JP2003155966A - 始動装置用のばね装置 - Google Patents

始動装置用のばね装置

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JP2003155966A
JP2003155966A JP2001353592A JP2001353592A JP2003155966A JP 2003155966 A JP2003155966 A JP 2003155966A JP 2001353592 A JP2001353592 A JP 2001353592A JP 2001353592 A JP2001353592 A JP 2001353592A JP 2003155966 A JP2003155966 A JP 2003155966A
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Toshihisa Nemoto
俊久 根本
Terutake Yasuda
輝毅 安田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取扱いが容易であり、始動装置の他の部品に
も影響を与えることがない、ゼンマイばねを備えるばね
装置を提供すること。 【解決手段】 本発明の始動装置50用のばね装置10
は、ゼンマイばね12と、これを収容するばねケース1
4とを備え、ばねケースは、ゼンマイばねを囲むと共
に、ゼンマイばねの外側端部16係止する側面部分24
と、この側面部分24の各側に配置され、ゼンマイばね
の軸線方向における動きを拘束する押さえ部分22、2
6とを有している。この構成においては、ゼンマイばね
がばねケースに収容されているため、始動装置を分解し
たとしても、ゼンマイばね12が飛び出すことはなく、
また、ゼンマイばねが始動装置の他の部品に接触するこ
とも防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関を始動さ
せるための始動装置に関し、特に始動装置で用いられる
ゼンマイばね(渦巻きばね)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内燃機関を手動にて始動させるための従
来の始動装置は、内燃機関のクランクシャフトに一方向
クラッチを介して取り付けられたプーリに始動ロープを
巻き付け、これを作業者が引っ張ることでクランクシャ
フトを回転させ、内燃機関を始動させる型式が一般的で
ある。このような始動装置では、プーリに始動ロープの
引き出しに伴って蓄力するゼンマイばねが取り付けられ
ており、このゼンマイばねの復元力により、引き終わっ
た始動ロープをプーリに自動的に巻き戻すことができる
ようになっている。
【0003】また、例えば特開2001−132591
号公報に記載されているような、いわゆる蓄力式の始動
装置も従来から知られている。この公報に記載の始動装
置は、前述したロープ巻戻し用のゼンマイばねとは別個
に、クランクシャフトとプーリとの間に始動用のゼンマ
イばねが配置されている。かかる始動装置では、始動ロ
ープを引っ張ってプーリを回転させると、クランクシャ
フトが回転することなく、始動用ゼンマイばねが蓄力す
るようになっている。そして、適当なタイミングでその
蓄力を解放してクランクシャフトに伝えることで、クラ
ンクシャフトが回転し内燃機関が始動するよう構成され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
始動装置においては、ロープ巻戻し用及び始動用のゼン
マイばねは、始動装置のケース内の所定位置に配置する
と共に、その一端を当該ケースに対して固定し、他端を
プーリ等の回転体に対して固定することで、始動装置に
組み付けられる。また、ゼンマイばねは、その軸線方向
の前後が始動装置の他の部品、例えばプーリの外表面で
押さえられている。
【0005】このような組付方法を採用した場合、始動
装置を分解して部品を外していくと、開放されたケース
内でゼンマイばねが露出する。これは、ゼンマイばねを
ケースから容易に取り出すことができるという利点があ
るが、ゼンマイばねがケースから偶発的に飛び出す可能
性もある。このような組付方法は、ゼンマイばねの組付
けや取扱いに注意を要する原因ともなる。
【0006】また、ゼンマイばねは蓄力時に、径方向の
みならず、軸線方向に渦状ないしは竹の子状に型くずれ
を起こすため、ゼンマイばねの前後に位置する始動装置
の部品に接触することがある。特に、プーリのような可
動部品にゼンマイばねが接すると、作動不良や摩耗等を
起こすおそれがある。
【0007】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、分解・組立時の取扱いが容易であ
り、始動装置の他の部品にも影響を与えることがない、
ゼンマイばねを備えるばね装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による始動装置(50)用のばね装置(1
0)は、ゼンマイばね(12)と、ゼンマイばね(1
2)を収容するばねケース(14)とを備えており、ば
ねケース(14)が、ゼンマイばね(12)を囲むと共
に、ゼンマイばね(12)の外側の端部(16)を所定
箇所で係止する環状の側面部分(24)と、この側面部
分(24)の各側に配置され、ゼンマイばね(14)の
軸線方向における該ゼンマイばね(12)の動きを拘束
する押さえ部分(22、26)とを有しており、押さえ
部分(22,26)の少なくとも一方に、ゼンマイばね
(12)の内側の端部(18)と係止する被係止物(7
2)が挿入される開口部(32,40)が形成されてい
ることを特徴としている。
【0009】この構成においては、ゼンマイばね(1
2)がばねケース(14)に収容されているため、始動
装置(50)を分解したとしても、ゼンマイばね(1
2)が飛び出すことはない。また、始動装置(50)へ
の組付けに際しても、ゼンマイばね(12)の一端(1
6)が既にばねケース(14)に係止されていることか
ら、ばねケース(14)の位置決めを行えば、ゼンマイ
ばね(12)自体の位置決めもなされる。更に、ばねケ
ース(14)の1対の押さえ部分(22,26)によっ
てゼンマイばね(12)の軸線方向への動きが拘束され
るため、ゼンマイばね(12)と始動装置(50)の他
の部品との接触が防止される。
【0010】本発明によるばね装置(10)におけるば
ねケース(14)としては、カップ状部材(20)と、
前記カップ状部材(20)の開口端に固定される蓋部材
(22)とからなるものが考えられる。この構成では、
カップ状部材(20)の閉鎖端部分(26)と蓋部材
(22)が前記の押さえ部分となる。また、蓋部材(2
2)の外周部分をカップ状部材(20)から外向きに突
出させると共に、この外周部分にボルト穴(38)を設
けることが好ましい。蓋部材(22)の外周部分におけ
るボルト穴(38)を、始動装置(50)のケース(5
4)に対する位置決め用として用いることで、ばね装置
(10)の始動装置(50)への組付けが、より容易化
するからである。
【0011】
【課題を解決するための手段】以下、図面を参照して本
発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0012】図1〜図3は、本発明によるばね装置の一
実施形態を示している。この実施形態に係るばね装置1
0は、以下で述べるが、蓄力式の始動装置において内燃
機関のクランクシャフトにばね力を伝える始動用として
用いられるものとする。
【0013】図1〜図3に示すばね装置10は、ゼンマ
イばね12と、このゼンマイばね12を収容するばねケ
ース14とから構成されている。ゼンマイばね12は、
図3に明示するように、ばねケース14に係止すること
が可能なよう、その外側の端部が折り曲げられてフック
16が形成されている。また、ゼンマイばね12の内側
の端部18は、小径の筒状に丸められている。この内側
端部18は、後述の始動装置の被係止物に係止されるよ
うになっている。
【0014】本実施形態におけるばねケース14は好ま
しくは金属製であり、一方の端部が開口端とされ他方の
端部が閉じられた略円筒形の部材、いわゆるカップ状部
材20と、このカップ状部材20の開口端に配置された
蓋部材22とから構成されている。
【0015】カップ状部材20は、例えばプレス加工に
よって、略円筒形の側面部分24と、閉鎖端部分26と
が形成される。側面部分24の幅(軸線方向の長さ)は
ゼンマイばね12の幅よりも僅かに大きくされた程度で
ある。プレス時、側面部分24となる部分に開口部28
が打ち抜かれる。この開口部28の廃材となる部分は外
側に折り返され、これによってフック30が形成されて
いる。開口部28は、ゼンマイばね12をカップ状部材
20内に配置した際、ゼンマイばね12の外側端部が通
され、また、開口部28のフック30にはゼンマイばね
12の外側端部のフック16が係止される。このように
開口部28の形成と共にフック30を形成することで、
ゼンマイばね12の一端を係止するための部材を別個に
用意する必要がなくなる。また、フック30を利用して
ゼンマイばね12を係止することで、カップ状部材20
に対するゼンマイばね12の周方向の位置が決定され、
後述するが、始動装置におけるゼンマイばね12の位置
決めも容易となる。
【0016】カップ状部材20の閉鎖端部分26の中央
には円形の開口部32が形成されている。この開口部3
2は、ゼンマイばね12の内側端部18が係止される始
動装置の被係止物、或いはその他の始動装置の構成部品
が通される部分である。
【0017】更に、カップ状部材20の開口端には、適
当な間隔で、複数の爪34が一体形成されている。この
爪34は、蓋部材22に形成されたスリット36に通さ
れた後、折り曲げられて、カップ状部材20と蓋部材2
2とを締結、一体化することができる。
【0018】蓋部材22は金属製の平板である。その平
面形状は、カップ状部材20の開口端の形状よりも大き
く、カップ状部材20に取り付けられた状態において
は、蓋部材22の外周部分がカップ状部材20から外方
に突出するようになっている。また、蓋部材22の外形
は、本ばね装置10が取り付けられる始動装置のケース
の取付部位の外形に概ね合わされたものである。更に、
蓋部材22の外周部分の適所にはボルト穴38が形成さ
れているが、これは始動装置のケースにばね装置10を
取り付ける際に用いられる。
【0019】また、蓋部材22の中央部分(蓋部材22
がカップ状部材20に取り付けられた状態で、カップ状
部材20の軸線を中心とした中央部分)には開口部40
が形成されている。この開口部40も、カップ状部材2
0の閉鎖端部分26の開口部28と同様に、ゼンマイば
ね12の内側端部18が係止する始動装置の被係止物、
或いはその他の始動装置の構成部品が配置される。
【0020】蓋部材22がカップ状部材20に取り付け
られた状態において、その内部にはゼンマイばね12が
既に配置されているが、この状態では、ゼンマイばね1
2と、カップ状部材20の閉鎖端部分26又は蓋部材2
2との間には小さな間隙しかなく、閉鎖端部分26又は
蓋部材22はゼンマイばね12の軸線方向への動きを拘
束する押さえ部分として機能する。従って、蓄力時にゼ
ンマイばね12は軸線方向に大きく型くずれを起こすこ
とがなく、また、輸送時等にゼンマイばね12がばねケ
ース14内でガタつくこともない。
【0021】次に、上述したようなばね装置10の始動
装置への組付け及び動作について説明する。
【0022】ばね装置10は種々の型式の始動装置に組
み付けられ得るが、図4及び図5に示す始動装置50は
その一例であり、蓄力式である。この始動装置50は内
燃機関52の外面に固定されるケース54を有してい
る。ケース54は、軸線方向に第1部分56と第2部分
58とに分割可能である。ケース54の第1部分56
は、内燃機関52の外面に接する側であり、その内部に
は、内燃機関52のクランクシャフト60の先端が固定
される継手部材62が配置されている。また、ケース5
4の第2部分58はカップ状となっており、その閉鎖端
部分の中央部には、第1部分56に向かって延びる支持
軸64が一体形成されている。この支持軸64には、始
動ロープ66が巻き付けられるプーリ68と、このプー
リ68と適当なクラッチ機構70を介して断接可能とな
っている回転体72とが回転可能に嵌合されており、ね
じ74によって抜止めがされいる。回転体72の第1部
分56側の端部には歯76が一体的に形成されている。
この歯76は、継手部材62の内側に設けられた爪78
と分離可能に係合し、これによって一方向クラッチが構
成されている。
【0023】本実施形態において、ばね装置10は始動
装置50におけるケース54の第1部分56と第2部分
58との間に配置される。前述したように、ばねケース
14における蓋部材22の外周部分は始動装置50のケ
ース54の断面形状、すなわち第1部分56と第2部分
58の境界部の外形と略一致しており、蓋部材22の外
周部分を第1部分56の端部又は第2部分58の端部に
合わせることで、取付位置が定まる。なお、本実施形態
では、蓋部材22にボルト穴38が形成されており、こ
れを始動装置50のケース54を内燃機関52にボルト
止めするために用いられるケース54のボルト穴80,
82に合わせても位置決めが行われる。更に、ばねケー
ス14のフック30を位置決めの目印とすることもでき
る。
【0024】また、ばねケース14を始動装置50のケ
ース54の第2部分58に対して位置決めする際、回転
体72をばねケース14の開口部40に通し、回転体7
2の溝部84にゼンマイばね12の内側端部18を係止
させる。これによって、ゼンマイばね12の、その外側
端部のフック16がばねケース14のフック30に係止
され、そしてばねケース14が始動装置50のケース5
4に対して一定の位置とされることから、ゼンマイばね
12は始動装置50のケース54内で適正な位置に配置
されることになる。この作業は、ゼンマイばね12が露
出した状態で行われないため、極めて容易に実施するこ
とができる。
【0025】この後、ケース54の第1部分56と第2
部分58との間にばねケース14の蓋部材22を挟んだ
まま、ボルト穴80,82,38にボルト(図示しな
い)を通して内燃機関52の外面に締め付けることによ
り、ばね装置10は始動装置50のケース54に固定さ
れる。
【0026】かかる始動装置50においては、始動ロー
プ66を引っ張ってプーリ68を回すと、クラッチ機構
70はプーリ68と回転体72とを接続しているため、
回転体72も回転してゼンマイばね12を蓄力してい
く。この際、継手部材62と回転体72との間の一方向
クラッチ76,78は回転体72のみの回転を許し、継
手部材62及びクランクシャフト60は回転しない。そ
して、始動ロープ50を引き出し、ゼンマイばね12に
十分なばね力が蓄えられたならば、クラッチ機構70に
よりプーリ68と回転体72とを切り離すと、ゼンマイ
ばね12の復元力により回転体72は逆回転し、一方向
クラッチ76,78を介して継手部材62及びクランク
シャフト60が回転して内燃機関52が始動する。
【0027】この蓄力時、及び、蓄力解放時には、ゼン
マイばね12が軸線方向に移動したり、或いは竹の子状
に型くずれを起こそうとするが、ゼンマイばね12はば
ねケース14内に収容されているので、始動装置50の
他の部品に接触したり摩擦を起こしたりしない。従っ
て、始動装置50が作動不良を起こすことが低減され、
摩耗が少ないので寿命も長くなる。
【0028】更に、ボルト(図示しない)を取り外して
始動装置50を分解してばね装置10をケース54から
取り外そうとした場合、ゼンマイばね12自体はばねケ
ース14内に封入されているので、始動装置50のケー
ス54から弾け飛ぶことはなく、安全に作業を行うこと
ができる。このような分解作業は、例えばゼンマイばね
12が切断したような場合等に行われるが、そのような
場合も、ゼンマイばね12のみの交換ではなく、ばね装
置10を交換すればよいので、容易に且つ短時間に作業
を行うことができる。
【0029】なお、上記の始動装置50において、プー
リ68はそこから始動ロープ66が引き出された後、ケ
ース54内の巻戻し用のゼンマイばね86によって巻き
戻されるが、この巻戻し用のゼンマイばね86も、ばね
ケースに収容した本発明によるばね装置に置換すること
ができることは、当業者ならば容易に理解されよう。か
かる場合、図示の始動装置50では、巻戻し用のゼンマ
イばねの内側端部が係止される被係合物は、回転体72
ではなく、プーリ68となるであろう。
【0030】また、上記実施形態では蓄力式始動装置に
本発明のばね装置を適用することとしているが、始動ロ
ープを引くと同時にクランクシャフトが回転する型式の
始動装置にも本発明のばね装置は適用可能である。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、始
動装置に用いられるゼンマイばねをばねケース内に収容
し、一ユニットとして取り扱うことを可能としているの
で、ゼンマイばね自体が露出することによる弊害、例え
ば始動装置分解時のゼンマイばねの飛び出しや、組付作
業に手間がかかる等の問題が解消或いは軽減される。
【0032】また、ゼンマイばねがばねケース内に収容
されることで、ゼンマイばねと始動装置の他の構成部品
との接触が防止される。従って、接触による摩耗や損傷
がなくなり、始動装置の作動不良の発生率も低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるばね装置の一実施形態を示す正面
図である。
【図2】図1のばね装置を示す平面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿っての断面図である。
【図4】図1のばね装置が組み込まれた始動装置を概略
的に示す断面図である。
【図5】図4の始動装置の分解断面図である。
【符号の説明】
10…ばね装置、12…ゼンマイばね、14…ばねケー
ス、16…フック(外側端部)、18…内側端部、20
…カップ状部材、22…蓋部材(押さえ部分)、24…
側面部分、26…閉鎖端部分(押さえ部分)、32,4
0…開口部、38…ボルト穴、50…始動装置、52…
内燃機関、54…ケース、60…クランクシャフト、6
8…プーリ、72…回転体(被係止物)、80,82…
ボルト穴。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゼンマイばね(12)と、 前記ゼンマイばね(12)を収容するばねケース(1
    4)とを備える、始動装置(50)用のばね装置(1
    0)であって、 前記ばねケース(14)が、前記ゼンマイばね(12)
    を囲むと共に、前記ゼンマイばね(12)の外側の端部
    (16)を所定箇所で係止する側面部分(24)と、前
    記側面部分(24)の各側に配置され、前記ゼンマイば
    ね(12)の軸線方向における該ゼンマイばね(12)
    の動きを拘束する押さえ部分(22,26)とを有して
    おり、 前記押さえ部分(22,26)の少なくとも一方に、前
    記ゼンマイばね(12)の内側の端部(18)と係止す
    る被係止物(72)が挿入される開口部(32,40)
    が形成されている、始動装置用のばね装置。
  2. 【請求項2】 前記ばねケース(14)は、カップ状部
    材(20)と、前記カップ状部材(20)の開口端に固
    定される蓋部材(22)とを備え、前記蓋部材(22)
    の外周部分が前記カップ状部材(20)から外向きに突
    出されており、且つ、該外周部分にボルト穴(38)が
    形成されている、請求項1に記載の始動装置用のばね装
    置。
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