JP2003163849A - 受信装置および方法 - Google Patents

受信装置および方法

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JP2003163849A
JP2003163849A JP2001359479A JP2001359479A JP2003163849A JP 2003163849 A JP2003163849 A JP 2003163849A JP 2001359479 A JP2001359479 A JP 2001359479A JP 2001359479 A JP2001359479 A JP 2001359479A JP 2003163849 A JP2003163849 A JP 2003163849A
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broadcast
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broadcast station
program
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JP2001359479A
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Katsumi Narita
克巳 成田
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Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送システムの状態の変化に容易に対応でき
るようにする。 【解決手段】 地上ディジタル放送波を処理するSTB1
には、番組データが放送されるチャンネルを受信するユ
ーザ用チューナ12の他に、情報取得用チューナ15が
設けられている。CPU11は、情報取得用チューナ15
を制御し、情報取得用チューナ15により受信されるチ
ャンネルを順次切り替え、放送局から送信されてくる放
送局情報を取得する。取得された放送局情報は、放送局
情報用メモリ17に記憶され、その放送局情報を送信し
てきた放送局の番組が視聴可能とされる。また、CPU1
1は、情報取得用チューナ15により受信されるチャン
ネルのEPGデータを取得し、それをEPG用メモリに保存さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信装置および方
法に関し、特に、放送システムの状態の変化に容易に対
応できるようにする受信装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、BS(Broadcasting Satellite)ディ
ジタル放送が開始され、対応機器も普及しつつある。
【0003】また、東京、大阪、名古屋などの中心都市
においては、西暦2003年から地上ディジタル放送が
開始される予定である。そして、その後、放送局が順次
開局され、放送地域が拡大されることになる。
【0004】これにより、ユーザは、BSディジタル放送
と同様に、現行のNTSC(National Television System Co
mmittee)、PAL(phase alternation by line)方式と比較
して、より高品質の番組を視聴したり、または、データ
放送を利用することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようにして地上ディジタル放送の放送局が順次開局さ
れた場合、ユーザは、新たに開局された放送局により放
送される番組を視聴するためには、その都度、受信チャ
ンネルの設定を行わなければならないことになる。
【0006】また、周波数帯域の有効利用のために、放
送に使用する帯域を変更することが各種提案されてお
り、そのように帯域が変更された場合、変更に応じて設
定し直さない限り、視聴できていたチャンネルが突然視
聴できなくなるといったことが生じる虞もある。
【0007】さらに、地上ディジタル放送においては、
現在行われているBSディジタル放送と異なり、EPG(Elec
tronic Program Guide)を表示させるためのデータは、
放送局毎に送信されることになる。
【0008】従って、BSディジタル放送においては、1
つのチャンネルを受信するだけで全てのチャンネルの番
組案内を確認することができるが、地上ディジタル放送
においては、それができず、受信している(番組を視聴
している)チャンネルの番組案内しか確認することがで
きないことになる。
【0009】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、放送システムの状態の変化に容易に対応す
ることができ、かつ、EPG等の必要な情報を好適に取得
できるようにしたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の受信装置は、地
上ディジタル放送波を介して送信される、放送局の存在
を表わす放送局情報を取得する第1の取得手段と、第1
の取得手段により取得された放送局情報を記憶する第1
の記憶手段と、第1の記憶手段により記憶された放送局
情報を送信してきた放送局により放送される番組を視聴
可能に設定する設定手段とを備え、第1の取得手段は、
地上ディジタル放送波のチャンネルを順次切り替えて放
送局情報を取得することを特徴とする。
【0011】設定手段により視聴可能として設定されて
いる放送局により放送される番組の情報を取得する第2
の取得手段をさらに備えるようにすることができる。
【0012】第1の取得手段は、地上ディジタル放送波
のチャンネルにより放送される番組の電子番組案内情報
をさらに取得し、第1の取得手段により取得された電子
番組案内情報を記憶する第2の記憶手段と、第2の記憶
手段により記憶されている電子番組案内情報に基づい
て、電子番組案内を表示する表示手段とをさらに備える
ようにすることができる。
【0013】本発明の受信装置の受信方法は、地上ディ
ジタル放送波を介して送信される、放送局の存在を表わ
す放送局情報を取得する取得ステップと、取得ステップ
の処理により取得された放送局情報を記憶する記憶ステ
ップと、記憶ステップの処理により記憶された放送局情
報を送信してきた放送局により放送される番組を視聴可
能に設定する設定ステップとを含み、取得ステップの処
理により、地上ディジタル放送波のチャンネルが順次切
り替えられて放送局情報が取得されることを特徴とす
る。
【0014】本発明の受信装置および方法においては、
地上ディジタル放送波を介して送信される、放送局の存
在を表わす放送局情報が取得され、取得された放送局情
報が記憶され、記憶された放送局情報を送信してきた放
送局により放送される番組が視聴可能に設定される。ま
た、地上ディジタル放送波のチャンネルが順次切り替え
られて放送局情報が取得される。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用した放送シ
ステムの構成例を示す図である。
【0016】STB(Set Top Box)1は、放送局4−1乃至
4−3から放送される地上ディジタル放送波をアンテナ
2において受信し、それを処理する。具体的には、STB
1は、ユーザにより指示された番組の映像を表示部3に
表示させるとともに、放送局4−1乃至4−3から送信
されてくる、放送局(チャンネル)の存在を表わす情報
を受信し、それを管理する。
【0017】STB1には、2つのチューナ(ユーザ用チ
ューナ12、および情報取得用チューナ15(いずれも
図2参照))が設けられており、ユーザにより指示され
た番組の情報は、ユーザ用チューナ12により受信さ
れ、放送局の存在を表わす情報(以下、適宜、放送局情
報と称する)は、情報取得用チューナ15により取得さ
れる。従って、STB1は、番組の映像を表示させること
と、放送局情報を取得することを同時に行うことができ
る。
【0018】この放送局情報は、後に詳述するように、
放送の対象地域、放送事業者を識別する情報、およびチ
ャンネル番号に関する情報などが含まれており、ユーザ
は、このような情報が登録されている放送局により放送
される番組のみを、STB1、および表示部3において視
聴することができる。
【0019】情報取得用チューナ15は、所定のタイミ
ングで、受信するチャンネルを順次切り替えて放送局情
報を取得し、放送局の存在(使用されているチャンネ
ル)を検出する。従って、仮に、図1の放送局4−3が
新たに開局され、放送が開始された場合であっても、ユ
ーザは、いずれの設定をも行うことなく、放送局4−3
により放送される番組を視聴することができる。
【0020】また、情報取得用チューナ15は、放送局
情報の他に、それぞれの放送局から送信されてくるEPG
(Electronic Program Guide)データ(電子番組案内情
報)を取得し、それを保存させる。
【0021】地上ディジタル放送においては、それぞれ
の放送局から、その放送局により放送される番組に関す
るEPGデータのみが送信されるようになされているた
め、例えば、放送局4−1による放送のみを受信してい
た場合は、放送局4−1の番組に関するEPGデータしか
取得できない。
【0022】従って、上述したように、情報取得用チュ
ーナ15により受信されるチャンネルを順次切り替える
ことにより、図1に示される放送局4−1乃至4−3か
ら送信されるEPGデータがそれぞれ順に取得される。す
なわち、情報取得用チューナ15により取得された個々
の放送局のEPGデータを保存させておくことにより、そ
れに基づいて、全ての放送局のEPGを表示させることが
できる。
【0023】図2は、図1のSTB1の構成例を示すブロ
ック図である。
【0024】CPU(Central Processing Unit)11は、ST
B1の全体の動作を制御し、例えば、入力部18からの
入力に基づいてユーザ用チューナ12により受信される
チャンネルを制御し、ユーザが希望する番組の映像を表
示部3に表示させる。また、CPU11は、情報取得用チ
ューナ15により受信されるチャンネルを所定のタイミ
ングで順次切り替える。
【0025】ユーザ用チューナ12は、番組信号を抽出
し、復調処理、およびエラー訂正処理等を施した後、得
られたトランスポートストリームをデマルチプレクサ1
3に出力する。
【0026】デマルチプレクサ13は、トランスポート
ストリームを構成するトランスポートパケットのヘッダ
に設定されているPIDに基づいて、例えば、CPU11によ
り指定されている番組に関するパケットのみを抽出す
る。また、デマルチプレクサ13は、例えば、MPEG(Mov
ing Picture Experts Group)2フォーマットに準拠した
デコード処理、必要に応じて復号化処理等を行い、得ら
れた番組データを表示制御部14に出力する。
【0027】さらに、デマルチプレクサ13は、ユーザ
用チューナ12、および情報取得用チューナ15から供
給されてきたトランスポートストリームから、EPGを表
示するためのパケット(SI(Service Information))を
抽出し、それをCPU11に出力する。
【0028】表示制御部14は、デマルチプレクサ13
から供給されてきた番組データに基づいて番組の映像を
表示部3に表示させる。また、表示制御部14は、EPG
を表示させるためのデータ(以下、EPG表示データと称
する)がCPU11から供給されてきたとき、EPGを表示部
3に表示させる。
【0029】情報取得用チューナ15は、上述したよう
に、受信するチャンネルを所定のタイミングで切り替
え、放送局情報、或いはEPGデータを搬送する放送波を
抽出する。地上ディジタル放送においては、「13チャ
ンネル」乃至「62チャンネル」のチャンネルが設定さ
れており、例えば、情報取得用チューナ15は、13チ
ャンネルから、ユーザ用チューナ12により受信されて
いるチャンネル以外のチャンネルを順に受信する。情報
取得用チューナ15により抽出されたトランスポートス
トリームは、デマルチプレクサ13に供給される。
【0030】EPG用メモリ16は、CPU11から供給され
てきたEPG表示データを記憶する。放送局情報用メモリ
17は、CPU11から放送局情報が供給されてきたと
き、それを、STB11において視聴可能なチャンネル
(放送局)のリストに登録する。EPG用メモリ16、お
よび放送局情報用メモリ17により記憶される情報につ
いては、後に詳述する。
【0031】入力部18は、例えば、図示せぬリモート
コントローラからの信号を受信し、ユーザの指示をCPU
11に通知する。
【0032】次に、図2のSTB1の動作について説明す
る。
【0033】始めに、図3のフローチャートを参照し
て、ユーザ用チューナ12により受信される放送波に基
づいて番組を再生するSTB1の処理について説明する。
【0034】ステップS1において、CPU11は、ユー
ザからの指示に基づいて、ユーザ用チューナ12により
受信されるチャンネルをセットする。すなわち、ユーザ
によりリモートコントローラが操作され、信号が送信さ
れてきたとき、それが入力部18において受信され、CP
U11に供給される。
【0035】ステップS2において、デマルチプレクサ
13は、ユーザ用チューナ12から供給されてきたトラ
ンスポートストリームから、番組のデータが含まれてい
るパケットと、EPGデータが含まれているパケットを抽
出する。デマルチプレクサ13は、番組のデータが含ま
れているパケットに対してデコード等を施し、得られた
番組データを表示制御部14に出力するとともに、EPG
データが含まれているパケットをCPU11に出力する。
【0036】ステップS3において、表示制御部14
は、デマルチプレクサ13から供給されてきた番組デー
タを再生し、番組の映像を表示部3に表示させる。な
お、図示せぬスピーカからは、デマルチプレクサ13に
より抽出されたデータに基づいて音声が出力されてい
る。
【0037】ステップS4において、CPU11は、デマ
ルチプレクサ13から供給されてきたデータに基づい
て、EPG表示データを作成し、それをEPG用メモリ16に
保存させる。
【0038】CPU11は、ステップS5において、ユー
ザから電源のオフが指示されたか否かを判定し、指示さ
れていないと判定した場合、ステップS1に戻り、それ
以降の処理を実行する。すなわち、CPU11は、ユーザ
からの指示に基づいて選局し、番組の映像を表示部3に
表示させる。一方、CPU11は、ステップS5におい
て、電源のオフが指示されたと判定した場合、処理を終
了させる。
【0039】これにより、例えば、地上ディジタル放送
の「13チャンネル」の番組を再生することがユーザに
より指示されている場合、その映像が表示部3に表示さ
れる。また、「13チャンネル」のEPGデータが取得さ
れ、EPG用メモリ16に保存される。
【0040】次に、図4のフローチャートを参照して、
情報取得用チューナ15を制御し、各種の情報を取得す
るSTB1の処理について説明する。この処理は、例え
ば、図3の処理と並行して行われる。
【0041】ステップS21において、CPU11は、情
報取得用チューナ15により受信されるチャンネルをセ
ットする。
【0042】図5は、STB1により受信されるチャンネ
ルを説明する図である。
【0043】例えば、図に示されるように、ユーザ用チ
ューナ12により「16チャンネル」が受信されている
場合(ユーザが「16チャンネル」の番組を視聴してい
る場合)、CPU11は、情報取得用チューナ15により
受信されるチャンネルを「13チャンネル」にセットす
る。
【0044】そして、CPU11は、チューニングし、C/N
(Carrier/Noise)値が良好なとき、ステップS22にお
いて、放送局情報を受信することが可能か否かを判定す
る。
【0045】CPU11は、ステップS22において、放
送局情報が受信できないと判定した場合、ステップS2
3に進み、放送局情報が取得できないことを放送局情報
用メモリ17に記憶させる。その後、CPU11は、ステ
ップS32に進み、それ以降の処理を実行する。
【0046】一方、CPU11は、ステップS22におい
て、放送局情報を受信することが可能であると判定した
場合、ステップS24に進む。ステップS24におい
て、デマルチプレクサ13は、CPU11からの指示に基
づいて、情報取得用チューナ15から供給されてきたト
ランスポートストリームから、放送局情報が記述された
パケットを取り込み、それをCPU11に出力する。
【0047】CPU11は、ステップS25において、供
給されてきた放送局情報が、新規に開局された放送局か
ら送信されてきた情報か否かを判定する。CPU11は、
ステップS25において、新規に開局された放送局から
送信されてきた放送局情報であると判定した場合、ステ
ップS26に進み、その放送局情報を放送局情報用メモ
リ17に保存させ、ステップS27に進み、視聴可能な
チャンネルとして設定(登録)する。
【0048】これにより、ユーザは、新たに開局された
放送局により放送される番組を視聴することができる。
例えば、図1に示される放送局4−3が新たに開局さ
れ、放送局4−3の放送局情報が送信されてきたとき、
ユーザは、それ以降、放送局4−3により放送される番
組を視聴することができるようになる。
【0049】図6は、STB1に登録されている放送局情
報の例を示す図である。
【0050】例えば、放送局情報には、その放送局によ
り提供されるサービスを識別するサービス識別情報、対
象地域を識別する地域識別情報、および放送事業者を識
別する地域事業者識別情報が含まれている。また、その
放送の具体的な対象地域を識別する地域識別割り当て情
報、チャンネル番号とリモートコントローラのボタンを
対応付けるリモコン識別情報、STB1により受信される
放送波の放送元のアンテナ(ネットワーク)を識別する
ネットワーク識別情報が含まれている。
【0051】放送局情報用メモリ17には、このような
放送局情報と対応付けて、そのチャンネルの受信状況等
が記憶される。例えば、受信状況として、BER(Bit Erro
r Rate)等が記憶される。
【0052】図6の例においては、「13チャンネル」
と「14チャンネル」の放送局情報が示されており、
「13チャンネル」のサービス識別は「テレビ型(テレ
ビジョン番組の放送)」とされ、その地域識別は「広域
放送」とされ、地域事業者識別は「MHK総合」とされて
いる。また、「13チャンネル」の地域識別割り当ては
「東京」とされ、リモコン識別は「001」とされ、ネ
ットワーク識別は「001」とされている。さらに、受
信状況は「X」とされている。
【0053】一方、「14チャンネル」のサービス識別
は「データ型(データ放送)」とされ、その地域識別は
「県域(県内)放送」とされ、地域事業者識別は「MHK
教育」とされている。また、「14チャンネル」の地域
識別割り当ては「神奈川」とされ、リモコン識別は「0
02」とされ、ネットワーク識別は「002」とされて
いる。さらに、受信状況は「Y」とされている。
【0054】図4の説明に戻り、ステップS25におい
て、CPU11は、デマルチプレクサ13から供給されて
きた放送局情報が、新規に開局された放送局から送信さ
れてきた情報でない(放送局情報用メモリ17に既に記
憶されている放送局情報と同一のものである)と判定し
た場合、ステップS28に進み、次に、放送局情報に対
応付けられて記憶されている受信状況を確認し、受信状
況が改善されたか否かを判定する。
【0055】例えば、アンテナが新たに建設され、その
アンテナから放送されている(現在受信されている)放
送波の方が、今まで受信していた放送波よりもBERが改
善されている場合、CPU11は、ステップS28におい
て、受信状況が改善されたと判定し、ステップS29に
進み、放送局情報を更新する。すなわち、受信状況が良
好なアンテナから放送される放送波を受信できるよう
に、図6に示されるネットワーク識別情報が更新され、
そのアンテナからの受信状況が登録される。
【0056】一方、ステップS28において、CPU11
は、受信状況が改善されていないと判定した場合、ステ
ップS29の処理をスキップし、ステップS30に進
む。
【0057】ステップS30において、デマルチプレク
サ13は、CPU11からの指示に基づいて、情報取得用
チューナ15から供給されてきたトランスポートパケッ
トから、EPGデータが記述されたパケットを取り込む。
このEPGデータは、ステップS21においてセットされ
たチャンネルのみに関する番組案内を表わしている。
【0058】ステップS31において、CPU11は、供
給されてきたEPGデータに基づいて、EPG表示データを作
成し、それをEPG用メモリ16に保存させる。
【0059】図7は、EPG用メモリ16に保存されるEPG
表示データの例を示す図である。
【0060】図7のテーブル51に示されるように、例
えば、それぞれの番組の放送時刻とタイトルが対応付け
られたEPG表示データがCPU11により作成され、保存さ
れる。この例においては、テーブル51により「チャン
ネル13」のEPGが表示され、テーブル52により「チ
ャンネル14」のEPGが表示され、テーブル53により
「チャンネル62」のEPGが表示されている。
【0061】なお、図7の例においては、「チャンネル
13」のEPGにより、11時から11時50分まで「ヨ
ーロッパサッカー」が放送され、11時50分から12
時40分まで「世界の格闘技」が放送され、12時40
分から1時30分まで「エースをねらえ」が放送される
ことが案内されている。
【0062】図4の説明に戻り、EPG表示データをEPG用
メモリ16に保存した後、CPU11は、ステップS32
に進み、情報取得用チューナ15により受信されるチャ
ンネルを更新する。
【0063】例えば、図5に示されるように、ユーザ用
チューナ12により「チャンネル16」が受信され、情
報取得用チューナ15により「チャンネル13」が受信
されていた場合、CPU11は、情報取得用チューナ15
により次に受信されるチャンネルを「チャンネル14」
に設定する。そして、CPU11は、ステップS21以降
の処理を繰り返し実行し、放送局情報、およびEPG表示
データを蓄積する。
【0064】次に、図8のフローチャートを参照して、
EPGを表示するSTB1の処理について説明する。
【0065】ステップS41において、CPU11は、入
力部18からの出力に基づいて、EPGの表示が指示され
たか否かを判定し、指示されたと判定するまで待機す
る。
【0066】CPU11は、ステップS41において、EPG
の表示が指示されたと判定した場合、ステップS42に
進み、EPG用メモリ16に保存されているEPG表示データ
に基づいてEPGを表示させる。すなわち、CPU11により
読み出されたEPG表示データは、表示制御部14に供給
され、例えば、番組の映像に重畳されて、表示部3に表
示される。
【0067】図9は、表示部3に表示されるEPG61の
例を示す図である。
【0068】EPG61においては、横軸が時間軸とさ
れ、チャンネル13乃至チャンネル16により放送され
る番組が各欄に示されている。例えば、図9の例におい
ては、「13チャンネル」により、11時から11時5
0分まで「ヨーロッパサッカー」が放送され、11時5
0分から12時40分まで「世界の格闘技」が放送さ
れ、12時40分から1時30分まで「エースをねら
え」が放送されることが表わされている。これは、図7
のテーブル51に登録されている情報に対応しており、
それに基づいて表示されたものである。
【0069】このように、情報取得用チューナ15によ
り取得されたEPGデータに基づいて、地上ディジタル放
送により放送される全てのチャンネルのEPGを表示させ
ることができる。
【0070】なお、図9の例においては、ユーザは、カ
ーソル62を移動させて、「6月11日(今日)」以外
の日に放送される番組のEPGを表示させることができる
とされている。
【0071】以上のように、テレビジョン番組のデータ
を受信するユーザ用チューナ12の他に、放送局情報、
およびEPGデータを受信する情報取得用チューナ15を
設けることにより、新たに放送局が開局された場合であ
っても、いずれの設定等をも行うことなく、その放送局
の情報を登録させることができ、それ以降、ユーザは、
番組を視聴することができるようになる。また、ユーザ
は、地上ディジタル放送により放送される全てのチャン
ネルのEPGを確認することができる。
【0072】以上においては、ユーザ用チューナ12と
情報取得用チューナ15が両方設けられるとしたが、図
2に示されるチューナがいずれか一方(例えば、ユーザ
用チューナ12)の場合であっても、放送局情報、また
はEPGデータを取得させるようにすることができる。こ
の場合、CPU11は、ユーザから番組を再生することが
指示されているときには、ユーザ用チューナ12を制御
して、その番組が放送されているチャンネルを受信さ
せ、一方、例えば、電源がオフ状態(内部的にはオン状
態)のときのように、番組を再生することが指示されて
いないときには、ユーザ用チューナ12により受信され
るチャンネルを順次切り替え、放送局情報、およびEPG
データを取得する。
【0073】また、以上においては、STB1において、
地上ディジタル放送波のみが処理されるとしたが、地上
ディジタル放送波を処理するユーザ用チューナ12、お
よび情報取得用チューナ15の他に、図10に示される
ように、さらにBS(Broadcasting Satellite)ディジタル
放送波を処理するBSディジタルチューナ71を設けるよ
うにしてもよい。
【0074】図10に示されるSTB1は、BSディジタル
チューナ71とアンテナ72が設けられる点を除いて、
図2に示されるSTB1と同様である。なお、図10にお
いて、図2と同一の部分には、同一の符号を付してあ
る。
【0075】BSディジタルチューナ71は、アンテナ7
2において受信されたBSディジタル放送波を取り込み、
トランスポートストリームをデマルチプレクサ13に出
力する。デマルチプレクサ13は、ユーザにより指定さ
れている番組のデータを抽出し、表示制御部14に出力
するとともに、EPGデータをCPU11に出力する。
【0076】CPU11は、BSディジタル放送のEPGをEPG
用メモリ16に保存させ、ユーザにより指示されたと
き、上述したようにして取得された地上ディジタル放送
のEPGと、BSディジタル放送のEPGを表示部3に表示させ
る。
【0077】これにより、ユーザは、地上ディジタル放
送のEPGに加えて、BSディジタル放送のEPGを確認するこ
とができる。
【0078】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。この場合、そのソフトウェアを実
行させる装置は、例えば、図11に示されるようなパー
ソナルコンピュータにより構成される。
【0079】図11において、CPU91は、ROM(Read O
nly Memory)92に記憶されているプログラム、また
は、記憶部98からRAM(Random Access Memory)93
にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行す
る。RAM93にはまた、CPU91が各種の処理を実行する
上において必要なデータなどが適宜記憶される。
【0080】CPU91、ROM92、およびRAM93は、バ
ス94を介して相互に接続されている。このバス94に
はまた、入出力インタフェース95も接続されている。
【0081】入出力インタフェース95には、キーボー
ド、マウスなどよりなる入力部96、CRT(Cathode Ray
Tube),LCD(Liquid Crystal Display)などよりなるディ
スプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部97、ハ
ードディスクなどより構成される記憶部98、モデム、
ターミナルアダプタなどより構成される通信部99が接
続されている。通信部99は、ネットワークを介しての
通信処理を行う。
【0082】入出力インタフェース95にはまた、必要
に応じてドライブ100が接続され、磁気ディスク10
1、光ディスク102、光磁気ディスク103、或いは
半導体メモリ104などが適宜装着され、それから読み
出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶
部98にインストールされる。
【0083】一連の処理をソフトウェアにより実行させ
る場合には、そのソフトウェアを構成するプログラム
が、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュー
タ、または、各種のプログラムをインストールすること
で、各種の機能を実行することが可能な、例えば、汎用
のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録
媒体からインストールされる。
【0084】この記録媒体は、図11に示されるよう
に、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供する
ために配布される、プログラムが記録されている磁気デ
ィスク101(フロッピディスクを含む)、光ディスク
102(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD
(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク1
03(MD(登録商標)(Mini-Disk)を含む)、もしくは
半導体メモリ104などよりなるパッケージメディアに
より構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれ
た状態でユーザに提供される、プログラムが記録されて
いるROM92や、記憶部98に含まれるハードディスク
などで構成される。
【0085】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0086】
【発明の効果】本発明の受信装置および方法によれば、
地上ディジタル放送波を介して送信される、放送局の存
在を表わす放送局情報を取得し、取得した放送局情報を
記憶し、記憶した放送局情報を送信してきた放送局によ
り放送される番組を視聴可能に設定する。また、地上デ
ィジタル放送波のチャンネルを順次切り替えて放送局情
報を取得するようにしたので、放送システムの状態の変
化に容易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した放送システムの構成例を示す
図である。
【図2】図1のSTBの構成例を示すブロック図である。
【図3】STBの処理を説明するフローチャートである。
【図4】STBの他の処理を説明するフローチャートであ
る。
【図5】STBにより選局されるチャンネルを説明する図
である。
【図6】放送局情報の例を示す図である。
【図7】EPGデータの例を示す図である。
【図8】STBのさらに他の処理を説明するフローチャー
トである。
【図9】EPGの表示例を示す図である。
【図10】図1のSTBの他の構成例を示すブロック図で
ある。
【図11】パーソナルコンピュータの構成例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 STB, 11 CPU, 12 ユーザ用チューナ,
13 デマルチプレクサ, 14 表示制御部, 15
情報取得用チューナ, 16 EPG用メモリ, 17
放送局情報用メモリ, 18 入力部, 71 BSデ
ィジタルチューナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/025 H04N 7/08 A 7/03 7/035

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上ディジタル放送波を介して送信され
    る、放送局の存在を表わす放送局情報を取得する第1の
    取得手段と、 前記第1の取得手段により取得された前記放送局情報を
    記憶する第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段により記憶された前記放送局情報を
    送信してきた放送局により放送される番組を視聴可能に
    設定する設定手段とを備え、 前記第1の取得手段は、前記地上ディジタル放送波のチ
    ャンネルを順次切り替えて前記放送局情報を取得するこ
    とを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】 前記設定手段により視聴可能として設定
    されている前記放送局により放送される前記番組の情報
    を取得する第2の取得手段をさらに備えることを特徴と
    する請求項1に記載の受信装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の取得手段は、前記地上ディジ
    タル放送波の前記チャンネルにより放送される番組の電
    子番組案内情報をさらに取得し、 前記第1の取得手段により取得された前記電子番組案内
    情報を記憶する第2の記憶手段と、 前記第2の記憶手段により記憶されている前記電子番組
    案内情報に基づいて、電子番組案内を表示する表示手段
    とをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の受
    信装置。
  4. 【請求項4】 地上ディジタル放送波を介して送信され
    る、放送局の存在を表わす放送局情報を取得する取得ス
    テップと、 前記取得ステップの処理により取得された前記放送局情
    報を記憶する記憶ステップと、 前記記憶ステップの処理により記憶された前記放送局情
    報を送信してきた放送局により放送される番組を視聴可
    能に設定する設定ステップとを含み、 前記取得ステップの処理により、前記地上ディジタル放
    送波のチャンネルが順次切り替えられて前記放送局情報
    が取得されることを特徴とする受信方法。
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