JP2003167824A - 電子メールシステム - Google Patents

電子メールシステム

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JP2003167824A
JP2003167824A JP2001369362A JP2001369362A JP2003167824A JP 2003167824 A JP2003167824 A JP 2003167824A JP 2001369362 A JP2001369362 A JP 2001369362A JP 2001369362 A JP2001369362 A JP 2001369362A JP 2003167824 A JP2003167824 A JP 2003167824A
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Minako Kobayashi
みな子 小林
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個々の送信先メールアドレスではなく、宛先
の種類に応じてメールの内容を編集することにより、軽
微なメール内容の差異がある場合でも複数の送信先に一
括してメールを送付する。 【解決手段】 送付先の宛先を送付先、参考送付先、宛先
非表示参考送付先のように複数種類設定できる電子メー
ルシステムにおいて、作成したメールの本文から任意の
範囲を指定できる本文範囲指定手段18と、前記本文範
囲指定手段18で指定した範囲について、メール送付先
の宛先種類によって指定範囲を送信メールに含めるかど
うかを指定する送信可否決定機能を有する入力手段1
と、、前記入力手段1の決定に基づいて内容を編集した
メールを送信するメール送信手段3とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールシステ
ムに関わり、特に複数の宛先種類に対してメール内容に
編集を施し、宛先種類によって一部異なる内容のメール
を一括して送信するシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィス、家庭によらず、電子メ
ールの利用は拡大している。パソコン上のみならず、携
帯電話でもメールのやり取りが可能になり、電子メール
で業務上、あるいは個人的な連絡を行うことは一般的に
なっている。それに伴い、電子メールも郵便の形態とは
異なってきており、一人から一人に対して送信されるだ
けではなく、同じ用件を伝えたい複数の人に対して同報
送信として一括で送ることができたり、宛先をグループ
としてまとめて一つのアドレスで表現したり、議論がで
きるメーリングリストが利用できるようになっている。
また、一対多のメール送信が可能となってきている。ま
た、複数の人に対して同じメールを送信するときも、宛
先(To)、コピー送付先(Cc)、送信先をメール内
に表示しないコピー送付先(Bcc)というように、メ
ールが送付された先の人が、自分がそのメールに対して
どういうアクションを取ればいいのかを判断できるよう
に、宛先に複数の種類を設定できることが一般的となっ
ている。従来の電子メールシステムでは、同じ内容のメ
ールを複数の人に送るのは非常に簡単な操作により可能
で、送信元が保存する送信済みメールも単一で済むが、
同じメールの内容を伝えたい場合にも、宛先によってそ
の内容を若干修正したい場合がある。しかしながら、従
来のシステムでは、このような些細な内容の編集を行う
場合でも、例えば共通する部分のみをコピーして、それ
に付加したり修正したり、部分ごとに新たなメール文面
を作成し、宛先を指定してそれぞれ別の複数のメールと
して送信しなければならなかった。この場合、メールを
送信するユーザの負荷が高いだけではなく、送信済みメ
ールを保存しておく場合はほとんど同じ内容のメールを
複数保存しておくことが必要で、メールの容量が大きい
場合は特に、送信者のコンピュータ、あるいはサーバの
記憶装置の容量を圧迫することが問題となる。また、複
数メール作成の手間を削減するために、作成した一通の
メールに全ての情報を含めて複数の送信先に送信した場
合、送信された相手によっては不必要な情報を大量に受
け取ることとなり、ネットワークの通信量を増やし、さ
らに送信相手に必要な情報を正確に伝える妨げともな
る。
【0003】以上の問題を解決するための技術として、
特開平6−291779号公報、特開2000−163
333公報、特開2000−322343公報、特開2
000−330892公報、特開2000−33923
9公報に知られるような公知技術がある。上述の公知技
術はそれぞれ電子メールの文書の一部を、宛先のメール
アドレスごとに変えて送信する技術である。特開200
0−322343公報は電子メールの本文をセクション
に分け、各セクションごとに送信メールアドレスを割り
当てて、メールアドレスごとに異なったメールの内容を
一括で送信することが可能である。また、特開2000
−339239公報においては、一括して送信するメー
ルに添付するファイルを送信先メールアドレスごとに変
更することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した技術
においては、変更するメールの内容、あるいは送信しな
いメールの内容はすべて個別のメールアドレスに対して
指定することが必要である。この場合、宛先となるメー
ルアドレスが数十から数百になる場合でも一つずつ指定
しなければならない上に、メールの文面を作成している
最中に宛先を変更した場合は、その都度新しく付け加え
たメールアドレスに対して送付するメール文面の指定を
行わなければならない。以上のように、従来の電子メー
ルシステムでは、一部内容を変更したメールを複数の送
信先に送信するのは困難であるという問題がある。ま
た、一括で送信するためにも、編集する内容ごとに送信
先メールアドレスを指定しなければならず、その作業は
送信者に対して大きな負荷となるという点も問題として
挙げられる。そして、作業が煩雑になればなるほど、実
際にどの文面のメールが誰に対して送られるのかと言う
ことを確認するのも困難になる、というのも問題の一つ
である。本発明では、個々の送信先メールアドレスでは
なく、宛先の種類に応じてメールの内容を編集すること
により、軽微なメール内容の差異がある場合でも複数の
送信先に一括してメールを送付することができる電子メ
ールシステムを提供することを第一の目的とする。ま
た、そのためのメール内容の編集や、送信先アドレスの
指定、修正を容易に行うことができる電子メールシステ
ムを提供することを第二の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、送付先の宛先を送付先、参
考送付先、宛先非表示参考送付先のように複数種類設定
できる電子メールシステムにおいて、作成したメールの
本文から任意の範囲を指定できる本文範囲指定手段と、
前記本文範囲指定手段で指定した範囲について、メール
送付先の宛先種類によって指定範囲を送信メールに含め
るかどうかを指定する送信可否決定機能を有する入力手
段と、前記入力手段の決定に基づいて内容を編集したメ
ールを送信するメール送信手段とを備えた電子メールシ
ステムを最も主要な特徴とする。請求項2記載の発明
は、請求項1に記載の電子メールシステムにおいて、前
記入力手段は、宛先の種類によって指定範囲の他の文面
への差し替えを指定する電子メールシステムを主要な特
徴とする。請求項3記載の発明は、請求項1に記載の電
子メールシステムにおいて、前記本文範囲指定手段がメ
ールに添付されたファイルより任意の数のファイルを選
択することにより、前記入力手段はメール送付先の宛先
種類によって指定ファイルをメールに添付するかどうか
を指定する電子メールシステムを主要な特徴とする。請
求項4記載の発明は、請求項3に記載の電子メールシス
テムにおいて、前記入力手段は、宛先の種類によって指
定添付ファイルの他のファイルへの差し替えを指定する
電子メールシステムを主要な特徴とする。請求項5記載
の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の電子メー
ルシステムにおいて、送信内容を表示する表示手段を持
ち、送信メールの送信内容を宛先種類ごとに表示する電
子メールシステムを主要な特徴とする。請求項6記載の
発明は、請求項1から5のいずれかに記載の電子メール
システムにおいて、メールの送信後も、前記本文範囲指
定手段及び前記入力手段によって指定された範囲及び送
信可否情報を保存する蓄積手段を持つ電子メールシステ
ムを主要な特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づき説明する。図1はこの発明の実施の形態に係る
電子メールシステムのブロック図である。また図2、
3、4はこの発明の実施形態である本文編集時、添付フ
ァイル編集時、作成メール確認時の動作を表したフロー
チャートである。本電子メールシステムは図1に示すよ
うに、入力手段1、表示手段2、メール送信手段3、メ
ール受信手段4、メール管理手段5、メールDB6、メ
ール生成手段7、宛先管理手段8、本文情報管理手段
9、ファイル情報管理手段10からなる。メール送信手
段3、メール受信手段4は、ユーザが作成した電子メー
ルを送信し、送信されてきた電子メールを受信して、メ
ール管理手段5に渡す。入力手段1は、キーボードや、
マウスのようなポインティングデバイスであり、表示手
段2はディスプレイなどの出力装置である。メール管理
手段5は、送信するメール、受信するメールを管理し、
メールDB6へメール情報を蓄積する。メールDB6
は、送信メール、受信メール、保存メールなど、各種の
メール情報を蓄積する。メール生成手段7は、メール管
理手段5で管理するメール情報と、本文管理情報の管理
する本文の内容に関する情報と、ファイル情報管理手段
10の管理する添付ファイルに関する情報より、実際に
送信するメールを生成する。宛先管理手段8は、送信メ
ールに関しての宛先メールアドレスを管理し、メールに
宛先を設定する。必要があればアドレス帳を用いて宛先
メールアドレスを選択する。アドレス帳は、ローカルの
システム内にあってもよいし、外部の公開アドレス帳を
利用してもよい。本文情報管理手段9は、本文内容管理
手段11、本文DB12、本文範囲管理手段13、本文
範囲DB14、本文付加情報管理手段15、本文付加情
報DB16、本文情報付加手段16、本文範囲指定手段
18からなる。
【0007】本文内容管理手段11は、ユーザが作成し
たメールの本文の内容の文字列等を管理し、その内容を
本文DB12に蓄積する。本文範囲指定手段18は、入
力手段1よりユーザが指定した情報より、本文中からユ
ーザが指定するべき範囲の情報を指定し、抽出する。本
文範囲管理手段13は、本文範囲指定手段18よりユー
ザが指定した本文の中の範囲を受け取り、本文範囲DB
14へその情報を蓄積する。また、本文範囲DB14に
蓄積されている情報を検索する。本文情報付加手段17
は、指定した範囲に対して、宛先種別ごとにどのような
指定を行うかをユーザから受け付ける。本文付加情報管
理手段15は、本文情報付加手段17により指定された
宛先種別ごとの指定情報を受け取り、本文付加情報DB
16へ蓄積する。ファイル情報管理手段10は、添付フ
ァイル管理手段21、添付ファイルDB22、添付ファ
イル情報管理手段23、添付情報DB24、添付ファイ
ル情報付加手段25、添付ファイル指定手段26からな
る。添付ファイル管理手段21は、メールに添付するフ
ァイルを管理し、ファイルの情報を添付ファイルDB2
2に蓄積する。添付ファイル指定手段26は、メールに
添付されたファイルについて、どのファイルに情報の付
加を行うかの指示をユーザから受け付ける。添付ファイ
ル情報付加手段23は、添付ファイル指定手段26によ
って指定されたファイルに対して、宛先種別ごとにどの
ような指定を行うかの指示をユーザから受け付ける。添
付ファイル情報管理手段23は、添付ファイル情報付加
手段25から受け取ったファイルに対する情報を管理
し、添付情報DB24へ蓄積する。
【0008】次にその動作を説明する。本電子メールシ
ステムにおいて、メール受信時の動作はメール受信手段
4とメール管理手段5により行われる。ここでは、受信
時の動作については一般的な電子メールシステムと同様
とする。図2のフローチャートを用いて、本文の内容を
宛先種別によって編集する際の動作について述べる。 (1)本文編集時の動作 ユーザは、図5に示したようなメール作成画面により、
入力手段1より本文内容を入力してメールを作成する
(ステップ1)。ユーザは作成した本文より、宛先種別
に応じて編集したい個所を選択する。選択の方法は、入
力手段1としてマウスのようなポインティングデバイス
を用いて範囲をドラッグして選択してもよいし、始点と
終点を指定することによって範囲を指定してもよい。選
択した範囲は反転表示や枠線で囲まれて表示される(ス
テップ2)。本文範囲指定手段18は、ユーザが入力手
段1より入力した範囲指定情報を得て、本文中での範囲
位置情報を取得し、本文範囲管理手段13へ渡す(ステ
ップ3)。本文範囲管理手段13は、本文範囲指定手段
18より渡された範囲情報を本文範囲DB14へ格納す
る(ステップ4)。例として、図6のようなメール本文
内の範囲情報が本文範囲DB14へ登録される。図6に
おいて、(a)は本文DB12に登録される内容、
(b)は本文範囲DB14に登録される内容である。本
文情報付加手段17は、選択された範囲に対する編集の
ための表示を表示手段2に対して行う(ステップ5)。
図7のように、各宛先種別に対して選択範囲を含める
か、含めないか、他の文字列で置き換えるかを設定する
ための画面となる。ユーザは、表示手段2に表示された
編集画面によって、各宛先種別に対する選択範囲の表
示、非表示、別文字列での置き換えを入力手段1によっ
て指示する(ステップ6)。
【0009】本文情報付加手段17は、入力された情報
を本文付加情報管理手段15へ渡す。本文付加情報管理
手段15は、本文範囲管理手段13の持つ範囲の情報と
対応付けて、付加情報を本文付加情報DB16へ渡す
(ステップ7)。図7に示した入力情報に対して、登録
される付加情報は図8のように、表示する場合はON、
表示しない場合はOFF、違う文字列で差し替える場合
はその文字列が登録される。本文範囲管理手段13は表
示手段2へ、編集を指示された範囲に対して枠で囲んだ
り反転表示することにより、編集が指示されていること
を表現する(ステップ8)。表示の例は図9のようにな
る。なお、宛先への送信先メールアドレスの指定は、宛
先管理手段8により、キーボードなどの入力手段から直
接テキストとして入力してもよいし、アドレス帳を参照
して選択してもよい。宛先の指定は、本文作成前、本文
作成後、範囲指定前、範囲指定後のどの時点でも可能で
あり、また、一度入力した宛先の変更も任意の時点で可
能である。
【0010】以下に、図3を用いてメールに添付するフ
ァイルを宛先種別によって編集する際の動作について述
べる。 (2)添付ファイル編集時の動作 ユーザは、図5に示したようなメール作成画面より、メ
ール本文の作成を行う(ステップ9)。メールにファイ
ルを添付する場合は、メール作成画面上のファイル添付
ボタン、あるいはメニュー画面から選ぶなどする。添付
ファイル管理手段21は、添付するファイルを選択する
ための画面を表示画面に出力する。ユーザは、表示され
た画面に対して、キーボードなどからファイル名を入力
するか、表示された存在するファイルのリストから該当
ファイルを選択することによって添付するファイルを決
定する(ステップ10)。添付ファイル管理手段21
は、ユーザの入力により添付するファイルの情報を得
て、メール作成画面の添付ファイル欄にファイル情報を
表示するとともにファイルの情報を添付ファイルDB2
2へ蓄積し、メール管理手段5へファイル情報を渡す
(ステップ11)。あるメールに対して2つの添付ファ
イルが指定された状態でのファイル情報は図10のよう
になる。メール管理手段5は、メールDB6へ添付ファ
イルの情報を格納する(ステップ12)。本文と2つの
ファイルを登録した場合のメール情報は図11のように
なる。ユーザは、添付したファイルに対して宛先種別ご
との編集を行いたい場合、メール作成画面より該当する
ファイルを選択する。この選択はマウスなどのポインテ
ィングデバイスで該当ファイルをクリックしたり、選択
するファイルの範囲を指定したりすることによって行う
(ステップ13)。
【0011】添付ファイル指定手段26は、ユーザの入
力より、指定されたファイルの情報を得て添付ファイル
情報管理手段23へ渡す(ステップ14)。添付ファイ
ル情報付加手段25は、表示手段2に指定ファイルに対
する編集画面を表示し、ユーザの指定情報入力を促す。
ユーザは表示手段2に表示された編集画面によって、各
宛先種別に対する選択ファイルの添付、非添付、別ファ
イルでの置き換えを入力手段1によって指示する(ステ
ップ15)。編集画面は図12のような画面となり、指
定したファイルに対して添付、非添付、ファイルの差し
替えを入力できる。添付ファイル情報付加手段25は、
ユーザの入力よりファイルに関する情報を得て、添付フ
ァイル情報管理手段23へと渡す(ステップ16)。添
付ファイル情報管理手段23は、添付ファイル指定手段
26から渡された指定ファイル情報と添付ファイル情報
付加手段25から渡されたファイルの編集情報を添付情
報DB24へと格納する(ステップ17)。添付ファイ
ルに対して図12のような選択がされた場合、格納され
るファイルの編集情報は図13のようになる。該当ファ
イルを添付する場合はON、添付しない場合はOFF、
他のファイルに差し替える場合は図10の添付ファイル
情報におけるファイルのIDを格納する。添付ファイル
指定手段26は、指定されたファイルの情報より、表示
手段2上の添付ファイルを枠で囲んだり反転表示したり
背景に色をつけることで、ファイルに対して情報が付加
されていることを表現する(ステップ18)。本文編集
時の動作と同様に、宛先の指定、変更はファイル添付
前、添付後、ファイルへの情報付加後のいずれの状態で
も可能である。
【0012】以下に、図4を用いて上述の本文編集、添
付ファイル編集によって作成されたメールの内容を確認
する際の動作について述べる。 (3)作成メール確認時の動作 ユーザは、自分が作成し編集したメールが各宛先種別に
どのような形で送信されるかを確認する場合に、メール
作成画面上のボタン、あるいはメニューなどから対象の
宛先種別を選択する(ステップ19)。この時、宛先管
理手段8は、宛先の入っていない種別に関しては宛先が
指定されていない旨のメッセージを表示手段2上に表示
してもよい(ステップ20、26)。本文範囲管理手段
13は、現在のメールで指定されている範囲の情報を本
文範囲DB14より検索して本文付加情報管理手段15
へ渡す(ステップ21)。図6(b)よりメールID0
01の範囲情報を得ようとすると、始点120、終点2
60の範囲が得られる。本文付加情報管理手段15は、
渡された本文内の範囲情報に対応する付加情報を本文付
加情報DB16より検索して、メール生成手段7へ渡す
(ステップ22)。図8より、ステップ21で得た範囲
情報に対する付加情報は、範囲ID001に関する情報
となる。メールにファイルが添付されている場合は、添
付ファイル管理手段21は添付ファイル情報を添付ファ
イルDB22より検索し、添付ファイル情報管理手段2
3へ渡す(ステップ23)。図10より、ファイルID
F01、F02の二つの添付ファイル情報が得られる。
【0013】添付ファイル情報管理手段23は、渡され
た情報に対応する添付ファイルへの編集情報を添付情報
DB24より検索し、メール生成手段7へ渡す(ステッ
プ24)。図13より、F01、F02の添付ファイル
よりF01の編集情報が得られる。メール生成手段7
は、メール本文データと、本文データ中の指定範囲情
報、添付ファイルの編集情報を受け取り、そこから指定
された宛先種別の情報を抽出する。指定のない部分に関
してはそのまま表示、本文の非表示、添付ファイルの非
添付が指示されている場合は表示しない、本文、添付フ
ァイルの差し替えが指示されている場合は差し替え文字
列、ファイルを表示、というように表示手段2へ表示を
行う(ステップ25)。例としてTo、Cc、Bccの
それぞれの宛先種別に対する送信メール画面は図14
(a)(b)(c)のようになる。なお、本文、添付フ
ァイルに関する情報をそのまま保存すれば送信後も同様
の手順で送付済みメールの編集情報を確認することがで
きる。
【0014】以下に、実際にメールを送信する場合の動
作について述べる。 (4)メール送信時の動作 ユーザは作成が終了し、宛先も入力したら、メール作成
画面上の送信ボタンをクリックしたりすることにより、
メール送信処理を行う。メール表示時と同様に、宛先情
報、本文情報、本文内の指定範囲情報、指定範囲に対す
る付加情報、添付ファイル情報、添付ファイルへの付加
情報を得て、メール生成手段7が宛先種別ごとのメール
文面を作成し、メール送信手段3へと渡す。メール送信
手段3はメールを送信する。本電子メールシステムがサ
ーバ/クライアントの構成となる場合、メール文面を宛
先ごとに整形し、送信するのはクライアント側で行って
もよいし、サーバ側で行ってもよい。クライアント側で
行う場合はサーバが一般的なメールサーバであってもク
ライアントだけが宛先別のメール編集ができればよい。
【0015】
【発明の効果】請求項1記載のシステムでは、メールの
宛先、コピー送付先などの宛先種類に応じてメール文書
の任意の一部を送信するかどうかを選択する。これによ
り、ユーザは特定の宛先種類にのみ記述したい内容を容
易に指定することが可能となる。このため、宛先種類に
よって明確に送信先に依頼内容を伝えることができる。
請求項2記載のシステムでは、メールの宛先、コピー送
付先などの宛先種類に応じてメール文書の任意の一部を
差し替える。これにより、ユーザは宛先種類ごとに違っ
た内容を追加したメールを容易に作成することができ
る。このため、内容の異なったメールを一括して送信す
ることができ、送信先に適当な内容のメールが送付でき
るとともに、メールを送信するユーザのメール作成負荷
を削減することが出来る。請求項3記載のシステムで
は、宛先種類に応じてファイル添付の可否を決定する。
これにより、必要なユーザにのみ添付ファイルを送付す
ることが可能となり、適切な内容のメールを送信先に送
付できるとともに、ネットワーク上の無駄な負荷を削減
することができる。請求項4記載のシステムでは、宛先
種類に応じて異なるファイルをユーザが選択し、添付し
て送付する。これにより必要なユーザに適切な添付ファ
イルを送付することが可能となり、ネットワーク上の無
駄な負荷を軽減することができる。また、ファイルが添
付されたメールを作成する送信者のメール作成負荷を軽
減することができる。請求項5記載のシステムでは、宛
先種類ごとに、本文や添付ファイルの有無、編集後の状
態を表示する。これによって、メールを送信するユーザ
は、自分の行ったメール文書の編集結果を見ることがで
き、確実に意図した内容のメールを各送信先に送信する
ことができる。請求項6記載のシステムでは、宛先種類
ごとに編集したメール文書の内容、添付ファイルの有無
を表す情報を含めて、送信済みメールとして保存する。
これによって、メールを作成、送信したユーザは、自分
がどの宛先に対してどんな内容の文書を送信したかをメ
ール送信後も容易に確認ができるとともに、一括で送信
したメールの内容は一つのメールとして保存されるの
で、同じようなメール文書を重複して保存する必要がな
く、コンピュータの記憶装置の容量を圧迫しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電子メールシステム
のブロック図である。
【図2】本文編集時のフローチャートである。
【図3】添付ファイル編集時のフローチャートである。
【図4】メール確認時のフローチャートである。
【図5】メール作成画面を示す図である。
【図6】本文情報及び本文範囲情報を示す図である。
【図7】編集画面を示す図である。
【図8】本文付加情報を示す図である。
【図9】範囲指定画面を示す図である。
【図10】添付ファイル情報を示す図である。
【図11】メール情報を示す図である。
【図12】ファイル情報編集画面を示す図である。
【図13】ファイル編集情報を示す図である。
【図14】宛先種別送信メール表示画面を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 入力手段、2 表示手段、3 メール送信手段、4
メール受信手段、5メール管理手段、7 メール生成
手段、8 宛先管理手段、9 本文情報管理手段、10
ファイル情報管理手段、18 本文範囲指定手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送付先の宛先を送付先、参考送付先、宛
    先非表示参考送付先のように複数種類設定できる電子メ
    ールシステムにおいて、作成したメールの本文から任意
    の範囲を指定できる本文範囲指定手段と、前記本文範囲
    指定手段で指定した範囲について、メール送付先の宛先
    種類によって指定範囲を送信メールに含めるかどうかを
    指定する送信可否決定機能を有する入力手段と、前記入
    力手段の決定に基づいて内容を編集したメールを送信す
    るメール送信手段とを備えたことを特徴とした電子メー
    ルシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子メールシステムに
    おいて、前記入力手段は、宛先の種類によって指定範囲
    の他の文面への差し替えを指定することを特徴とした電
    子メールシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の電子メールシステムに
    おいて、前記本文範囲指定手段がメールに添付されたフ
    ァイルより任意の数のファイルを選択することにより、
    前記入力手段はメール送付先の宛先種類によって指定フ
    ァイルをメールに添付するかどうかを指定することを特
    徴とした電子メールシステム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の電子メールシステムに
    おいて、前記入力手段は、宛先の種類によって指定添付
    ファイルの他のファイルへの差し替えを指定することを
    特徴とした電子メールシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載の電子
    メールシステムにおいて、送信内容を表示する表示手段
    を持ち、送信メールの送信内容を宛先種類ごとに表示す
    ることを特徴とした電子メールシステム。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載の電子
    メールシステムにおいて、メールの送信後も、前記本文
    範囲指定手段及び前記入力手段によって指定された範囲
    及び送信可否情報を保存する蓄積手段を持つことを特徴
    とする電子メールシステム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009230681A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Toshiba Digital Media Engineering Corp 通信端末装置、通信端末装置を含むメールシステム、通信端末装置におけるメール送信方法及びコンピュータプログラム
US10671334B2 (en) 2018-02-14 2020-06-02 Ricoh Company, Ltd. Print system, print server, management server, and job list providing method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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