JP2003167851A - 認証システム - Google Patents

認証システム

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JP2003167851A
JP2003167851A JP2001364653A JP2001364653A JP2003167851A JP 2003167851 A JP2003167851 A JP 2003167851A JP 2001364653 A JP2001364653 A JP 2001364653A JP 2001364653 A JP2001364653 A JP 2001364653A JP 2003167851 A JP2003167851 A JP 2003167851A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアント装置が増加してもサーバ装置の
負担増加を抑制できるようにする。 【解決手段】 本実施例の認証システム1においては、
サーバ3は、クライアント7からサービス要求を受ける
と、管理装置5が有するクライアント認証DB17の登
録内容に基づいて、クライアント7に対するサービスの
可否を判断する。そして、クライアント認証DB17の
登録内容は、管理装置5によって管理することができる
ことから、クライアント7が増えた場合であっても、サ
ーバ3における負担を抑制することができる。また、管
理装置5が複数設けられているため、クライアント7に
関するデータベースの管理負担を分散することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、クライアント装
置についての認証処理を行う認証システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタやFAXなどのサーバ装
置がプリントサービスやFAX送信サービスなどのサー
ビスを提供する際に、携帯端末やIDカードなどのクラ
イアント装置についての認証を行い、認証された場合に
サービスを提供している。この認証を行うために、サー
バ装置には、ユーザ識別情報(ID)やパスワードなど
のクライアント装置を識別するための情報(クライアン
ト識別情報)を格納したデータベースが設けられてお
り、そのデータベースの登録内容に基づいてクライアン
ト装置の認証処理を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、無線
ネットワーク技術(例えば、Bluetooth、IE
EE802.11など)等の進歩により、パーソナルコ
ンピュータ、携帯電話、PDA(Personal D
igital(Data) Assistants)を
初めとする携帯情報端末など、多種多様な情報端末機器
がネットワークを介して接続されるようになってきてい
る。そして、このような情報端末機器を上述のクライア
ント装置として利用するには、これら情報端末機器(ク
ライアント装置)に関する情報(クライアント識別情
報)をサーバ装置に登録し、管理することが必要とな
る。このため、登録する情報端末機器が増加するにつ
れ、サーバ装置に対して登録や管理に関する負荷が増大
することとなっていた。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、クライアント装置が増加しても、サーバ装置
への負荷増大を抑制できるようにすることを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決するため、本発明(請求項1記載)の認証システ
ムは、クライアント装置が登録されるクライアント認証
データベースを有する管理装置と、この管理装置が登録
される管理装置認証データベースを有するサーバ装置と
を備え、クライアント装置についての認証を行うシステ
ムである。
【0006】管理装置は、クライアント認証データベー
スの登録内容を管理可能に構成されており、このクライ
アント認証データベースには、クライアント装置を識別
するためのクライアント識別情報(以下「クライアント
ID」ともいう)が格納されることにより、クライアン
ト装置が登録される。また、管理装置認証データベース
には、管理装置を識別するための管理装置識別情報(以
下「管理装置ID」ともいう)が格納されることによ
り、管理装置が登録される。
【0007】サーバ装置は、管理装置認証データベース
に登録されている管理装置に対し、クライアント装置に
関する問い合わせを行う。管理装置は、サーバ装置から
クライアント装置に関する問い合わせを受けると、自己
のクライアント認証データベースの登録内容に基づいた
返答内容をサーバ装置に返答する。すると、サーバ装置
は、管理装置から返答された返答内容に基づいてサービ
スの可否を判断する。
【0008】つまり、本発明の認証システムにおいて、
サーバ装置は、管理装置が有するクライアント認証デー
タベースの登録内容に基づいて、サービスの可否を判断
する。そして、クライアント認証データベースの登録内
容は、管理装置によって管理することができることか
ら、クライアント装置が増えた場合であっても、サーバ
装置の負担増加を抑制することができる。
【0009】請求項2記載の認証システムにおいては、
サーバ装置は、クライアント装置のクライアント識別情
報に基づいた認証結果を管理装置に問い合わせる。管理
装置は、サーバ装置から認証結果に関する問い合わせを
受けると、クライアント装置のクライアント識別情報
を、自己のクライアント認証データベースの登録内容と
照合する。この照合により、管理装置は、クライアント
装置についての認証を行い、その認証結果をサーバ装置
に返答する。そして、サーバ装置は、管理装置から返答
された認証結果に基づいてサービスの可否を判断する。
【0010】すなわち請求項2の認証システムにおいて
は、管理装置がクライアント装置についての認証処理を
行うから、サーバ装置が認証処理を行う場合よりも、サ
ーバ装置にかかる負担が軽くなり、負荷分散型のシステ
ムの形成が可能となるという効果を奏する。
【0011】次に、管理装置が複数設けられている場合
は、請求項3に記載の様に認証システムを構成すると良
い。請求項3の認証システムにおいて、クライアント装
置は、自己が登録されたクライアント認証データベース
を有する管理装置の管理装置識別情報を、サーバ装置に
送信する。そして、サーバ装置は、管理装置識別情報を
クライアント装置から受けると、その管理装置識別情報
に対応する管理装置から優先的に、クライアント装置に
関する問い合わせを行う。
【0012】すなわち、請求項3に記載の認証システム
においては、サーバー装置は、クライアント装置から受
けた管理装置識別情報で識別される管理装置から優先的
にクライアント装置に関する問い合わせをおこなうこと
から、効率的である。請求項4に記載の認証システムに
おいては、管理装置は、サーバ装置に対して返答内容を
返答する際、暗証情報をサーバ装置に送信する。そし
て、サーバ装置は、管理装置から返答内容および暗証情
報を受信すると、返答内容および暗証情報に基づいて、
サービスの可否を判断する。
【0013】すなわち、請求項4の認証システムにおい
ては、サーバ装置は、管理装置から受信した返答内容お
よび暗証情報に基づいて、サービスの可否を判断するこ
とから、セキュリティの向上を図ることができる。請求
項5に記載の認証システムにおいては、クライアント装
置は、自己のクライアント識別情報を、管理装置に向け
て送信可能に構成されている。一方、管理装置は、クラ
イアント装置から送信されたクライアント識別情報を受
信する受信手段と、この受信手段を介して受信したクラ
イアント識別情報をクライアント認証データベースへ登
録することを認めるかどうかについての承認情報を入力
可能な入力手段とを備えている。
【0014】そして管理装置は、クライアント装置から
クライアント識別情報を受信した後、クライアント識別
情報のクライアント認証データベースへの登録を認める
旨の承認情報が入力手段から入力されると、クライアン
ト識別情報をクライアント認証データベースに登録す
る。
【0015】すなわち、請求項5の認証システムにおい
ては、クライアント装置がそのクライアント識別情報を
管理装置に向けて送信可能に構成されており、これを受
信した管理装置においては、クライアント識別情報をク
ライアント認証データベースに登録することを認める旨
の承認情報を入力手段から入力することにより、クライ
アント識別情報をクライアント認証データベースに登録
することができる。従って、クライアント識別情報をク
ライアント認証データベースに容易に登録することがで
きる。
【0016】なお、サーバ装置が複数設けられている場
合には、請求項6に記載の様に、管理装置認証データベ
ースを、それら複数のサーバ装置により共有させると良
い。そうすれば、サーバ装置毎に管理装置認証データベ
ースを有する場合よりも、管理装置認証データベースの
管理負担を軽減することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施例を図面
と共に説明する。図1は、第1実施例としての認証シス
テム1の構成を示す図である。本実施例の認証システム
1は、サーバ装置(以下、「サーバ」という。)3と管
理装置5とを備え、クライアント装置(以下、「クライ
アント」という)7について認証するシステムである。
【0018】本実施例のサーバ3は、クライアント7か
らの要求によりプリントサービスを行うプリントサーバ
であり、各種文書を印刷する文書印刷部9、外部装置と
の通信を行う通信部11、管理装置5を識別するための
管理装置識別情報(ID)を格納した管理装置認証デー
タベース(DB)13、これらを制御するための制御部
15などを備えている。
【0019】管理装置5は、クライアント7を識別する
ためのクライアント識別情報(ID)を格納したクライ
アント認証データベース(DB)17、クライアントI
Dの照合を行う照合部19、外部装置と通信を行う通信
部21、クライアント7からクライアントIDを受信す
るとそのクライアントIDを表示する表示部22、受信
したクライアントIDをクライアント認証DB17に登
録することを認めるかどうかについての承認情報を入力
するための入力部23、これらを制御する制御部24な
どを備えている。なお、通信部21が、請求項の「受信
手段」に相当し、入力部23が請求項の「入力手段」に
相当する。
【0020】クライアント7は、文書を記憶する文書記
憶部25、自装置のクライアントIDを記憶するクライ
アントID記憶部27、外部装置と通信する通信部2
9、これらを制御する制御部31などを備えている。管
理装置5およびクライアント7は、例えば図2に示す様
に、複数の個人(ユーザA〜Cとする)に所持されてい
る。管理装置は、各人が1台ずつ持っている。ユーザA
は、管理装置5および2台のクライアント7(例えば、
PDA、携帯電話など)を持っており、その管理装置5
(管理装置Aとする)のクライアント認証DB17に
は、ユーザAが所持するクライアント7(それぞれクラ
イアントA1,A2とする)のクライアントID(”I
Da1”、”IDa2”)が登録されている。
【0021】クライアント認証DB17へのクライアン
トIDの登録は、次の様に行われる。ユーザAが、例え
ばクライアントA1を操作して、通信部29からクライ
アントA1のクライアントID”IDa1”を、管理装
置Aに送信する。管理装置Aは、通信部21を介してこ
れを受信し、表示部22に表示する。その後、入力部2
3の操作により、登録を認める旨の承認情報が入力され
ると、そのクライアントID”IDa1”は、管理装置
Aのクライアント認証DB17に登録される。
【0022】次にユーザBが所持する管理装置5(管理
装置Bとする)のクライアント認証DB17には、ユー
ザBが所持するクライアント7(それぞれクライアント
B1,B2とする)のクライアントID(”IDb
1”、”IDb2”)が登録されている。
【0023】ユーザCが所持する管理装置5(管理装置
Cとする)のクライアント認証DB17には、ユーザC
が所持するクライアント7(クライアントC1とする)
のクライアントID(”IDc1”)が登録されてい
る。また、サーバ3の管理装置認証DB13には、管理
装置Aを示す管理装置IDである”IDka”および管
理装置Bの管理装置IDである”IDkb”が登録され
ている。尚、このサーバ3の管理装置認証DB13に対
する管理装置IDの登録については、上述した管理装置
5のクライアント認証DB17に対するクライアントI
Dの登録と同様の処理によって登録されても良いし、直
接サーバ3に対して手入力などによる登録を行っても良
い。
【0024】さて、図3のフローチャートに示す様に、
クライアント7が、サーバ3に対して自己のクライアン
トIDを送信してサービスを要求すると(S10)、そ
の後、そのサービス要求に対する応答(サービス要求結
果)がサーバ3から送信され、クライアント7はこれを
受信する(S20)。その応答内容がサービス許可であ
る場合には(S30:YES)、印刷文書をサーバ3に
送信する(S40)。一方、応答内容がサービス許可で
なければ(S30:NO)、エラーを出力する(S4
5)。つまり、サービスが許可されなかった旨がユーザ
に対して通知される。
【0025】また、クライアント7からサービス要求が
送信されると(S10)、サーバ3では図4のフローチ
ャートに示す処理が実行される。サーバ3は、まずクラ
イアントIDを含むサービス要求を受信すると(S5
0)、変数Nに1を設定して(S60)、N番目の管理
装置5にサービス認証を問い合わせる(S70)。N番
目の管理装置5とは、管理装置認証DB13に管理装置
IDが登録されているN番目の管理装置5である。
【0026】最初は、N=1であるので、管理装置認証
DB13に登録されている1番目の管理装置5に対し
て、問い合わせ(S70)が行われる。問い合わせ(S
70)の内容は、サービスを要求しているクライアント
7に対して、そのサービスをしても良いかどうか、につ
いてである。この問い合わせはクライアントIDと共に
送信される。
【0027】その後、問い合わせ先の管理装置5から返
答を受信し(S80)、その返答内容が”サービスを許
可する”である場合には(S90:YES)、クライア
ント7に対してサービスを許可する旨を送信する(S1
00)。そして、その後、クライアント7から文書が送
信されると(S40)、これを受信して(S110)、
印刷を行う(S120)。
【0028】一方、管理装置5からの返答内容が”サー
ビスを拒否する”である場合には(S90:NO)、管
理装置認証DB13に登録されている全ての管理装置5
に対して問い合わせたかどうかを判断する(S13
0)。そして、全ての管理装置5に対する問い合わせを
終えていない場合には(S130:NO)、変数Nに1
を加えた後(S140)、S70に移行する。つまり、
管理装置認証DB13に登録されている次の管理装置5
に対する問い合わせを行うのである(S140、S7
0)。
【0029】S130において、管理装置認証DB13
に登録されている全ての管理装置5に対して問い合わせ
たと判断された場合(S130:YES)、クライアン
ト7に対してサービスを拒否する旨を送信する(S15
0)。すなわち、サービス許可の返答をどの管理装置5
からも得られない場合、クライアント7に対してサービ
スを拒否する旨が送信されることになる(S150)。
【0030】さて、サーバ3から管理装置5に向けてサ
ービス認証の問い合わせが送信されると(S70)、管
理装置5では、図5のフローチャートに示す処理が実行
される。図5に示す様に、管理装置5は、まずサービス
認証の問い合わせ(「サービス確認」ともいう)を受信
し(S160)、サービス要求を出したクライアント7
がクライアント認証DB17に登録されているかどうか
を判断する(S170、S180、S190、S20
0)。
【0031】すなわち、管理装置5は、まず変数Mに1
を設定する(S170)。そして、サーバ3から受信し
たクライアントIDが、クライアント認証DB17に格
納されているM番目のクライアントIDと一致するかど
うかを判断する(S180)。その結果、一致しない場
合は(S180:NO)、クライアント認証DB17に
格納されている全てのクライアントIDとの比較を行っ
たかどうかを判断する(S190)。
【0032】そして、全てのクライアントIDについて
は未だ比較していない場合(S190:NO)、変数M
に1を加え(S200)、S180に移行する。つま
り、サーバ3から受信したクライアントIDを、クライ
アント認証DB17に格納されている次のクライアント
IDと比較する(S180)。
【0033】一方、サーバ3から受信したクライアント
IDが、クライアント認証DB17に格納されているク
ライアントIDと一致した場合(S180:YES)に
は、管理装置5は、サービスを許可する旨をサーバ3に
送信する(S210)。つまり、サービス要求を出した
クライアント7がクライアント認証DB17に登録され
ていることが検出された場合に(S180:YES)、
サービスを許可する旨の返答がサーバ3に向けて行われ
る(S210)。
【0034】また、S190において、クライアント認
証DB17に格納されている全てのクライアントIDと
の比較が行われたと判断した場合(S190:YE
S)、管理装置5は、サーバ3に対し、サービスを拒否
する旨を返答する(S220)。つまり、サービス要求
を出したクライアント7がクライアント認証DB17に
登録されていない場合に、サービスを拒否する旨の返答
がなされる(S220)。
【0035】以上の様にサーバ3、管理装置5が動作す
ることによって、サービス要求を行ったクライアント7
についての認証処理が行われ、認証されたクライアント
7は、プリントサービスの提供を受けることができる
(S40、S120)。以下、クライアントB2、クラ
イアントC1からサービス要求が出された場合につい
て、図6および図7をそれぞれ参照しつつ説明する。な
お、図6、7にしめす吹き出し中の括弧は、その中の情
報が送受信されることを示している(図8において同
じ)。
【0036】図6に示す様に、クライアントB2がサー
バ3に対してプリントサービスを要求すると()、サ
ーバ3は、管理装置認証DB13に登録されている管理
装置を調べる。管理装置認証DB13には管理装置Aが
1番目に登録されているため、サーバ3は、まず、管理
装置Aに対してサービス確認を行う()。
【0037】管理装置Aのクライアント認証DB17に
はクライアントB2(IDb2)は登録されていないこ
とから、管理装置Aは、サービスの拒否をサーバ3に返
答する()。次に、サーバ3は、管理装置認証DB1
3に登録されている2番目の管理装置Bに対して、サー
ビス確認を行う()。管理装置Bのクライアント認証
DB17には、クライアントB2(IDb2)が登録さ
れているため、管理装置Bは、サービスの許可をサーバ
3に返答する()。
【0038】サーバ3は、サービス許可の返答を管理装
置Bから受信すると、その後、クライアントB2に対し
てサービスを開始する()。すなわち、クライアント
B2から文書を受信して、それを印刷する。一方、図7
に示すように、クライアントC1が、サーバ3に対して
プリントサービスを要求すると()、サーバ3は、管
理装置認証DB13に登録されている管理装置を調べ
る。管理装置認証DB13には管理装置Aが1番目に登
録されているため、サーバ3は、まず、管理装置Aに対
してサービス確認を行う()。管理装置Aのクライア
ント認証DB17にはクライアントC1(IDc1)は
登録されていないことから、管理装置Aは、サービスの
拒否をサーバ3に返答する()。
【0039】次に、サーバ3は、管理装置認証DB13
に2番目に登録されている管理装置Bに対して、サービ
ス確認を行う()。管理装置Bのクライアント認証D
B17にも、クライアントC1(IDc1)は登録され
ていないため、管理装置Bは、サービスの拒否をサーバ
3に返答する()。
【0040】サーバ3は、管理装置認証DB13に登録
されている全ての管理装置A,Bに対してサービス確認
を行ったにも拘わらず、サービス許可の返答を得ること
ができなかったため、サービスを拒否する旨をクライア
ントC1に対して送信する()。
【0041】なお管理装置認証DB13には管理装置C
は登録されていないため、サーバ3は管理装置Cに対し
てはサービス確認を送信しない。以上の様に、本実施例
の認証システム1においては、サーバ3は、クライアン
ト7からサービス要求を受けると、管理装置認証DB1
3に登録されている管理装置5に対し、そのサービス要
求を行ったクライアント7に関する問い合わせを行う。
管理装置5は、サーバ装置からクライアント7に関する
問い合わせを受けると、自己のクライアント認証DB1
7の登録内容に基づいた返答内容をサーバ3に返答す
る。すると、サーバ3は、管理装置5から返答された返
答内容に基づいてクライアント7に対するサービスの可
否を判断する。
【0042】つまり、サーバ3は、管理装置5が有する
クライアント認証DB17の登録内容に基づいて、クラ
イアント7に対するサービスの可否を判断する。そし
て、クライアント認証DB17の登録内容は、管理装置
5によって管理することができることから、クライアン
ト7が増えた場合であっても、サーバ3における負担を
抑制することができる。
【0043】また、管理装置5が複数設けられているた
め、クライアント7に関するデータベースの管理負担を
分散することができる。更に、上記実施形態によれば、
管理装置5はユーザA〜Cそれぞれによって管理するこ
とが可能であるため、ユーザA〜Cそれぞれが所有する
クライアント7を管理装置5に登録しておくことによっ
て、各ユーザ毎の管理が容易に実現できる。そして、ユ
ーザA〜Cは、自分が所有するクライアント7さえ管理
装置5に登録しておけば同システムを採用する複数種類
のサーバ3との認証が可能となるので、異なるサーバ3
毎にクライアント7を登録しなければならないという手
間を解消することが可能となる。
【0044】また、サーバ3は、サービス要求を行った
クライアント7のクライアントIDに基づいた認証結果
を管理装置5に問い合わせる。管理装置5は、サーバ3
から認証結果に関する問い合わせを受けると、サービス
要求を行ったクライアント装置のクライアントIDを、
自己のクライアント認証DB17の登録内容と照合す
る。この照合により、管理装置5は、クライアント装置
についての認証を行い、その認証結果をサーバ3に返答
する。そして、サーバ3は、管理装置5から返答された
認証結果に基づいてクライアント7に対するサービスの
可否を判断する。つまり、管理装置5がクライアント装
置についての認証処理を行うから、サーバ3が認証処理
を行う場合よりも、サーバ3にかかる負担が軽くなる。
また、管理装置5は複数設けられているので、更に、負
荷の分散を図ることができる。
【0045】また、クライアント7がそのクライアント
IDを管理装置5に向けて送信可能に構成され、そし
て、これを受信した管理装置5においては所定の承認情
報を入力部23から入力することにより、クライアント
IDをクライアント認証DB17に登録することができ
る。すなわち、クライアント認証DB17へのクライア
ントIDの登録が容易である。
【0046】次に第2実施例について、図8と共に説明
する。なお、下記で述べる以外の基本的な構成、動作に
ついては、第1実施例と同様であるので説明を省略す
る。本実施例においては、サーバとして、プリンタサー
バ53aおよびFAXサーバ53bが備えられている。
これらを総称するときは、サーバ53と言うものとす
る。プリンタサーバ53aに設置されている管理装置認
証DB63は、プリンタサーバ53aおよびFAXサー
バ53bに共有されている。
【0047】管理装置認証DB63には、管理装置55
の管理装置ID(例えば”IDkb”)に加えて、管理
装置の暗証情報(”例えばPWkb”)が登録されてい
る。そして、管理装置55は、自己の管理装置ID(例
えば”IDkb”)に加えて、暗証情報(”例えばPW
kb”)も記憶している。この管理装置55が有するク
ライアント認証DB67には、クライアントのクライア
ントID(例えば”IDb”)が登録されている。な
お、図示した管理装置B以外にも管理装置55は設けら
れているが、図示を省略する。
【0048】クライアントとしては、例えばPDA57
a、携帯電話57bが備えられている。これらを総称す
るときは、クライアント57というものとする。なお、
他のクライアントについては、図示を省略する。クライ
アント57は、所定の記憶部59に自己のクライアント
ID(例えば”IDa””IDb”など)に加え、自己
が登録された管理装置55の管理装置ID(例えば”I
Dkb”)を記憶している。
【0049】クライアント57は、サーバ53に対して
サービス要求を行う際、自己が登録されたクライアント
認証DBを有する管理装置Bの管理装置IDを、サーバ
53に送信する。例えば携帯電話57bは、サーバ53
に対してサービス要求を行う際、自己が登録されたクラ
イアント認証DBを有する管理装置Bの管理装置IDで
ある”IDkb”を、サーバ53に送信する()。
【0050】サーバ53は、クライアントIDおよび管
理装置IDを携帯電話57bから受信すると、その管理
装置IDに基づいて管理装置Bを特定し、その特定した
管理装置55から優先的に、携帯電話57bに関する問
い合わせを行う()。つまり、管理装置認証DB63
には複数の管理装置55が登録されているが、管理装置
IDで特定された管理装置Bに対し、1番目に問い合わ
せを行う。
【0051】図8に示す様に、管理装置Bのクライアン
ト認証DB67には、携帯電話57b(IDb)が登録
されているため、管理装置Bは、サービスの許可をサー
バ3に返答する()。その返答の際、管理装置Bは、
自己の暗証情報(PWkb)もサーバ53に送信する。
【0052】サーバ53は、サービス許可の返答を管理
装置55から受信すると、受信した暗証情報と、管理装
置認証DB63の内容とを照合し、両者が一致した場合
に、携帯電話57bに対するサービスを開始する
()。すなわち、携帯電話57bから文書を受信し、
それを印刷する。
【0053】一方、クライアント57がFAXサーバ5
3bに対してサービス要求を行った場合、FAXサーバ
53bは、共有の管理装置認証DB63を参照し、その
登録内容に基づいて管理装置55への問い合わせを行
う。以上の様に、本実施例においては、サーバ53は、
クライアント57から受けた管理装置IDで識別される
管理装置に対して優先的にクライアント57に関する問
い合わせをおこなうことから、効率的にクライアント5
7に対するサービスの可否を判断できる。
【0054】また、管理装置55は、サーバ53に対し
て返答内容を返答する際、暗証情報をサーバ53に送信
する。そして、サーバ53は、受信した返答内容および
暗証情報に基づいて、クライアント57に対するサービ
スの可否を判断することから、セキュリティの向上を図
ることができる。
【0055】また、管理装置認証DB63を複数のサー
バ53により共有しており、管理装置認証DB63の管
理負担を軽減することができる。以上、本発明の一実施
例について説明したが、本発明は上記実施例に限定され
るものではなく、種々の態様をとることができる。
【0056】例えば、上記実施例では、管理装置が複数
設けられているものとして説明したが、それに限られる
ものではない。また、クライアントとしては携帯電話、
PDAなどを例に挙げたが、こうした携帯情報端末に限
られるものではなく、場所が固定されたパーソナルコン
ピュータなどであってもよい。
【0057】更に、上記実施形態では、クライアントI
Dの照合を管理装置にて行う例を挙げて説明したが、サ
ーバからの要求に応じて、管理装置に格納されているク
ライアントIDをサーバに返信し、サーバにて管理装置
に格納されていたクライアントIDとクライアントから
受信したクライアントIDとを照合する構成としても良
い。但し、このような構成を採用した場合、上述した実
施形態よりもサーバにかかる負担が大きくなってしま
う。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の認証システムを構成するを示す
図である。
【図2】 認証システムの具体例を示す図である。
【図3】 クライアント装置で行われる動作を示すフロ
ーチャートである。
【図4】 サーバ装置で行われる動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】 管理装置で行われる動作を示すフローチャー
トである。
【図6】 クライアントB1がサービス要求した場合を
示す図である。
【図7】 クライアントC1がサービス要求した場合を
示す図である。
【図8】 第2実施例の認証システムを示す図である。
【符号の説明】
1…認証システム 3…サーバ 5…管理装置 7…クライアント 13…管理装置認証データベース 17…クライアント認証データベース 21通信部 23…入力部 27…クライアントID記憶部 53a…プリンタサーバ 53b…FAXサーバ 57a…PDA 57b…携帯電話 63…管理装置認証データベース 67…クライアント認証データベース

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアント装置を識別するためのクラ
    イアント識別情報が格納されるクライアント認証データ
    ベースを有し、当該クライアント認証データベースの登
    録内容を管理可能に構成された管理装置と、前記管理装
    置を識別するための管理装置識別情報が格納される管理
    装置認証データベースを有するサーバ装置と、を備え、
    前記クライアント装置についての認証を行うシステムで
    あって、 前記サーバ装置は、前記管理装置認証データベースに登
    録されている管理装置に対し、前記クライアント装置に
    関する問い合わせを行い、その後、該管理装置から返答
    された返答内容に基づいてサービスの可否を判断するよ
    う構成され、 前記管理装置は、前記サーバ装置からクライアント装置
    に関する問い合わせを受けると、自己のクライアント認
    証データベースの登録内容に基づいた前記返答内容を該
    サーバ装置に返答することを特徴とする認証システム。
  2. 【請求項2】 前記サーバ装置が行う問い合わせは、前
    記クライアント装置のクライアント識別情報に基づいた
    認証結果を前記管理装置に問い合わせるものであって、 前記サーバ装置は、前記管理装置から返答された認証結
    果に基づいて前記サービスの可否を判断するように構成
    され、 前記管理装置は、前記サーバ装置から前記認証結果に関
    する問い合わせを受けると、該クライアント装置のクラ
    イアント識別情報を自己のクライアント認証データベー
    スの登録内容と照合することにより、該クライアント装
    置についての認証を行い、その認証結果を前記サーバ装
    置に返答することを特徴とする請求項1に記載の認証シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記管理装置は複数設けられており、 前記クライアント装置は、自己が登録されたクライアン
    ト認証データベースを有する管理装置の管理装置識別情
    報を、前記サーバ装置に送信し、 前記サーバ装置は、前記管理装置識別情報をクライアン
    ト装置から受けると、該管理装置識別情報に対応する管
    理装置から優先的に、該クライアント装置に関する問い
    合わせを行うことを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の認証システム。
  4. 【請求項4】 前記管理装置は、前記サーバ装置に対し
    て前記返答内容を返答する際、暗証情報を該サーバ装置
    に送信し、 前記サーバ装置は、前記管理装置から返答内容および暗
    証情報を受信すると、該返答内容および暗証情報に基づ
    いて、前記サービスの可否を判断することを特徴とする
    請求項1乃至請求項3の何れかに記載の認証システム。
  5. 【請求項5】 前記クライアント装置は、自己のクライ
    アント識別情報を、管理装置に向けて送信可能に構成さ
    れ、 前記管理装置は、前記クライアント装置から送信された
    クライアント識別情報を受信する受信手段と、該受信手
    段を介して受信したクライアント識別情報をクライアン
    ト認証データベースへ登録することを認めるかどうかに
    ついての承認情報を入力可能な入力手段とを備え、クラ
    イアント装置からクライアント識別情報を受信した後、
    該クライアント識別情報のクライアント認証データベー
    スへの登録を認める旨の承認情報が前記入力手段から入
    力されると、該クライアント識別情報をクライアント認
    証データベースに登録することを特徴とする請求項1乃
    至請求項4の何れかに記載の認証システム。
  6. 【請求項6】 前記サーバ装置は、複数設けられてお
    り、 前記管理装置認証データベースは、複数のサーバ装置に
    より共有されていることを特徴とする請求項1乃至請求
    項5の何れかに記載の認証システム。
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