JP2003170354A - 研掃方法および研掃装置 - Google Patents

研掃方法および研掃装置

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JP2003170354A JP2001372985A JP2001372985A JP2003170354A JP 2003170354 A JP2003170354 A JP 2003170354A JP 2001372985 A JP2001372985 A JP 2001372985A JP 2001372985 A JP2001372985 A JP 2001372985A JP 2003170354 A JP2003170354 A JP 2003170354A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リンクチェーン19によって桟20を連結し
て成る無端環状ベルト1を、断面V字状に掛け渡してト
ラフ9を形成し、このトラフ内の被研掃物に向けて研掃
材投射機10から研掃材を投射(矢印a)する方式の研
掃技術を改良して、構成部材を減じるとともに、被研掃
物の送り速度の制御を容易ならしめる。 【解決手段】 無端環状ベルト1に、多数の台形リブ1
2を並べる。これらの台形リブ12は周方向に互い違い
にすることなく対向させる。無端環状ベルト1が外周に
向かって凹となる湾曲部の曲率半径が「台形リブ相互の
干渉」で制限される。これにより、別段の支持・案内部
材を必要とせずトラフ9が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被加工物を転動し
ながら移動させ、該被加工物の上方から研掃材を投射し
て、該被加工物の表面を研削する方法、および同装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明に最も近い先行技術として、特開
昭60−127971号公報に開示された「物体の連続
搬送および回転装置」が有る。図8は上記先行技術を示
し、図8(A)は前記公報の第1図に対応し、図8
(B)は同じく第3図に対応している。1対のガイドロ
ーラ2a,2cは軸3acによって支持され、また、1
対のガイドローラ2b,2dは軸3bdによって支持さ
れている。無端環状ベルト1は、上記1対のガイドロー
ラ2a,2c、および1対のガイドローラ2b,2d、
並びに下部アイドラーローラ4に巻き掛けられ、さら
に、リング5で押さえられてトラフ9を形成している。
上記リング5は円板であっても良い。トラフとは半円弧
状断面を有し、上方に向かって凹なる直線溝であって、
この中に被研掃物(図示されていない)が入れられる。
無端環状ベルト1の周回動に伴って上記被研掃物は転動
する。その上方から研掃材投射機10によって研掃材を
投射され、または研掃材噴射ノズル11から研掃材を吹
きつけられる。6はガイドローラ駆動用のモータであ
り、7は伝動チェーン、8は被動用のスプロケットであ
る。前記無端環状ベルト1には多数の板片(リブとも呼
び得る)1aが植設されている。これら多数の板片1a
は、(B)図に示すよう、互いに食い違っている。小さ
い被研掃物は板片1aの間を迷路のごとく転動し、大き
い被研掃物は板片の上を転動する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図8に示した先行技術
によると、必ずしもゴムなどの耐摩耗性に劣るフレキシ
ブルな材料を用いる必要が無く、剛性部材である桟(さ
ん)を防盗シャッター状に湾曲可能に連結して構成する
ことができ、研掃材に対する耐摩耗性が大きいという利
点が有る。しかし、次に示す2項目について改善の余地
が有り、いっそうの改良が要望されている。 (1)トラフ9の中を転動しながら送られる被研掃物の
送り速度の制御が容易でない。 (2)無端環状ベルト1を巻き掛けるための2対のガイ
ドローラ(2a〜2d)の他に、1対のリング(または
円板)5や1対の下部アイドラーローラ4など、構成部
材が多い。 構成部材が多いということは、構造複雑で大重量,高コ
ストとなり、メンティナンスの手数が多い上に、故障発
生の確率が高い。本発明は上述の事情に鑑みて為された
ものであって、ゴムベルトを用いないので耐摩耗性が高
いという図8の先行技術における長所を損うことなく、
構成部材が少なく、従って軽量,低コストで作動信頼性
が高い上にメンティナンス性が良く、トラフ内の被研掃
物の送り速度の制御が容易な、研掃方法および研掃装置
を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに創作した本発明の基本的原理について、その実施形
態に対応する図1を参照して略述すると次のとおりであ
る。すなわち、リンクチェーン19によって桟20を連
結して成る無端環状ベルト1を、断面V字状に掛け渡し
てトラフ9を形成し、このトラフ内の被研掃物に向けて
研掃材投射機10から研掃材を投射(矢印a)する方式
の研掃技術を改良して、構成部材を減じるとともに、被
研掃物の送り速度の制御を容易ならしめるため、無端環
状ベルト1に、多数の台形リブ12を並べる。これらの
台形リブ12は周方向に互い違いにすることなく対向さ
せる。無端環状ベルト1が外周に向かって凹となる湾曲
部の曲率半径が「台形リブ相互の干渉」で制限される。
これにより、別段の支持・案内部材を必要とせずトラフ
9が形成される。
【0005】以上に説明した原理に基づいて請求項1の
発明に係る研掃方法の構成は、(図1参照)剛性を有す
る多数の細長い部材である桟の両端付近を、相互に、屈
曲可能な無端環状の部材に取り付けて、幅の広い無端環
状ベルトを形成するとともに、該無端環状のベルトと複
数のプーリないしスプロケットに巻き掛けて、断面がV
字状ないしU字状をなすように張り渡し、上記V字状な
いしU字状の、上方に向かって凹なるトラフ(9)に被
研掃物を入れ、前記複数のプーリないしスプロケットを
回転させて無端環状ベルトを周回動させることによって
被研掃物を転動せしめつつ、その上方から研掃材を投射
する方式の研掃方式において、前記の無端環状ベルト
(1)を構成している多数の桟(20)のそれぞれに、
立壁状の台形リブ(12)を取りつけ、かつ、隣接する
桟(20)に取り付けられている台形リブ(12)の相
互を、該桟の長手方向とほぼ直角に並べることにより、
前記無端環状ベルト(1)が台形リブ(20)を内側に
して湾曲しようとしたとき、台形リブ相互の干渉によっ
て曲率半径が所定の値以下とならないように規制して、
プーリや回転円板による支持を必要とせずに、所定形状
のトラフ(9)を形成することを特徴とする。以上に説
明した請求項1の発明に係る研掃方法を適用すると、ゴ
ムのように耐摩耗性に劣る材料を用いないで無端環状の
ベルトを構成し得るという先行技術の長所を損うことな
く、しかも、別段の支持案内用部材(ローラ,リング,
円板など)を用いずにトラフを形成することができ、装
置全体を軽量,低コスト化することができる。
【0006】請求項2の発明に係る研掃方法の構成は、
前記請求項1の発明方法の構成要件に加えて(図4参
照)前記多数の桟(20)に取り付けられた台形のリブ
を、無端環状ベルト(1)の周方向に並べて複数条のリ
ブ列(L1〜L8)を形成するとともに、上記複数条の
リブ列中の片方の端のリブ列(L1)は、他のリブ列に
比して背の高い台形リブを並べた背高リブ列とし、上記
片方の端のリブ列以外のリブ列(L2〜L8)は、無端
環状ベルト(1)の周方向の1部に切目(13-2〜13
-8)を設け、かつ、前記背高リブ列(L1)を設けた方
の端が他方の端よりも高くなるように傾斜角θを付し、
前記トラフ内を区切っている背高リブ列(L1)と、そ
の隣りのリブ列(L2)との間に被研掃物を送給し、そ
の反対側のリブ列の切目(13-8)から排出することを
特徴とする。以上に説明した請求項2の発明方法による
と、台形リブ相互の当接によって連続壁が形成され、こ
の壁が被研掃物の送り方向転動を制約する。被研掃物は
上記の壁によって傾斜の下方への転動を阻止されるが、
無端環状ベルトの周回動に伴って台形リブの壁が周回動
するので、その切目が回ってきたとき傾斜方向に転動す
る。このようにして、間欠的に送られながら研掃材の投
射を受ける。
【0007】請求項3に係る発明方法の構成は、前記請
求項2の発明方法の構成要件に加えて、(図4参照)前
記の傾斜角θを増減調節し、および/または、前記無端
環状ベルト(1)の周回速度を調節することにより、ト
ラフ内の被研掃物の送り速度を制御することを特徴とす
る。以上に説明した請求項3の発明方法を適用すると、
張り渡された無端環状ベルトの傾斜角を調節することに
よって被研掃物の送り速度を制御することができるの
で、各種の被研掃物の性状に応じて適正な送り速度を選
定して研掃加工を施すことができる。
【0008】請求項4に係る発明方法の構成は、前記請
求項1の発明方法の構成要件に加えて、(図6参照)無
端環状ベルト(1)の外周側に、台形リブを螺旋状に並
べて、台形リブのスパイラル列(24)を形成し、上記
無端環状ベルト(1)の周回動に伴って、台形リブのス
パイラル列(24)のネジ送り作用により、トラフ内の
被研掃物を転動させながら所定方向に送り、前記無端環
状ベルトの周回動速度を調節して被研掃物の送り速度を
制御することを特徴とする。以上に説明した請求項4の
発明方法によると、無端環状ベルトがトラフを形成する
部分の曲率半径を規制する台形リブが、スパイラルに配
列されているので、ネジ送り作用によって被研掃物を送
ることができ、しかも、無端環状ベルトの周囲速度を調
節することにより送り速度を正確に制御することができ
る。
【0009】請求項5に係る発明方法の構成は、前記請
求項1〜4の発明方法の構成要件に加えて(図7参照)
前記無端環状ベルト(1)の周回動を、周期的に正,逆
転させることにより、トラフ内の被研掃物の転動方向を
周期的に反転させることを特徴とする。以上に説明した
請求項5の発明方法によると、無端環状ベルトの全周に
台形リブを設けなくても、被研掃物の転動を送りとを行
なうことができ、その上、正,逆転切換のストロークと
タイミングとを調節することによって研掃状態を制御す
ることができる。
【0010】請求項6に係る発明装置の構成は、(図1
参照)多数の桟(20)の両端付近のそれぞれを、屈曲
可能な無端環状の部材(19)に取り付けて成る無端環
状ベルト(1)と、上記無端環状ベルト(1)を、垂直
断面V字状ないしU字状に巻き掛ける2対のプーリない
しスプロケット(15a,15c、15b,15d)
と、上記2対のプーリないしスプロケットの中間に向け
て研掃材を投射する研掃材噴射ノズルまたは研掃材投射
機(10)とを具備する研掃装置において、前記多数の
桟のそれぞれに複数個の台形リブ(12)が取り付けら
れていて、この無端環状ベルト(1)が上方に向けて凹
なる形に湾曲しようとしたとき、隣接する桟に取り付け
られている台形リブ(12)が相互に当接して、該湾曲
の曲率半径が所定の値よりも小さくならないように制限
するとともに、相互に当接した複数の台形リブ(12)
が内フランジ状の約1/2周の連続壁を形成するように
なっていて、前記無端環状ベルト(1)が、前記2対の
プーリないしスプロケットの間で、所定曲率半径のトラ
フ(9)を形成して被研掃物を収納し得るようになって
いることを特徴とする。以上に説明した請求項6の発明
装置を適用すると、ゴムシートなどのフレキシブルな材
料を用いないで無端環状ベルトを構成することができる
という先行技術の長所を損なうこと無く、しかも、ロー
ラ,リング、円板などの支持案内部材を設ける必要無し
にトラフを形成することができる。このため、装置が軽
量,低コストになってメンティナンス性が良い。さら
に、構成部材の削減によって故障発生の確率が減少して
作動信頼性が向上する。
【0011】請求項7に係る発明装置の構成は、前記請
求項6の発明装置の構成要件に加えて、(図4参照)前
記無端環状ベルト(1)を形成している多数の桟(2
0)のそれぞれに取り付けられた台形リブが、ベルトの
周方向に並んで複数条のリブ列(L1〜L8)を形成し
ており、片方の端のリブ列(L1)は、他のリブ列より
も背の高い台形リブの並びによって背高リブ列となって
いるとともに、その他のリブ列(L2〜L8)は、全周
に連続することなく、隣接するリブ列相互に位相を異に
する切目(13-2〜13-8)が形成されており、かつ、
前記無端環状ベルトを形成している桟が、水平姿勢に比
して各θだけ傾斜しており、その傾斜方向は前記背高リ
ブ列(L1)の側が高くなる方向であることを特徴とす
る。以上に説明した請求項7の発明装置によると、無端
環状ベルトが形成するトラフの曲率半径を規制するため
の台形リブの列が、該無端環状ベルトの傾斜に因る転動
送りを規制し、ベルト列の切目が回ってきたとき間欠的
に送り方向の転動を許容する。このようにして被研掃物
の送り速度を制御することができる。
【0012】請求項8に係る発明装置の構成は、前記請
求項7の発明方法の構成要件に加えて(図4参照)前記
2対のスプロケットの回転中心軸が、各対ごとに同心を
なし、その共通中心軸が水平に対して角θだけ傾斜して
おり、かつ、上記傾斜角θが調節可能であることを特徴
とする。以上に説明した請求項8の発明装置によると、
無端環状ベルトを支持するスプロケット軸の傾斜角θを
調節して被研掃物の送り速度を制御することができる。
該被研掃物の送り速度は、前記無端環状ベルトの周回速
度によっても変化するので、結局、角θと周回速度との
両方を任意に調節して所望の研削条件を現出することが
でき、運転調節の自由度が大きい。
【0013】請求項9に係る発明装置の構成は、前記請
求項6の発明装置の構成要件に加えて(図6参照)、前
記無端環状ベルト(1)を形成している多数の桟(2
0)のそれぞれに複数個ずつ取り付けられている台形リ
ブが、隣接する桟に取り付けられている台形リブ相互に
1列に並ぶようになっており、該無端環状ベルトの外周
面を取り巻くスパイラルのリブ列(24)を形成してい
ることを特徴とする。以上に説明した請求項9の発明装
置によると、無端環状ベルトが形成するトラフの曲率半
径を自動的に規制するための部材である台形リブがスパ
イラル状に並べられているため、スクリューコンベアに
類似した機能を果たすので、被研掃物が確実に送られ、
しかも、無端環状ベルトの周回動速度と被研掃物の送り
速度とが正確に比例するので、送り速度を高精度で制御
することができる。
【0014】請求項10に係る発明装置の構成は、前記
請求項6の発明装置の構成要件に加えて、(図7参照)
前記2対のプーリないしスプトケット(15a,15
c、15b,15d)を同期回転させる駆動手段が設け
られており、かつ、上記駆動手段は該プーリないしスプ
ロケットを周期的に正,逆転させる機能を有するもので
あることを特徴とする。以上に説明した請求項10の発
明装置によると、前記の無端環状ベルトの全周にわたっ
て台形リブを設けなくても良いので、軽量,低コストで
製造できる。たとえば、それぞれのリブ列を1/2周な
いし1/3周だけ構成するとともに隣接するリブ列の位
相を適宜にずらせておけば、無端環状ベルトの正,逆転
操作によって被研掃物の送りを任意に制御することがで
きる。
【0015】請求項11に係る発明装置の構成は、前記
請求項6〜10の発明の構成要件に加えて、(図3参
照)前記の屈曲可能な無端環状の部材はリンクチェーン
(19)であり、前記の桟は管またはチャンネルもしく
はアングル、ないし、これらに類似する形鋼材であり、
かつ、前記リンクチェーンにブラケット(21)が固着
されるとともに、該プラケットに対して前記桟の端部が
取り付けられていることを特徴とする。以上に説明した
請求項11の発明装置によると、大量生産して供給市販
されている部材(管,アングル,チャンネル、リンクチ
ェーンなど)を利用して、低コストで、品質の安定した
無端環状ベルトを、簡単な設備で製作することができ
る。この無端環状ベルトは、研掃作業時に研掃粒の衝突
を受ける消耗性の部材であるから、製造・補給が容易で
あることの実用的効果は多大である。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明装置の1実施形態を
模式的に描いた側面図である。無端環状ベルト1は、屈
曲可能な部材の1例としてのリンクチェーン19の輪
に、剛性の高い杆状の部材である桟20を取り付けてあ
る。該桟20の片方の端付近の部分拡大斜視図は図2の
ごとくである。すなわち、1対のリンクチェーン19
(本図2には、1対の内の1個の1部分が描かれてい
る)に、多数の桟20の端部が取り付けられている。こ
の構造部分は、概要的に防盗用のルーバーシャッターに
類似している。それぞれの桟20には、複数の台形リブ
12が取り付けられている。相互に隣接する桟に取り付
けられている台形リブ12Aと同12B、および台形リ
ブ12Bと同12C、並びに台形リブ12Cと同12D
は、桟20の長手方向と直角をなすように、1列に並べ
られている。
【0017】上述のように構成された無端環状ベルト1
は、図1に示すように2対のスプロケットに巻き掛けら
れている。ただし本図1においてはスプロケット15a
と同15cとが重なり、スプロケット15bと同15d
とが重なって、それぞれのスプロケットの対が1個のス
プロケットとして描かれている。上記2対のスプロケッ
トに巻き掛けられた無端環状ベルト1は、該2対のスプ
ロケットの間で弛んで垂れ下がって、上に向かって凹面
をなす湾曲が2箇所形成される。上記2箇所の湾曲の
内、上側の湾曲部は、先に説明した台形リブ12が相互
に当接して、その曲率半径が制限されて半円弧状をな
し、別段の支持・案内部材を設ける必要無くトラフ9が
形成される。前記のスプロケットが回転駆動されると、
無端環状ベルト1は矢印b、矢印c、矢印b′、矢印d
のように周回動する。上記のトラフ9に入れられた被研
掃物(図示省略)は、研掃材投射機10から研掃材の投
射(矢印a)を受ける。投射されて研掃作用を果たした
研掃材(図示せず)は落下してホッパー16に溜まり、
スクリューコンベア17A,17Bで搬送され、バケッ
トエレベータ18で汲み上げられて循環する。前記の台
形リブ12はトラフ9の曲率半径を規制する連続壁を形
成するための部材であるから、必ずしも幾何学的に厳密
な台形でなくても、これに類似する形状であれば良い。
【0018】図3は、前掲の図1,図2に示した無端環
状ベルト1の部分的拡大分解図である。本例の桟20は
チャンネル材で構成されている。本発明を実施する際、
桟20はチャンネル材に限らないが、アングル材などの
形鋼材、または管材などのように、平板に比して断面係
数の大きい形状の杆状部材を用いることが望ましい。リ
ンクチェーン19のリンクに、ブラケット21を溶接
し、桟の端部をボルト22、ナット23で取り付ける。
このように構成しておくと、リンクチェーン19と桟2
0との損耗進行度が異なる場合、損耗度の甚だしい方を
新品と交換することができて経済的である。また、この
無端環状ベルトを製造する際は、規格品の鋼材やリンク
チェーンを購入して、簡単な溶接、切断、穿孔加工によ
って容易に低コストで構成することができる。
【0019】先に図1について説明したように、2対の
スプロケットの間に弛みを持たせて巻き掛けられた無端
環状ベルト1は、側面図(図1)においてV字状ないし
U字状をなしている。この実施形態の研掃装置を、トラ
フ9の中心線を通る垂直面で切断した正面図は図4のと
おりである。また、図1に示した無端環状ベルト1およ
びスプロケット(15a〜15d)を抽出して描いた斜
視図を図5に示す。各対のスプロケット(図4ではスプ
ロケット15aと同15bとの対が現れている)は同心
に配置され、水平線に対して角θだけ傾斜している。こ
の傾斜角θは増減調節可能な構造になっている。無端環
状ベルトの周方向に、台形リブのリブ列が複数列配設さ
れている。説明の便宜上、これらのリブ列にL1,L2
〜L8と符号を付す。これにより、トラフ9はE1,E
2〜E8に区分される。傾斜角θに関して上方の側の端
に位置するリブ列L1は、特に背の高い台形リブ(背高
リブと略称)14によって構成されている。傾斜角θに
関して下方の端のリブ列も背高リブ列とすることが望ま
しい。その他のリブ列(L2〜L8)には、図5に示す
ように切目13が設けられている。1本のリブ列に設け
る切目の数は1個でも良く複数個でも良いが、隣接する
リブ列に設けられる切目は周方向の位相を変えてある。
図4に描いた切目13には、作用説明のため13-2,1
3-3…というようにサフィックスを付した。前記背高リ
ブ列は、投射された研掃材が周囲に飛散することを防止
する。なお、傾斜角θに関して上方の側の背高リブ列
は、被研掃物が図4における左方へ転落しないようにす
る役目も兼ねている。
【0020】(図1参照)無端環状ベルト1を周回動さ
せながら、被研掃物を矢印eのようにトラフのエリアE
1に投入する。リブ列L1は背高リブの列であるから、
被研掃物はこれを乗り越えることなくエリアE1内で転
動するが、先に述べた傾斜角θの作用で低い方へ転がろ
うとする。低い方(図4において右方)への転動はリブ
列L2によって阻まれ、エリアE1内の被研掃物は該エ
リアE1内で円弧矢印イのように転動する。無端環状ベ
ルト1が約1/2周弱だけ周回動すると切目13-2がト
ラフ9にさしかかる。このため、エリアE1内で転動し
ていた被研掃物はエリアE2に転がり移り、円弧矢印ロ
のように転動し、切目13-3が回ってくると矢印fのよ
うにエリアE3に進み、円弧矢印ハのように転動する。
このようにして被研掃物は矢印g,同hのように間欠的
に進行しながら転動を続け、この間に研掃材の投射を受
ける。研掃を終えた被加工物は矢印iのように放出さ
れ、次工程の搬送手段(図示省略・例えばシュート)に
受渡される。
【0021】図6は、前掲の図4と異なる実施形態を示
し、模式的に描いた外観正面図である。この図6の実施
形態も、その側面図は図1と同様である。図6に示すよ
うに、台形リブの列24は、無端環状ベルト1の外周側
に、1列の螺旋状に配設されている。トラフ9の中へ矢
印eのように投入された被研掃物は、台形リブのスパイ
ラル列により、スクリューコンベアに類似した作用で図
の右方へ送られながら転動して、矢印jのように放出さ
れ、次工程に受渡される。この実施形態によると、無端
環状ベルト1の周回動速度を調節することによって、被
研掃物の送り速度を高精度で制御することができる。
【0022】図7は、前記と更に異なる実施形態の概要
的な模式図である。これを前掲の図1に比較すると、図
1においては46本の桟20が設けられ、46個の台形
リブ12が「無端環状ベルト1を1周するリブ列」を形
成していた。図7においては、46節のリンクチェーン
に対して26本の桟20が互いに隣接して取り付けら
れ、46個の台形リブ12がリツ列を形成している。図
示を省略するが、リブ列相互の周回動方向の位相をずら
せてある。2対のスプロケット(15a,15b、15
c,15d)を互いに同期させて矢印M方向に周回させ
ると、トラフ9内の被研掃物は円弧矢印mのように転動
する。周回動方向を矢印Nのように逆転させると、トラ
フ9の被研掃物は円弧矢印nのように転動する。台形リ
ブ12が無端環状ベルト1と共に周回動しつつ「トラフ
9を形成する範囲」の中で正,逆転している間は、被研
掃物は同じトラフエリアの中で転動している。台形リブ
12が「トラフ9を形成している範囲」を行き過ぎる
と、被研掃物は隣りのエリアに転がり移る。この図7の
実施形態によると、前掲の図1の実施形態に比して桟2
0や台形リブ12の設置所要個数が減じ、研掃装置が軽
量,低コストになる。
【0023】
【発明の効果】以上に本発明の実施形態を挙げてその構
成,作用を明らかならしめたように、請求項1の発明に
係る研掃方法を適用すると、ゴムのように耐摩耗性に劣
る材料を用いないで無端環状のベルトを構成し得るとい
う先行技術の長所を損うことなく、しかも、別段の支持
案内用部材(ローラ,リング,円板など)を用いずにト
ラフを形成することができ、装置全体を軽量,低コスト
化することができる。請求項2の発明方法によると、台
形リブ相互の当設によって連続壁が形成され、この壁が
被研掃物の送り方向転動を制約する。被研掃物は上記の
壁によって傾斜の下方への転動を阻止されるが、無端環
状ベルトの周回動に伴って台形リブの壁が周回動するの
で、その切目が回ってきたとき傾斜方向に転動する。こ
のようにして、間欠的に送られながら研掃材の投射を受
ける。請求項3の発明方法を適用すると、張り渡された
無端環状ベルトの傾斜角を調節することによって被研掃
物の送り速度を制御することができるので、各種の被研
掃物の性状に応じて適正な送り速度を選定して研掃加工
を施すことができる。
【0024】請求項4の発明方法によると、無端環状ベ
ルトがトラフを形成する部分の曲率半径を規制する台形
リブが、スパイラルに配列されているので、ネジ送り作
用によって被研掃物を送ることができ、しかも、無端環
状ベルトの周囲速度を調節することにより送り速度を正
確に制御することができる。請求項5の発明方法による
と、無端環状ベルトの全周に台形リブを設けなくても、
被研掃物の転動と送りとを行なうことができ、その上、
正,逆転切換のストロークとタイミングとを調節するこ
とによって研掃状態を制御することができる。
【0025】請求項6の発明装置を適用すると、ゴムシ
ートなどのフレキシブルな材料を用いないで無端環状ベ
ルトを構成することができるという先行技術の長所を損
なうこと無く、しかも、ローラ,リング、円板などの支
持案内部材を設ける必要無しにトラフを形成することが
できる。このため、装置が軽量,低コストになってメン
ティナンス性が良い。さらに、構成部材の削減によって
故障発生の確率が減少して作動信頼性が向上する。請求
項7の発明装置によると、無端環状ベルトが形成するト
ラフの曲率半径を規制するための台形リブの列が、該無
端環状ベルトの傾斜に因る転動送りを規制し、ベルト列
の切目が回ってきたとき間欠的に送り方向の転動を許容
する。このようにして被研掃物の送り速度を制御するこ
とができる。請求項8の発明装置によると、無端環状ベ
ルトを支持するスプロケット軸の傾斜角θを調節して被
研掃物の送り速度を制御することができる。該被研掃物
の送り速度は、前記無端環状ベルトの周回速度によって
も変化するので、結局、角θと周回速度との両方を任意
に調節して所望の研削条件を現出することができ、運転
調節の自由度が大きい。
【0026】請求項9の発明装置によると、無端環状ベ
ルトが形成するトラフの曲率半径を自動的に規制するた
めの部材である台形リブがスパイラル状に並べられてい
るため、スクリューコンベアに類似した機能を果たすの
で、被研掃物が確実に送られる。しかも、無端環状ベル
トの周回動速度と被研掃物の送り速度とが正確に比例す
るので、送り速度を高精度で制御することができる。請
求項10の発明装置によると、前記の無端環状ベルトの
全周にわたって台形リブを設けなくても良いので、軽
量,低コストで製造できる。たとえば、それぞれのリブ
列を1/2周ないし1/3周だけ構成するとともに隣接
するリブ列の位相を適宜にずらせておけば、無端環状ベ
ルトの正,逆転操作によって被研掃物の送りを任意に制
御することができる。請求項11の発明装置によると、
大量生産して供給市販されている部材(管,アングル,
チャンネル,リンクチェーンなど)を利用して、低コス
トで、品質の安定した無端環状ベルトを、簡単な設備で
製作することができる。この無端環状ベルトは、研掃作
業時に研掃粒の衝突を受ける消耗性の部材であるから、
製造・補給が容易であることの実用的効果は多大であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の1実施形態を模式的に描いた側面
図である。
【図2】前掲の図1に示した無端環状ベルトの一部を拡
大した概要的な斜視図である。
【図3】前掲の図2に示した無端環状ベルトを更に拡大
して描いた分解斜視図である。
【図4】本発明装置の1実施形態における垂直断面正面
図である。
【図5】前掲の図1に示した実施形態の無端環状ベルト
とスプロケットとを抽出して描いた外観斜視図である。
【図6】前掲の図4と異なる実施形態の要部を描いた外
観正面図である。
【図7】前掲の図4および図6と更に異なる実施形態の
要部を模式的に描いた側面図である。
【図8】研掃機の送り装置に関する公知発明の外観斜視
図に、無端環状ベルトの部分拡大斜視図を付記した図で
ある。
【符号の説明】
1…無端環状ベルト、1a…板片、2,3…上部ロー
ラ、4…下部アイドラーローラ、4…リング又は円板、
12…台形リブ、13…切目、14…背高リブ、15a
〜15d…スプロケット、19…リンクチェーン、20
…桟、21…ブラケット、24…台形リブのスパイラル
列。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年12月12日(2001.12.
12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 研掃方法および研掃装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剛性を有する多数の細長い部材である桟
    の両端付近を、相互に、屈曲可能な無端環状の部材に取
    り付けて、幅の広い無端環状ベルトを形成するととも
    に、該無端環状のベルトと複数のプーリないしスプロケ
    ットに巻き掛けて、断面がV字状ないしU字状をなすよ
    うに張り渡し、 上記V字状ないしU字状の、上方に向かって凹なるトラ
    フ(9)に被研掃物を入れ、前記複数のプーリないしス
    プロケットを回転させて無端環状ベルトを周回動させる
    ことによって被研掃物を転動せしめつつ、その上方から
    研掃材を投射する方式の研掃方式において、 前期の無端環状ベルト(1)を構成している多数の桟
    (20)のそれぞれに、立壁状の台形リブ(12)を取
    りつけ、 かつ、隣接する桟(20)に取り付けられている台形リ
    ブ(12)の相互を、該桟の長手方向とほぼ直角に並べ
    ることにより、 前期無端環状ベルト(1)が台形リブ(20)を内側に
    して湾曲しようとしたとき、台形リブ相互の干渉によっ
    て曲率半径が所定の値以下とならないように規制して、
    プーリや回転円板による支持を必要とせずに、所定形状
    のトラフ(9)を形成することを特徴とする研掃方法。
  2. 【請求項2】 前記多数の桟(20)に取り付けられた
    台形のリブを、無端環状ベルト(1)の周方向に並べて
    複数条のリブ例(L1〜L8)を形成するとともに、 上記複数条のリブ列中の片方の端のリブ列(L1)は、
    他のリブ列に比して背の高い台形リブを並べた背高リブ
    列とし、 上記片方の端のリブ列以外のリブ列(L2〜L8)は、
    無端環状ベルト(1)の周方向の1部に切目(13-2〜
    13-8)を設け、 かつ、前記背高リブ列(L1)を設けた方の端が他方の
    端よりも高くなるように傾斜角θを付し、 前記トラフ内を区切っている背高リブ列(L1)と、そ
    の隣りのリブ列(L2)との間に被研掃物を投入し、そ
    の反対側のリブ列(L8)の切目(13-8)から被研掃
    物を排出することを特徴とする、請求項1に記載した研
    掃方法。
  3. 【請求項3】 前記の傾斜角θを増減調節し、 および/または、前記無端環状ベルト(1)の周回速度
    を調節することにより、トラフ内の被研掃物の送り速度
    を制御することを特徴とする、請求項2に記載した研掃
    方法。
  4. 【請求項4】 無端環状ベルト(1)の外周側に、台形
    リブを螺旋状に並べて、台形リブのスパイラル列(2
    4)を形成し、 上記無端環状ベルト(1)の周回動に伴って、台形リブ
    のスパイラル列(24)のネジ送り作用により、トラフ
    内の被研掃物を転動させながら所定方向に送り、前記無
    端環状ベルトの周回動速度を調節して被研掃物の送り速
    度を制御することを特徴とする、請求項1に記載した研
    掃方法。
  5. 【請求項5】 前記無端環状ベルト(1)の周回動を、
    周期的に正,逆転させることにより、トラフ内の被研掃
    物の転動方向を周期的に反転させることを特徴とする、
    請求項1または請求項4に記載した研掃方法。
  6. 【請求項6】 多数の桟(20)の両端付近のそれぞれ
    を、屈曲可能な無端環状の部材(19)に取り付けて成
    る無端環状ベルト(1)と、 上記無端環状ベルト(1)を、垂直断面V字状ないしU
    字状に巻き掛ける2対のプーリないしスプロケット(1
    5a,15c、15b,15d)と、 上記2対のプーリないしスプロケットの中間に向けて研
    掃材を投射する研掃材噴射ノズルまたは研掃材投射機
    (10)とを具備する研掃装置において、 前記多数の桟のそれぞれに複数個の台形リブ(12)が
    取り付けられていて、 この無端環状ベルト(1)が上方に向けて凹なる形に湾
    曲しようとしたとき、隣接する桟に取り付けられている
    台形リブ(12)が相互に当接して、該湾曲の曲率半径
    が所定の値よりも小さくならないように制限するととも
    に、 相互に当接した複数の台形リブ(12)が内フランジ状
    の約1/2周の連続壁を形成するようになっていて、 前記無端環状ベルト(1)が、前記2対のプーリないし
    スプロケットの間で、所定曲率半径のトラフ(9)を形
    成して被研掃物を収納し得るようになっていることを特
    徴とする研掃装置。
  7. 【請求項7】 前記無端環状ベルト(1)を形成してい
    る多数の桟(20)のそれぞれに取り付けられた台形リ
    ブが、ベルトの周方向に並んで複数条のリブ列(L1〜
    L8)を形成しており、 片方の端のリブ列(L1)は、他のリブ列よりも背の高
    い台形リブの並びによって背高リブ列となっているとと
    もに、 その他のリブ列(L2〜L8)は、全周に連続すること
    なく、隣接するリブ列相互に位相を異にする切目(13
    -2〜13-8)が形成されており、 かつ、前記無端環状ベルトを形成している桟が、水平姿
    勢に比して各θだけ傾斜しており、その傾斜方向は前記
    背高リブ列(L1)の列が高くなる方向であることを特
    徴とする、請求項6に記載した研掃装置。
  8. 【請求項8】 前記2対のスプロケットの回転中心軸
    が、各対ごとに同心をなし、その共通中心軸が水平に対
    して角θだけ傾斜しており、 かつ、上記傾斜角θが調節可能であることを特徴とす
    る、請求項7に記載した研掃装置。
  9. 【請求項9】 前記無端環状ベルト(1)を形成してい
    る多数の桟(20)のそれぞれに複数個ずつ取り付けら
    れている台形リブが、隣接する桟に取り付けられている
    台形リブ相互に1列に並ぶようになっており、該無端環
    状ベルトの外周面を取り巻くスパイラルのリブ列(2
    4)を形成していることを特徴とする、請求項6に記載
    した研掃装置。
  10. 【請求項10】 前記2対のプーリないしスプトケット
    (15a,15c、15b,15d)を同期回転させる
    駆動手段が設けられており、 かつ、上記駆動手段は該プーリないしスプロケットを周
    期的に正,逆転させる機能を有するものであることを特
    徴とする、請求項6に記載した研掃装置。
  11. 【請求項11】 前記の屈曲可能な無端環状の部材はリ
    ンクチェーン(19)であり、前記の桟は管またはチャ
    ンネルもしくはアングル、ないし、これらに類似する形
    鋼材であり、 かつ、前記リンクチェーンにブラケット(21)が固着
    されるとともに、該プラケットに対して前記桟の端部が
    取り付けられていることを特徴とする、請求項6ないし
    請求項10に記載した研掃装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104816252A (zh) * 2015-04-13 2015-08-05 安庆旭东工贸有限责任公司 一种履带抛丸机

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