JP2003170584A - インクジェットヘッドおよびその製造方法 - Google Patents

インクジェットヘッドおよびその製造方法

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JP2003170584A
JP2003170584A JP2001369886A JP2001369886A JP2003170584A JP 2003170584 A JP2003170584 A JP 2003170584A JP 2001369886 A JP2001369886 A JP 2001369886A JP 2001369886 A JP2001369886 A JP 2001369886A JP 2003170584 A JP2003170584 A JP 2003170584A
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Kenji Yabe
賢治 矢部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂組成物によりノズルプレートを形成して
いるインクジェットヘッドにおいて、基板内の共通液室
に、1つ以上の分離壁を樹脂により形成する事で、1つ
のチップで色間分離が可能なヘッドを信頼性を高く、し
かも安価に作る。 【解決手段】 インク吐出エネルギーを発生する複数の
エネルギー発生体を備える基板と、インクを吐出する複
数の吐出口及び該吐出ロヘの液流路からなる樹脂組成物
を被覆後硬化させたノズルプレートを有し、基板に穴を
開け、前記穴を通って、前記液流路にインクを供給する
インクジェット記録ヘッドにおいて、前記基板の穴を複
数の部屋に分割する壁を樹脂組成物により設けることに
より、1つ以上の分離壁からなる液室分離壁が形成され
ていることを特徴とするインクジェットヘッド。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の記録用イン
ク吐出エネルギー発生体を備えたノズル列を複数備えた
記録ヘッド、とりわけカラー用のインクジェットヘッド
およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の記録用インク吐出エネ
ルギー発生体を備え、ノズルの液通路の先端の吐出口
(オリフィス)から記録液の液滴を吐出させて記録が行
われる記録ヘッドを有する記録装置が開発されている。
【0003】特に最近では、カラープリンターが主流と
なり、記録ヘッドとしては、数色のインクによる印字が
必要なため、異なるインクを吐出するノズル列をキャリ
ッジ走査方向に複数配列し、一体化した記録ヘッドが多
くなっている。
【0004】また、最近では、高画質画像を印刷するた
め、ノズル数を増やし、ノズル列も長く、高密度となっ
てきている。
【0005】しかし、カラー印字を行うために記録ヘッ
ドを複数並べて配置するためヘッドユニットも大きくな
り、1つのユニットに複数のヘッドが必要なためコスト
アップとなる。
【0006】そこで、1つのヘッドに複数の整列したノ
ズルを有するノズルブレート及び共通液室に対し、分離
壁を設けることによりノズル及び共通液室を1つ以上に
分離することができる。
【0007】これにより、1つのヘッドで数色のインク
の吐出、つまりはカラー印字が可能となり、さらにイン
クジェットヘッドのコンパクト化が実現し、ヘッドユニ
ットのコストダウンをねらうことが可能と思われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなサイド型
のインクジェット記録ヘッドにおいて、前記液流路及び
前記共通液室の間に、1つ以上の分離壁からなる前記液
流路及び前記共通液室分離壁を形成する場合、図1に示
すように1つのヘッドに複数の整列したノズルを有する
ノズルプレート及びその側壁が異方性を有する共通液室
に対し、確実に前記液流路及び前記共通液室の間を分離
する必要があるが、この際、分離壁の厚さにより色間が
広がり、そのためにヘッドの長くならないようなヘッド
の開発が求められている。また、これまでの横並びのカ
ラーインクジェットヘッドの場合、往復印字の際の色の
にじみ等の課題があった。
【0009】本発明により1つのヘッドに複数の整列し
たノズルを有するノズルプレート及び共通液室に対し、
できるだけ壁厚は薄い分離壁を設けることによりノズル
及び共通液室を1つ以上に分離することができ、1つの
ヘッドで複数色のインクの吐出、つまりはカラーの印字
が可能でしかも往復印字の際の問題も無くなる。さらに
インクジェットヘッドのコンパクト化が実現し、ヘッド
ユニットのコストダウンをねらうことが可能であるイン
クジェットヘッドおよびその製造方法を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載の発明においては、インク吐出エネルギーを発生する
複数のエネルギー発生体を備える基板と、インクを吐出
する複数の吐出口及び該吐出口への液流路からなる樹脂
組成物を被覆後硬化させたノズルプレートを有し、基板
に穴を開け、前記穴を通って、前記液流路にインクを供
給するインクジェット記録ヘッドにおいて、前記基盤の
穴を複数の部屋に分割する壁を樹脂組成物により設ける
ことにより、1つ以上の分離壁からなる液室分離壁が形
成されていることを特徴とするものである。
【0011】本発明は、請求項2に記載の発明において
は、前記インクジェットヘッドのノズルプレートはイン
ク吐出エネルギー発生体を備える被処理基板上にポジ型
フオトレジストからなる感光層を形成し、所要の露光、
現像処理を行って液流路及び液室部分となるレジストパ
ターンを形成した後、液流路となるレジストパターン上
に低温硬化可能な液体状の樹脂組成物を被覆後硬化さ
せ、ポジ型フォトレジストを溶解除去することにより液
流路及び共通液室部分、さらに液室分離壁が形成される
構造を有することを特徴とするものである。
【0012】本発明は、請求項6に記載の発明において
は、前記共通液室には、1つ以上の分離壁からなる液室
分離壁が形成されているインクジェットヘッドの製造が
行えることを特徴とするものである。
【0013】以上、本発明を整理して要約すれば以下の
構成に集約できる。
【0014】(1)インク吐出エネルギーを発生する複
数のエネルギー発生体を備える基板と、インクを吐出す
る複数の吐出口及び該吐出口への液流路からなる樹脂組
成物を被覆後硬化させたノズルプレートを有し、前記基
板に設けられた穴を介し、前記液流路にインクを供給す
るインクジェット記録ヘッドにおいて、樹脂組成物によ
り形成された少なくとも1つ以上の液室分離壁により、
前記基板の穴を複数の部屋に分割することを特徴とする
インクジェットヘッド。
【0015】(2)前記インクジェットヘッドのノズル
プレートはインク吐出エネルギー発生体を備える被処理
基板上にポジ型フォトレジストからなる感光層を形成
し、所要の露光、現像処理を行って液流路及び液室部分
となるレジストパターンを形成した後、液流路となるレ
ジストパターン上に低温硬化可能な液体状の樹脂組成物
を被覆後硬化させ、ポジ型フォトレジストを溶解除去す
ることにより液流路及び共通液室部分、さらに液室分離
壁が形成される構造を有するインクジェットヘッド。
【0016】(3)前記共通液室は、その側壁が異方性
を有することを特徴とする、前記(1)記載のインクジ
ェットヘッド。
【0017】(4)前記液流路に設けられた吐出口が、
多色用の吐出口を一体成形して成るものであることを特
徴とする、前記(1)ないし(3)のいずれかに記載の
インクジェットヘッド。
【0018】(5)前記各共通液室にはそれぞれ異なる
色のインクが供給される前記(1)ないし(3)のいず
れかに記載のインクジェットヘッド。
【0019】(6)インク吐出エネルギーを発生する複
数のエネルギー発生体を備える基板と、インクを吐出す
る複数の吐出口及び該吐出口への液流路からなる樹脂組
成物を被覆後硬化させたノズルプレートを有し、前記基
板に設けられた穴を介し、前記液流路にインクを供給す
るインクジェット記録ヘッドにおいて、樹脂組成物によ
り形成された少なくとも1つ以上の液室分離壁により、
前記基板の穴を複数の部屋に分割することを特徴とする
インクジェットヘッドの製造方法。
【0020】(7)前記液流路に設けられた吐出口が、
多色用の吐出口を一体成形して成るものであることを特
徴とする、前記(6)記載のインクジェットヘッドの製
造方法。
【0021】(8)前記各共通液室にはそれぞれ異なる
色のインクが供給される前記(6)記載のインクジェッ
トヘッドの製造方法。
【0022】
【作用】上記手段によって、インクジェット記録ヘッド
において、インク吐出エネルギーを発生する複数のエネ
ルギー発生体を備える基板と、インクを吐出する複数の
吐出口及び該吐出口への液流路からなるノズルプレート
と、連続して設けられたノズルプレートに共通にインク
を供給する共通液室を有し、前記液流路及び前記共通液
室の間には、1つ以上の分離壁からなる液室分離壁が形
成することができ、その製造方法を確立することができ
る。
【0023】このことにより1つのインクジェットヘッ
ドにて縦並びで複数色のインクの印字が可能とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施例を説明する。
【0025】(実施例1)図1は本発明の実施例におけ
るインクジェット記録ヘッドに用いるヒーターボードと
ノズルが付いたプレートの斜視図である。ここで、ノズ
ルプレート2上面には、吐出口3があり、ノズルプレー
ト2内部には、吐出口3にインクを供給する液流路を備
えている。
【0026】また、図示していないが被処理基板1には
異方性エッチングにより形成した共通液室を備えてい
る。
【0027】まず、図2を参照して本発明であるインク
ジェットヘッドの製造方法の実施例を説明する。
【0028】インク吐出エネルギー発生体15を備える
被処理基板1があり、この基盤上にポジ型フォトレジス
トからなる感光層5を形成し(図2−a)、マスク6を
介し所要の露光(図2−b)、さらに現像処理を行って
液流路及び液室部分となるレジストパターン7を形成し
た(図2−c)。
【0029】液流路となるレジストパターン7上に低温
硬化可能な液体状の樹脂組成物2を被覆させる(図2−
d)。
【0030】そして、ノズルプレート2にマスク6′を
し、パターニングして吐出口を設けた(図2−e)。
【0031】次に、保護膜8を樹脂組成物2上面及び共
通液室9下面に塗布した後、被処理基盤1に共通液室9
を設けるために基盤をエッチングし、その側壁が異方性
を有する共通液室を形成した(図2−f)。
【0032】ここで、連続して設けられているノズル列
のうちノズル列を3等分するように、2箇所にはレジス
トパターンを形成しない部分4を設ける(図1)。
【0033】最後にポジ型のフォトレジスト7を溶解除
去することにより液流路10及び共通液室9、さらに液
室分離壁が形成される構造を有する(図2−g)。
【0034】図3は図1のB−B′断面図であり、本実
施例における被処理基板部分1に設ける共通液室部分9
の製造方法の説明図である。
【0035】異方性エッチングにより形成された、前記
穴9中にレジスト5を塗布した(図3−b)。
【0036】ここで、前記レジスト5のうち、少なくと
もノズルプレート2におけるノズルを設けない部分4と
重なるようにパターニングし、ドライエッチング法にて
ノズルプレート2部分に設けた吐出口不形成部分4と重
なる部分のレジスト(分離壁用穴11)を除去する。こ
の際、レジストは異方性を有し、ノズルブレート2側は
ノズルプレート2部分に設けた分離壁12よりも小さく
なることはないようにする(図3−c)。
【0037】このようにしてできた溝部分に低温硬化可
能な液体状の樹脂組成物(分離壁12)を被覆後硬化さ
せた(図3−d)。この時、樹脂組成物(分離壁12)
を確実に硬化させるために、この被覆、硬化の工程を数
回繰り返して徐々に積層させ、充分な量になったところ
で最後に残っているレジスト5をすべて除去する(図3
−e)。
【0038】上記工程により共通液室9に液室分離壁1
2を形成することにより1つ以上に分離される。
【0039】本実施例によれば、ノズルプレート2およ
びノズルプレート液流路部分10に設けた分離壁が同じ
低温硬化可能な液体状の樹脂組成物であることから熱膨
張率の違いによる応力による歪みなどの影響が受けにく
く確実にノズルプレート液流路部分10を分離すること
が可能となる。また、被処理基板1に設ける共通液室部
分9の分離壁とノズルプレート液流路部分10に設けた
分離壁についても同じ低温硬化可能な液体状の樹脂組成
物であることから同様に歪みなどの影響が受けにくく確
実に液流路10及び共通液室9の間に共通な1つ以上の
分離壁12を設けることができ、この分離壁12に異方
性をもたせることにより、樹脂組成物硬化の確実性を高
めることができる。
【0040】(実施例2)図1は本発明の実施例におけ
るインクジェット記録ヘッドに用いるヒーターボードと
ノズルが付いたプレートの斜視図である。ここで、ノズ
ルブレート2上面には、吐出口3があり、ノズルプレー
ト2内部には、吐出口3にインクを供給する液流路を備
えている。
【0041】また、図示していないが被処理基板1には
異方性エッチングにより形成した共通液室を備えてい
る。
【0042】まず、図2を参照して本発明であるインク
ジェットヘッドの製造方法の実施例を説明する。
【0043】インク吐出エネルギー発生体15を備える
被処理基板1があり、この基盤上にポジ型フォトレジス
トからなる感光層5を形成し(図2−a)、マスク6を
介し所要の露光(図2−b)、さらに現像処理を行って
液流路及び液室部分となるレジストパターン7を形成し
た(図2−c)。
【0044】液流路となるレジストパターン7上に低温
硬化可能な液体状の樹脂組成物2を被覆させる(図2−
d)。
【0045】そして、ノズルプレート2にマスク6′を
し、パターニングして吐出口を設けた(図2−e)。
【0046】次に、保護膜8を樹脂組成物2上面及び共
通液室9下面に塗布した後、被処理基盤1に共通液室9
を設けるために基盤をエッチングし、その側壁が異方性
を有する共通液室を形成した。(図2−f) ここで、連続して設けられているノズル列のうちノズル
列を3等分するように、2箇所にはレジストパターンを
形成しない部分4を設ける(図1)。
【0047】最後にポジ型のフォトレジスト7を溶解除
去することにより液流路10及び共通液室9、さらに液
室分離壁が形成される構造を有する(図2−g)。
【0048】図4は図1のB−B′断面図であり、本実
施例における被処理基板部分1に設ける共通液室部分9
の製造方法の説明図である。
【0049】異方性エッチングにより形成された前記穴
9部分に被処理基板1内の共通液室9深さよりもやや短
くなるようにレジスト5を塗布した(図4−b)。
【0050】ここで、前記レジスト5のうち、少なくと
もノズルプレート2におけるノズルを設けない部分4と
重なるようにパターニングし、ドライエッチング法にて
ノズルプレート2部分に設けた吐出口不形成部分4と重
なる部分のレジスト(分離壁用穴11)を除去する。こ
の際、レジストは異方性を有し、ノズルプレート2側は
ノズルプレート2部分に設けた分離壁12よりも小さく
なることはないようにする(図4−c)。
【0051】このようにしてできた溝部分に低温硬化可
能な液体状の樹脂組成物を(分離壁12)被覆後硬化さ
せた(図4−d)。この時、樹脂組成物(分離壁12)
を確実に硬化させるために、この被覆、硬化の工程を数
回繰り返して徐々に積層させ、充分な量になったところ
で最後に残っているレジスト5をすべて除去する(図4
−e)。
【0052】上記工程により共通液室9に液室分離壁1
2を形成することにより1つ以上に分離される。
【0053】本実施例によれば、ノズルプレート2部分
およびノズルプレート液流路部分10の分離壁、さらに
被処理基板1の共通液室9に設ける分離壁12が同じ低
温硬化可能な液体状の樹脂組成物であることから応力や
熱膨張率の違いによる歪みなどの影響が受けにくく確実
にノズルプレート液流路10を分離することが可能とな
り、確実に液流路10及び共通液室9の間に共通な1つ
以上の分離壁12を設けることができ、この分離壁12
に異方性をもたせることにより、樹脂組成物硬化の確実
性を高めることができる。
【0054】ここで、共通液室9に設ける分離壁12は
樹脂組成物であるので、インク液供給部分との接合面に
て変形を起こす可能性がある。これを未然に防ぐため
に、被処理基板1部分の共通液室9に設ける分離壁12
と被処理基板1の共通液室9の接地面に段差をもたせて
いる。さらに、これら被処理基板1とノズルプレート2
からなるヘッドチップをインク液供給部分14に装着す
る際に、図4−fに示すようにインク液供給部分14側
に凸部分13を設けておくことにより共通液室9に設け
る分離壁12とインク液供給部分14との密着性を高
め、共通液室9の分離12をより確実にする。この時、
インク液供給部分14側の凸部分13は柔軟性のある材
質を用いることとし、その凸部分厚さは共通液室9の深
さと共通液室9内分離壁12の深さの差より薄くなるこ
とはないものとする。
【0055】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、インク吐出エネルギーを発生する複数のエネルギー
発生体を備える基板と、インクを吐出する複数の吐出口
及び該吐出口への液流路からなる樹脂組成物を被覆後硬
化させたノズルプレートを有し、前記基板に設けられた
穴を介し、前記液流路にインクを供給するインクジェッ
ト記録ヘッドにおいて、1つのヘッドに複数のノズルを
有するノズルプレート及び共通液室に対し、低温硬化可
能な樹脂組成物により分離壁を設けることによりノズル
及び共通液室を確実で、且つ安価に分離することがで
き、1つのヘッド内で複数室の信頼性の高い分離が可能
となる。
【0056】これにより、1つのヘッドで複数色のイン
クの吐出、つまりはカラーの印字が可能となり、さらに
インクジェットヘッドのコンパクト化が実現し、ヘッド
ユニットのコストダウンをねらうことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例におけるヘッド部分の斜視図
【図2】(a),(b),(c),(d),(e),
(f),(g) 実施例におけるヘッド部分製造方法の
図1のA−A′断面でみた工程断面図
【図3】(a),(b),(c),(d),(e) 第
1の実施例における共通液室に設ける分離壁の製造方法
を図1のB−B′断面でみた工程断面図
【図4】(a),(b),(c),(d),(e),
(f) 第2の実施例における共通液室に設ける分離壁
の製造方法を図1のB−B′断面でみた工程断面図
【符号の説明】
1 被処理基盤 2 ノズルプレート(低温硬化可能な樹脂組成物) 3 吐出口 4 吐出口不形成部分 5 レジスト 6 マスク 7 レジストパターン 8 保護膜インク液流路 9 共通液室 10 液流路 11 分離壁用穴 12 分離壁 13 インク液供給部分側の凸部分 14 インク液供給口 15 エネルギー発生体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク吐出エネルギーを発生する複数の
    エネルギー発生体を備える基板と、インクを吐出する複
    数の吐出口及び該吐出口への液流路からなる樹脂組成物
    を被覆後硬化させたノズルプレートを有し、前記基板に
    設けられた穴を介し、前記液流路にインクを供給するイ
    ンクジェット記録ヘッドにおいて、樹脂組成物により形
    成された少なくとも1つ以上の液室分離壁により、前記
    基板の穴を複数の部屋に分割することを特徴とするイン
    クジェットヘッド。
  2. 【請求項2】 前記インクジェットヘッドのノズルプレ
    ートはインク吐出エネルギー発生体を備える被処理基板
    上にポジ型フォトレジストからなる感光層を形成し、所
    要の露光、現像処理を行って液流路及び液室部分となる
    レジストパターンを形成した後、液流路となるレジスト
    パターン上に低温硬化可能な液体状の樹脂組成物を被覆
    後硬化させ、ポジ型フォトレジストを溶解除去すること
    により液流路及び共通液室部分、さらに液室分離壁が形
    成される構造を有するインクジェットヘッド。
  3. 【請求項3】 前記共通液室は、その側壁が異方性を有
    することを特徴とする、請求項1記載のインクジェット
    ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記液流路に設けられた吐出口が、多色
    用の吐出口を一体成形して成るものであることを特徴と
    する、請求項1ないし3のいずれかに記載のインクジェ
    ットヘッド。
  5. 【請求項5】 前記各共通液室にはそれぞれ異なる色の
    インクが供給される請求項1ないし3のいずれかに記載
    のインクジェットヘッド。
  6. 【請求項6】 インク吐出エネルギーを発生する複数の
    エネルギー発生体を備える基板と、インクを吐出する複
    数の吐出口及び該吐出口への液流路からなる樹脂組成物
    を被覆後硬化させたノズルプレートを有し、前記基板に
    設けられた穴を介し、前記液流路にインクを供給するイ
    ンクジェット記録ヘッドにおいて、樹脂組成物により形
    成された少なくとも1つ以上の液室分離壁により、前記
    基板の穴を複数の部屋に分割することを特徴とするイン
    クジェットヘッドの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記液流路に設けられた吐出口が、多色
    用の吐出口を一体成形して成るものであることを特徴と
    する、請求項6記載のインクジェットヘッドの製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記各共通液室にはそれぞれ異なる色の
    インクが供給される請求項6記載のインクジェットヘッ
    ドの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102218916A (zh) * 2010-03-26 2011-10-19 精工爱普生株式会社 液体喷射头以及液体喷射装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102218916A (zh) * 2010-03-26 2011-10-19 精工爱普生株式会社 液体喷射头以及液体喷射装置

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