JP2003165697A - コンテナ搬出方法 - Google Patents

コンテナ搬出方法

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JP2003165697A
JP2003165697A JP2001363534A JP2001363534A JP2003165697A JP 2003165697 A JP2003165697 A JP 2003165697A JP 2001363534 A JP2001363534 A JP 2001363534A JP 2001363534 A JP2001363534 A JP 2001363534A JP 2003165697 A JP2003165697 A JP 2003165697A
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JP
Japan
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lumber
cargo
container
fork
freight
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JP2001363534A
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English (en)
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Masayoshi Abe
公良 安部
Hitoshi Takeo
倫 竹尾
Susumu Iimuro
将 飯室
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Logistics Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテナに積載された製材貨物を安全に且つ
効率的に搬出できるコンテナ搬出方法を提供する。 【解決手段】 コンテナ11の床板14上に積載された
製材貨物17を搬出する際には、製材貨物17の下面と
床板14の上面との間の隙間にフォークリフト19のフ
ォーク22の先端を緩衝部材とともに差し込む。この状
態でフォーク22を所定量上昇させて製材貨物17の一
方端を持ち上げる。これによって製材貨物17は、一方
端がフォーク22の先端部において支持され、その他方
端は床板14の上面に接した状態となる。そしてフォー
クリフト19を矢印の方向に移動させると、フォーク2
2の先端と製材貨物17との間で生じる摩擦力は、製材
貨物17の他方端と床板14の上面との間で生じる摩擦
力より大きくなる。従って、製材貨物17は、床板14
の上面を滑りながら外方に搬出されることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はコンテナ搬出方法
に関し、特にドライコンテナに積載された製材貨物を搬
出するためのコンテナ搬出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のコンテナ搬出方法の概略構
成を示す一部破断断面図であり、図8は図7で示した
“Y”部分の拡大図である。
【0003】これらの図を参照して、コンテナ11の床
板14上に積載された製材貨物17を搬出する際には、
コンテナ11が載置された荷台13を床面16の所定箇
所に移動させる。そして平角材等からなる製材貨物17
の下面と床板14の上面との間に、ローラーが組み込ま
れたコロ板61を挿入する。次に図8に示されているよ
うに、製材貨物17の搬出側の端部の下面に、りん木6
3を介してフォークリフト19のフォーク22の先端を
差し込む。これによってフォーク22の先端は、りん木
63を介して製材貨物17の下面に接した状態となる。
【0004】次にフォークリフト19を操作してフォー
ク22を若干上方に持ち上げる。そして製材貨物17を
搬出側にて若干持ち上げた状態にして、製材貨物17の
下面をりん木63にて保持した状態とする。この状態で
フォークリフト19を矢印の方向に移動させる。このと
き製材貨物17はコロ板61を介して床板14上に載置
された状態となるため、フォーク22の先端による引出
しによってスムーズにコンテナ11から搬出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
コンテナ搬出方法では、製材貨物17を搬出する前にま
ずコロ板61を製材貨物17の下面とコンテナ11の床
板14の上面との間に設置する必要がある。
【0006】図9はコンテナ11内に製材貨物17が積
載された状態を示した一部破断断面図である。積載時に
おいては、製材貨物17の下面と床板14の上面とに
は、製材貨物17の長手方向に直交する方向に配置され
た直方体形状のりん木65a,りん木65bが配置され
ている。すなわち、製材貨物17は床板14上にりん木
65a,りん木65bを介して積載されている。
【0007】製材貨物17を搬出する際には、りん木6
5bによって生じた製材貨物17の下面と床板14の上
面との間の隙間にフォークリフト19のフォーク22を
差し込む。そしてフォーク22を矢印の方向に上昇させ
ることによって製材貨物17の搬出方向の端部を持ち上
げる。この状態で、製材貨物17の下面に配置されてい
たりん木65a,りん木65bを取り除き、図7で示し
たようにコロ板61を所定位置に設置する。コロ板61
は搬出側から奥側に位置しているため、コロ板61を設
置するためにはこれを搬出側から長尺棒等を用いて押込
むようにして設置する。
【0008】ところが、製材貨物17の上面とコンテナ
11の天井との間のスペースSが十分ない場合には、二
点鎖線で示すように持ち上げられた製材貨物17の端部
が天井に当たってしまう。その場合、コロ板61を挿入
する間隔を製材貨物17の下方に確保することが困難と
なる。又、この作業において状況によっては製材貨物1
7がフォーク22の支持からはずれたり、製材貨物17
を結束しているフープが切れるなどの不慮の事故が生じ
る恐れがあり、安全性に問題がある。
【0009】しかも、コロ板61を手作業で設置するた
めこの設置作業に時間がかかり、作業効率が低下する。
更に製材貨物17を安定した力で搬出するためには、図
8に示したようなフォーク22の設置角度αを大きくす
る必要がある。これによってりん木63が製材貨物17
の下面とフォーク22の上面との間で安定するが、フォ
ーク22の設置角度を大きくすることによって製材貨物
17の下面に損傷を与える可能性もある。
【0010】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、コンテナに積載された製材貨物を
安全に且つ効率的に搬出できるコンテナ搬出方法を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、コンテナに積載された製
材貨物を搬出するためのコンテナ搬出方法であって、ド
ライコンテナの床面上に載置された製材貨物の一方端を
持ち上げる工程と、持ち上げられた一方端の下面に水平
移動体が接触した状態で、且つ製材貨物の他方端が床面
上に接置した状態で、水平移動体を移動させる工程とを
備え、水平移動体と製材貨物との摩擦係数を、ドライコ
ンテナの床面と製材貨物との摩擦係数より大きくしたも
のである。
【0012】このように構成すると、搬出時に水平移動
体と製材貨物との間で生じる摩擦力は、ドライコンテナ
の床面と製材貨物との間で生じる摩擦力より大きくな
る。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成において、水平移動体は、フォークリフトのフ
ォークと、フォークの上面と製材貨物の一方端の下面と
の間に脱着自在に設置される緩衝部材とからなるもので
ある。
【0014】このように構成すると、製材貨物は緩衝部
材を介してフォークリフトのフォークに支持される。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明の構成において、緩衝部材は、平板状の鋼材と、鋼材
の少なくとも上面を覆う摩擦シートとからなるものであ
る。
【0016】このように構成すると、摩擦シートに製材
貨物の下面が接する。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明の構成において、摩擦シートは、1枚のポリエチレン
フォームシートよりなり、鋼材の上下両面に取り付けら
れた第1弾性体及び第2弾性体を挟むようにして取り付
けられるものである。
【0018】このように構成すると、ポリエチレンフォ
ームシートに製材貨物の下面及びフォークリフトのフォ
ークの上面が接する。
【0019】請求項5記載の発明は、コンテナに積載さ
れた製材貨物の一方端を持ち上げ、これを水平移動体に
よって支持して搬出するためのコンテナ搬出方法であっ
て、製材貨物と水平移動体との間で生じる摩擦力を、ド
ライコンテナの床面と製材貨物との間で生じる摩擦力よ
り大きくして製材貨物を搬出するものである。
【0020】このように構成すると、水平移動体を水平
方向に移動させると、これに伴って製材貨物もコンテナ
の床面を移動する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、製材貨物と水平移動体との間で生じる摩擦力は、
製材貨物とドライコンテナの床面との間で生じる摩擦力
より大きくなるため、製材貨物を安定した状態で搬出で
きる。
【0022】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加えて、緩衝部材は脱着自在のため、通常の
フォークリフトを使用することが可能となり、使い勝手
が向上する。
【0023】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明の効果に加えて、摩擦シートに製材貨物の下面が接す
るため、安定した摩擦力が発生するので、信頼性の高い
搬出が可能となる。
【0024】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明の効果に加えて、ポリエチレンフォームシートに製材
貨物の下面及びフォークリフトのフォークの上面が接す
るため、フォークとの摩擦力も安定して発揮され、より
信頼性の高い搬出が可能となる。
【0025】請求項5記載の発明は、水平移動体の移動
に伴って製材貨物も移動するため、水平移動体を移動さ
せるだけで安定した製材貨物の搬出が可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1の実施の形
態によるコンテナ搬出方法の概略構成を示す一部破断断
面図であり、図2は図1で示した“X”部分の拡大図で
ある。
【0027】これらの図を参照して、コンテナ11内に
積載されている平角材等の製材貨物17を搬出する際に
は、コンテナ11を載置している荷台13を床面16上
で移動させて搬送床面20の近くに寄せる。製材貨物1
7は、図9で示したように運搬時には床板14上にりん
木65a,りん木65bを介して積載されている。従っ
て、製材貨物17の下面と床板14の上面との間には、
りん木65の厚さ分だけの隙間が生じている。尚、この
隙間は図2で示す緩衝部材24及びフォーク22の先端
とを、製材貨物17を持ち上げることなく差し込める程
度の大きさとなっている。
【0028】図3は図2で示した緩衝部材24の概略構
造を示す平面図であり、図4は図3で示したIV−IV
ラインから見た図であり、図5は図3で示したV−Vラ
インの拡大断面図である。
【0029】これらの図を参照して、緩衝部材24は平
板状の鋼材27を中心として構成されている。鋼材27
の上下両面にはゴム等の第1弾性体28及び第2弾性体
29が貼り付けられている。そして第1弾性体28の外
方面と第2弾性体29の外方面とを挟み込むようにし
て、1枚のポリエチレンフォームよりなる摩擦シート3
0が折り曲げられて接着されている。尚、摩擦シート3
0の表面の摩擦係数は極めて高く、木材との接触による
動摩擦係数は約1.3(静摩擦係数:1.3)となって
いる。一方、コンテナ11の床板14は一般的には木製
材料よりなっており、床板14の動摩擦係数は木材との
間においては約0.2(静摩擦係数:0.3)となって
いる。
【0030】尚、緩衝部材24は図3及び図4に示され
ているように、鋼材27の中央部下面には第2弾性体2
9及び摩擦シート30が取り付けられておらず、この部
分に丸棒よりなる取手25が溶接によって取り付けられ
ている。この取手25によって緩衝部材24の取り扱い
が容易となる。又、緩衝部材24の長手方向の長さは、
フォークリフト19の一対のフォーク22の幅より大き
くなるように設定されている。すなわち、取手25を一
対のフォーク22の間に位置させて、フォーク22の上
に緩衝部材24の両端部を載置させるように使用する。
【0031】この状態でフォーク22の先端を緩衝部材
24とともに製材貨物17の外方端下面と床板14の両
面との間の隙間に差し込み、フォーク22を上方に持ち
上げる。すると製材貨物17の他方端は、図1に示され
るように床板14の上面に接した状態となる。このとき
製材貨物17の下面に配置されていたりん木65a,り
ん木65bは、除去しても良いしその状態のままとして
おいても良い。
【0032】図1に示したような状態になると、製材貨
物17はその搬出側の一方端の下面が緩衝部材24を介
してフォーク22に支持され、その他方端が床板14の
上面に接した状態となる。この状態でフォークリフト1
9を矢印の方向に移動させる。これに伴いフォークリフ
ト19のフォーク22も、矢印の方向に移動しようとす
る。すなわち、フォークリフトのフォークと緩衝部材と
で、製材貨物に接した状態でこれを水平方向に移動する
水平移動体を構成する。
【0033】フォーク22は鋼材で構成されているが、
鋼材と摩擦シート30との動摩擦係数は約1.2(静摩
擦係数:約1.2)である。すなわち、緩衝部材24の
下面との間で生じる摩擦係数と、緩衝部材24の上面と
製材貨物17の下面との間で生じる摩擦係数とはほぼ同
一となる。又、製材貨物17の緩衝部材24に加わる垂
直方向の重量は、そのままフォーク22に対しても緩衝
部材24を介して加わることになる。従ってフォーク2
2の水平方向の移動に伴う製材貨物17と緩衝部材24
の上面との間で生じる摩擦力と、緩衝部材24の下面と
フォーク22の上面との間で生じる摩擦力はほぼ同一と
なり、これらの摩擦力は製材貨物17と床板14で生じ
る摩擦力より大きくなる。
【0034】ここで、この発明の第1の実施の形態によ
るコンテナ搬出方法における搬出時の力関係を説明す
る。図6はこの搬出状態を模式的に表した概略図であ
る。
【0035】図を参照して、製材貨物17は搬出の際に
角度θだけ傾斜した状態に一方端が持ち上げられる。そ
して点Aにおいてはコンテナ11の床板14に接し、点
Bにおいてはフォーク22の先端に載置された緩衝部材
24の上面に接する状態となる。このとき製材貨物17
全体の重量をWとし、その重心位置をGとする。
【0036】製材貨物17は平角材等であるため、重量
はほぼ均一に分布しその重心Gは製材貨物17の長手方
向の中間地点に位置することになる。そして製材貨物1
7の傾斜角度θは小さな値(度以下)であるため、点
A及び点Bにおいて垂直下方方向に加わる重量は各々W
/2となる。ここで平角材等よりなる製材貨物17の下
面と木材よりなる床板14の上面との間の動摩擦係数を
μとし、製材貨物17の搬出時に生じる点Aの摩擦力
をFとすると、 F=W/2×μ となる。
【0037】一方、平角材等である製材貨物17の下面
と緩衝部材24の摩擦シート30との間の動摩擦係数を
μとし、製材貨物17の搬出時に点Bにおいて生じる
摩擦力をFとすると、 F=W/2×μ となる。ここで上述のように動摩擦係数μは約0.
2、動摩擦係数μは約1.3となっているため、 F<F となる。すなわち点Bにおける摩擦力Fの方が点Aに
おける摩擦力Fよりはるかに大きな値となる。尚、製
材貨物17の下面と緩衝部材24の上面との間で生じる
摩擦力Fとほぼ同一の値の摩擦力が、緩衝部材24の
下面とフォーク22の上面との間でも生じることにな
る。
【0038】従って、フォーク22を緩衝部材24を介
して製材貨物17の一方端の下面を支持した状態で水平
方向に移動させると、製材貨物17の下面とで生じる摩
擦力は、製材貨物17の他方端と床板14の上面とで生
じる摩擦力よりはるかに大きなものとなる。そのため、
従来例のように製材貨物17の下面にコロ板等を設置す
る必要はなく、製材貨物17をコンテナ11から外方に
安定した状態で搬出することが可能となる。
【0039】尚、上記では搬出途中、すなわち、動摩擦
係数に基づいて摩擦力の大小を説明した。しかし、搬出
開始時の状態、すなわち、静摩擦係数に基づく摩擦力も
製材貨物の引出し側の方が製材貨物の床面設置側に対し
て大きくなっているため、スムーズな搬出の開始や、搬
出停止後の再開をすることができる。
【0040】このようにこの実施の形態によれば、コロ
板等を製材貨物17の下面に設置する必要はなく、製材
貨物17の外方端部の下面と床板14の上面との間の隙
間に緩衝部材24とフォーク22とを差し込みこれを所
定量持ち上げるだけで直ちに搬出作業を開始することが
できる。従ってコロ板の設置等による危険性や作業効率
の低下を生じることなく、しかも製材貨物17の外方端
部の下面を傷つける恐れもなく安定した搬出作業が可能
となる。
【0041】尚、上記の実施の形態では、製材貨物とし
て平角材等を想定しているが、これ以外の重量物であっ
て長尺形状のものであれば同様に適用できる。すなわ
ち、本件発明における製材貨物は、例えば型鋼材等の長
尺重量物も含むものである。
【0042】又、上記の実施の形態では、製材貨物の端
部の下面を緩衝部材を介してフォークで支持している
が、支持位置は、製材貨物の端部から若干内方側でも良
い。この場合、支持すべき重量が増加するのでその位置
での摩擦力は増加し、より安定した搬出が可能になる。
【0043】更に、上記の実施の形態では、1つの緩衝
部材が1対のフォークの上に設置されているが、2つの
緩衝部材を用意してフォークの各々の上に設置するよう
にしても良い事は言うまでも無い。
【0044】更に、上記の実施の形態では、緩衝部材の
摩擦シートは弾性体を介して鋼材の上下両面を覆ってい
るが、少なくとも鋼材の上面を覆うように構成すれば良
い。この場合、緩衝部材とフォークの上面との間のズレ
を防止するような構造を採用すれば良い。
【0045】更に、上記の実施の形態では、緩衝部材を
鋼材を中心として構成しているが、鋼材に代えて他の材
料の固定物を使用しても良い。
【0046】更に、上記の実施の形態では、緩衝部材を
構成する摩擦シートとしてポリエチレンフォームシート
を使用しているが、これに代えて同等の摩擦係数や本件
発明における搬出を可能とする摩擦係数を有する他の材
料のシートを用いても良い事は言うまでもない。
【0047】更に、上記の実施の形態では、緩衝部材を
構成するものとして、弾性体や取手が含まれているが、
これらは必ずしも必要なものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態によるコンテナ搬
出方法の概略構造を示す一部破断断面図である。
【図2】図1で示した“X”部分の拡大図である。
【図3】図2で示した緩衝部材24の外観形状を示した
平面図である。
【図4】図3で示したIV−IVラインから見た図であ
る。
【図5】図3で示したV−Vラインの拡大断面図であ
る。
【図6】この発明の第1の実施の形態によるコンテナ搬
出方法における力学的作用状態を示す模式図である。
【図7】従来のコンテナ搬出方法の概略構造を示す一部
破断断面図である。
【図8】図7で示した“Y”部分の拡大図である。
【図9】従来のコンテナ搬出方法における問題点を説明
するための概略構造を示す一部破断断面図である。
【符号の説明】
11…コンテナ 14…床板 17…製材貨物 19…フォークリフト 22…フォーク 24…緩衝部材 27…鋼材 28…第1弾性体 29…第2弾性体 30…摩擦シート 尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯室 将 東京都中央区築地四丁目1番17号 住友金 属物流株式会社内 Fターム(参考) 3F333 AA02 AB13 AE05 AF01 FA40

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナに積載された製材貨物を搬出す
    るためのコンテナ搬出方法であって、 前記コンテナの床面上に載置された、前記製材貨物の一
    方端を持ち上げる工程と、 前記持ち上げられた一方端の下面に水平移動体が接触し
    た状態で、且つ前記製材貨物の下方端が前記床面上に接
    した状態で、水平移動体を移動させる工程とを備え、 前記水平移動体と前記製材貨物との摩擦係数が、前記ド
    ライコンテナの前記床面と前記製材貨物との摩擦係数よ
    り大きい、コンテナ搬出方法。
  2. 【請求項2】 前記水平移動体は、 フォークリフトのフォークと、 前記フォークの上面と前記製材貨物の前記一方端の下面
    との間に脱着自在に設置される緩衝部材とからなる、請
    求項1記載のコンテナ搬出方法。
  3. 【請求項3】 前記緩衝部材は、 平板状の鋼材と、 前記鋼材の少なくとも上面を覆う摩擦シートとからな
    る、請求項2記載のコンテナ搬出方法。
  4. 【請求項4】 前記摩擦シートは、1枚のポリエチレン
    フォームシートよりなり、上記鋼材の上下両面に取り付
    けられた第1弾性体及び第2弾性体を挟むようにして取
    り付けられる、請求項3記載のコンテナ搬出方法。
  5. 【請求項5】 コンテナに積載された製材貨物の一方端
    を持ち上げ、これを水平移動体によって支持して搬出す
    るためのコンテナ搬出方法であって、 前記製材貨物と前記水平移動体との間で生じる摩擦力
    を、前記ドライコンテナの床面と前記製材貨物との間で
    生じる摩擦力より大きくして前記製材貨物を搬出する、
    コンテナ搬出方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100339294C (zh) * 2005-12-20 2007-09-26 中国人民解放军总后勤部建筑工程研究所 公路高速拖行叉车
JP2013540086A (ja) * 2010-10-07 2013-10-31 ジャネッティ,ミルコ 好ましくはリフトフォークを使用することによる、引っ掻き傷防止およびスリップ防止デバイス
US9475637B2 (en) 2015-07-30 2016-10-25 Caterpillar Inc. Packaged assembly for machine implement

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