JP2003159214A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JP2003159214A
JP2003159214A JP2001359615A JP2001359615A JP2003159214A JP 2003159214 A JP2003159214 A JP 2003159214A JP 2001359615 A JP2001359615 A JP 2001359615A JP 2001359615 A JP2001359615 A JP 2001359615A JP 2003159214 A JP2003159214 A JP 2003159214A
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bending
scope
tip
endoscope
knob
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JP2001359615A
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Kazuo Masu
和夫 萬壽
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先端湾曲可能な内視鏡を用いた手術におい
て、手術者が内視鏡先端の湾曲状態に特に気を遣う必要
無しに患者体腔内において内視鏡先端の移動を実施す
る。 【解決手段】 上下湾曲操作ツマミウケ20は取り付け
用ゴム21を介して上下湾曲操作ツマミ18にはめ込ま
れ、左右湾曲操作ツマミウケ22は取り付け用ゴム23
を介して前記左右湾曲操作ツマミ19にはめ込まれてい
る。上下湾曲操作ツマミウケ20には軸部24、滑り面
25が設けられており、ウォームホイール26が摺動回
転可能に軸部24に嵌合するとともに滑り面25に面接
触している。ウォームホイール26、2枚の皿バネ27
が軸部24に挿入された状態で滑り力量調整ナット28
が取付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、挿入部に設けられ
ている湾曲部の湾曲操作を操作部に設けた操作手段を操
作することによって行う内視鏡を備えた内視鏡装置に関
する。 【0002】 【従来の技術】近年、開腹等を伴う外科手術に比べて患
者の肉体的負担が少ない、いわゆる内視鏡下外科手術が
行われるようになってきた。この内視鏡下外科手術にお
いては、内視鏡により得られる観察術野をTVモニタに
映し出し、この画面の術野を見ながら処置具を操作し
て、患者体腔内の処置が行われる。 【0003】ここで使用される内視鏡には、先端を湾曲
させることで観察部位を変更することができるタイプの
ものが使用される場合がある。 【0004】例えば特開平11−032977号公報に
は、先端を手動で湾曲させることができる内視鏡に取付
けることが可能な電動湾曲操作ユニットが開示されてい
る。 【0005】また、特開平10−309258号公報に
は、観察視野において注視したい部分を検出する興味位
置検出手段とその検出手段により検出された方向に内視
鏡の先端を湾曲させる手段を有した内視鏡装置が開示さ
れている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
11−032977号公報や特開平10−309258
号公報に開示されているように、内視鏡の先端湾曲部を
湾曲させた状態で手術を実施している場合において、先
端湾曲部は患者体腔内にあるために先端の湾曲状態を手
術者が確実に把握する術がないので、誤って先端を湾曲
させた状態で患者体腔内から内視鏡を抜去する方向に内
視鏡を移動させると内視鏡湾曲部分と内視鏡を挿入して
いるトラカールとの干渉が発生し、内視鏡湾曲部が破損
する場合がある。 【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、先端湾曲可能な内視鏡を用いた手術において、
手術者が内視鏡先端の湾曲状態に特に気を遣う必要無し
に患者体腔内において内視鏡先端の移動を実施すること
のできる内視鏡装置を提供することを目的としている。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡装置は、
挿入部先端の向きを変える先端湾曲機構を有する内視鏡
本体に着脱可能で前記先端湾曲機構を湾曲動作させる動
作手段と、前記挿入部先端に加わる外力に応じて前記先
端湾曲機構の湾曲状態を変更する湾曲状態可変手段とを
備えて構成される。 【0009】上下湾曲操作ツマミウケ20は取り付け用
ゴム21を介して上下湾曲操作ツマミ18にはめ込ま
れ、左右湾曲操作ツマミウケ22は取り付け用ゴム23
を介して前記左右湾曲操作ツマミ19にはめ込まれてい
る。上下湾曲操作ツマミウケ20には軸部24、滑り面
25が設けられており、ウォームホイール26が摺動回
転可能に軸部24に嵌合するとともに滑り面25に面接
触している。ウォームホイール26、2枚の皿バネ27
が軸部24に挿入された状態で滑り力量調整ナット28
が取付けられている(図3参照)。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。 【0011】第1の実施の形態:図1ないし図3は本発
明の第1の実施の形態に係わり、図1は内視鏡装置の構
成を示す構成図、図2は図1の電動湾曲ユニットの操作
スイッチ部の部分拡大図、図3は図1のスコープ把持部
に電動湾曲ユニットを取付けた状態を示す断面図であ
る。 【0012】(構成)図1において1は先端が湾曲可能
なスコープで、患者の体腔内11にトラカール12を介
して挿入される先端湾曲部2、硬質部3、及び術者が把
持する部分であるスコープ把持部4、スコープ先端に組
み込まれた図示しない撮像素子により撮像された像の信
号をカメラコントロールユニット5に伝達するためのス
コープケーブル6から構成されている。 【0013】ここでトラカール12は患者の体表面に図
示しない糸などで容易には患者体表面から抜けないよう
に取付けられている。7はスコープ1の先端湾曲操作を
電動で実施するためにスコープ1に取付けられた電動湾
曲ユニットで、固定具13によりスコープ1の硬質部3
に固定されており、ケーブル8により湾曲コントローラ
10に接続されている。また、前記電動湾曲ユニット7
には後述する操作スイッチ部9が設けられている。 【0014】図2は電動湾曲ユニット7の操作スイッチ
部9の部分拡大図である。操作スイッチ部9には先端湾
曲部2を観察方向の上方向に湾曲させる上方向スイッチ
14、下方向に湾曲させる下方向スイッチ15、左方向
に湾曲させる左方向スイッチ16、右方向に湾曲させる
右方向スイッチ17が図示の如く配置されている。 【0015】図3はスコープ把持部4に電動湾曲ユニッ
ト7が取付けられた状態を示している。18はスコープ
1の先端湾曲部2を観察方向の上下方向に湾曲させるた
めの上下湾曲操作ツマミ、19は先端湾曲部2を観察方
向の左右方向に湾曲させるための左右湾曲操作ツマミで
あり、スコープ1に電動湾曲ユニット7が取付けられて
いない状態では、これらのツマミを操作者が手で回転さ
せることでスコープに内蔵された図示しないワイヤーを
引っ張ることで所望の観察方向に先端湾曲部2を湾曲さ
せることができるようにスコープ1が構成されている。 【0016】20は上下湾曲操作ツマミウケで、後述す
るモータによる回転動作を上下湾曲操作ツマミ18に伝
達できるように取り付け用ゴム21を介して前記上下湾
曲操作ツマミ18にはめ込まれている。22は左右湾曲
操作ツマミウケで上下湾曲操作ツマミウケ20と同様に
取り付け用ゴム23を介して前記左右湾曲操作ツマミ1
9にはめ込まれている。上下湾曲操作ツマミウケ20に
は図示のように軸部24、滑り面25が設けられてお
り、ウォームホイール26が摺動回転可能なように軸部
24に嵌合するとともに滑り面25に面接触している。 【0017】また、軸部24には図示のように先端部に
オネジが形成されており、ウォームホイール26、2枚
の皿バネ27が軸部24に挿入された状態で滑り力量調
整ナット28が取付けられている。この滑り力量調整ナ
ット28の締め付け量により前記皿バネ27の潰し量を
調整することでウォームホイール26が上下湾曲操作ツ
マミウケ20に対して滑り始めるトルクを自在に調整で
きるように構成されており、調整後は滑り力量調整ナッ
ト28と軸部24のオネジは接着され調整状態が維持さ
れている。 【0018】ここで、上記の滑り始めるトルクは先端湾
曲部2が湾曲している状態でこの湾曲状態を真っ直ぐに
するような外力が作用した場合でもスコープ1が破損し
ない大きさに設定されている。 【0019】29は上下湾曲用モータで、回転出力軸に
は前記ウォームホイール26と噛み合うウォーム30が
固着されている。ここで、ウォーム30の進み角はウォ
ームホイール26からの回転力が作用してもウォーム3
0が回転させられない角度に設定されている。 【0020】次に上下湾曲と同様の構成である左右湾曲
についての構成を述べる。左右湾曲操作ツマミウケ22
には図示のように軸部31、滑り面32が設けられてお
り、ウォームホイール33が上下湾曲の場合と同様に配
置されている。 【0021】ここで、軸部31は軸部24と同軸に設け
られた嵌合穴39に摺動回転可能なように嵌合してい
る。 【0022】また、軸部31には図示のように先端部に
オネジが形成されており、ウォームホイール33、2枚
の皿バネ34が軸部31に挿入された状態で滑り力量調
整ナット35が取付けられている。この滑り力量調整ナ
ット35の締め付け量により上下湾曲の場合と同様にウ
ォームホイール33が左右湾曲操作ツマミウケ22に対
して滑らずに一体となって回転することができるトルク
を自在に調整できるように構成されており、調整後は滑
り力量調整ナット35と軸部31のオネジは接着され調
整状態が維持されている。 【0023】36は左右湾曲用モータで、回転出力軸に
は前記ウォームホイール33と噛み合うウォーム37が
固着されている。 【0024】ここで、ウォーム37の進み角はウォーム
ホイール33からの回転力が作用してもウォーム37が
回転させられない角度に設定されている。 【0025】38は台座で、ジクウケ40を介して上下
湾曲操作ツマミウケ20を回転自在に支持している。ま
た、前記上下湾曲用モータ29、左右湾曲用モータ36
は図示しないビスによりそれぞれ台座38に固定されて
いる。41は台座38と一体で形成されているカバー
で、上記に記載した構成部品が外部に露出しないように
覆っており、図2に示した操作スイッチ部9が設けられ
ている。 【0026】固定具13には図示の如く取り付け用ゴム
42が設けられており、これにより固定具13は硬質部
3に傷を付けること無く、またスコープ1の重量を支持
するのに十分な装着力量をもって硬質部3にはめ込まれ
ている。43は固定ネジで固定具13に設けられたタッ
プ44にねじ込むことで台座38を固定具13に取付け
ることが可能なように構成されている。 【0027】(作用)スコープ1を用いた手術中は助手
がスコープ把持部4をもちスコープ1の操作を実施し、
主術者はスコープ1による観察像を図示しないモニター
により観察しながら手術を実施する。手術中に観察部位
を例えば観察視野の上方向に変更する必要が生じた場
合、主術者は助手に観察方向の変更を指示する。これを
受けて助手は電動湾曲ユニット7に設けられた操作スイ
ッチ部9に有る上方向スイッチ14を操作する。すると
ケーブル8により接続されている湾曲コントローラ10
に信号が伝達され、上方向スイッチ14を操作している
間は上下湾曲用モータ29が駆動される。上下湾曲用モ
ータが駆動されると、ウォーム30、ウォームホイール
26、上下湾曲操作ツマミウケ20、上下湾曲操作ツマ
ミ18へと回転が伝達され、スコープ1に内蔵された図
示しないワイヤーが引っ張られることで先端湾曲部2が
観察方向の上方向へ湾曲される。 【0028】この状態で手術が進行しスコープ1の先端
が汚れたために拭き取る必要が生じた場合、助手が操作
スイッチ部9の下方向スイッチ15を操作して先端湾曲
部2の湾曲状態をまっすぐな状態に戻した後に、トラカ
ール12からスコープ1を患者の体腔内から抜去し先端
をガーゼ等で拭き、再びトラカール12にスコープ1を
挿入し手術を開始する。 【0029】次に、下方向スイッチ15を操作して先端
湾曲部2をまっすぐに戻したつもりでも僅かに湾曲した
状態である場合や、先端湾曲部2が湾曲状態であること
を忘れてしまった場合の作用を述べる。この場合先端湾
曲部2がトラカール12に引っ掛かり先端湾曲部2をま
っすぐにしようとする外力が働くことになる。すると、
先端湾曲部2を湾曲させるためにスコープに内蔵されて
いる図示しないワイヤーに連動する上下湾曲操作ツマミ
18が回転しようとするが、ウォームホイール26は前
記ウォーム30との間の摩擦力により回転できない状態
である。 【0030】さらにスコープ1を抜去しようとする力を
スコープ1が破損する寸前まで増大させると、ウォーム
ホイール26と軸部24、滑り面25の間で滑りが発生
しウォームホイール26に対して上下湾曲操作ツマミウ
ケ20が回転する。即ち上下湾曲操作ツマミウケ20は
加えられた外力により回転し先端湾曲部2の湾曲状態は
真っ直ぐな状態へ変わるので、スコープ1は破損せずに
済む。 【0031】先端湾曲方向が上下方向についての作用に
ついて説明したが、左右方向についても全く同一の作用
である。 【0032】(効果)電動湾曲ユニット7には単純なメ
カクラッチを採用したので安価な構成にできる。また、
スコープに設けられた湾曲操作ツマミの形状に合わせた
アダアタを用意すれば、汎用スコープに電動湾曲ユニッ
トを取付けることができる。 【0033】第2の実施の形態:図4ないし図6は本発
明の第2の実施の形態に係わり、図4は内視鏡装置の構
成を示す構成図、図5は図4の手術器具保持具の先端部
の拡大図、図6は図4のスコープ把持部に電動湾曲ユニ
ットを取付けた状態を示す断面図である。 【0034】第2の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。 【0035】(構成)図4において50は手術中に鉗子
等の手術器具等を把持して術部に配置するために一般的
に使用される手術器具保持具で、一端を図示しない手術
台に設けられているサイドレールに固定して使用され
る。前記手術器具保持具50はボールジョイントで構成
された第1の関節51、第2の関節52、第3の関節5
3のように複数の関節部分を持つことで、先端に保持し
た手術器具の位置を所望の位置に導くことが可能なよう
に構成されている。また、前記第1〜第3の関節51〜
53には図示の如くそれぞれ関節固定ツマミ54〜56
が設けられており、この関節固定ツマミ54〜56を締
め付けることで各関節の動きを固定し、所望の位置に導
いた手術器具をその位置のまま固定することができるよ
うに構成されている。 【0036】図5は前記手術器具保持具50の先端部5
7を示している。58、59はそれぞれ第1、第2の把
持ツメで、図示の如く一端を軸60が摺動回転可能なよ
うに貫通しており、この軸60を支点にして第1、第2
の把持ツメ58,59は開閉可能に構成されている。6
1はツメ開閉ツマミで第2の把持ツメ59に設けられた
タップ62にねじ込まれているとともに、第1の把持ツ
メ58に設けられた穴63を図示の如く貫通している。
64はツメ開閉ツマミ61に形成されたフランジある。
65は第1の把持ツメ58、第2の把持ツメ59の間に
設けられた圧縮バネであり、第1の把持ツメ58、第2
の把持ツメ59は常に開放する方向に弾性力を受けてい
る。つまり、第1の把持ツメ58、第2の把持ツメ59
の間にスコープ1に取付けられた台座38を入れ、ツメ
開閉ツマミ61を絞め込むことで台座38を把持するこ
とができ、再びツメ開閉ツマミ61を緩めると台座38
を開放することが可能なように構成されている。 【0037】図6は電動湾曲ユニット70で第1の実施
の形態と同一の構成によりスコープ1に取付けられてい
る。第1の実施の形態において上下湾曲ツマミウケ20
とウォームホイール30の間、左右湾曲ツマミウケ22
とウォームホイール33の間にはそれぞれ皿バネ27、
34が配置されていたが、ここでは電磁クラッチ71、
72がそれぞれ配置されている。ここで、電磁クラッチ
71、72の滑り開始の力量は第1の実施の形態におい
て皿バネの圧縮量により調整されていた力量と同一力量
に設定されている。一方台座38における、前記第1の
把持ツメ58、第2の把持ツメ59により把持される部
分には、電磁クラッチ71、72の動作スイッチ74が
配置されており、前記手術器具保持具50の先端部57
に電動湾曲湾曲ユニット70が取付けられた状態では電
磁クラッチ71,72が動作することで上下湾曲ツマミ
ウケ20とウォームホイール30の間、左右湾曲ツマミ
ウケ22とウォームホイール33の間は接続された状
態、つまり先端湾曲部2を自在に電動湾曲可能な状態と
なる。一方、電動湾曲ユニット70が前記手術器具保持
具50から外された状態では電磁クラッチ71,72が
動作しない状態、つまり上下湾曲ツマミウケ20とウォ
ームホイール30の間、左右湾曲ツマミウケ22とウォ
ームホイール33の間は接続されていない状態となり、
先端湾曲部2を湾曲させるための力は作用しない状態と
なり先端湾曲部2はその外皮73の弾性力により真っ直
ぐな状態となるように構成されている。 【0038】(作用)スコープ1による観察方向を変更
する必要がある場合は、第1の実施の形態と同様に操作
スイッチ部9を操作し先端湾曲部2を湾曲させることで
所望の観察視野を得る。一方、手術処置によりスコープ
1の先端に汚れが付着することで観察が妨げられる場合
が発生した場合は、スコープ1をトラカール12から抜
去し、付着した汚れを拭き取る必要がある。手術器具保
持具50は各関節51〜53が関節固定ツマミ54〜5
6により固定されているため、手術器具保持具50にス
コープ1を保持させた状態でトラカール12からスコー
プ1を抜去するためには、関節固定ツマミ54〜56を
操作する必要があり煩雑なので、スコープ1を手術器具
保持具50から取り外すことになる。ツメ開閉ツマミ6
1を操作して第1の把持ツメ58と第2の把持ツメ59
を開くと台座38に設けられている動作スイッチ74が
解除され、先端湾曲部2は外皮73の弾性力によりまっ
すぐな状態となる。この状態でトラカール12からスコ
ープ1を引き抜くことでトラカール12と先端湾曲部2
の干渉を防止できる。 【0039】スコープ1の先端を拭いた後、再びスコー
プ1をトラカール12に挿入し、手術器具保持具50の
先端部57に取付けると再び動作スイッチ74がオンさ
れ、電動湾曲が可能な状態となり手術を続行することに
なる。 【0040】次に先端湾曲部2を湾曲させた状態で手術
器具保持具50の関節固定ツマミ54〜56を操作し、
手術器具保持具にスコープ1を保持させた状態でスコー
プを引き抜く場合の作用について説明する。 【0041】第1の実施の形態と同様に、先端湾曲部2
を湾曲させるためにスコープに内蔵されている図示しな
いワイヤーに連動する上下湾曲操作ツマミ20が回転し
ようとするが、ウォームホイール26は前記ウォーム3
0の間の摩擦力により回転しないので、上下湾曲操作ツ
マミ20も回転できない。さらにスコープ1を抜去しよ
うとする力をスコープ1が破損する寸前まで増大させる
と、電磁クラッチ71,72に滑りが発生しウォームホ
イール26に対して上下湾曲操作ツマミウケ20が回転
してしまう。即ち上下湾曲操作ツマミウケ20のみが回
転し、加えられた外力により先端湾曲部2の湾曲状態は
真っ直ぐな状態へ変わるので、スコープ1は破損せずに
済む。 【0042】(効果)一般的に使用されている手術器具
保持具に先端湾曲可能なスコープを保持させて手術を実
施する場合でも、取り扱い時になんら注意する必要もな
く先端湾曲部分の損傷を防止することができる。 【0043】第3の実施の形態:図7ないし図9は本発
明の第3の実施の形態に係わり、図7は内視鏡装置の構
成を示す構成図、図8は図7のスコープ把持部に電動湾
曲ユニットを取付けた状態を示す断面図、図9は図7の
内視鏡装置の作用を説明するフローチャートである。 【0044】第1、2の実施の形態と同一の構成につい
ては同一番号を付与し説明を省略する。 【0045】(構成)図7において100はスコープホ
ルダーで、土台となるベース101、ベース101に一
体で取付けられた第1支柱102、第1支柱102に対
して矢印103で示す方向に摺動直動自在に構成された
第2支柱104、及び矢印105で示す方向に摺動回転
自在なように第2支柱104に取付けられている第1ア
ーム106、及び矢印107で示す方向に摺動回転自在
なように第1アーム106に取付けられている第2アー
ム108から構成されている。 【0046】ここで、第2支柱104と第1アーム10
6の関節200、及び第1アーム106と第2アーム1
08の関節201にはそれぞれ図示しない電磁クラッチ
とエンコーダが設けられており、電磁クラッチ、エンコ
ーダは後述する湾曲コントローラ119に図示しないケ
ーブルにより接続されている。第2アーム108の先端
にはボールジョイント機構にて構成された関節109を
介して電動湾曲ユニット110が取付けられている。こ
こで、前記関節109は電動湾曲ユニット110やスコ
ープ1の自重によって自然回転しないような摺動抵抗を
有している。また、第1支柱102にはスコープ1、電
動湾曲ユニット110、第2アーム108、第1アーム
106、第2支柱104の重量を相殺するための圧縮バ
ネ111が内蔵されており、スコープ1が所望の高さに
なったところでツマミ112を締め付ければ、第1支柱
102に対して第2支柱104が固定され所望の高さを
維持することができるように構成されている。 【0047】113はフットスイッチで、第1の実施の
形態で述べた操作スイッチ部9と同様に上方向スイッチ
114、下方向スイッチ115、左方向スイッチ11
6、右方向スイッチ117が設けられている。また、関
節200,201にそれぞれ設けられている電磁クラッ
チを動作の状態、すなわちクラッチが開放され関節20
0,201が摺動回転可能な状態にするためのクラッチ
スイッチ202が設けられている。さらに先端湾曲部2
の湾曲状態をまっすぐにするための湾曲リセットスイッ
チ118が設けられている。119は湾曲コントローラ
である。ここで、前記フットスイッチ113と湾曲コン
トローラ119はケーブル120により接続されてお
り、フットスイッチ113による操作入力は湾曲コント
ローラ119につたえられ、ケーブル121を通して電
動湾曲ユニット110を駆動できるように構成されてい
る。また、必要に応じて警告音を発生するための図示し
ない警告音発生装置を内蔵している。 【0048】次に図8を用いて電動湾曲ユニット110
の構成について説明する。上下湾曲操作ツマミ20に取
り付けられている上下湾曲操作ツマミウケ122の軸部
123にはウォームホイール124が図示しないビスに
より固定されている。同様に左右湾曲操作ツマミ19に
取付けられている左右湾曲操作ツマミウケ125の軸部
126には図示しないビスによりウォームホイール12
7が固定されている。また、前記軸部123,126に
はそれぞれひずみゲージ128が固着されており、図示
しないケーブルにより湾曲コントローラ119に接続さ
れていて、軸部123,126の僅かなひずみを検出し
湾曲コントローラ119に伝達するように構成されてい
る。ここで、ウォームホイール124、127はそれぞ
れ第1の実施の形態で述べたウォーム30,37を介し
て上下湾曲用モータ29、左右湾曲用モータ36に接続
されており、湾曲コントローラ119により駆動される
ように構成されている。 【0049】(作用)手術開始時にスコープ1のベース
101の位置を手術の邪魔にならない位置に設置する。
次にフットスイッチ113に設けられたクラッチスイッ
チ202を足で操作しながらスコープ1を所望の位置へ
導く。スコープの位置が所望の位置になったところでク
ラッチスイッチ202から足を離すとスコープホルダー
100の関節200、201に設けられている電磁クラ
ッチの動作が止まり関節200,201が固定されるの
でスコープ1は所望の位置で静止させられる。この状態
でツマミ112を絞め込み第1支柱102が第2支柱1
04に対して摺動直動しないように固定し手術処置を開
始する。 【0050】手術中に観察視野の変更が必要になった場
合は、フットスイッチ113に設けられている先端湾曲
部2を湾曲させるための各スイッチ114〜117を操
作すると、第1の実施の形態と同様にして先端湾曲部2
が湾曲され観察視野の変更がなされる。 【0051】手術中にスコープ1の先端が汚れ拭き取る
必要がある場合には、フットスイッチ113に設けられ
ている湾曲9セットスイッチ118を操作することで先
端湾曲部2の湾曲状態をまっすぐな状態にした後にクラ
ッチスイッチ202を操作する。これによりスコープホ
ルダー100の関節200、201に設けられている電
磁クラッチが動作し、関節200,201がそれぞれ矢
印105、107で示す方向に回転可能な状態となり、
この状態でスコープをトラカール12から抜去して先端
を拭く。先端を拭いた後はクラッチスイッチ202を操
作した状態でスコープ1をトラカール12に挿入し、前
述の操作と同様にして先端湾曲部2を湾曲させ観察視野
を所望の方向へ設定した後に処置を再開する。 【0052】ここで、先端湾曲部2が湾曲した状態でト
ラカール12からスコープ1を引き抜く方向へ移動させ
る場合の作用について図9に示すフローチャートを用い
て説明する。 【0053】図9に示すように、ステップS1で先端湾
曲部2が湾曲した状態でスコープ1をトラカール12か
ら引き抜く方向に移動するようにスコープホルダー10
0を操作すると、ステップS2で関節200,201に
設けられたエンコーダ−からの出力が湾曲コントローラ
119に伝達される。 【0054】そして、前記湾曲コントローラ119にお
いて、ステップS3で関節200,201の回転速度を
算出し、ステップS4で予め設定されている観察しなが
らのスコープ1の移動速度と比較することで、スコープ
1をトラカールから抜くための動作なのか、観察のため
にスコープ1の姿勢変更をおこなっているのかを判定す
る。その結果スコープ1の移動速度が速く、トラカール
12から引き抜くための動作であると判定した場合、ス
テップS5で関節200,201の回転を阻止するため
に電磁クラッチの動作を停止させることでそれ以上のス
コープ移動操作ができないようにして先端湾曲部2がト
ラカール12と干渉して損傷することを防止する。 【0055】一方、前記速度が遅く観察のためにスコー
プ1の姿勢を変更していると判定した場合、ステップS
6で湾曲コントローラ119においてひずみゲージ12
8からの信号を読み取ることでスコープ1の上下湾曲操
作ツマミウケ122、左右湾曲操作ツマミウケ125の
それぞれの軸部123,126におけるひずみ測定を開
始する。先端湾曲部2がトラカール12と干渉していな
い場合、ひずみは発生していないのでそのままスコープ
1の姿勢変更作業を続行できる。先端湾曲部2がトラカ
ール12と干渉した状態でさらにスコープ1の姿勢変更
を続行すると先端を湾曲させるための図示しないワイヤ
ーにより外力が伝達され上下湾曲操作ツマミ18、左右
湾曲操作ツマミ19を回転させようとする。ところがウ
ォーム30、37とウォームホイール124,127の
間のそれぞれの摩擦作用により上下湾曲操作ツマミウケ
122、左右湾曲操作ツマミウケ125は回転すること
ができないために前記軸部123,126にひずみが発
生する。 【0056】すなわち、ステップS7でこのひずみの大
きさを予め設定されているひずみ量と比較することで先
端湾曲部2が故障に至ることが想定されるような外力が
作用しているかどうかを判定する。判定の結果、先端湾
曲部2が故障に至ることが想定される場合にはステップ
S8でスコープホルダー100の関節200,201の
回転を阻止するために電磁クラッチの動作を停止させる
ことでそれ以上のスコープ移動ができないようにする。
また、判定の結果、先端湾曲部2に故障にいたるような
外力が作用していない場合には、ステップS9で先端湾
曲部2がトラカール12と干渉し始めていることを操作
者に知らせるために湾曲コントローラ119に内蔵され
た図示しない警告音発生装置から警告音の発生のみを行
う。 【0057】(効果)先端湾曲部がトラカールに干渉す
る前にスコープの移動を停止させるので、湾曲した状態
でトラカールからスコープを引き抜こうとした場合でも
先端湾曲節の損傷を完全に防止できる。また、万一先端
湾曲節が湾曲した状態で観察視野変更のためにスコープ
を移動させトラカールと干渉した場合には警告音を発生
するので、観察しながらのスコープ移動時にスコープの
先端湾曲節の損傷発生を心配することなく手術を実施す
ることができる。 【0058】なお、実施の形態中ではスコープホルダー
の関節をロックすることでスコープの損傷発生を防止し
たが、関節をロックする代わりに先端湾曲状態を解除し
て先端をまっすぐにするように湾曲コントローラ119
から電動湾曲ユニット110に指令を出すようにしても
同一の効果を得られる。また、警告音の発生、スコープ
ホルダーの関節ロック、先端湾曲状態の解除を同時に行
っても同一の効果を得ることができる。 【0059】ここでは電動の湾曲ユニットとしたが、電
動湾曲駆動でなく手動湾曲ツマミを設けた湾曲ユニット
を取付けたスコープでも同様の効果が得られることは言
うまでもない。 【0060】また、前記スコープホルダーが手術台を挟
んで術者と反対側に設置され、スコープホルダー設置側
から術者に向かって内視鏡を患者体腔内に挿入した状態
で内視鏡先端の湾曲機構により術者の視線と内視鏡の観
察方向を一致させるようにスコープホルダーと内視鏡を
設置すれば、スコープホルダーや内視鏡により術者の作
業空間が狭められること無く、広くすることができるの
で手術作業環境を改善できる効果がある。 【0061】[付記] (付記項1) 前記動作手段が内視鏡本体に予め組み込
まれていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装
置。 【0062】(付記項2) 前記動作手段が手動で操作
可能な動作手段であることを特徴とする請求項1に記載
の内視鏡装置。 【0063】(付記項3) 前記動作手段が電動駆動手
段であることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装
置。 【0064】(付記項4) 前記湾曲状態可変手段は先
端湾曲機構と前記動作手段の間に設けられたスリップ手
段であることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装
置。 【0065】(付記項5) 各関節部分に関節回転速度
を検出する関節回転速度検出手段と各関節を固定し動か
ないように固定するための関節固定手段を備えた手術器
具ホルダーと、先端湾曲機構を有する内視鏡と、前記湾
曲機構を湾曲動作させる動作手段と、挿入部先端に加わ
る外力の大きさを検出する外力検出手段とから構成さ
れ、前記回転速度検出手段または外力検出手段によって
得た信号を処理し、前記関節固定手段を動作させる制御
手段を有したことを特徴とする内視鏡装置。 【0066】(付記項6)前記制御手段により警告音発
生手段を動作させることを特徴とする付記5のに記載の
内視鏡装置。 【0067】(付記項7) 前記ホルダーは、手術台を
挟んで手術者に対して反対側に設置することができる設
置手段と、前記ホルダー側から手術者に向かう方向で患
者体腔内に挿入された状態で術者の視線方向と内視鏡の
観察方向を一致させるための湾曲機構をもった内視鏡を
手術者の体と干渉することなく患者体腔内に挿入した状
態で支持することができる支持機構とをもつことを特徴
とする付記項5,6に記載の内視鏡装置。 【0068】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、先
端湾曲可能な内視鏡を用いた手術において、手術者が内
視鏡先端の湾曲状態に特に気を遣う必要無しに患者体腔
内において内視鏡先端の移動を実施することができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡装置の
構成を示す構成図 【図2】図1の電動湾曲ユニットの操作スイッチ部の部
分拡大図 【図3】図1のスコープ把持部に電動湾曲ユニットを取
付けた状態を示す断面図 【図4】本発明の第2の実施の形態に係る内視鏡装置の
構成を示す構成図 【図5】図4の手術器具保持具の先端部の拡大図 【図6】図4のスコープ把持部に電動湾曲ユニットを取
付けた状態を示す断面図 【図7】本発明の第3の実施の形態に係る内視鏡装置の
構成を示す構成図 【図8】図7のスコープ把持部に電動湾曲ユニットを取
付けた状態を示す断面図 【図9】図7の内視鏡装置の作用を説明するフローチャ
ート 【符号の説明】 1…スコープ 2…先端湾曲部 3…硬質部 4…スコープ把持部 5…カメラコントロールユニット 6…スコープケーブル 7…電動湾曲ユニット 8…ケーブル 9…操作スイッチ部 10…湾曲コントローラ 11…体腔内 12…トラカール 13…固定具 14…上方向スイッチ 15…下方向スイッチ 16…左方向スイッチ 17…右方向スイッチ 18…上下湾曲操作ツマミ 19…左右湾曲操作ツマミ 20…上下湾曲操作ツマミウケ 21,23,42…取り付け用ゴム 22…左右湾曲操作ツマミウケ 24,31…軸部 25,32…滑り面 26,33…ウォームホイール 27,34…皿バネ 28,35…滑り力量調整ナット 29…上下湾曲用モータ 30,37…ウォーム 36…左右湾曲用モータ 38…台座 40…ジクウケ 41…カバー 43…固定ネジ 44…タップ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 挿入部先端の向きを変える先端湾曲機構
    を有する内視鏡本体に着脱可能で前記先端湾曲機構を湾
    曲動作させる動作手段と、 前記挿入部先端に加わる外力に応じて前記先端湾曲機構
    の湾曲状態を変更する湾曲状態可変手段とを備えたこと
    を特徴とする内視鏡装置。
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