JP2003155644A - 水噴射式織機の緯入ノズル - Google Patents

水噴射式織機の緯入ノズル

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 、拡散を抑えたジェット水流を噴射可能
にすることにある。 【解決手段】 水噴射式織機の緯入ノズルは、放射状の
複数の整流フィンが存在する有フィン区間と、有フィン
区間より水流噴射口側にあって整流フィンが存在しない
無フィン区間とを有する貫通穴を隔壁に形成し、無フィ
ン区間の内周面とニードル部の外周面とを導糸方向にお
ける水流噴射位置において同心円状に形成し、導糸方向
における無フィン区域の長さ寸法を1mm以下としたこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水噴射式の織機に
用いられる緯入ノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】水噴射式織機用の緯入ノズルの1つとし
て、放射状の複数の整流フィンを備える隔壁と、緯糸導
入用の導糸穴を備えるニードルとをノズル本体に配置し
たものがある(例えば、特開平10−130997号公
報、実開昭61−33886号公報、特開2000−3
36549号公報)。
【0003】それら従来の緯入ノズルにおいて、ノズル
本体は、隔壁及びニードルを収納するように一端に開口
された収納穴とこの収納穴の内周面に開口する給水穴と
を一端側に備えていると共に、他端側に開口されたカバ
ー穴を収納穴と同軸に備えている。
【0004】また、ニードルは、導糸穴のほかに、外径
寸法が導糸方向に向けて漸次小さくなる外向き誘導面を
外周面に有すると共にノズル本体の収納穴からカバー穴
に向けて伸びるニードル部を備えている。導糸穴は、ニ
ードルの軸心部を貫通している。ノズル本体とニードル
とは、ノズル本体の給水穴に連なる環状室をニードル部
の外向き誘導面とノズル本体の収納穴の内周面とにより
形成している。
【0005】さらに、隔壁は、ノズル本体の収納穴とカ
バー穴との間に配置されていわゆる隔壁を構成してお
り、軸心部に内向き誘導面及び環状内周面を有すると共
に、収納穴からカバー穴に連通する貫通穴を有し、さら
にニードルの外向き誘導面との間に形成される流路に、
該流路の中間部にあって外向き誘導面との間に放射状の
複数の整流フィンを有する有フィン区間と該有フィン区
間より先端側にあって整流フィンが存在しない無フィン
区間とを形成している。
【0006】水噴射式織機用の緯入ノズルの他の1つと
して、ノズル本体と、ニードルと、隔壁(ノズルインサ
ート)とを備え、整流フィン(羽根板)を隔壁の環状内
周面の全長さ範囲にわたって延在させて、無フィン区間
を除去したものがある(実開昭62−88779号公
報)。
【0007】
【解決しようとする課題】しかし、無フィン区間を備え
る前者は、いずれも、導糸方向における有フィン区間及
び無フィン区間の長さ寸法を考慮していない。従来の緯
入ノズルでは、特に、導糸方向における無フィン区間の
長さ寸法が3〜4mm以上と長い。
【0008】上記のように無フィン区間の長さ寸法が大
きいと、緯入ノズルからの噴射水流が拡散することを避
けることができないから、緯入れ開始タイミング(緯糸
の打ち出しタイミング)を早めて、織機を高速度で稼働
させることができない。
【0009】すなわち、緯入れ用の水流が拡散している
と、緯入れノズルから噴射された水流が経糸開口を形成
している経糸部分(開口経糸)に衝突するいわゆる水当
たりにより、その経糸部分の損傷に起因して経糸切れや
経糸毛羽あるいは経糸の延在方向に伸びる経すじが織物
に発生し、織物の品質が著しく低下するから、上記のよ
うな織機の高速運転をすることができない。そのような
噴射水流の拡散は、水流が無フィン区間を通過する間に
整流フィンによる整流効果が低下し、乱流が発生するこ
とに起因する、と考えられる。
【0010】無フィン区間を備えていない後者では、ニ
ードルと隔壁とが相対的に偏心した状態にニードル本体
に配置されると、水流がニードルと隔壁との間において
偏り、そのように偏った水流が噴射口近傍で衝突して著
しく拡散する。このため、緯入ノズル、特に隔壁の製造
段階では高精度の加工が要求され、不良品の発生率が高
く、歩留まりが悪い、という問題がある。
【0011】本発明の目的は、拡散を抑えたジェット水
流を噴射可能にすることにある。
【0012】
【解決手段、作用、効果】本発明に係る水噴射式織機の
緯入ノズルは、一端側に開口された収納穴と該収納穴に
連通しかつ他端側に開口されたカバー穴とを同軸的に備
えるノズル本体と、前記収納穴に挿入されたニードルで
あってこれの軸心部を貫通する導糸穴を備えるととも
に、前記収納穴から前記カバー穴に向けて伸びるニード
ル部を備えるニードルと、前記ニードル部の外周面と前
記収納穴の内周面とにより形成されて緯入れ用圧力水が
供給される環状室と、前記環状室と前記カバー穴との間
に配置された隔壁であって前記環状室と前記カバー穴と
に連なりかつ前記ニードル部がこれの周りに流体流路を
形成する状態に位置された貫通穴を備える隔壁と、前記
流体流路の前記環状室側にあって放射状の複数の整流フ
ィンが存在する有フィン区間と、前記流体流路の前記有
フィン区間より前記カバー穴側にあって前記整流フィン
が存在しない無フィン区間とを含む。前記無フィン区間
における前記貫通穴の内周面と前記ニードル部の外周面
とは導糸方向における水流噴射口位置において同心円状
に形成されており、導糸方向における前記無フィン区間
の長さ寸法は1mm以下である。
【0013】環状室に供給された圧力水は、貫通穴を通
ってカバー穴に向けて噴射される。貫通穴を通る水流
は、有フィン区間を通る際に整流フィンにより整流さ
れ、無フィン区間において断面円形状の水流に変換さ
れ、その状態で無フィン区間からカバー穴に噴射され
る。導糸穴を貫通している緯糸は、無フィン区間から噴
射される水流に保持された状態で、その水流により搬送
される。
【0014】無フィン区間の内周面とニードル部の外周
面とが、隔壁とカバー穴との境界位置、すなわち、水流
噴射位置において同心円状に形成されていると、ニード
ル部と隔壁との相対的位置に多少の心ずれがあっても、
偏心のない均一なジェット水流が噴射され、しかも無フ
ィン区間の長さ寸法が1mm以下と短いこととあいまっ
て、整流効果を損なうことなく拡散を抑えたジェット水
流が得られる。
【0015】上記のように拡散の少ないジェット水流に
より、緯入れが安定し、また経糸開口に対する水当たり
が発生せず、経糸切れ、経糸毛羽、経すじのような織物
品質の低下が防止され、その結果高速運転が可能にな
り、生産性を高めることができる。
【0016】前記隔壁は、前記収納穴に配置された単一
の部材で形成されていてもよい。この場合、前記無フィ
ン区間の長さ寸法が0.1mm以上であるならば、隔壁
がニードル部に対し多少の心ずれを有していても、その
心ずれによる水流の偏りが無フィン区間の内周面により
修正され、その結果隔壁の製造の歩留まりが向上する。
【0017】前記隔壁は、前記収納穴に配置された2つ
の部材で形成されていてもよい。この場合、前記無フィ
ン区間の長さ寸法が0.7mm以上であるならば、隔壁
がニードル部に対し多少の心ずれを有していても、その
心ずれによる水流の偏りが無フィン区間の内周面により
修正され、その結果隔壁の製造の歩留まりが向上する。
また、無フィン区間の長さ寸法が0.7mm未満である
と、無フィン区間の内周面が水流により摩耗して耐久性
が低下するが、無フィン区間の長さ寸法が0.7mmか
ら1mmであると、無フィン区間内周面の水流による摩
耗が少なく、無フィン区間内周面の耐久性が向上する。
【0018】前記有フィン区間の長さ寸法は3mm以
上、好ましくは10mm以下とすることができる。その
ようにすれば、3mm未満では、水の強さが過大にな
り、織物に経すじが発生し、10mmを越えると、整流
フィン間の溝における抵抗の増加で水の強さが低下し、
緯入れが不安定になるが、そのような問題が抑制され
る。
【0019】前記貫通穴は、前記有フィン区間及び前記
無フィン区間のうち少なくともいずれかの区間の内径が
導糸方向に進むにつれて縮径されているか、又は、前記
ニードル部の外周面は、その外径が導糸方向に進むにつ
れて縮径されていることができる。そのようにすれば、
導糸方向に進むにつれて貫通穴とニードル部外周面との
間に絞り流路が形成されて、流速をより加速させること
ができるから、流体の消費量を抑えつつ理想的なジェッ
ト水流を噴射することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1から図3を参照するに、緯入
ノズル10は、水噴射式織機の緯入ノズルとして用いら
れる。緯入ノズル10は、円筒状のノズル本体12と、
ノズル本体12に同軸的に挿入されたニードル14と、
ノズル本体12内にノズル本体12及びニードル14と
同軸的に配置された隔壁16とを含む。緯入ノズル10
は、流体噴射側(先端側)からノズル本体12に螺合さ
れたナット18により、ノズルジョイントすなわちノズ
ルホルダ20に支持されている。
【0021】ノズル本体12は、一端(後端)側に開口
された収納穴22と、収納穴22に連通しかつ他端(先
端)側に開口されたカバー穴24とを同軸的に備えてい
る。収納穴22及びカバー穴24は、前者の直径寸法が
後者のそれより大きい円形の断面形状を有している。
【0022】ノズル本体12は、また、ノズルホルダ2
0の流体流路26に連通する環状溝28を外周面に同軸
的に有しており、さらに環状溝28と収納穴22とに連
なる複数の給水穴30を緯入れノズル10の軸線の周り
に等角度間隔に有している。
【0023】ニードル14は、後端側からノズル本体1
2の収納穴22に同軸的に挿入されたベース部32と、
ベース部32から先端側へ同軸的に伸びるニードル部3
4と、軸心部を貫通する導糸孔36とを同軸的に有して
おり、ベース部32の後端側の箇所38においてノズル
本体12に螺合されている。
【0024】ベース部32は、収納穴22とほぼ同じ直
径寸法を有する円形の断面形状を有している。ニードル
部34は、その外周面の直径寸法が先端に向かって漸次
減少する細い円筒状に形成されている。ニードル部34
の外周面40は、水流を案内する外向き誘導面40とし
て作用する。
【0025】導糸穴36は、緯糸42が通過することを
許すように、ニードル14の軸心部を緯糸42の移動方
向(導糸方向)に貫通されている。ニードル部34の後
端側の外周面は、収納穴22の内周面と共同して環状室
44を形成している。給水穴30は、環状室44に開口
している。
【0026】隔壁16は、環状室42とカバー穴24と
の間に配置された単一の部材により構成されており、ま
たニードル部34の先端部が同軸的に貫通する貫通穴4
6を軸心部に有している。
【0027】貫通穴46は、高圧の水流を絞って加速す
るように流路断面積が下流側ほど減少する流路(いわゆ
る、オリフィス流路)をニードル部34の外周面40と
共同して形成している。貫通穴46は、環状室44側に
あって内向きでかつ放射状の複数の整流壁すなわち整流
フィン48が存在する有フィン区間L1と、有フィン区
間L1よりカバー穴24側にあって整流フィン48が存
在しない無フィン区間L2とを有する。
【0028】整流フィン48は、緯入れノズル10の軸
線方向の周りに等角度間隔をおいて軸線方向へ伸びてい
る。周方向に隣り合う整流フィン48の間は、水流の通
過を許す整流溝とされている。貫通穴46を形成してい
る内向き面のうち、整流溝の奥底面は内向き誘導面50
として作用し、無フィン区間L2の内周面は環状内周面
52として作用する。
【0029】図3に示すように、無フィン区間L2の環
状内周面52とニードル部34の外向き誘導面40と
は、隔壁16とカバー穴24との境界位置(すなわち、
水流噴射口56の位置)において同心円状に形成されて
おり、これにより先端側(経糸開口側)から見たとき環
状の水流噴射口が前記境界位置に形成されている。水流
噴射口は、水流を貫通穴46、特に周方向に隣り合う整
流フィン48間における絞りから解放して、噴射させ
る。無フィン区間L2の長さ寸法は、0mm<L2≦1m
mとされている。
【0030】導糸穴36も、隔壁16とカバー穴24と
の境界位置において内周面52及び外周面40と同心円
状に形成されている。内向き誘導面50及び環状内周面
52は、それぞれ、直径寸法が後端側ほど大きくなる頂
角θ1及びθ2の円錐面の一部を形成している。
【0031】隔壁16は、ステンレス鋼のような鋼材に
放電加工による切削加工を施すことにより、製造するこ
とができる。そのようにすれば、隔壁16の耐久性が向
上すると共に、高い精度の加工を行える。
【0032】ニードル14とノズル本体12との間、及
び、ノズル本体12とノズルホルダ20との間には、そ
れぞれ、1以上のOリング54が配置されて気密又は液
密に維持されている。
【0033】高圧の水流は、高圧流体源から、ノズルホ
ルダ20の流体流路26を経てノズル本体12の環状溝
28に導かれ、環状溝28から複数の給水穴30により
環状室44に導入され、環状室44から貫通穴46に導
入される。
【0034】貫通穴46に導入された水流は、有フィン
区間L1を通る際に整流フィン48により乱流のない流
れに整流され、無フィン区間L2において断面円形の水
流に変換され、その状態で無フィン区間L2に続く水流
噴射口56からカバー穴24に噴射される。整流フィン
48による整流効果は、整流フィン48の数が多いほ
ど、高い。
【0035】貫通穴46に導入された水流は、また、流
路断面積が下流側(先端側)ほど減少する貫通穴46、
特に周方向に隣り合う整流フィン48及び内向き誘導面
50の間において整流されつつ絞られて加速され、環状
の水流噴射口56において貫通穴46による絞りから解
放されて加圧状態から解放される。
【0036】導糸穴36を貫通している緯糸42は、無
フィン区間L2に続く水流噴射口56から噴射される水
流に保持された状態で、その水流により搬送される。
【0037】緯入ノズル10においては、環状の水流噴
射口56を形成している無フィン区間L2の環状内周面
52とニードル部34の外向き誘導面40とが隔壁16
とカバー穴24との境界位置(水流噴射口56の位置)
において同心円状に形成されているから、ニードル部3
4と環状内周面52との相対的位置に多少の心ずれがあ
っても、整流フィンを隔壁の全長さ範囲にわたって延在
させた従来装置に比べ、偏りのない均一なジェット水流
が噴射される。
【0038】また、緯入ノズル10においては、環状内
周面52及び外向き誘導面40が水流噴射口の位置にお
いて同心円状であることと、無フィン区間L2の長さ寸
法が0mmを越えかつ1mm以下と短いこととがあいま
って、整流効果を損なうことなく拡散が抑えられたジェ
ット水流が水流噴射口56から噴射される。
【0039】上記の結果、緯入ノズル10によれば、拡
散の少ないジェット水流により、緯入れが安定し、開口
経糸に対する水当たりが発生せず、経すじなどによる織
物の品質低下が防止されるから、従来900rpm程度
であった織機の回転速度を1200rpm程度と高速運
転が可能になり、生産性が向上する。
【0040】上記実施例では、有フィン区間L1及び無
フィン区間L2、特に内向き誘導面50及び環状内周面
52をノズル本体12及びニードル14と別個の単一の
部材に形成しているが、有フィン区間L1をノズル本体
12又はニードル14に形成してもよいし、有フィン区
間L1及び無フィン区間L2の双方をノズル本体12に形
成してもよい。有フィン区間L1と無フィン区間L2とを
別個の部材に形成してもよい。
【0041】しかし、有フィン区間L1及び無フィン区
間L2を単一の部材に形成すれば、それらを別個の部材
に形成した場合に比べ、両区間の相対的なずれが発生し
ないから、水流の拡散が少なくなり、しかも配置箇所が
少なくすることができるから、ノズルとして扱いやす
い。
【0042】内向き誘導面50は、導糸方向に、直線状
に連続していてもよいし、段階状、円弧状、波状等のよ
うに変化しつつ連続していてもよい。外向き誘導面4
0、内向き誘導面50及び環状内周面52を、所定の頂
角を有する円錐面の一部とする代わりに、円筒面の一部
としてもよい。
【0043】内向き誘導面50と環状内周面52との連
続性は、導糸方向に、直線状のように相互に連続してい
てもよいし、段階状、円弧状、波状等のように変化しつ
つ相互に不連続であってもよい。
【0044】図4を参照するに、緯入ノズル60は、有
フィン区間L1を形成する環状の第1の部材62と、無
フィン区間L2を形成する環状の第2の部材64とによ
り、図2に示す装置と同様の隔壁16を構成している。
より詳しくは、第1の部材62には、軸線方向に進むに
つれて縮径する内向き誘導面50と、軸線の周りに等角
度間隔をおいて内向き誘導面50から内向きに及び軸線
方向へ伸びる整流フィン48とが形成されており、第2
の部材64には、配置されるニードル部に対応する環状
内周面52が形成されている。
【0045】この緯入ノズル60は、また、環状内周面
52の直径寸法を内向き誘導面48の最小直径寸法より
小さくし、それにより奥底面50と環状内周面52との
間に壁面66を配置していわゆる内向き誘導面を導糸方
向に不連続にしている。
【0046】図5を参照するに、緯入ノズル70は、有
フィン区間L1を形成する環状の第1の部材72と、無
フィン区間L2を形成する環状の第2の部材74とによ
り、図2に示す装置と同様の隔壁16を構成している。
より詳しくは、第1の部材72には、筒状の内周面50
と、軸線の周りに等角度間隔をおいて内周面50から内
向きに及び軸線方向へ伸びる整流フィン48とが形成さ
れており、第2の部材74は、配置されるニードル部に
対応する環状内周面52が形成されている。
【0047】この緯入ノズル70は、また、筒状内周面
50を導糸方向の各部における直径寸法と同じとし、そ
れにより内周面50と環状内周面52との間に隔壁86
を配置していわゆる内向き誘導面を導糸方向に不連続に
している。
【0048】図6を参照するに、緯入ノズル80は、有
フィン区間L1を有する第1の部材82をニードル部3
4に一体的に形成し、無フィン区間L2を環状の第2の
部材84に形成することにより、図2に示す装置と同様
の隔壁16を構成している。より詳しくは、第1の部材
82は、ニードル部34の外周面44から軸線の周りに
放射状に及び収容穴22に向けて伸びる整流フィン48
を有し、第2の部材84は、配置されるニードル部に対
応する環状内周面52を有している。この緯入ノズル8
0においては、収納穴22の内周面のうち、隣り合う整
流フィン48に対峙する内周面50と環状内周面52と
の間に第2の部材84の壁面86を配置していわゆる内
向き誘導面を導糸方向に不連続に構成している。
【0049】図7を参照するに、緯入ノズル90は、有
フィン区間L1を形成する環状の第1の部材92と、無
フィン区間L2を形成する環状の第2の部材94とによ
り、図2に示す装置と同様の隔壁16を構成している。
より詳しくは、第2の部材94には、導糸方向に進むに
つれて弧面状に縮径される案内面96が形成される。第
1の部材92は、筒状の内周面50と、軸線の周りに等
角度間隔をおいて内周面50から内向きに及び軸線方向
へ伸びる整流フィン48とを有している。隔壁16を構
成している。また、整流フィン48は、断面円弧状の案
内面96の後半部に向けて延在するように形成されてお
り、換言すれば、外周面40と内周面50から案内面9
6の後半部にかけて整流フィン48が存在する有フィン
区間L1と、案内面96の前半部に整流品のない無フィ
ン区間L2とを構成する。
【0050】この緯入ノズル90は、上記無フィン区間
L2の案内面96により環状内周面を形成し、また、周
方向に隣り合う整流フィン48の間の整流溝の奥底面と
第2の部材94の断面弧状の後端面とにより内向き誘導
面48を形成している。
【0051】有フィン区間L1の長さ寸法が3mm未満
では、水の強さが過大になり、織物に経すじが発生し、
10mmを越えると、整流フィン間の溝における抵抗の
増加により水流の強さが低下し、緯入れが不安定にな
る。それゆえに、有フィン区間L1の長さ寸法を3mm
から10mmとすることが好ましい。
【0052】導糸方向における無フィン区間L2の長さ
寸法は、0.1mm以上で、1mm以下とすることがで
きる。しかし無フィン区間L2の長さ寸法が0.7mm
以上であるならば、整流フィン48がニードル部34に
対し多少の心ずれを有していても、その心ずれによる水
流の心ずれが無フィン区間L2の環状内周面52により
修正され、その結果隔壁16の製造の歩留まりが向上す
る。
【0053】また、無フィン区間L2の長さ寸法が0.
7mm未満であると、無フィン区間L2の内周面が水流
により摩耗して耐久性が低下するが、無フィン区間L2
の長さ寸法が0.7mmから1mmであると、無フィン
区間L2の環状内周面52の水流による摩耗が少なく、
環状内周面52の耐久性が向上する。
【0054】また、上記隔壁に関する計算パラメータに
ついて、以下のように構成することもできる。
【0055】図3におけるθ2は0°であっても、無フ
ィン区間L2が1mm以下と短いから、ほとんど問題を
生じない。しかし、θ2が6°から30°程度である
と、加速機能がより高まるのに対し、θ2が30°を越
えると整流効果が急激に損なわれる。
【0056】図3におけるθ1は流体の加速の度合を考
慮して30°から60°程度とし、θ2はニードル部3
4の外周面40に応じて8°から30°程度とし、θ3
はテーパが存在することにより貫通穴への水の進入が円
滑になるから、300°から120°程度とすることが
できる。
【0057】区間L1及びL2の長さ寸法、並びに、角度
θ1、θ2及びθ3は、区間L1及びL2が同じ部材に形成
されているか否かに応じて、特に内向き誘導面50及び
環状内周面52が同じ部材に形成されているか否かに応
じて、上記の範囲内の値に選択することが望ましい。
【0058】次に、図1から図3に示す形状及び構造の
複数の緯入ノズルを製造し、それら緯入ノズルについて
実際に緯入れをともなう各種の実験例について説明す
る。
【0059】以下の実験例においては、15の整流フィ
ンを周方向に等角度間隔に有し、かつ、有フィン区間及
び無フィン区間の導糸方向における長さ寸法が異なる複
数の隔壁16を製作し、それらの隔壁16を共通のノズ
ル本体12及びニードル14に用いて行った。
【0060】製織条件は、以下の通りである。 織機の回転数=1200rpm 織物の通し幅=1880mm、織物=ナイロンタフタ 緯糸=ナイロン70d(デニール)又はポリエステル7
5d(デニール) 噴射開始時のポンプからの供給圧力=100kgf/c
(ただし、ポンプは、カム及び圧縮ばねによる加圧
であり、噴射が進につれて圧力が低下する。) 使用水量=2.1cc/ピック
【0061】実験に際し、経糸の開口条件、織機の回転
数、緯入れ条件等の製織条件は変更せず、また隔壁以外
のノズル構成部材は変更しなかった。
【0062】
【実験例1】水噴射式織機の反緯入れ側のジェット水流
到達位置に感圧紙をおき、ジェット水流による感圧紙の
変色領域の大きさから水の広がり(拡大の度合い)を測
定した。鉛直方向への水流の広がりが経糸の大きく影響
することに着目して、鉛直方向における変色領域の長さ
を測定した結果を図8に示す。
【0063】図8は、試験に用いた織機においては緯入
ノズルの配置位置における経糸開口量が約22mmであ
ったことから、鉛直方向における変色領域の長さを、1
5mm以下(二重丸)、16mmから20mm(一重
丸)及び21mm以上(×)の3ランクに区分して示
す。
【0064】図8から明らかなように、導糸方向におけ
る無フィン区間の長さ寸法が1mm以下であると、鉛直
方向への水流の広がりは小さく、良好であったが、1.
5mm以上であると、広がりが大きく、実用的でない。
【0065】
【実験例2】実験例1で得られた感圧紙における変色の
度合いから水の強度を測定した。その結果を図9に示
す。
【0066】図9は、感圧紙への衝突力が大きいほど、
濃く変色することに着目して、織物に品質の問題が生じ
ないレベルを3とし、変色の濃淡(度合い)に応じて、
1〜2(中黒丸)、2〜3(黒丸)、3(一重丸)、4
(△)及び5(×)のように、5段階にランク分けし、
変色の度合いが大きい(濃い、すなわち衝突力が大き
い)ほど、大きな数値で示す。
【0067】品質の問題については、水流が開口経糸に
当たったときに発生する経すじを想定した。レベル1と
経すじとに相関関係があり、レベル4を越えると経すじ
が顕著に現れることが確認された。
【0068】図9から明らかなように、導糸方向におけ
る無フィン区間及び有フィン区間の長さ寸法とレベル1
との間に相関関係があることが判明した。
【0069】
【実験例3】感圧紙を用いない代わりに、実験例1と同
じ条件で実際に製織し、得られた織物を検反して、織物
の品質を検討した。その結果を図10に示す。
【0070】図10は、経すじ、停止段等の欠点に対
し、その程度(度合い)に応じて、0.5点から2点の
罰点を加算し、単位製織長一反(50m)当たりの合計
罰点により判定した結果を、A反=3点以下(一重
丸)、B反=4から10点(△)及びC反=11点以上
(×)の3ランクに分けて示す。
【0071】図10から明らかなように、無フィン区間
の長さ寸法が1.0mm以下であり、有フィン区間の長
さ寸法が3.0mm以上のものはA反となった。B反及
びC反において、有フィン区間の長さ寸法が3.0mm
未満のものについては、経すじが主な原因であった。
【0072】有フィン区間の長さ寸法が10mmを越え
る例については、実験データを示していないが、緯入れ
ミスによる停台回数が増加する傾向にある。実験例3の
検反結果と実験例2の結果との間に相関性が認められ
る。
【0073】
【実験例4】鋼材をワイヤ放電加工により切削して、複
数の隔壁を製造し、そのときの歩留まりを求めた。その
結果を図11に示す。
【0074】図11は、有フィン区間の長さ寸法を3.
5mmと一定に糸、その代わりに無フィン区間の長さ
が、0.05mm、0.1mm、0.2mm、0.5m
m及び1.0mmと、異なるものを100ずつ製造し、
機能不良(ジェット水流に問題あり)と判定された数か
ら歩留まりを算出した例を示す。
【0075】図11から明らかなように、無フィン区間
の長さ寸法が0.005mm未満(0mm)では、歩留
まりが急激に低下する。これは、ニードル部と隔壁の貫
通穴との心ずれにともなって、整流溝が一様ではなく、
偏っていることに起因するものと考えられる。無フィン
区間の長さ寸法が0.1mm以上になると、歩留まりが
高いことが認められる。
【0076】
【実験例5】実験データの採取時の条件で織機の回転数
を変更し、検反結果及び停台回数が基準値を下回らない
上限の回転数を求める稼働試験を行った。その結果、製
織可能な回転数限界値が、従来の緯入ノズルでは900
rpmであったのに対し、本発明に係る緯入ノズルでは
1200rpmと、向上した。
【0077】整流フィン、外向き誘導面、内向き誘導
面、環状内周面等は、単一の部材に形成してもよいし、
別々の部材に形成してもよいし、ノズル本体に直接形成
してもよい。また、それらの材質は、耐久性、耐食性等
がよくて、精密加工が可能のものであれば、金属、鉱
物、合成樹脂、セラミック等の適宜な素材を用いること
ができる。さらに、それらの加工は、ワイヤ放電加工以
外の精密加工により行ってもよい。
【0078】本発明は、上記実施例に限定されず、その
趣旨を逸脱しない限り、種々変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る緯入ノズルの第1の実施例を示す
断面図である。
【図2】図1に示す緯入ノズルで用いる隔壁の断面図で
ある。
【図3】図1に示す隔壁の左側面図である。
【図4】本発明に係る緯入ノズルの第2の実施例を示す
断面図である。
【図5】本発明に係る緯入ノズルの第3の実施例を示す
断面図である。
【図6】本発明に係る緯入ノズルの第3の実施例を示す
断面図である。
【図7】本発明に係る緯入ノズルの第4の実施例を示す
断面図である。
【図8】実験例1の結果を示す図である。
【図9】実験例2の結果を示す図である。
【図10】実験例3の結果を示す図である。
【図11】実験例4の結果を示す図である。
【符号の説明】
10,60,70,80,90 緯入ノズル 12 ノズル本体 14 ニードル 16 ニードル部 20 ノズルホルダ 22 収納穴 24 カバー穴 28 環状溝 30 給水穴 34 ニードル部 36 導糸穴 40 外向き誘導面 42 緯糸 44 環状室 46 貫通穴 48 整流フィン 50 内向き誘導面 52 環状内周面 56 水流噴射口 62,72,82,92 第1の部材 64,74,84,94 第2の部材

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側に開口された収納穴と該収納穴に
    連通しかつ他端側に開口されたカバー穴とを同軸的に備
    えるノズル本体と、 前記収納穴に挿入されたニードルであってこれの軸心部
    を貫通する導糸穴を備えるとともに、前記収納穴から前
    記カバー穴に向けて伸びるニードル部を備えるニードル
    と、 前記ニードル部の外周面と前記収納穴の内周面とにより
    形成されて緯入れ用圧力水が供給される環状室と、 前記環状室と前記カバー穴との間に配置された隔壁であ
    って前記環状室と前記カバー穴とに連なりかつ前記ニー
    ドル部がこれの周りに流体流路を形成する状態に位置さ
    れた貫通穴を備える隔壁と、 前記流体流路の前記環状室側にあって放射状の複数の整
    流フィンが存在する有フィン区間と、 前記流体流路の前記有フィン区間より前記カバー穴側に
    あって前記整流フィンが存在しない無フィン区間とを含
    み、 前記無フィン区間における前記貫通穴の内周面と前記ニ
    ードル部の外周面とは導糸方向における水流噴射口位置
    において同心円状に形成されており、 導糸方向における前記無フィン区間の長さ寸法は1mm
    以下である、水噴射式織機の緯入ノズル。
  2. 【請求項2】 前記隔壁は、前記収納穴に配置された単
    一の部材であって前記有フィン区間及び前記無フィン区
    間を有する単一の部材形成されている、請求項1に記載
    の緯入ノズル。
  3. 【請求項3】 前記無フィン区間の長さ寸法は0.1m
    m以上である、請求項2に記載の緯入ノズル。
  4. 【請求項4】 前記隔壁は、前記収納穴に配置された2
    つの部材で形成されおり、一方の前記部材は前記有フィ
    ン区間を有し、他方の前記部材は前記無フィン区間を有
    している、請求項1に記載の緯入ノズル。
  5. 【請求項5】 前記無フィン区間の長さ寸法は0.7m
    m以上である、請求項4に記載の緯入ノズル。
  6. 【請求項6】 前記有フィン区間の長さ寸法は3mm以
    上である、請求項1から5のいずれか1項に記載の緯入
    ノズル。
  7. 【請求項7】 前記整流フィンは前記ニードル部に形成
    されている、請求項1に記載の緯入ノズル。
  8. 【請求項8】 前記有フィン区間及び前記無フィン区間
    のうち少なくともいずれかの区間は、その内径が導糸方
    向に進につれて小さくなるように形成されている、請求
    項1から7のいずれか1項に記載の緯入ノズル。
  9. 【請求項9】 前記ニードル部の外周面は、その外径が
    導糸方向に進につれて小さくなるように形成されてい
    る、請求項1から8のいずれか1項に記載の緯入ノズ
    ル。
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