JP2003164955A - アルミニウム合金展伸材のダイカスティング - Google Patents
アルミニウム合金展伸材のダイカスティングInfo
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- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D17/00—Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
- B22D17/20—Accessories: Details
- B22D17/2015—Means for forcing the molten metal into the die
- B22D17/2069—Exerting after-pressure on the moulding material
-
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- B22D17/00—Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
- B22D17/14—Machines with evacuated die cavity
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は、航空産業、自動車産業及び
他の産業での応用に使用するために適切なアルミニウム
合金展伸材の近似ネット型鋳造の製造方法の必要性を満
たすアルミニウム合金展伸材の構成部分の製造方法を提
供する。 【解決手段】 アルミニウム合金展伸材構成部分の製造
方法は、ダイカスト構成部分を製造するためにダイキャ
ビティでアルミニウム合金展伸材のダイカスティングを
含み、そこで内部空間の閉鎖を促進するためにダイカス
ト構成部分をアイソスタティックプレスする。
他の産業での応用に使用するために適切なアルミニウム
合金展伸材の近似ネット型鋳造の製造方法の必要性を満
たすアルミニウム合金展伸材の構成部分の製造方法を提
供する。 【解決手段】 アルミニウム合金展伸材構成部分の製造
方法は、ダイカスト構成部分を製造するためにダイキャ
ビティでアルミニウム合金展伸材のダイカスティングを
含み、そこで内部空間の閉鎖を促進するためにダイカス
ト構成部分をアイソスタティックプレスする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アイソスタティッ
クプレスによってもたらされるネット型に近づくために
合金をダイカスティングすることによるアルミニウム合
金展伸材構成部分の製造方法に関する。
クプレスによってもたらされるネット型に近づくために
合金をダイカスティングすることによるアルミニウム合
金展伸材構成部分の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】2種類のアルミニウム合金の型があり、
型に展伸される合金及び型に鋳造される合金である。米
国において合成される約75%のアルミニウムは、展伸
材の形態である。航空産業において、使用されるほとん
どのアルミニウムは展伸型である。例えば、飛行機の車
輪は、展伸合金7050(Al−6.2%、Zn−2.
3%、Cu−2.3% Mg ここで%は質量%)など
の、精密に造られたアルミニウム合金展伸材から製造さ
れる。鋳造と異なり、展伸材は薄い型部分へ流れる合金
の性能を考慮する必要がない。このように、展伸材は、
増大した合金の機械的特質を提供するために使用できる
化学的な成分においてより多くの柔軟性を与えられる。
加えて、鍛造品は、合金微構造の余分の作業により多孔
度を本質的に有していない。
型に展伸される合金及び型に鋳造される合金である。米
国において合成される約75%のアルミニウムは、展伸
材の形態である。航空産業において、使用されるほとん
どのアルミニウムは展伸型である。例えば、飛行機の車
輪は、展伸合金7050(Al−6.2%、Zn−2.
3%、Cu−2.3% Mg ここで%は質量%)など
の、精密に造られたアルミニウム合金展伸材から製造さ
れる。鋳造と異なり、展伸材は薄い型部分へ流れる合金
の性能を考慮する必要がない。このように、展伸材は、
増大した合金の機械的特質を提供するために使用できる
化学的な成分においてより多くの柔軟性を与えられる。
加えて、鍛造品は、合金微構造の余分の作業により多孔
度を本質的に有していない。
【0003】アルミニウム合金展伸材の高い強度対質量
比のために、それらは航空産業及び自動車産業の重要な
構成要素の適用に対する優れた候補である。しかしなが
ら、それらの不良な鋳造性能の結果、アルミニウム合金
展伸材は近似ネット型構成部分(near net s
hape component)に伝統的に鋳造されな
い。例えば、アルミニウム合金展伸材は薄い型部分への
溶融合金の水準以下の流動性を示し、及び、鋳造製品に
おける受け入れ難い熱間亀裂のひび割れによって証明さ
れる水準以下の熱間亀裂抵抗を表す。
比のために、それらは航空産業及び自動車産業の重要な
構成要素の適用に対する優れた候補である。しかしなが
ら、それらの不良な鋳造性能の結果、アルミニウム合金
展伸材は近似ネット型構成部分(near net s
hape component)に伝統的に鋳造されな
い。例えば、アルミニウム合金展伸材は薄い型部分への
溶融合金の水準以下の流動性を示し、及び、鋳造製品に
おける受け入れ難い熱間亀裂のひび割れによって証明さ
れる水準以下の熱間亀裂抵抗を表す。
【0004】複雑な構成部分型へのかかる展伸材の製造
は、アルミニウム合金展伸材の初期のビレット上で実行
されなければならない、多数の組立て(例えば、加熱、
鍛造及び機械加工)操作に起因する広範囲な組立てコス
トを含んでいる。
は、アルミニウム合金展伸材の初期のビレット上で実行
されなければならない、多数の組立て(例えば、加熱、
鍛造及び機械加工)操作に起因する広範囲な組立てコス
トを含んでいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、航空産業、
自動車産業及び他の産業での応用に使用するために適切
なアルミニウム合金展伸材の近似ネット型鋳造を製造す
る方法の必要がある。
自動車産業及び他の産業での応用に使用するために適切
なアルミニウム合金展伸材の近似ネット型鋳造を製造す
る方法の必要がある。
【0006】本発明の目的は、前述の必要性を満たすア
ルミニウム合金展伸材の構成部分を製造する方法を提供
する。
ルミニウム合金展伸材の構成部分を製造する方法を提供
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば、内部
の微細孔及び/若しくは微小割れなどの内部空間の閉鎖
を促進するために後のアイソスタティックプレスを受け
る、外面を有する近似型ダイカスト構成部分を製造する
ためにサブアンビエントな圧力においてダイキャビティ
ーでダイカスト合金によりアルミニウム合金展伸材の構
成部分を製造する方法を提供する。内部空間の閉鎖を促
進するために、好ましくはダイカスト構成部分は後にホ
ットアイソスタティックプレスされる。
の微細孔及び/若しくは微小割れなどの内部空間の閉鎖
を促進するために後のアイソスタティックプレスを受け
る、外面を有する近似型ダイカスト構成部分を製造する
ためにサブアンビエントな圧力においてダイキャビティ
ーでダイカスト合金によりアルミニウム合金展伸材の構
成部分を製造する方法を提供する。内部空間の閉鎖を促
進するために、好ましくはダイカスト構成部分は後にホ
ットアイソスタティックプレスされる。
【0008】本発明で例示される実施態様において、ア
ルミニウム合金展伸材は、ダイカスト構成部分が内部空
間の閉鎖を促進するために後にホットアイソスタティッ
クプレスされる程度に表面接続されない、内部空間を示
すであろう近似ネット型ダイカスト構成部分を製造する
ための条件下におけるダイカストである。特に例示する
好ましいダイカスト条件は、ダイカスト中の高真空、高
い注入(プランジャ)速度、サブアンビエント温度への
ダイの任意の加熱、ダイキャビティに注入され、ダイカ
スト構成部分を圧力下で完全に固体化することを可能に
する十分な時間の後の初期の溶融のアルミニウム合金展
伸材に対する高い増幅圧力との組み合わせを含む。
ルミニウム合金展伸材は、ダイカスト構成部分が内部空
間の閉鎖を促進するために後にホットアイソスタティッ
クプレスされる程度に表面接続されない、内部空間を示
すであろう近似ネット型ダイカスト構成部分を製造する
ための条件下におけるダイカストである。特に例示する
好ましいダイカスト条件は、ダイカスト中の高真空、高
い注入(プランジャ)速度、サブアンビエント温度への
ダイの任意の加熱、ダイキャビティに注入され、ダイカ
スト構成部分を圧力下で完全に固体化することを可能に
する十分な時間の後の初期の溶融のアルミニウム合金展
伸材に対する高い増幅圧力との組み合わせを含む。
【0009】次いで、ダイカスト構成部分は近似ネット
型ダイカスト及びホットアイソスタティックプレスされ
た(HIPされた)構成部分を提供する、任意の内部空
間の閉鎖を促進するために条件下でHIPされる。一般
的に、ホットアイソスタティックプレスは、十分に高温
度で、並びにダイカスト構成部分における内部空間の閉
鎖を促進し、耐力強度、最終な張力強度及び延性のよう
なダイカスト及びHIPされた構成部分の機械的性質を
改善するために十分に長い時間において大気中で導かれ
る。
型ダイカスト及びホットアイソスタティックプレスされ
た(HIPされた)構成部分を提供する、任意の内部空
間の閉鎖を促進するために条件下でHIPされる。一般
的に、ホットアイソスタティックプレスは、十分に高温
度で、並びにダイカスト構成部分における内部空間の閉
鎖を促進し、耐力強度、最終な張力強度及び延性のよう
なダイカスト及びHIPされた構成部分の機械的性質を
改善するために十分に長い時間において大気中で導かれ
る。
【0010】本発明に詳細は、図を参照して下記におい
て詳細に記載される。
て詳細に記載される。
【0011】
【発明の実施の形態】制限するためではなく例証する目
的において、図1は、本発明の実行において後のホット
アイソスタティックプレスを受ける近似ネット型ダイカ
スト構成部分を製造するために条件下でアルミニウム合
金展伸材をダイカストするために使用できるダイカステ
ィング機械を示す。本発明は、2001年1月にワシン
トンD.C.、N.W.、19番ストリート 900の
アルミニウム協会組織の統一された北アメリカと国際登
録レコード(Unified North Ameri
can and International Reg
istration records of The
Aluminum Association Inco
rporated)のアルミニウム展伸材及びアルミニ
ウム合金展伸材のために制限された国際合金表示、及び
化学成分(InternationalAlloy D
esignations and Chemical
Compositions Limited for
Wrought Aluminum and Wrou
ght Aluminum Alloys)に記載され
た型のアルミニウム合金展伸材をダイカストするために
実行される。アルミニウム合金展伸材は、三数字によっ
て識別されるアルミニウム合金の鋳造に対立するものと
して4つの数字(例えば、2xxx、3xxx、5xx
x、6xxxなどの連続した数字)によって識別され
る。ダイカストでき、ホットアイソスタティックプレス
でき、本発明の実行により沈着熱処理できるアルミニウ
ム合金展伸材は、すべての2xxx合金を含む。2xx
x合金は、Al,Cu,Mg,6xxx合金を含み、6
xxx合金はAl,Mg,Si,及び7xxx合金を含
み、7xxx合金はAl,Zn,Mg,Cuを含む。
的において、図1は、本発明の実行において後のホット
アイソスタティックプレスを受ける近似ネット型ダイカ
スト構成部分を製造するために条件下でアルミニウム合
金展伸材をダイカストするために使用できるダイカステ
ィング機械を示す。本発明は、2001年1月にワシン
トンD.C.、N.W.、19番ストリート 900の
アルミニウム協会組織の統一された北アメリカと国際登
録レコード(Unified North Ameri
can and International Reg
istration records of The
Aluminum Association Inco
rporated)のアルミニウム展伸材及びアルミニ
ウム合金展伸材のために制限された国際合金表示、及び
化学成分(InternationalAlloy D
esignations and Chemical
Compositions Limited for
Wrought Aluminum and Wrou
ght Aluminum Alloys)に記載され
た型のアルミニウム合金展伸材をダイカストするために
実行される。アルミニウム合金展伸材は、三数字によっ
て識別されるアルミニウム合金の鋳造に対立するものと
して4つの数字(例えば、2xxx、3xxx、5xx
x、6xxxなどの連続した数字)によって識別され
る。ダイカストでき、ホットアイソスタティックプレス
でき、本発明の実行により沈着熱処理できるアルミニウ
ム合金展伸材は、すべての2xxx合金を含む。2xx
x合金は、Al,Cu,Mg,6xxx合金を含み、6
xxx合金はAl,Mg,Si,及び7xxx合金を含
み、7xxx合金はAl,Zn,Mg,Cuを含む。
【0012】本発明を実行するために使用できるダイカ
スト機械は、ここで参照として組み入れられて教示して
いるUS6070643に記載されている。ダイカステ
ィング機械は、固定された移動可能なダイの圧盤14,
16を開閉するために水圧アクチュエーター12によっ
て使用される、水圧流体のための貯蔵所10aを基部に
確定する基部10を含む。圧盤16は、静止している結
合バー若しくは棒18で移動するために位置している。
ダイのクランピングリンケージ構造20は、圧盤14に
配置された固定ダイに関する移動可能なダイ34を開き
/閉じる従来の方法で、移動可能なダイの圧盤16に接
続される。例えば、従来のダイカスティング機械は、基
部10、アクチュエーター12、及び結合バー18に設
置されて、記載の手法でダイのクランピングリンケージ
構造20によって開き/閉じる圧盤14、16などを含
むオハイオ州クリーブランドのHPMの250トンのH
PM#73−086として入手可能である。ダイカステ
ィング機械は、プランジャ構造へ水圧流体を急速に供給
するガスアキュムレーター21を含む。
スト機械は、ここで参照として組み入れられて教示して
いるUS6070643に記載されている。ダイカステ
ィング機械は、固定された移動可能なダイの圧盤14,
16を開閉するために水圧アクチュエーター12によっ
て使用される、水圧流体のための貯蔵所10aを基部に
確定する基部10を含む。圧盤16は、静止している結
合バー若しくは棒18で移動するために位置している。
ダイのクランピングリンケージ構造20は、圧盤14に
配置された固定ダイに関する移動可能なダイ34を開き
/閉じる従来の方法で、移動可能なダイの圧盤16に接
続される。例えば、従来のダイカスティング機械は、基
部10、アクチュエーター12、及び結合バー18に設
置されて、記載の手法でダイのクランピングリンケージ
構造20によって開き/閉じる圧盤14、16などを含
むオハイオ州クリーブランドのHPMの250トンのH
PM#73−086として入手可能である。ダイカステ
ィング機械は、プランジャ構造へ水圧流体を急速に供給
するガスアキュムレーター21を含む。
【0013】さらにダイカスティング機械は、それぞれ
のダイの圧盤14、16に位置するダイ32、34間で
確定するダイキャビティ30に通じている管状で水平な
ショットスリーブ24を含む。ダイキャビティ30は一
つ以上の鋳物構成部分を形成するために形態化できる。
ショットスリーブ24は、溶融なアルミニウム合金展伸
材がそこに押圧注入できるような一つ以上のダイキャビ
ティ30への入り口通路若しくはゲート36と通じてい
る放出末端部分24aを有する。入り口通路若しくはゲ
ート36は静止しているダイ32若しくは移動可能なダ
イ34、又はその両者に機械加工できる。
のダイの圧盤14、16に位置するダイ32、34間で
確定するダイキャビティ30に通じている管状で水平な
ショットスリーブ24を含む。ダイキャビティ30は一
つ以上の鋳物構成部分を形成するために形態化できる。
ショットスリーブ24は、溶融なアルミニウム合金展伸
材がそこに押圧注入できるような一つ以上のダイキャビ
ティ30への入り口通路若しくはゲート36と通じてい
る放出末端部分24aを有する。入り口通路若しくはゲ
ート36は静止しているダイ32若しくは移動可能なダ
イ34、又はその両者に機械加工できる。
【0014】図1に例示されるように、ショットスリー
ブ24の放出末端部分24aは静止している圧盤14の
適切な通路24b及びダイ32により延在している。
ブ24の放出末端部分24aは静止している圧盤14の
適切な通路24b及びダイ32により延在している。
【0015】ショットスリーブ24はダイ32を通過し
て、ダイカストされる溶融のアルミニウム合金展伸材
は、約15乃至50ミクロンのような比較的高い真空条
件の下のるつぼ54で加熱される真空溶解チャンバー4
0に延在している。真空チャンバー40は、プランジャ
27及びショットスリーブ水圧アクチュエーター25を
受取るショットスリーブ24の放出末端部分の反対側に
関して延在し、及び包含するか若しくは取り囲む真空ハ
ウジング壁42によって確定される。真空チャンバー4
0は、導管40aによってチャンバー40に接続された
一つ以上の従来の真空ポンプPによって空にされる。基
部10及び真空ハウジング壁42は、コンクリートの床
若しくは他の適切な支持上に静止する。
て、ダイカストされる溶融のアルミニウム合金展伸材
は、約15乃至50ミクロンのような比較的高い真空条
件の下のるつぼ54で加熱される真空溶解チャンバー4
0に延在している。真空チャンバー40は、プランジャ
27及びショットスリーブ水圧アクチュエーター25を
受取るショットスリーブ24の放出末端部分の反対側に
関して延在し、及び包含するか若しくは取り囲む真空ハ
ウジング壁42によって確定される。真空チャンバー4
0は、導管40aによってチャンバー40に接続された
一つ以上の従来の真空ポンプPによって空にされる。基
部10及び真空ハウジング壁42は、コンクリートの床
若しくは他の適切な支持上に静止する。
【0016】チャンバー壁42は、ショットスリーブ、
及びチャンバー壁42によって延在する1ペアの並んで
静止して水平のショットスリーブ/プランジャ支持要素
44(一つが示されている)を密封して囲むために、周
辺に位置している空気を漏らさないシール43によって
固定された圧盤14を備えて空気を漏らさずにシールさ
れている。かかるショットスリーブ/プランジャ支持要
素は、既に記載の従来のダイカスティング機械(250
トンHPM#73−086)に提供される。
及びチャンバー壁42によって延在する1ペアの並んで
静止して水平のショットスリーブ/プランジャ支持要素
44(一つが示されている)を密封して囲むために、周
辺に位置している空気を漏らさないシール43によって
固定された圧盤14を備えて空気を漏らさずにシールさ
れている。かかるショットスリーブ/プランジャ支持要
素は、既に記載の従来のダイカスティング機械(250
トンHPM#73−086)に提供される。
【0017】プランジャ27は、ショットスリーブ24
の溶解入り口若しくは入り口開口部58の右に位置する
注入開始位置とダイ入り口ゲート36に近接する注入位
置との間のプランジャアクチュエーター25及びプラン
ジャ接続棒27bによる移動においてショットスリーブ
24に位置している。溶解入り口開口部58は、スクリ
ュークランプ(示されていない)などのクランプによっ
てショットスリーブ24に固定された圧盤14に隣接し
て設置されている金属(例えば、鉄)融解受取り管52
に通じている。融解受取り管52は、ダイカスティング
において溶融のアルミニウム合金展伸材からの放出を受
取るためのるつぼ54の真下に位置している。ダイ3
2、34の溶解接触面とプランジャの先端27aは、一
般的に黒鉛のスプレーコーティングで塗布されている。
の溶解入り口若しくは入り口開口部58の右に位置する
注入開始位置とダイ入り口ゲート36に近接する注入位
置との間のプランジャアクチュエーター25及びプラン
ジャ接続棒27bによる移動においてショットスリーブ
24に位置している。溶解入り口開口部58は、スクリ
ュークランプ(示されていない)などのクランプによっ
てショットスリーブ24に固定された圧盤14に隣接し
て設置されている金属(例えば、鉄)融解受取り管52
に通じている。融解受取り管52は、ダイカスティング
において溶融のアルミニウム合金展伸材からの放出を受
取るためのるつぼ54の真下に位置している。ダイ3
2、34の溶解接触面とプランジャの先端27aは、一
般的に黒鉛のスプレーコーティングで塗布されている。
【0018】るつぼ54は、アルミニウム合金展伸材の
固体放出がチャンバー40で溶解される際の溶解るつぼ
を含むことができる。誘導コイル56は、合金融点以上
に過熱する、ある量で必要な合金ダイ鋳造温度まで合金
を熱するためのるつぼに関して提供される。代替とし
て、るつぼはチャンバー40の外部に位置する真空溶解
るつぼ(示されていない)から溶融のアルミニウム合金
展伸材を受け取るために適応された溶解を保持するるつ
ぼであるかもしれない。
固体放出がチャンバー40で溶解される際の溶解るつぼ
を含むことができる。誘導コイル56は、合金融点以上
に過熱する、ある量で必要な合金ダイ鋳造温度まで合金
を熱するためのるつぼに関して提供される。代替とし
て、るつぼはチャンバー40の外部に位置する真空溶解
るつぼ(示されていない)から溶融のアルミニウム合金
展伸材を受け取るために適応された溶解を保持するるつ
ぼであるかもしれない。
【0019】るつぼ54が溶解るつぼである場合、ダイ
カストされる固体のアルミニウム合金展伸材の放出が真
空ポート40bを介して放出され、チャンバー40の従
来の方法でるつぼに関して配置された誘導コイルの活性
化によって溶かされる銅セグメントを含む誘導スカルる
つぼ(induction skull crucib
le)を含むことができる。さらに既知のセラミックス
若しくは耐火物(例えば、グラファイト)が並べられた
るつぼ54は、本発明の実行において使用できる。るつ
ぼ54はるつぼトラニオンTに関する回転によって、真
空チャンバー40の外側に配置された従来の水圧か、電
気的か、若しくは他のアクチュエーター(示されていな
い)を使用して傾けることができ、アクチュエーターか
らるつぼに向けて延在する適切な真空のシールされたリ
ンケージによって、るつぼに接続される。るつぼ54
は、溶融のアルミニウム合金展伸材の放出を、ショット
スリーブ壁において開口部58を介してショットスリー
ブ24に通じている溶解受取り管52に注ぐように傾い
ている。溶融の放出は開口部58によってプランジャ先
端27aの前面のショットスリーブ24に導かれる。
カストされる固体のアルミニウム合金展伸材の放出が真
空ポート40bを介して放出され、チャンバー40の従
来の方法でるつぼに関して配置された誘導コイルの活性
化によって溶かされる銅セグメントを含む誘導スカルる
つぼ(induction skull crucib
le)を含むことができる。さらに既知のセラミックス
若しくは耐火物(例えば、グラファイト)が並べられた
るつぼ54は、本発明の実行において使用できる。るつ
ぼ54はるつぼトラニオンTに関する回転によって、真
空チャンバー40の外側に配置された従来の水圧か、電
気的か、若しくは他のアクチュエーター(示されていな
い)を使用して傾けることができ、アクチュエーターか
らるつぼに向けて延在する適切な真空のシールされたリ
ンケージによって、るつぼに接続される。るつぼ54
は、溶融のアルミニウム合金展伸材の放出を、ショット
スリーブ壁において開口部58を介してショットスリー
ブ24に通じている溶解受取り管52に注ぐように傾い
ている。溶融の放出は開口部58によってプランジャ先
端27aの前面のショットスリーブ24に導かれる。
【0020】プランジャ27は、例えば、既に記載した
従来のダイカスティング機械に提供される従来の水圧ア
クチュエーター25により、注入開始位置からダイ入り
口ゲート36に近接する注入位置に移動される。ショッ
トスリーブ24とプランジャ先端27aとの間の一般的
な放射状のクリアランスは、約0.0005インチ乃至
0.020インチの範囲である。
従来のダイカスティング機械に提供される従来の水圧ア
クチュエーター25により、注入開始位置からダイ入り
口ゲート36に近接する注入位置に移動される。ショッ
トスリーブ24とプランジャ先端27aとの間の一般的
な放射状のクリアランスは、約0.0005インチ乃至
0.020インチの範囲である。
【0021】ダイ32、34が閉じられた場合、それら
の間に定義されるダイキャビティ30はショットスリー
ブ24を介して真空チャンバー40に通じており、ショ
ットスリーブにより空にできる。特に、静止ダイ32
は、一般的に、ダイが閉じている場合に移動可能なダイ
34の内面に反する面である、その内面上の一連の溝
(一つが示されている)を含む。溝はゲート36及びゲ
ート36に通じている溶解放出開口部と同様にダイキャ
ビティ30に関して包囲するか若しくは延在し、ショッ
トスリーブ末端24aによって定義される。各溝は、ダ
イが閉じている場合に、移動可能なダイ34の連れ添う
面に対し、真空方法で密封するためにそれぞれ弾力があ
り再使用可能な高温Oリング真空シール60を受け取
る。一つの溝とシール60のみが簡素化のために示され
ている。代替として、シール60は、真空シールを形成
するように移動可能なダイ34の連れ添う面、若しくは
ダイ32、34の両者の連れ添う面の溝に位置し、閉じ
ている場合に、ダイ32、34の外部を取り巻く周辺空
気からダイキャビティ30、ゲート36、及びショット
スリーブを分離する。真空シール60は、ダイキャビテ
ィ30が溶融合金で満たされる場合の400度Fほどの
高温度に耐えられるビトン(Viton)物質を含むか
もしれない。
の間に定義されるダイキャビティ30はショットスリー
ブ24を介して真空チャンバー40に通じており、ショ
ットスリーブにより空にできる。特に、静止ダイ32
は、一般的に、ダイが閉じている場合に移動可能なダイ
34の内面に反する面である、その内面上の一連の溝
(一つが示されている)を含む。溝はゲート36及びゲ
ート36に通じている溶解放出開口部と同様にダイキャ
ビティ30に関して包囲するか若しくは延在し、ショッ
トスリーブ末端24aによって定義される。各溝は、ダ
イが閉じている場合に、移動可能なダイ34の連れ添う
面に対し、真空方法で密封するためにそれぞれ弾力があ
り再使用可能な高温Oリング真空シール60を受け取
る。一つの溝とシール60のみが簡素化のために示され
ている。代替として、シール60は、真空シールを形成
するように移動可能なダイ34の連れ添う面、若しくは
ダイ32、34の両者の連れ添う面の溝に位置し、閉じ
ている場合に、ダイ32、34の外部を取り巻く周辺空
気からダイキャビティ30、ゲート36、及びショット
スリーブを分離する。真空シール60は、ダイキャビテ
ィ30が溶融合金で満たされる場合の400度Fほどの
高温度に耐えられるビトン(Viton)物質を含むか
もしれない。
【0022】真空シール60の使用によって、ダイキャ
ビティ30は、ダイ32、34が閉じている場合に周辺
空気から分離され、真空溶解チャンバー40が本発明の
実行において採用される約15乃至約50ミクロンの高
い真空レベルまで空にされる場合に、ショットスリーブ
24による空にされるダイキャビティ30を可能にす
る。
ビティ30は、ダイ32、34が閉じている場合に周辺
空気から分離され、真空溶解チャンバー40が本発明の
実行において採用される約15乃至約50ミクロンの高
い真空レベルまで空にされる場合に、ショットスリーブ
24による空にされるダイキャビティ30を可能にす
る。
【0023】非加熱ダイが使用されるかもしれないが、
任意で、ダイ32、34はダイカスティングにおいて約
200乃至400度Fの好ましい範囲の超常温な温度で
維持される。例えば、ダイ32、24は、ガスフレーム
バーナー若しくは任意な他の従来のダイを加熱する手法
によってダイの通路で受ける一つ以上の従来の電気抵抗
棒加熱要素(示されていない)によってそこに溶融合金
の注入の以前に加熱されるか、若しくはダイはダイキャ
ビティ30で溶融のアルミニウム合金展伸材の放出の注
入以前の結果として自己加熱できる。ダイ32、34は
また、ダイの内部に形成された水の冷却導管(示されて
いない)によって好ましい範囲のダイの温度を制御する
ために冷却水が循環することで冷却される。同様に、シ
ョットスリーブ24は、同様の加熱及び冷却装置を用い
て約200乃至400度Fの好ましい範囲内のショット
スリーブ温度を制御するために任意で加熱できるか若し
くは冷却できる。
任意で、ダイ32、34はダイカスティングにおいて約
200乃至400度Fの好ましい範囲の超常温な温度で
維持される。例えば、ダイ32、24は、ガスフレーム
バーナー若しくは任意な他の従来のダイを加熱する手法
によってダイの通路で受ける一つ以上の従来の電気抵抗
棒加熱要素(示されていない)によってそこに溶融合金
の注入の以前に加熱されるか、若しくはダイはダイキャ
ビティ30で溶融のアルミニウム合金展伸材の放出の注
入以前の結果として自己加熱できる。ダイ32、34は
また、ダイの内部に形成された水の冷却導管(示されて
いない)によって好ましい範囲のダイの温度を制御する
ために冷却水が循環することで冷却される。同様に、シ
ョットスリーブ24は、同様の加熱及び冷却装置を用い
て約200乃至400度Fの好ましい範囲内のショット
スリーブ温度を制御するために任意で加熱できるか若し
くは冷却できる。
【0024】本発明の実行におけるアルミニウム合金展
伸材のダイカスティングにおいて、他のダイ及びスリー
ブが使用されるかもしれないので、ダイ32、34及び
ショットスリーブ24は、制限ではなく例証する目的に
おいてスチール若しくは他の適切な物質からなる。
伸材のダイカスティングにおいて、他のダイ及びスリー
ブが使用されるかもしれないので、ダイ32、34及び
ショットスリーブ24は、制限ではなく例証する目的に
おいてスチール若しくは他の適切な物質からなる。
【0025】本発明の実施態様と一致して、アルミニウ
ム合金展伸材は、内部空間の閉鎖を促進するために後の
ホットアイソスタティックプレス(HIPを行なう)を
受ける近似ネット型ダイカスト構成部分を製造するため
の条件の組み合わせ下におけるダイカストである。一般
的に、ダイカストの条件は、ダイカスト構成部分の外側
表面まで内部空間が及ばないか若しくは浸透しない際に
表面接続されない内部の微細孔及び/若しくは微細なひ
び割れ(つまり、微細な熱間亀裂)などの内部空間を含
むダイカスト構成部分を製造する。すなわち、アルミニ
ウム合金展伸材ダイカストの外部表面は、ダイカスト構
成部分が内部空間の閉鎖を促進する後のHIP操作を受
けることができる、内部から構成部分の外部に延在する
空間を実質的に有していない。
ム合金展伸材は、内部空間の閉鎖を促進するために後の
ホットアイソスタティックプレス(HIPを行なう)を
受ける近似ネット型ダイカスト構成部分を製造するため
の条件の組み合わせ下におけるダイカストである。一般
的に、ダイカストの条件は、ダイカスト構成部分の外側
表面まで内部空間が及ばないか若しくは浸透しない際に
表面接続されない内部の微細孔及び/若しくは微細なひ
び割れ(つまり、微細な熱間亀裂)などの内部空間を含
むダイカスト構成部分を製造する。すなわち、アルミニ
ウム合金展伸材ダイカストの外部表面は、ダイカスト構
成部分が内部空間の閉鎖を促進する後のHIP操作を受
けることができる、内部から構成部分の外部に延在する
空間を実質的に有していない。
【0026】本発明を制限するためでなく、例証する目
的において既に記載され提供されたダイカスト機械を用
いるアルミニウム合金展伸材のダイカスティングにおい
て特に有用なダイカスト条件は、1)ダイキャビティ3
0及びチャンバー40で約15乃至約50ミクロンの高
い真空、2)ダイ32、34を約200乃至400度F
の超常温温度への任意の加熱、3)好ましくは30乃至
80インチ/秒などの30インチ/秒よりも速い注入
(プランジャ27)速度、及び4)ダイキャビティ30
に及びダイカスト構成部分が、ダイキャビティ30での
かかる圧力下の構成要素の断面積によって完全に凝固す
ることを可能にする十分な時間で注入された後、アルミ
ニウム合金展伸材の約5000乃至約20000psi
の範囲の高い増幅圧力の組み合わせを含む。それらの条
件は、HIPが可能なダイカスト構成部分を達成するた
めに特定のアルミニウム合金展伸材構成部分において選
択されて調整される。
的において既に記載され提供されたダイカスト機械を用
いるアルミニウム合金展伸材のダイカスティングにおい
て特に有用なダイカスト条件は、1)ダイキャビティ3
0及びチャンバー40で約15乃至約50ミクロンの高
い真空、2)ダイ32、34を約200乃至400度F
の超常温温度への任意の加熱、3)好ましくは30乃至
80インチ/秒などの30インチ/秒よりも速い注入
(プランジャ27)速度、及び4)ダイキャビティ30
に及びダイカスト構成部分が、ダイキャビティ30での
かかる圧力下の構成要素の断面積によって完全に凝固す
ることを可能にする十分な時間で注入された後、アルミ
ニウム合金展伸材の約5000乃至約20000psi
の範囲の高い増幅圧力の組み合わせを含む。それらの条
件は、HIPが可能なダイカスト構成部分を達成するた
めに特定のアルミニウム合金展伸材構成部分において選
択されて調整される。
【0027】次いで、ダイカスト構成部分は、任意の内
部空間の閉鎖を促進するための条件下でHIPされる。
アルミニウム合金展伸材ダイカストの外部表面は、ダイ
カスト構成部分が内部空間の閉鎖を促進する後のHIP
操作を受けることができる、内部から構成部分の外部に
延在する空間を実質的に有していない。一般的に、ホッ
トアイソスタティックプレスは、アルミニウム合金展伸
材を伴い、活性ガス若しくは非反応的な他のガスに導か
れる。典型的なガス大気はアルゴンを含む。HIPを行
なうことは十分に高い温度で、微細孔及び微細なひび割
れ(つまり、微細な熱間亀裂)などの内部空間の閉鎖を
促進する十分に長い時間において導かれ、ダイカスト構
成部分において、ダイカスト及びHIPされた構成部分
の耐力強度、最終の抗張力及び延性などの機械的な特徴
を改良する。制限する目的ではなく、例証する目的にお
いて、HIPを行なう段階は、ほとんどのアルミニウム
合金展伸材ダイカスト構成部分において850乃至10
00度Fで2時間15000psiのアルゴンガス圧力
に導かれる。HIP段階は、従来のHIPを行なう装置
を用いて導くことができる。
部空間の閉鎖を促進するための条件下でHIPされる。
アルミニウム合金展伸材ダイカストの外部表面は、ダイ
カスト構成部分が内部空間の閉鎖を促進する後のHIP
操作を受けることができる、内部から構成部分の外部に
延在する空間を実質的に有していない。一般的に、ホッ
トアイソスタティックプレスは、アルミニウム合金展伸
材を伴い、活性ガス若しくは非反応的な他のガスに導か
れる。典型的なガス大気はアルゴンを含む。HIPを行
なうことは十分に高い温度で、微細孔及び微細なひび割
れ(つまり、微細な熱間亀裂)などの内部空間の閉鎖を
促進する十分に長い時間において導かれ、ダイカスト構
成部分において、ダイカスト及びHIPされた構成部分
の耐力強度、最終の抗張力及び延性などの機械的な特徴
を改良する。制限する目的ではなく、例証する目的にお
いて、HIPを行なう段階は、ほとんどのアルミニウム
合金展伸材ダイカスト構成部分において850乃至10
00度Fで2時間15000psiのアルゴンガス圧力
に導かれる。HIP段階は、従来のHIPを行なう装置
を用いて導くことができる。
【0028】HIPの行ないに先たち、ダイカスト構成
部分は、高い温度で、ダイカスト微構造に存在するかも
しれないし、それによって、HIPの行ないでの融解の
始まりを回避するために合金微構造及び化学を均質化す
るかもしれない、より低い融点共晶段階の量を減少する
ように処理される溶液熱かもしれない。適切な溶液熱処
理温度及び時間は、アルミニウム合金展伸材の様々な種
類において周知である。
部分は、高い温度で、ダイカスト微構造に存在するかも
しれないし、それによって、HIPの行ないでの融解の
始まりを回避するために合金微構造及び化学を均質化す
るかもしれない、より低い融点共晶段階の量を減少する
ように処理される溶液熱かもしれない。適切な溶液熱処
理温度及び時間は、アルミニウム合金展伸材の様々な種
類において周知である。
【0029】HIPを行なった後、アルミニウム合金展
伸材ダイカスト構成部分は所望の機械的な特質を発展す
るために熱処理される。例えば、ダイカスト及びHIP
されたアルミニウム合金展伸材構成部分は、使用される
特定のアルミニウム合金展伸材において所望の機械的な
特質を発展するための一つ以上の低温度の熱処理の老化
に続き、従来の溶液熱処理を受ける。かかる熱処理の例
証となるのは、周知のT6及びT7熱処理である。
伸材ダイカスト構成部分は所望の機械的な特質を発展す
るために熱処理される。例えば、ダイカスト及びHIP
されたアルミニウム合金展伸材構成部分は、使用される
特定のアルミニウム合金展伸材において所望の機械的な
特質を発展するための一つ以上の低温度の熱処理の老化
に続き、従来の溶液熱処理を受ける。かかる熱処理の例
証となるのは、周知のT6及びT7熱処理である。
【0030】下記の実施例は、本発明を制限する目的で
はなく、さらなる例証のために提供される。
はなく、さらなる例証のために提供される。
【0031】
【実施例】アルミニウム合金展伸材7050は、約3ポ
ンドの合金が25ミクロンの真空レベルで真空チャンバ
ー40(図1)のるつぼ54で溶解された誘導である場
合において、既に記載の型のダイカスト機械を用いてダ
イカストされた。合金は、1162度Fの合金溶解温度
に関する過熱を提供するために1175度Fのカスティ
ング(注入)温度に加熱された。ダイ32、34は約2
12度Fまで加熱された。溶解された合金はショットス
リーブに流れ込み、3インチの直径のショットスリーブ
に30インチ/秒のプランジャ速度でダイキャビティに
注入された。プランジャ27は、合金が増幅圧力下にお
いて合金の断面積により完全に固体化されるように、ダ
イキャビティの合金に30秒間で6200psiの最大
計算の静水圧力で増幅圧力を適用するためにショットス
リーブに移動を続けた。次いで、ダイは開かれて、イジ
ェクタピンを用いて固体化されたダイカスティングを取
り出した。ダイキャビティは、示されるような各々が
0.6インチの直径で13インチ長の4つの伸張された
“指”キャビティC及びイジェクタピンホールHを備え
る一つのダイにおいて図2に示される形態を有した。
“指”キャビティの末端は、入り口ゲートから注入され
た溶融なアルミニウム合金展伸材を受取る“フィレ”キ
ャビティFに通じている。この手法で製造された705
0ダイカストは、凝固収縮による内部の微細孔及び微細
なひび割れ(つまり、微細な熱間亀裂)を含む数多の内
部空間を表す。本発明にしたがってなるダイカストの熱
間亀裂の例は、高い真空及び増幅圧力の組合せを伴わな
いでなる例と比較して実質的に減少され、高い真空及び
増幅圧力の組合せを伴うダイカストではない例に反する
ダイカストの例の内部を制限する。すなわち、本発明に
したがってなる例の内部空間(微細孔及び微細なひび割
れ)は、ダイカスティングが内部の孔及び微細なひび割
れの閉鎖を促進するように続く段階でHIPされるよう
にダイカスティングの外部表面に接続していない。高い
真空及び増幅圧力の組合せを伴わないダイカストである
例は、HIPの行ないによっていやされないか若しくは
閉じられない内部の孔及び熱間亀裂を表した。
ンドの合金が25ミクロンの真空レベルで真空チャンバ
ー40(図1)のるつぼ54で溶解された誘導である場
合において、既に記載の型のダイカスト機械を用いてダ
イカストされた。合金は、1162度Fの合金溶解温度
に関する過熱を提供するために1175度Fのカスティ
ング(注入)温度に加熱された。ダイ32、34は約2
12度Fまで加熱された。溶解された合金はショットス
リーブに流れ込み、3インチの直径のショットスリーブ
に30インチ/秒のプランジャ速度でダイキャビティに
注入された。プランジャ27は、合金が増幅圧力下にお
いて合金の断面積により完全に固体化されるように、ダ
イキャビティの合金に30秒間で6200psiの最大
計算の静水圧力で増幅圧力を適用するためにショットス
リーブに移動を続けた。次いで、ダイは開かれて、イジ
ェクタピンを用いて固体化されたダイカスティングを取
り出した。ダイキャビティは、示されるような各々が
0.6インチの直径で13インチ長の4つの伸張された
“指”キャビティC及びイジェクタピンホールHを備え
る一つのダイにおいて図2に示される形態を有した。
“指”キャビティの末端は、入り口ゲートから注入され
た溶融なアルミニウム合金展伸材を受取る“フィレ”キ
ャビティFに通じている。この手法で製造された705
0ダイカストは、凝固収縮による内部の微細孔及び微細
なひび割れ(つまり、微細な熱間亀裂)を含む数多の内
部空間を表す。本発明にしたがってなるダイカストの熱
間亀裂の例は、高い真空及び増幅圧力の組合せを伴わな
いでなる例と比較して実質的に減少され、高い真空及び
増幅圧力の組合せを伴うダイカストではない例に反する
ダイカストの例の内部を制限する。すなわち、本発明に
したがってなる例の内部空間(微細孔及び微細なひび割
れ)は、ダイカスティングが内部の孔及び微細なひび割
れの閉鎖を促進するように続く段階でHIPされるよう
にダイカスティングの外部表面に接続していない。高い
真空及び増幅圧力の組合せを伴わないダイカストである
例は、HIPの行ないによっていやされないか若しくは
閉じられない内部の孔及び熱間亀裂を表した。
【0032】ダイカスト7050の化学分析は、試験で
使用された25ミクロンの高い真空レベルで、特にZn
及びMgなどの揮発性の合金元素の損失があったことを
示した。アルミニウム合金展伸材からの揮発性元素のか
かる損失は、溶解される合金の放出のかかる揮発性の元
素の初期濃度を増大させることにより逆らうことができ
る。代替として、合金は放出から、かかる揮発性合金元
素の逆の損失を引き起こす不十分な真空レベルにおいて
チャンバー40で溶解できる。例えば、ダイキャビティ
30がより高い真空レベル(例えば10乃至25ミクロ
ン)で維持できる一方で、チャンバー40はZn及びM
gの欠損を減少するための40ミクロンの真空レベルで
維持できる。チャンバー40とダイキャビティ30での
かかる異なる真空レベルは、溶解された合金がダイキャ
ビティ内に注入されるショットスリーブ24に導入され
るまでにチャンバー40からダイキャビティ30を分離
するためにチャンバー40とダイキャビティ30との間
に位置するダイキャビティと分離バルブ(示されていな
い)により高い真空を提供するダイキャビティ30にお
ける個別の真空ポンピングシステムを含む既に記載した
ダイカスティング機械を修正することによって達成でき
る。次いで、バルブはショットスリーブからダイキャビ
ティ内に溶融合金の注入を容認するために開かれる。
使用された25ミクロンの高い真空レベルで、特にZn
及びMgなどの揮発性の合金元素の損失があったことを
示した。アルミニウム合金展伸材からの揮発性元素のか
かる損失は、溶解される合金の放出のかかる揮発性の元
素の初期濃度を増大させることにより逆らうことができ
る。代替として、合金は放出から、かかる揮発性合金元
素の逆の損失を引き起こす不十分な真空レベルにおいて
チャンバー40で溶解できる。例えば、ダイキャビティ
30がより高い真空レベル(例えば10乃至25ミクロ
ン)で維持できる一方で、チャンバー40はZn及びM
gの欠損を減少するための40ミクロンの真空レベルで
維持できる。チャンバー40とダイキャビティ30での
かかる異なる真空レベルは、溶解された合金がダイキャ
ビティ内に注入されるショットスリーブ24に導入され
るまでにチャンバー40からダイキャビティ30を分離
するためにチャンバー40とダイキャビティ30との間
に位置するダイキャビティと分離バルブ(示されていな
い)により高い真空を提供するダイキャビティ30にお
ける個別の真空ポンピングシステムを含む既に記載した
ダイカスティング機械を修正することによって達成でき
る。次いで、バルブはショットスリーブからダイキャビ
ティ内に溶融合金の注入を容認するために開かれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ショートスリーブ、ダイ、及び真空チャンバー
を備える本発明の実施態様を実行するための真空ダイカ
スティング機械を概略する側面図である。
を備える本発明の実施態様を実行するための真空ダイカ
スティング機械を概略する側面図である。
【図2】アルミニウム合金展伸材(7050)をダイカ
スティングするための一つのダイの平面図である。
スティングするための一つのダイの平面図である。
10 基部
10a 貯蔵所
12 アクチュエーター
14 圧盤
16 圧盤
18 結合棒
20 ダイクランピングリンケージ構造
21 ガスアキュムレーター
24 ショットスリーブ
24a 放出末端部分
24b 通路
25 ショットスリーブ水圧アクチュエーター
27 プランジャ
27a プランジャの先端
27b 溶解入り口開口部
30 ダイキャビティ
32 ダイ
34 ダイ
36 ゲート
40 真空チャンバー
40a 導管
40b 真空ポート
42 真空ハウジング壁
43 シール
44 支持要素
52 融解受取り管
54 るつぼ
56 誘導コイル
58 溶解入り口開口部
60 高温Oリング真空シール
P 真空ポンプ
T るつぼトラニオン
C 4つの伸張された“指”キャビティ
F “フィレ”キャビティ
H イジェクターピンホール
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年1月28日(2003.1.2
8)
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
B22D 17/32 B22D 17/32 B
29/00 29/00 G
// B22D 18/02 18/02 E
Claims (10)
- 【請求項1】 ダイカスト構成部分のアイソスタティッ
クプレスを許容する外部の表面を備えるダイカスト構成
部分を製造するためにサブアンビエントな圧力でダイキ
ャビティでアルミニウム合金展伸材のダイカスティング
と、内部空間の閉鎖を促進するために前記ダイカスト構
成部分のアイソスタティックプレスを含有することを特
徴とするアルミニウム合金展伸材構成部分の製造方法。 - 【請求項2】 前記合金は、前記ダイカスト構成部分の
内部から延在する、実質的に空間を有しない外部表面を
含む前記ダイカスト構成部分を製造するダイカストであ
ることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記合金は、約15乃至約50ミクロン
の前記ダイキャビティでのサブアンビエントな圧力、約
30インチ/秒より速い注入速度、及び前記ダイキャビ
ティに注入後にアルミニウム合金展伸材で約5000乃
至約20000psiの幅の増幅圧力を含有する条件の
組み合わせを伴うダイカストであることを特徴とする請
求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 約200乃至約400度Fの範囲の前記
ダイキャビティを定義するダイの加熱を含有することを
特徴とする請求項3に記載の方法。 - 【請求項5】 前記ダイカスト構成部分がガスの大気に
おいてホットアイソスタティックプレスされることを特
徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項6】 前記アイソスタティックプレス以前に前
記ダイカスト構成部分を溶液加熱処理するさらなる段階
を含有することを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項7】 前記アイソスタティックプレス後に前記
ダイカスト構成部分を溶液加熱処理し及び老化するさら
なる段階を含有することを特徴とする請求項1に記載の
方法。 - 【請求項8】 前記内部空間が内部の孔若しくはひび割
れを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項9】 約15乃至約50ミクロンの前記ダイキ
ャビティでのサブアンビエントな圧力においてダイキャ
ビティで前記アルミニウム合金展伸材のダイカスティン
グ、約30インチ/秒より速い注入速度、及び前記ダイ
キャビティに注入後にアルミニウム合金展伸材で約50
00乃至約20000psiの幅の増幅圧力を含有する
ことを特徴とするアルミニウム合金展伸材のダイカステ
ィング方法。 - 【請求項10】 約200乃至約400度Fの範囲の前
記ダイキャビティを定義するダイの加熱を含有すること
を特徴とする請求項9に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/962,014 US20030056929A1 (en) | 2001-09-24 | 2001-09-24 | Die casting of wrought aluminum alloys |
US962014 | 2001-09-24 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003164955A true JP2003164955A (ja) | 2003-06-10 |
Family
ID=25505320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002274399A Pending JP2003164955A (ja) | 2001-09-24 | 2002-09-20 | アルミニウム合金展伸材のダイカスティング |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20030056929A1 (ja) |
JP (1) | JP2003164955A (ja) |
DE (1) | DE10244471A1 (ja) |
FR (1) | FR2829951A1 (ja) |
GB (1) | GB2381487A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101039315B1 (ko) | 2009-03-26 | 2011-06-08 | 깁스코리아다이캐스팅 유한회사 | 고진공 다이캐스팅용 금형장치 |
Families Citing this family (7)
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CA2485846A1 (fr) * | 2003-10-24 | 2005-04-24 | Alcox Sarl | Procede et machine pour la production de composants en alliage metallique |
DE102007013200A1 (de) * | 2007-03-15 | 2008-09-18 | Bühler Druckguss AG | Verfahren zur Herstellung von Druckgiessteilen und Giesseinrichtung |
DE102007035940B4 (de) * | 2007-07-31 | 2018-01-11 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Verfahren zur Herstellung eines Kurbelgehäuses oder Motorblocks |
CN105689679A (zh) * | 2016-05-04 | 2016-06-22 | 珠海嵘泰有色金属铸造有限公司 | 压铸系统及压铸方法 |
US11148194B2 (en) | 2018-05-10 | 2021-10-19 | Adolf Hetke | Casting system |
US10933465B2 (en) * | 2018-05-10 | 2021-03-02 | Adolf Hetke | Casting system |
CN113941700B (zh) * | 2020-07-17 | 2023-04-04 | 中国兵器工业第五九研究所 | 铝合金铸件缺陷的修补方法 |
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-
2001
- 2001-09-24 US US09/962,014 patent/US20030056929A1/en not_active Abandoned
-
2002
- 2002-09-13 GB GB0221327A patent/GB2381487A/en not_active Withdrawn
- 2002-09-20 FR FR0211672A patent/FR2829951A1/fr not_active Withdrawn
- 2002-09-20 JP JP2002274399A patent/JP2003164955A/ja active Pending
- 2002-09-24 DE DE10244471A patent/DE10244471A1/de not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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