JP2003169160A - Usb電話システム - Google Patents
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- JP2003169160A JP2003169160A JP2001368298A JP2001368298A JP2003169160A JP 2003169160 A JP2003169160 A JP 2003169160A JP 2001368298 A JP2001368298 A JP 2001368298A JP 2001368298 A JP2001368298 A JP 2001368298A JP 2003169160 A JP2003169160 A JP 2003169160A
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- telephone system
- personal computer
- telephone
- usb
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電話機能とパソコン機能を相互に交換するこ
とを可能とするUSB電話システムを提供することを目
的とする。 【解決手段】 電話システム2とパソコン9をパソコン
9の標準的なインターフェイスであるUSBのインター
フェイス11で接続した電話システム2とし、電話の呼
制御、音声データの交換とパソコン9による集中制御と
電話機能のマイク、スピーカによる簡易機能による機能
分散を行うとともに、電話の外線ネットワーク1とパソ
コン9のIPネットワークの融合を円滑に行わせ、ま
た、電話システム2のメモリ部にパソコン9側からアプ
リケーションデータを転送することにより、電話システ
ム2の機能拡張を容易にまた円滑に行うことができ、通
話システムの機能拡張の幅を広げることができる。
とを可能とするUSB電話システムを提供することを目
的とする。 【解決手段】 電話システム2とパソコン9をパソコン
9の標準的なインターフェイスであるUSBのインター
フェイス11で接続した電話システム2とし、電話の呼
制御、音声データの交換とパソコン9による集中制御と
電話機能のマイク、スピーカによる簡易機能による機能
分散を行うとともに、電話の外線ネットワーク1とパソ
コン9のIPネットワークの融合を円滑に行わせ、ま
た、電話システム2のメモリ部にパソコン9側からアプ
リケーションデータを転送することにより、電話システ
ム2の機能拡張を容易にまた円滑に行うことができ、通
話システムの機能拡張の幅を広げることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話システムとパ
ーソナルコンピュータ(以下、パソコンと称する)を高
速なUSBインターフェイスを通じてデータの交換を行
うことにより、電話システム自身の機能の向上を効率良
く行うUSB電話システムに関するものである。
ーソナルコンピュータ(以下、パソコンと称する)を高
速なUSBインターフェイスを通じてデータの交換を行
うことにより、電話システム自身の機能の向上を効率良
く行うUSB電話システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコンの普及と電話サービスの
多様化により、家庭内や小規模オフィスなどに存在する
電話装置の機能拡大が急速に高まってきている。また、
電話システムとパソコンを融合するIP電話の普及とC
TI(コンピュータ・テレフォニィ・インターフェイ
ス)の発達により、パソコンによる通話機能の拡張が急
速に進みつつある。
多様化により、家庭内や小規模オフィスなどに存在する
電話装置の機能拡大が急速に高まってきている。また、
電話システムとパソコンを融合するIP電話の普及とC
TI(コンピュータ・テレフォニィ・インターフェイ
ス)の発達により、パソコンによる通話機能の拡張が急
速に進みつつある。
【0003】このように、電話システムとパソコンを高
速なインターフェイスであるUSBのインターフェイス
を通じて制御する従来の技術として、特開平12−34
1387号公報に記載のように、コンピュータのユニバ
ーシヤルシリアルバスポートを利用したインターネット
電話システムおよびインターネット電話通話方法があ
る。これは、USBインターフェイスを通じてインター
ネット電話通話時に音声信号の信号処理による遅延を防
ぐことを特徴としたものである。また、電話システムと
パソコンを連携した信号処理の高機能化を図ったもので
あり、USBのインターフェイスを通じて電話システム
とパソコンが緊密に結びつき、音声処理の機能向上を目
指したものである。
速なインターフェイスであるUSBのインターフェイス
を通じて制御する従来の技術として、特開平12−34
1387号公報に記載のように、コンピュータのユニバ
ーシヤルシリアルバスポートを利用したインターネット
電話システムおよびインターネット電話通話方法があ
る。これは、USBインターフェイスを通じてインター
ネット電話通話時に音声信号の信号処理による遅延を防
ぐことを特徴としたものである。また、電話システムと
パソコンを連携した信号処理の高機能化を図ったもので
あり、USBのインターフェイスを通じて電話システム
とパソコンが緊密に結びつき、音声処理の機能向上を目
指したものである。
【0004】図4は、従来の電話システムのブロック図
である。
である。
【0005】図4において、301は音声通話の信号を
送受信する外線ネットワーク(PSTN)、302は電
話システムである。前記の電話システム302は、電話
システム302内の受信/着信を制御する呼制御部30
3と、通話音声信号処理および電話システム内の機能を
制御するシステム制御部304と、音声データとシステ
ム制御信号および呼制御部303のシステム制御を動か
すプログラムが蓄積されたメモリ部305と、通話音声
のアナログデータをディジタルデータに加工するADP
CM部306と、アナログ音声を受信するマイク部30
7と、アナログ音声データを出力するスピーカ部308
を備えて構成されている。
送受信する外線ネットワーク(PSTN)、302は電
話システムである。前記の電話システム302は、電話
システム302内の受信/着信を制御する呼制御部30
3と、通話音声信号処理および電話システム内の機能を
制御するシステム制御部304と、音声データとシステ
ム制御信号および呼制御部303のシステム制御を動か
すプログラムが蓄積されたメモリ部305と、通話音声
のアナログデータをディジタルデータに加工するADP
CM部306と、アナログ音声を受信するマイク部30
7と、アナログ音声データを出力するスピーカ部308
を備えて構成されている。
【0006】このような構成の従来の電話システムにお
いて、単体として発呼、着呼等の通話システムを実現す
るには十分な機能であるが、電話番号管理、着信履歴や
録音等、幅広い機能を追加構築していくには、電話シス
テム内部の演算系、メモリ容量の増大を招いていた。
いて、単体として発呼、着呼等の通話システムを実現す
るには十分な機能であるが、電話番号管理、着信履歴や
録音等、幅広い機能を追加構築していくには、電話シス
テム内部の演算系、メモリ容量の増大を招いていた。
【0007】他方で、パソコン間や外部インターネット
との窓口であるモデムとを繋ぐイーサネット(登録商
標)によるパケット通信ベースのIP電話システムも次
第に普及しつつある。このIP電話システムのマイクお
よびスピーカを従来の電話システムと組み合わせること
により、電話システム自身の機能拡張を安価に構築でき
る通話システムが望まれていた。
との窓口であるモデムとを繋ぐイーサネット(登録商
標)によるパケット通信ベースのIP電話システムも次
第に普及しつつある。このIP電話システムのマイクお
よびスピーカを従来の電話システムと組み合わせること
により、電話システム自身の機能拡張を安価に構築でき
る通話システムが望まれていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電話シ
ステムとパソコンとの機能の融合化が急速に高まってき
つつある昨今、電話機能とパソコンを使った通話機能の
向上によって、電話装置単体の多機能化によるコストア
ップ化が生じていた。
ステムとパソコンとの機能の融合化が急速に高まってき
つつある昨今、電話機能とパソコンを使った通話機能の
向上によって、電話装置単体の多機能化によるコストア
ップ化が生じていた。
【0009】本発明は前記の問題に留意し、電話システ
ムの得意とするアナログ的な機能(マイク、スピー
カ)、パソコンの得意とする機能(高速ディジタル信号
処理)を組み合わせることで、安価で高機能な通話シス
テムを構築することを目的とするものである。
ムの得意とするアナログ的な機能(マイク、スピー
カ)、パソコンの得意とする機能(高速ディジタル信号
処理)を組み合わせることで、安価で高機能な通話シス
テムを構築することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、電話システムとパソコン間をパソコンのイ
ンターフェイスとして標準的である高速にデータを通信
するUSBを用いた電話システムとし、また、電話装置
内の通話制御信号とディジタル化された音声信号を電話
システムとパソコン間で通信する電話システムとする。
に本発明は、電話システムとパソコン間をパソコンのイ
ンターフェイスとして標準的である高速にデータを通信
するUSBを用いた電話システムとし、また、電話装置
内の通話制御信号とディジタル化された音声信号を電話
システムとパソコン間で通信する電話システムとする。
【0011】本発明によれば、電話システムのアナログ
的な処理(マイク、スピーカ)とパソコンの高速ディジ
タル信号処理を融合することを可能とし、電話システム
の機能を簡易的な機能に絞ってパソコン内で高度な信号
処理を行うようにするとともに、パソコンからのアプリ
ケーションデータを電話のメモリに通信することで、電
話システムの機能拡張と交換をスムーズに行えるように
する。また、機能処理の分散化ができるとともに、通信
外線部であるPSTNを通じた回線交換とインターネッ
ト等の外部IP通信によるパケット通信による通話デー
タを交換して、より融通性を拡張した通話システムを実
現する。
的な処理(マイク、スピーカ)とパソコンの高速ディジ
タル信号処理を融合することを可能とし、電話システム
の機能を簡易的な機能に絞ってパソコン内で高度な信号
処理を行うようにするとともに、パソコンからのアプリ
ケーションデータを電話のメモリに通信することで、電
話システムの機能拡張と交換をスムーズに行えるように
する。また、機能処理の分散化ができるとともに、通信
外線部であるPSTNを通じた回線交換とインターネッ
ト等の外部IP通信によるパケット通信による通話デー
タを交換して、より融通性を拡張した通話システムを実
現する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、外部ネットワークと直接接続する電話システムと、
IPネットワーク経由で音声通信するパソコンと、前記
電話システムとパソコンをUSB(ユニバーサル・シリ
アル・バス)とインターフェイスするUSBインターフ
ェイス手段を備え、前記電話システムは内部機能として
受信/発信を制御する呼制御部と、通話音声信号をディ
ジタル処理するシステム制御部と、内部の信号処理およ
び音声データを格納するメモリ部から構成され、前記U
SBインターフェイス手段を通して前記電話システムと
前記パソコンで信号の伝達を行うUSB電話システムで
あり、電話通話の外線(PSTN)とインターネット等
の外部ネットワーク(IP通話)の交換を自由に行うこ
とが可能であるとともに、通話環境を電話システムとパ
ソコンで分散して呼制御、通話処理、音声処理を行うこ
とができ、電話システムの機能拡張を容易に構築すると
いう作用を有する。
は、外部ネットワークと直接接続する電話システムと、
IPネットワーク経由で音声通信するパソコンと、前記
電話システムとパソコンをUSB(ユニバーサル・シリ
アル・バス)とインターフェイスするUSBインターフ
ェイス手段を備え、前記電話システムは内部機能として
受信/発信を制御する呼制御部と、通話音声信号をディ
ジタル処理するシステム制御部と、内部の信号処理およ
び音声データを格納するメモリ部から構成され、前記U
SBインターフェイス手段を通して前記電話システムと
前記パソコンで信号の伝達を行うUSB電話システムで
あり、電話通話の外線(PSTN)とインターネット等
の外部ネットワーク(IP通話)の交換を自由に行うこ
とが可能であるとともに、通話環境を電話システムとパ
ソコンで分散して呼制御、通話処理、音声処理を行うこ
とができ、電話システムの機能拡張を容易に構築すると
いう作用を有する。
【0013】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載のUSB電話システムにおいて、電話システム
とパソコンをUSBインターフェイスで通信するデータ
は、電話の呼制御信号データ、通話の音声ディジタルデ
ータ等の電話システムで処理する信号と、電話システム
の機能の拡張、追加、交換を行うアプリケーションデー
タであり、前記データをパソコンから転送することで前
記電話システムと前記パソコン機能の交換を可能とした
ものであり、電話単体機能の拡張と音声データの品質を
向上するという作用を有する。
1に記載のUSB電話システムにおいて、電話システム
とパソコンをUSBインターフェイスで通信するデータ
は、電話の呼制御信号データ、通話の音声ディジタルデ
ータ等の電話システムで処理する信号と、電話システム
の機能の拡張、追加、交換を行うアプリケーションデー
タであり、前記データをパソコンから転送することで前
記電話システムと前記パソコン機能の交換を可能とした
ものであり、電話単体機能の拡張と音声データの品質を
向上するという作用を有する。
【0014】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1に記載のUSB電話システムにおいて、電話システム
とパソコンをUSBの高速なインターフェイスを通して
データ通信することにより、電話に直接転送された外線
信号のみならず、パソコンのLAN等IPネットワーク
の外部通信インターフェイスを経由してきたIPパケッ
トによる通信信号のそれぞれ異なった2系統の音声通話
を、前記電話システムと前記パソコンの両方で共有する
よう制御するようにしたものであり、通話環境の拡張が
容易に構築することができるという作用を有する。
1に記載のUSB電話システムにおいて、電話システム
とパソコンをUSBの高速なインターフェイスを通して
データ通信することにより、電話に直接転送された外線
信号のみならず、パソコンのLAN等IPネットワーク
の外部通信インターフェイスを経由してきたIPパケッ
トによる通信信号のそれぞれ異なった2系統の音声通話
を、前記電話システムと前記パソコンの両方で共有する
よう制御するようにしたものであり、通話環境の拡張が
容易に構築することができるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1に記載のUSB電話システムにおいて、外線信号とI
Pパケット信号の制御手段は、電話システムとパソコン
をUSBのインターフェイスを接続し、前記パソコンで
外線通話への通話管理とパソコン間の内線端末間の通話
管理を集中的に行うようにしたものであり、音声のトラ
フィック管理と通話環境の拡張を円滑に音声、制御デー
タの送受信をすることができるという作用を有する。
1に記載のUSB電話システムにおいて、外線信号とI
Pパケット信号の制御手段は、電話システムとパソコン
をUSBのインターフェイスを接続し、前記パソコンで
外線通話への通話管理とパソコン間の内線端末間の通話
管理を集中的に行うようにしたものであり、音声のトラ
フィック管理と通話環境の拡張を円滑に音声、制御デー
タの送受信をすることができるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1に記載のUSB電話システムにおいて、外線信号とI
Pパケット信号の制御手段は、外線からのアナログ信号
処理は電話システムで行い、音声等のデジタル信号処理
はパソコンで行わせるようにしたものであり、処理の分
散を可能とし、電話システム単体の機能を削減し、安価
な電話システムで、より高機能な通話環境を構築するこ
とができるという作用を有する。
1に記載のUSB電話システムにおいて、外線信号とI
Pパケット信号の制御手段は、外線からのアナログ信号
処理は電話システムで行い、音声等のデジタル信号処理
はパソコンで行わせるようにしたものであり、処理の分
散を可能とし、電話システム単体の機能を削減し、安価
な電話システムで、より高機能な通話環境を構築するこ
とができるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1に記載のUSB電話システムにおいて、電話システム
とパソコンをUSBのインターフェイスで接続し、前記
パソコンの機能を前記電話システムのメモリ部にダウン
ロードするようにしたものであり、電話システムの機能
を拡張、交換することが可能であり、通話環境の拡張と
ともに、電話システムの機能拡張を容易に図ることがで
きるという作用を有する。
1に記載のUSB電話システムにおいて、電話システム
とパソコンをUSBのインターフェイスで接続し、前記
パソコンの機能を前記電話システムのメモリ部にダウン
ロードするようにしたものであり、電話システムの機能
を拡張、交換することが可能であり、通話環境の拡張と
ともに、電話システムの機能拡張を容易に図ることがで
きるという作用を有する。
【0018】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
6に記載のUSB電話システムにおいて、パソコンから
電話システムにダウンロードするアプリケーションは、
電話機能のみならず、情報検索等外部ネットワークに繋
がるインターネットの情報も含み、電話システムから直
接情報検索を行うようにしたものであり、ダウンロード
するパソコンのアプリケーションデータは電話システム
のメモリの容量範囲内であるが、アプリケーションデー
タの交換が容易であるため、機能の変換はデータのダウ
ンロードにより自由に行うことができ、電話システムの
メモリ容量を増大することなく、円滑に機能の交換を行
うことができる。また、前記ダウンロードするデータは
通話機能のアプリケーションデータのみならず、IPネ
ットワークからの情報検索等の外部インターネット等の
データも含み、電話システム単体でインターネット等に
接続しなくとも、USBインターフェイス経由で容易に
情報検索等を構築することができるという作用を有す
る。
6に記載のUSB電話システムにおいて、パソコンから
電話システムにダウンロードするアプリケーションは、
電話機能のみならず、情報検索等外部ネットワークに繋
がるインターネットの情報も含み、電話システムから直
接情報検索を行うようにしたものであり、ダウンロード
するパソコンのアプリケーションデータは電話システム
のメモリの容量範囲内であるが、アプリケーションデー
タの交換が容易であるため、機能の変換はデータのダウ
ンロードにより自由に行うことができ、電話システムの
メモリ容量を増大することなく、円滑に機能の交換を行
うことができる。また、前記ダウンロードするデータは
通話機能のアプリケーションデータのみならず、IPネ
ットワークからの情報検索等の外部インターネット等の
データも含み、電話システム単体でインターネット等に
接続しなくとも、USBインターフェイス経由で容易に
情報検索等を構築することができるという作用を有す
る。
【0019】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0020】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1におけるUSB電話システムのブロック図であ
る。
形態1におけるUSB電話システムのブロック図であ
る。
【0021】図1において、1は音声通話の信号を送受
信する外線ネットワーク(PSTN)、2は電話システ
ムである。前記電話システム2は、電話システム2内の
受信/着信を制御する呼制御部3と、通話音声信号処理
および電話システム内の機能を制御するシステム制御部
4と、音声データとシステム制御信号および呼制御部3
のシステム制御を動かすプログラムが蓄積されたメモリ
部5と、通話音声のアナログデータをディジタルデータ
に加工するADPCM部6と、アナログ音声を受信する
マイク部7と、アナログ音声データを出力するスピーカ
部8から構成されている。
信する外線ネットワーク(PSTN)、2は電話システ
ムである。前記電話システム2は、電話システム2内の
受信/着信を制御する呼制御部3と、通話音声信号処理
および電話システム内の機能を制御するシステム制御部
4と、音声データとシステム制御信号および呼制御部3
のシステム制御を動かすプログラムが蓄積されたメモリ
部5と、通話音声のアナログデータをディジタルデータ
に加工するADPCM部6と、アナログ音声を受信する
マイク部7と、アナログ音声データを出力するスピーカ
部8から構成されている。
【0022】9はディジタル音声とユーザーインターフ
ェイスに関するアプリケーションを実行、加工するパソ
コン、10はパソコン9と外部インターネット等のネッ
トワークとつながるIPネットワーク、11は電話シス
テム2とパソコン9を高速に信号の接続が行えるUSB
インターフェイスである。
ェイスに関するアプリケーションを実行、加工するパソ
コン、10はパソコン9と外部インターネット等のネッ
トワークとつながるIPネットワーク、11は電話シス
テム2とパソコン9を高速に信号の接続が行えるUSB
インターフェイスである。
【0023】ここで電話システム2とパソコン9を高速
でパソコン9の標準として組み込まれているUSBイン
ターフェイス11を接続することで、電話システム2と
パソコン9に接続された異なる外部ネットワーク10の
通話データを自由に交換することができ、外線ネットワ
ーク1を通じてきた音声データをUSBのインターフェ
イス11を経由してパソコン9からIPネットワーク1
0へ通話発信することができる。また、逆にIPネット
ワーク10からの通話データを電話システム2を通して
外線ネットワーク1へ通話発信することも可能である。
でパソコン9の標準として組み込まれているUSBイン
ターフェイス11を接続することで、電話システム2と
パソコン9に接続された異なる外部ネットワーク10の
通話データを自由に交換することができ、外線ネットワ
ーク1を通じてきた音声データをUSBのインターフェ
イス11を経由してパソコン9からIPネットワーク1
0へ通話発信することができる。また、逆にIPネット
ワーク10からの通話データを電話システム2を通して
外線ネットワーク1へ通話発信することも可能である。
【0024】図2は、本発明の実施の形態1における通
話システム図である。
話システム図である。
【0025】ここで101は音声通話の信号を送受信す
る外線ネットワーク(PSTN)、102は電話システ
ム、103はディジタル音声とユーザーインターフェイ
スに関するアプリケーションを実行、加工するパソコ
ン、104はパソコン103と外部インターネット等の
ネットワークとつながるIPネットワーク、105は電
話システム102とパソコン103を高速に信号の接続
が行えるUSBインターフェイスである。
る外線ネットワーク(PSTN)、102は電話システ
ム、103はディジタル音声とユーザーインターフェイ
スに関するアプリケーションを実行、加工するパソコ
ン、104はパソコン103と外部インターネット等の
ネットワークとつながるIPネットワーク、105は電
話システム102とパソコン103を高速に信号の接続
が行えるUSBインターフェイスである。
【0026】上記の各構成部よりなる通話システムにお
いて、外線ネットワーク101は一般に使われる電話回
線のネットワークであり、電話システム102は外線ネ
ットワーク101を通じて通話を行う。また、IPネッ
トワーク104はインターネット等の情報をパケット情
報として送受信するネットワークであり、音声データを
パケット化してIP電話として内線、外線に関わらず広
く通話が可能なネットワークである。これら相互の通話
はパソコン103の高速な内部処理によって、受信/発
信の制御とディジタル音声の信号処理が施され、パソコ
ン103内で発信、受信が行えるとともに、パソコン1
03内の信号処理で、通話経路の集中管理、ディジタル
音声の管理、呼制御の管理等、通話環境の信号処理をす
べて管理することで、電話システム102は音声の受
信、発信、つまり、マイクとスピーカ機能および外線ネ
ットワーク101との接続として単機能な構成でパソコ
ン連動による高機能な通話システムを構築することがで
きる。
いて、外線ネットワーク101は一般に使われる電話回
線のネットワークであり、電話システム102は外線ネ
ットワーク101を通じて通話を行う。また、IPネッ
トワーク104はインターネット等の情報をパケット情
報として送受信するネットワークであり、音声データを
パケット化してIP電話として内線、外線に関わらず広
く通話が可能なネットワークである。これら相互の通話
はパソコン103の高速な内部処理によって、受信/発
信の制御とディジタル音声の信号処理が施され、パソコ
ン103内で発信、受信が行えるとともに、パソコン1
03内の信号処理で、通話経路の集中管理、ディジタル
音声の管理、呼制御の管理等、通話環境の信号処理をす
べて管理することで、電話システム102は音声の受
信、発信、つまり、マイクとスピーカ機能および外線ネ
ットワーク101との接続として単機能な構成でパソコ
ン連動による高機能な通話システムを構築することがで
きる。
【0027】さらに、IPネットワーク104経由のイ
ンターネットデータをUSBインターフェイス105を
通してパソコン103から電話システム102に送るこ
とにより、電話システム102を使用してインターネッ
トの情報の検索、閲覧を行うことができる。
ンターネットデータをUSBインターフェイス105を
通してパソコン103から電話システム102に送るこ
とにより、電話システム102を使用してインターネッ
トの情報の検索、閲覧を行うことができる。
【0028】なお、本発明は電話システムとパソコンを
高速なインターフェイスであるUSBインターフェイス
を用いることにより、電話機能としての信号処理の高度
な部分をパソコンに、また、アナログ的なマイク、スピ
ーカ、回線制御等を電話システムに持たせることによ
り、機能の分散と高度化を行うものであるが、機能処理
の分散は電話システムとパソコンで画一的に決定するも
のではなく、電話システムに集中あるいはパソコンに集
中させても良く、分散の度合いを自由に選択すること
も、明示的に決めることも規定するものではない。
高速なインターフェイスであるUSBインターフェイス
を用いることにより、電話機能としての信号処理の高度
な部分をパソコンに、また、アナログ的なマイク、スピ
ーカ、回線制御等を電話システムに持たせることによ
り、機能の分散と高度化を行うものであるが、機能処理
の分散は電話システムとパソコンで画一的に決定するも
のではなく、電話システムに集中あるいはパソコンに集
中させても良く、分散の度合いを自由に選択すること
も、明示的に決めることも規定するものではない。
【0029】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2における電話システムのブロック図である。
形態2における電話システムのブロック図である。
【0030】図3において、201は音声通話の信号を
送受信する外線ネットワーク(PSTN)、202は電
話システムである。電話システム202は、電話システ
ム202内の受信/発信を制御する呼制御部203と、
通話音声信号処理および電話システム202内の機能を
制御するシステム制御部204と、音声データとシステ
ム制御信号および呼制御部203のシステム制御を動か
すプログラムが蓄積されたメモリ部205と、通話音声
のアナログデータをディジタルデータに加工するADP
CM部206と、アナログ音声を受信するマイク部20
7と、アナログ音声データを出力するスピーカ部208
と、通話発信番号等を入力するキー操作部209と、通
知番号、通知文字等を表示する表示部210を備えて構
成されている。211はパソコン、212はUSBイン
ターフェイスである。
送受信する外線ネットワーク(PSTN)、202は電
話システムである。電話システム202は、電話システ
ム202内の受信/発信を制御する呼制御部203と、
通話音声信号処理および電話システム202内の機能を
制御するシステム制御部204と、音声データとシステ
ム制御信号および呼制御部203のシステム制御を動か
すプログラムが蓄積されたメモリ部205と、通話音声
のアナログデータをディジタルデータに加工するADP
CM部206と、アナログ音声を受信するマイク部20
7と、アナログ音声データを出力するスピーカ部208
と、通話発信番号等を入力するキー操作部209と、通
知番号、通知文字等を表示する表示部210を備えて構
成されている。211はパソコン、212はUSBイン
ターフェイスである。
【0031】ここでパソコン211とUSBインターフ
ェイス212を通して高速にデータの通信が行われる。
この電話システム202内の機能は単体でも十分に通話
システムとして機能するが、パソコン211からアプリ
ケーションデータを電話システム202内のメモリ部2
05にUSBインターフェイス212を通して転送する
ことにより、プログラム交換とデータ追加による機能の
拡張を円滑に行うことができる。また、データ転送後は
パソコン211の電源を消した場合にも、電話システム
単体で機能を拡張された通話システムとして機能するこ
とができる。
ェイス212を通して高速にデータの通信が行われる。
この電話システム202内の機能は単体でも十分に通話
システムとして機能するが、パソコン211からアプリ
ケーションデータを電話システム202内のメモリ部2
05にUSBインターフェイス212を通して転送する
ことにより、プログラム交換とデータ追加による機能の
拡張を円滑に行うことができる。また、データ転送後は
パソコン211の電源を消した場合にも、電話システム
単体で機能を拡張された通話システムとして機能するこ
とができる。
【0032】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
は、従来通話機能として単体で動作する電話システム
を、パソコンと高速なインターフェイスであるUSBイ
ンターフェイスを通じてデータの通信を行うようにした
ものであり、電話システム単体のアナログ的な機能とパ
ソコンの高速ディジタル信号処理を組み合わせることを
可能とするとともに、外線ネットワーク(PSTN)と
IPネットワークの通話を交互に交換可能とし、通話の
拡張性、多機能化、ネットワークの拡大が図れる。ま
た、電話システム内のメモリにパソコンからのアプリケ
ーションおよび音声データの転送により、電話システム
単体で構築できない機能の拡張と交換を円滑に行うこと
が可能となり、通話環境の幅が広がるとともに、外線、
内線、インターネットの機能およびPBXといった通話
システムの拡大を容易に構築することができる。
は、従来通話機能として単体で動作する電話システム
を、パソコンと高速なインターフェイスであるUSBイ
ンターフェイスを通じてデータの通信を行うようにした
ものであり、電話システム単体のアナログ的な機能とパ
ソコンの高速ディジタル信号処理を組み合わせることを
可能とするとともに、外線ネットワーク(PSTN)と
IPネットワークの通話を交互に交換可能とし、通話の
拡張性、多機能化、ネットワークの拡大が図れる。ま
た、電話システム内のメモリにパソコンからのアプリケ
ーションおよび音声データの転送により、電話システム
単体で構築できない機能の拡張と交換を円滑に行うこと
が可能となり、通話環境の幅が広がるとともに、外線、
内線、インターネットの機能およびPBXといった通話
システムの拡大を容易に構築することができる。
【0033】また、電話システムとパソコンの信号処理
の分散を行うことにより、電話システム単体を安価なも
のに抑えたものでも、パソコンの高度な信号処理によっ
て、通話システムの高度化を構築することができる。
の分散を行うことにより、電話システム単体を安価なも
のに抑えたものでも、パソコンの高度な信号処理によっ
て、通話システムの高度化を構築することができる。
【0034】なお、電話システム内部のメモリにパソコ
ンからアプリケーション機能のデータを転送することに
より、容易に機能の拡張と交換を行うことができ、目的
に応じた通話システムの汎用性が増すといった効果もあ
る。
ンからアプリケーション機能のデータを転送することに
より、容易に機能の拡張と交換を行うことができ、目的
に応じた通話システムの汎用性が増すといった効果もあ
る。
【図1】本発明の実施の形態1におけるUSB電話シス
テムのブロック図
テムのブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における通話システム図
【図3】本発明の実施の形態2における電話システムの
ブロック図
ブロック図
【図4】従来の電話システムのブロック図
1、101、201 外線ネットワーク
2、102、202 電話システム
3、203 呼制御部
4、204 システム制御部
5、205 メモリ部
6、206 ADPCM部
7、207 マイク部
8、208 スピーカ部
9、103、211 パソコン
10、104 IPネットワーク
11、105、212 USBインターフェイス
209 キー操作部
210 表示部
Claims (7)
- 【請求項1】外部ネットワークと直接接続する電話シス
テムと、IPネットワーク経由で音声通信するパソコン
と、前記電話システムとパソコンをUSB(ユニバーサ
ル・シリアル・バス)とインターフェイスするUSBイ
ンターフェイス手段を備え、前記電話システムは内部機
能として受信/発信を制御する呼制御部と、通話音声信
号をディジタル処理するシステム制御部と、内部の信号
処理および音声データを格納するメモリ部から構成さ
れ、前記USBインターフェイス手段を通して前記電話
システムと前記パソコンで信号の伝達を行うことを特徴
とするUSB電話システム。 - 【請求項2】電話システムとパソコンをUSBインター
フェイスで通信するデータは、電話の呼制御信号デー
タ、通話の音声ディジタルデータ等の電話システムで処
理する信号と、電話システムの機能の拡張、追加、交換
を行うアプリケーションデータであり、前記データをパ
ソコンから転送することで前記電話システムと前記パソ
コン機能の交換を可能としたことを特徴とする請求項1
記載のUSB電話システム。 - 【請求項3】電話システムとパソコンをUSBの高速な
インターフェイスを通してデータ通信することにより、
電話に直接転送された外線信号のみならず、パソコンの
LAN等IPネットワークの外部通信インターフェイス
を経由してきたIPパケットによる通信信号のそれぞれ
異なった2系統の音声通話を、前記電話システムと前記
パソコンの両方で共有するよう制御することを特徴とす
る請求項1記載のUSB電話システム。 - 【請求項4】外線信号とIPパケット信号の制御手段
は、電話システムとパソコンをUSBのインターフェイ
スを接続し、前記パソコンで外線通話への通話管理とパ
ソコン間の内線端末間の通話管理を集中的に行うことを
特徴とする請求項1記載のUSB電話システム。 - 【請求項5】外線信号とIPパケット信号の制御手段
は、外線からのアナログ信号処理は電話システムで行
い、音声等のデジタル信号処理はパソコンで行わせるこ
とを特徴とする請求項1記載のUSB電話システム。 - 【請求項6】電話システムとパソコンをUSBのインタ
ーフェイスで接続し、前記パソコンの機能を前記電話シ
ステムのメモリ部にダウンロードすることを特徴とする
請求項1記載のUSB電話システム。 - 【請求項7】パソコンから電話システムにダウンロード
するアプリケーションは、電話機能のみならず、情報検
索等外部ネットワークに繋がるインターネットの情報も
含み、電話システムから直接情報検索を行うことを特徴
とする請求項6記載のUSB電話システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001368298A JP2003169160A (ja) | 2001-12-03 | 2001-12-03 | Usb電話システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001368298A JP2003169160A (ja) | 2001-12-03 | 2001-12-03 | Usb電話システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003169160A true JP2003169160A (ja) | 2003-06-13 |
Family
ID=19177908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001368298A Withdrawn JP2003169160A (ja) | 2001-12-03 | 2001-12-03 | Usb電話システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003169160A (ja) |
-
2001
- 2001-12-03 JP JP2001368298A patent/JP2003169160A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041116 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050704 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20061101 |