JP2003165353A - 自動車におけるコラムシフト装置 - Google Patents
自動車におけるコラムシフト装置Info
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- JP2003165353A JP2003165353A JP2001369109A JP2001369109A JP2003165353A JP 2003165353 A JP2003165353 A JP 2003165353A JP 2001369109 A JP2001369109 A JP 2001369109A JP 2001369109 A JP2001369109 A JP 2001369109A JP 2003165353 A JP2003165353 A JP 2003165353A
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- steering shaft
- shift
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- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ステアリングシャフトの周方向に対するコラ
ムシフト装置の占有域を可及的に小さくしてコラムカバ
ーの小型化を図る。 【解決手段】 車両1に搭載された自動変速機を各状態
に選択して切換えるセレクトレバー4を回動可能に支持
するセレクト本体をステアリングシャフト3に装設し、
セレクト本体にはセレクトレバー4のプル操作に連動し
かつキーシリンダ側のロックリンクに連繋するキーロッ
クアーム16とブレーキ操作状態によってセレクトレバ
ーのセレクト操作のロック・解除を行なうように作動す
るソレノイド14とソレノイドの一方への作動によって
回動されて前記キーロックアームの作動を阻止するとと
もにブレーキ操作によるソレノイドの他方への作動によ
ってキーロックアームの作動を許容するシフトロックプ
レート13とを備えたコラムシフト装置において、ソレ
ノイド14をシフトロックプレート13の回動方向と直
交する方向で前記ステアリングシャフト3の軸線に沿っ
た方向に配設する。
ムシフト装置の占有域を可及的に小さくしてコラムカバ
ーの小型化を図る。 【解決手段】 車両1に搭載された自動変速機を各状態
に選択して切換えるセレクトレバー4を回動可能に支持
するセレクト本体をステアリングシャフト3に装設し、
セレクト本体にはセレクトレバー4のプル操作に連動し
かつキーシリンダ側のロックリンクに連繋するキーロッ
クアーム16とブレーキ操作状態によってセレクトレバ
ーのセレクト操作のロック・解除を行なうように作動す
るソレノイド14とソレノイドの一方への作動によって
回動されて前記キーロックアームの作動を阻止するとと
もにブレーキ操作によるソレノイドの他方への作動によ
ってキーロックアームの作動を許容するシフトロックプ
レート13とを備えたコラムシフト装置において、ソレ
ノイド14をシフトロックプレート13の回動方向と直
交する方向で前記ステアリングシャフト3の軸線に沿っ
た方向に配設する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車におけるコ
ラムシフト装置に係り、特にシフト装置がステアリング
シャフトに装設されるコラムタイプのコラムシフト装置
に関する。
ラムシフト装置に係り、特にシフト装置がステアリング
シャフトに装設されるコラムタイプのコラムシフト装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシフト装置がステアリン
グシャフトに装設されるコラムタイプのコラムシフト装
置にあっては、例えば、特開平11−115528号に
示すものが案出されている。このコラムシフト装置にお
いては、車両に搭載された自動変速機を各状態に選択し
て切換えるセレクトレバーを回動可能に支持するセレク
ト本体をステアリングシャフトに装設し、該セレクト本
体には、前記セレクトレバーのプル操作に連動しかつキ
ーシリンダ側のロックリンクに連繋するキーロックリン
クを設け、ブレーキ操作状態によって前記セレクトレバ
ーのセレクト操作のロック・解除を行なうように作動す
るソレノイドを設け、該ソレノイドの一方への作動によ
って回動されて前記キーロックリンクの作動を阻止する
とともにブレーキ操作による前記ソレノイドの他方への
作動によって前記キーロックリンクの作動を許容するシ
フトロックプレートを設けた構成であって、このソレノ
イドとシフトロックプレートとは、該ソレノイドがシフ
トロックプレートの回動方向と同方向に設けられて、ソ
レノイドの直線運動をそのままシフトロックリンクの回
動運動として伝達するように構成されている。
グシャフトに装設されるコラムタイプのコラムシフト装
置にあっては、例えば、特開平11−115528号に
示すものが案出されている。このコラムシフト装置にお
いては、車両に搭載された自動変速機を各状態に選択し
て切換えるセレクトレバーを回動可能に支持するセレク
ト本体をステアリングシャフトに装設し、該セレクト本
体には、前記セレクトレバーのプル操作に連動しかつキ
ーシリンダ側のロックリンクに連繋するキーロックリン
クを設け、ブレーキ操作状態によって前記セレクトレバ
ーのセレクト操作のロック・解除を行なうように作動す
るソレノイドを設け、該ソレノイドの一方への作動によ
って回動されて前記キーロックリンクの作動を阻止する
とともにブレーキ操作による前記ソレノイドの他方への
作動によって前記キーロックリンクの作動を許容するシ
フトロックプレートを設けた構成であって、このソレノ
イドとシフトロックプレートとは、該ソレノイドがシフ
トロックプレートの回動方向と同方向に設けられて、ソ
レノイドの直線運動をそのままシフトロックリンクの回
動運動として伝達するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の装置にあっては、シフトロックリンクの回動方
向がステアリングシャフトの軸線回りに設定されている
ことから、上記のように、ソレノイドがシフトロックプ
レートの回動方向と同方向に設けられてその直線運動を
そのままシフトロックリンクの回動運動として伝達する
ように構成されているので、該ステアリングシャフトの
軸線回り(ステアリングシャフトの周方向)において、
ソレノイドの占有域、すなわち、ステアリングシャフト
の周方向に対するコラムシフト装置の占有域が必然的に
広く(大きく)なり、コラムカバーの肥大化は避けられ
ないという問題点が生起するものであった。
た従来の装置にあっては、シフトロックリンクの回動方
向がステアリングシャフトの軸線回りに設定されている
ことから、上記のように、ソレノイドがシフトロックプ
レートの回動方向と同方向に設けられてその直線運動を
そのままシフトロックリンクの回動運動として伝達する
ように構成されているので、該ステアリングシャフトの
軸線回り(ステアリングシャフトの周方向)において、
ソレノイドの占有域、すなわち、ステアリングシャフト
の周方向に対するコラムシフト装置の占有域が必然的に
広く(大きく)なり、コラムカバーの肥大化は避けられ
ないという問題点が生起するものであった。
【0004】そこで、本発明は上記の問題点に鑑みてな
されたもので、その目的とするところは、ステアリング
シャフトの周方向に対するコラムシフト装置の占有域を
可及的に小さくしてコラムカバーの小型化を図ることが
できる自動車におけるコラムシフト装置を提供するもの
である。
されたもので、その目的とするところは、ステアリング
シャフトの周方向に対するコラムシフト装置の占有域を
可及的に小さくしてコラムカバーの小型化を図ることが
できる自動車におけるコラムシフト装置を提供するもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、車両に搭載された自動変
速機を各状態に選択して切換えるセレクトレバーを回動
可能に支持するセレクト本体をステアリングシャフトに
装設し、該セレクト本体には、前記セレクトレバーのプ
ル操作に連動しかつキーシリンダ側のロックリンクに連
繋するキーロックアームと、ブレーキ操作状態によって
前記セレクトレバーのセレクト操作のロック・解除を行
なうように作動するソレノイドと、該ソレノイドの一方
への作動によって回動されて前記キーロックアームの作
動を阻止するとともにブレーキ操作による前記ソレノイ
ドの他方への作動によって前記キーロックアームの作動
を許容するシフトロックプレートとを備えたコラムシフ
ト装置において、前記ソレノイドを、前記シフトロック
プレートの回動方向と直交する方向で前記ステアリング
シャフトの軸線に沿った方向に配設したことを要旨とす
る。
に、請求項1に記載の発明は、車両に搭載された自動変
速機を各状態に選択して切換えるセレクトレバーを回動
可能に支持するセレクト本体をステアリングシャフトに
装設し、該セレクト本体には、前記セレクトレバーのプ
ル操作に連動しかつキーシリンダ側のロックリンクに連
繋するキーロックアームと、ブレーキ操作状態によって
前記セレクトレバーのセレクト操作のロック・解除を行
なうように作動するソレノイドと、該ソレノイドの一方
への作動によって回動されて前記キーロックアームの作
動を阻止するとともにブレーキ操作による前記ソレノイ
ドの他方への作動によって前記キーロックアームの作動
を許容するシフトロックプレートとを備えたコラムシフ
ト装置において、前記ソレノイドを、前記シフトロック
プレートの回動方向と直交する方向で前記ステアリング
シャフトの軸線に沿った方向に配設したことを要旨とす
る。
【0006】請求項1に記載の発明によれば、ソレノイ
ドを、シフトロックプレートの回動方向と直交する方向
でステアリングシャフトの軸線に沿った方向に配設する
ことによって、該ステアリングシャフトの軸線回り(ス
テアリングシャフトの周方向)におけるソレノイドの占
有域を可及的に小さくするものである。これにより、ス
テアリングシャフトの周方向に対するコラムシフト装置
の占有域を可及的に小さくして、コラムカバーの小型化
を図ることができる。
ドを、シフトロックプレートの回動方向と直交する方向
でステアリングシャフトの軸線に沿った方向に配設する
ことによって、該ステアリングシャフトの軸線回り(ス
テアリングシャフトの周方向)におけるソレノイドの占
有域を可及的に小さくするものである。これにより、ス
テアリングシャフトの周方向に対するコラムシフト装置
の占有域を可及的に小さくして、コラムカバーの小型化
を図ることができる。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
請求項1に記載の自動車におけるコラムシフト装置であ
って、ソレノイドとシフトロックプレートとを、該ソレ
ノイドの直線運動をこれと直交する方向の回動運動に切
換えて伝達するシフトロックリンクにより連繋したこと
を要旨とする。
請求項1に記載の自動車におけるコラムシフト装置であ
って、ソレノイドとシフトロックプレートとを、該ソレ
ノイドの直線運動をこれと直交する方向の回動運動に切
換えて伝達するシフトロックリンクにより連繋したこと
を要旨とする。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、ソレノイ
ドとシフトロックプレートとの連繋動作の円滑化を図る
ことができる。
ドとシフトロックプレートとの連繋動作の円滑化を図る
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に示すように、1は自動車変
速機(図示しない)を搭載した車両、2はステアリング
ホイール、3はステアリングシャフトを示し、このステ
アリングシャフト3には、セレクトレバー4を備えたコ
ラムセレクト装置5全体がその軸線回りに装設されてい
る。このセレクトレバー4は該ステアリングシャフト3
の軸線方向に沿う上下動及びその軸線回り(周方向)の
回動可能(セレクト操作可能)に設けられ、そのセレク
ト操作によって自動変速機を各状態に選択して切換える
ものである。
速機(図示しない)を搭載した車両、2はステアリング
ホイール、3はステアリングシャフトを示し、このステ
アリングシャフト3には、セレクトレバー4を備えたコ
ラムセレクト装置5全体がその軸線回りに装設されてい
る。このセレクトレバー4は該ステアリングシャフト3
の軸線方向に沿う上下動及びその軸線回り(周方向)の
回動可能(セレクト操作可能)に設けられ、そのセレク
ト操作によって自動変速機を各状態に選択して切換える
ものである。
【0010】前記コラムセレクト装置5にあって、セレ
クト本体6構成するリテーナ7と、キーシリンダ16a
を装設したリテーナ7aとからなり、両リテーナ7、7
aは一端側が軸支された割形に構成され、ステアリング
シャフト3の外周に対し抱持するように締着されてい
る。セレクト本体6のリテーナ7には、ピボットレバー
8が挿入して設けられ、このピボットレバー8のC字形
のレバー支持部9にはピボットシャフト10を介してセ
レクトレバー4の基端部が回動可能に装設されている。
クト本体6構成するリテーナ7と、キーシリンダ16a
を装設したリテーナ7aとからなり、両リテーナ7、7
aは一端側が軸支された割形に構成され、ステアリング
シャフト3の外周に対し抱持するように締着されてい
る。セレクト本体6のリテーナ7には、ピボットレバー
8が挿入して設けられ、このピボットレバー8のC字形
のレバー支持部9にはピボットシャフト10を介してセ
レクトレバー4の基端部が回動可能に装設されている。
【0011】なお、セレクトレバー4は、図3において
常時A方向に付勢され、また、レバー規制段差部11に
よって規制されているので、セレクトレバー4を図3の
B方向にプル操作(手前側に引く)することで、セレク
トレバー4をパーキング位置から他の位置にセレクト可
能となるものである。
常時A方向に付勢され、また、レバー規制段差部11に
よって規制されているので、セレクトレバー4を図3の
B方向にプル操作(手前側に引く)することで、セレク
トレバー4をパーキング位置から他の位置にセレクト可
能となるものである。
【0012】前記リテーナ7にはセレクトリンク12が
軸支されており、このセレクトリンク12には、自動変
速機に連結するセレクトケーブル(図示しない)が接続
して設けられている。これにより、セレクトレバー4を
図2においてC方向にセレクト操作することで、ピボッ
トシャフト10、セレクトリンク12に動きを伝達し
て、セレクトケーブルを介して自動変速機の切換機構を
セレクト動作させるものである。
軸支されており、このセレクトリンク12には、自動変
速機に連結するセレクトケーブル(図示しない)が接続
して設けられている。これにより、セレクトレバー4を
図2においてC方向にセレクト操作することで、ピボッ
トシャフト10、セレクトリンク12に動きを伝達し
て、セレクトケーブルを介して自動変速機の切換機構を
セレクト動作させるものである。
【0013】前記リテーナ7とピボットレバー8との間
には、ほぼ扇形状のシフトロックプレート13が前記ス
テアリングシャフト3の軸線回りの方向に回動可能に軸
支されており、該シフトロックプレート13は、ブレー
キ操作状態によってセレクトレバー4のセレクト操作の
ロック・解除を行なうように作動する後述のシフトロッ
ク用の電機式アクチュエータであるソレノイド14とシ
フトロックリンク15を介して連繋されている。
には、ほぼ扇形状のシフトロックプレート13が前記ス
テアリングシャフト3の軸線回りの方向に回動可能に軸
支されており、該シフトロックプレート13は、ブレー
キ操作状態によってセレクトレバー4のセレクト操作の
ロック・解除を行なうように作動する後述のシフトロッ
ク用の電機式アクチュエータであるソレノイド14とシ
フトロックリンク15を介して連繋されている。
【0014】このシフトロックプレート13の一方側に
は、リテーナ7aに装設されたキーシリンダ16aのシ
リンダ側ロックリンクと連繋されたキーロックアーム1
6及び手動操作用のロック解除ボタン17が当接可能に
対向する膨出係止部18と前記ピボットレバー8が当接
する係止面19とが段差状に形成され、また、この係止
面19の反対面部には、シフトロックリンク15が係入
される係入溝部20が形成されている。
は、リテーナ7aに装設されたキーシリンダ16aのシ
リンダ側ロックリンクと連繋されたキーロックアーム1
6及び手動操作用のロック解除ボタン17が当接可能に
対向する膨出係止部18と前記ピボットレバー8が当接
する係止面19とが段差状に形成され、また、この係止
面19の反対面部には、シフトロックリンク15が係入
される係入溝部20が形成されている。
【0015】そして、前記ソレノイド14は、前記リテ
ーナ7に対し、前記シフトロックプレート13の回動方
向と直交する方向で前記ステアリングシャフト3の軸線
に沿った方向に配設されており、その作動子14aが、
前記リテーナ7に一端が軸支されかつ他端の球状端部が
前記シフトロックプレート13の係入溝部20に係入さ
れたほぼくの字状のシフトロックリンク15のほぼ中央
部に連接されている。
ーナ7に対し、前記シフトロックプレート13の回動方
向と直交する方向で前記ステアリングシャフト3の軸線
に沿った方向に配設されており、その作動子14aが、
前記リテーナ7に一端が軸支されかつ他端の球状端部が
前記シフトロックプレート13の係入溝部20に係入さ
れたほぼくの字状のシフトロックリンク15のほぼ中央
部に連接されている。
【0016】しかして、シフトロックリンク15及び他
端の球状端部が係入されたシフトロックプレート13の
係入溝部20のシフトロックリンク15は、ソレノイド
14の直線運動をシフトロックプレート13の回動とし
て伝達し得るようにその形状等が設定されている。
端の球状端部が係入されたシフトロックプレート13の
係入溝部20のシフトロックリンク15は、ソレノイド
14の直線運動をシフトロックプレート13の回動とし
て伝達し得るようにその形状等が設定されている。
【0017】また、シフトロックリンク15は、ソレノ
イド14の一方への作動によって回動されて前記キーロ
ックアーム16の作動を阻止するとともに、ブレーキ操
作によるソレノイド14の他方への作動によってキーロ
ックアーム16の作動を許容するものである。
イド14の一方への作動によって回動されて前記キーロ
ックアーム16の作動を阻止するとともに、ブレーキ操
作によるソレノイド14の他方への作動によってキーロ
ックアーム16の作動を許容するものである。
【0018】なお、図中、20は、コラムセレクト装置
5のコラムカバーを示す。
5のコラムカバーを示す。
【0019】上述のように構成された、本実施の形態の
コラムセレクト装置5にあっては、シフトロックプレー
ト13は、ブレーキ操作状態によってセレクトレバー4
のセレクト操作のロック・解除を行なうためのシフトロ
ックプレート13を作動するソレノイド14を、前記シ
フトロックプレート15の回動方向と直交する方向で前
記ステアリングシャフト3の軸線に沿った方向に配設し
たことにより、ステアリングシャフト3の軸線回り(ス
テアリングシャフト3の周方向)におけるソレノイド1
4の占有域を可及的に小さくするものである。これによ
り、ステアリングシャフト3の周方向に対するコラムシ
フト装置5の占有域を可及的に小さくして、コラムカバ
ー20の小型化を達成するものである。
コラムセレクト装置5にあっては、シフトロックプレー
ト13は、ブレーキ操作状態によってセレクトレバー4
のセレクト操作のロック・解除を行なうためのシフトロ
ックプレート13を作動するソレノイド14を、前記シ
フトロックプレート15の回動方向と直交する方向で前
記ステアリングシャフト3の軸線に沿った方向に配設し
たことにより、ステアリングシャフト3の軸線回り(ス
テアリングシャフト3の周方向)におけるソレノイド1
4の占有域を可及的に小さくするものである。これによ
り、ステアリングシャフト3の周方向に対するコラムシ
フト装置5の占有域を可及的に小さくして、コラムカバ
ー20の小型化を達成するものである。
【0020】そして、シフトロックプレート13にあっ
ては、リテーナ7aに装設されたキーシリンダ16aの
シリンダ側ロックリンクと連繋されたキーロックアーム
16及びコラムカバー20に設けた手動操作用のロック
解除ボタン17が当接可能に対向する膨出係止部18を
形成したことにより、両係止部の構造の簡素化を図るこ
とができる。
ては、リテーナ7aに装設されたキーシリンダ16aの
シリンダ側ロックリンクと連繋されたキーロックアーム
16及びコラムカバー20に設けた手動操作用のロック
解除ボタン17が当接可能に対向する膨出係止部18を
形成したことにより、両係止部の構造の簡素化を図るこ
とができる。
【0021】また、図6の(A)(B)に示すように、
シフトロックプレート13における膨出係止部18の形
成時に生じる側面開放部b1を、図7の(A)(B)の
ように閉塞b2することにより、コラムシフト装置5全
体をステアリングシャフト3に組付ける場合、リテーナ
7aに装設されたキーシリンダ16aのシリンダ側ロッ
クリンクと連繋されたキーロックアーム16が誤って、
該側面開放部b1内に位置されて、そのまま組付けられ
ることを未然に防止することができる。換言すれば、上
述の構成では、コラムシフト装置5全体をステアリング
シャフト3に組付ける場合、図8に示すように、リテー
ナ7aに装設されたキーシリンダ16aのシリンダ側ロ
ックリンクと連繋されたキーロックアーム16が誤っ
て、該側面開放部b1内に位置して組付けることが可能
な構成であり、これを看過してそのまま組付けるとシフ
トロックプレート13とキーロックアーム16との正規
な関連動作が得られず、不良組付けの要因となる場合が
あり、これを未然に防止するものである。
シフトロックプレート13における膨出係止部18の形
成時に生じる側面開放部b1を、図7の(A)(B)の
ように閉塞b2することにより、コラムシフト装置5全
体をステアリングシャフト3に組付ける場合、リテーナ
7aに装設されたキーシリンダ16aのシリンダ側ロッ
クリンクと連繋されたキーロックアーム16が誤って、
該側面開放部b1内に位置されて、そのまま組付けられ
ることを未然に防止することができる。換言すれば、上
述の構成では、コラムシフト装置5全体をステアリング
シャフト3に組付ける場合、図8に示すように、リテー
ナ7aに装設されたキーシリンダ16aのシリンダ側ロ
ックリンクと連繋されたキーロックアーム16が誤っ
て、該側面開放部b1内に位置して組付けることが可能
な構成であり、これを看過してそのまま組付けるとシフ
トロックプレート13とキーロックアーム16との正規
な関連動作が得られず、不良組付けの要因となる場合が
あり、これを未然に防止するものである。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明にあっては、ステアリン
グシャフトの軸線回り(ステアリングシャフトの周方
向)におけるソレノイドの占有域を可及的に小さくする
ものである。これにより、ステアリングシャフトの周方
向に対するコラムシフト装置の占有域を可及的に小さく
して、コラムカバーの小型化を図ることができる。
グシャフトの軸線回り(ステアリングシャフトの周方
向)におけるソレノイドの占有域を可及的に小さくする
ものである。これにより、ステアリングシャフトの周方
向に対するコラムシフト装置の占有域を可及的に小さく
して、コラムカバーの小型化を図ることができる。
【0023】請求項2に記載の発明にあっては、ソレノ
イドとシフトロックプレートとの連繋動作の円滑化を図
ることができる。
イドとシフトロックプレートとの連繋動作の円滑化を図
ることができる。
【図1】コラムシフト装置の平面図である。
【図2】同じく、コラムシフト装置の正断面図である。
【図3】同じく、コラムシフト装置の正断面図である。
【図4】シフトロックプレートとソレノイドとシフトロ
ックリンクの組付け関係を示す説明図である。
ックリンクの組付け関係を示す説明図である。
【図5】シフトロックプレートとキーロックアーム、ロ
ック解除ボタンの関係を示す説明図である。
ック解除ボタンの関係を示す説明図である。
【図6】(A)、(B)は側面開放のシフトロックプレ
ートを示す説明図である。
ートを示す説明図である。
【図7】(A)、(B)は側面閉塞のシフトロックプレ
ートを示す説明図である。
ートを示す説明図である。
【図8】側面開放のシフトロックプレートの組付け状態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
3 ステアリングシャフト
4 セレクトレバー
6 セレクト本体
13 シフトロックプレート
14 ソレノイド
16 キーロックアーム
フロントページの続き
(72)発明者 森 英俊
静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式
会社内
(72)発明者 杉本 明俊
愛知県安城市今本町4丁目14番24号 万能
工業株式会社内
(72)発明者 原田 一也
愛知県刈谷市幸町1丁目1番地1号 津田
工業株式会社内
Fターム(参考) 3D040 AA01 AA14 AA33 AB01 AC60
AD13 AD15 AE09 AF08 AF26
3J067 AA01 AB02 AB07 AC01 BA19
BB03 CA22 DA52 DA64 DB33
FA03 FA63 FA84 FB76 GA01
Claims (2)
- 【請求項1】 車両に搭載された自動変速機を各状態に
選択して切換えるセレクトレバーを回動可能に支持する
セレクト本体をステアリングシャフトに装設し、該セレ
クト本体には、前記セレクトレバーのプル操作に連動し
かつキーシリンダ側のロックリンクに連繋するキーロッ
クアームと、ブレーキ操作状態によって前記セレクトレ
バーのセレクト操作のロック・解除を行なうように作動
するソレノイドと、該ソレノイドの一方への作動によっ
て回動されて前記キーロックアームの作動を阻止すると
ともにブレーキ操作による前記ソレノイドの他方への作
動によって前記キーロックアームの作動を許容するシフ
トロックプレートとを備えたコラムシフト装置におい
て、前記ソレノイドを、前記シフトロックプレートの回
動方向と直交する方向で前記ステアリングシャフトの軸
線に沿った方向に配設してなる自動車におけるコラムシ
フト装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の自動車におけるコラム
シフト装置であって、ソレノイドとシフトロックプレー
トとを、該ソレノイドの直線運動をこれと直交する方向
の回動運動に切換えて伝達するシフトロックリンクによ
り連繋してなる自動車におけるコラムシフト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001369109A JP2003165353A (ja) | 2001-12-03 | 2001-12-03 | 自動車におけるコラムシフト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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2001
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