JP2003155089A - 部品梱包体および部品実装装置 - Google Patents

部品梱包体および部品実装装置

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JP2003155089A
JP2003155089A JP2001353100A JP2001353100A JP2003155089A JP 2003155089 A JP2003155089 A JP 2003155089A JP 2001353100 A JP2001353100 A JP 2001353100A JP 2001353100 A JP2001353100 A JP 2001353100A JP 2003155089 A JP2003155089 A JP 2003155089A
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Tadahiko Iinuma
忠彦 飯沼
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Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品実装装置にて実装できる部品の種類を多
くすることができ、交換も少なくできる部品梱包体およ
び部品実装装置を実現することを目的にする。 【解決手段】 本発明は、基板に実装される部品を収納
する部品梱包体において、複数種類の部品を所定の規則
に基づいて搭載するキャリアテープを設けたことを特徴
とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部品梱包体および
部品実装装置に関するものであり、部品実装装置にて実
装できる部品の種類を多くすることができ、交換も少な
くできる部品梱包体および部品実装装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】マウンターやインサートマシン等の部品
実装装置は、部品梱包体から部品を取りだし、基板の所
定の位置に部品を実装する装置である。この部品実装装
置に装着される部品梱包体には様々な種類があるが、小
型の部品(抵抗、コンデンサ、トランジスタ、集積回路
等)では、テーピング方式の梱包が広く行われている。
【0003】図8は、テーピング方式により梱包された
部品梱包体10の構成図である。図8において、キャリ
アテープ11は、凹部または開口部または孔等からなる
複数個の収納部12が設けられている。同一種類の部品
13は、キャリアテープ11に設けられた収納部12ご
とに収納される。収納部12から部品13が脱落する恐
れのある場合は、キャリアテープ11の片側あるいは両
側に、脱落しないようにシールするための図示しないカ
バーテープを用いる場合もある。また、キャリアテープ
11の両側には、長手方向に沿って一定間隔で図示しな
いキャリアテープ送り用穴が複数設けられる。
【0004】このような部品梱包体10に収納された部
品13は、部品実装装置により部品梱包体10から取り
出され、基板の所定の位置に実装される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】1つの部品梱包体10
には、同一種類の部品13が梱包されるが、基板は部品
13だけでなく複数種類の部品を実装する必要がある。
そのため、部品梱包体10も部品の種類ごとに用意され
る。しかし、1台の部品実装装置に装着できる部品梱包
体10の数には限りがあるため、この部品実装装置に装
着可能な数よりも部品梱包体10の個数が多い場合は、
部品実装装置を多数用意するか、または部品実装装置に
装着してある部品梱包体10を交換する必要があった。
【0006】また、部品実装装置の中には、部品梱包体
10を装置の格納場所から移動させて交換し、部品13
を基板に実装する装置もある。この場合、異なる部品を
実装するごとに、部品梱包体10を移動させる時間(一
般的に数秒)が必要となる。
【0007】そこで本発明の目的は、部品実装装置にて
実装できる部品の種類を多くすることができ、交換も少
なくできる部品梱包体および部品実装装置を実現するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
基板に実装される部品を収納する部品梱包体において、
複数種類の部品を所定の規則に基づいて搭載するキャリ
アテープを設けたことを特徴とするものである。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、部品は、特性に基づいて搭載されることを
特徴とするものである。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、キャリアテープは、部品を識別す
る識別手段を設けたことを特徴とするものである。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1または2
記載の部品梱包体を基板に実装する部品実装装置であっ
て、前記部品梱包体の部品の搭載情報を格納する記憶部
と、この記憶部の搭載情報に基づいて、前記部品梱包体
の部品を前記基板の所定位置に実装する実装手段とを設
けたことを特徴とするものである。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項3記載の部
品梱包体を基板に実装する部品実装装置であって、識別
手段を検出する検出手段と、前記部品梱包体の部品の搭
載情報を格納する記憶部と、前記検出手段の検出結果と
前記記憶部の搭載情報とに基づいて、前記部品梱包体を
前記基板の所定位置に実装する実装手段とを設けたこと
を特徴とするものである。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項4または5
記載の発明において、実装手段は、カウントするカウン
ト手段を有し、このカウント値に基づいて、部品梱包体
の部品を識別し、基板に実装することを特徴とするもの
である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明の実施の
形態を説明する。図1は本発明の第1の実施例を示した
部品梱包体20の構成図である。図1において、部品梱
包体20は、テーピング方式により梱包されている。キ
ャリアテープ21は、凹部または開口部または孔等から
なる複数個の収納部22A、22Bが設けられている。
部品23Aおよび部品23Bは、キャリアテープ21に
設けられた収納部22A、22Bにそれぞれ個別(部品
23Aは収納部22A、部品23Bは収納部22B)に
収納される。ここで収納部22A、22Bは規則に基づ
いてキャリアテープ21の長手方向に沿って設けられて
おり、部品23A、23Bも同様の規則に沿って収納さ
れる。規則とは、部品23A、23Bがキャリアテープ
21に収納される順番のことであり、例えば、部品23
A、23Bの順番に収納される。収納部22A、22B
から部品23A、23Bが脱落する恐れのある場合は、
キャリアテープ21の片側あるいは両側に、脱落しない
ようにシールするための図示しないカバーテープを用い
る場合もある。また、キャリアテープ21の両側には、
長手方向に沿って一定間隔で図示しないキャリアテープ
送り用穴が複数設けられる。
【0015】また、キャリアテープ21には、2種類の
部品23A、23Bから任意に選んだ一方の種類、例え
ば部品23Aごとに、部品23A、23Bを識別する識
別手段として切り欠き部24が端に設けられている。部
品23A、23Bは異なる種類であるが、基板に実装さ
れる時に同時に組として使われることが多い部品23
A、23Bが収納されることが望ましい。例えば、電子
回路における増幅器の出力段では、異極性のトランジス
タ(PNP型とNPN型)が組として使用されることが
多く、このような場合はPNP型が部品23Aに対応
し、NPN型が部品23Bに対応する。
【0016】図2は、このような部品梱包体20を用い
て部品23A、23Bを実装する部品実装装置を示した
ブロック構成図である。図2において、基板31は、部
品実装装置にセットされる。部品供給部32は、複数の
部品梱包体20、20’が装着され、部品梱包体20、
20’のキャリアテープに設けられているキャリアテー
プ送り用穴を用いて、キャリアテープを所定量ずつ長手
方向に送っていく。ここで、部品梱包体20’は、部品
梱包体20に収納されている部品23A、23Bとは異
なる図示しない部品が収納されている。
【0017】記憶部33は、部品梱包体20、20’の
それぞれの搭載情報が格納されている。この搭載情報と
は、例えば部品梱包体20に部品23A、23Bが1個
ずつ順番に収納され、切り欠き部24が部品23Aごと
に設けられているという搭載情報である。
【0018】検出手段34は、部品梱包体20、20’
のキャリアテープに設けられている切り欠き部の有無
を、例えば光学センサや画像センサ等で検出し、この検
出結果を保持する。実装手段35は、検出手段34の検
出結果と記憶部33の搭載情報を読み出し、読み出した
搭載情報に基づいて、部品梱包体20、20’のキャリ
アテープの先端に収納されている部品を取り出し、基板
31の所定の位置に部品を実装する。
【0019】次に、図2に示した装置の動作を以下に説
明する。ここでは、実装手段35が部品梱包体20に収
納された部品23A、23Bを基板31に実装する動作
例を、図3のフローチャートを用いて説明する。実装手
段35は記憶部33から部品梱包体20の搭載情報を読
み出す(S11)。検出手段34はキャリアテープ21
の先端に切り欠き部24が有るか無いかを検出し、その
検出結果を保持する(S12)。実装手段35は検出手
段34の検出結果を読み出し、この検出結果より切り欠
き部24の有無の判断を行う(S13)。
【0020】切り欠き部24が有ることを判断すると、
実装手段35は記憶部33から読み出した搭載情報に基
づき、キャリアテープ21の先端に収納されているのが
部品23Aであることを認識する(S14A)。また、
切り欠き部24が無いことを判断すると、実装手段35
は記憶部33から読み出した搭載情報に基づき、キャリ
アテープ21の先端に収納されているのが部品23Bで
あることを認識する(S14B)。
【0021】実装手段35は、部品梱包体20より、キ
ャリアテープ21の先端に収納されている部品23Aま
たは部品23Bを取り出し、基板31の所定の位置に部
品23Aまたは部品23Bを実装する(S15)。この
とき部品供給部32は、次の部品23Aまたは部品23
Bが先端となるようにキャリアテープ21を送る。
【0022】実装手段35は、全ての部品23Aまたは
部品23Bが実装されたかを判断し、実装されているな
らば処理を終了する(S16)。未実装ならば、再び検
出手段35は、キャリテープ21の先端に切り欠き部2
4が有るか無いかを検出し、その検出結果を保持する
(S16、S12)。このような動作を繰り返す。
【0023】このように、2種類の部品23A、23B
が同一の部品梱包体20に収納され、この部品梱包体2
0を部品実装装置に装着し、基板31に実装を行う。こ
れにより、1台の部品実装装置にて実装できる部品の種
類を多くすることができる。
【0024】また、2種類の部品23A、23Bが同一
の部品梱包体20に収納され、この部品梱包体20を部
品実装装置に装着し、基板31に実装を行う。よって、
異なる種類の部品23A、23Bを実装する場合、部品
梱包体20、20’の移動を行う装置においては、部品
供給部32にて部品梱包体20、20’の移動を行わな
くてよい。これにより、実装時間の短縮を図ることがで
きる。
【0025】図4は、本発明の第2の実施例を示した部
品梱包体40の構成図である。図4において、キャリア
テープ41は、凹部または開口部または孔等からなる複
数個の収納部42A〜42Dが設けられている。4種類
の部品43A〜43Dは、キャリアテープ41に設けら
れた収納部42A〜42Dにそれぞれ個別に収納され
る。ここで収納部42A〜42Dは規則に基づいてキャ
リアテープ41の長手方向に沿って設けられており、部
品43A〜43Dも同様に規則に沿って収納される。規
則とは、部品43A〜43Dがキャリアテープ41に収
納される順番のことであり、例えば、部品43A、43
B、43C、43Dと1個ずつ順番に収納される。収納
部42A〜42Dから部品43A〜43Dが脱落する恐
れのある場合は、キャリアテープ41の片側あるいは両
側に、脱落しないようにシールするための図示しないカ
バーテープを用いる場合もある。また、キャリアテープ
41の両側には、長手方向に沿って一定間隔で図示しな
いキャリアテープ送り用穴が複数設けられる。
【0026】また、キャリアテープ41には、4種類の
部品43A〜43Dから任意に選んだ種類、例えば部品
43Aごとに部品43A〜43Dを識別する識別手段と
して切り欠き部44が端に設けられている。このような
4種類の部品43A〜43Dは、基板に実装される時に
同時に組として使われることが多い部品43A〜43D
を収納することが望ましい。例として図5に示すような
回路があげられる。図4と同一のものは同一符号を付し
てある。図5において、部品43Aは集積回路、部品4
3Bはコンデンサ、部品43Cは30kΩの抵抗、部品
43Dは10kΩの抵抗であり、部品43C、43Dの
抵抗値の誤差の許容差は±1%を用いている。
【0027】集積回路43Aは、入力ピンP1、P2を
有する。コンデンサ43Bは、一端がGNDに電気的に
接続され、他端が部品43AのピンP2に電気的に接続
され、バイパスコンデンサとして用いられている。抵抗
43Cは、一端が電圧Vinを出力する図示しない電圧
源に電気的に接続され、他端が集積回路43AのピンP
1に電気的に接続されている。抵抗43Dは、一端が抵
抗43Cの他端に電気的に接続され、他端がGNDに電
気的に接続されている。ここで、抵抗43C、43D
は、電圧Vinを分圧する分圧回路を形成し、A点にお
ける電圧Vaは、電圧Vinに対して0.25の分圧比
となっている。
【0028】一般的に集積回路43Aを使用する場合、
集積回路43Aの製造メーカーよりこの集積回路43A
に外付けされる抵抗43C、43Dの仕様が指定される
ことが多い。例えば、コンデンサやインダクタなどシリ
コンチップに集積が困難な部品や、大電力が流れて電力
を消費する抵抗には、許容値の厳しい部品が要求される
ことが多い。
【0029】図5に示した回路では、集積回路43A
に、2種類の抵抗43C、43Dとコンデンサ43Bが
外付け部品として接続されている。また抵抗43C、4
3Dから形成される分圧回路における分圧比の精度は±
0.2%以内を要求されているものとする。実際の抵抗
43C、43Dやコンデンサ43Bは、温度による特性
等も考慮する必要があるが、ここでは抵抗値の許容差の
みを考慮する。
【0030】分圧回路の分圧比の精度が±0.2%以内
(分圧比が0.25±0.0005)が要求されている
ので、抵抗43C、43Dに抵抗値の許容差が同じもの
を使用すると、これらの抵抗43C、43Dの許容値も
±0.2%以内となる。すなわち抵抗値では、30kΩ
の抵抗43Cが0±0.06kΩ以内、10kΩの抵抗
43Dが0±0.02kΩ以内でなければならない。も
し、許容差±1%の抵抗43C、43Dを使用した場
合、分圧比の精度は±1%までしか保証されない。
【0031】従って分圧回路の分圧比の精度に±0.2
%を要求されている場合は、もし同じ許容差の抵抗43
C、43Dを部品梱包体40に梱包する場合、許容差が
±0.2%でなければならない。許容差±0.2%の抵
抗43C、43Dは一般的でなく、高価で納期的にも不
利である。
【0032】このような許容差±1%の安価な抵抗43
C、43Dで、分圧比の制度±0.2%を達成するため
の選別動作を説明する。例えば、部品43Cの抵抗値が
30.03kΩであった場合、抵抗43Dは、下記の式
(1)を満たす抵抗値Rを選択すればよい。0.249
5≦R/(30.03+R)≦0.2505
(1)従って、式(1)より、抵抗43Dの抵抗値R
は、9.983kΩ≦R≦10.036kΩを満たす抵
抗を選択し、この選択した抵抗を部品梱包体40に梱包
すればよい。
【0033】次に、部品梱包体40を用いる部品実装装
置を図6に示し説明する。図6において、図2と同一の
ものは同一符号を付すとともに説明を省略する。図6に
おいて、部品供給部32は、複数の部品梱包体40、4
0’が装着され、部品梱包体40、40’のキャリアテ
ープに設けられているキャリアテープ送り用穴を用い
て、キャリアテープを所定量ずつ長手方向に送ってい
く。ここで、部品梱包体40’は、部品梱包体40に収
納されている部品43A〜43Dとは異なる図示しない
部品が収納されている。
【0034】検出手段36は、検出手段34の代わりに
設けられ、部品梱包体40、40’のキャリアテープに
設けられている切り欠き部が先端の部品から何番目にあ
るかを、例えば光学センサや画像センサ等で検出し、こ
の検出結果を保持する。実装手段37は、実装手段35
の代わりに設けられ、先端の部品から何番目に切り欠き
部があるかをカウントするカウント手段38を有してい
る。さらに、実装手段37は、カウント手段38のカウ
ント値と記憶部33の搭載情報を読み出し、読み出した
搭載情報に基づいて、部品梱包体40、40’のキャリ
アテープの先端に収納されている部品を取り出し、基板
31の所定の位置に部品を実装する。
【0035】次に、図6に示した装置の動作を以下に説
明する。ここでは、実装手段37が部品梱包体40に収
納された部品43A〜43Dを基板31に実装する動作
例を、図7のフローチャートを用いて説明する。ただ
し、記憶部33には、部品梱包体40、40’のそれぞ
れの搭載情報が格納されている。この搭載情報とは、例
えば部品梱包体40に、部品43A〜43Dの種類が4
種類収納され、切り欠き部44が部品43Aごとに設け
られ、部品43A〜43Dは1個ずつ順番に収納されて
いるという搭載情報である。
【0036】実装手段37は、記憶部33から部品梱包
体40の搭載情報を読み出す(S21)。検出手段36
は、キャリアテープ41の先端から何番目に切り欠き部
44が有るかを検出し、その検出結果を保持する。検出
方法は、例えば、光学センサを用いるならば、部品供給
部32によって、部品を1個ずつ送っていき、先端から
何番目の部品のそばに切り欠き部44が存在するかを検
出する。そして部品供給部32は、先端の部品を元の位
置まで戻す。また、画像センサを用いるならば、先端か
ら4個以上の部品を含む画像を取り込み、この画像によ
って先端から何番目の部品のそばに切り欠き部44が存
在するかを検出する。
【0037】そして、これらにより、検出手段36は、
部品43Aが先端にある場合、切り欠き部44が先端か
ら1番目にあることを検出する。これは、切り欠き部4
4が部品43Aごとに設けられているからである。また
同様に、検出手段36は、部品43Bが先端にある場
合、切り欠き部44が先端から4番目にあることを検出
する(S22)。
【0038】実装手段37は検出手段36から検出結果
を読み出し、この検出結果よりカウンタ手段38の変数
i(iは自然数)に番目をセットする(S23)。実装
手段37は、変数iの値を判断する(S24)。
【0039】変数i=1と判断すると、実装手段37は
記憶部33から読み出した搭載情報に基づき、キャリア
テープ41の先端に収納されているのが部品43Aであ
ることを認識する(S25A)。
【0040】変数i=4と判断すると、実装手段37は
記憶部33から読み出した搭載情報に基づき、キャリア
テープ41の先端に収納されているのが部品43Bであ
ることを認識する(S25B)。
【0041】変数i=3と判断すると、実装手段37は
記憶部33から読み出した搭載情報に基づき、キャリア
テープ41の先端に収納されているのが部品43Cであ
ることを認識する(S25C)。
【0042】変数i=2と判断すると、実装手段37は
記憶部33から読み出した搭載情報に基づき、キャリア
テープ41の先端に収納されているのが部品43Dであ
ることを認識する(S25D)。
【0043】実装手段37は、部品梱包体40より、キ
ャリアテープ41の先端に収納されている部品43A〜
43Dのいずれかを取り出し、基板31の所定の位置に
部品43A〜43Dのいずれかを実装する(S26)。
ここで、部品供給部32は、次の部品43A〜43Dの
いずれかが先端となるようにキャリアテープ41を送
る。
【0044】実装手段37は、全ての部品43A〜43
Dが実装されたかを判断し、実装されているならば、処
理を終了する(S27)。未実装の部品43A〜43D
があると判断すると、実装手段37は、カウンタ手段3
8の変数iの値を1つ減少させる(S27、S28)。
この時、変数i=0ならば変数i=4をセットする。こ
れは、記憶部33から読み出した搭載情報より、部品4
3A〜43Dの種類が4種類であり、1個ずつ順番に収
納されていることより決定される。そして、実装手段3
7は、変数iの判断を行う(S24)。このような動作
を繰り返す。
【0045】このように、複数種類の部品43A〜43
Dが同一の部品梱包体40に収納され、この部品梱包体
40を部品実装装置に装着し、基板31に実装を行う。
これにより、1台の部品実装装置にて実装できる部品の
種類を多くすることができる。
【0046】また、複数種類の部品43A〜43Dが同
一の部品梱包体40に収納され、この部品梱包体40を
部品実装装置に装着し、基板31に実装を行う。よっ
て、異なる種類の部品43A〜43Dを実装する場合、
部品梱包体40、40’の移動を行う装置においては部
品供給部32にて部品梱包体40、40’の移動を行わ
なくてよい。
【0047】さらに、部品43A〜43Dの特性を選択
し、この特性に基づいて部品梱包体40に収納するの
で、抵抗値の許容値が±0.2%の抵抗43C、43D
を要求された場合、±0.2%の許容値の抵抗43C、
43Dを用意せずに±1%と許容値の緩い抵抗43C、
43Dを使用することができる。これにより、安価な抵
抗43C、43Dを使用することができる。
【0048】なお、本発明はこれに限定されるものでは
なく、以下のようなものでもよい。部品23A、23B
は、キャリアテープ21に1個ずつ順番に収納される構
成を示したが、例えば基板31に実装する数が、部品2
3Aよりも部品23Bを1つ余分に使用するならば、部
品23A、部品23B、部品23Bという順番で収納し
てもよい。このとき、同様に収納部22A、収納部22
B、収納部22Bという順番でキャリアテープ21上に
設けることはいうまでもない。
【0049】また、部品43A〜43Dは、キャリアテ
ープ41に1個ずつ順番に収納される構成を示したが、
どのような規則に沿った組み合わせで収納されてもよ
い。
【0050】また、図6に示す装置において、4種類の
部品43A〜43Dを実装する例を示したが何種類でも
よい。
【0051】また、部品供給部31には、部品梱包体2
0、20’または部品梱包体40、40’の2個を装着
した構成を示したが、何個でもよい。
【0052】また、部品梱包体20は、キャリアテープ
21に収納部22A、22Bを設け、これらに部品23
A、23Bを収納する構成を示したが、収納部22A、
22Bを設けずにキャリアテープ21の上面に接着材等
を用いて部品23A、23Bを固定し、搭載する構成と
してもよい。部品梱包体40も同様に収納部42A〜4
2Dを設けない構成としてもよい。
【0053】また、識別手段はキャリアテープ21、4
1に切り欠き部24、44を設けたが、この識別手段は
凹、凸、穴等のような形状でもよい。そして、識別手段
はキャリアテープ21、41の形状の変化でなく色によ
って識別させてもよい。さらに、識別手段は形状の変化
や色によってでなく磁気情報等を付加してもよい。この
場合は、検出手段34、36には磁気センサ等を用いる
【0054】さらに、キャリアテープ21、41に切り
欠き部24、44を設けたが、組にした部品を基板31
に実装する時に、どちらの位置に実装してもよい場合
は、切り欠き部24、44を設ける必要はなく、部品実
装装置の検出手段34、36も設ける必要はない。例え
ば、同じ形状で異なる抵抗値10kΩと15kΩの抵抗
を基板31に並列に接続、配置し、6kΩの抵抗とする
場合等があげられ、この場合はそれぞれの部品の位置を
基板31上で識別することは重要ではない。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、以下のような効果があ
る。複数種類の部品が規則に沿って収納された部品梱包
体を部品実装装置に装着し、基板に部品を実装する。こ
れにより1台の部品実装装置にて実装できる部品の種類
を多くすることができる。
【0056】また、1つの部品梱包体に複数種類の部品
が収納されているので、部品梱包体の移動を行う部品実
装装置においては、部品梱包体の移動時間を短縮するこ
とができる。
【0057】さらに、請求項2によれば、部品は特性に
基づいて搭載されるので、許容差の緩い安価な部品を用
いることができる。
【0058】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の部品梱包体の第1の実施例を示した構
成図である。
【図2】本発明の部品実装装置の第1の実施例を示した
ブロック構成図である。
【図3】図2に示す装置の動作を示したフローチャート
である。
【図4】本発明の部品梱包体の第2の実施例を示した構
成図である。
【図5】図4に示す部品梱包体に収納される部品の使用
例を示した回路図である。
【図6】本発明の部品実装装置の第2の実施例を示した
ブロック構成図である。
【図7】図6に示す装置の動作を示したフローチャート
である。
【図8】従来の部品梱包体を示した構成図である。
【符号の説明】
20、40 部品梱包体 21、41 キャリアテープ 22A、22B、42A〜42D 収納部 23A、23B、43A〜43D 部品 24、44 切り欠き部 31 基板 32 部品供給部 33 記憶部 34、36 検出手段 35、37 実装手段 38 カウンタ手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に実装される部品を収納する部品梱
    包体において、 複数種類の部品を所定の規則に基づいて搭載するキャリ
    アテープを設けたことを特徴とする部品梱包体。
  2. 【請求項2】部品は、特性に基づいて搭載されることを
    特徴とする請求項1記載の部品梱包体。
  3. 【請求項3】 キャリアテープは、部品を識別する識別
    手段を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の
    部品梱包体。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の部品梱包体を基
    板に実装する部品実装装置であって、 前記部品梱包体の部品の搭載情報を格納する記憶部と、 この記憶部の搭載情報に基づいて、前記部品梱包体の部
    品を前記基板の所定位置に実装する実装手段とを設けた
    ことを特徴とする部品実装装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の部品梱包体を基板に実装
    する部品実装装置であって、 識別手段を検出する検出手段と、 前記部品梱包体の部品の搭載情報を格納する記憶部と、 前記検出手段の検出結果と前記記憶部の搭載情報とに基
    づいて、前記部品梱包体を前記基板の所定位置に実装す
    る実装手段とを設けたことを特徴とする部品実装装置。
  6. 【請求項6】 実装手段は、カウントするカウント手段
    を有し、このカウント値に基づいて、部品梱包体の部品
    を識別し、基板に実装することを特徴とする請求項4ま
    たは5記載の部品実装装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007510936A (ja) * 2003-10-02 2007-04-26 イーストマン コダック カンパニー 白色発光要素を備えるカラーディスプレイ

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