乾燥ケーキホッパを介して
汚泥炭化装置に送込み集塵機及び脱臭機を介して排気す
る工程とから構成される家畜糞尿等有機肥料の製造装置
であり、更に前記の製造装置において数10棟からなる
無臭の廃棄物処理室の周辺用地に廃棄物脱臭装置を併設
しかつ家畜牧場・畜産食品加工工場・温水利用施設など
の廃棄物再利用に関する関連施設を付設してなる家畜糞
尿等有機肥料の製造装置であるから、家畜糞尿等の有機
性廃棄物を一体処理が可能となり、しかもその際に発生
する悪臭を完全かつ確実に脱臭して有機肥料を製造でき
る装置を提供することができる。
【0021】更に本発明は、前記の製造装置において鶏
卵抗体に活用する胃潰瘍予防卵・虫歯予防卵・コレラ予
防治療卵・出血性大腸菌症治療卵・食中毒治療卵・経口
感染症予防治療卵等のメディカル卵及び家畜飼育添加栄
養補助・牛豚類のロタウィルス下痢症予防治療卵・養殖
魚各種微生物感染症予防治療卵・経口感染症予防治療卵
等の水蓄産業活用卵の大量生産を可能にする家畜糞尿等
有機肥料の製造装置であるから、単に鶏糞等から発生す
る悪臭を処理する施設だけではなく、従来の食用卵から
新医学用の卵に活用できる卵の量産を可能とした装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明からなる無臭の平家飼鶏舎を示した説明
概要図。
【図2】本発明からなる無臭の平家飼鶏舎を示した説明
概要図。
【図3】本発明の飼鶏舎の鶏糞脱臭装置を示したフロー
チャード。
【図4】本発明装置による活用法を示した全体説明概要
図。
【図5】従来の堆肥製造方法を示した説明概要図。
【図6】従来の発酵肥料の製法を示した説明概要図。
【図7】従来の生ゴミ等を発酵する装置を示した説明概
要図。
【符号の説明】
1 平家飼鶏舎 2 鶏糞貯留ピット 3 空調ピット 4 外気塔 5 すのこ 6 ネスト 7 太陽電池モジュール 8 排気管 A 鶏糞脱臭装置 B 換気装置 P 地下 H 地熱 T 空調機 S 層流状 W 排気 R 屋根 21、30、40 貯槽 24、37 排出管 25、38 バルブ 32、43 電動攪拌機 34 加熱用モーター 35 パイプ 36 希釈液 42 送気管 44 培地 45 シート 46 ホッパ 47 ゲート 50 貯蔵室 61 発酵槽 63 仕切壁 67 焼酎廃液供給機 65 回転軸 68、86 攪拌機 71 エヤーレーション装置 80 特殊肥料製造装置 83 原料受入ホッパー 84 タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 11/12 C05F 3/06 D C05F 3/06 5/00 5/00 B09B 3/00 ZABA Fターム(参考) 4D004 AA02 BA04 CA19 CA26 CA32 CA42 CA48 CB04 CB26 CB31 CB46 CC04 CC08 CC11 CC15 DA02 DA06 4D059 AA01 AA03 BA06 BA25 BA29 BB05 BD00 BD17 BE01 BJ01 CA06 CA16 CA28 CB04 CC01 DA04 DB32 DB33 DB36 EB06 4H061 AA02 AA03 CC02 CC32 CC36 CC42 CC47 EE64 EE66 EE70 GG18 GG19 GG41 GG43 GG48 GG67 LL02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 牛糞・豚糞・鶏糞等の家畜糞尿、食品加
    工時の余剰汚泥・滓、動植物性の残渣等の有機性廃棄物
    を発酵処理して有機肥料を製造する方法において、前記
    有機性廃棄物を層流状のすのこを介して20℃〜30℃
    程度に保温し、更に該保温された有機性廃棄物を攪拌か
    つ発酵処理して肥料を製造することを特徴とする家畜糞
    尿等有機肥料の製造法。
  2. 【請求項2】 前項の保温有機性廃棄物に木屑・おから
    ・米糠・コーヒー粕等の発酵物質を混入攪拌して発酵肥
    料を製造する請求項1記載の家畜糞尿等有機肥料の製造
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の保温有機性廃棄物に焼酎
    廃液を混入攪拌して発酵肥料を製造する請求項1記載の
    家畜糞尿等有機肥料の製造法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の保温有機性廃棄物に酸化
    カルシウムを添加混合して熱成発酵肥料を製造する請求
    項1記載の家畜糞尿等有機肥料の製造法。
  5. 【請求項5】 地下に前項の有機性廃棄物を貯留する廃
    棄物貯留穴を設けかつ該廃棄物貯留穴の両側面に温度制
    御付の空調機を有する外気塔を埋設してなる廃棄物貯留
    ピットと、前記廃棄物貯留ピットの上面に層流状のすの
    こを敷設しかつ両側面の前記外気塔に対置させて換気装
    置を内設し、更に屋根の中央に排気管を設けかつ両側傾
    面に自家発電用の太陽電池モジュールを付設してなる廃
    棄物処理室と、前記排気管の排出部に生物処理を可能と
    する脱臭装置とから構成されることを特徴とする家畜糞
    尿等有機肥料の製造装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の製造装置において、生物
    処理可能な脱臭装置が前項の有機性廃棄物の受入ピット
    と、各受入ピットの混合槽と、廃熱ボイラー及び冷却コ
    ンベアに接続される炭化装置と、原液調整槽及び消化汚
    泥・貯槽に接続される発酵槽と該発酵槽と接続される脱
    水・乾燥機及び排水・脱臭機と、から構成される廃棄物
    脱臭装置を用いた請求項5記載の家畜糞尿等有機肥料の
    製造装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の廃棄物脱臭装置が、各廃
    棄物処理室の各棟から各受入ピットに搬送された廃棄物
    を混合槽に集めて炭化装置に定量供給する工程と、前記
    炭化装置に搬送された廃棄物を廃熱ボイラーを介して加
    熱しかつ冷却コンベアで消化汚泥貯槽の発酵廃棄物と混
    合する工程と、前記消化汚泥貯槽内の汚泥を脱水機で脱
    水しかつ乾燥機で排ガススクラバ状にして排水貯槽へ送
    込み排水する工程と、前記乾燥機で乾燥ケーキホッパを
    介して汚泥炭化装置に送込み集塵機及び脱臭機を介して
    排気する工程とから構成される請求項6記載の家畜糞尿
    等有機肥料の製造装置。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の製造装置において、数1
    0棟からなる無臭の廃棄物処理室の周辺用地に廃棄物脱
    臭装置を併設し、かつ家畜牧場・畜産食品加工工場・温
    水利用施設などの廃棄物再利用に関する関連施設を付設
    してなる請求項5記載の家畜糞尿等有機肥料の製造装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項5記載の製造装置において、鶏卵
    抗体に活用する胃潰瘍予防卵・虫歯予防卵・コレラ予防
    治療卵・出血性大腸菌症治療卵・食中毒治療卵・経口感
    染症予防治療卵等のメディカル卵及び家畜飼育添加栄養
    補助・牛豚類のロタウィルス下痢症予防治療卵・養殖魚
    各種微生物感染症予防治療卵・経口感染症予防治療卵等
    の水蓄産業活用卵の大量生産を可能にする請求項5記載
    の家畜糞尿等有機肥料の製造装置。
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