JP2003164820A - 超音波洗浄装置 - Google Patents

超音波洗浄装置

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JP2003164820A
JP2003164820A JP2001365997A JP2001365997A JP2003164820A JP 2003164820 A JP2003164820 A JP 2003164820A JP 2001365997 A JP2001365997 A JP 2001365997A JP 2001365997 A JP2001365997 A JP 2001365997A JP 2003164820 A JP2003164820 A JP 2003164820A
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KAGOSHIMA SUPERSONIC TECHNICAL
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】少量の水または水溶液によって身体の洗浄を容
易に行うことのできる超音波洗浄装置を提供する。 【解決手段】基部および当該基部に連接する円筒振動体
112を有するホーン部材11、超音波振動部材12、
およびブロック部材13が互いに連結されて超音波振動
トランスデューサ3を構成しており、超音波振動トラン
スデューサ3は、超音波振動を伝え難い材料からなる緩
衝部材21,22を介してケースカバー4内に収容さ
れ、ケースカバー4の先端部は、円筒振動体112の先
端部との間に間隙を有して開口し、ケースカバー4と円
筒振動体112との間に液体を供給するための液供給口
17、および円筒振動体112の内部に連通する吸引口
16が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波を利用して
人の頭髪または皮膚などを洗浄するための超音波洗浄装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、人が身体の洗浄を行って清潔
を保つために、入浴やシャワーが行われる。入浴に際し
ては、一般に石鹸やシャンプーなどの界面活性剤が用い
られる。また、化粧落としなど美容のための洗顔におい
ても石鹸などが用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、入浴などに用
いられる界面活性剤は、使用時において多量の泡が発生
し、それが下水などに流された後も発生した泡は容易に
消えない。そのため水質汚染の問題が生じることもあ
る。
【0004】また、化粧落としのための洗顔においては
残渣処理が必要であり、従来の単なる洗浄では目的を達
しないこともある。また、従来の入浴や洗顔などにおい
て、石鹸などの洗い流しのために多くの濯ぎ水を必要と
し、全体として大量の水を消費する。
【0005】さらに、介護を要する老人または病人にお
いても、洗髪、洗顔、および入浴などの際には大量の水
を消費する。しかも、大量の水を消費するがために、こ
れら入浴などの付添いの作業が大変であるという問題が
ある。
【0006】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、少量の水または水溶液によって身体の洗浄を容易
に行うことのできる超音波洗浄装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る超音波洗浄
装置は、基部および当該基部に連接する円筒振動体を有
するホーン部材、超音波振動部材、およびブロック部材
が互いに連結されて超音波振動トランスデューサを構成
しており、前記超音波振動トランスデューサは、超音波
振動を伝え難い材料からなる緩衝部材を介してケースカ
バー内に収容され、前記ケースカバーの先端部は、前記
円筒振動体の先端部との間に間隙を有して開口し、前記
ケースカバーと前記円筒振動体との間に液体を供給する
ための液供給口、および前記円筒振動体の内部に連通す
る吸引口が設けられる。
【0008】好ましくは、前記緩衝部材は、前記基部お
よび前記ブロック部材の外周面に装着されたOリングで
ある。また、前記円筒振動体は貴の金属からなり、前記
ケースカバーの先端部は卑の金属からなり、これら円筒
振動体の先端部とケースカバーの先端部との間にガルバ
ニック電池により発生する電圧が生じるように構成され
る。
【0009】また、前記卑の金属としてマグネシウムが
用いられる。また、前記円筒振動体は、その外径の大き
さが長さの1/8乃至1/2の範囲である。
【0010】他の形態の超音波洗浄装置は、基部および
当該基部に連接する円筒振動体を有するホーン部材、超
音波振動部材、およびブロック部材が互いに連結されて
超音波振動トランスデューサを構成しており、前記円筒
振動体の外周には液体の流路となる間隙を形成する円筒
状体が設けられ、前記流路に液体を供給するための液供
給口が設けられ、前記円筒振動体の内部に連通する吸引
口が設けられ、前記円筒振動体の先端と前記円筒状体の
先端との間の開口部から、前記円筒振動体の超音波振動
によって霧化された液体が噴出し、噴出した液体が前記
円筒振動体の内部に吸引されるように構成される。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態に係る超
音波洗浄装置1の一部を断面して示す斜視図、図2は超
音波洗浄装置1の吸引状態を示す図、図3は超音波振動
トランスデューサ3の分解組み立て図、図4は超音波洗
浄装置1の振動モードを示す図、図5および図6は超音
波洗浄装置1による皮膚の洗浄状態を示す図、図7は超
音波洗浄装置1のケースカバーの他の例を示す図、図8
は図7のケースカバーによる作用を説明する図、図9は
超音波洗浄装置1の駆動回路70の例を示す図、図10
は超音波洗浄装置1を用いた洗浄システムSSの例を示
す図である。
【0012】図1において、超音波洗浄装置1は、超音
波振動トランスデューサ3およびケースカバー4からな
る。超音波振動トランスデューサ3は、ホーン部材1
1、超音波振動部材12、およびブロック部材13が、
ボルト14およびナット部材15によって連結され、一
体化される。
【0013】図3をも参照して、ホーン部材11は、超
音波振動を伝達するに適した超音波弾性材料からなる。
本実施形態では、チタン合金(6Al−4Va)などの
金属材料からなる。ホーン部材11は、基部111、お
よび基部111と一体に連接する円筒振動体112を有
する。基部111は、円柱状部とそれに続く円錐台状部
とからなる。円柱状部には、その外周面に周溝113が
設けられ、周溝113にシリコンゴムなどからなる緩衝
用のOリング21が装着される。基部111の軸心部に
は、円筒振動体112の内部に連通する流路114が設
けられ、端部にはボルト14をねじ込み可能なネジ穴1
15が設けられる。
【0014】円筒振動体112は、外径D1、内径D
2、肉厚t1〔(D1−D2)/2〕、および長さL1
を有する中空状の円筒である。数値の一例を挙げると、
外径D1は、極端に細くする必要がなく、適当な面積を
有するよう、例えば数mm〜十mm程度とするのがよ
い。内径D2は1mm〜数mm程度、肉厚t1は数分の
1mm〜数mm程度、長さL1は数cm〜十cm程度が
よい。また、外径D1は長さL1の1/8乃至1/2の
範囲が望ましい。長さL1は、超音波振動部材12に印
加する交流電力の周波数fに応じて決定することも可能
である。例えば、超音波振動の波長をλとすると、λ/
4、3λ/4、またはλ/2などとする。
【0015】超音波振動部材12は、2つの電歪型の圧
電セラミック素子121,122が互いに逆極性となる
ように配置される。これらにそれぞれ接して、電極板1
23,124,125が配置される。電極板123,1
25は、電気的に互いに接続され、共通の電位が印加さ
れる。電極板123,125の外側には、セラミックか
らなる絶縁座金126,127が配置される。これら、
圧電セラミック素子、電極板、および絶縁座金には、そ
の中央に、ボルト14が貫通するための穴が設けられ
る。
【0016】ブロック部材13は、金属材料によって円
柱状に形成される。ブロック部材13の軸心部には、ボ
ルト14が貫通する穴131が設けられる。ブロック部
材13の外周面には、周溝132が設けられ、周溝13
2に緩衝用のOリング22が装着される。ブロック部材
13に接するように電極板133が配置される。ブロッ
ク部材13は、超音波振動トランスデューサ3における
バックマス(バランス用錘)の役割がある。
【0017】ナット部材15は、金属材料からなり、軸
心にネジ穴153が設けられる。ナット部材15の後端
部には、吸引用のチューブ16を接続するための配管部
151が設けられる。配管部151の外周面は、チュー
ブ16の抜け止めのための多数の溝152が形成され、
いわゆるタケノコ構造となっている。配管部151の軸
心部に流路154が設けられ、ネジ穴153と連通す
る。ナット部材15の端面に接するようにバネ座金15
5が設けられる。
【0018】ボルト14は、その両端部に雄ネジ14
1,142が設けられ、軸心部に流路143が設けられ
る。雄ネジ141,142がネジ穴115,153にネ
ジ込まれて締め付けられることにより、超音波振動トラ
ンスデューサ3が組み立てられる。
【0019】電極板124を+極とし、電極板123,
125を共通の−極として、これらの間に超音波で振動
する交流電力を印加するための電線23が接続され、外
部に引き出される。電線23には、電極板133を接地
極として接続するための電線も含まれる。
【0020】ケースカバー4は、2つのカバー部材4
1,42からなる。カバー部材41,42は、合成樹脂
または金属材料などからなり、互いに嵌合して一体化さ
れる。カバー部材41の先端部は、円筒振動体112の
外形よりも若干大きい内径を有した円筒状体411とな
っている。そして、円筒状体411の先端部は、円筒振
動体112との間に間隙を有して開口する。この間隙
は、例えば十分の数mm〜1mm程度である。なお、円
筒振動体112は円筒状体411よりも先端側に若干突
出する。円筒振動体112および円筒状体411の先端
部は、肌などを傷つけることなく摺接するように滑らか
に仕上げられている。
【0021】ケースカバー4は、Oリング21,22を
介して超音波振動トランスデューサ3により支持されて
いるので、超音波振動トランスデューサ3の超音波振動
がOリング21,22によって吸収され、ケースカバー
4には直接に伝わらない。したがって、ケースカバー4
を手で握った場合に、手に大きな超音波振動が伝わるこ
となく、また超音波振動トランスデューサ3の超音波振
動が妨げられない。
【0022】ケースカバー4には、円筒状体411と円
筒振動体112との間に液体を供給するための液供給口
17が設けられる。なお、液供給口17には、合成樹脂
などからなるチューブが接続される。
【0023】次に、超音波洗浄装置1の動作を説明す
る。電線23を介して交流電力を供給することにより、
圧電セラミック素子121,122が振動し、ホーン部
材11を伝わって円筒振動体112が超音波振動を行
う。
【0024】図4(A)には、超音波振動部材12の中
央を中心として、円筒振動体112の先端の開放端に向
かって振幅が拡大される振動モードが示されている。図
4(B)には、図4(A)に示す振動モードにおいて、
振動駆動の基点(振動の中心)を節とし、円筒振動体1
12の先端が円弧を描くように合成された皿回しモード
が示されている。この場合に、円筒振動体112の長さ
をλ/4とすることにより共振する。
【0025】図4(C)には、弾性結合上の振動ホーン
作用において、基部111のテーパ面によって、円筒振
動体112にはヘリカル回転振動が伝わる。このように
振動する円筒振動体112の先端部を、頭髪、頭皮、皮
膚の表面などに当てる。これにより、頭髪、頭皮、皮膚
などの表面が超音波振動する。
【0026】一方、液供給口17から円筒状体411の
内部に供給された液体は、先端の開口部から出るが、円
筒振動体112の超音波振動によって霧化され、霧状と
なって皮膚の表面に噴射する。
【0027】すなわち、円筒状体411の内部の液体
は、円筒振動体112の円筒沿面の超音波振動によって
霧化粒子となり、振動により加速されて先端の開口部か
ら噴射する。
【0028】霧化粒子の噴射と超音波振動により、皮膚
などの表面が洗浄される。すなわち、皮膚などの表面の
汚れ成分を、機械的な超音波振動と、液体のエマルジョ
ン化による乳化回収とによって洗浄する。
【0029】噴射した霧状の液体は、チューブ16によ
る吸引によって、先端部において180度反転し、円筒
振動体112の内部に吸い込まれる。その際に、超音波
振動により皮膚から削り取られた残渣、および皮膚の洗
浄によって生じた汚れなども一緒に吸引される。吸引さ
れた液体および残渣は、超音波振動トランスデューサ3
の中心部の流路を通過し、チューブ16を介して適当な
回収容器内に回収される。
【0030】図5に示すように、円筒振動体112の先
端部を皮膚の表面に圧接し、その状態で面摺動させる。
これにより、洗浄面の移動によって連続的に洗浄面が拡
大される。
【0031】図6に示すように、円筒振動体112の先
端部は、外径D1と内径D2との寸法差つまり肉厚t1
によって、外部と内部とで逆位相の振動となる。円筒振
動体112の先端部で皮膚を押さえ、表面に沿って移動
することにより、接触面での水液湿潤の濡れ面を介し
て、均し効果またはローラ押さえ均しと同種の摺動効果
を与える。
【0032】なお、液体として、水、活性化された水、
イオン水、または水と洗浄効果を促進する溶剤との水溶
液などが用いられる。身体の1回の洗浄に際し、百〜数
百cc程度の液体が消費される。つまり、極めて少量の
液体で洗浄を行うことができ、しかもそれらが洗浄によ
り生じた残渣とともに全て回収可能である。
【0033】このように、超音波洗浄装置1によって身
体の洗浄を行う際に、従来のような大量の水や界面活性
剤を必要としない。したがって、従来のような水の大量
消費による水不足の問題を生じさせない。また、環境汚
染などの問題を生じさせない。
【0034】しかも、浴室または湯船などを使用する必
要がないので、椅子に座った状態、ベッドで横になった
状態でも洗浄を容易に行うことができる。また、洗浄後
に身体をタオルで拭き取る作業も不要である。それゆ
え、介護を要する老人または病人であっても、洗髪、洗
顔、および入浴などに代えて、超音波洗浄装置1を用い
て容易に洗浄を行うことができ、これによって身体の各
部を清潔に保つことができる。そのため、介護の付添い
の作業が大幅に簡単となる。
【0035】さらに、超音波振動と霧化された液体によ
る湿潤とを皮膚に与えることにより、ピーリング、リフ
ティング、血行刺激、局部マッサージ効果、パッティン
グ、または洗浄補正パックなどのセラピー処理を行う効
果がある。これによって、洗浄とともに美容の効果が得
られる。
【0036】次に、ケースカバー4の円筒状体411の
先端部に卑の金属を用い、円筒振動体112の材料であ
る貴の金属との間にガルバニック電池を形成した実施例
を説明する。
【0037】図7に示すように、円筒状体411の先端
部に、マグネシウムからなる円筒状の先端リング412
が、ネジ結合によって取り付けられる。先端リング41
2と円筒振動体112との間が乾燥した状態(水に濡れ
ていない状態)では、電圧は発生せず、電流も流れな
い。
【0038】先端リング412と円筒振動体112との
間に液体が注入されると、図8に示すように、水和イオ
ン作用によってそれらの間にガルバニック電池が形成さ
れ、1.5ボルト程度の電圧が発生する。生体に存する
細菌は約1.5ボルトの電圧を被電することにより死滅
するので、超音波洗浄装置1を皮膚に沿って移動するこ
とにより、皮膚の表面が殺菌または滅菌される。
【0039】さらに、超音波洗浄装置1の使用によっ
て、先端リング412からマグネシウムが析出するの
で、マグネシウムのイオン化分極作用が起こり、これに
よって皮膚の活性化が図られる。
【0040】図9において、切替設定回路71のスイッ
チを切替えることにより、接続された超音波振動部材1
2の種別に応じた最適の周波数を選択する。VCO回路
72では、発振周波数が超音波振動部材12の種別に適
合するように予め設定されている。VCO回路72は、
2系統の時定数及び電圧によって、最適周波数サーボ追
従により制御される。
【0041】VCO回路72の出力は、2つのトランジ
スタを経てトランジスタQ1に入力され、トランスPT
を介して負荷である超音波振動部材12に加えられる。
負荷の変動が電流値によって監視され、補正回路73、
差動変換回路74、電圧変換回路75、サーボ回路76
によって、周波数および電圧が追従制御される。
【0042】図10において、洗浄システムSSとし
て、超音波洗浄装置1および駆動回路70の他、ポンプ
TP、ポンプTPの制御装置CT、液体(洗浄水)を入
れる容器BT、回収容器KY、吸引装置KS、および操
作盤SBなどが用いられる。
【0043】本実施形態の超音波洗浄装置1により期待
できる効果を次に記す。 (1) 水の帯電霧化流の湿潤において、洗浄水の1万
分の1の界面接触効果があり、濡れ面で全ての汚れの離
脱が行える。 (2) 身体の全体または局部の洗浄または清浄を、そ
の場で、つまり例えば寝た姿勢のまま行うことができ、
しかも周辺を汚さない。 (3) 洗浄に要する水が160cc程度であり、回収
したものを目で見て汚れの状態および内容を確認するこ
とができる。 (4) 電気的な制菌効果および防臭効果が得られる。 (5) 女性にとって最も重要な、髪、顔、肌に対し
て、ローラ効果による均し効果を作用させ、細胞分散、
局部集合を均一に滑らかにする自感を残渣により確認す
ることができる。特に、遊離脂肪酸の分離定生を一様に
し、かつ、過酸化セルライト性分を経皮吸収して取り除
くことができる。
【0044】このように、負圧強制吸引のアスピレート
吸い出しによって、セルライト(遊離脂肪酸)の吸引が
可能となった。 (6) 非健常異状局部疾患の、ハレ、デキモノ、ブツ
ブツ、カサカサを、その場で摺動離脱し、分解し、吸い
出し、これにより、代謝の自律活性となる刺激効果を附
帯させることができる。 (7) 洗浄における汚れ離脱のために界面活性剤や化
粧水などの異物を使用せず、水による本人の自己乳液環
境で全て代謝反応、転写のホモジ作用(同姓同種の対)
の自己免疫対応の「共洗いの理において」身体の区別ま
たは区分別に適合した清浄化が行える。 (8) 皮膚に電位を与えることによって殺菌または滅
菌が行われる。また、皮膚の活性化が図られる。
【0045】上に述べた実施形態において、超音波振動
部材12として用いられる圧電セラミック素子の個数
は、4個、6個、またはそれ以上でもよい。また、奇数
個であってもよい。基部111と円筒振動体112とを
一体に形成したが、別体とし、ネジなどによって一体に
結合してもよい。ナット部材15に配管部151を一体
に形成したが、これらを別体とし、ネジなどによって結
合してもよい。ブロック部材13とナット部材15を一
体に形成してもよい。
【0046】その他、超音波洗浄装置1、駆動回路7
0、洗浄システムSSなどの各部または全体の構成、構
造、形状、寸法、個数、材質、回路などは、本発明の趣
旨に沿って適宜変更することができる。
【0047】本発明の超音波洗浄装置1は、人の洗浄の
他、動物、植物、工業製品、その他の洗浄にも適用する
ことができる。
【0048】
【発明の効果】本発明によると、少量の水または水溶液
によって身体の洗浄を行うことができる。
【0049】したがって、浴室などを使用することなく
身体の洗浄を行うことができ、介護を要する老人または
病人であっても容易に洗浄を行って身体を清潔に保つこ
とが可能である。また、身体の洗浄を行う際に従来のよ
うな大量の水や界面活性剤を必要としないので、水の大
量消費による水不足の問題が生じない。
【0050】請求項3の発明によると、皮膚の表面が殺
菌または滅菌される。請求項4の発明によると、マグネ
シウムのイオン化分極作用が起こり、これによって皮膚
の活性化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る超音波洗浄装置の一部
を断面して示す斜視図である。
【図2】超音波洗浄装置の吸引状態を示す図である。
【図3】超音波振動トランスデューサの分解組み立て図
である。
【図4】超音波洗浄装置の振動モードを示す図である。
【図5】超音波洗浄装置による皮膚の洗浄状態を示す図
である。
【図6】超音波洗浄装置による皮膚の洗浄状態を示す図
である。
【図7】超音波洗浄装置のケースカバーの他の例を示す
図である。
【図8】図7のケースカバーによる作用を説明する図で
ある。
【図9】駆動回路の例を示す図である。
【図10】超音波洗浄装置を用いた洗浄システムの例を
示す図である。
【符号の説明】
1 超音波洗浄装置 3 超音波振動トランスデューサ 4 ケースカバー 411 円筒状体 412 先端リング 11 ホーン部材 111 基部 112 円筒振動体 12 超音波振動部材 13 ブロック部材 14 ボルト 15 ナット部材 151 配管部(吸引口) 16 チューブ 17 液供給口 21,23 Oリング(緩衝部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B06B 1/02 B06B 1/02 K 1/06 1/06 Z Fターム(参考) 2D034 DA04 3B201 AA46 AB52 BB83 BB92 4C058 AA28 BB02 4C094 AA01 AA04 AA10 DD12 DD38 EE17 EE33 GG06 GG07 GG14 5D107 BB07 BB11 CC04 FF03 FF06 FF09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基部および当該基部に連接する円筒振動体
    を有するホーン部材、超音波振動部材、およびブロック
    部材が互いに連結されて超音波振動トランスデューサを
    構成しており、 前記超音波振動トランスデューサは、超音波振動を伝え
    難い材料からなる緩衝部材を介してケースカバー内に収
    容され、 前記ケースカバーの先端部は、前記円筒振動体の先端部
    との間に間隙を有して開口し、 前記ケースカバーと前記円筒振動体との間に液体を供給
    するための液供給口、および前記円筒振動体の内部に連
    通する吸引口が設けられてなる、 ことを特徴とする超音波洗浄装置。
  2. 【請求項2】前記緩衝部材は、前記基部および前記ブロ
    ック部材の外周面に装着されたOリングである、 請求項1記載の超音波洗浄装置。
  3. 【請求項3】前記円筒振動体は貴の金属からなり、前記
    ケースカバーの先端部は卑の金属からなり、これら円筒
    振動体の先端部とケースカバーの先端部との間にガルバ
    ニック電池により発生する電圧が生じるように構成され
    る、 請求項1記載の超音波洗浄装置。
  4. 【請求項4】前記卑の金属はマグネシウムである、 請求項3記載の超音波洗浄装置。
  5. 【請求項5】前記円筒振動体は、その外径の大きさが長
    さの1/8乃至1/2の範囲である、 請求項1記載の超音波洗浄装置。
  6. 【請求項6】基部および当該基部に連接する円筒振動体
    を有するホーン部材、超音波振動部材、およびブロック
    部材が互いに連結されて超音波振動トランスデューサを
    構成しており、 前記円筒振動体の外周には液体の流路となる間隙を形成
    する円筒状体が設けられ、 前記流路に液体を供給するための液供給口が設けられ、 前記円筒振動体の内部に連通する吸引口が設けられ、 前記円筒振動体の先端と前記円筒状体の先端との間の開
    口部から、前記円筒振動体の超音波振動によって霧化さ
    れた液体が噴出し、噴出した液体が前記円筒振動体の内
    部に吸引されるように構成されてなる、 ことを特徴とする超音波洗浄装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100804741B1 (ko) * 2006-08-17 2008-02-19 김춘화 초음파를 이용한 얼굴 세척기
KR100911920B1 (ko) * 2009-04-14 2009-08-13 (주)옥수지하개발 물 분사형 마사지기
JP2009291911A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Disco Abrasive Syst Ltd ラップ装置
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