JP2003163751A - 画情報通信装置 - Google Patents

画情報通信装置

Info

Publication number
JP2003163751A
JP2003163751A JP2001360465A JP2001360465A JP2003163751A JP 2003163751 A JP2003163751 A JP 2003163751A JP 2001360465 A JP2001360465 A JP 2001360465A JP 2001360465 A JP2001360465 A JP 2001360465A JP 2003163751 A JP2003163751 A JP 2003163751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
voice
data pump
image information
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001360465A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Sujita
健二 筋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2001360465A priority Critical patent/JP2003163751A/ja
Publication of JP2003163751A publication Critical patent/JP2003163751A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 実質上音声認識装置の小型化を実現できる画
情報通信装置を提供する。 【解決手段】 送受信回路部11により回線100を介
して情報提供サービス局等からの音声情報および画情報
を受信し、音声情報はデータポンプ12(音声認識部1
22)により文字情報に変換され表示部142に表示さ
れる。また、画情報はデータポンプ12のモデム処理部
121によりモデム処理が施され、画情報処理部16に
送出される。コントローラ13は、データポンプ12の
動作モード(音声認識モード,モデム処理モード)の何
れかの選択を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報提供サービス
局等の通信相手からの音声情報を文字情報に変換して操
作パネル上のディスプレイに表示することができる画情
報通信装置に関し、具体的には実質上音声認識装置の小
型化を実現できる画情報通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置では、たとえば
手動による送受信操作を行う場合、操作タイミングを図
るために回線の接続状態を知る必要がある。一般には、
ユーザは、モニタスピーカ等の音声生成器が生成する音
声を聴取することで回線の接続状態を知ることができ
る。たとえば、特開平08−23404号公報の画情報
通信装置では、回線の接続状態をディスプレイで可視表
現しており、聴取能力が十分でないユーザでもディスプ
レイを見ることで回線の接続状態を知ることができる。
【0003】この種の画情報通信装置において、聴取能
力が十分ではないユーザが、たとえばファクシミリサー
ビス提供局から送られてくる音声情報を知るためには、
当該音声情報を音文字情報に変換するための音声認識機
能を備える必要がある。
【0004】図4はこの種の画情報通信装置(ファクシ
ミリ装置)を示す図である。図4において、ファクシミ
リ装置5は、送受信回路部51と、データポンプ52
と、コントローラ53と、操作パネル部54と、音声認
識部55と、音声出力部56と、画像処理部57を含ん
で構成されている。
【0005】たとえば、ユーザが回線100に接続され
た情報提供サービス局から、所定の情報を入手しようと
する場合、当該情報提供サービス局の電話番号を操作パ
ネル部54の操作部541から入力する。ファクシミリ
装置5と情報提供サービス局との接続が確立すると、情
報提供サービス局はファクシミリ装置5に音声情報を送
出する。ファクシミリ装置5の送受信回路部51は、こ
の音声情報にA/D変換等の処理を施しデータポンプ5
2に出力する。データポンプ52では音声情報をコント
ローラ53に送り、コントローラ53はこれを音声認識
部55に送出する。音声認識部55は音声情報を文字デ
ータに変換し、操作パネル部54の表示部542に表示
する。ユーザは、表示部542に表示されたガイダンス
等に従って操作部541のキーやボタンを操作し、所定
の画情報の取得要求を情報提供サービス局に送出する。
情報提供サービス局では、要求された画情報をファクシ
ミリ装置5に送出し、ファクシミリ装置5ではこれを送
受信回路部51により受信し、データポンプ52でモデ
ム処理を行い、コントローラ53が画像処理部57に出
力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図4に示したように、
ファクシミリ装置5では、音声情報を文字情報に変換す
るために音声認識部55が不可欠である。通常この音声
認識部55は、データポンプ52とは別個のハードウェ
アとしてファクシミリ装置5に組み込まれる。このた
め、ハードウェア構成が複雑となり、ファクシミリ装置
5自体の製造コストがアップする。
【0007】本発明の目的は、既存のモデム回路をその
まま、または既存のモデム回路に小規模な改変を加えた
回路により、情報提供サービス局等の通信相手からの音
声情報を文字情報に変換して操作パネルに表示すること
ができる画情報通信装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信相手から
送出される音声情報を音声出力し、当該音声出力に基づ
きユーザが操作パネル上のキーまたはボタンを操作する
ことで、前記通信相手から所定の画情報を受信するの画
情報通信装置に応用されるものであって、回線から前記
音声情報および前記画情報を受信する送受信回路部と、
前記送受信回路部により受信した前記音声情報を文字情
報に変換する音声認識部と前記送受信回路部により受信
した前記画情報とをモデム処理するモデム処理部とを持
つデータポンプと、少なくとも前記送受信回路部および
前記データポンプの制御を行うコントローラとを備えて
なることを特徴とする。
【0009】本発明の画情報通信装置によれば、データ
ポンプアプリケーション(データポンプ用プログラム)
を所定ROM等に追加するだけで、あるいはさらにデー
タポンプ回路の設計変更を行うだけで、音声認識機能を
搭載した画情報通信装置を低コストで実現することでき
る。データポンプは、データポンプ用プログラムを所定
のメモリ(通常は、データポンプ内のメモリ)にダウン
ロードすることで駆動される。本発明では、データポン
プは、画情報を送受信受信するときはモデム処理のため
に使用され、音声情報を受信するときには音声認識処理
のために使用される。したがって、データポンプ用プロ
グラムをモデム処理用プログラムから音声認識処理用プ
ログラムに交換するだけで、コストをかけることなく音
声認識装置としての機能をデータポンプに持たせること
ができる。
【0010】たとえばファクシミリ装置では、受信した
音声情報を文字情報変換してディスプレイに表示するこ
とで、たとえば聴取能力が十分でないユーザ(耳が不自
由なユーザ)は、音声情報によりユーザに操作を指示す
るようなファクシミリ情報提供サービスを利用すること
ができるようになる。本発明の画情報通信装置では、送
受信回路部を、シリコンDAA(DATAAccess
Arrangement)等のトランスレスDAAか
ら構成することができる。これにより、装置の大きさが
極めて小さくでき、たとえばパーソナルコンピュータや
PDA等の携帯型端末機器のモデムにも適用が可能であ
る。パーソナルコンピュータやPDA等の携帯型端末機
器により、たとえばファクシミリ情報提供サービスを利
用する場合において、ユーザへの指示が音声情報で行わ
れるときは、通常、ユーザは当該音声を聞くことはしな
いし、あるいは聞くことができない。本発明の画情報通
信装置では、コンピュータやPDAのディスプレイに受
信した音声情報を文字情報として表示できるので、各種
の音声情報の受信を伴うサービスの利用を簡単に行うこ
とができる。
【0011】本発明の画情報通信装置では、送受信回路
部を、前記回線からの前記音声情報および前記画情報を
受信する回線制御部と、前記回線制御部からの情報をA
/D変換−D/A変換するコーデックとから構成するこ
ともできる。
【0012】本発明の画情報通信装置では、コントロー
ラ(たとえば、ファクシミリ装置に備えたCPUや、あ
るいはモデムカードに備えたモデムカード用コントロー
ラ)は、前記送受信回路部が受信した情報が音声情報で
あるときは、前記データポンプに前記音声処理モードで
動作する選択信号を出力し、前記送受信回路部が受信し
た情報が画情報であるときは、前記データポンプに前記
モデム処理モードで動作する選択信号を出力するように
構成できる。コントローラは、データポンプに選択信号
を出力するとともに、データポンプ用プログラムの所定
メモリ(前述したように、通常、このメモリはデータポ
ンプに内蔵されている)への入れ替えを行うことで、音
声認識処理をデータポンプに実行させることができる。
この場合には、コントローラの負荷が増大することはな
い。もちろん、コントローラが、音声認識処理のうち一
部を分担するようにしてもよい。
【0013】本発明の画情報通信装置がファクシミリ通
信機能を持つ場合(すなわちファクシミリ装置である場
合)には、前記通信相手への発呼後は、コントローラ
は、データポンプに前記音声処理モードで動作する選択
信号を出力して、回線上の音声情報情報をリアルタイム
で文字情報情報に変換して前記操作パネル上のディスプ
レイに表示し、前記通信相手からのCNG信号を検出後
は、前記データポンプに前記モデム処理モードで動作す
る選択信号を出力して、回線上の画情報を受信すること
ができる。この場合には、CNG信号を検出することで
自動的にデータポンプを音声認識モードからモデム処理
モードに切り替えることができる。すなわち、音声情報
受信が終了したときは、ユーザ操作によることなく、自
動的に画情報を受信するようにできる。
【0014】また、本発明の画情報通信装置がファクシ
ミリ通信機能を持つ場合には、前記通信相手への発呼後
は、コントローラは、前記データポンプに前記音声処理
モードで動作する選択信号を出力して、回線上の音声情
報情報をリアルタイムで文字情報情報に変換して前記操
作パネル上のディスプレイにリアルタイム表示し、前記
操作パネルのスタートボタンの押下の検出後は、前記デ
ータポンプに前記モデム処理モードで動作する選択信号
を出力して、相手先からの画情報を受信することもでき
る。この場合、相手側がCNG信号を送出しない場合に
おいても、表示される音声情報に従ってユーザがスター
トボタンを押すことでデータポンプが音声認識モードか
らモデム処理モードに切り替わる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態にか
かる画情報通信装置の部分ブロック図である。図1にお
いて、画情報通信装置(ファクシミリ装置1)は、送受
信回路部11と、データポンプ12と、コントローラ1
3と、操作パネル部14と、音声出力部15と、画像処
理部16とを含んで構成されている。
【0016】送受信回路部11は、回線100を介して
相手側と画情報や音声情報の送受信を行う。本発明で
は、データポンプ12は、モデム処理部121と音声認
識部122とを含んで構成されている。データポンプ1
2では、図示しない内蔵のデータポンプ用プログラムに
より、モデム処理部121または音声認識部122の何
れか一方が駆動される。すなわち、データポンプ12
は、内部のメモリにダウンロードされるデータプログラ
ムに応じて、モデム処理装置として機能し、または音声
処理装置として機能することができる。コントローラ1
3は、選択信号をデータポンプ12に送ることで、モデ
ム処理モード(モデム処理部121の動作)または音声
認識モード(音声認識部122の動作)の何れかを選択
する。データポンプ用プログラムは、上述したようにデ
ータポンプ12内のメモリに格納されるが、たとえばデ
ータポンプ12内メモリの容量がデータポンプ用プログ
ラムの大きさよりも小さいときには、その一部をデータ
ポンプ12にダウンロードし、残りをシステムROMや
システムRAMに格納するようにしてもよい。データポ
ンプ12は、既存のデータポンプをそのまま利用して実
現できるし、または既存のデータポンプに小規模な設計
変更を加えることで実現できる。データポンプ12のモ
デム処理機能はモデム用のデータポンプ用プログラムに
より達成され、音声認識機能は音声処理用のデータポン
プ用プログラムにより達成される。モデム処理部12
1、音声認識部122のハードウェア構成の大半は共有
される。図1において、共有部を符号123で示してあ
る。
【0017】操作パネル部14および音声出力部15は
ユーザインタフェースを構成する。操作パネル部14
は、操作部141と表示部142とからなる。音声出力
部15は、モニタスピーカを含んでおり、音声情報の音
声出力を行うことができる。画像処理部16は、データ
ポンプ12がモデム処理モードで動作しているときに、
コントローラ13から受け取った画情報の処理を行う。
【0018】以下に、図1のファクシミリ装置1の動作
を図2のフローチャートに沿って説明する。まず、相手
先(ここでは、情報提供サービス局)に、送受信回路部
11から発呼が行われたものとする(S101)。この
発呼がなされるとコントローラ13は、データポンプ1
2に選択信号を出力して、当該データポンプ12を音声
認識モードに設定する(S102)とともに、データポ
ンプ12内のメモリに音声認識モード用のデータポンプ
用プログラムをダウンロードする。
【0019】送受信回路部11は回線100を介して入
力した信号をA/D変換等してデータポンプ12に送出
する。S102で、コントローラ13がデータポンプ1
2を音声認識モードに設定した場合には、音声情報があ
るか否か(音声情報が、データポンプ12内に備えたメ
モリに蓄積されているか否か)がチェックされる(S1
03)。音声情報があるか否かのチェックは、コントロ
ーラ13が行うようにしてもよいし、データポンプ12
が行う(データポンプ用プログラムが行う)ようにして
もよい。送受信回路部11により受信した音声情報が、
データポンプ12内のメモリに蓄積できないような場合
には、当該音声情報を、図示しない画情報蓄積用メモリ
に一時蓄積しておくようにも構成できる。この場合に
は、コントローラ13が、このデータポンプ12内のメ
モリに、処理対象となる音声情報を順次送るので、当該
コントローラ13は、処理すべき音声情報があるか否か
を知ることができる。したがって、この場合には、S1
03のチェックはコントローラ13が行うことができ
る。処理すべき音声情報がある場合(S103で、「Y
ES」の場合)には、データポンプ12は音声認識処理
を行う(S104)。ここで示す例では、送受信回路部
11が、情報提供サービス局に発呼しているので、一度
はデータポンプ12による音声情報の音声認識処理が行
われる。音声認識処理(S104)では、データポンプ
12は、受け取ったデータ(すなわち、音声情報)を文
字情報に変換する。なお、送受信回路部11から受け取
った音声情報を一度に処理できない場合には、当該音声
情報を図示しないメモリに蓄積しておき、データポンプ
12がこれを順次読み込んで音声認識処理を行うように
できる。もちろん、この場合にも、音声情報の表示部1
42への表示のリアルタイム性が損なわれるわけではな
い。
【0020】データポンプ12は、ここでは音声認識処
理プログラム内蔵の音声認識用デジタルシグナルプロセ
ッサとして機能し、入力した音声情報を所定の音声パタ
ーンと比較して音声認識を行う。このパターンは、シス
テムROM,システムRAM等の適宜のメモリに格納し
ておいてもよいし、データポンプ12の内蔵メモリの容
量が十分に大きいときは当該メモリに格納しておくこと
もできる。コントローラ13は、音声認識結果(文字情
報)を表示部142に送り、表示部142はこの文字情
報をリアルタイムで表示する(S105)。
【0021】ユーザは、情報提供サービス局からの音声
情報(すなわち、文字情報に変換された音声情報)がコ
マンドの送信を要求するものであるとき(たとえば、
「1のキーを押して下さい」、「スタートボタンを押して
下さい」等)は当該要求に従い、操作部141を用いて
テンキーやスタートボタンを押すことで当該コマンドを
送出する。たとえば、情報提供サービス局からの音声情
報が、ユーザに対するテンキーの所定番号の選択入力要
求である場合においてユーザが当該要求に応えたとき
は、そのキー番号に対応するコマンドが情報提供サービ
ス局に返される。情報提供サービス局は、返されたコマ
ンドに基づき、新たな音声情報をファクシミリ装置1に
送出し、またはCNG信号を送出する。また、情報提供
サービス局は、音声情報を送出した後に、CNG信号を
送出する場合もある。データポンプ12が音声認識処理
を行っている途中で、CNG信号の検出を行う(後述す
るS106参照)。
【0022】コントローラ103は、ステップS103
において処理すべき音声情報がないときは、あるいはS
105において表示部142に文字情報を表示したとき
は、CNG信号の検出を行う(S106)。CNG信号
は、ファクシミリ送信のコーリングトーンであり、この
CNG信号が検出されていないときには、ファクシミリ
受信要求のためのボタン(本実施形態ではスタートボタ
ン)が押されたか否かをチェックする(S107)。ス
タートボタンは、前述したように「スタートボタンを押
してください」等の音声情報(すなわち、文字情報に変
換された音声情報)に従い押し下げられる。
【0023】前述したように、ユーザがステップS10
5における情報を見て、情報提供サービス局にコマンド
を送出した場合において、情報提供サービス局が新たな
音声情報をファクシミリ装置1に送出したときは、ステ
ップS103の、処理すべき音声情報があるか否かのチ
ェックに処理が戻される。ステップS106のチェック
において、CNG信号が検出されたときは、コントロー
ラ13はデータポンプ12に、選択信号を出力し、その
モードをモデム処理モードに設定する(S108)。ま
たステップS107のチェックにおいて、スタートボタ
ンの押下げがなされたことを検出したときも、コントロ
ーラ13はデータポンプ12に、選択信号を出力し、そ
のモードをモデム処理モードに設定する(S108)。
【0024】データポンプ12がモデム処理モードに設
定された後は、送受信回路部11はファクシミリ受信を
開始し、受信した画情報をデータポンプ12に送出する
(S109)。この後、データポンプ12は通常のモデ
ム処理を行いコントローラ13が画像処理部16に復号
された画情報を送り、画像処理部16はファクシミリ画
像を、所定の画情報蓄積用のメモリに保存する。
【0025】本実施形態では、上記ステップS101〜
S107の一連の処理により、ファクシミリ情報サービ
スから送られてくる音声情報がリアルタイムで表示部1
42に表示される。ユーザは、表示部142を見ながら
音声情報の指示に従った操作が可能となる。上記送受信
回路部11としてシリコンDAA等のトランスレスDA
Aを用いることができる。
【0026】図3は、本発明の画情報通信装置の他の例
を示すブロック図である。図3のファクシミリ装置1で
は、送受信回路部11は、回線制御部111とコーデッ
ク(Codec)112とからなる。コーデック112
は符号器復号器でありA/D変換,D/A変換処理を行
うことができる。
【0027】上記実施形態では、音声情報を送信する相
手側が情報提供サービス局である場合について説明した
が、本発明はこれには限定されない。たとえば、相手側
が、いわゆるファクシミリ機能付き電話機であるような
場合には、「ファクシミリ送信をするときには、スター
トボタンを押して下さい」等の音声情報が送出される。
このような場合にも、本発明の画情報通信装置は、当該
音声情報を文字情報に変換してディスプレイに表示する
ことができる。
【0028】本発明の画情報通信装置には、ファクシミ
リ装置のみならず、モデムカードが装着された(あるい
は、モデム機能を内蔵した)コンピュータやPDAを含
む。特に、PDAは、近年機能が向上しておりファクシ
ミリ機能を持つものもある。PDAでは、テンキー等の
操作ボタンを押して相手側の情報を聴取するには極めて
不向きである。このため、情報提供サービス局にアクセ
スして情報を取得することは実質上不可能である。本発
明の画情報通信装置では、上述したように、音声情報
は、文字情報に変換されて表示部に表示されるので、P
DAによる情報サービスの利用の促進を図ることができ
る。
【0029】
【発明の効果】本発明では、データポンプ用プログラム
を変更し、既存のデータポンプをそのまま流用してハー
ドウェアを構成できるし、また既存のデータポンプの小
規模な設計変更を行うだけでハードウェアを構成でき
る。したがって、小型かつ低コストの音声情報の音声認
識機能付きの画情報通信装置の製造が可能となる。ま
た、コントローラにより、データポンプのモード(音声
認識モードとモデム処理モード)を相互に切り替えるだ
けで、音声情報の音声認識、すなわち文字情報への変換
を行うことができ、したがって制御を簡素化することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画情報通信装置の一実施形態を示すブ
ロック図である。
【図2】図1の画情報通信装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【図3】本発明の画情報通信装置の他の例を示すブロッ
ク図である。
【図4】従来の画情報通信装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 11 送受信回路部 12 データポンプ 13 コントローラ 14 操作パネル部 15 音声出力部 16 画像処理部 100 回線 111 回線制御部 112 コーデック 121 モデム処理部 122 音声認識部 123 共有部 141 操作部 142 表示部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信相手から送出される音声情報を音声
    出力し、当該音声出力に基づきユーザが操作パネル上の
    キーまたはボタンを操作することで、前記通信相手から
    所定の画情報を受信する画情報通信装置において、 回線から前記音声情報および前記画情報を受信する送受
    信回路部と、 前記送受信回路部により受信した前記音声情報を文字情
    報に変換する音声認識部と、前記送受信回路部により受
    信した前記画情報をモデム処理するモデム処理部とを持
    つデータポンプと、 少なくとも前記送受信回路部および前記データポンプの
    制御を行うコントローラと、を備えてなることを特徴と
    する画情報通信装置。
  2. 【請求項2】 前記送受信回路部は、前記回線からの前
    記音声情報および前記画情報を受信する回線制御部と、
    前記回線制御部からの情報をA/D変換−D/A変換す
    るコーデックとからなることを特徴とする請求項1に記
    載の画情報通信装置。
  3. 【請求項3】 前記送受信回路部は、シリコンDAAか
    らなることを特徴とする請求項1に記載の画情報通信装
    置。
  4. 【請求項4】 前記コントローラは、前記送受信回路部
    が受信した情報が音声情報であるときは、前記データポ
    ンプに前記音声処理モードで動作する選択信号を出力
    し、前記送受信回路部が受信した情報が画情報であると
    きは、前記データポンプに前記モデム処理モードで動作
    する選択信号を出力することを特徴とする請求項1また
    は2に記載の画情報通信装置。
  5. 【請求項5】 ファクシミリ通信機能を持つ請求項1か
    ら4の何れか1つに記載の画情報通信装置であって、 前記コントローラは、 前記通信相手への発呼後は、データポンプに前記音声処
    理モードで動作する選択信号を出力して、回線上の音声
    情報情報をリアルタイムで文字情報情報に変換して前記
    操作パネル上のディスプレイに表示し、 前記通信相手からのCNG信号を検出後は、前記データ
    ポンプに前記モデム処理モードで動作する選択信号を出
    力して、前記通信相手からの画情報を受信することを特
    徴とする画情報通信装置。
  6. 【請求項6】 ファクシミリ通信機能を持つ請求項1か
    ら4の何れか1つに記載の画情報通信装置であって、 前記通信相手への発呼後は、前記データポンプに前記音
    声処理モードで動作する選択信号を出力して、回線上の
    音声情報情報をリアルタイムで文字情報情報に変換して
    前記操作パネル上のディスプレイにリアルタイム表示
    し、 前記操作パネルのスタートボタンの押下の検出後は、前
    記データポンプに前記モデム処理モードで動作する選択
    信号を出力して、回線上の画情報を受信することを特徴
    とする画情報通信装置。
JP2001360465A 2001-11-27 2001-11-27 画情報通信装置 Pending JP2003163751A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001360465A JP2003163751A (ja) 2001-11-27 2001-11-27 画情報通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001360465A JP2003163751A (ja) 2001-11-27 2001-11-27 画情報通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003163751A true JP2003163751A (ja) 2003-06-06

Family

ID=19171267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001360465A Pending JP2003163751A (ja) 2001-11-27 2001-11-27 画情報通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003163751A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7289796B2 (en) Mobile communications terminal device and method for identifying incoming call for use with the same
US7598945B2 (en) Wireless communication terminal for changing image files of background picture and method for displaying image files of background picture using the same
US20060111085A1 (en) Ringtone service server, mobile communication terminal, and method for setting incoming call notification in a mobile communication
KR100365860B1 (ko) 이동 단말에서의 메시지 전송방법
KR100793299B1 (ko) 이동 단말기에서 전화번호 저장/발신 장치 및 방법
EP1231798A2 (en) Language selecting method and mobile communication system
US20040015353A1 (en) Voice recognition key input wireless terminal, method, and computer readable recording medium therefor
JP6432566B2 (ja) 通信装置およびプログラム
JP2005151073A (ja) Tv電話機能付き携帯端末装置
JP2003163751A (ja) 画情報通信装置
KR970002344B1 (ko) 문자의 음성변환 및 음향변환 전송이 가능한 통신장치 및 그 운용방법
KR100878354B1 (ko) 영상통화가 가능한 사용자 단말기
US7301556B2 (en) Image signal transmitting/receiving apparatus and method based on a cut-off mode
KR100724892B1 (ko) 휴대단말기에서 문자입력을 통한 통화수행 방법
KR100547769B1 (ko) 휴대 단말기에서 통화 중 전화번호 전송방법
KR100605875B1 (ko) 휴대 단말기에서 통화 중 번호 전송방법
JP2001197221A (ja) 画像通信用電話機、画像通信用端末装置及び画像通信システム
KR100678118B1 (ko) 휴대단말기의 외부메모리 분실방지 방법
KR100663531B1 (ko) 휴대 단말기의 시간 표시방법
JP3570997B2 (ja) 通信システム、電話交換機及び通信装置
KR100605936B1 (ko) 휴대 단말기의 키 소리음 자동변환 방법
JP2749890B2 (ja) ボタン電話装置
KR100605956B1 (ko) 휴대 단말기의 메시지 전송방법
KR100741427B1 (ko) 휴대단말기의 메시지 표시 방법
JP5978825B2 (ja) 通信装置およびプログラム