JP2003156141A - ハプティック入力装置 - Google Patents

ハプティック入力装置

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JP2003156141A
JP2003156141A JP2001358287A JP2001358287A JP2003156141A JP 2003156141 A JP2003156141 A JP 2003156141A JP 2001358287 A JP2001358287 A JP 2001358287A JP 2001358287 A JP2001358287 A JP 2001358287A JP 2003156141 A JP2003156141 A JP 2003156141A
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Hironori Kato
弘典 加藤
Yoshio Sanpei
喜生 三瓶
Noriyuki Fukushima
則之 福嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作部と被操作部との動作タイミングの乖離
を抑制できて操作性及び信頼性に優れたハプティック入
力装置を提供することにある。 【解決手段】 ハプティック入力装置を、シフトノブ
(操作部)4と、シフトノブ4の操作状態を検知する第
1検知部5と、シフトノブ4にフォースフィードバック
用の外力を負荷する操作部用アクチュエータ6と、トラ
ンスミッション10(被操作部)に備えられたギアシフ
ト用アクチュエータ11の操作状態を検知する第2検知
部12と、制御部8とを含んで構成する。制御部8に
は、第1検知信号aと第2検知信号eの差信号を求める
演算部8aと、当該演算部8aによって求められた差信
号が許容値以下であるか否かを判定する判定部8bと、
差信号が許容値以上であると判定された場合にその差の
大きさに応じた前記操作部用アクチュエータ6の駆動信
号bを出力する出力部8cとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バイワイヤ方式の
ギアシフト装置などに適用されるハプティック入力装置
に係り、特に、操作性及び信頼性の改善手段に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に、バイワイヤ方式のギアシフト装
置に適用されているハプティック入力装置の一例を示
す。
【0003】本例のハプティック入力装置は、保持体1
01と、当該保持体101に回転自在に保持された回転
軸102と、当該回転軸102に下端部が固着されたシ
フトレバー103と、当該シフトレバー103の上端部
に取り付けられたシフトノブ104と、当該シフトノブ
104の操作状態、即ち、前記回転軸102の回転量及
び回転方向等を検知する検知部105と、前記回転軸1
02及びシフトレバー103を介して前記シフトノブ1
04にフォースフィードバック用の外力を負荷する操作
部用アクチュエータ106と、前記検知部105から出
力される検知信号aを取り込んで前記操作部用アクチュ
エータ106の駆動信号b及びトランスミッションコン
トローラ107へのギアシフト信号cを生成して出力す
る制御部108と、前記シフトノブ104のロック状態
を解除するロック解除スイッチ109とから構成されて
いる。
【0004】なお、前記トランスミッションコントロー
ラ107には、被操作部であるトランスミッション11
0に備えられたギアシフト用アクチュエータ111が接
続されており、前記トランスミッションコントローラ1
07から出力されるトランスミッション操作信号dによ
ってギアシフト用アクチュエータ111が駆動され、こ
れによってトランスミッション110のギアシフト位置
が切り替えられる。
【0005】本構成のハプティック入力装置によれば、
制御部108は、検知信号aの現在値よりシフトノブ1
04の現在のシフト位置を求めることができると共に、
シフトノブ104が操作されたときには、検知信号aの
変化より、いずれのシフト位置への切替操作であるかを
求めることができるので、シフトノブ104が1のシフ
ト位置から他のシフト位置に向けて操作されたとき、そ
の過程で適度の抵抗感がシフトノブ104に負荷される
ように操作部用アクチュエータ6を駆動することによっ
て、シフトノブ104にシフト切替時のクリック感を付
与することができる。また、シフトノブ104が、例え
ばP(パーキング)レンジからR(リバース)レンジ
へ、或いは2nd(セカンド)レンジから1st(ロ
ー)レンジへなど、特定レンジから他の特定レンジへ切
り替えられようとしている場合には、シフトノブ104
をロックする外力がシフトノブ104に負荷されるよう
に操作部用アクチュエータ106を駆動することによっ
て、ロック解除スイッチ109を操作しない限り、前記
特定レンジから他の特定レンジへのシフトノブ104の
操作を禁止することができる。
【0006】したがって、本例のハプティック入力装置
を備えたギアシフト装置は、従来の機械式のギアシフト
装置と同様の感覚で使用することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、バイワイヤ
方式のギアシフト装置は、機械式のギアシフト装置とは
異なり、シフトノブ104とトランスミッション110
とが機械的なリンク機構を介して接続されていないため
に、トランスミッション110の動作に関係なくシフト
ノブ104を操作することが原理的に可能であり、しか
も、バイワイヤ方式のギアシフト装置に備えられたシフ
トノブ104は、トランスミッション110のギアシフ
ト動作に比べて高速に操作することができるので、シフ
トノブ104の操作位置と実際のトランスミッション1
10のギアシフト位置とが乖離しやすいという問題があ
る。
【0008】かように、シフトノブ104の操作位置と
実際のトランスミッション110のギアシフト位置とが
乖離すると、運転者はシフトノブ104の操作位置に基
づいて自動車を運転するので、実際のトランスミッショ
ン110のギアシフト位置に適合しない不適当な運転が
行われやすく、種々の不都合が生じる。例えば、シフト
ノブ104をPレンジからD(ドライブ)レンジまで高
速に操作することによってシフトノブ104の操作位置
と実際のトランスミッション110のギアシフト位置と
が乖離し、シフトノブ104がDレンジに達しているに
も拘わらず、トランスミッション110のギアシフト位
置がN(ニュートラル)レンジになっているという状況
において、運転者がトランスミッション110のギアシ
フト位置はDレンジに切り替えられていると信じて自動
車を発進させるためにアクセルを踏み込むと、自動車は
発進せず、エンジンが空吹かしされる。また、シフトノ
ブ104の操作位置がDレンジに切り替えられているた
め、トランスミッション110のギアシフト位置は遅れ
てDレンジに切り替わるが、このときにアクセルが踏み
込まれてエンジン回転数が高くなっていると、自動車が
急発進する。一方、これらの不都合を回避するために、
トランスミッション110のギアシフト位置が所望のギ
アシフト位置に切り替わったことを確認してから自動車
の運転を行うようにすると、運転者はトランスミッショ
ン110のレスポンスが悪いかのような違和感を覚え、
良好な運転感覚を得ることができない。
【0009】なお、前記においては、バイワイヤ方式の
ギアシフト装置に適用されるハプティック入力装置を例
にとって説明したが、バイワイヤ方式で機械的に構成さ
れた被操作部を動作させる全てのハプティック入力装置
について、同様の不都合が発生する。
【0010】本発明は、かかる従来技術の不備を解消す
るためになされたものであって、その課題とするところ
は、操作部と被操作部との動作タイミングの乖離を抑制
できて操作性及び信頼性に優れたハプティック入力装置
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するため、操作部と、当該操作部の操作状態を検出
する第1検知部と、前記操作部に外力を与える操作部用
アクチュエータと、前記第1検知部より出力される第1
検知信号に基づいて操作される被操作部と、当該被操作
部の操作状態を検出する第2検知部と、前記第1検知信
号に基づいて前記操作部用アクチュエータの駆動を制御
する制御部と、前記第1検知信号と前記第2検知部より
出力される第2検知信号との差を予め設定された値と比
較し大小を判定する判定部とを有し、前記判定部で前記
第1検知信号と前記第2検知信号との差が前記予め設定
された値よりも大きいと判定した場合、前記制御部は、
前記操作部用アクチュエータを駆動して前記操作部に外
力を与えるという構成にした。
【0012】このように、第1検知信号と第2検知信号
の差が予め設定された値よりも大きいと判定した場合に
制御部が操作部用アクチュエータを駆動して操作部に外
力を与えると、付与された外力によって操作部の動作が
制限され、操作部に対する被操作部の動作遅れが防止又
は抑制されるので、被操作部の動作遅れに起因する不都
合の発生を防止することができ、ハプティック入力装置
の操作性及び信頼性を向上することができる。
【0013】本発明は、前記の課題を解決するため、前
記第1検知信号と前記第2検知信号の差が予め設定され
た値よりも大きい場合、前記制御部は、前記操作部用ア
クチュエータを駆動して、前記操作部に操作方向と逆方
向の外力を加えるという構成にした。
【0014】このように、第1検知信号と第2検知信号
の差が予め設定された値よりも大きいと判定した場合に
制御部が操作部用アクチュエータを駆動して操作部に操
作方向と逆方向の外力を加えると、付与された外力によ
って操作部の操作速度を遅らせることができ、操作部に
対する被操作部の動作遅れを防止又は抑制することがで
きるので、ハプティック入力装置の操作性及び信頼性を
向上することができる。
【0015】本発明は、前記の課題を解決するため、前
記第1検知信号と前記第2検知信号の差が予め設定され
た値よりも大きい場合、前記制御部は、前記操作部用ア
クチュエータを駆動して、前記操作部に警報用の振動を
加えるという構成にした。
【0016】このように、第1検知信号と第2検知信号
の差が予め設定された値よりも大きいと判定した場合に
制御部が操作部用アクチュエータを駆動して操作部に警
報用の振動を加えると、操作部の操作速度が不適切であ
ることを運転者に感得させることができるので、操作部
に対する被操作部の遅れを抑制することができて、ハプ
ティック入力装置の操作性及び信頼性を向上することが
できる。
【0017】本発明は、前記の課題を解決するため、前
記操作部が自動車のシフトノブであり、前記被操作部が
自動車のトランスミッションであるという構成にした。
【0018】このように、本発明のハプティック入力装
置をシフトノブ及びトランスミッションを備えたバイワ
イヤ方式のギアシフト装置に適用すると、シフトノブの
操作位置とトランスミッションのギアシフト位置との不
一致を防止又は抑制することができ、当該不一致に起因
するエンジンの空吹かしや自動車の急発進といった不都
合を防止することができるので、バイワイヤ方式のギア
シフト装置の操作性及び信頼性を向上することができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るハプティック
入力装置の一実施形態例を、バイワイヤ方式のギアシフ
ト装置に適用した場合を例にとって説明する。
【0020】図1に示すように、本実施形態例に係るハ
プティック入力装置は、保持体1と、当該保持体1に回
転自在に保持された回転軸2と、当該回転軸2に下端部
が固着されたシフトレバー3と、当該シフトレバー3の
上端部に取り付けられたシフトノブ(操作部)4と、当
該シフトノブ4の操作状態、即ち、前記回転軸2の回転
量及び回転方向等を検知する第1検知部5と、前記回転
軸2及びシフトレバー3を介して前記シフトノブ4にフ
ォースフィードバック用の外力を負荷する操作部用アク
チュエータ6と、前記第1検知部5から出力される第1
検知信号a及びトランスミッション10(被操作部)に
備えられたギアシフト用アクチュエータ11の操作状
態、即ち、トランスミッション10のギアシフト位置を
検知する第2検知部12から出力される第2検知信号e
を取り込んで前記操作部用アクチュエータ6の駆動信号
b及びトランスミッションコントローラ7へのギアシフ
ト信号cを生成して出力する制御部8と、前記シフトノ
ブ4のロック状態を解除するロック解除スイッチ9とか
ら構成されている。
【0021】前記第1検知部5及び第2検知部12とし
ては、ロータリエンコーダや可変抵抗器などを用いるこ
とができ、前記操作部用アクチュエータ6及びギアシフ
ト用アクチュエータ11としては、回転モータやリニア
モータそれにソレノイドなどを用いることができる。
【0022】前記制御部8には、前記第1検知信号aと
前記第2検知信号eの差信号(a−e)を求める演算部
8aと、当該演算部8aによって求められた差信号が予
め定められた値以下であるか否かを判定する判定部8b
と、当該判定部8bによって前記差信号が予め定められ
た値以上であると判定された場合にその差の大きさに応
じた前記操作部用アクチュエータ6の駆動信号bを出力
すると共に、前記第1検知信号aに応じたトランスミッ
ションコントローラ7へのギアシフト信号cを出力する
出力部8cとが備えられている。なお、前記出力部8c
は、前記駆動信号bを前記差信号の大きさに応じて演算
する構成とすることもできるし、前記駆動信号bと前記
差信号の大きさとの関係を示すテーブルを有していて、
前記差信号の大きさに応じた駆動信号bを選択する構成
とすることもできる。前記差信号の演算は、トランスミ
ッションコントローラ7で演算する構成としても良い。
また、差信号が予め定められた値以下であるか否かの判
定は、トランスミッションコントローラ7で判定する構
成としても良い。
【0023】前記トランスミッションコントローラ7
は、前記ギアシフト用アクチュエータ11に、前記トラ
ンスミッション10のギアシフト位置を切り替えるため
のトランスミッション操作信号dを出力する。
【0024】次に、前記実施形態例に係るハプティック
入力装置の動作を、図2に基づいて説明する。
【0025】図2に示すように、制御部8は、第1検知
信号a及び第2検知信号eの現在値より、シフトノブ4
の現在のシフト位置及びトランスミッションの現在のギ
アシフト位置を繰り返し求めている(手順S−1,S−
2)。
【0026】手順S−2において、シフトノブ4が操作
されたと判定された場合には、手順S−3に移行し、そ
のシフトノブ4の操作が、特定レンジから他の特定レン
ジへのシフト操作であるか否か、例えば、Pレンジから
Rレンジへのシフト操作であるか否か、2ndレンジか
ら1stレンジへのシフト操作であるか否かが判定され
る。
【0027】手順S−3において、シフトノブ4の操作
が、特定レンジから他の特定レンジへのシフト操作であ
ると判定された場合には、手順S−4に移行し、ロック
解除スイッチ9が操作されたか否かが判定される。
【0028】そして、手順S−4において、ロック解除
スイッチ9が操作されていないと判定された場合には、
制御部8より操作部用アクチュエータ6に、シフトノブ
4をロック可能な外力をシフトノブ4に負荷するアクチ
ュエータ駆動信号bを出力して(手順S−5)、シフト
ノブ4をロックする(手順S−6)。これによって、不
用意なシフトノブ4の操作が防止され、自動車の急発進
や急制動などを防止することができる。
【0029】また、手順S−4において、ロック解除ス
イッチ9が操作されていると判定された場合には、手順
S−7に移行し、第1検知信号aと第2検知信号eの差
信号(a−e)が予め定められた許容値以下であるか否
か判定される。
【0030】手順S−7において、第1検知信号aと第
2検知信号eの差信号(a−e)が予め定められた許容
値以下であると判定された場合には、制御部8より操作
部用アクチュエータ6に、シフトノブ4に適度の抵抗感
を付与するためのアクチュエータ駆動信号bを出力して
(手順S−8)、操作に応じてシフトノブ4が新たなシ
フト位置に切り替えられる(手順S−9)。これによっ
て、シフトノブ4にシフト切替時の適度なクリック感を
付与することができ、シフトノブ4の操作性を良好なも
のにすることができる。
【0031】また、手順S−9でシフトノブ4が新たな
シフト位置に切り替えられた後、制御部8はトランスミ
ッションコントローラ7にシフトノブ4の新たなシフト
位置に対応するギアシフト信号cを送信する(手順S−
10)。トランスミッションコントローラ7は、受信し
たギアシフト信号cに応じたトランスミッション操作信
号dをギアシフト用アクチュエータ11に送信し、トラ
ンスミッション10のギアシフト位置をシフトノブ4の
新たなシフト位置に対応する位置に切り替える。これに
よって、当該切り替えられたギアシフト位置に応じた自
動車の運転が可能になる。
【0032】手順S−7において、第1検知信号aと第
2検知信号eの差信号(a−e)が予め定められた許容
値以上であると判定された場合、手順S−11に移行
し、制御部8は、出力部8cより前記差信号の大きさに
応じた駆動信号bを操作部用アクチュエータ6に出力
し、シフトノブ4に所要の外力を付与する。この場合、
シフトノブ4には、その操作方向と逆方向の外力を加え
ることもできるし、警報用の振動を加えることもでき
る。シフトノブ4に操作方向と逆方向の外力を加えた場
合には、付与された外力によってシフトノブ4の操作速
度を遅らせることができるので、シフトノブ4に対する
トランスミッション10の動作遅れを防止又は抑制する
ことができるので、ハプティック入力装置の操作性及び
信頼性を向上することができる。また、シフトノブ4に
警報用の振動を加えた場合には、付与された外力によっ
てシフトノブ4の操作速度が不適切であることを運転者
に感得させることができるので、シフトノブ4に対する
トランスミッション10の遅れを抑制することができ
て、ハプティック入力装置の操作性及び信頼性を向上す
ることができる。
【0033】しかる後に、手順S−9に移行し、シフト
ノブ4が操作者の操作に応じて新たなシフト位置に切り
替えられる。また、制御部8はトランスミッションコン
トローラ7にシフトノブ4の新たなシフト位置に対応す
るギアシフト信号cを送信する(手順S−10)。
【0034】本例のハプティック入力装置は、シフトノ
ブ4及びトランスミッション10を備えたバイワイヤ方
式のギアシフト装置に適用したので、シフトノブ4の操
作位置とトランスミッション10のギアシフト位置との
不一致を防止又は抑制することができ、当該不一致に起
因するエンジンの空吹かしや自動車の急発進といった不
都合を防止することができて、バイワイヤ方式のギアシ
フト装置の操作性及び信頼性を向上することができる。
【0035】なお、前記実施形態例においては、本発明
のハプティック入力装置をバイワイヤ方式のギアシフト
装置に適用した場合を例にとって説明したが、本発明の
要旨はこれに限定されるものではなく、バイワイヤ方式
で機械的に構成された被操作部を動作させる全ての場合
について適用することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
制御部により第1検知信号と第2検知信号の差を算出
し、これら第1検知信号と第2検知信号の差が予め設定
された値よりも大きいと判定した場合に、制御部が操作
部用アクチュエータを駆動して操作部に外力を与えるよ
うにしたので、付与された外力によって操作部の動作が
制限され、操作部に対する被操作部の動作遅れが防止又
は抑制されて、被操作部の動作遅れに起因する不都合の
発生が防止される。よって、ハプティック入力装置の操
作性及び信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例に係るハプティック入力装置の構成
図である。
【図2】実施形態例に係るハプティック入力装置の動作
を示すフローチャートである。
【図3】従来例に係るハプティック入力装置の構成図で
ある。
【符号の説明】
1 保持体 2 回転軸 3 シフトレバー 4 シフトノブ(操作部) 5 第1検知部 6 操作部用アクチュエータ 7 トランスミッションコントローラ 8 制御部 9 ロック解除スイッチ9 10 トランスミッション 11 ギアシフト用アクチュエータ 12 第2検知部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福嶋 則之 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 Fターム(参考) 3J067 AA01 AB22 AB23 AC01 CA32 FA32 FB45 FB62 FB76 GA01 3J552 MA01 NA01 NB01 PA18 PA19 PA61 RB17 SA30 VA62W VA79W

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作部と、当該操作部の操作状態を検出
    する第1検知部と、前記操作部に外力を与える操作部用
    アクチュエータと、前記第1検知部より出力される第1
    検知信号に基づいて操作される被操作部と、当該被操作
    部の操作状態を検出する第2検知部と、前記第1検知信
    号に基づいて前記操作部用アクチュエータの駆動を制御
    する制御部と、前記第1検知信号と前記第2検知部より
    出力される第2検知信号との差を予め設定された値と比
    較し大小を判定する判定部とを有し、前記判定部で前記
    第1検知信号と前記第2検知信号との差が前記予め設定
    された値よりも大きいと判定した場合、前記制御部は、
    前記操作部用アクチュエータを駆動して前記操作部に外
    力を与えることを特徴とするハプティック入力装置。
  2. 【請求項2】 前記第1検知信号と第2検知信号の差が
    予め設定された値よりも大きい場合、前記制御部は、前
    記操作部用アクチュエータを駆動して、前記操作部に操
    作方向と逆方向の外力を加えることを特徴とする請求項
    1に記載のハプティック入力装置。
  3. 【請求項3】 前記第1検知信号と第2検知信号の差が
    予め設定された値よりも大きい場合、前記制御部は、前
    記操作部用アクチュエータを駆動して、前記操作部に警
    報用の振動を加えることを特徴とする請求項1に記載の
    ハプティック入力装置。
  4. 【請求項4】 前記操作部が自動車のシフトノブであ
    り、前記被操作部が自動車のトランスミッションである
    ことを特徴とする請求項1に記載のハプティック入力装
    置。
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