JP2003162679A - 電子決済システム、情報処理システム、電子決済方法、及び電子決済用プログラム - Google Patents

電子決済システム、情報処理システム、電子決済方法、及び電子決済用プログラム

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JP2003162679A
JP2003162679A JP2001361295A JP2001361295A JP2003162679A JP 2003162679 A JP2003162679 A JP 2003162679A JP 2001361295 A JP2001361295 A JP 2001361295A JP 2001361295 A JP2001361295 A JP 2001361295A JP 2003162679 A JP2003162679 A JP 2003162679A
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一義 鈴木
Keiichiro Inaba
慶一郎 稲葉
Tetsuya Maruoka
哲也 丸岡
Shinpu Ito
神符 伊藤
Hiroshi Takahashi
弘 高橋
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】電子決済処理を安全且つ短時間に実現する技術
の提供。 【解決手段】 ユーザの入店に際し、提示された識別情
報記録媒体からユーザの識別情報を読み取り、前記ユー
ザ識別情報が取得されると、前記ユーザの決済に関する
上限金額を示すデータを格納したデータベースを有する
外部の前記情報処理システムに当該ユーザ識別情報を通
知し、通知された前記ユーザ識別情報に基づき外部の前
記情報処理システムが送信する当該ユーザの前記決済上
限金額データを受領し、受領した前記決済上限金額デー
タを付帯する記憶手段に記憶させ、前記ユーザの前記決
済を行うに際し、提示された前記決済用カードからユー
ザの識別情報を読み取り、取得された前記ユーザ識別情
報に基づき前記記憶手段から前記決済上限金額データを
読み出し、読み出された前記決済上限金額データに基づ
き決済の可否を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子決済システ
ム、情報処理システム、電子決済方法、及び電子決済用
プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、決済のキャッシュレス化としてデ
ビットカードが普及しつつある。すなわち、銀行のキャ
ッシュカードをクレジットカードのように利用でき、ユ
ーザが商品の購買やサービスの享受を受けた場合、その
対価の支払いとしての決済もその場で完了できるという
利点がある。詳しくは、デビットカードが利用可能な店
舗内にはデビットカード用の端末が設置されており、ユ
ーザは例えば店舗内で商品を購買しようとして、代金支
払いの際に、デビットカードを端末に挿入すると共に所
定の暗証番号(またはパスワード)を入力し、デビット
カード用端末と外部の勘定系システムとの間で通信手段
により必要な情報の交換を行なう。この際、この暗証番
号が正しいか否かの認証処理を行った上で、ユーザの預
貯金口座内に代金支払額以上に残高が存在する場合に決
済が承認され、ユーザの預貯金口座の残高から支払金額
が自動的に引き落とされる。
【0003】一方、ユーザがキャッシュレスで暗証番号
入力も必要とせずに決済を行なう方法としては、例えば
特開2001−22839号公報に記載された技術があ
る。同号に記載された電子決済システム及び電子決済方
法にあっては、ユーザが予め購買する対象項目別に決済
上限金額をホスト側に設定し、その上限金額内であれば
暗証番号入力を省略して決済が行なえるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したようなデビッ
トカードを利用した決済の方式にあっては、ユーザが商
品やサービスの授受を受けて決済を行なう際に、支払の
度にユーザが暗証番号を所定の端末に入力しなくてはな
らない。デビットカード用の端末は通常小売店舗の店頭
など通常人目につきやすい場所に設置されるものであ
り、このような場所で暗証番号を入力する場合、第三者
に暗証番号を見られる可能性があり、ユーザにとって精
神的な負担を強いる結果となる。
【0005】また、上述した特開2001−22839
号公報に記載された技術では、暗証番号の入力は不要で
あるが、ユーザが予め購買する項目毎にキャッシュレス
で利用できる上限額を設定しておかなくてはならず、ユ
ーザは初期設定時に負担を強いられるという問題があ
る。
【0006】さらに、前述した、通常のデビットカード
による方法および特開2001−22839号公報に記
載された技術では、ユーザ(顧客)がレジで決済を行な
う時点で外部の勘定系システム側(ホスト)側に必要な
情報を照会し、勘定系システム側からの応答を決済端末
が受信して初めて決済が完了するため、勘定系システム
側と情報のやりとりを行なうための通信時間が発生し、
レジを混雑させてしまうという問題がある。
【0007】本発明は、このような課題を鑑みてなされ
たのであり、その目的は、安全且つ短時間に電子決済処
理を実現する技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子決済シ
ステムにあっては、ユーザによる商品の購買やサービス
の享受に関する決済を行う決済手段と、前記ユーザの決
済に関する上限金額を示すデータを格納したデータベー
スを有する外部の情報処理システムと通信を行う通信手
段と、前記ユーザの入店に際し、提示された識別情報記
録媒体からユーザの識別情報を読み取る入店用識別情報
読取手段と、前記識別情報読取手段により前記ユーザ識
別情報が取得されると、前記通信手段を通じて外部の前
記情報処理システムへ当該ユーザ識別情報を通知するユ
ーザ識別情報通知手段と、通知された前記ユーザ識別情
報に基づき外部の前記情報処理システムが送信する当該
ユーザの前記決済上限金額データを前記通信手段経由で
受領する決済上限金額データ受領手段と、受領した前記
決済上限金額データを記憶する決済上限金額データ記憶
手段と、前記決済手段により前記ユーザの前記決済を行
うに際し、提示された識別情報記録媒体からユーザの識
別情報を読み取る決済用識別情報読取手段と、前記決済
用識別情報読取手段でもって取得された前記ユーザ識別
情報に基づき前記決済上限金額データ記憶手段から前記
決済上限金額データを読み出す決済上限金額データ読出
手段と、読み出された前記決済上限金額データに基づき
決済の可否を判定する決済可否判定手段とを備える。
【0009】本発明に係る電子決済方法にあっては、ユ
ーザによる商品の購買やサービスの享受に関する決済を
行うとともに、外部の情報処理システムと通信を行う電
子決済システムに適用されるのであって、ユーザの入店
に際し、提示された識別情報記録媒体からユーザの識別
情報を読み取るステップと、前記ユーザ識別情報が取得
されると、前記ユーザの決済に関する上限金額を示すデ
ータを格納したデータベースを有する外部の前記情報処
理システムに前記通信手段でもって当該ユーザ識別情報
を通知するステップと、通知された前記ユーザ識別情報
に基づき外部の前記情報処理システムが送信する当該ユ
ーザの前記決済上限金額データを受領するステップと、
受領した前記決済上限金額データを付帯する記憶手段に
記憶させるステップと、前記決済手段により前記ユーザ
の前記決済を行うに際し、提示された前記決済用カード
からユーザの識別情報を読み取るステップと、前記決済
用識別情報読取手段でもって取得された前記ユーザ識別
情報に基づき前記記憶手段から前記決済上限金額データ
を読み出すステップと、読み出された前記決済上限金額
データに基づき決済の可否を判定する判定ステップとを
備える。
【0010】本発明に係る情報処理システムにあって
は、前記電子決済システムと前記前記通信手段を通じて
通信を行う前記外部前記情報処理システムであって、前
記データベースは、前記ユーザの残高及び前記決済上限
金額データを含む口座情報を記憶しており、前記ユーザ
の前記決済上限金額データを送信するに際し、前記デー
タベースにおける当該ユーザの前記残高のうち前記決済
上限金額分を固定して更新を不可能とする決済上限金額
固定手段を備える。
【0011】本発明に係る電子決済方法にあっては、前
記電子決済方法における前記外部前記情報処理システム
に適用されるのであって、前記データベースは、前記ユ
ーザの残高及び前記決済上限金額データを含む口座情報
を記憶しており、前記ユーザの前記決済上限金額データ
を送信するに際し、前記データベースにおける当該ユー
ザの前記残高のうち前記決済上限金額分を固定して更新
を不可能とする。
【0012】本発明に係るプログラムにあっては、コン
ピュータに、少なくとも、前記電子決済システムが備え
る、前記ユーザ識別情報通知手段、前記決済上限金額デ
ータ受領手段、前記決済上限金額データ記憶手段、及び
前記決済可否判定手段として機能させる。
【0013】なお、前記各手段はそれぞれ単一の装置や
機器で実現してもよいし、いくつかの手段を纏めて一つ
の単一の装置や機器で実現してもよい。例えば、入店用
識別情報読取手段と手段決済用識別情報読取手段とが一
つの読取機でもって実現されてもよい。また、前記決済
手段は、単独の装置で実現してもよいし、他の手段を実
現する機能を組み込んだ装置としてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】本実施の形態にかかる電子決済の
手法に関し、先ず、ユーザの動作を中心にしてその概略
を説明する。図10に示すように、ユーザが、コンビニ
エンスストア等の小売店舗B10001に入店する際、
入り口10002付近に設置されたID情報検知装置10
003にIDカード(デビットカード)を近づける。ID
情報検知装置10003は、IDカードからID情報を
検知して、情報処理装置10009に伝達する。情報処
理装置10009は、直ちに外部の金融機間1013の
勘定系システム10015にID情報を通知する。勘定
系システム10015は、ID情報の認証を行うと共に
決済上限金額等の口座情報を情報処理装置10009に
送り返す。すなわち、ユーザが店内で商品を物色してい
る間に、認証処理及び口座情報の取得を完了させておく
ことができる。そして、レジにおいてユーザが決済を行
う際には、小売店店舗B10001のレジ係が、ユーザ
の購買物の合計金額をレジのPOS10008(販売時
点情報管理装置、Point of Sales)でもって算出すると
ともに、ユーザが再度、IDカードをID情報検知装置1
0007に近づける。すると、検知されたID情報及び合
計金額が情報処理装置10009に伝達される。情報処
理装置10009は、伝達されたID情報に基づき既に取
得済みの口座情報のうちの決済上限金額と合計金額とを
比較し、決済の可否をPOS10008に伝達する。P
OS10008は、受領した決済可否の結果を付帯する
ディスプレイに表示し、一連の決済処理が完了する。こ
のレジにおいてユーザが決済を行う際、ユーザが暗証番
号を入力したり、外部の勘定系システム10015との
通信処理をすることもない。
【0015】つぎに、本実施の形態にかかる電子決済の
仕組みを具体的に説明する。電子決済システムをネット
ワーク接続したブロック図を図1に示す。同図に示すよ
うに、それぞれ小売店舗A、B、Cに設置される各種の
電子決済システム1001、1011、1018が通信
ネットワーク1007を介して金融機関1008の勘定
系システム(外部の情報処理システム)1010と接続
されるようになっている。具体的には、各電子決済シス
テム1001、1011、1018は、金融機関100
8の通信装置1009を介して勘定系システム1010
と接続される。
【0016】金融機関1008の勘定系システム101
0は、コンピュータを用いて実現される情報処理システ
ムであり、後述するように、ユーザの口座番号や残高等
の口座情報を格納したデータベースを有している。金融
機関1008の通信装置1009は良く知られたモデム
などで構成する。勘定系システム1010について説明
する。図2の勘定系システム2001(1010)のブ
ロック図に示すように、勘定系システム2002は勘定
系コンピュータ2002で構成され、これに前述した通
信装置2009(1009)が接続されている。勘定系
コンピュータ2002は、CPU2003、勘定系プロ
グラム2007及び通信用プログラム2008を格納し
た揮発性記憶装置2006、及び、データベース化され
た預金情報DB20058及び個人認証情報DB201
1を格納した不揮発性記憶装置2004を備えている。
預金情報DB2005は、図13に示すように、ユーザ
の所持するIDカードのID13001、決済用口座番
号13002、残高13003、後述する金額固定要求
元店舗ID13004、固定金額13005、及び固定
金額差引残高13006等の預金情報が各ユーザ毎に整
理されてデータベース化されている。個人認証情報DB
2011は、図14に示すように、ユーザの所持するI
DカードのID14001、決済用口座番号1400
2、暗唱番号14003、及び口座名義14004等の
個人認証情報が各ユーザ毎に整理されてデータベース化
されている。
【0017】各電子決済システム1001、1011、
1018の構成について説明する。電子決済システム1
001は、ID情報検知装置(入店用識別情報読取手段)
1002、ID情報検知装置(決済用識別情報読取手段)
1003、情報処理装置(ユーザ識別情報通知手段、決
済上限金額データ受領手段、決済上限金額データ記憶手
段、及び決済可否判定手段)1004、販売時点情報管
理装置(決済手段、POS)1005、及び通信装置(通
信手段)1006を備える。ID情報検知装置1002
は、ユーザの入店時にユーザのIDカードからカードID
情報(識別情報)を検知する。ID情報検知装置1003
は、ユーザが商品を購入すべく決済を行なう際に、ユー
ザのIDカードからカードID情報を検知する。このID
カードは、ユーザの識別情報を記憶した非接触型のIC
カードで構成される。ID情報検知装置は、このICカー
ドの読み取り装置である。これらIDカード及びID情報
検知装置は周知の技術で構成される。情報処理装置10
04は、後述するように、例えば汎用のコンピュータシ
ステムで構成され、本発明を実施するにあたり、必要な
機能を備えたアプリケーションプログラムがインストー
ルされているとともに、必要な情報をデータベース化す
る記憶装置を有している。販売時点情報管理装置100
5は周知のPOSシステムで構成される。通信装置10
06は良く知られたモデムなどで構成され、金融機関1
008側の通信装置1009との間で通信を行なう。図
3の情報処理装置3001(1004)のブロック図に
示すように、情報処理装置3001は前述した通信装置
3008(1006)に接続されている。
【0018】情報処理装置3001は、図3に示すよう
に、CPU3005、決済指示用プログラム3003及
び通信用プログラム3004を格納した揮発性記憶装置
3002、及び、データベース化された入店者情報DB
3007及び店舗属性情報DB3010を格納した不揮
発性記憶装置3006を備えている。入店者情報DB3
007は、図11の入店者情報DBのデータ構造に示す
ように、ユーザの所持するIDカードのID1100
1、入店時間11002、利用限度額(決済上限金額)
11003、及び後述する規定時間経過フラグ1100
4等の入店者情報が各ユーザ毎に整理されてデータベー
ス化されている。また、図17に示すように、前述した
ID情報検知装置と同様に構成された退店検知装置が設
置された場合には、図11のデータベースの情報に加
え、退店時間17002及び決済完了フラグ等の情報が
入店者情報DB17000に記憶されている。この場
合、後述する説明と関係するが、”決済完了フラグ”が
ONの場合、情報処理装置は、勘定系システム側への決済
指示および金額固定解除指示を既に実行済みであること
を示す。また、図17において、カードIDが”AAAAAA
A”のユーザは入店イベントが検知されず、 退店イベン
トのみが検知されたケース(ケース9)を示す。
【0019】また、後述する別の形態として、入店者情
報DB3007は、図11に示すように、ユーザの所持
するIDカードのID17001、入店時間1700
2、退店時間17003、利用限度額17004、後述
する規定時間経過フラグ11004及び決済完了フラグ
等の入店者情報が各ユーザ毎に整理されてデータベース
化されている。店舗属性情報DB3010は、図12に
示すように、店舗ID12001、店舗内規定利用限度
額12002、及び顧客入店後規定金額固定時間120
03が整理されてデータベース化されている。
【0020】図1を参照にして前述したように、小売店
舗A1001に設置された、ID情報検地装置100
2、ID情報検地装置1003、情報処理装置100
4、及び通信装置1006と同様の装置が、小売店舗B
1011や小売店舗C1012にも設置される。小売店
舗B1011の場合には、(AUTOMATIC TELLER MACHIN
E)装置(現金自動預け払い機)1013が通信装置1
012及び情報処理装置とデータ伝送が可能に接続され
ている。また、小売店舗C1012の場合には、ATM
装置が小売店舗B1011と同様に設置されている他、
POSと情報処理装置が一体の装置若しくはシステム1
021として構成されている。
【0021】前述した構成の電子決済システムに関し、
その具体的な動作を説明する。各装置やシステムは前述
したプログラムに従って動作する。随時、前述した、図
10の店舗内におけるシステムのレイアウト図や、図1
1乃至14及び図17のデータベースの構造図を参照さ
れたい。
【0022】まず、ユーザの入店の際における動作を説
明する。図4のフローチャートに示すように、ID情報
検出装置1において、ユーザ(顧客)が店舗内入場時に
IDカードをID情報検出装置1に近づけると(400
1)、当該検出装置1はカードID情報を検知して(4
002)情報処理装置に伝達する(4003)。
【0023】情報処理装置は、受領したカードID情報
と受領時刻(”現在の時刻”)を関連づけて入店者情報
DB11000に格納する(4004)。次に、入店者
情報DB11000からカードID情報、並びに、店舗
内属性情報DB12000から店舗ID情報及び店舗内
規定利用限度額情報を読み出して外部の金融機関の勘定
系システムに送信し、カードID情報をキーにして利用
可能額を照会する(4005→4006)。外部の金融
機関の勘定系システムは、受信したカードID情報と店
舗ID情報を関連づけて記憶しておく(4007)とと
もに、カードIDをキーにして情報預金情報DB130
00を検索する(4008)。この際、情報預金情報D
B13000内にカードIDが存在すれば、その存在を
以て認証に代えることができる。勘定系システムは、検
索の結果、残高が店舗内規定利用限度額以上か否かを判
定する(4009)。残高が店舗内規定利用限度額未満
である場合(4009:NO)には、その残高を預金情
報DB13000上の固定金額とする(4010)。こ
のように金額を固定することにより、固定金額分の残高
を確保しておく。また、その残高を利用限度額として店
舗内の情報処理装置へ通知する。一方、残高が店舗内規
定利用限度額以上である場合(4009:YES)に
は、その店舗内規定利用限度額を預金情報DB1300
0上の固定金額とする(4012)。このように金額を
固定することにより、固定金額分の残高を確保してお
く。また、その残高を利用限度額として店舗内の情報処
理装置へ通知する(4013)。情報処理装置は、通知
された利用限度額とカードID情報とを関連づけて入店
者情報DB11000に格納する。
【0024】続いて、ユーザ(顧客)によるレジでの決
済における処理について説明する。図5のフローチャー
トに示すように、同一店舗内において、ユーザがレジで
購入する商品を提示すると(5001)、良く知られて
いるように、店員(レジの係員)が商品の商品情報をP
OSに入力する(5002、5004)。POSは、商
品情報が入力される度にその価格を対応づけて記憶して
いく(5005)。そして、店員が合計ボタンを押すと
POSは合計金額を算出する(5006→5008→5
009)。そして、レジカウンタに設置されたID情報
検出装置2において、ユーザ(顧客)がIDカードをI
D情報検出装置2に近づけると(5010)、当該検出
装置2はカードID情報を検知し(5011)、POS
に伝達する。POSは、伝達されたカードID情報と算
出した合計金額を情報処理装置に通知し(5012)、
情報処理装置から決済の可否を示す情報の通知を待つ
(5013)。一方、カードID情報と合計金額を受領
した情報処理装置は、そのID情報に基づき入店者情報
DB11000を検索し、入店の際に外部の勘定システ
ムから受領した利用限度額を抽出する(5014)。検
索の結果、該当のカードID情報が存在しなければ(5
015:NO)、その決済を否(不可)とする情報をP
OSに送信する(5019)。一方、検索の結果、該当
のカードID情報が存在すれば(5015:YES)、
ユーザが入店したからの経過時間が規定時間を超えてい
るか否かを示すフラグを入店者情報DB11000で確
認し、規定時間を超えている場合(5016:NO)に
は、図中の○で囲まれた”H”で繋がる、前述した図4
のフローチャートで示される処理に戻り、あらためて、
カード情報をキーにして外部の勘定系システムに利用限
度額を照会する。一方、ユーザが入店したからの経過時
間が規定時間を超えているか否かを示すフラグを入店者
情報DB11000で確認し、規定時間内である場合
(5016:YES)には、合計金額が利用限度以下か
否かを判定する(5017)。合計金額が利用限度を超
えた場合(5017:NO)には、その決済を否(不
可)とする情報をPOSに伝達する(5019)。反対
に、合計金額が利用限度以内に納まった場合(501
7:YES)には、その決済を可能とする情報をPOS
に伝達する(5019)。
【0025】続いて、図6のフローチャートに示すよう
に、決済の可否情報をPOSが受け取り(6001)、
POSは、決済が可でなければ(6002:NO)付帯
するディスプレイにその旨を表示し(6005)、ユー
ザの入店から購買に係る決済までの処理を終了する。反
対に、決済が可であれば(6002:YES)、POS
は、カードID情報及び合計金額情報を添付して決済の
実行指示を情報処理装置に与えて(6003)、正常に
決済指示を送出した旨をディスプレイに表示し(600
4)、ユーザの入店から購買に係る決済までの処理を終
了する。
【0026】一方、カードID情報及び合計金額情報と
共に、決済の実行指示を受領した情報処理装置は、その
カードID情報に該当するユーザの口座情報における固
定金額の内から合計金額を引き落として決済する旨の指
示を外部の勘定系システムに送出する(6009)。こ
の指示には、店舗ID情報、カードID情報及び合計金
額情報が添付される。この決済指示を受領した勘定系シ
ステムは、預金情報DB13000を更新し、カードI
D情報に該当するユーザの口座情報における固定金額の
内から合計金額を引き落として決済する(6010)。
次いで、勘定系システムは、付帯する後処理として、引
き落とし済みの口座内固定金額の固定を解除して更新可
能とする(6011)。そして、勘定系システムは、決
済処理が完了した旨を該当の店舗の情報処理装置に通知
する(6012)。この通知の際、該当のカードID情
報を含む決済完了情報も添付する(6013)。決済処
理完了の通知を受領した該当の店舗の情報処理装置は、
決済後の後処理として、入店者情報DB11000にお
ける該当カードID情報及びこれに関連する情報を削除
する(6014)。
【0027】さらに、付加的な後処理として、前述した
金額固定の解除に関し、種々のケースに対応可能な処理
を説明する。例えば、ユーザが入店したものの、何も購
入せずに退店した場合に対応できる。図7のフローチャ
ートに示すように、店舗内の情報処理装置が、ユーザの
入店時間の経過に関して確認処理の実行を促すタイマイ
ベントを検出する(7001:YES)と、内蔵のタイ
マクロックから得られる現在時刻と入店時刻とを比較す
る。この入店時刻(入店時間)は、前述したように、カ
ードID情報に対応して図11に示す入店者情報DB1
1000に記憶されている。現在時刻と入店時刻とを比
較した結果、ユーザが入店してから前述した金額固定時
間以上経過していない場合(7003:NO)には、ユ
ーザの入店の際における、前述した図4(ステップ”
D”)の情報処理装置におけるカードID情報の検知待
ち状態となる。反対に、現在時刻と入店時刻とを比較し
た結果、ユーザが入店してから前述した金額固定時間以
上経過したと判定された場合(7003:YES)、前
述の図5における”5016”のステップで説明した規
定時間経過フラグ(図11)が”ON”か否かを確認す
る。これがONの場合(7004:YES)であって、
ユーザが入店してからの経過時間が24時間未満である
場合(7005:NO)も、前述した図4(ステップ”
D”)の情報処理装置におけるカードID情報の検知待
ち状態となる。一方、ユーザが入店してからの経過時間
が24時間以上である場合(7005:YES,ステッ
プ”G”)は、前述した図6のステップ”6014”の
処理に戻り、カードID情報及びその対応する情報を削
除する。
【0028】また、現在時刻と入店時刻とを比較した結
果、ユーザが入店してから前述した金額固定時間以上経
過したと判定された場合(7003:YES)であっ
て、前述の規定時間経過フラグ(図11)が”ON”で
ない場合(7004:NO)、該当のカードID情報に
関する口座における金額固定の解除を外部の勘定系シス
テムに指示する(7006)。この指示の送出の際、そ
の固定解除指示情報に加え、店舗ID情報及びカードI
D情報も添付する(7007)。これらの情報を受けた
金融機関の勘定系システムは、該当の口座の金額固定の
解除を実行し、預金情報DB13000を更新し(70
08)、この金額固定解除の完了の旨を店舗内の情報処
理装置に通知する。この通知の際、該当のカードID情
報も合わせて通知する(7010)。この金額固定解除
完了の通知(情報)を受けた情報処理装置は、入店者情
報DBを更新して、該当のカードID情報に対応する規
定時間経過フラグを”ON”の状態とし、前述した図4
(ステップ”D”)の情報処理装置におけるカードID
情報の検知待ち状態となる。
【0029】次に、図4のフローチャートで説明した、
ユーザが入店した際の各種処理が完了後のステップAに
続く処理について説明する。すなわち、図1及び図10
の小売店舗BにおけるATM(AUTOMATIC TELLER MACHI
NE)装置(現金自動預け払い機)1013、10004
をユーザが利用してキャッシング(現金の引き出し)を
行う場合について説明する。
【0030】図8のフロチャートに示すように、まず、
ユーザ(顧客)がATM装置でキャッシングの操作を開
始し(8001)、ATM装置は、入力された口座番号
や暗証番号及び店舗IDなどの必要な情報を外部の勘定
系システムへ送信する(8002→8003)。これら
の情報を受け取った勘定系システムは個人認証情報DB
を検索して認証の処理を実行し、ATM装置へ応答する
(8004→8005→8006)。この応答を受けた
ATM装置はユーザによって入力された引き出し金額を
口座番号とともに勘定系システムへ伝達する(8007
→8008)。これらの情報を受け取った勘定系システ
ムは、その口座番号キーにして預金情報DB13000
内における該当の残高を検索する(8010)。該当の
残高が得られると、勘定系システムは、残高が引き出し
金額以上か否かを確認し、残高が引き出し金額未満であ
れば(8011:NO)、現金の払い出しを不可とする
旨を店舗内のATM装置へ伝達する(8016→801
7)。反対に、残高が引き出し金額未満であれば(80
11:YES)、残高から口座の固定金額を差し引いた
金額が引き出し金額以上か否かを預金情報DBを検索し
て確認し、この差し引いた金額が引き出し金額以上でな
い場合(8012:NO)には、ユーザの入店時に受信
した店舗ID情報が当該ATM装置から受信した店舗I
D情報が一致するか否かを確認する(8013)。これ
が一致しない場合には(8013:NO)、現金の払い
出しを不可とする旨を店舗内のATM装置へ伝達する
(8016→8017)。前述した、8012のステッ
プで差し引いた金額が引き出し金額以上である場合(8
012:YES)、あるいは、8013のステップで店
舗ID情報が一致する場合には(8013:YES)、
預金情報DBを更新して預金引き出しの処理を実行し、
現金の払い出しを可能とする旨をATM装置へ伝達する
(8014→8015)。
【0031】一方、店舗内のATM装置は、受け取った
現金払い出しの可否の情報に応じ(8019→802
0)、現金の払い出しを実行するか(8021)、若し
くは、払い出しを不可とする旨を付帯するディスプレイ
で表示する(8022)。続いて、図9のフローチャー
トに示すように、現金の払い出しを実行したATM装置
は、残高から払い出し金額を差し引いた額を新たな残高
として置き換え、その新たな残高が口座の固定金額以上
であるか否かを確認にした上で、その新残高を情報処理
装置へ通知する(9001→9002→9003)。こ
の通知の際、該当のカードID情報も合わせて情報処理
装置へ通知する(9004)。情報処理装置は、受け取
った新残高及びカードID情報に基づき、入店者情報D
Bを更新して該当の利用可能額を新残高に置き換える
(9005)。
【0032】ここで、前述した金額固定の解除処理に関
し、様々なケースを想定した処理について具体的に説明
する。大きく分けて、前述した、ID情報検知装置と同
様に構成された退店検知装置が設置された場合と、これ
が設置されていない場合とに分けて説明する。まず、退
店検知装置が設置されていない場合について説明する。
図15に示すように、入店後、規定時間内に商品を購買
し、その後、規定時間内に退店とみなされる場合(ケー
ス1)、商品を購買した時点(決済時)で、金額固定解
除処理を実行する。また、入店後、商品を購買するまで
長時間、店内に滞在を続け、規定時間が経過した後に商
品を購買した場合(ケース2)、商品購買時の処理 と
しては、POSが情報処理装置に対して固定金額を問合
せて、購買合計金額と比較を試みる。そして、情報処理
装置が入店者情報DBの情報を確認してみた結果、規定
時間が既に経過していたため、情報処理装置は外部の勘
定系システムに対して再度金額固定指示を実施し、固定
完了金額応答待ちとする。次に、この応答が戻ってか
ら、情報処理装置は、購買合計金額と固定金額の比較を
試みて、固定金額以内であれば購買が成立し、この時点
で金額固定解除処理を実行する。すなわち、商品を購買
した時点で、金額固定解除処理を実行する。さらに、ユ
ーザが、入店後、商品を購買せず、規定時間経過後に退
店した場合(ケース3)、規定時間が経過した時点で、
金額固定解除処理を実行する。
【0033】次に、退店検知装置が設置されている場合
について、図16の各ケース1乃至10を参照にして説
明する。ケース1では、ユーザが、入店後、規定時間内
に商品を購買し、その後、規定時間内に退店(退店検知
装置でもって退店イベントを検知)した場合であって、
商品を購買した時点で、金額固定解除処理を実行する。
ケース2では、ユーザが、入店後、規定時間内に商品を
購買し、その後、店内に滞在を続け、規定時間が経過し
た後の時間に退店(退店イベントを検知)た場合であっ
て、商品を購買した時点で、金額固定解除処理を実行す
る。ケース3では、ユーザが、入店後、規定時間内に商
品を購買し、その後、顧客は退店しているものの退店イ
ベントを検知できないまま、規定時間が経過場合であっ
て、商品を購買した時点で、金額固定解除処理を実行す
る。ケース4では、ユーザが、入店後、商品を購買する
まで長時間、店内に滞在を続け、規定時間が経過した後
に商品を購買し、商品購入後に退店(退店イベントを検
知)した場合である。この場合、商品購買時の処理 とし
ては、POSが情報処理装置に対して固定金額を問合せ
て、購買合計金額と比較を試みる。情報処理装置は、入
店者情報DBを確認してみた結果、規定時間が既に経過
していたため、勘定系システムに対して金額固定指示を
再度実施し、固定完了金額応答待ちとなる。この応答が
戻ってから、購買合計金額と固定金額の比較を試みて、
固定金額以内であれば購買が成立する。この時点で金額
固定解除処理を実行する。商品を購買した時点で、金額
固定解除処理を実行する。ケース5では、ユーザは、入
店後、商品を購買せず、規定時間内に退店(退店イベン
トを検知)した場合であって、退店イベントを検知した
時点で、金額固定解除処理を実行する。ケース6では、
ユーザは、入店後、商品を購買せず、規定時間経過後に
退店(退店イベントを検知)であって、規定時間が経過し
た時点で、金額固定解除処理を実行する。ケース7で
は、ユーザは、入店後、商品を購買せずに退店したが、
退店イベントが検知されなかった場合であって、入店
後、規定時間が経過した時点で、金額固定解除処理を実
行する。ケース8では、ユーザは、入店し、購買を行わ
ずに、その後退店するが、入店イベントが検知されない
まま、退店(退店イベントのみ検知)であって、退店イベ
ントを検知した時点で、金額固定解除処理を実行する。
ケース9では、ユーザが、入店するものの、入店イベン
トが検知されず、入店後、購買を行ない、購買時点を時
間の起点として規定時間内に退店(退店イベントは検知)
した場合であって、購買時点で、金額固定解除処理を実
行する。詳しくは、商品購買時の処理として、POSは
情報処理装置に対して固定金額を問合せて、購買合計金
額と比較を試みる。情報処理装置は自装置内の情報を確
認してみた結果、情報が存在しないため、情報処理装置
は勘定系システムに対して当該IDに対応する顧客口座
の金額固定指示を実施し、固定完了金額応答待ちとな
る。この応答が戻ってから、購買合計金額と固定金額の
比較を試みて、固定金額以内であれば購買が成立する。
この時点で金額固定解除処理を実行する。つまり、商品
を購買した時点で、金額固定解除処理を実行する。ケー
ス10では、ユーザは、入店するものの、入店イベント
が検知されず、購買を行ない、しばらく店内に滞在した
場合であって、購買時点を時間の起点として、規定時間
経過後に退店する(退店イベントは検知)。すなわち、購
買時点で、金額固定解除処理を実行する。詳しくは、商
品購買時の処理として、POSは情報処理装置に対して
固定金額を問合せて、購買合計金額と比較を試みる。情
報処理装置は入店情報DBを確認してみた結果、該当の
情報が存在しないため、情報処理装置は外部の勘定系シ
ステムに対して当該IDに対応する顧客口座の金額固定
指示を実施。固定完了金額応答待ちとなる。この応答が
戻ってから、購買合計金額と固定金額の比較を試みて、
固定金額以内であれば購買が成立する。この時点で金額
固定解除処理を実行する。すなわち、商品を購買した時
点で、金額固定解除処理を実行する。
【0034】ユーザがレジで決済を行なう時点におい
て、ユーザ暗証番号を入力する手間を省く第2の実施例
としては、予め店舗入口にデビットカード端末を設置し
ておき、デビットカードを保持するユーザが店舗入店時
に、前記デビットカード端末にデビットカード内に記録
された口座識別情報を読み取らせ、暗証番号を入力して
もらう方法がある。この実施例の場合、ユーザは暗証番
号入力により認証を受けた時点を起点として一定時間内
は認証を有効とすることにより、当該一定時間内の中で
利用上限金額の制限を受けずに買物を行なうことが可能
となる。また、ユーザが利用上限金額を設定する必要も
ない。
【0035】更に、ユーザがレジで決済を行なう時点に
おいて、ユーザ暗証番号を入力する手間を省く第3の実
施例としては以下の方法もある。携帯電話(PHSも含
む)を保持するユーザが店舗入店時に、携帯電話から決
済システムに対し認証を受けるため、口座識別情報およ
び暗証番号を発信する。携帯電話との送受信アンテナは
当該店舗内に予め設置しておき、ユーザが入店した店舗
の識別情報と併せて決済システム側に送信する。ユーザ
は決済システム側からの応答待ちとなり、その後、決済
システム側で認証が正常に完了すると、決済システムか
ら当該店舗ユーザの携帯電話には認証許可コードが送ら
れてくる。この認証許可コードは認証を受けた時点を起
点として一定時間内は認証を有効とする。また、店舗側
には当該ユーザの残高情報と当該ユーザと同じ認証許可
コードと認証有効期限(時間)情報が送られてくる。ユー
ザはレジで決済を行なうときに自身の携帯電話に送られ
てきた認証許可コードを提示し、店員により店舗側のシ
ステムに読み取らせる。店舗側のシステムは既に決済シ
ステム側から受信している認証許可コードと残高情報と
を比較する。当該認証許可コードが店舗側システム内に
存在しており、購買金額が認証許可コードに関連付けさ
れた残高情報以内であり、且つ認証有効期限(時間)内で
あれば、決済が完了する。本実施例により当該一定時間
内の中で利用上限金額の制限を受けずに買物を行なうこ
とが可能となる。また、ユーザが利用上限金額を設定す
る必要もない。
【0036】以上、これまで説明した情報処理装置及び
勘定系システムの動作や機能を実現するプログラムは、
フロッピー(登録商標)ディスクやコンパクトディス
ク、DVD(DigitalVersatile Disc)及びスティック型
の半導体メモリなどの適宜な可搬型記録媒体でもって、
情報処理装置(コンピュータ)にインストールされる。
あるいは、ネットワーク経由で配信される。
【0037】ここで、識別情報記録媒体としては、本実
施の形態で挙げた、銀行のキャッシュカードをクレジッ
トカードのように利用できるデビットカード(IDカー
ド)と称されるカードだけでなく、クレジットカードも
含めたキャッシュレス即時決済を可能とする、識別情報
の記録手段を含む。
【0038】本実施の形態にあっては次の効果を奏す
る。ユーザがレジで決済を行なう時点において、ユーザ
暗証番号を入力する手間を省くとともに、外部の勘定系
システム側(ホスト)側に認証や利用上限金額の確認な
どの照会するといった通信処理がないため、レジを混雑
させてしまうことなく、安全且つ短時間に電子決済処理
を完了させることができる。また、ユーザが予め購買す
る項目毎にキャッシュレスで利用できる上限額を設定し
ておくといった煩わしい手間をなくすことができる。さ
らに、ユーザの入店中において、金融機関の口座の残高
のうち、所定の金額を固定にしておくことにより、店舗
における購買に係る決済金額を確保することができる。
さらにまた、入店時間を監視することで金額の固定を適
切に解除することができる。したがって、店舗における
代金の支払い時において、ユーザ暗証番号を入力する手
間を省くとともに、外部との通信を行わないで済む。ま
た、予めユーザが利用上限金額を設定する必要もない。
【0039】
【発明の効果】安全且つ短時間に電子決済処理を実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる電子決済システム
を実現するための情報処理システムのネットワーク接続
構成の一例を示したブロック構成図である。
【図2】図1において示される金融機関内の勘定系シス
テムおよび通信装置のハードウエアおよびソフトウエア
構成の一例を示したブロック構成図である。
【図3】図1において示される小売店舗Aまたは小売店
舗B内に設置されている設置された情報処理装置のハー
ドウエアおよびソフトウエア構成の一例を示したブロッ
ク構成図である。
【図4】本発明の実施の形態における利用者の入店時の
処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態における利用者の会計時の
処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態における決済の処理を示す
フローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態における金額固定解除の処
理を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態におけるATMを通じた現
金払い出しの処理を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態におけるATMを通じた現
金払い出し後の利用可能額の更新処理を示すフローチャ
ートである。
【図10】図1において示される小売店舗Bにおける構
成要素の配置の一例を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態における入店者情報のデ
ータベース構造を示す図表である。
【図12】本発明の実施の形態における店舗属性情報の
データベース構造を示す図表である。
【図13】本発明の実施の形態における預金情報のデー
タベース構造を示す図表である。
【図14】本発明の実施の形態における個人認証情報の
データベース構造を示す図表である。
【図15】本発明の実施の形態における口座金額固定解
除処理の対応関係を示すを示す図表である。
【図16】本発明の実施の形態における口座金額固定解
除処理の対応関係を示すを示す図表である。
【図17】本発明の実施の形態における入店者情報のデ
ータベース構造を示す図表である。
【符号の説明】
1001 小売店舗A 1002 ユーザの入店時にユーザのカードID情報を
検知するためのID情報検知装置 1003 ユーザが商品を購入する時に決済を行なう
ためにユーザのカードID情報を検知するためのID情報検
知装置 1004 小売店舗A内に設置されている情報処理装
置 1005 小売店舗A内に設置されている販売時点情
報管理装置(POS) 1006 外部の勘定系システムと通信を行なうため
の通信装置 1007 通信ネットワーク 1008 金融機関 1009 金融機関が各小売店舗内のシステムと通信
を行なうための通信装置 1010 勘定系システム 1011 小売店舗B 1012 外部の勘定系システムと通信を行なうため
の通信装置 1013 小売店舗B内に設置されているATM装置 1014 小売店舗B内に設置されている情報処理装
置 1015 小売店舗B内に設置されている販売時点情
報管理装置(POS) 1016 ユーザの入店時にユーザのカードID情報を
検知するためのID情報検知装置 1017 ユーザが商品を購入する時に決済を行なう
ためにユーザのカードID情報を検知するためのID情報検
知装置 1018 小売店舗C 1019 外部の勘定系システムと通信を行なうため
の通信装置 1020 小売店舗C内に設置されているATM装置 1021 小売店舗C内に設置されている販売時点情
報管理装置(POS)兼情報処理装置 1022 ユーザの入店時にユーザのカードID情報を
検知するためのID情報検知装置1 1023 ユーザが商品を購入する時に決済を行なう
ためにユーザのカードID情報を検知するためのID情報検
知装置2 2001 勘定系システム 2002 勘定系コンピュータ 2003 勘定系コンピュータが備えるCPU 2004 勘定系コンピュータが備える不揮発性記憶
装置 2005 預金情報DB 2006 勘定系コンピュータが備える揮発性記憶装
置 2007 勘定系コンピュータが備える揮発性記憶装
置に格納されている勘定系プログラム 2008 勘定系コンピュータが備える揮発性記憶装
置に格納されている通信用プログラム 2009 勘定系システムと各小売店舗内のシステム
との間で通信を行なうための通信装置 2010 広域ネットワーク 2011 個人認証情報DB 3001 情報処理装置 3002 情報処理装置が備える揮発性記憶装置 3003 情報処理装置が備える揮発性記憶装置上に
配置されている決済指示用プログラム 3004 情報処理装置が備える揮発性記憶装置上に
配置されている通信用プログラム 3005 情報処理装置が備えるCPU 3006 情報処理装置が備える不揮発性記憶装置 3007 入店者情報DB 3008 勘定系システムと通信を行なうための通信
装置 3009 広域ネットワーク 3010 店舗属性情報DB 10001 小売店舗B 10002 小売店舗Bの入り口 10003 ユーザの入店時にユーザのカードID情報を
検知するためのID情報検知装置1 10004 ATM装置 10005 レジカウンタ 10006 小売店舗Bの店員 10007 ユーザが商品を購入する時に決済を行なう
ためにユーザのカードID情報を検知するためのID情報検
知装置2 10008 販売時点情報管理装置(POS) 10009 情報処理装置(PC) 10010 小売店舗B内の商品陳列領域 10011 外部の勘定系システムと通信を行なうため
の通信装置 10012 広域ネットワーク 10013 金融機関 10014 金融機関が各小売店舗内のシステムと通信
を行なうための通信装置 10015 勘定系システム 11000 入店者情報DB 11001 カードID情報格納フィールド 11002 入店者の入店時間情報格納フィールド 11003 店舗内でのキャッシュレスによる利用限度
額情報格納フィールド 12000 店舗属性情報DB 12001 店舗ID情報格納フィールド 12002 店舗内で規定しているキャッシュレスによ
る利用限度額情報格納フィールド 12003 ユーザ入店後における口座内一定金額を固
定する時間を格納するフィールド 13000 預金情報DB 13001 カードID情報格納フィールド 13002 決済用口座番号格納フィールド 13003 決済用口座の残高情報格納フィールド 13004 金額固定時における金額固定要求元の店舗
ID情報を格納するフィールド 13005 固定金額情報格納フィールド 13006 固定金額差引残高格納フィールド 14000 個人認証情報DB 14001 カードID情報格納フィールド 14002 決済用口座番号情報格納フィールド 14003 暗証番号格納フィールド 14004 口座名義格納フィールド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸岡 哲也 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所金融システム事業部内 (72)発明者 伊藤 神符 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所金融システム事業部内 (72)発明者 高橋 弘 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所金融システム事業部内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザによる商品の購買やサービスの享
    受に関する決済を行う決済手段と、 前記ユーザの決済に関する上限金額を示すデータを格納
    したデータベースを有する外部の情報処理システムと通
    信を行う通信手段と、 前記ユーザの入店に際し、提示された識別情報記録媒体
    からユーザの識別情報を読み取る入店用識別情報読取手
    段と、 前記識別情報読取手段により前記ユーザ識別情報が取得
    されると、前記通信手段を通じて外部の前記情報処理シ
    ステムへ当該ユーザ識別情報を通知するユーザ識別情報
    通知手段と、 通知された前記ユーザ識別情報に基づき外部の前記情報
    処理システムが送信する当該ユーザの前記決済上限金額
    データを前記通信手段経由で受領する決済上限金額デー
    タ受領手段と、 受領した前記決済上限金額データを記憶する決済上限金
    額データ記憶手段と、 前記決済手段により前記ユーザの前記決済を行うに際
    し、提示された識別情報記録媒体からユーザの識別情報
    を読み取る決済用識別情報読取手段と、 前記決済用識別情報読取手段でもって取得された前記ユ
    ーザ識別情報に基づき前記決済上限金額データ記憶手段
    から前記決済上限金額データを読み出す決済上限金額デ
    ータ読出手段と、 読み出された前記決済上限金額データに基づき決済の可
    否を判定する決済可否判定手段と、 を備えたことを特徴とする電子決済システム。
  2. 【請求項2】 情報処理装置をさらに備え、この情報処
    理装置が、前記ユーザ識別情報通知手段、前記決済上限
    金額データ受領手段、前記決済上限金額データ記憶手
    段、及び前記決済可否判定手段を有することを特徴とす
    る請求項1に記載の電子決済システム。
  3. 【請求項3】 前記入店用識別情報読取手段でもって前
    記ユーザ識別情報を取得してから経過する時間を計測す
    る入店時間計測手段と、 計測された経過時間が所定時間以上になると、前記外部
    情報処理システムに対し、前記データベース上の該当の
    ユーザの口座情報における残高のうち前記決済上限金額
    分を固定して更新を不可能としている状態を解除する指
    示を前記通信手段を通じて通知する残高固定解除手段
    と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子
    決済システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の電子
    決済システムと前記前記通信手段を通じて通信を行う前
    記外部前記情報処理システムであって、前記データベー
    スは、前記ユーザの残高及び前記決済上限金額データを
    含む口座情報を記憶しており、前記ユーザの前記決済上
    限金額データを送信するに際し、前記データベースにお
    ける当該ユーザの前記残高のうち前記決済上限金額分を
    固定して更新を不可能とする決済上限金額固定手段を備
    えることを特徴とする情報処理システム。
  5. 【請求項5】 ユーザによる商品の購買やサービスの享
    受に関する決済を行うとともに、外部の情報処理システ
    ムと通信を行う電子決済システムに適用される電子決済
    方法であって、 ユーザの入店に際し、提示された識別情報記録媒体から
    ユーザの識別情報を読み取るステップと、 前記ユーザ識別情報が取得されると、前記ユーザの決済
    に関する上限金額を示すデータを格納したデータベース
    を有する外部の前記情報処理システムに前記通信手段で
    もって当該ユーザ識別情報を通知するステップと、 通知された前記ユーザ識別情報に基づき外部の前記情報
    処理システムが送信する当該ユーザの前記決済上限金額
    データを受領するステップと、 受領した前記決済上限金額データを付帯する記憶手段に
    記憶させるステップと、 前記決済手段により前記ユーザの前記決済を行うに際
    し、提示された前記決済用カードからユーザの識別情報
    を読み取るステップと、 前記決済用識別情報読取手段でもって取得された前記ユ
    ーザ識別情報に基づき前記記憶手段から前記決済上限金
    額データを読み出すステップと、 読み出された前記決済上限金額データに基づき決済の可
    否を判定する判定ステップと、 を備えたことを特徴とする電子決済方法。
  6. 【請求項6】 前記ユーザ識別情報を取得してから経過
    する時間を計測する入店時間計測ステップと、 計測された経過時間が所定時間以上になると、前記外部
    情報処理システムに対し、前記データベース上の該当の
    ユーザの口座情報における残高のうち前記決済上限金額
    分を固定して更新を不可能としている状態を解除する指
    示を通知するステップと、 をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の電子
    決済方法。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6に記載の電子決済方法に
    おける前記外部前記情報処理システムに適用される電子
    決済方法であって、前記データベースは、前記ユーザの
    残高及び前記決済上限金額データを含む口座情報を記憶
    しており、前記ユーザの前記決済上限金額データを送信
    するに際し、前記データベースにおける当該ユーザの前
    記残高のうち前記決済上限金額分を固定して更新を不可
    能とすることを特徴とする電子決済方法。
  8. 【請求項8】 コンピュータに、 少なくとも、請求項1に記載の電子決済システムが備え
    る、前記ユーザ識別情報通知手段、前記決済上限金額デ
    ータ受領手段、前記決済上限金額データ記憶手段、及び
    前記決済可否判定手段として機能させるためのプログラ
    ム。
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