JP2003155936A - ガスタービンシステム - Google Patents

ガスタービンシステム

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JP2003155936A
JP2003155936A JP2001355950A JP2001355950A JP2003155936A JP 2003155936 A JP2003155936 A JP 2003155936A JP 2001355950 A JP2001355950 A JP 2001355950A JP 2001355950 A JP2001355950 A JP 2001355950A JP 2003155936 A JP2003155936 A JP 2003155936A
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JP
Japan
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gas turbine
compressor
air
compressed air
outlet side
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001355950A
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English (en)
Inventor
Kenjiro Takase
謙次郎 高瀬
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T Rad Co Ltd
Original Assignee
Toyo Radiator Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Radiator Co Ltd filed Critical Toyo Radiator Co Ltd
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型のガスタービンシステムにおいて、コン
パクト且つ低コストでエネルギー効率の良いものの提
供。 【解決手段】 ガスタービン1と回転軸2との間に複数
の中間冷却器6を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型のガスタービ
ン(マイクロガスタービン)と中間冷却器及び再生熱交
換器との組合せからなるガスタービンシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、出力500kw以下の小型のガス
タービンは、コンパクト化とコスト低下の要請から、大
型のガスタービンで用いられる中間冷却器や再生熱交換
器が省略されるため、エネルギー効率が低下せざるを得
なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は小型のガスタ
ービンにおいて、低コストでコンパクト化され且つ熱効
率の良いガスタービンシステムを提供することを課題と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のガスタービンシ
ステムは、夫々ガスタービン(1) の回転軸(2) に連結さ
れて、タービン供給用のエアーの流れの上流側に位置さ
れた第1コンプレッサ(3) と、その下流側に配置された
第2コンプレッサ(4) とを有し、その第1コンプレッサ
(3) による圧縮エア(5) の出口側に、圧縮エア冷却用の
複数の中間冷却器(6) の入口側が夫々並列に連結され、
夫々の中間冷却器(6) の出口側が前記第2コンプレッサ
(4) の入口側に連結され、その第2コンプレッサ(4) の
出口側に、エア加熱用の再生熱交換器(7) が接続され、
その再生熱交換器(7) の出口側が燃焼器(8) に連結され
たことを特徴とする(請求項1)。
【0005】上記構成において、夫々の前記中間冷却器
(6) に圧縮エア冷却用の冷却風(9)が供給され、その冷
却風(9) が前記圧縮エア(5) と熱交換されてその出口側
から流出し、その中間冷却器(6) から流出した冷却風
(9) を熱源として利用することができる(請求項2)。
【0006】さらに上記構成において、前記第2コンプ
レッサ(4) から流出する圧縮エア(5) の出口側に複数の
再生熱交換器(7) を並列に連結することができる(請求
項3)。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づいて本発明の実
施の形態につき説明する。図1は本発明のガスタービン
システムの説明的正面図であり、図2はその左側面図、
図3は同右側面図である。そして図4は中間冷却器6の
一例を示す平面図、図5及び図6は再生熱交換器7の説
明図である。また、図7はこの発明のブロック図であ
る。このガスタービンシステムは、一例として出力30
0kw以下の小型のものを対象とする。
【0008】図1〜図7はその一例を示す説明図であ
る。このガスタービンシステムは、図1に示す如く、ガ
スタービン1の回転軸2に一対の第1コンプレッサ3と
第2コンプレッサ4とが連結され、この例ではそれらの
間に発電機18が配置されている。第1コンプレッサ3の
エア入口19から流入したエアは、圧縮エア5として複数
のエアパイプ22を介し、夫々複数の中間冷却器6に導か
れる。
【0009】この例の中間冷却器6は、入口側のエアタ
ンク23と出口側のエアタンク23との間に、図4に示す如
く多数のチューブ16とフィン17とからなるコアが介装さ
れている。そして夫々のチューブ16の両端が一対のエア
タンク23に連通し、その夫々のチューブ16内を圧縮エア
5が流通する。そしてチューブ16の外面及びフィン17側
には、ファン10による冷却風9が流通し圧縮エア5を冷
却する。この例では、ファン10は吸い込み型のものであ
る。圧縮エア5と熱交換されて加温された冷却風9は、
暖房装置や乾燥装置等に利用することができる。
【0010】夫々の中間冷却器6を通過した圧縮エア5
は、第2コンプレッサ4に流入し、その第2コンプレッ
サ4の出力側のパイプから複数の再生熱交換器7に導か
れそこで加熱され、エアパイプ21から燃焼器8に導かれ
る。そして、その燃焼ガスによってガスタービン1が駆
動される。そのガスタービン1の出力の一部は一対のコ
ンプレッサ3,4に使用され、残りが発電機18の発電
および各種損失として消費される。
【0011】ガスタービン1から流出する排ガス20は、
再生熱交換器7において圧縮エア5と熱交換される。こ
の再生熱交換器7は一例として、図5及び図6の如く構
成できる。即ち、夫々偏平な排ガス流路14と圧縮エア流
路15が交互に金属プレートを介して形成され、夫々の流
路内部にフィン17等が配置される。そして圧縮エア流路
15に圧縮エア5が流通し、排ガス流路14に排ガス20が流
通して両者の間に熱交換が行われ、圧縮エア5は高温に
加熱されて燃焼器8に導かれる。
【0012】
【実施例】次に、図7に基づき本発明の一実施例につき
説明する。第1コンプレッサ3に流入するエアの温度を
15℃、圧力1気圧とすると、第1コンプレッサ3によ
って圧力は3〜4気圧程度、温度は150〜200℃程
度に昇温・昇圧される。そして中間冷却器6において、
その圧力が数%程度低下すると共に、温度は50〜70
℃程度に低下し、第2コンプレッサ4に流入して再圧縮
される。
【0013】第2コンプレッサ4の出口側では、温度は
180〜200℃程度に、圧力は7〜9気圧程度に昇温
・昇圧される。そしてそれが再生熱交換器7に導かれ、
燃焼器8からガスタービン1に供給される。ガスタービ
ン1の排ガスは、圧力1.1〜3程度で、温度は450
〜500℃程度である。そしてその排ガスが、再生熱交
換器7を介し排熱回収器25に導かれる。
【0014】
【発明の作用・効果】本発明のガスタービンシステム
は、第1コンプレッサ3と第2コンプレッサ4との間に
複数の並列された中間冷却器6が介装されるものであ
る。そのため、比較的容量の小さな中間冷却器6を使用
することができ、量産性が容易で且つコンパクトにシス
テムを組みあげることができる。また、中間冷却器6の
冷却風9と圧縮エア5とが熱交換された後に、加熱され
たその冷却風9を熱源として利用することができる。そ
の場合には、システム全体の熱効率をさらに向上するこ
とができる。
【0015】上記構成において、第2コンプレッサ4か
ら流出する圧縮エア5の出口側に複数の再生熱交換器7
を並列して設けることができる。その場合には、比較的
小容量の再生熱交換器7を用いることができ、量産性の
高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガスタービンシステムの説明的正面
図。
【図2】同ガスタービンシステムの左側面図。
【図3】同ガスタービンシステムの右側面図。
【図4】同ガスタービンシステムの中間冷却器6の一例
を示す平面図。
【図5】同ガスタービンシステムの再生熱交換器7の説
明図。
【図6】同ガスタービンシステムの再生熱交換器7の説
明図。
【図7】本発明のガスタービンシステムのブロック図。
【符号の説明】
1 ガスタービン 2 回転軸 3 第1コンプレッサ 4 第2コンプレッサ 5 圧縮エア 6 中間冷却器 7 再生熱交換器 8,8a 燃焼器 9 冷却風 10 ファン 14 排ガス流路 15 圧縮エア流路 16 チューブ 17 フィン 18 発電機 19 エア入口 20 排ガス 21,22 エアパイプ 23 エアタンク 24 排ガス管 25 排熱回収器 26 空調器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々ガスタービン(1) の回転軸(2) に連
    結されて、タービン供給用のエアーの流れの上流側に位
    置された第1コンプレッサ(3) と、その下流側に配置さ
    れた第2コンプレッサ(4) とを有し、 その第1コンプレッサ(3) による圧縮エア(5) の出口側
    に、圧縮エア冷却用の複数の中間冷却器(6) の入口側が
    夫々並列に連結され、夫々の中間冷却器(6) の出口側が
    前記第2コンプレッサ(4) の入口側に連結され、 その第2コンプレッサ(4) の出口側に、エア加熱用の再
    生熱交換器(7) が接続され、その再生熱交換器(7) の出
    口側が燃焼器(8) に連結されたガスタービンシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 夫々の前記中間冷却器(6) に圧縮エア冷却用の冷却風
    (9) が供給され、その冷却風(9) が前記圧縮エア(5) と
    熱交換されてその出口側から流出し、その中間冷却器
    (6) から流出した冷却風(9) を熱源として利用すること
    としたガスタービンシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 前記第2コンプレッサ(4) から流出する圧縮エア(5) の
    出口側に複数の再生熱交換器(7) が並列に連結されたガ
    スタービンシステム。
JP2001355950A 2001-11-21 2001-11-21 ガスタービンシステム Pending JP2003155936A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005133724A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 General Electric Co <Ge> ガスタービンエンジンを作動させるための方法及び装置

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JP2005133724A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 General Electric Co <Ge> ガスタービンエンジンを作動させるための方法及び装置

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